JPH06200638A - 壁面補修用蓋材及び壁面補修方法 - Google Patents
壁面補修用蓋材及び壁面補修方法Info
- Publication number
- JPH06200638A JPH06200638A JP11185392A JP11185392A JPH06200638A JP H06200638 A JPH06200638 A JP H06200638A JP 11185392 A JP11185392 A JP 11185392A JP 11185392 A JP11185392 A JP 11185392A JP H06200638 A JPH06200638 A JP H06200638A
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- Japan
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- resin
- coating film
- wall surface
- crack
- lid material
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【構成】スチレン−イソプレン−スチレン系熱可塑性ゴ
ムを塗膜形成ポリマーとする溶剤型ストリッパブルペイ
ント10からなる壁面補修用蓋材、及び該壁面補修用蓋
材を用いて、亀裂11及び/又は空隙12発生部に塗膜
を形成した後、補修用樹脂を注入する。 【効果】蓋材による塗膜は、適度な密着力及び強度を有
するので、樹脂の注入圧による塗膜の破損や剥離がなく
亀裂、空隙等からの注入樹脂のもれを防止でき、また蓋
材の塗膜の剥離が容易であり、壁面を損傷しない。
ムを塗膜形成ポリマーとする溶剤型ストリッパブルペイ
ント10からなる壁面補修用蓋材、及び該壁面補修用蓋
材を用いて、亀裂11及び/又は空隙12発生部に塗膜
を形成した後、補修用樹脂を注入する。 【効果】蓋材による塗膜は、適度な密着力及び強度を有
するので、樹脂の注入圧による塗膜の破損や剥離がなく
亀裂、空隙等からの注入樹脂のもれを防止でき、また蓋
材の塗膜の剥離が容易であり、壁面を損傷しない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築物等の壁面に生じ
た亀裂、空隙等を補修する際に用いる補修用蓋材及び補
修方法に関する。
た亀裂、空隙等を補修する際に用いる補修用蓋材及び補
修方法に関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来建築物等の壁面に亀
裂、空隙等が生じた場合には、これらを密閉し、亀裂等
の成長を防止するために、エポキシ樹脂等の樹脂類の注
入による亀裂、空隙等の密封及び接着が行なわれてい
る。このように、亀裂、空隙等に樹脂類を注入する場合
には、注入部分またはその周辺部分から注入した樹脂類
がもれることを防ぐために、亀裂、空隙等の上に蓋をし
た後、樹脂を注入し、注入樹脂が硬化後、蓋を取り除く
という補修方法が行なわれている。
裂、空隙等が生じた場合には、これらを密閉し、亀裂等
の成長を防止するために、エポキシ樹脂等の樹脂類の注
入による亀裂、空隙等の密封及び接着が行なわれてい
る。このように、亀裂、空隙等に樹脂類を注入する場合
には、注入部分またはその周辺部分から注入した樹脂類
がもれることを防ぐために、亀裂、空隙等の上に蓋をし
た後、樹脂を注入し、注入樹脂が硬化後、蓋を取り除く
という補修方法が行なわれている。
【0003】かかる補修方法における蓋の材料として
は、通常、速硬化性エポキシ樹脂、各種のホツトメルト
樹脂等が使用されている。しかしながら、このような樹
脂類は、壁面との密着力が非常に強いために、施工終了
後、蓋としての樹脂類を撤去することが困難であり、ま
た撤去した場合に、壁面を破損することがある。特に、
仕上げ材を施した塗装面では、塗装面の破損が生じやす
く、手直し塗装を要するという問題が生ずる。
は、通常、速硬化性エポキシ樹脂、各種のホツトメルト
樹脂等が使用されている。しかしながら、このような樹
脂類は、壁面との密着力が非常に強いために、施工終了
後、蓋としての樹脂類を撤去することが困難であり、ま
た撤去した場合に、壁面を破損することがある。特に、
仕上げ材を施した塗装面では、塗装面の破損が生じやす
く、手直し塗装を要するという問題が生ずる。
【0004】また、表面に亀裂等が発生する場合には、
内部はかなり広い範囲に亘って亀裂が拡がっていること
