JPH06200659A - 除雪装置 - Google Patents

除雪装置

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Publication number
JPH06200659A
JPH06200659A JP91093A JP91093A JPH06200659A JP H06200659 A JPH06200659 A JP H06200659A JP 91093 A JP91093 A JP 91093A JP 91093 A JP91093 A JP 91093A JP H06200659 A JPH06200659 A JP H06200659A
Authority
JP
Japan
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snow
hose
collecting
telescopic boom
vehicle
Prior art date
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Pending
Application number
JP91093A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadao Yoshikawa
忠男 吉川
Masakazu Kashiwabara
正和 柏原
Toshihiro Yamano
寿広 山野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Zosen Corp
Original Assignee
Hitachi Zosen Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Zosen Corp filed Critical Hitachi Zosen Corp
Priority to JP91093A priority Critical patent/JPH06200659A/ja
Publication of JPH06200659A publication Critical patent/JPH06200659A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 車両1上の旋回台2に伸縮ブーム3が上下回
動自在に配設され、該伸縮ブーム3の先端部に上下回動
可能に取付けたステージ4上に台車5が載置され、該台
車5には、積雪掻き取り機6と、掻き取った雪Sを集め
るための集雪管7とが設けられ、前記旋回台2上の巻き
取りドラム8に巻回された可橈性集雪用ホース9の先端
部が上記集雪管7に接続されると共に、該ホース9の後
端部が車両1の積雪貯留タンク10に接続され、該タン
ク10には積雪吸引機構が備えられている。 【効果】 屋根等に積もった雪を地上からの遠隔操作で
安全且つ迅速に取り除くことができ、また、各屋根等に
散水装置やヒータを設置する場合に比べて、設備費及び
維持費を著しく安くできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、屋根上等に積もった雪
を取り除くための除雪装置に関する。
【0002】
【従来の技術】豪雪地域では、屋根上等に積もった雪を
そのまま放置しておくと、その雪の重みで屋根等が崩壊
する恐れがあるので、雪降ろしをする必要があり、従来
では、人力による雪降ろしが一般的に行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の人力による雪降
ろし作業は、滑りやすい屋根上等で行うことから、非常
に危険であると共に、過度の労働を強いることから、人
手を確保することが困難である。
【0004】そこで、屋根上等に散水装置やヒータを取
付けて、雪を溶かすことが考えられているが、これで
は、設備費及び維持費が極めて高くなる。本発明は上記
従来の問題点に鑑み、屋根等に積もった雪を安全且つ迅
速に取り除くことができると共に、その設備費及び維持
費が安くて済む除雪装置を提供することを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、車両上の旋回台に伸縮ブームが上下回動
自在に配設され、該伸縮ブームの先端部に上下回動可能
に取付けたステージ上に台車が載置され、該台車には、
積雪掻き取り機と、掻き取った雪を集めるための集雪管
とが設けられ、前記旋回台上の巻き取りドラムに巻回さ
れた可橈性集雪用ホースの先端部が上記集雪管に接続さ
れると共に、該ホースの後端部が車両の積雪貯留タンク
に接続され、該タンクには積雪吸引機構が備えられてい
ることを特徴とする。
【0006】
【作用】上記構成において、例えば屋根に積もった雪を
除去する場合には、まず、伸縮ブームを所定長さ伸長さ
せると共に、上下方向に所定角度回動させ、且つ、該伸
縮ブームの先端部に取付けたステージを上下方向に所定
角度回動させることにより、該ステージを屋根の軒先に
渡し掛ける。
【0007】次に、上記ステージ上の台車を屋根の頂部
に向けて走行させると共に、積雪掻き取り機を駆動す
る。これによって、屋根上の雪を軒先から頂部にかけて
順次掻き取ることができる。
【0008】また、それと同時に、積雪吸引機構を駆動
