JPH06199924A - 重合体の製造方法 - Google Patents

重合体の製造方法

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JPH06199924A
JPH06199924A JP4349412A JP34941292A JPH06199924A JP H06199924 A JPH06199924 A JP H06199924A JP 4349412 A JP4349412 A JP 4349412A JP 34941292 A JP34941292 A JP 34941292A JP H06199924 A JPH06199924 A JP H06199924A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 著しく低ヒステリシスロス性が改良され、優
れた破壊特性を有する重合体を、生産性良く得ることが
できる重合体の製造方法を提供する。 【構成】 リチウム系化合物を重合開始剤に用いた、ブ
タジエンのような共役ジエン及び/又はスチレンのよう
なビニル芳香族炭化水素の重合方法において、トリピロ
リジドスズリチウムのようなトリアミドスズリチウム化
合物を重合開始剤として用いて、カップリング工程を設
けることなく、スズを含有した重合体を多く含む重合体
を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規なリチウム系の重
合開始剤による重合体の製造方法に関し、更に詳しく
は、低ヒステリシスロス性が著しく改良され、生産性が
よい重合体を製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車に低燃費性が求められるた
め、タイヤ材料用ゴムとしてヒステリシスロスが小さい
ゴムが望まれている。そこで、ヒステリシスロスの小さ
いゴム材料として知られている天然ゴム、ポリイソプレ
ンゴム又はポリブタジエンゴム等が利用されている。
【0003】また、低ヒステリシスロスを著しく改良し
た合成ゴムに、炭化水素溶媒中で有機リチウム化合物を
開始剤として重合した重合体末端にハロゲン化スズ化合
物をカップリングした重合体がある(特開昭57−55
912等)。この重合体は優れた物性を有する重合体で
あり、低転がり摩擦抵抗性延いては低燃費性タイヤ用の
ゴム組成物に使用されている。
【0004】一方、低ヒステリシスロス性を上げるため
の他の手段として、末端が三級アミンである分子構造の
重合体に着目した重合体の製造方法も開発されている
(特開昭50−79590号、特開昭52−22484
号等)。これは、リチウムジプロピルアミド等のアルカ
リ金属アミド化合物やリチウムピペリジド等のリチウム
環状イミド化合物のリチウムアミド化合物を開始剤とし
て予め製造し、これを用いて重合体を製造する方法であ
る。このような窒素含有化合物を用いた製造方法では、
反応終了後のカップリング工程によって、得られた重合
体にスズを導入することにより、低ヒステリシスロス性
を向上させている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなハ
ロゲン化スズ化合物又は窒素含有化合物を用いた重合体
の製造方法では、重合反応終了後にスズとのカップリン
グ工程を設ける必要があり、連続重合を採ることができ
ず、生産性を向上させることができない。更に、これら
の重合方法で得られた重合体は、要求特性を十分に満足
させ得る程度の物性を有することができない。
【0006】従って本発明の目的は、著しく低ヒステリ
シスロス性及び破壊特性が改良された重合体を生産性良
く得ることができる重合体の製造方法の提供にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の重合体の
製造方法は、不活性炭化水素溶媒の存在下又は非存在下
で、開始剤によりオレフィン類及び/又はビニル芳香族
炭化水素の重合を行う重合体の製造方法において、該開
始剤が下記一般式A又はBで表される、二級アミノ基、
