JPH06200634A - 止水・排水器具 - Google Patents

止水・排水器具

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Publication number
JPH06200634A
JPH06200634A JP35627392A JP35627392A JPH06200634A JP H06200634 A JPH06200634 A JP H06200634A JP 35627392 A JP35627392 A JP 35627392A JP 35627392 A JP35627392 A JP 35627392A JP H06200634 A JPH06200634 A JP H06200634A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
bolt
seat
water
draining
Prior art date
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Pending
Application number
JP35627392A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisafumi Kurokawa
尚史 黒川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KUROKAWA KOMUTEN KK
Original Assignee
KUROKAWA KOMUTEN KK
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Publication date
Application filed by KUROKAWA KOMUTEN KK filed Critical KUROKAWA KOMUTEN KK
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 止水・排水器具3はシート挟みボルト7、シ
ート挟みナット13、止水・排水ボルト17、排水ジョ
イント25からなる。排水を行う場合には、止水・排水
ボルト17の集水口21が外部に露出するようにする。
そして、排水ジョイント25にホースを連結して排水を
行う。止水を行う場合、集水口21が外部に露出されな
い位置まで止水・排水ボルト17をしめる。そして、排
水ジョイント25は取り去る。 【効果】 建築中の家屋を覆うシート、テント等から適
宜排水および止水を行える器具を提供することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築中の家屋を覆うシ
ート、テント等から排水および止水を行う器具に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般に戸外で家屋等を建築する場合、天
井の建築されてない状況においては、雨天時において床
面が濡れるのを防止するため、家屋をシートで覆い、シ
ート下で作業が行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、雨が長
引けば、シート上に溜まる水の重量によって、シートが
ずれたり、破れたりする恐れがある。また、家屋の上面
から、シートを除去する際、シート上に溜まった水が飛
び散ったり、建築中の家屋内に水が流れ込んだりする恐
れがある。
【0004】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、建築中の家屋を覆
うシート、テント等から適宜排水および止水を行える器
具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために本発明は、シートに対して取り付け可能であり、
第1の状態で開となり、前記シートの表面と裏面との間
を排水可能状態にし、第2の状態で閉となり、前記シー
トの表面と裏面との間を止水状態にすることを特徴とす
る止水・排水器具である。
【0006】
【作用】本発明の止水・排水器具では、第1の状態で開
となり、シートの表面と裏面との間が止水・排水可能状
態となり、第2の状態で閉となり、シートの表面と裏面
との間が止水状態となる。雨天時においては、本器具の
取り付けられたシートで建築中の家屋を覆い、排水を必
要とする箇所においてのみ、本器具を開とし、この器具
に取り付けたホースを用いて排水を行う。このとき排水
が不要または、適当でないその他の箇所においては、本
器具を閉とする。また雨天時において、建築用資材等を
シートで覆う場合、本器具を閉とし、建築用資機材が濡
れるのを防ぐ。
【0007】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を詳細
に説明する。図1は、本発明の1実施例に係る止水・排
水器具3(以下「器具3」と称する。)が設けられたシ
ート1の斜視図である。図1に示すように、雨水防止用
のシート1に複数個の器具3が設けられる。
【0008】図2は、器具3の構成を示す斜視図であ
る。この器具3は、シート挟みボルト7、シート挟みナ
ット13、止水・排水ボルト17、排水ジョイント25
からなる。
【0009】シート挟みボルト7は、ねじ部9を有し、
内側にねじの刻まれたねじ付き穴11が内部に貫設され
る。シート挟みナット13の中央部にはねじ付き穴15
が貫設される。シート挟みナット13のねじ付き穴15
と、シート挟みボルト7のねじ部9とが螺合する。止水
・排水ボルト17は、ねじ部19を有しており、このね
じ部19の内部には、穴23が設けられる。そして、ね
じ部19の表面の4か所に集水口21が設けられる。こ
のねじ部19はシート挟みボルト7のねじ付き穴11と
螺合する。排水ジョイント25は、ねじ部29とホース
連結部27とを有し、内部に穴31が設けられる。ねじ
部29は、シート挟みボルト7のねじ付き穴11と螺合
する。なお、シート1の器具3を取り付ける位置には穴
5が設けられる。
【0010】図3は、シート1に器具3が取り付けられ
た状態を示す斜視図であり、図4は、図3のA−A断面
図である。図3、図4に示すように、シート1を両側か
ら挟むようにして、シート挟みボルト7がシート挟みナ
ット13に螺合される。さらに、シート挟みボルト7に
止水・排水ボルト17が螺合され、排水ジョイント25
がシート挟みボルト7のねじ付き穴11に螺合される。
図4において、41はパッキンを示す。
【0011】図3、図4に示す器具3の状態は、雨天時
において排水を行う場合の状態(開の状態)を示す。す
なわち、排水ジョイント25のホース連結部27にホー
ス(図示せず)が連結され、シート1上に溜まった水は
集水口21、穴23、穴31、ホース(図示せず)を介
して外部に排水される。
【0012】図5は、器具3の第2の状態、すなわち、
止水状態(閉の状態)を示す斜視図である。この場合、
排水ジョイント25は取り外され、止水・排水ボルト1
7が図3および図4に示す状態から、集水口21が外部
に露出しない位置に来るまで、シート挟みボルト7側に
ねじ込まれる。この状態では、集水口21が外部に露出
していないので、この器具3は、閉の状態となっており
雨水を遮断する。
【0013】つぎに、この器具3の設けられたシート1
の使用方法について説明する。図6は、建築中の家屋4
3の模式図である。符号45は窓ガラス等がはめられて
いない窓を示し、この家屋43には天井が設けられてい
ない。
【0014】図7は、雨天時において、器具3の設けら
れたシート1で覆われた家屋43を示す。家屋43の天
井部分にシート1が設けられ、図示しない固定手段によ
りシート1が家屋43に固定される。器具3−1、3−
3は、図3および図4に示す状態にあり、ホース47が
連結される。これに対して器具3−2は、図5に示す状
態にあり、止水状態となっている。シート1上に溜まっ
た水は、器具3−1、3−3、ホース47を介して外部
に排水される。このように、家屋43をシート1で覆う
ことにより、内部で作業を行うことができる。
【0015】図7に示すように、シート1上に設けられ
た複数の器具3のうち、ホース47を連結するのに好適
な位置にある器具3−1、3−3を排水状態にし、他の
位置の器具3−2は止水状態とする。
【0016】図8は、この器具3が設けられたシート1
で建築材料49を覆う場合の斜視図である。積層された
建築材料49をシート1で覆う。この場合、器具3はす
べて図5に示す状態となっており止水状態であるので、
雨天時において建築材料49が雨に濡れることを防止で
きる。
【0017】このように、本実施例では、雨天時におい
て建築中の家屋43にシート1を被せ、排水するのに適
当な場所にある器具3を排水状態とし、この器具3にホ
ース47を連結して排水を行う。排水するのに適切でな
い場所にある器具3は止水状態としておく。このため、
シート1上の任意の場所から速やかに、かつ計画的に雨
水の排水が可能となる。また、器具3を止水状態とし、
建築用資機材49等をこのシート1で覆い、建築用資器
材49が濡れるのを防止できる。
【0018】なお、以上の説明は建築中の家屋43を覆
うシート1を例にしたが、本発明に係る器具3は、シー
ト1だけでなくテント等にも用いることができる。ま
た、シート1の形状、器具3の個数等は図1に示すもの
に限定されない。
【0019】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明によ
れば、建築中の家屋を覆うシート、テント等から適宜排
水および止水を行える器具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 止水・排水器具3の設けられたシート1の斜
視図
【図2】 止水・排水器具3の構成を示す斜視図
【図3】 シート1上に設けられた止水・排水器具3の
斜視図
【図4】 図3のA−A断面図
【図5】 止水状態にある止水・排水器具3の斜視図
【図6】 建築中の家屋43の模式図
【図7】 シート1で覆われた家屋43を示す図
【図8】 シート1で覆われた建築材料49を示す図
【符号の説明】
1………シート 3………止水・排水器具 5………穴 7………シート挟みボルト 13………シート挟みナット 17………止水・排水ボルト 25………排水ジョイント 43………家屋 47………ホース 49………建築材料

