JPH06199226A - 車両用ブレーキ装置の作動チェック方法 - Google Patents

車両用ブレーキ装置の作動チェック方法

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JPH06199226A
JPH06199226A JP1695093A JP1695093A JPH06199226A JP H06199226 A JPH06199226 A JP H06199226A JP 1695093 A JP1695093 A JP 1695093A JP 1695093 A JP1695093 A JP 1695093A JP H06199226 A JPH06199226 A JP H06199226A
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JP
Japan
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brake
check
pressure
control
hydraulic unit
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JP1695093A
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English (en)
Inventor
Keitaro Yokota
恵太郎 横田
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Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
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Publication date
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  • Regulating Braking Force (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブレーキ装置に複数の制御システムの油圧ユ
ニットが装着される場合に、その油圧ユニットの作動を
最適且つ迅速にチェックし、且つ必要に応じて作動状態
のデータを得てチェック精度等を向上する。 【構成】 制御ユニット30に予め減圧,保持,増圧を
1サイクルとするABSチェックパターンと、増圧,保
持,減圧を1サイクルとするTCSチェックパターンを
有する作動チェックプログラム31を設け、診断ツール
8からのスタート指令とストップ指令で作動チェックプ
ログラム31を実行すると共に、ブレーキペダル2を踏
込みまたは解除して油圧ユニット10を作動し、各作動
時点での車輪のブレーキ圧をブレーキテスタ7により検
出して、油圧ユニット10のアンチロック制御系とトラ
クション制御系の部品の作動を連続してチェックする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等の車両のブレ
ーキ装置にアンチロックブレーキ装置とトラクション制
御装置が設けられる場合において、それらの装置の油圧
ユニットの作動をチェックする作動チェック方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車のブレーキ装置の油圧系統
には、アンチロックブレーキ装置(以下ABSと称す
る)を装着して急制動時や低μ路での制動時の車輪ロッ
クを防止し、方向安定性,操安性を確保し、制動距離の
短縮を図ったり、またトラクション制御装置(以下TC
Sと称する)を装着して、急発進等の際の駆動輪のスリ
ップを防止し、方向安定性,操安性を確保する制御が採
用されてきている。
【0003】これらの装置はいずれも車輪速等の信号を
制御ユニットで電気的に処理し、その制御信号を油圧系
統に配置される油圧ユニットに出力し、油圧ユニットの
各バルブ,モータポンプ,アキュムレータ等を作動して
車輪のホイールシリンダのブレーキ液圧を電子的に制御
するように構成される。ここでABSでは、制動時のブ
レーキペダル踏込み状態において油圧ユニットにより、
例えば4輪全てのブレーキ液圧を減圧,保持,増圧する
ように制御される。またTCSでは、油圧ユニットによ
り駆動輪のみのブレーキ液圧を、例えば増圧,保持,減
圧するように制御される。
【0004】一方、一般に車両製造後においては種々の