スズ、リチウムの3成分を含む化合物の少なくとも1種
であることを特徴とする重合体の製造方法。
【0008】
【化3】
【0009】(式中、R1 、R2 は炭素数1〜20の脂
肪族、脂環族、芳香族の各炭化水素基から選ばれる基を
表し、同一であっても、異なってもよい。)
【0010】
【化4】
【0011】(式中、Xは次の構造基から選ばれる。 X−I :(CR3 4 n からなる飽和型環状構造基 X−II :(CR5 6 m 及びNR7 又はOからなる飽
和型環状構造基 X−III:X−I、X−II構造基の環形成部における炭素
・炭素単結合の少なくとも一部を炭素・炭素二重結合と
した分子構造の環状構造基 R3 、R4 、R5 、R6 は水素及び炭素数1〜10の脂
肪族、脂環族、芳香族の各炭化水素基から選ばれるもの
を表し、また、R7 は炭素数1〜10の脂肪族、脂環
族、芳香族の各炭化水素基から選ばれるものを表し、同
一であっても異なっていてもよい。nは3〜10の整
数、mは2〜9の整数を表す。)本発明者らは、スズの
結合の構造及びその反応性に着目し、鋭意検討を行った
結果、意外なことに、ある条件下で、有機アミドスズリ
チウムのスズ−窒素結合が活性化され、重合開始点が生
成し、モノマーの重合が継続して起こり連鎖が生長し
て、最終的にスズ−炭素結合鎖含有高分子量重合体が得
られることを見出した。
【0012】これを詳述すれば、エーテル化合物存在下
の炭化水素溶媒中で、本発明に使用される開始剤を、例
えばブタジエンとスチレンのランダム共重合を行う場
合、まず、スズ−窒素結合に重合能が賦与され、その
後、更にスズ−炭素結合鎖の重合連鎖生長が継続し、高
分子量のスズ−炭素結合鎖含有ランダム型スチレン−ブ
タジエン共重合体が得られ、この重合体を用いた加硫ゴ
ムに低ヒステリシスロス性の著しい低減効果が認められ
ることがわかった。更に、アミン系触媒での高温重合に
おいては、転化率が100%に達すると何らかの理由に
より活性末端が徐々に失活し、結果的に、変性剤による
重合体末端の変性時に、変性効率が悪くなるという欠点
を有するが、この開始剤はアミン系触媒であるにも拘ら
ず、高温において活性能が低下することがなく、高温に
なりがちな工場レベルでの処理に対しても効果的に使用
できることもわかった。
【0013】このスズ−窒素結合鎖及び重合開始後のス
ズ−炭素結合鎖の重合能賦与のメカニズムは不明である
が、この重合能は、重合体中のアミドスズ型、アリルス
ズ型、ベンジルスズ型と、スズリチウムとの何らかの相
互作用により重合活性点が生成したものと推察される。
【0014】このように本発明では、この開始剤を用い
ることにより、スズ−炭素結合鎖含有の高分子量末端ア
ミド重合体を生産性良く得ることができ、しかも、重合
体末端にハロゲン化スズ化合物をカップリングした従来
の重合体よりも、低いヒステリシスロス性及び破壊特性
を有することも明らかとなり、本発明を完成するに至っ
た。
【0015】以下に本発明を更に詳細に説明する。本発
明に使用する重合開始剤は、前記一般式A及びBで表さ
れる、二級アミノ基、スズ、リチウムの3成分を含む化
合物の少なくとも1種である。
【0016】前記一般式Aで表される重合開始剤は、二
級アミノ基として二級アミン化合物の残基、スズ、リチ
ウムの3成分を含む化合物である。ここで二級アミン化
合物の残基には、R1 及びR2 として各々炭素数1〜1
0の脂肪族、脂環族、芳香族炭化水素が好ましく、例え
ば二級アミン化合物として、ジメチルアミン、ジエチル
アミン、ジプロピルアミン、ジ−n−ブチルアミン、ジ
イソブチルアミン、ジペンチルアミン、ジヘキシルアミ
ン、ジヘプチルアミン、ジオクチルアミン、ジアリルア
ミン、ジシクロヘキシルアミン、ブチルイソプロピルア
ミン、ジベンジルアミン、メチルベンジルアミン、メチ
ルヘキシルアミン、エチルヘキシルアミン等を挙げるこ
とができる。
【0017】前記一般式Bで表される重合開始剤は、二
級アミノ基としてイミン化合物の残基、スズ、リチウム
の3成分を含む化合物である。
【0018】このうちイミン化合物の残基として、窒素
に結合して環を形成するXがX−Iである化合物の残基