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートに対して取り付け可能であり、第
    1の状態で開となり、前記シートの表面と裏面との間を
    排水可能状態にし、第2の状態で閉となり、前記シート
    の表面と裏面との間を止水状態にすることを特徴とする
    止水・排水器具。
  2. 【請求項2】 前記止水・排水器具は、 前記シートを挟んで互いに螺合するシート挟みボルトと
    シート挟みナットと、 前記シート挟みボルトに螺合し、集水口を有する止水・
    排水ボルトと、 前記シート挟みボルトと前記シートの反対側から螺合す
    る排水ジョイントと、 を具備する請求項1記載の止水・排水器具。
JP35627392A 1992-12-21 1992-12-21 止水・排水器具 Pending JPH06200634A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35627392A JPH06200634A (ja) 1992-12-21 1992-12-21 止水・排水器具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35627392A JPH06200634A (ja) 1992-12-21 1992-12-21 止水・排水器具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06200634A true JPH06200634A (ja) 1994-07-19

Family

ID=18448206

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35627392A Pending JPH06200634A (ja) 1992-12-21 1992-12-21 止水・排水器具

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JP (1) JPH06200634A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008532837A (ja) * 2005-03-10 2008-08-21 エアバス・ドイチュラント・ゲーエムベーハー 空洞および排水要素を備えた航空機構造要素

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008532837A (ja) * 2005-03-10 2008-08-21 エアバス・ドイチュラント・ゲーエムベーハー 空洞および排水要素を備えた航空機構造要素

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