JPH06199262A - 自転車のペダル回転状態報知装置 - Google Patents
自転車のペダル回転状態報知装置Info
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- JPH06199262A JPH06199262A JP4359846A JP35984692A JPH06199262A JP H06199262 A JPH06199262 A JP H06199262A JP 4359846 A JP4359846 A JP 4359846A JP 35984692 A JP35984692 A JP 35984692A JP H06199262 A JPH06199262 A JP H06199262A
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Abstract
転状態を報知する自転車のペダル回転状態報知装置を提
供する。 【構成】 SA4では、各レジスタA,B,Cに格納さ
れた値を用いて、T=(A×B×60×60)/(B×1000)
[s]として、ピッチ周期Tを演算する(SA4)。す
なわち、このピッチ周期Tの値は、目標速度を得るに必
要なペダルの回転周期であり、T秒間に1回の周期でペ
ダルを回転させれば目標速度が維持されることを意味す
る。そこで、SA5〜SA9のループを繰り返すことに
より、ピッチ音をピッチ周期Tの間隔で発生させ、よっ
て、このピッチ音に合わせて1回転させる速度でペダル
を操作することにより、目標速度を維持しつつ走行する
ことができる。
Description
ダルの回転状態との対応関係を報知するペダルの回転状
態報知装置に関する。
と称される装置が搭載されるに至っている。このサイク
ルコンピュータは、当該自転車の車輪の周長や目標速度
を入力する為のキー、及び車輪の回転を検出する回転検
出装置等で構成されている。この回転検出装置は、前輪
のスポークに装着された磁石と、車体側に固定され前記
磁石の回転軌道の外側に位置する磁気検出部、該磁気検
出部からの磁検出信号を受信する受信機等で構成されて
いる。そして、自転車の走行に伴って前輪が回転し、こ
れによりスポークに取り付けられている磁石が磁気検出
部の内側を通過すると、該磁気検出部が磁気を検出し
て、受信機に送信する。該受信機は、磁石の通過をカウ
ントして、「積算カウント数×周長」により積算距離を
算出し、「3600/カウント周期×周長」により速度(時
速)を算出する。そして、算出した積算距離や速度を表
示するとともに、当該速度と目標速度との差をプラ何km
/h、マイナス何km/hと表示するものである。
おいてはこのように、自転車の速度を検出して該速度を
表示したり、目標速度にとの差を表示するものであるこ
とから、当該目標速度を継続的に維持するためには、具
体的にどのような回転速度や回転周期をもってペダルを
操作することが必要であるかを認識することができな
い。しかも、今日においては、ギヤチェンジ機構を有す
る自転車が大半であって、ギヤチェンジにより変更され
たギア比に応じて、ペダルの回転周期と走行速度との関
係が変化する。よって、ギヤチェンジを行うことなく走
行を行っている場合には無論のこと、ギヤチェンジを行
った場合にはさらに目標速度を維持しながら走行するこ
とが困難となるものであった。
なされたものであり、当該走行状態を維持するに必要な
ペダルの回転状態を報知する自転車のペダル回転状態報
知装置を提供することを目的とするものである。
に本発明にかかる自転車のペダル回転状態報知装置にあ
っては、車輪と該車輪を駆動するペダルとの回転比率に
応じたデータを設定するデータ設定手段と、該データ設
定手段により設定されたデータと前記車輪の周長とに基
づいて、走行状態に対応するペダルの回転状態を報知す
る報知手段とを備えている。
ダルと車輪との回転比率に応じた周期で車輪が回転す
る。このときの自転車の速度は、車輪の回転周期と周長
により決定され、かつ、車輪の回転周期は前記回転比率
に依存する関係を有する。よって、ある走行状態に対応
するペダルの回転状態が報知された場合、この報知され
たペダルの回転状態を維持するようにペダル操作を行え
ば、結果として自転車は当該走行状態に維持される。
明する。図1は、本発明の第1実施例にかかる自転車の
側面図であり、自転車1に設けられた前輪2には、その
スポーク3に磁石4が取り付けられている。一方、自転
車1の車体5には、前記磁石4の回転軌道の外側に送信
機6が固定されており、該送信機6の上方には受信機7
が装着されている。
ードスイッチ8を有し、該リードスイッチ8は常開であ
って前輪2の回転に伴って磁石4が通過した際にオンと
なって、リードスイッチ信号をワンショットマルチバイ
ブレータ9に出力する。該ワンショットマルチバイブレ
ータ9は、前記リードスイッチ信号を送信に適した幅の
パルス信号に変換して、送信回路10に出力する。該送
信回路10は、入力されたパルス信号を、送信コイル1
1及びコンデンサ12で構成される共振回路の共振周波
数等に応じて送信に適した信号に変換し、EM信号とし
て出力させる。
3及びコンデンサ14で構成される受信機7側の共振回
路で受信され、検波器及びカウンタ部15は、受信され
たEM信号を検波して、そのタイミングでカウンタ値を
演算処理部16に入力する。該演算処理部16は、前回
磁石4が送信機6の内側を通過した際のカウンタ値と今
