JPH06199259A - フットレストの防振構造 - Google Patents

フットレストの防振構造

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JPH06199259A
JPH06199259A JP5001125A JP112593A JPH06199259A JP H06199259 A JPH06199259 A JP H06199259A JP 5001125 A JP5001125 A JP 5001125A JP 112593 A JP112593 A JP 112593A JP H06199259 A JPH06199259 A JP H06199259A
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JP
Japan
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bracket
footrest
foot rest
bolt
body frame
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JP5001125A
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Takayoshi Morishita
隆義 森下
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Suzuki Motor Corp
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Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 浮動支持と固定支持とを組み合わせる。 【構成】 車体フレーム1に対するフットレストブラケ
ット11の取付けポイントを3点となし、この3点の取
り付けボルトの内、両端の2点の取り付け位置をボルト
16、13にて固定支持とし、中間の点の取り付け位置
を浮動用ボルト15にて浮動支持としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフットレストの防振構
造、特に二輪車のフットレストの防振構造に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来のフットレストの防振構造の例とし
ては実開平2-124781号公報に示されるようなものがあ
る。図4〜図6には、上記公報に於けるフットレストの
取付け構造が示されている。車体フレーム41には、フ
ットレストの支持装置の一部を構成する略三角形状のサ
ブフレーム50が一体的に設けられている。
【0003】このサブフレーム50には、略同形等大の
ブラケット51が三点支持で取り付けられる。即ち、ブ
ラケット51は取り付け部材52によってV溝付きの各
弾性支持体53及び各隔離筒体54を介装して取り付け
られている。サブフレーム50とブラケット51とは弾
性支持体53を介して取り付けられているため、いわゆ
る浮動支持とされている。従って、ブラケット51はサ
ブフレーム50に対して全面的に浮動支持とされてい
る。
【0004】ブラケット51の一部には耳片51aが形
成されており、この耳片51aにはフットレスト43の
基部43aが固定されている。このような浮動支持によ
って、車体フレーム41側の振動がフットレスト43側
に伝達されることが防止される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来技術
では、ブラケット51が全て弾性支持体53を介してサ
ブフレーム50に対し固定され、いわゆる全面的に浮動
支持されていることから部品点数も多くなり高価になる
という問題点があった。また、シートレールロアと連結
して3点固定とした場合には、ブラケット51の剛性に
よって、常用回転域にてブラケット51が共振を起こす
場合があるという問題点があった。
【0006】本発明は、前記問題を解消するべくなされ
たものであって、本発明の課題は、浮動支持と固定支持
とを組み合わせたフットレストの防振構造を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するため、車体フレームに、フットレストバーを有する
フットレストブラケットが取り付けられてなるフットレ
ストの防振構造に於いて、フットレストブラケットの車
体フレームに沿うラインの両側端部近傍を固定支持と
し、上記両側端部間の一点を浮動支持とした構成として
いる。
【0008】
【作用】フットレストブラケットは車体フレームに3点
支持で取り付けられている。取り付け位置は、フットレ
ストブラケットの車体フレームに沿うラインに設けられ
ている。そして、上記ラインの両側端部近傍を固定支持
とし、該側端部間の一点が浮動支持とされている。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図3を参照
して説明する。図1には全体概略図が示されている。こ
の図1に於いて、車体フレーム1には、後述するフット
レストブラケット11を支持するために、固定片2、凹
部3が設けられている。上述の固定片2、凹部3に支
持、固定されているフットレストブラケット11の後部
(図1中、矢示R方向)にはフットレストバー12が設