する。これによって、集雪管内及び集雪用ホース内が負
圧状態となり、上記積雪掻き取り機で掻き取られた雪を
その集雪管及び集雪用ホースを介して積雪貯留タンク内
に集めることができる。
【0009】
【実施例】図1は本発明の一実施例である除雪装置によ
り屋根上の雪Sを除去している状態を示すものであっ
て、車両1上の旋回台2に伸縮ブーム3が配設され、該
伸縮ブーム3の先端部に取付けたステージ4上に台車5
が載置され、該台車5には、積雪掻き取り機6と、掻き
取った雪Sを集めるための集雪管7とが設けられ、前記
旋回台2上の巻き取りドラム8に巻回された可橈性集雪
用ホース9の先端部が上記集雪管7に接続されると共
に、該ホース9の後端部が車両1の積雪貯留タンク10
に接続され、前記伸縮ブーム3の先端部にホース繰り出
し入れ装置11が設けられている。
【0010】上記伸縮ブーム3は、図1に示すように、
その基端部が旋回台2上に立設した支持枠13に枢支軸
14を介して枢支されており、該伸縮ブーム3の内部に
設けたシリンダ装置(図示せず)により所定長さに伸縮
されると共に、旋回台2上のブーム回動シリンダ15に
より上下方向に所定角度回動されて、その先端部に取付
けたステージ4を軒先に対向させることができるように
なっている。
【0011】前記ステージ4は、図2にも示すように、
伸縮ブーム3の先端部に枢支軸16を介して枢支されて
おり、伸縮ブーム3の先端部に設けたステージ回動シリ
ンダ17(図1参照)により上下方向に所定角度回動さ
れて、軒先に渡し掛けられるようになっている。
【0012】前記台車5は、図2〜図5に示すように、
台車本体5a上に配設した駆動モータ19によりスプロ
ケットホイール20,21及びチェーン22を介して車
輪23を回転駆動することにより、前後方向に走行され
る。また、上記台車本体5aに前記集雪管7が前後方向
に貫通して取付けられている。
【0013】前記積雪掻き取り機6は、上記台車本体5
aの前面両側縁部から前方に突設された一対のアーム2
4に両端部が回転自在に支持されたリボン状スクリュー
25を備えており、該リボン状スクリュー25は、その
中央部を境にして左右両側部25a,25bが互いに逆
方向に捩じれており、前記駆動モータ19によりスプロ
ケットホイール26,27及びチェーン28を介して回
転駆動され、これによて、屋根上の雪Sを砕雪し台車本
体5aの前面中央部に向けて掻き集めることができる。
【0014】前記集雪用ホース9は、図6に示すよう
に、合成樹脂等からなる可橈性ホース本体9aに補強用
コイルスプリングを巻回したものであって、その外周面
に突条9bが螺旋状に形成されている。
【0015】前記ホース繰り出し入れ装置11は、図6
に示すように、伸縮ブーム3の先端部に突設した支持枠
30に回転自在に支持されると共に、上記ホース9の突
条9bに係合する一対のピニオン31,32を有し、伸
縮ブーム3に取付けた駆動モータ33により一方のピニ
オン31を正逆回転させることにより、前記台車5の走
行に同期して、ホース9を繰り出し入れすることができ
るようになっている。なお、このホース繰り出し入れ装
置11に同期して、前記巻き取りドラム8が正逆回転さ
れるようになっている。
【0016】前記積雪貯留タンク10は、図7に示すよ
うに、内部に雪と水とを分離するためのスクリーン35
が配設されたタンク本体10aを有し、該タンク本体1
0aの上部に空気抜き管36を設けると共に、その側面
に開閉扉37付き開口部38を形成している。
【0017】上記積雪貯留タンク10のタンク本体10
aと、該タンク本体10aに連通する集雪用ホース9と
の間には、図7に示すように、エジェクター機構(積雪
吸引機構)40が備えられている。これは、高圧ジェッ
トポンプ41の吸引口に接続した吸引管42の先端をタ
ンク本体10a内に挿入すると共に、その吐出口に接続
した吐出管43の先端を集雪用ホース9内に挿入したも
のであって、上記ポンプ41を駆動して、高圧ジェット
水を集雪用ホース9内からタンク本体10aに向けて噴
射することにより、集雪用ホース9内を負圧状態にし
て、前記積雪掻き取り機6により掻き取られた雪Sを集
雪管7内に吸引できるようにしている。また、図7に仮
想線で示すように、タンク本体10内に雪Sを溶かすた
めのヒータ45を必要に応じて配設する。
【0018】なお、図1中、46は伸縮ブーム3に配設
されたホースガイドローラ、図2中、47は雪避けカバ
ーである。除雪作業の要領を説明すると、まず、車両1
を雪降ろししようとする家屋の近くに停止させ、伸縮ブ
ーム3を所定長さ伸長させると共に、該伸縮ブーム3を
ブーム回動シリンダ15により所定角度上下方向に回動
させて、ステージ4を軒先に対向させ、また、それと同
時に、ステージ回動シリンダ17によりステージ4を所
定角度上下方向に回動させて、該ステージ4を軒先に渡
し掛ける(図1実線参照)。
【0019】次に、台車5の駆動モータ19、ホース繰
り出し入れ装置11及び巻き取りドラム8を同期駆動す
る。これにより、ステージ4上の台車5が屋根の頂部に
向かって走行すると共に、積雪掻き取り機6のリボン状
スクリュー25が回転して、屋根上に積もった雪Sが台
車5の集雪管7に向けて掻き集められる(図1仮想線参
照)。
【0020】上記台車5の走行と同時に、エジェクター