回通過した際のカウンタ値との差により前輪2の回転周
期を算出する等の演算を実行する。さらに、演算処理部
16は、キー入力部17から入力されるキー操作信号に
基づき、この受信機7全体を制御するとともに、LCD
で構成された表示部18の表示制御及び放音部19の放
音制御を行う。なお、前記キー入力部17は、前輪2の
タイヤ周長を入力する際に操作される周長入力キー、目
標速度を入力する際に操作される目標速度入力キー、ギ
ヤ比を入力する際に操作されるギヤ比入力キー、及び放
音部19から発生するピッチ音を停止させる際に操作さ
れる終了キー等が設けられている。
を図3に示したフローチャートにしたがって説明する。
すなわち、走行に先立って使用者が前記キー入力部17
を操作して、前輪2のタイヤ周長と目標速度、及び自転
車1に設定されているギア比を入力すると、演算処理部
16はタイヤ周長をレジスタAに、目標速度をレジスタ
Bに、ギヤ比をレジスタCに各々格納する(SA1〜S
A3)。引き続き、演算処理部16は、各レジスタA,
B,Cに格納された値を用いて、T=(A×B×60×60)/
(B×1000)[s]として、ピッチ周期Tを演算する(S
A4)。すなわち、このピッチ周期Tの値は、目標速度
を得るに必要なペダルの回転周期であり、T秒間に1回
の周期でペダルを回転させれば目標速度が維持されるこ
とを意味する。
音部19から最初のピッチ音を発生させた後、タイマT
Tにピッチ周期Tを格納し(SA6)、さらにこのタイ
マTTを基準時間(例えば0.1秒)ずつデクリメント
する(SA7)。次に、タイマTTが0となったか否か
を判別し(SA8)、0となるまでSA7,8のループ
を繰り返す。そして、ピッチ周期Tに相当する時間が経
過することにより、タイマTTが0となると、終了キー
が操作されたか否かを判別し(SA9)、終了キーが操
作されない限り、SA5〜SA9のループを繰り返す。
したがって、このループが繰り返し実行されることによ
り、ピッチ音はピッチ周期Tの間隔で発生する。よっ
て、このピッチ音に合わせて1回転させる速度でペダル
を操作することにより、目標速度を維持しつつ走行する
ことできる。
車の側面図であり、自転車1に設けられた前輪2には、
そのスポーク3にタイヤ回転検出用磁石20が取り付け
られている。一方、自転車1の車体5には、前記タイヤ
回転検出用磁石20の回転軌道の外側にタイヤ回転検出
用送信機21が固定されており、該タイヤ回転検出用送
信機21の上方には受信機7が装着されている。
クランク回転検出用磁石24が取り付けられており、車
体5にはこのクランク回転検出用磁石24の回転軌道の
内側にクランク回転検出用送信機25が固定されてい
る。なお、図5に示したように各送信機21,25の構
成は、第1実施例と同様であるが、受信機7には各送信
機21,25に対応して、各々受信コイル13,13及
びコンデンサ14,14で構成される共振回路と、検波
器及びカウンター部15,15が設けられている。ま
た、キー入力部17には、第1実施例で設けられていた
ギヤ比入力キーは設けられておらず、周長入力キー、目
標速度入力キー、終了キー等のみが設けられている。
動作を図6に示したフローチャートにしたがって説明す
る。すなわち、走行に先立って使用者が前記キー入力部
17を操作して、前輪2のタイヤ周長と目標速度を入力
すると、演算処理部16はタイヤ周長をレジスタAに、
目標速度をレジスタBに各々格納する(SB1,SB
2)。しかる後に自転車1を走行させると、演算処理部
16は、前回タイヤ回転検出用磁石20がタイヤ回転検
出用送信機21の内側を通過した際のカウンタ値と今回
通過した際のカウンタ値との差により、前輪2のタイヤ
回転周期を検出し、この検出したタイヤ回転周期[s]
をレジスタDに格納する(SB3)。さらに、演算処理
部16は、前回クランク回転検出用磁石24がクランク
回転検出用送信機25の内側を通過した際のカウンタ値
と今回通過した際のカウンタ値との差により、クランク
23の回転周期を検出し、このクランク回転周期[s]
をレジスタEに格納する(SB4)。引き続き、レジス
タEに格納したクランク回転周期とレジスタDに格納し
たタイヤ回転周期とを用いて、C=E/Dとして、ギヤ
比Cを演算する(SB5)。つまり、この第2実施例に
おいては、自転車1の使用者はギヤ比を入力する必要は
なく、クランク回転周期とタイヤ回転周期との比率によ
り、ギヤ比が算出される。
した第1実施例のSA4〜SA9と同様の処理を実行す
る。よって、ピッチ音はピッチ周期Tの間隔で発生し、
このピッチ音に合わせて1回転させる速度でペダルを操
作することにより、目標速度を維持しつつ走行すること
できる。
チャートであり、SC1〜SC5は第2実施例のSB1
〜SB5と、SC7〜SA12はSB6〜SA11と同
一の処理内容である。しかし、SC6では、各レジスタ
A〜Eに格納された値、つまりタイヤ周長、目標速度、
タイヤ回転周期、クランク回転周期、ギヤ比を表示部1
8に表示する。したがって、この実施例では、表示部1
8を見ることにより、前記各値を確認することができ、
これにより目標速度やギヤ比を認識しつつ走行を行うこ
とができる。
ダルの回転周期を報知するようにしたがこれに限ること
なく、LEDの点滅により視覚的にペダル回転周期を報
知したり、あるいはペダル回転周期を用紙にプリントア
ウトするようにしてもよい。