が多いが、樹脂の撤去が困難であることから、通常、蓋
としての樹脂の施工範囲は、亀裂上の狭い幅に限定され
る。このため、蓋を施してない部分にある微小な亀裂や
ピンホールから注入した樹脂がもれて周囲の壁面をよご
すという問題があり、注入樹脂のもれが発生した場合に
は、樹脂の注入を停止しなければならないため、亀裂、
空隙等に完全に樹脂を充填することができないという欠
点もある。
内部はかなり広い範囲に亘って亀裂が拡がっていること
が多いが、樹脂の撤去が困難であることから、通常、蓋
としての樹脂の施工範囲は、亀裂上の狭い幅に限定され
る。このため、蓋を施してない部分にある微小な亀裂や
ピンホールから注入した樹脂がもれて周囲の壁面をよご
すという問題があり、注入樹脂のもれが発生した場合に
は、樹脂の注入を停止しなければならないため、亀裂、
空隙等に完全に樹脂を充填することができないという欠
点もある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記した従
来技術の問題点に鑑みて、鋭意研究を重ねた結果、注入
樹脂のもれを防止するための蓋として特定のストリッパ
ブルペイントによる塗膜を使用することにより、注入樹
脂のもれを防止することができ、また該ストリッパブル
ペイントによる塗膜が適度の密着強度を有することから
剥離が容易であることを見出した。更に本発明者は、該
塗膜の剥離が容易であることから、該ストリッパブルペ
イントの塗布範囲を樹脂を注入する亀裂等の上に限定す
る必要がなく、広範囲に塗布することができるので、亀
裂等の周辺部に存在する微小な亀裂やピンホールからの
注入樹脂のもれを完全に防止できることも見出した。
来技術の問題点に鑑みて、鋭意研究を重ねた結果、注入
樹脂のもれを防止するための蓋として特定のストリッパ
ブルペイントによる塗膜を使用することにより、注入樹
脂のもれを防止することができ、また該ストリッパブル
ペイントによる塗膜が適度の密着強度を有することから
剥離が容易であることを見出した。更に本発明者は、該
塗膜の剥離が容易であることから、該ストリッパブルペ
イントの塗布範囲を樹脂を注入する亀裂等の上に限定す
る必要がなく、広範囲に塗布することができるので、亀
裂等の周辺部に存在する微小な亀裂やピンホールからの
注入樹脂のもれを完全に防止できることも見出した。
【0006】即ち、本発明は、以下に示す壁面補修用蓋
材及び壁面補修方法を提供するものである。
材及び壁面補修方法を提供するものである。
【0007】(1)スチレン−イソプレン−スチレン系
熱可塑性ゴムを塗膜形成ポリマーとする溶剤型ストリッ
パブルペイントからなる壁面補修用蓋材。
熱可塑性ゴムを塗膜形成ポリマーとする溶剤型ストリッ
パブルペイントからなる壁面補修用蓋材。
【0008】(2)スチレン−イソプレン−スチレン系
熱可塑性ゴムを塗膜形成ポリマーとする溶剤型ストリッ
パブルペイントからなる壁面補修用蓋材を用いて、亀裂
及び/又は空隙発生部に塗膜を形成した後、補修用樹脂
を注入することを特徴とする壁面補修方法。
熱可塑性ゴムを塗膜形成ポリマーとする溶剤型ストリッ
パブルペイントからなる壁面補修用蓋材を用いて、亀裂
及び/又は空隙発生部に塗膜を形成した後、補修用樹脂
を注入することを特徴とする壁面補修方法。
【0009】本発明では、亀裂、空隙等に樹脂を注入す
る際の注入樹脂のもれを防ぐための蓋として、亀裂及び
/又は空隙発生部に、スチレン−イソプレン−スチレン
系熱可塑性ゴムを塗膜形成ポリマーとする溶剤型ストリ
ッパブルペイントによる塗膜を形成する。
る際の注入樹脂のもれを防ぐための蓋として、亀裂及び
/又は空隙発生部に、スチレン−イソプレン−スチレン
系熱可塑性ゴムを塗膜形成ポリマーとする溶剤型ストリ
ッパブルペイントによる塗膜を形成する。
【0010】本発明において使用するストリッパブルペ
イントとは、通常、機械やその他の金属製品の防錆、汚
損防止、キズつき防止などのために一時的な塗装に使用
されているものであり、容易に塗膜を剥離できる塗料で
ある。ストリッパブルペイントによる塗膜は通常下記の
ごとき特徴を有する。
イントとは、通常、機械やその他の金属製品の防錆、汚
損防止、キズつき防止などのために一時的な塗装に使用
されているものであり、容易に塗膜を剥離できる塗料で
ある。ストリッパブルペイントによる塗膜は通常下記の
ごとき特徴を有する。
【0011】(a)塗膜は強靭で衝撃、摩擦、折曲に耐
える。
える。
【0012】(b)耐水、耐油性にすぐれ、下地の表面
を損傷、腐食するようなものを含まない。