においては、R3 、R4 が水素及び炭素数1〜8の脂肪
族炭化水素基から選ばれる基、nが3〜10であるイミ
ン化合物の残基が好ましく、例えばイミン化合物とし
て、エチレンイミン、プロピレンイミン、トリメチレン
イミン、ピロリジン、ピペリジン、2−メチルピペリジ
ン、3−メチルピペリジン、4−メチルピペリジン、
3,5−ジメチルピペリジン、2−エチルピペリジン、
ヘキサメチレンイミン、ヘプタメチレンイミン、コニイ
ン等を例示することができる。中でも、R3 、R4 が水
素及び炭素数1〜5の脂肪族炭化水素基から選ばれる
基、nが3〜8である化合物の残基が更に好ましい。
【0019】更に、イミン化合物の残基として、窒素に
結合して環を形成するXがX−IIである化合物の残基に
おいては、R5 、R6 が水素及び炭素数1〜5の脂肪族
炭化水素基から選ばれる基、R7 が炭素数1〜5の脂肪
族炭化水素基から選ばれる基、mが3〜5である化合物
の残基が好適であり、例示すればイミン化合物として、
モルホリン、N−メチルピペラジン、N−エチルピペラ
ジン、N−メチルイミダゾリジン、N−エチルイミダゾ
リジン等を挙げることができる。中でも更に好ましいの
は、R5 、R6 が水素、R7 が炭素数1〜5の脂肪族炭
素水素基から選ばれる基、mが3〜5である化合物の残
基である。
【0020】また更に、イミン化合物の残基として、窒
素に結合して環を形成するXがX−III である化合物の
残基において、好ましいのは前記した好ましいX−I、
X−II構造基の環形成部における炭素・炭素単結合の少
なくとも一部を炭素・炭素二重結合とした分子構造の環
状構造基を有する化合物の残基であり、オキサジン、ピ
ロリン、ピロール、アゼピン等を例示することができ
る。
【0021】本発明における上記重合開始剤は、二級ア
ミノ基、スズ、リチウムの3成分を含んでいればよく、
例えばテトラヒドロフランのような溶媒成分の配位等に
よりこれら成分を含んでいてもよい。また、これらの3
成分を含む化合物は、一般にアミノ基の構成成分である
窒素原子とリチウム原子との結合過程、このリチウム原
子とスズ原子との結合過程の各過程を経て得られる反応
生成物が用いられる。例えば、ピロリジン等のイミン化
合物(広義の二級アミン化合物)とn−ブチルリチウム
等のアルキルリチウム化合物との反応物を更に二塩化ス
ズ等のスズ化合物と反応させて得ることができる。如何
なる合成方法であっても、合成する二級アミノ基の窒素
原子とスズ原子とリチウム原子の結合構造を有する化合
物を主として含む物質であれば、この結合構造の化合物
を単離することなく、副生成物を含む反応生成物そのも
のを、重合開始剤として用いることができる。
【0022】本発明における有効な重合開始剤の量は重
合に用いられるモノマー100グラム当たり0.1〜2
0ミリモルの範囲で用いることができる。この重合系に
おける開始剤の量は、反応後に得られる重合体の分子量
を決定する上で重要な要素である。開始剤として有機ア
ミドスズリチウム化合物の量を多くすれば、得られる重
合体の分子量は小さくなり、この重合体中に含まれるス
ズ−炭素結合鎖の含有率は高くなる。反対に、この量を
少なくすれば、得られる重合体の分子量は大きくなり、
スズ−炭素結合鎖の含有率は低くなる。このスズ−炭素
結合鎖の含有率と得られる重合体の分子量は、ポリマー
全体としての物性及び加硫物の物性に大きく影響する重
要な点である。従って、高いスズ含有率と重合体の物性
の観点からすれば、この量は0.1〜1ミリモルが好ま
しく、0.1〜0.5ミリモルが更に好ましい。20ミ
リモルより多くなると、スズ−炭素結合鎖含有のポリマ
ーの分子量が低下し、重合体のヒステリシスロスの増大
を招く現象が見られる。この量が0.1ミリモル未満で
は、得られる重合体の分子量が大きくなり、カーボンブ
ラック等との混練時の分散性が劣り、好ましくない。
【0023】本発明の製造方法において、重合溶媒とし
て用いられるものには、例えば、ベンゼン、トルエン、
キシレン等の芳香族炭化水素溶媒、n−ペンタン、n−
ヘキサン、n−ブタン等の脂肪族炭化水素溶媒、メチル