に対応するペダルの回転状態を報知するようにしたこと
から、当該走行状態を維持するに必要なペダルの回転状
態を認識することができる。よって、この報知されるペ
ダルの回転状態に従ってペダル操作を行うことにより、
目標速度を維持しながら走行する等の所定の走行状態に
必要なペダル操作を容易に行うことが可能となる。
である。
る。
である。
る。
る。
Claims (5)
- 【請求項1】 車輪と該車輪を駆動するペダルとの回転
比率に応じたデータを設定するデータ設定手段と、 該データ設定手段により設定されたデータと前記車輪の
周長とに基づいて、走行状態に対応するペダルの回転状
態を報知する報知手段と、 を備えたことを特徴とする自転車のペダル回転状態報知
装置。 - 【請求項2】 車輪の回転周期を検出する車輪回転周期
検出手段と、 前記車輪を駆動するペダルの回転周期を検出するペダル
回転周期検出手段と、 前記各検出手段の検出結果に基づいて、車輪の回転周期
とペダルの回転周期との比率を算出する算出手段と、 該算出手段の算出結果と前記車輪の周長とに基づいて、
走行速度に対応するペダルの回転周期を報知する報知手
段と、 を備えたことを特徴とする自転車のペダル回転状態報知
装置。 - 【請求項3】 目標速度を設定する目標速度設定手段
と、 車輪の周長を設定する周長設定手段と、 前記車輪の回転周期と該車輪を駆動するペダルの回転周
期との比率を示す比率データを設定する比率データ設定
手段と、 該比率データ設定手段により設定された比率データと前
記車輪の周長とに基づき、前記目標速度を維持するに必
要なペダルの回転周期を算出する算出手段と、 該算出手段により算出されたペダルの回転周期を報知す
る報知手段と、 を備えたことを特徴とする自転車のペダル回転状態報知
装置。 - 【請求項4】 目標速度を設定する目標速度設定手段
と、 車輪の周長を設定する周長設定手段と、 前記車輪の回転周期を検出する車輪回転周期検出手段
と、 前記車輪を駆動するペダルの回転周期を検出するペダル
回転周期検出手段と、 前記各検出手段の検出結果に基づき、前記車輪とペダル
との回転周期の比率を算出する回転比率算出手段と、 該回転比率算出手段の算出結果と前記車輪の周長とに基
づき、前記目標速度を維持するに必要なペダルの回転周
期を算出する回転周期算出手段と、 該回転周期算出手段により算出されたペダルの回転周期
を報知する報知手段と、 を備えたことを特徴とする自転車のペダル回転状態報知
装置。 - 【請求項5】 前記報知手段は、前記ペダルの回転周期
に対応する周期のピッチ音を発生する放音装置であるこ
とを特徴とする請求項1から4にいずれか記載の自転車
のペダル回転状態報知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35984692A JP3334200B2 (ja) | 1992-12-30 | 1992-12-30 | 自転車のペダル回転状態報知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35984692A JP3334200B2 (ja) | 1992-12-30 | 1992-12-30 | 自転車のペダル回転状態報知装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06199262A true JPH06199262A (ja) | 1994-07-19 |
JP3334200B2 JP3334200B2 (ja) | 2002-10-15 |
Family
ID=18466600
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35984692A Expired - Fee Related JP3334200B2 (ja) | 1992-12-30 | 1992-12-30 | 自転車のペダル回転状態報知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3334200B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010095121A (ja) * | 2008-10-16 | 2010-04-30 | Toyota Motor Corp | 走行装置及び走行方法 |
JP2012106553A (ja) * | 2010-11-16 | 2012-06-07 | Seiko Epson Corp | 運転解析装置 |
-
1992
- 1992-12-30 JP JP35984692A patent/JP3334200B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010095121A (ja) * | 2008-10-16 | 2010-04-30 | Toyota Motor Corp | 走行装置及び走行方法 |
JP2012106553A (ja) * | 2010-11-16 | 2012-06-07 | Seiko Epson Corp | 運転解析装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3334200B2 (ja) | 2002-10-15 |
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