を損傷、腐食するようなものを含まない。
【0013】(c)塗膜は適度の付着性を持っていて、
自然にはがれることはない。
自然にはがれることはない。
【0014】(d)剥離は容易であり、通常は手で剥離
できる。
できる。
【0015】本発明の補修用蓋材として用いるスチレン
−イソプレン−スチレン系熱可塑性ゴムを塗膜形成ポリ
マーとする溶剤型ストリッパブルペイントは、上記した
一般のストリッパブルペイントが有する性質に加えて、
特に以下に挙げるような優れた性質を具備するものであ
る。
−イソプレン−スチレン系熱可塑性ゴムを塗膜形成ポリ
マーとする溶剤型ストリッパブルペイントは、上記した
一般のストリッパブルペイントが有する性質に加えて、
特に以下に挙げるような優れた性質を具備するものであ
る。
【0016】(1)ハケ塗り、スプレー等により容易に
施工でき、特殊な装置を必要としない。
施工でき、特殊な装置を必要としない。
【0017】(2)塗装後、塗膜形成時間が短かく、常
温で1時間以内に塗膜を生成することが可能である。
温で1時間以内に塗膜を生成することが可能である。
【0018】(3)塗膜は、はぎ取り作業が容易なよう
に適度な柔軟性があり、かつ、はぎ取り作業時に塗膜破
損のないように下地との接着力を上回る十分な強度を有
する。
に適度な柔軟性があり、かつ、はぎ取り作業時に塗膜破
損のないように下地との接着力を上回る十分な強度を有
する。
【0019】(4)塗膜は、透明又は半透明で下地のク
ラック、間隙部の状態が観察できる。
ラック、間隙部の状態が観察できる。
【0020】(5)下地を侵すことなく、又塗膜の成分
が下地に移行しない。
が下地に移行しない。
【0021】(6)溶剤型であり、塗膜形成時間の調整
が容易である。
が容易である。
【0022】本発明によれば、上記の如き優れた性質を
有する特定のストリッパブルペイントによる塗膜を亀
裂、空隙等の蓋として使用することにより、注入樹脂の
もれを防止すること、及び樹脂硬化後に蓋として使用し
た塗膜を容易に剥離することが可能となる。このため壁
面に剥離による損傷を生ずることがなく、剥離後の壁面
の補修などを要しない。また、塗膜の剥離が容易である
ことから、広範囲に塗布することが可能となり、亀裂が
広範囲に亘る場合にも周辺部の微小亀裂やピンホールか
らの注入樹脂のもれを防止することができる。また、透
明又は半透明の塗膜を形成できるので、樹脂の充填状態
を容易に確認でき、更に有利である。
有する特定のストリッパブルペイントによる塗膜を亀
裂、空隙等の蓋として使用することにより、注入樹脂の
もれを防止すること、及び樹脂硬化後に蓋として使用し
た塗膜を容易に剥離することが可能となる。このため壁
面に剥離による損傷を生ずることがなく、剥離後の壁面
の補修などを要しない。また、塗膜の剥離が容易である
ことから、広範囲に塗布することが可能となり、亀裂が
広範囲に亘る場合にも周辺部の微小亀裂やピンホールか
らの注入樹脂のもれを防止することができる。また、透
明又は半透明の塗膜を形成できるので、樹脂の充填状態
を容易に確認でき、更に有利である。
【0023】本発明の補修用蓋材として用いるストリッ
パブルペイントは、主要成分としてスチレン−イソプレ
ン−スチレン系熱可塑性ゴムからなる塗膜形成ポリマー
及び溶剤を含み、必要に応じて離型付与材等を加えたも
のである。かかるストリッパブルペイントにおける溶剤
の具体例としては、メチルセルソルブ、エチルセルソル
ブ、アセトン、メチルエチルケトン、酢酸エチル、酢酸
ブチル、n−ヘキサン、シクロヘキサン、トルエン、キ
シレン等を挙げることができ、これらを単独又は組み合
わせて使用すればよい。必要に応じて使用する離型付与
材としては、シリコーン系合成油、フッ素系合成油、ポ
リエチレングリコール等を例示できる。ストリッパブル
ペイントにおける塗膜形成ポリマーの濃度は、使用方法
等によって決定され、施工性がさまたげられないような
濃度とすればよく、通常は樹脂濃度15〜70重量%程
度で用いられることが多い。
パブルペイントは、主要成分としてスチレン−イソプレ
ン−スチレン系熱可塑性ゴムからなる塗膜形成ポリマー
及び溶剤を含み、必要に応じて離型付与材等を加えたも
のである。かかるストリッパブルペイントにおける溶剤
の具体例としては、メチルセルソルブ、エチルセルソル
ブ、アセトン、メチルエチルケトン、酢酸エチル、酢酸
ブチル、n−ヘキサン、シクロヘキサン、トルエン、キ
シレン等を挙げることができ、これらを単独又は組み合
わせて使用すればよい。必要に応じて使用する離型付与