シクロペンタン、シクロヘキサン等の脂環族炭化水素溶
媒及びこれらの混合物が使用できる。
【0024】本発明の重合体を得るため、重合に用いら
れるモノマーは、共役ジエン及び/又はビニル芳香族炭
化水素であり、この共役ジエンは、1分子当たり炭素原
子4〜12個、好ましくは、4〜8個を含有する共役ジ
エン炭化水素がである。例えば1,3−ブタジエン、イ
ソプレン、ピペリレン、2,3−ジメチル−1,3−ブ
タジエン、1,3−ペンタジエン、オクタジエン等が挙
げられる。これらは単独でも2種以上混合して用いても
良く、特に1,3−ブタジエンが好ましい。
【0025】また、前記ビニル芳香族炭化水素として
は、スチレン、α−メチルスチレン、p−メチルスチレ
ン、o−メチルスチレン、p−ブチルスチレン、ビニル
ナフタリン及びこれらの同様物が包含され、特にスチレ
ンが好ましい。
【0026】本発明においては、重合活性の向上及び/
又は用途に応じた所望の重合体の分子構造(分子量、ミ
クロ構造、共重合体の場合はこれに加えてモノマー単位
の組成及びその組成分布等)を調節するため、この目的
に使用される通常の添加剤、例えばエーテル化合物、第
三級アミン化合物等のルイス塩基を反応系に加えること
ができる。使用されるエーテル化合物としては、例えば
ジエチルエーテル、ジブチルエーテル、テトラヒドロフ
ラン、2−メトキシテトラヒドロフラン、2−メトキシ
エチルテトラヒドロフラン、ジオキサン、エチレングリ
コールジメチルエーテル、エチレングリコールジエチル
エーテル、エチレングリコールジブチルエーテル、ジエ
チレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコ
ールジエチルエーテル、ジエチレングリコールジブチル
エーテル、トリエチレングリコールジメチルエーテル等
が挙げられる。更に第三級アミン化合物としては、トリ
エチルアミン、トリプロピルアミン、ピリジン、N,
N,N',N' −テトラメチルエチレンジアミン、N,
N,N',N' −テトラエチルエチレンジアミン、N−メ
チルモルホリン等が挙げられる。エーテル化合物及び第
三級アミン化合物の使用量は有機リチウム化合物1モル
当たり、0.05〜1000モルの範囲で用いられる。
【0027】本発明の重合体の製造では、工程の都合で
重合を中断又は終了せざるを得ない場合あるいは分子設
計を変更し重合体に所望の物性を賦与させたい場合等に
おいて、重合反応を完結した後に、スズ化合物、分子中
にイソシアネート基含有化合物又は−CM−N<結合
(M:O又はS)含有化合物から選ばれた少なくとも1
つの化合物を変性剤として添加することができる。
【0028】前記スズ化合物としては、例えば四塩化ス
ズ、四臭化スズ等のハロゲン化スズ化合物及びジエチル
ジクロロスズ、ジブチルジクロロスズ、トリブチルスズ
クロライド、ジフェニルジクロロスズ、トリフェニルス
ズクロライド等のハロゲン化有機スズ化合物等が挙げら
れる。
【0029】前記イソシアネート基含有化合物として
は、例えばフェニルイソシアネート、2,4−トリレン
ジイソシアネート、2,6−トリレンジイソシアネー
ト、ジフェニルメタンジイソシアネート、ナフタレンジ
イソシアネート及びこれらの2量体、3量体等の芳香族
ポリイソシアネート化合物が挙げられる。
【0030】前記−CM−N<結合(M:O又はS)含
有化合物としては、例えばホルムアミド、N,N−ジメ
チルホルムアミド、アセトアミド、N,N−ジエチルア
セトアミド、アミノアセトアミド、N,N−ジメチル−
N',N' −ジメチルアミノアセトアミド、N,N−ジメ
チルアミノアセトアミド、N,N−ジメチル−N’−エ
チルアミノアセトアミド、アクリルアミド、N,N−ジ
メチルアクリルアミド、N,N−ジメチルメタクリルア
ミド、ニコチンアミド、イソニコチンアミド、ピコリン
酸アミド、N,N−ジメチルイソニコチンアミド、コハ
ク酸アミド、フタル酸アミド、N,N,N',N’−テト
ラメチルフタル酸アミド、オキサミド、N,N,N',
N’−テトラメチルオキサミド、1,2−シクロヘキサ
ンジカルボキシミド、2−フランカルボン酸アミド、