けられている。
【0010】図2は、図1中、矢示A−A線に沿う部分
拡大断面図である。固定片2にはボルト挿通孔2aが形
成され、凹部3には螺合孔3a、3bが形成されてい
る。一方、フットレストブラケット11側にはボルト挿
通孔2aに対応して螺合孔11aが形成され、螺合孔3
a、3bに対応して挿通孔11b、11cが形成されて
いる。
【0011】車体フレーム1にフットレストブラケット
11を取り付けるため、ボルト挿通孔2aと螺合孔11
a、螺合孔3a、3bと挿通孔11b、11cをそれぞ
れ位置合わせする。ついで、ボルト16を図2に示され
ているように、ボルト挿通孔2aから螺合孔11aに矢
示X方向に、またボルト13を挿通孔11cから螺合孔
3bに矢示X逆方向にそれぞれ挿入・螺合する。そし
て、ゴムブシュのような弾性体14を挿通孔11bに挿
入した後に、浮動用ボルト15を以て矢示X逆方向に螺
合孔3aに螺合する。
【0012】こように、車体フレーム1に対するフット
レストブラケット11の取付けポイントを3点となし、
該3点の取り付け位置の内、両端の2点を固定支持とし
中間の1点のみを浮動支持としているので、フットレス
トブラケット11、フットレストバー12等に生ずる振
動のレベルを低減させることができる。この状態が図3
の振動加速度曲線に示されている。
【0013】この一実施例では、車体フレーム1に対す
るフットレストブラケット11の取付けポイントを3点
となし、この3点の取り付けボルトの内、両端の2点の
取り付け位置をボルト16、13にて固定支持とし、中
間の点の取り付け位置を浮動用ボルト15にて浮動支持
としている。
【0014】これによって、支持ポイントの全てを浮動
支持とする場合よりも部品点数を少なくでき安価にでき
る。フットレストブラケット11を固定支持する支持点
の間隔が大きいので、固有振動数が低くなり、フットレ
ストブラケット11、フットレストバー12に大きな振
動が生じない。フットレストブラケット11の中央部付
近を弾性体14で浮動支持しているので、弾性体14の
ダンピングを利用でき、フットレストバー12、フット
レストブラケット11の振動レベルを小さくできる。ま
た、1点浮動支持ではあるが、支持ポイントは3点であ
るので、フットレストブラケット11の取り付け剛性を
確保できる。
【0015】
【発明の効果】この発明によれば、固有振動数が低くな
り、フットレストブラケット11、フットレストバー1
2に大きな振動が生じないという効果がある。全面的な
浮動支持の場合よりも部品点数を少なくでき安価にでき
るという効果がある。フットレストブラケットの中央部
付近を浮動支持しており、弾性体のダンピングを利用で
き、フットレストバー、フットレストブラケットの振動
レベルを小さくできるという効果がある。また、1点浮
動支持ではあるが、支持ポイントは3点であり、フット
レストブラケットの取り付け剛性を確保できるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す概略説明図である。
【図2】図1中、矢示A−A線に沿う部分拡大断面図で
ある。
【図3】一実施例の効果を示す振動加速度曲線である。
【図4】従来例を示す概略斜視説明図である。
【図5】従来例を示すブラケットの拡大正面図である。
【図6】図5中、矢示B−B線に沿う部分拡大断面図で
ある。
【符号の説明】
1 車体フレーム 2 固定片 2a ボルト挿通孔 3 凹部 3a、3b 螺合孔 11 フットレストブラケット 11a 螺合孔 11b、11c 挿通孔 12 フットレストバー 13、16 ボルト 14 弾性体 15 浮動用ボルト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体フレームに、フットレストバーを有
    するフットレストブラケットが取り付けられてなるフッ
    トレストの防振構造に於いて、 フットレストブラケットの車体フレームに沿うラインの
    両側端部近傍を固定支持とし、上記両側端部間の一点を
    浮動支持としたことを特徴とするフットレストの防振構
    造。
JP00112593A 1993-01-07 1993-01-07 フットレストの防振構造 Expired - Fee Related JP3216290B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20130043668A1 (en) * 2011-08-15 2013-02-21 Allred & Associates Inc. Motorcycle footrest peg reinforcement
JP2017047884A (ja) * 2015-08-31 2017-03-09 光陽工業股▲分▼有限公司 バイク後部座席フットレスト

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20130043668A1 (en) * 2011-08-15 2013-02-21 Allred & Associates Inc. Motorcycle footrest peg reinforcement
JP2017047884A (ja) * 2015-08-31 2017-03-09 光陽工業股▲分▼有限公司 バイク後部座席フットレスト

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