材としては、シリコーン系合成油、フッ素系合成油、ポ
リエチレングリコール等を例示できる。ストリッパブル
ペイントにおける塗膜形成ポリマーの濃度は、使用方法
等によって決定され、施工性がさまたげられないような
濃度とすればよく、通常は樹脂濃度15〜70重量%程
度で用いられることが多い。
【0024】本発明では、上記したストリッパブルペイ
ントから、壁面の粗面度に応じて、例えば吹付材を施し
たような粗壁面には、アンカー効果が働くため、接着力
の弱いストリッパブルペイントを、また、陶磁器タイル
のような平滑面には接着力の比較的強いストリッパブル
ペイントを使用するなど、適度に接着力を調整して使用
すればよい。
ントから、壁面の粗面度に応じて、例えば吹付材を施し
たような粗壁面には、アンカー効果が働くため、接着力
の弱いストリッパブルペイントを、また、陶磁器タイル
のような平滑面には接着力の比較的強いストリッパブル
ペイントを使用するなど、適度に接着力を調整して使用
すればよい。
【0025】上記したように本発明で用いるストリッパ
ブルペイントは、施工性に優れたものであり、しかも形
成される塗膜は、注入樹脂の洩れを防止し、かつ容易に
剥離できるような適度の密着力と塗膜強度を兼ね備え、
樹脂の注入圧力による塗膜の破損や剥離がなく、また、
樹脂注入後の塗膜の剥離が容易であり、壁面を損傷する
こともない。これに対して、従来知られているその他の
ストリッパブルペイントを適用する場合には、本発明で
用いるストリッパブルペイントにより形成されるような
適度の密着力と塗膜強度とを兼ね備えた塗膜を形成でき
ない。例えば、ポリビニルアルコールを樹脂成分とする
ストリッパブルペイントは、塗膜の形成速度が遅いため
に強度のある厚い塗膜を形成するには長時間を要し、こ
のため作業性の点から実施の施工に用いる場合には膜厚
を薄くせざるを得なくなる。ところが、かかる膜厚の薄
い塗膜は、強度が不足して、樹脂の注入圧力により塗膜
が破損して注入樹脂のもれを生じ、本発明の補修方法に
は適用できない。また、酢酸ビニル−エチレン系ポリマ
ー、エチレン−塩化ビニル系ポリマ−等を樹脂成分とす
るストリッパブルペイントを用いる場合には、塗膜の強
度が硬いために剥離時の抵抗が大きく、膜厚が薄い部分
等で剥離時に破損し易く、樹脂注入後の塗膜の除去をス
ムーズに行うことができない。
ブルペイントは、施工性に優れたものであり、しかも形
成される塗膜は、注入樹脂の洩れを防止し、かつ容易に
剥離できるような適度の密着力と塗膜強度を兼ね備え、
樹脂の注入圧力による塗膜の破損や剥離がなく、また、
樹脂注入後の塗膜の剥離が容易であり、壁面を損傷する
こともない。これに対して、従来知られているその他の
ストリッパブルペイントを適用する場合には、本発明で
用いるストリッパブルペイントにより形成されるような
適度の密着力と塗膜強度とを兼ね備えた塗膜を形成でき
ない。例えば、ポリビニルアルコールを樹脂成分とする
ストリッパブルペイントは、塗膜の形成速度が遅いため
に強度のある厚い塗膜を形成するには長時間を要し、こ
のため作業性の点から実施の施工に用いる場合には膜厚
を薄くせざるを得なくなる。ところが、かかる膜厚の薄
い塗膜は、強度が不足して、樹脂の注入圧力により塗膜
が破損して注入樹脂のもれを生じ、本発明の補修方法に
は適用できない。また、酢酸ビニル−エチレン系ポリマ
ー、エチレン−塩化ビニル系ポリマ−等を樹脂成分とす
るストリッパブルペイントを用いる場合には、塗膜の強
度が硬いために剥離時の抵抗が大きく、膜厚が薄い部分
等で剥離時に破損し易く、樹脂注入後の塗膜の除去をス
ムーズに行うことができない。
【0026】本発明による壁面補修方法では、まず、壁
面及び亀裂、空隙等の内部の汚れや付着物を常法に従っ
て除去した後、上記特定のストリッパブルペイントから
なる蓋材を亀裂及び/又は空隙上に塗布する。該蓋材を
塗布する前に、注入位置に、注入用器具を接着剤等で固
定しておいてもよく、また塗布後に注入用器具を設置す
ることもできる。塗布する範囲は、亀裂及び/又は空隙
の発生状態に応じて適宜調整すればよく、亀裂等が広範
囲に亘る場合には、亀裂等の発生部全面に塗布すればよ
い。塗布方法は、施工性の点からハケ塗り、スプレーに
よる方法が好ましい。塗膜厚は、壁面の状態、塗膜形成
ポリマーの種類等により異なるが通常0.5〜2.0m
m程度とすればよい。
面及び亀裂、空隙等の内部の汚れや付着物を常法に従っ
て除去した後、上記特定のストリッパブルペイントから
なる蓋材を亀裂及び/又は空隙上に塗布する。該蓋材を
