JPH06199492A - 牽引ドラム型ウインチの索緊張装置 - Google Patents
牽引ドラム型ウインチの索緊張装置Info
- Publication number
- JPH06199492A JPH06199492A JP36083492A JP36083492A JPH06199492A JP H06199492 A JPH06199492 A JP H06199492A JP 36083492 A JP36083492 A JP 36083492A JP 36083492 A JP36083492 A JP 36083492A JP H06199492 A JPH06199492 A JP H06199492A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- winch
- rope
- drum
- driven
- tension
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- Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 巻回わし索の部分的な弛みの発生を防止する
ことができ、したがって昇降索の巻上げ下げが円滑に行
える信頼性に優れた牽引ドラム型ウインチの索緊張装置
を図る。 【構成】 ウインチにより駆動され表面に互いに平行な
複数の環状索溝０１６が刻設された１個の駆動ドラム０
１４と、駆動ドラム０１４の軸線を含む同一平面上に駆
動ドラム０１４の各索溝０１６と対応してそれぞれ軸支
され各索溝０１６にかけ回された索がそれぞれかけ回さ
れた複数のシーブ状索用従動回転体１と、各従動回転体
１をそれぞれ個別的に駆動ドラム０１４の側へ接近離開
可能に摺動する駆動手段６とを具えたこと。
ことができ、したがって昇降索の巻上げ下げが円滑に行
える信頼性に優れた牽引ドラム型ウインチの索緊張装置
を図る。 【構成】 ウインチにより駆動され表面に互いに平行な
複数の環状索溝０１６が刻設された１個の駆動ドラム０
１４と、駆動ドラム０１４の軸線を含む同一平面上に駆
動ドラム０１４の各索溝０１６と対応してそれぞれ軸支
され各索溝０１６にかけ回された索がそれぞれかけ回さ
れた複数のシーブ状索用従動回転体１と、各従動回転体
１をそれぞれ個別的に駆動ドラム０１４の側へ接近離開
可能に摺動する駆動手段６とを具えたこと。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は牽引ドラム型ウインチの
索緊張装置に関する。
索緊張装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】例えば、長スパンの固定シーブの間に非
常に長い鋼索を往復移動させるリフト、又はケーブルク
レーン等では、一般に２軸型の牽引ドラム型ウインチが
使用されている。すなわち、これは例えば、図３(A) 斜
視図に示すように、ケージ０１を支持するリフト枠０２
と、地上に配設された複数のシーブ０３と、建設中の高
層ビルの最上階に配設された複数のシーブ０４と、リフ
ト枠０２に配設された複数のシーブ０５，０６，０７
と、クラッチ等を介し連動する地上の２組の２軸牽引ド
ラム型昇降ウインチ０８と、昇降用オートテンシヨンウ
インチ０９及びスタビライザー用オートテンシヨンウイ
ンチ０１０と、ギヤシリンダー型トリム調整機０１１
と、一端がオートテンシヨンウインチ０９に係合しシー
ブ０３，０４，０５を経て地上のトリム調整機０１１の
対称端に他端を接続した１対の昇降索０１２と、オート
テンシヨンウインチ０１０からシーブ０３，０７を経て
たすき掛けに他端が最上階部に固着されたスタビライザ
ー索０１３等から形成されている。このような装置にお
いて、リフト枠０２は１対の昇降ウインチ０８によるオ
ートテンシヨンウインチ０９の側への昇降索０１２の摩
擦送出しで上昇し、オートテンシヨンウインチ０９の反
対側への昇降ウインチ０８のドラム駆動で下降される。
このとき、昇降ウインチ０８は同図(B) 斜視図に示すよ
うに、駆動部０１７で回転される駆動ドラム０１４に平