装置の作動がチェックされ、ブレーキ装置では上述のA
BS,TCSの油圧ユニットの作動がチェックされる。
この場合に油圧ユニットの各部品を単品チェックする方
法では、作業工数が増し、部品を着脱する際の種々の不
具合も招く。また、外部信号によるシーケンスチェック
方法では、検定パターンを数個しか持てないばかりか、
各部品の詳細なチェックができない。更に、ハーネスに
直接信号を加える方法では、システムの構成と相違して
検定するため、精度が悪い等の不具合がある。従って、
ブレーキ装置に特に複数の制御システムで作動する油圧
ユニットが設けられる場合には、各システムの構成を考
慮してその作動を適切且つ迅速にチェックすることが要
求される。
【0005】従来、上記ブレーキ装置の作動チェック方
法に関しては、例えば特開昭64−67466号公報の
先行技術がある。ここで、ブレーキ装置に装着されるア
ンチスキッド装置の作動をチェックする場合において、
制御回路に予めABSチェックモード作動信号を発生す
る擬似信号発生回路を設ける。そしてブレーキペダルス
イッチから所定の信号パターンのチェック作動指令が入
力すると、擬似信号発生回路から減圧,保持,加圧を一
定の順序で組合わせたチェックモードの作動信号をアク
チュエータに出力して作動する。また車輪側にはブレー
キテスタを設けて、減圧,保持,加圧の各作動時点の制
動力を計測し、この制動力の値により正常か否かを判断
することが示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記先行技
術のものにあっては、ブレーキペダルスイッチの信号パ
ターンで作動チェックする方法であるから、トラクショ
ン制御装置の作動チェックには適応することができな
い。更に、制御回路自体で作動チェックするため、アク
チュエータの作動状態のデータを得ることができない等
の不具合がある。
【0007】本発明は、この点に鑑みてなされたもの
で、ブレーキ装置に複数の制御システムの油圧ユニット
が装着される場合に、その油圧ユニットの作動を各シス
テムの構成と同じ方法で最適且つ迅速にチェックし、且
つ必要に応じて作動状態のデータを得てチェック精度等
を向上することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、ブレーキ管路に種々のバルブ,モータポ
ンプ,アキュムレータ等の部品を有する油圧ユニットが
設けられ、この油圧ユニットを制御ユニットからの信号
により作動して電子的にアンチロック制御し、且つトラ
クション制御する車両用ブレーキ装置において、制御ユ
ニットに予め減圧,保持,増圧を1サイクルとするAB
Sチェックパターンと、増圧,保持,減圧を1サイクル
とするTCSチェックパターンを有する作動チェックプ
ログラムを設け、診断ツールからのスタート指令とスト
ップ指令で作動チェックプログラムを実行すると共に、
ブレーキペダルを踏込みまたは解除して油圧ユニットを
作動し、各作動時点での車輪のブレーキ圧をブレーキテ
スタにより検出して、油圧ユニットのアンチロック制御
系とトラクション制御系の部品の作動を連続してチェッ
クするものである。
【0009】
【作用】上記作動チェック方法により、診断ツールから
スタートとストップを指令し、ブレーキペダルを踏込み
または解除することで、作動チェックプログラムに基づ
いて油圧ユニットが各システムの構成と同一に作動し
て、油圧ユニットのアンチロック制御系とトラクション
制御系の部品の作動が連続して迅速且つ適確にチェック
される。また必要に応じて制御ユニットから診断ツール
に詳細なデータを得ることも可能になる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1において、ブレーキ装置にABSとTCSが
装着される構成において、作動チェックシステムの全体
の概略について説明する。ブレーキ装置1はブレーキペ
ダル2を有するマスターシリンダ3からのブレーキ管路
4が車輪5のホイールシリンダ6に連通され、このブレ
ーキ管路4中にABSとTCSの油圧ユニット10が設
けられる。また車輪5には、ブレーキテスタ7が制動力
を検出することが可能に設けられている。
【0011】制御ユニット30は、ABS制御,TCS
制御,自己診断してフェイルセーフ制御するプログラム
を有し、更に予め作動チェックプログラム31が設けら
れている。また作動チェックの際に使用するものとし
て、パソコンによる診断ツール8を有する。作動チェッ