塗布する前に、注入位置に、注入用器具を接着剤等で固
定しておいてもよく、また塗布後に注入用器具を設置す
ることもできる。塗布する範囲は、亀裂及び/又は空隙
の発生状態に応じて適宜調整すればよく、亀裂等が広範
囲に亘る場合には、亀裂等の発生部全面に塗布すればよ
い。塗布方法は、施工性の点からハケ塗り、スプレーに
よる方法が好ましい。塗膜厚は、壁面の状態、塗膜形成
ポリマーの種類等により異なるが通常0.5〜2.0m
m程度とすればよい。
【0027】塗膜形成後、亀裂及び/又は空隙の部分に
補修用樹脂を注入する。注入樹脂は通常この分野で使用
されているものでよく、例えば、エポキシ樹脂、不飽和
ポリエステルなどが使用できる。本発明の補修用蓋材で
は、透明または半透明の塗膜からなる蓋を形成できるの
で、亀裂又は空隙中への樹脂の注入状態が観察でき、施
工が容易となる。
補修用樹脂を注入する。注入樹脂は通常この分野で使用
されているものでよく、例えば、エポキシ樹脂、不飽和
ポリエステルなどが使用できる。本発明の補修用蓋材で
は、透明または半透明の塗膜からなる蓋を形成できるの
で、亀裂又は空隙中への樹脂の注入状態が観察でき、施
工が容易となる。
【0028】注入は常法に従って行なえばよく、例え
ば、簡便なものでは、グリスポンプ等が用いられるが、
細い間隙などの場合には、時間をかけて徐々に樹脂を注
入する必要があるため、図1に示すような方式の注入工
具を用いることもできる。図1に示す工具は、樹脂を充
填した蛇腹状の伸縮容器(1)を合成樹脂性の透明なケ
ース(2)内に収納し、伸縮容器(1)をばね(3)で
加圧すると共に伸縮容器(1)の注出筒(4)をケース
(2)の先端に設けたノズル(5)に接続し、ケース
(2)のノズル(5)を壁面(6)に接着した取付座金
(7)に接続する構造であり、ばね(3)の圧力で伸縮
容器(1)内の樹脂を押出し、亀裂(8)に注入する。
ば、簡便なものでは、グリスポンプ等が用いられるが、
細い間隙などの場合には、時間をかけて徐々に樹脂を注
入する必要があるため、図1に示すような方式の注入工
具を用いることもできる。図1に示す工具は、樹脂を充
填した蛇腹状の伸縮容器(1)を合成樹脂性の透明なケ
ース(2)内に収納し、伸縮容器(1)をばね(3)で
加圧すると共に伸縮容器(1)の注出筒(4)をケース
(2)の先端に設けたノズル(5)に接続し、ケース
(2)のノズル(5)を壁面(6)に接着した取付座金
(7)に接続する構造であり、ばね(3)の圧力で伸縮
容器(1)内の樹脂を押出し、亀裂(8)に注入する。
【0029】充填した樹脂が硬化後、塗膜を剥離し、注
入用プラグを除去する。塗膜は容易に剥離することがで
きるので壁面を破損することがない。従って塗膜剥離後
は、必要に応じて亀裂又は空隙の発生部分のみ仕上げ処
理をすればよい。
入用プラグを除去する。塗膜は容易に剥離することがで
きるので壁面を破損することがない。従って塗膜剥離後
は、必要に応じて亀裂又は空隙の発生部分のみ仕上げ処
理をすればよい。
【0030】本発明方法が適用できる壁面は、特に制限
はなく、コンクリート面、モルタル面、コンクリート又
はモルタル上のアクリル系リシン塗装面又はアクリル
系、ウレタン系等の弾性塗装面、陶磁器等によるタイル
面等を例示できる。
はなく、コンクリート面、モルタル面、コンクリート又
はモルタル上のアクリル系リシン塗装面又はアクリル
系、ウレタン系等の弾性塗装面、陶磁器等によるタイル
面等を例示できる。
【0031】
【発明の効果】本発明により、下記の如き優れた効果が
奏される。
奏される。
【0032】(1) 本発明の蓋材による塗膜は、適度
な密着力及び強度を有するので、樹脂の注入圧による塗
膜の破損や剥離がなく亀裂、空隙等からの注入樹脂のも
れを防止できる。
な密着力及び強度を有するので、樹脂の注入圧による塗
膜の破損や剥離がなく亀裂、空隙等からの注入樹脂のも
れを防止できる。
【0033】(2) 蓋材の塗膜の剥離が容易であり、
壁面を損傷しない。特に、吹付け仕上材などによる塗装
面に有効である。
壁面を損傷しない。特に、吹付け仕上材などによる塗装
面に有効である。
【0034】(3) 広範囲に塗膜形成させた場合にも
容易に剥離できるので、微小な亀裂やピンホールからの
注入樹脂のもれを防止するために広範囲に亘って蓋材を
塗布できる。
容易に剥離できるので、微小な亀裂やピンホールからの
注入樹脂のもれを防止するために広範囲に亘って蓋材を
塗布できる。
【0035】(4) 透明又は半透明の塗膜を形成でき
るので、注入樹脂の充填状態を容易に確認できる。