行な従動ドラム０１５と、両ドラム０１４，０１５上に
それぞれ荷重の大きさに応じて必要数環状に刻設された
複数の索溝０１６等とから構成されており、昇降索０１
２は索溝０１６を経て両ドラム０１４，０１５の間に巻
回され、かつ昇降索０１２の一端は荷重側に，他端はオ
ートテンシヨンウインチ側へそれぞれ延びている。
常に長い鋼索を往復移動させるリフト、又はケーブルク
レーン等では、一般に２軸型の牽引ドラム型ウインチが
使用されている。すなわち、これは例えば、図３(A) 斜
視図に示すように、ケージ０１を支持するリフト枠０２
と、地上に配設された複数のシーブ０３と、建設中の高
層ビルの最上階に配設された複数のシーブ０４と、リフ
ト枠０２に配設された複数のシーブ０５，０６，０７
と、クラッチ等を介し連動する地上の２組の２軸牽引ド
ラム型昇降ウインチ０８と、昇降用オートテンシヨンウ
インチ０９及びスタビライザー用オートテンシヨンウイ
ンチ０１０と、ギヤシリンダー型トリム調整機０１１
と、一端がオートテンシヨンウインチ０９に係合しシー
ブ０３，０４，０５を経て地上のトリム調整機０１１の
対称端に他端を接続した１対の昇降索０１２と、オート
テンシヨンウインチ０１０からシーブ０３，０７を経て
たすき掛けに他端が最上階部に固着されたスタビライザ
ー索０１３等から形成されている。このような装置にお
いて、リフト枠０２は１対の昇降ウインチ０８によるオ
ートテンシヨンウインチ０９の側への昇降索０１２の摩
擦送出しで上昇し、オートテンシヨンウインチ０９の反
対側への昇降ウインチ０８のドラム駆動で下降される。
このとき、昇降ウインチ０８は同図(B) 斜視図に示すよ
うに、駆動部０１７で回転される駆動ドラム０１４に平
行な従動ドラム０１５と、両ドラム０１４，０１５上に
それぞれ荷重の大きさに応じて必要数環状に刻設された
複数の索溝０１６等とから構成されており、昇降索０１
２は索溝０１６を経て両ドラム０１４，０１５の間に巻
回され、かつ昇降索０１２の一端は荷重側に，他端はオ
ートテンシヨンウインチ側へそれぞれ延びている。
【０００３】しかしながら、このような装置では、同図
(B) に示すように、両ドラム０１４，０１５への昇降索
０１２の巻回数が増加すると、駆動ドラム０１４を巻上
げ又は巻下げしたとき、ドラム中央部の巻回わし索の部
分０１８で索が弛み緊張しなくなり、したがって荷重側
からオートテンシヨンウインチ０９へ、又はオートテン
シヨンウインチ０９から荷重側へ索張力が伝達されず、
その結果昇降索０１２の巻上げ巻下げが困難になる惧れ
がある。
(B) に示すように、両ドラム０１４，０１５への昇降索
０１２の巻回数が増加すると、駆動ドラム０１４を巻上
げ又は巻下げしたとき、ドラム中央部の巻回わし索の部
分０１８で索が弛み緊張しなくなり、したがって荷重側
からオートテンシヨンウインチ０９へ、又はオートテン
シヨンウインチ０９から荷重側へ索張力が伝達されず、
その結果昇降索０１２の巻上げ巻下げが困難になる惧れ
がある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
事情に鑑みて提案されたもので、巻回わし索の部分的な
弛みの発生を防止することができ、したがって昇降索の
巻上げ下げが円滑に行える信頼性に優れた牽引ドラム型
ウインチの索緊張装置を提供することを目的とする。
事情に鑑みて提案されたもので、巻回わし索の部分的な
弛みの発生を防止することができ、したがって昇降索の
巻上げ下げが円滑に行える信頼性に優れた牽引ドラム型
ウインチの索緊張装置を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明はウ
インチにより駆動され表面に互いに平行な複数の環状索
溝が刻設された１個の駆動ドラムと、上記駆動ドラムの
軸線を含む同一平面上に上記駆動ドラムの各索溝と対応
してそれぞれ軸支され上記各索溝にかけ回された索がそ
れぞれかけ回された複数のシーブ状索用従動回転体と、
上記各従動回転体をそれぞれ個別的に上記駆動ドラム側
へ接近離開可能に摺動する駆動手段とを具えたことを特
徴とする。
インチにより駆動され表面に互いに平行な複数の環状索