N,N−ジメチル−2−フランカルボン酸アミド、キノ
リン−2−カルボン酸アミド、N−エチル−N−メチル
−キノリンカルボン酸アミド等のアミド化合物、コハク
イミド、N−メチルコハクイミド、マレイミド、N−メ
チルマレイミド、フタルイミド、N−メチルフタルイミ
ド等のイミド化合物、ε−カプロラクタム、N−メチル
−ε−カプロラクタム、2−ピロリドン、N−メチル−
2−ピロリドン、2−ピペリドン、N−メチル−2−ピ
ペリドン、2−キノロン、N−メチル−2−キノロン等
のラクタム化合物、尿素、N,N’−ジメチル尿素、
N,N−ジエチル尿素、N,N,N',N’−テトラメチ
ル尿素、N,N−ジメチル−N',N’−ジフェニル尿
素、N,N’−ジメチルエチレン尿素等の尿素化合物、
カルバミン酸メチル、N,N−ジエチルカルバミン酸メ
チル等のカルバミン酸誘導体、イソシアヌル酸、N,
N',N”−トリメチルイソシアヌル酸等のイソシアヌル
酸誘導体及びこれらの対応のチオカルボニル含有化合物
等が挙げられる。変性剤としては重合体鎖活性末端と反
応する化合物であれば特に限定されない。
【0031】重合温度は、通常、−20〜150℃で、
好ましくは0〜100℃である。なお、溶媒中のモノマ
ー濃度は、通常、5〜50重量%、好ましくは10〜3
5重量%である。共役ジエンとビニル芳香族炭化水素の
共重合の場合、仕込みモノマー混合物中のビニル芳香族
炭化水素の含量は3〜50重量%、好ましくは5〜40
重量%である。
【0032】重合反応は、モノマーを液相で開始剤に接
触させて実施されるが、その圧力は通常、本質的に液相
を保持するために十分な圧力で操作することが好まし
い。また、反応系に添加される上記の全物質には、開始
剤の触媒作用を妨害する物質を排除することが好まし
い。
【0033】反応終了後、ポリマー溶液中にスチームを
吹き込んで溶媒を除去するか、又はメタノール等の貧溶
媒を加えて重合体を凝固させた後、熱ロール又は減圧下
で乾燥して重合体を得ることができる。また、ポリマー
溶液を直接熱ロール又は減圧下で溶媒を除去して重合体
を得ることもできる。
【0034】本発明により得られる重合体は、高含有率
のスズ−炭素結合鎖を有する高分子量の重合体である。
この含有率が高いほど、物性面で有用な重合体とするこ
とができる。また、本発明により得られる重合体は、ス
ズ−炭素結合鎖含有のポリマーが10×104 以上の高分
子量重合体が好ましく、更に好ましくは、20×104
上である。この高分子量のスズ−炭素結合鎖含有ポリマ
ーを含む全ポリマーの分子量は、用途により任意にコン
トロールできるが、ポリマーの数平均分子量で5×104
〜 150×104 程度のものが有用である場合が多い。
【0035】また、ポリブタジエン又はブタジエン−ス
チレン共重合体を例にとれば、ブタジエン部のミクロ構
造(シス−1,4、トランス−1,4、ビニル)、共重
合体にあってはブタジエン/スチレンの組成、この組成
分布(ランダム構造、ブロック構造又はその混合構造)
を、目的に応じて自由に選択された分子構造のポリマー
が容易に得られ、種々の用途に適用できる。
【0036】本発明の例えばブタジエン−スチレン共重
合体は、単独で又は天然ゴム、合成ゴムとブレンドし、
必要ならば、油展し、通常の加硫ゴム用配合剤を加え、
加硫して、タイヤ用途を始め、防振ゴム、ベルト、ホー
ス、その他の工業品用途に用いられる。
【0037】
【実施例】以下に実施例を挙げて、本発明をより具体的
に説明するが、本発明の主旨を越えない限り、本実施例
に限定されるものではない。
【0038】なお、実施例において、部及び%は特に断
らない限り、重量部及び重量%を意味する。
【0039】各種の測定は下記の方法によった。ポリマ
ーの数平均分子量(Mn)の測定は、ゲルパーミエイシ
ョンクロマトグラフィ(GPC)により行い、示差屈折
率(RI)及び254nmの紫外吸収率(UV)を用い
て、単分散ポリスチレンを標準として、ポリスチレン換
算で行った。
【0040】本発明におけるポリマーのGPCによる測
定の結果、高分子量ポリマー成分と低分子量ポリマー成
分が含まれていた。この両ポリマー成分の含有率はGP