るので、注入樹脂の充填状態を容易に確認できる。
【0036】(5) タイル面などの目地セメント部と
タイル部との段差がある場合にも、蓋材を均一に塗布で
きるので、注入樹脂のもれを完全に防止できる。
タイル部との段差がある場合にも、蓋材を均一に塗布で
きるので、注入樹脂のもれを完全に防止できる。
【0037】
【実施例】実施例を以下に示して本発明を更に詳細に説
明する。
明する。
【0038】実施例1 陶磁器タイルによる住宅の外壁で幅0.2mm〜0.8
mmのクラックが3m×6mの範囲に亘って発生してい
る部分について、以下に示す方法で補修工事を行なっ
た。
mmのクラックが3m×6mの範囲に亘って発生してい
る部分について、以下に示す方法で補修工事を行なっ
た。
【0039】クラック発生範囲の壁面及びクラック内部
の汚れを圧搾空気によって吹飛ばし、良く清掃した後ク
ラック長さ300mm毎に樹脂注入用プラグをエポキシ
系接着剤により固定した。次いで表1に示す組成の配合
物を常温で2時間静置し、ポリマーに溶剤を十分に湿潤
させた後、混合羽根を取り付けた混合機により約30分
間混合して得たストリッパブルペイントを用いてクラッ
ク発生範囲全面に約2mm厚に塗布し、1時間放置後約
0.8mm厚の塗膜を形成させた。塗膜形成後の壁面の
断面図を図2に示す。図において(9)が壁面、(1
0)が塗膜、(11)がクラック、(12)が空隙、
(13)がプラグ、(14)が接着剤、(15)がグリ
スポンプである。
の汚れを圧搾空気によって吹飛ばし、良く清掃した後ク
ラック長さ300mm毎に樹脂注入用プラグをエポキシ
系接着剤により固定した。次いで表1に示す組成の配合
物を常温で2時間静置し、ポリマーに溶剤を十分に湿潤
させた後、混合羽根を取り付けた混合機により約30分
間混合して得たストリッパブルペイントを用いてクラッ
ク発生範囲全面に約2mm厚に塗布し、1時間放置後約
0.8mm厚の塗膜を形成させた。塗膜形成後の壁面の
断面図を図2に示す。図において(9)が壁面、(1
0)が塗膜、(11)がクラック、(12)が空隙、
(13)がプラグ、(14)が接着剤、(15)がグリ
スポンプである。
【0040】表1 スチレン−イソプレン−スチレン ブロック共重合体※ 40重量部 トルエン 50重量部 メチルエチルケトン 10重量部 ※商標“カリフレックスTR−1107”、シェル化学
(株)製 次いでグリスポンプを用いて注入用プラグからエポキシ
樹脂をクラック中に注入した。
(株)製 次いでグリスポンプを用いて注入用プラグからエポキシ
樹脂をクラック中に注入した。
【0041】注入作業は、塗膜上からクラックへの樹脂
の充填状態を観察しながら行なった。注入量は、ひび割
れ幅が0.8mm程度の部分で注入用プラグ1個当り約
23ccであり、ひび割れ幅0.2mm程度の部分で注
入用プラグ1個当り約6ccであった。注入時間は、ひ
び割れ幅が0.8mm程度の部分で1分程度(注入速
度:約0.38cc/秒)、ひび割れ幅が0.2mm程
度の部分で2分程度(注入速度:約0.05cc/秒)
であり、注入圧力は、ひび割れ幅が0.8mm程度の部
分で2.0〜3.0kgf/cm2 程度、ひび割れ幅が
0.2mm程度の部分で4.0〜5.0kgf/cm2
程度であった。
の充填状態を観察しながら行なった。注入量は、ひび割
れ幅が0.8mm程度の部分で注入用プラグ1個当り約
23ccであり、ひび割れ幅0.2mm程度の部分で注
入用プラグ1個当り約6ccであった。注入時間は、ひ
び割れ幅が0.8mm程度の部分で1分程度(注入速
度:約0.38cc/秒)、ひび割れ幅が0.2mm程
度の部分で2分程度(注入速度:約0.05cc/秒)
であり、注入圧力は、ひび割れ幅が0.8mm程度の部
分で2.0〜3.0kgf/cm2 程度、ひび割れ幅が
0.2mm程度の部分で4.0〜5.0kgf/cm2
程度であった。
【0042】充填したエポキシ樹脂が硬化した後、塗膜
を剥離し、注入用プラグを取りはずした。注入したエポ
キシ樹脂の塗膜外及び塗膜下のクラック周辺部へのもれ
はなく、また塗膜の剥離は容易であり、壁面を破損する
ことなく作業を完了した。
を剥離し、注入用プラグを取りはずした。注入したエポ
キシ樹脂の塗膜外及び塗膜下のクラック周辺部へのもれ
はなく、また塗膜の剥離は容易であり、壁面を破損する
ことなく作業を完了した。
【0043】また上記方法と同じストリッパブルペイン
トをホコリ等の汚れを除去した石綿ボードに50mm
幅、2mm厚に塗布し、塗膜が十分に硬化した後、18
0°剥離接着強度を測定したところ3.3kg/5cm