溝が刻設された１個の駆動ドラムと、上記駆動ドラムの
軸線を含む同一平面上に上記駆動ドラムの各索溝と対応
してそれぞれ軸支され上記各索溝にかけ回された索がそ
れぞれかけ回された複数のシーブ状索用従動回転体と、
上記各従動回転体をそれぞれ個別的に上記駆動ドラム側
へ接近離開可能に摺動する駆動手段とを具えたことを特
徴とする。
【０００６】
【作用】このような構成によれば、ウインチにより駆動
され表面に互いに平行な複数の環状索溝が刻設された１
個の駆動ドラムと、上記駆動ドラムの軸線を含む同一平
面上に上記駆動ドラムの各索溝と対応してそれぞれ軸支
され上記各索溝にかけ回された索がそれぞれかけ回され
た複数のシーブ状索用従動回転体と、上記各従動回転体
をそれぞれ個別的に上記駆動ドラム側へ接近離開可能に
摺動する駆動手段とを設けているので、索引ドラム型ウ
インチの索複数掛け使用状態で生ずる索の部分的な弛み
がなく、上記索の巻取り不能の惧れがなくなる。
され表面に互いに平行な複数の環状索溝が刻設された１
個の駆動ドラムと、上記駆動ドラムの軸線を含む同一平
面上に上記駆動ドラムの各索溝と対応してそれぞれ軸支
され上記各索溝にかけ回された索がそれぞれかけ回され
た複数のシーブ状索用従動回転体と、上記各従動回転体
をそれぞれ個別的に上記駆動ドラム側へ接近離開可能に
摺動する駆動手段とを設けているので、索引ドラム型ウ
インチの索複数掛け使用状態で生ずる索の部分的な弛み
がなく、上記索の巻取り不能の惧れがなくなる。
【０００７】
【実施例】本発明を図３に示した牽引ドラム型ウインチ
に適用した一実施例を図面について説明すると、図３と
同一の符号はそれぞれ同図と同一の部材を示し、本発明
装置が同図に示したものと大きく異なるところは、従動
ドラム０１５を複数の摺動可能のシーブ状従動回転体と
したことである。すなわち、まず、図１側面図及び平面
図において、１は駆動ドラム０１４の水平軸線と平行な
複数の直線上にそれぞれ互いに適宜な等間隔で配置され
た複数の平行シーブ状の従動回転体、２は従動回転体１
の軸箱３を駆動ドラム０１４の方向へ一定距離摺動可能
に支持する縦長長方形枠型ガイド４を有する回転体支持
構造である。
に適用した一実施例を図面について説明すると、図３と
同一の符号はそれぞれ同図と同一の部材を示し、本発明
装置が同図に示したものと大きく異なるところは、従動
ドラム０１５を複数の摺動可能のシーブ状従動回転体と
したことである。すなわち、まず、図１側面図及び平面
図において、１は駆動ドラム０１４の水平軸線と平行な
複数の直線上にそれぞれ互いに適宜な等間隔で配置され
た複数の平行シーブ状の従動回転体、２は従動回転体１
の軸箱３を駆動ドラム０１４の方向へ一定距離摺動可能
に支持する縦長長方形枠型ガイド４を有する回転体支持
構造である。
【０００８】５は各従動回転体１の軸箱３から駆動ドラ
ム０１４と反対方向ヘそれぞれ延長された複数の接続
桿、６は各接続桿５の左端と対向する支持台７との間に
水平に連結された油圧シリンダー等の摺動駆動手段、８
は接続桿５及び摺動駆動手段６を支持する水平受台で、
このときの従動回転体４の摺動ストロークは５０〜１０
０mmあればよい。
ム０１４と反対方向ヘそれぞれ延長された複数の接続
桿、６は各接続桿５の左端と対向する支持台７との間に
水平に連結された油圧シリンダー等の摺動駆動手段、８
は接続桿５及び摺動駆動手段６を支持する水平受台で、
このときの従動回転体４の摺動ストロークは５０〜１０
０mmあればよい。
【０００９】このような装置において、同図(B) に示す
ように、昇降索０１２の中間部は駆動ドラム０１４の各
索溝０１６から対応する各従動回転体１の索溝に掛け回
わされ、したがって駆動ドラム０１４の全部の索溝０１
６と従動回転体１に連続的に掛け回わされるとともに、
昇降索０１２の一端はリフト枠０２（図３(A) ）経由で
トリム調整機０１１に、昇降索０１２の他端はオートテ
ンシヨンウインチ０９（図３(A) ）にそれぞれ接続され
ており、このとき、オートテンシヨンウインチ０９は昇
降索０１２の張力を一定に保ち、昇降ウインチ０８はリ
フト枠０２を地上と最上階の間に昇降させる。
ように、昇降索０１２の中間部は駆動ドラム０１４の各