クプログラム31は、システムの構成と同じ方法のAB
SチェックパターンとTCSチェックパターンを有し、
診断ツール8からのスタートとストップの指令により、
先ずABSチェックパターンを実行し、次いでTCSチ
ェックパターンを実行するようになっている。
【0012】そこで作動チェックの際には、診断ツール
8を制御ユニット30に接続し、スタート指令すると共
にブレーキペダル2を踏込む。そして作動チェックプロ
グラム31が実行して、ABSチェックパターンにより
減圧,保持,増圧の1サイクルの作動信号と、モータ駆
動信号を油圧ユニット10に出力して作動する。そして
この各作動時点での制動力をブレーキテスタ7により検
出して、ABSバルブ系が正常か否かをチェックする。
このとき制御ユニット30から診断ツール8に必要に応
じて詳細なデータを送り、ストップ指令して終了する。
【0013】その後、ブレーキペダル2の踏込みを解除
した状態でスタート指令し、今度はTCSチェックパタ
ーンによりON・OFF信号,増圧,保持,減圧の1サ
イクルの作動信号と、モータ駆動信号を再び油圧ユニッ
ト10に出力して作動する。この場合も各作動時点での
制動力をブレーキテスタ7により検出して、TCSバル
ブ系が正常か否かをチェックし、必要に応じて診断ツー
ル8にデータを送り、ストップ指令して終了する。
【0014】図2において、ブレーキ装置1の具体的構
成について説明する。ブレーキペダル2を有するマスタ
ーシリンダ3からの一方のブレーキ管路4a,4bが、
右前輪FRと左後輪RLのホイールシリンダ6に連通
し、他方のブレーキ管路4c,4dが、左前輪FLと右
後輪RRのホイールシリンダ6に連通する。そこで油圧
ユニット10のABS11は、4輪の管路中にそれぞれ
3位置に切換えるFRバルブ12a,FLバルブ12
c,RRバルブ12d,RLバルブ12bが設けられ
る。そしてFRバルブ12aとRLバルブ12bからの
ドレン管路13,FLバルブ12cとRRバルブ12d
からのドレン管路14がポンプ装置15のアキュムレー
タ16a,16bに連通する。ポンプ装置15は、モー
タ17により駆動する2つのポンプ18a,18bを有
し、ポンプ18aは、ABS作動の減圧時にはブレーキ
バルブ26が閉鎖位置となり、アキュムレータ16a,
16bに貯留したブレーキ液を他方のアキュムレータ1
9a,19bに移すことでドレン管路13,14の圧力
を下げ、減圧の応答性を向上する。一方、TCS時には
ブレーキバルブ26が連通位置となり、モータ17を作
動することによりリザーバ3aから管路27を通してア
キュムレータ16a,16bにブレーキ液が供給され、
アキュムレータ19a,19bに蓄えられているブレー
キ液と一緒になり、管路20を介してホイールシリンダ
6に増圧したブレーキ液を供給する。アキュムレータ1
9aに高液圧を蓄えて、管路20により右前輪FRと左
後輪RLを同時に増圧し、他方のポンプ18bはアキュ
ムレータ19bに高液圧を蓄えて、管路21により左前
輪FLと右後輪RRを同時に増圧するように構成され
る。
【0015】またTCS25は上述のABS11を活用
するものであり、マスターシリンダ3のリザーバ3aが
ブレーキバルブ26を有する管路27を介してポンプ装
置15のアキュムレータ16a,16bに連通する。ま
たFF車の場合は左右の前輪が駆動輪であることから、
左右前輪FL,FRの管路4a,4cのマスターシリン
ダ3側にTCSバルブ28a,28bが設けられる。
【0016】次にこのブレーキ装置1の作用について説
明する。先ず通常時は、図示のようにブレーキバルブ2
6のみが閉じ、2つのTCSバルブ28a,28bが開
き、4輪のバルブ12a〜12dはいずれも増圧位置に
ある。これにより制動時にブレーキペダル2を踏込む
と、マスターシリンダ3で生じる液圧がそのまま4輪の
ホイールシリンダ6にかかって制動作用する。この制動
時に車輪減速度が設定値を越えると、4輪のバルブ12
a〜12dが保持位置に切換わってブレーキ圧を保持
し、更に車輪ロックしそうになると、4輪のバルブ12
a〜12dが減圧位置になってブレーキ圧はドレン管路
13,14によりアキュムレータ16a,16bにドレ
ンして減圧される。このときモータ17によりポンプ1
8a,18bを作動して、アキュムレータ19a,19
bに高液圧を蓄える。一方、ブレーキ圧の減圧で車輪の
減速が緩和すると、再び上記保持状態になり、その後増
圧位置になることでアキュムレータ19a,19bの高
液圧が4輪のホイールシリンダ6に作用して車輪を制動