CのRI検出器から得られる各々のピークの面積比によ
り求めた。
【0041】ポリブタジエンの場合、スズ結合ポリブタ
ジエンはスズとポリマーの結合部の構造に由来する強い
UV吸収を有し、スズ結合部を含まないポリブタジエン
はほとんどUVの吸収を有しないことが知られている。
一方、ブタジエン−スチレン共重合の場合には、スチレ
ン鎖のUV吸収が強いためにUV検出器による分析は不
可能であるが、ポリブタジエンと同様であると推察され
る。従って、このような特性を利用し、GPCのUV検
出器にて本発明のポリマーを分析したところ、この強い
UVの吸収は高分子量のポリマー成分に認められ、低分
子量ポリマー成分にはこの吸収はなかった。この結果よ
り、高分子量ポリマー成分はスズ−炭素結合鎖を持つポ
リマーであり、低分子量ポリマー成分はスズ−炭素結合
鎖のないポリマーであるとの結論に達し、各々の数平均
分子量及び含有率を求めた。
【0042】スチレン−ブタジエン共重合体のブタジエ
ン部分のミクロ構造は、赤外法(モレロ法)によって求
めた。また結合スチレン含有量は699cm-1のフェニ
ル基の吸収に基づいた赤外法による検量線から求めた。
【0043】有機リチウム開始剤を用いた重合におい
て、事前に十分に精製した溶媒等を使用しても、開始剤
の一部は重合系内の水、二酸化炭素等の不純物により失
活してしまうことが知られている。そこで、開始剤の失
活に作用する不純物を予め不活性化させ、開始剤のリチ
ウム濃度を有効に活用するためのスカベンジャーとし
て、重合に関与しない量のリチウム化合物を添加するこ
とが行われている。本発明に使用の重合開始剤に含まれ
るリチウムは、通常の有機リチウム化合物が有するリチ
ウムよりも溶媒等に含まれる不純物に対してセンシティ
ブで、全リチウムの活性を保つために、スカベンジャー
を重合系に予め添加して不純物の活性能の不活性化を行
った。
【0044】このスカベンジャーの量の算出は以下の要
領により行った。一般的に有機リチウム化合物を開始剤
とする共役ジエン及び/又はビニル芳香族炭化水素の重
合においては、分子量分布は1.1程度と十分に狭いの
で、理論的には重合されたポリマーの数平均分子量(M
n)は下記の式Aとして成り立つことが公知である(大
津隆行著、「高分子合成の実験法」p212、化学同
人)。 〔式A〕 Mn=〔(モノマーモル数)/(有効有機リチウム開始
剤モル数)〕×(モノマー分子量) 更に、同じリアクターを使用し、同じロットの溶媒及び
重合モノマー等を使用する場合には、下記式Bの過程が
成り立つのは明らかである。 〔式B〕 (活性重合末端リチウム濃度)=(有効有機リチウム開
始剤モル数)=(重合開始時に仕込んだ有機リチウム開
始剤のモル数)−(不純物による失活有機リチウム開始
剤のモル数) この式は工業的にも経験的にも用いられている客観性の
ある式であり、予め今回の一連の検討の前に予備実験を
行い、不純物による失活有機リチウム開始剤のモル数を
求め、この有機リチウムの失活量と同じ量をスカベンジ
ャーの添加量とした。
【0045】重合体の加硫物におけるヒステリシスロス
の指標としてtanδを用いた。tanδが小さい程、
低ヒステリシスロスであると評価する。tanδの測定
は、粘弾性測定装置(レオメトリックス社製)を使用
し、温度50℃、歪み1%、周波数15Hzで行った。
また、引張り特性は、JIS K6301に従って測定
した。
【0046】〔実施例1〕 (A)開始剤の製造 アルゴン雰囲気下にピロリジン 0.3モルをガラス製反応
容器に仕込み、これを室温で攪拌しながら、n−ブチル
リチウムヘキサン溶液 0.3モルを添加し、リチウムピロ
リジドを合成した(収率:97%)。このリチウムピロリ
ジド22.4gに、二塩化スズ(テトラヒドロフラン(TH
F)60gに溶解)18.4gを徐々に添加し、トリピロリジ
ドスズリチウムを含む反応生成物を合成した。
【0047】得られたトリピロリジドスズリチウムは、
テトラヒドロフランを溶媒に用いて、テトラメチルスズ
を指標とした 119Sn−NMR及び塩化リチウムを指標
とした 7Li−NMRに供され、各々のNMRにおいて