であった。
トをホコリ等の汚れを除去した石綿ボードに50mm
幅、2mm厚に塗布し、塗膜が十分に硬化した後、18
0°剥離接着強度を測定したところ3.3kg/5cm
であった。
【0044】一方、エポキシ樹脂(ビスフェノールA系
アミン硬化型)を用いて同様にして180°剥離接着強
度の測定を試みたが、塗膜として剥離できなかった。
又、上記エポキシ樹脂に2%のシリコンオイル系離型剤
を加えて同様の剥離接着強度試験を行なったところ、塗
膜が180°の曲げに耐えられず破損したため剥離強度
を測定することができなかった。
アミン硬化型)を用いて同様にして180°剥離接着強
度の測定を試みたが、塗膜として剥離できなかった。
又、上記エポキシ樹脂に2%のシリコンオイル系離型剤
を加えて同様の剥離接着強度試験を行なったところ、塗
膜が180°の曲げに耐えられず破損したため剥離強度
を測定することができなかった。
【0045】比較例1 外壁補修施工のモデルテストとして、表面にアクリル系
リシン塗材を吹付けた300mm×600mm×50m
m(厚)のモルタルブロックに幅約0.5mm、長さ約
300mmのクラックを発生させた供試体を作製し、以
下に示す方法でエポキシ樹脂注入施工を行った。
リシン塗材を吹付けた300mm×600mm×50m
m(厚)のモルタルブロックに幅約0.5mm、長さ約
300mmのクラックを発生させた供試体を作製し、以
下に示す方法でエポキシ樹脂注入施工を行った。
【0046】まず、クラック周辺の埃等を圧搾空気によ
って吹き飛ばし、よく清掃した後、クラックの長さ中央
に樹脂注入用プラグをエポキシ樹脂系接着剤によって固
定した。次いで、作業上好ましい粘度に調整したポリビ
ニルアルコール(クラレポバールPVA217、(株)
クラレ製)の15%水溶液をクラック発生面に2mmの厚
さに塗布したが、24時間経過後においても均一な塗膜
を形成できず、作業工程上不適当であった。
って吹き飛ばし、よく清掃した後、クラックの長さ中央
に樹脂注入用プラグをエポキシ樹脂系接着剤によって固
定した。次いで、作業上好ましい粘度に調整したポリビ
ニルアルコール(クラレポバールPVA217、(株)
クラレ製)の15%水溶液をクラック発生面に2mmの厚
さに塗布したが、24時間経過後においても均一な塗膜
を形成できず、作業工程上不適当であった。
【0047】新たに、同様の供試体に上記ポリビニルア
ルコール15%水溶液を厚さ約0.7mmに塗布したと
ころ、翌日に約0.1mmの塗膜が形成された。次い
で、実施例1と同様にしてエポキシ樹脂をクラックに注
入した。注入は、徐々に注入圧力を増加させて行なった
が、注入開始後約10秒経過後に注入圧力が1.7kg
f/cm2 程度になったところで、塗膜が破損して、塗
膜表面に注入樹脂の洩れが生じた。
ルコール15%水溶液を厚さ約0.7mmに塗布したと
ころ、翌日に約0.1mmの塗膜が形成された。次い
で、実施例1と同様にしてエポキシ樹脂をクラックに注
入した。注入は、徐々に注入圧力を増加させて行なった
が、注入開始後約10秒経過後に注入圧力が1.7kg
f/cm2 程度になったところで、塗膜が破損して、塗
膜表面に注入樹脂の洩れが生じた。
【0048】比較例2 比較例1で用いたものと同様の供試体に、樹脂分として
酢酸ビニル−エチレン系ポリマーを55%含有する乳白
色のエマルジョン型のストリッパブルペイントを塗布
し、5〜6時間放置した後、再度塗布し10時間放置し
て、膜厚約0.8mmの塗膜を形成した。次いで、比較
例1と同様にしてエポキシ樹脂をクラックに注入した。
1か所のプラグからの注入量は約7ccであり、約30
秒で注入を終了した(注入速度0.23cc/秒)。注入
時の圧力は2.3〜2.7kgf/cm2 程度であっ
た。注入後、酢酸ニビル−エチレン系ポリマーによる塗
膜を剥離したが、塗膜が途中で破断して、スムーズに剥
離できなかった。
酢酸ビニル−エチレン系ポリマーを55%含有する乳白
色のエマルジョン型のストリッパブルペイントを塗布
し、5〜6時間放置した後、再度塗布し10時間放置し
て、膜厚約0.8mmの塗膜を形成した。次いで、比較
例1と同様にしてエポキシ樹脂をクラックに注入した。
1か所のプラグからの注入量は約7ccであり、約30
秒で注入を終了した(注入速度0.23cc/秒)。注入
時の圧力は2.3〜2.7kgf/cm2 程度であっ
た。注入後、酢酸ニビル−エチレン系ポリマーによる塗
膜を剥離したが、塗膜が途中で破断して、スムーズに剥
離できなかった。
【0049】比較例3 樹脂分としてエチレン−塩化ビニル系ポリマーを50%