するのであり、こうして車輪ロックを防止するように制
御される。
【0017】一方、所定のスロットル開度以上の加速時
には、ブレーキバルブ26が開いてリザーバ3aのオイ
ルが補給され、TCSバルブ28a,28bが閉じて前
輪側に制限され、FRバルブ12aとFLバルブ12c
は保持位置で、左右前輪FL,FRのホイールシリンダ
6がブレーキ管路4a,4cから遮断される。またモー
タ17によりポンプ18a,18bを作動して、アキュ
ムレータ19a,19bに高液圧が蓄えられる。そして
車輪加速度が設定値を越えると、左右前輪FL,FRの
バルブ12a,12cが増圧位置になった後に保持位置
に切換わり、これにより高液圧が左右前輪FL,FRの
ホイールシリンダ6に作用して制動する。そしてこの制
動により車輪の加速が緩和すると、バルブ12a,12
cは減圧位置になって制動解除されるのであり、こうし
て車輪スリップを防止するように制御される。従って、
このように構成される油圧ユニット10により、ABS
制御とTCS制御を行うことが可能になっている。
【0018】図3において、制御ユニット30の構成に
ついて説明する。制御ユニット30はCPU32を有
し、4輪車輪速等の各種センサ40の信号が波形整形回
路33を介してCPU32に入力し、イグニッションス
イッチ41の操作でバッテリ電源が電源回路34により
安定化してCPU32に供給される。またCPU32か
らの出力信号により駆動回路35を介して油圧ユニット
10の各バルブ12a〜12d,26,28a,28
b,モータ17等に作動信号を出力し、他の入出力回路
36によりランプ42,モニターライン43等に信号を
出力する。更に、制御ユニット30は通信用インターフ
ェイス37を有し、作動チェックの際に診断ツール8と
接続してCPU32の作動チェックプログラム31を実
行するように構成される。
【0019】そこで図4のフローチャートと図5のタイ
ムチャートにより、油圧ユニット10の作動をチェック
する作用について説明する。先ずステップS1で制御ユ
ニット30に診断ツール8を接続し、ステップS2でス
タート指令して作動チェックプログラム31のABSチ
ェックパターンを実行する(t0)。そしてステップS
3でブレーキペダル2を踏込み(t1)、これにより4
輪のブレーキ圧はいずれも高くなる。その後はチェック
パターンにより、先ずモータ17を作動し(t2)、F
Rバルブ12aとRRバルブ12dを同時に減圧,保
持,増圧の1サイクルで作動する(t3)。そこで正常
な場合は、FRブレーキ圧とRRブレーキ圧が、低下
し、その低下状態を保ち、高くなるように変化する。
【0020】その後は、FLバルブ12cとRLバルブ
12bを同様に作動し(t4)、この場合も正常である
と、FLブレーキ圧とRLブレーキ圧が同様に変化す
る。そしてモータ17を停止し(t5)、ストップ指令
する(t6)。また上記各作動時点でのブレーキ圧の状
態をブレーキテスタ7により検出し、この値によりステ
ップS4でABSバルブ系が正常か否かを判断するので
あり、こうしてABS11の部品の作動がチェックされ
る。
【0021】次いで、ABS11が正常な場合は、ステ
ップS5でブレーキペダル2の踏込みを解除し(t
7)、ステップS6で再びスタート指令して作動チェッ
クプログラム31のTCSチェックパターンを実行す
る。そこでFRバルブ12aとFLバルブ12cを保持
作動し(t8)、2つのTCSバルブ28a,28bを
閉じるように作動し(t9)、モータ17を作動する
(t10)。その後、先ずFRバルブ12aを増圧,保
持,減圧の1サイクルで作動するのであり(t11)、
これにより正常な場合は図2で説明したようにFRブレ
ーキ圧が高くなり、この状態を保ち、低下するように変
化する。
【0022】次に、FLバルブ12cを同様に作動して
FLブレーキ圧を変化する(t12)。その後、TCS
バルブ28a,28bを開動作し(t13)、FRバル
ブ12aとFLバルブ12cを元に戻し(t14)、モ
ータ17を停止してストップ指令する(t15)。また
この場合も、ブレーキテスタ7によりブレーキ圧を検出
し、ステップS7でTCSバルブ系が正常か否かを判断
して、TCS25の部品の作動がチェックされる。尚、
この作動チェックの際には、必要に応じてバルブ作動状
態のデータを診断ツール8に送る。
【0023】そして油圧ユニット10の作動チェックが
正常な状態で終了すると、ステップS8で診断ツール8
を切離す。また異常な場合は、ステップS9でブレーキ