索溝０１６から対応する各従動回転体１の索溝に掛け回
わされ、したがって駆動ドラム０１４の全部の索溝０１
６と従動回転体１に連続的に掛け回わされるとともに、
昇降索０１２の一端はリフト枠０２（図３(A) ）経由で
トリム調整機０１１に、昇降索０１２の他端はオートテ
ンシヨンウインチ０９（図３(A) ）にそれぞれ接続され
ており、このとき、オートテンシヨンウインチ０９は昇
降索０１２の張力を一定に保ち、昇降ウインチ０８はリ
フト枠０２を地上と最上階の間に昇降させる。
【００１０】ここで、図２流れ図に示す操作手順に従
い、装置の使用要領を図１及び図３によって具体的に説
明すると、まず装置は「運転待機」状態から、昇降ウイ
ンチ０８によりリフト枠０２を昇降移動する「リフト枠
移動スタート」操作に連動して、リフト枠０２を停止位
置でビル等の構造体に固定する図示省略の着脱固定装置
を解放する「リフト枠固定装置開放」操作をするととも
に、昇降ウインチ０８の従動回転体１を一斉に駆動ドラ
ム０１４から離す方向へ摺動駆動手段６を駆動する「従
動回転体引込み」操作をする。そうすると、摺動駆動手
段６はオートテンシヨンウインチ０９とほぼ等しい力で
駆動ドラム０１４の索溝０１６と対応する個々の従動回
転体１との間で両者に係合する昇降索０１２に一定の張
力を生ずるように作用し、それによって駆動ドラム０１
４の索溝０１６のすべてが一様に昇降索０１２に摩擦回
動を生ずるような「リフト枠移動」操作が行われ、リフ
ト枠０２が円滑に昇降するようになる。
い、装置の使用要領を図１及び図３によって具体的に説
明すると、まず装置は「運転待機」状態から、昇降ウイ
ンチ０８によりリフト枠０２を昇降移動する「リフト枠
移動スタート」操作に連動して、リフト枠０２を停止位
置でビル等の構造体に固定する図示省略の着脱固定装置
を解放する「リフト枠固定装置開放」操作をするととも
に、昇降ウインチ０８の従動回転体１を一斉に駆動ドラ
ム０１４から離す方向へ摺動駆動手段６を駆動する「従
動回転体引込み」操作をする。そうすると、摺動駆動手
段６はオートテンシヨンウインチ０９とほぼ等しい力で
駆動ドラム０１４の索溝０１６と対応する個々の従動回
転体１との間で両者に係合する昇降索０１２に一定の張
力を生ずるように作用し、それによって駆動ドラム０１
４の索溝０１６のすべてが一様に昇降索０１２に摩擦回
動を生ずるような「リフト枠移動」操作が行われ、リフ
ト枠０２が円滑に昇降するようになる。
【００１１】次に、リフト枠０２が地上又は最上階の所
定位置に到達すると、昇降ウインチ０８を駆動停止する
「リフト枠移動停止」操作が行われ、続いてリフト枠０
２を建造物へ固定装置で結合する「リフト固定装置結
合」操作が行われたのち、摺動駆動手段６を押出しに駆
動して昇降索０１２の昇降ウインチ０８上の張力を弛め
る「従動回転体押出し」操作が行われる。このような状
態下では、昇降索０１２の張力はオートテンシヨンウイ
ンチ０９により一定張力に調節され、上記の各摺動駆動
手段６の索弛め操作は、例えば最初に中間の索溝０１６
から外側の索溝０１６へ時間を置いて順に従動回転体１
を基準位置へ戻すようにすると、各従動回転体１と駆動
ドラム０１４の索溝０１６との間の昇降索０１２の弛み
が均一化し、摺動駆動手段６による昇降ウインチ０８上
での昇降索０１２の張力調整が確実に容易に達成できる
ようになる。
定位置に到達すると、昇降ウインチ０８を駆動停止する
「リフト枠移動停止」操作が行われ、続いてリフト枠０
２を建造物へ固定装置で結合する「リフト固定装置結
合」操作が行われたのち、摺動駆動手段６を押出しに駆
動して昇降索０１２の昇降ウインチ０８上の張力を弛め
る「従動回転体押出し」操作が行われる。このような状
態下では、昇降索０１２の張力はオートテンシヨンウイ
ンチ０９により一定張力に調節され、上記の各摺動駆動
手段６の索弛め操作は、例えば最初に中間の索溝０１６
から外側の索溝０１６へ時間を置いて順に従動回転体１
を基準位置へ戻すようにすると、各従動回転体１と駆動
ドラム０１４の索溝０１６との間の昇降索０１２の弛み
が均一化し、摺動駆動手段６による昇降ウインチ０８上