ケミカルシフトを得た。これらのケミカルシフトを用い
た解析及び出発物質の反応機構により、一連の反応から
得られた化合物が、Sn−N及びSn−Liの結合を含
む構造を有するトリピロリジドスズリチウムであること
が強く支持された。 (B)重合 5リットルの攪拌機付きの反応器に、シクロヘキサン15
00g、 1,3−ブタジエン 200g、スチレン50gを仕込
み、反応容器内温度を60℃に調製した後、スカベンジャ
ーとしてn−ブチルリチウム 0.037gを添加して重合系
内の水等の不純物の除去した後に、上記(A)で得た反
応生成物をトリピロリジドスズリチウムとして 0.187g
添加して重合を開始させた。重合を60℃にて120 分間行
った後にイソプロピルアルコールで重合を停止させた。
【0048】次にこの重合体含有液に、 2,6−ジ−tert
−ブチル−p−クレゾール 2.5gを添加後、スチームス
トリッピングにより脱溶媒し、得られた固形物を 100℃
の熱ロールで乾燥させてゴム状ポリマーを得た。得られ
たポリマーの特性は表1に示した。
【0049】ポリマーは、表3に示す配合に従って 250
mlのラボプラストミル及び3インチロールで混練、配
合した後、 145℃で35分間加硫を行った。加硫物物性の
評価結果を表2に示した。
【0050】〔実施例2〜3〕実施例2及び3は、トリ
ピロリジドスズリチウムとしての添加量が各々 0.156g
及び 0.134gである以外は、実施例1と全く同様に行っ
た。得られたポリマーの特性及びポリマーの加硫物物性
を各々表1及び2に示した。
【0051】〔実施例4〕 (A)開始剤の製造 アルゴン雰囲気下にヘキサメチレンイミン 0.3モルをガ
ラス製反応容器に仕込み、これを室温で攪拌しながら、
n−ブチルリチウムヘキサン溶液 0.3モルを添加し、リ
チウムヘキサメチレンイミドを合成した(収率:97
%)。このリチウムヘキサメチレンイミド30.6gに、二
塩化スズ(THF60gに溶解)18.4gを徐々に添加し、
トリヘキサメチレンイミドスズリチウムを合成した。 (B)重合 トリピロリジドスズリチウム 0.187gの代わりトリヘキ
サメチレンイミドスズリチウムとして 0.233gを用いた
以外は、実施例1と同様にしてゴム状ポリマー及びポリ
マーの加硫物を得た。ポリマーの特性及びポリマーの加
硫物物性を各々表1及び表2に示した。
【0052】〔実施例5〜6〕実施例5及び6は、トリ
ヘキサメチルイミドスズリチウムとしての添加量が、各
々0.195 g及び 0.160gとした以外は、実施例4と同様
にしてゴム状ポリマー及びポリマーの加硫物を得た。ポ
リマーの物性及びポリマーの加硫物物性を各々表1及び
表2に示した。
【0053】〔実施例7〕 (A)開始剤の製造 アルゴン雰囲気下にジエチルアミン 0.3モルをガラス製
反応容器に仕込み、これを室温で攪拌しながら、n−ブ
チルリチウムヘキサン溶液 0.3モルを添加し、リチウム
ジエチルアミドを合成した(収率:98%)。このリチウ
ムジエチルアミド 23.54gに、二塩化スズ(THF60g
に溶解)18.5gを徐々に添加し、トリジエチルアミドス
ズリチウムを合成した。 (B)重合 トリピロリジドスズリチウム 0.187gの代わりトリジエ
チルアミドスズリチウムとして 0.172gを用いた以外
は、実施例1と同様にしてゴム状ポリマー及びポリマー
の加硫物を得た。ポリマーの物性及びポリマーの加硫物
物性を各々表1及び表2に示した。
【0054】〔実施例8〕 (A)開始剤の製造 アルゴン雰囲気下にジプロピルアミン 0.3モルをガラス
製反応容器に仕込み、これを室温で攪拌しながら、n−
ブチルリチウムヘキサン溶液 0.3モルを添加し、リチウ
ムジプロピルアミドを合成した(収率:98%)。このリ
チウムジプロピルアミド31.5gに、二塩化スズ(THF
60gに溶解)18.5gを徐々に添加し、トリジプロピルア
ミドスズリチウムを合成した。 (B)重合 トリピロリジドスズリチウム 0.187gの代わりトリジプ
ロピルアミドスズリチウムとして 0.214gを用いた以外
は、実施例1と同様にしてゴム状ポリマー及びポリマー