配管,油圧ユニット10の部品を点検修理する。
【0024】以上、本発明の実施例について説明した
が、油圧ユニットの構成が異なる場合、制御システムが
3以上の場合にも適応できる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、車
両のブレーキ装置にアンチロック制御とトラクション制
御の複数の制御システムの油圧ユニットが装着される構
成において、制御ユニットに作動チェックプログラムが
設けられ、診断ツールからスタートとストップを指令
し、ブレーキペダルを踏込みまたは解除して、2種類の
チェックパターンにより連続的に油圧ユニットを作動し
てチェックする方法であるから、油圧ユニットのアンチ
ロック制御系とトラクション制御系の部品の作動を迅速
且つ適確にチェックすることができる。作動チェックプ
ログラムに基づいて油圧ユニットを各システムの構成と
同一に作動するので、正確にチェックでき、多数のチェ
ックパターンを持つこともできる。また必要に応じて制
御ユニットから診断ツールに詳細なデータを得ることが
できるので、チェック精度等が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両用ブレーキ装置の作動チェッ
ク方法の実施例の概略を示す構成図である。
【図2】油圧ユニットの具体例を示す回路図である。
【図3】制御ユニットの具体例を示すブロック図であ
る。
【図4】作動チェックの作用を示すフローチャートであ
る。
【図5】作動チェック状態を示すタイムチャートであ
る。
【符号の説明】
1 ブレーキ装置 4,4a〜4d ブレーキ管路 7 ブレーキテスタ 8 診断ツール 10 油圧ユニット 11 ABS 25 TCS 30 制御ユニット 31 作動チェックプログラム

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブレーキ管路に種々のバルブ、モータポ
    ンプ、アキュムレータ等の部品を有する油圧ユニットが
    設けられ、この油圧ユニットを制御ユニットからの信号
    により作動して電子的にアンチロック制御し、且つトラ
    クション制御する車両用ブレーキ装置において、制御ユ
    ニットに予め減圧,保持,増圧を1サイクルとするAB
    Sチェックパターンと、増圧,保持,減圧を1サイクル
    とするTCSチェックパターンを有する作動チェックプ
    ログラムを設け、診断ツールからのスタート指令とスト
    ップ指令で作動チェックプログラムを実行すると共に、
    ブレーキペダルを踏込みまたは解除して油圧ユニットを
    作動し、各作動時点での車輪のブレーキ圧をブレーキテ
    スタにより検出して、油圧ユニットのアンチロック制御
    系とトラクション制御系の部品の作動を連続してチェッ
    クすることを特徴とする車両用ブレーキ装置の作動チェ
    ック方法。
  2. 【請求項2】 診断ツールは、必要に応じて制御ユニッ
    トから作動チェック状態のデータを得ることを特徴とす
    る車両用ブレーキ装置の作動チェック方法。
  3. 【請求項3】 油圧ユニットは、少なくとも4輪のブレ
    ーキ管路にそれぞれ設けられてアンチロック制御とトラ
    クション制御の際に増圧,保持,減圧の各位置に切換わ
    るバルブと、モータポンプ,アキュムレータ等を有して
    高液圧を発生するポンプ装置と、トラクション制御の際
    に駆動輪に制限するバルブとを備えて、アンチロック制
    御とトラクション制御を行うように構成されることを特
    徴とする車両用ブレーキ装置の作動チェック方法。
JP1695093A 1993-01-07 1993-01-07 車両用ブレーキ装置の作動チェック方法 Pending JPH06199226A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009137565A (ja) * 2007-11-15 2009-06-25 Advics Co Ltd ブレーキ制御装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009137565A (ja) * 2007-11-15 2009-06-25 Advics Co Ltd ブレーキ制御装置

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