含有する乳白色のエマルジョン型のストリッパブルペイ
ントを用いる以外は、比較例2と同様の方法で、塗膜形
成及びエポキシ樹脂注入を行った。注入後、塗膜を剥離
したが、比較例2の場合と同様に塗膜が途中で破断し
て、スムーズに剥離できなかった。
含有する乳白色のエマルジョン型のストリッパブルペイ
ントを用いる以外は、比較例2と同様の方法で、塗膜形
成及びエポキシ樹脂注入を行った。注入後、塗膜を剥離
したが、比較例2の場合と同様に塗膜が途中で破断し
て、スムーズに剥離できなかった。
【図1】樹脂注入工具の一例の断面図。
【図2】本発明の一実施態様を表わす断面図。
1 注入樹脂用伸縮用器、 2 合成樹脂製ケース 3 バネ、 4 注出筒、 5 合成樹脂製ケースのノズル、 6 壁面、 7 取付座金、 8 亀裂、 9 断面、 10 ストリッパブルペイントによる塗膜、 11 亀裂、 12 空隙、 13 プラグ、 14 接着剤、 15 グリスポンプ。
Claims (2)
- 【請求項1】スチレン−イソプレン−スチレン系熱可塑
性ゴムを塗膜形成ポリマーとする溶剤型ストリッパブル
ペイントからなる壁面補修用蓋材。 - 【請求項2】スチレン−イソプレン−スチレン系熱可塑
性ゴムを塗膜形成ポリマーとする溶剤型ストリッパブル
ペイントからなる壁面補修用蓋材を用いて、亀裂及び/
又は空隙発生部に塗膜を形成した後、補修用樹脂を注入
することを特徴とする壁面補修方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11185392A JPH0711195B2 (ja) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | 壁面補修用蓋材及び壁面補修方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11185392A JPH0711195B2 (ja) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | 壁面補修用蓋材及び壁面補修方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06200638A true JPH06200638A (ja) | 1994-07-19 |
JPH0711195B2 JPH0711195B2 (ja) | 1995-02-08 |
Family
ID=14571803
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11185392A Expired - Lifetime JPH0711195B2 (ja) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | 壁面補修用蓋材及び壁面補修方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0711195B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019007217A (ja) * | 2017-06-23 | 2019-01-17 | 積水化学工業株式会社 | 補修方法、および注入具 |
CN111910947A (zh) * | 2020-08-19 | 2020-11-10 | 江西省储建工程技术有限公司 | 一种装饰装潢地板修补装置 |
-
1992
- 1992-04-30 JP JP11185392A patent/JPH0711195B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019007217A (ja) * | 2017-06-23 | 2019-01-17 | 積水化学工業株式会社 | 補修方法、および注入具 |
CN111910947A (zh) * | 2020-08-19 | 2020-11-10 | 江西省储建工程技术有限公司 | 一种装饰装潢地板修补装置 |
CN111910947B (zh) * | 2020-08-19 | 2021-11-12 | 林阳辉 | 一种装饰装潢地板修补装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0711195B2 (ja) | 1995-02-08 |
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