機構40を駆動する。これにより、集雪用ホース9内及
び集雪管7内が負圧状態となり、積雪掻き取り機6によ
り掻き取られた雪Sが集雪管7内に吸引され、集雪用ホ
ース9を介して積雪貯留タンク10内に集められる。
【0021】上記台車5が屋根の頂部まで達したなら
ば、該台車5の駆動モータ19、ホース繰り出し入れ装
置11及び巻き取りドラム8を同期して逆方向に駆動
し、台車5をステージ4上まで戻した後、該ステージ4
を若干上方に回動させて軒先から離間させる。
【0022】続いて、車両1を若干移動させた後、上記
ステージ4を下方に回動させて軒先に再び渡し掛け、上
記と同様の手順で屋根上の雪Sを掻き取り、かかる作業
を繰り返すことにより、屋根上に積もった雪Sを安全且
つ迅速に除去することができる。
【0023】上記実施例では、リボン状スクリュー25
を集雪管7の軸心に対し直交する方向に配設したが、こ
れに換えて、図8に示すように、集雪管7の先端部に軸
受47を介してリボン状スクリュー48を該集雪管7と
同心状に配設し、そのリボン状スクリュー48に固着し
た歯車49に噛合するピニオン50を台車5に設けた駆
動モータ51により回転させるようにしてもよい。ま
た、集雪用ホース9は可撓性ホースで説明したが、剛性
のある管をリンク状に連結して折り畳み可能とし、伸縮
機構により延ばして台車5にも推進力を付与できるよう
に構成してもよい。
【0024】また、屋根上に積もった雪Sを除去する場
合を例にあげて説明したが、これに限定されるわけでは
なく、例えば下水道の清掃等にも利用できる。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、屋根等に積もった雪を
地上からの遠隔操作で安全且つ迅速に取り除くことがで
きる。
【0026】また、多数の屋根等に積もった雪を順次除
去することができるから、冒頭に述べた従来例のよう
に、各屋根等に散水装置やヒータを設置する場合に比べ
て、設備費及び維持費を著しく安くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である積雪除去装置により屋
根上の雪を除去している状態を示す正面図である。
【図2】同要部の斜視図である。
【図3】同要部の側面図である。
【図4】同要部の正面図である。
【図5】同要部の平面図である。
【図6】同他の要部の縦断面図である。
【図7】同更に他の要部の縦断面図である。
【図8】本発明の他の実施例である除雪装置の要部の概
略側面図である。
【符号の説明】
1 車両 2 旋回台 3 伸縮ブーム 4 ステージ 5 台車 6 積雪掻き取り機 7 集雪管 8 巻き取りドラム 9 集雪用ホース 10 積雪貯留タンク 40 エジェクター機構(積雪吸引機構)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両上の旋回台に伸縮ブームが上下回動自
    在に配設され、該伸縮ブームの先端部に上下回動可能に
    取付けたステージ上に台車が載置され、該台車には、積
    雪掻き取り機と、掻き取った雪を集めるための集雪管と
    が設けられ、前記旋回台上の巻き取りドラムに巻回され
    た可橈性集雪用ホースの先端部が上記集雪管に接続され
    ると共に、該ホースの後端部が車両の積雪貯留タンクに
    接続され、該タンクには積雪吸引機構が備えられている
    ことを特徴とする除雪装置。
JP91093A 1993-01-07 1993-01-07 除雪装置 Pending JPH06200659A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP91093A JPH06200659A (ja) 1993-01-07 1993-01-07 除雪装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP91093A JPH06200659A (ja) 1993-01-07 1993-01-07 除雪装置

Publications (1)

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JPH06200659A true JPH06200659A (ja) 1994-07-19

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ID=11486837

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JP91093A Pending JPH06200659A (ja) 1993-01-07 1993-01-07 除雪装置

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JP (1) JPH06200659A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102006027886B3 (de) * 2006-06-17 2007-09-27 Hermann Hatzfeld Dachschneeräumanlage
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