JPH06199013A - カラープリンタ - Google Patents

カラープリンタ

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JPH06199013A
JPH06199013A JP4348257A JP34825792A JPH06199013A JP H06199013 A JPH06199013 A JP H06199013A JP 4348257 A JP4348257 A JP 4348257A JP 34825792 A JP34825792 A JP 34825792A JP H06199013 A JPH06199013 A JP H06199013A
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JP
Japan
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intermediate transfer
drum
belt
photosensitive
toner image
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Application number
JP4348257A
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English (en)
Inventor
Takeshi Kato
健 加藤
Akira Sasaki
暁 佐々木
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 感光体と中間転写体の回動速度の同期崩れを
防止して高精細で良質のカラー画像を得る。 【構成】 中間転写ドラム221とそのドラム駆動モー
タ291との連結をクラッチ292により解除して該中
間転写ドラム221を感光ベルト211との摩擦力で従
動するようにし、該従動回動速度が所定値となるように
ベルト駆動モータ219の回転速度を調整するようにし
た。このような調整で設定されたベルト駆動モータ回転
速度は、感光ベルト211の実際の回動速度を中間転写
ドラム221の所定の回動速度に等しい速度とするよう
に駆動する値であるので、その後、該値をベルト駆動モ
ータ219の回転速度制御目標とすることにより、感光
ベルト211と中間転写ベルト221を所定の回動速度
に同期駆動することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカラープリンタに係り、
特に感光体に形成した複数の異色のトナー像を中間転写
体に重ねて転写することによりカラートナー像を得るよ
うにしたカラープリンタにおける前記感光体及び中間転
写体の駆動制御に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真技術を利用したカラープリンタ
は、光導電性の感光ドラムあるいは感光ベルト等の感光
体を所定の速度で回動させ、該感光体の表面を一様に帯
電し、該感光体の回動方向と直角方向に偏向走査される
レーザビームを印字すべき画像に対応したビデオデータ
に従って点滅制御することにより該感光体表面に静電潜
像を形成する露光制御を行い、該露光によって該感光体
表面に形成された静電潜像を現像してトナー像を形成
し、該トナー像を前記感光体と一部分で接触するように
配置されている中間転写ドラムに一時的に重ねて転写す
るプロセスを繰り返す構成であり、感光体に形成する各
静電潜像をカラー画像を構成するイエロー,マゼンタ,
シアン,黒に相当するビデオデータに従って点滅するレ
ーザビームによる露光で形成し、対応する色のトナーで
現像して前記転写を実行することにより前記中間転写ド
ラム表面にカラートナー画像を形成する。
【0003】このようなカラープリンタは、良質のカラ
ー画像を得るためには、中間転写ドラム上で重合する各
色のトナー像の位置合わせ精度を向上させることが必要
であり、そのために、特開昭62−195687号公報
に記載されたように、感光ドラム及び中間転写ドラムを
駆動する各駆動手段を共通のクロック信号に同期して制
御すると共に該クロック信号を使用して各色の露光,転
写のタイミングを制御する制御手段が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが感光体及び中
間転写体の一方がドラム形態,他方がベルト形態である
カラープリンタにおいては、ベルト側の駆動手段は該ベ
ルトを摩擦力で駆動する構成であり、両駆動手段が同期
制御されていても、前記摩擦力が変化してベルト駆動に
滑りが発生すると感光体と中間転写体の回動の同期が崩
れて色ずれが発生して高精細で良質のカラー画像が得ら
れないという問題がある。
【0005】従って本発明の目的は、感光体と中間転写
体の回動速度の同期崩れを防止して高精細で良質のカラ
ー画像を得ることができるカラープリンタを提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、感光体駆動手
段によって回動される感光体と、ビデオ信号により変調
されてレーザビームの点滅を制御する手段と、回転多面
鏡により前記レーザビームを前記感光体の回動方向に対
して直角方向に走査して該感光体を露光することにより
該感光体に静電潜像を形成する偏向手段と、該走査ビー
ムが所定の位置を通過したことを知らせる印字同期信号
を発生するビーム検出装置と、前記印字同期信号に同期
して前記ビデオ信号を発生するビデオ信号発生手段と、
前記感光体に形成された静電潜像を現像してトナー像を
生成する現像装置と、転写体駆動手段により駆動されて
前記感光体と同期的に回動し、前記感光体に形成された
トナー像が一時的に転写される中間転写体と、これらを
制御する制御手段とを備えたカラープリンタにおいて、
前記感光体及び中間転写体の何れか一方はドラム形態で
あってその前記駆動手段との間に介在されて両者間の連
結を解除する連結解除手段と回動速度検出手段とを備
え、その他方はベルト形態であってその駆動手段は前記
連結解除手段による連結解除時に前記回動速度検出手段