の加硫物を得た。ポリマーの物性及びポリマーの加硫物
物性を各々表1及び表2に示した。
【0055】〔比較例1〕5リットルの攪拌機付きの反
応器に、シクロヘキサン1500g、 1,3−ブタジエン 200
g、スチレン50g、THF1.20gを仕込み、反応容器内
温度を60℃に調製した後、n−ブチルリチウム 0.114g
を添加して重合を開始させた以外は、実施例1と全く同
様に重合を行った。重合を60℃において 120分間行った
後に、イソプロピルアルコールで重合を停止させた。実
施例1と同様に、得られたポリマーの特性及び加硫物物
性を表1及び表2に示した。
【0056】〔比較例2〕比較例1と同様に重合を行
い、重合転化率がほぼ 100%に達した後、四塩化スズを
重合溶媒の色が消えるまで所定量添加した。得られたポ
リマーの特性及び加硫物物性を表1及び表2に示した。
【0057】
【表1】
【0058】
【表2】
【0059】
【表3】
【0060】表1に示すように、有機アミドスズリチウ
ム化合物を開始剤に用いた本発明の製造方法により得ら
れた重合体は、高分子量の重合体であり、更に、スズ化
合物を重合がほぼ終了した後にスズ化合物を添加した比
較例(比較例2)と比較して、スズ−炭素結合鎖の含有
率が高く、重合反応後にスズをカップリングするよりも
高頻度に重合体にスズを含有させることができることが
明らかとなった。
【0061】また、表2に示すように、本発明の実施例
では、加硫物物性の全てにおいて、スズ化合物を添加し
ない重合体(比較例1)を上回る結果を示し、一方、通
常の重合反応後のスズ化合物を用いたカップリング工程
により得られる重合体(比較例2)の加硫物と比較する
と、伸び、引張強力及びtanδにおいて、優れた値を
示し、この傾向は開始剤の量に伴って向上した。
【0062】この傾向は、スズに結合する二級アミノ基
が直鎖でも環状でも種類に差異なく同様に見られ、効果
のあることがわかった(実施例1〜8)。
【0063】従って、本発明の製造方法では、カップリ
ング工程を設けることなく(高生産性)、スズを含有し
た重合体連鎖を、多く重合体に含ませることができ、更
に通常のカップリング工程を経て得られるスズ−炭素結
合鎖を含有した重合体よりも、破壊特性及び低ヒステリ
シスロス性に優れ、バランスの取れた重合体を提供でき
ることが示された。
【0064】
【発明の効果】本発明の重合体の製造方法では、低ヒス
テリシスロス性に非常に優れた重合体を、カップリング
工程を設けることなく、生産性良く得ることができると
いう優れた効果を有する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 不活性炭化水素溶媒の存在下又は非存在
    下で、重合開始剤により共役ジオレフィン及び/又はビ
    ニル芳香族炭化水素の重合を行う重合体の製造方法にお
    いて、該重合開始剤が一般式A又はBで表される、二級
    アミノ基、スズ、リチウムの3成分を含む化合物の少な
    くとも1種であることを特徴とする重合体の製造方法。 【化1】 (式中、R1 、R2 は炭素数1〜20の脂肪族、脂環
    族、芳香族の各炭化水素基から選ばれる基を表し、同一
    であっても、異なってもよい。) 【化2】 (式中、Xは次の構造基から選ばれる。 X−I :(CR3 4 n からなる飽和型環状構造基 X−II :(CR5 6 m 及びNR7 又はOからなる飽
    和型環状構造基 X−III:X−I、X−II構造基の環形成部における炭素
    ・炭素単結合の少なくとも一部を炭素・炭素二重結合と
    した分子構造の環状構造基 R3 、R4 、R5 、R6 は水素及び炭素数1〜10の脂
    肪族、脂環族、芳香族の各炭化水素基から選ばれるもの
    を表し、また、R7 は炭素数1〜10の脂肪族、脂環
    族、芳香族の各炭化水素基から選ばれるものを表し、同
    一であっても異なっていてもよい。nは3〜10の整
    数、mは2〜9の整数を表す。)
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