での昇降索０１２の張力調整が確実に容易に達成できる
ようになる。
【００１２】さらに、装置はこの状態で「運転待機」に
戻るための「継続？」操作が行われ、再び同様なリフト
枠昇降移動運転が繰返される。
戻るための「継続？」操作が行われ、再び同様なリフト
枠昇降移動運転が繰返される。
【００１３】なお、従動回転体１は駆動ドラム０１４の
水平軸線と平行な一本の直線上にそれぞれ互いに適宜な
等間隔で配置することもできる。
水平軸線と平行な一本の直線上にそれぞれ互いに適宜な
等間隔で配置することもできる。
【００１４】このような、実施例の装置によれば、ウイ
ンチにより駆動され表面に互いに平行な複数の環状索溝
が刻設された１個の駆動ドラムと、上記駆動ドラムの軸
線を含む同一平面上に上記駆動ドラムの各索溝と対応し
てそれぞれ軸支され上記各索溝にかけ回された索がそれ
ぞれかけ回された複数のシーブ状索用従動回転体と、上
記各従動回転体をそれぞれ個別的に上記駆動ドラム側へ
接近離開可能に摺動する駆動手段とを設けているので、
索引ドラム型ウインチの索複数掛け使用状態で生ずる索
の部分的な弛みがなく、上記索の巻取り不能の惧れがな
くなり、したがってウインチの信頼性が向上する。
ンチにより駆動され表面に互いに平行な複数の環状索溝
が刻設された１個の駆動ドラムと、上記駆動ドラムの軸
線を含む同一平面上に上記駆動ドラムの各索溝と対応し
てそれぞれ軸支され上記各索溝にかけ回された索がそれ
ぞれかけ回された複数のシーブ状索用従動回転体と、上
記各従動回転体をそれぞれ個別的に上記駆動ドラム側へ
接近離開可能に摺動する駆動手段とを設けているので、
索引ドラム型ウインチの索複数掛け使用状態で生ずる索
の部分的な弛みがなく、上記索の巻取り不能の惧れがな
くなり、したがってウインチの信頼性が向上する。
【００１５】
【発明の効果】要するに本発明によれば、ウインチによ
り駆動され表面に互いに平行な複数の環状索溝が刻設さ
れた１個の駆動ドラムと、上記駆動ドラムの軸線を含む
同一平面上に上記駆動ドラムの各索溝と対応してそれぞ
れ軸支され上記各索溝にかけ回された索がそれぞれかけ
回された複数のシーブ状索用従動回転体と、上記各従動
回転体をそれぞれ個別的に上記駆動ドラム側へ接近離開
可能に摺動する駆動手段とを具えたことにより、巻回わ
し索の部分的な弛みの発生を防止することができ、した
がって昇降索の巻上げ下げが円滑に行える信頼性に優れ
た牽引ドラム型ウインチの索緊張装置を得るから、本発
明は産業上極めて有益なものである。
り駆動され表面に互いに平行な複数の環状索溝が刻設さ
れた１個の駆動ドラムと、上記駆動ドラムの軸線を含む
同一平面上に上記駆動ドラムの各索溝と対応してそれぞ
れ軸支され上記各索溝にかけ回された索がそれぞれかけ
回された複数のシーブ状索用従動回転体と、上記各従動
回転体をそれぞれ個別的に上記駆動ドラム側へ接近離開
可能に摺動する駆動手段とを具えたことにより、巻回わ
し索の部分的な弛みの発生を防止することができ、した
がって昇降索の巻上げ下げが円滑に行える信頼性に優れ
た牽引ドラム型ウインチの索緊張装置を得るから、本発
明は産業上極めて有益なものである。
【図１】本発明を図３(B) に示した昇降ウインチ０８に
適用した一実施例を示し、(A)，(B) はそれぞれ側面
図，平面図である。
適用した一実施例を示し、(A)，(B) はそれぞれ側面
図，平面図である。
【図２】図１の昇降ウインチ０８の操作要領を示す流れ
図である。
図である。
【図３】公知の長大リフトを示し、(A) ，(B) はそれぞ
れ全体斜視図，昇降ウインチ０８の部分拡大図である。
れ全体斜視図，昇降ウインチ０８の部分拡大図である。
１ 従動回転体 ２ 回転体支持構造 ３ 軸箱 ４ ガイド ５ 接続桿 ６ 摺動駆動手段 ７ 支持台 ８ 受台 ０８ 昇降ウインチ ０１０ オートテンシヨンウインチ ０１２ 昇降索 ０１４ 駆動ドラム ０１６ 索溝 ０１７ 駆動部
Claims (1)
- 【請求項１】 ウインチにより駆動され表面に互いに平
行な複数の環状索溝が刻設された１個の駆動ドラムと、
上記駆動ドラムの軸線を含む同一平面上に上記駆動ドラ
ムの各索溝と対応してそれぞれ軸支され上記各索溝にか
け回された索がそれぞれかけ回された複数のシーブ状索
用従動回転体と、上記各従動回転体をそれぞれ個別的に
上記駆動ドラム側へ接近離開可能に摺動する駆動手段と
を具えたことを特徴とする牽引ドラム型ウインチの索緊
張装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36083492A JPH06199492A (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 牽引ドラム型ウインチの索緊張装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36083492A JPH06199492A (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 牽引ドラム型ウインチの索緊張装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06199492A true JPH06199492A (ja) | 1994-07-19 |
Family
ID=18471126
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP36083492A Withdrawn JPH06199492A (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 牽引ドラム型ウインチの索緊張装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06199492A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106064796A (zh) * | 2016-08-03 | 2016-11-02 | 泉州市劲力工程机械有限公司 | 一种应用于拾木机中的同向旋转往复牵引装置 |
| CN109665431A (zh) * | 2018-12-17 | 2019-04-23 | 中国矿业大学 | 一种地下水平驱动布置式超深牵引系统及使用方法 |
| CN110459987A (zh) * | 2019-09-23 | 2019-11-15 | 中铁二十局集团电气化工程有限公司 | 接触网施工用自动紧线装置及方法 |
-
1992
- 1992-12-28 JP JP36083492A patent/JPH06199492A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106064796A (zh) * | 2016-08-03 | 2016-11-02 | 泉州市劲力工程机械有限公司 | 一种应用于拾木机中的同向旋转往复牵引装置 |
| CN109665431A (zh) * | 2018-12-17 | 2019-04-23 | 中国矿业大学 | 一种地下水平驱动布置式超深牵引系统及使用方法 |
| CN109665431B (zh) * | 2018-12-17 | 2020-09-22 | 中国矿业大学 | 一种地下水平驱动布置式超深牵引系统及使用方法 |
| AU2019410974B2 (en) * | 2018-12-17 | 2022-04-07 | China University Of Mining And Technology | Ultra-deep underground traction system having horizontal driving layout and method of use |
| CN110459987A (zh) * | 2019-09-23 | 2019-11-15 | 中铁二十局集团电气化工程有限公司 | 接触网施工用自动紧线装置及方法 |
| CN110459987B (zh) * | 2019-09-23 | 2024-04-16 | 中铁二十局集团电气化工程有限公司 | 接触网施工用自动紧线装置及方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000307 |