から得られる検出信号を参照してその値が所定値になる
ように駆動速度を調整する駆動速度制御手段を備えたこ
とを特徴とする。
【0007】
【作用】駆動ローラ等に掛け巡らせて該駆動ローラとの
間の摩擦力で駆動して回動されるベルト形態に構成され
た感光体または中間転写体は、前記摩擦力に経時変化が
発生して両者間に滑りが発生すると所定値で回転する駆
動手段とは異なる速度で回動することになり、駆動手段
と一体的に所定の速度で回動するドラム形態の中間転写
体または感光体との間に滑りが発生することになる。し
かしながら、あるタイミングでドラム形態の中間転写体
または感光体とその駆動手段との連結を解除してこれを
ベルト形態の感光体または中間転写体との摩擦力で従動
するようにして該従動回動速度が所定値となるようにベ
ルト形態の感光体または中間転写体のための駆動手段の
回転速度を調整すれば、ベルト形態の感光体または中間
転写ドラムとその駆動手段との間の滑りを吸収した駆動
速度が得られ、その後、該駆動速度で運転すれば感光体
と中間転写体は所定の回動速度となる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0009】図1は、情報処理装置100に接続された
レーザプリンタ200の縦断側面図を示している。この
レーザプリンタ200の印写部は、駆動ローラ293と
従動ローラ294の周りに掛け巡らしたベルト形態の感
光体(感光ベルト)211と、該感光ベルト211を回
動する前記駆動ローラ293を所定の速度で駆動するた
めのベルト駆動モータ219と、感光ベルト211の副
走査(回動)方向の基準位置信号HPSを発生するため
に該感光ベルト211の外周表面に形成された基準位置
マークを読み取る反射型のフォトセンサ290と、該感
光ベルト211の表面を一様に帯電する帯電器212
と、一様に帯電された感光ベルト表面を露光して該表面
に静電潜像を形成する走査露光装置213と、該静電潜
像を現像して感光ベルト表面にトナー像を形成する3つ
の現像装置214,215,216(各現像装置は現像
剤の有無を検出するセンサを内蔵している。)と、該ト
ナー像を後述する中間転写ドラム221に転写した後に
該感光ベルト表面に残留するトナーを除去するベルトク
リーナ217と、該感光ベルト表面に残留する電荷を除
去するイレーズランプ218とを備える。
【0010】前記走査露光装置213は、半導体レーザ
213aからビデオ信号で変調して点滅するように出力
されるレーザ光を集光レンズ213bで集光して平行な
レーザビームとし、ミラー駆動モータ213cに駆動さ
れて定速度回転するポリゴンミラー213dで該レーザ
ビームを反射することにより繰返し偏向ビームとし、該
偏向ビームを投影レンズ213e及び折返しミラー21
3fを介して前記感光ベルト211の表面に照射してビ
ームスポットを形成し、該ビームスポットの走査により
該感光ベルト表面を露光する構成である。また、該走査
露光装置213は、図2に示すように、各偏向走査にお
いて前記ビームスポットが偏向走査基準位置を通過する
タイミングを検出するためにビームディテクタ213g
を備え、該ビームディテクタ213gから得られる信号
を増幅器213hで増幅して偏向走査開始基準検出信号
BDT1として出力する。
【0011】現像装置214はイエロー色のトナーを現
像剤として使用する現像装置、現像装置215はマゼン
タ色のトナーを現像剤として使用する現像装置、現像装
置216はシアン色のトナーを現像剤として使用する現
像装置であり、各現像装置はバイアス電圧を制御するこ
とにより現像機能が付与または消失される。該バイアス
電圧の制御は、静電潜像を形成するのに使用したビデオ
信号の指定色に対応した現像装置が有効に機能するよう
に情報処理装置100からの指定信号で行なわれる。
【0012】中間転写ドラム221は、感光ベルト21
1の表面に形成した複数のトナー像を重合して1つのカ
ラートナー像を完成し、該カラートナー像を用紙に転写
するために使用される。該中間転写ドラム221は、ド
ラム駆動モータ291を駆動源として連結用クラッチ2
92を介して駆動され、前記感光ベルト表面に接触しな
がら矢印方向に同期した速度で回動する。感光ベルト2
11の表面と接触状態にある領域の中間転写ドラム22
1内側には、該感光ベルト211の表面のトナー像を該
中間転写ドラム221の表面に転写するための転写器2
22が設置される。また、該中間転写ドラム221の表
面に残留するトナーを除去するために該表面に離接制御
可能なクリーナ223を配設している。更に、該中間転
写ドラム221の基準位置信号TPSを発生するために
該中間転写ドラム221の外周表面に形成された基準位
置マークを読み取る反射型のフォトセンサ224を配設
している。
【0013】給紙カセット231は用紙232を収容
し、給紙ローラ233は該用紙232を抽出してレジス
トローラ234まで供給する。レジストローラ234
は、給紙ローラ233により搬送されてくる用紙232
の先端を抑えて該用紙232の進行を停止し、整紙と送
紙タイミングの調整を行なう。
【0014】転写器241は、レジストローラ234か
ら搬送されてきた用紙232が中間転写ドラム221と
接触する領域で該用紙232の背面に転写電荷を与え、
中間転写ドラム221の表面のトナー像を該用紙232
に転写する。
【0015】定着器251は、トナー像が転写された用
紙232を加熱ローラと加圧ローラの間を通過させて該
トナー像を該用紙232に溶着(定着)する構成であ
る。
【0016】排紙ローラ261は、トナー像が定着され
た用紙232を機外に排出するものである。
【0017】制御装置270は上位の情報処理装置10
0に接続されて該情報処理装置100と制御信号や印字
データ(ビデオ信号)の授受を行ない、該レーザプリン
タ200の内部の構成手段を制御して印字制御を実行す
る。
【0018】図3は、前記制御装置270の内部構成を
詳述したブロック図である。該制御装置270はCPU
271を中心にして構成され、プログラムを格納したR
OM272,エラー情報やメンテナンス情報等を格納す
るRAM273,半導体レーザ213aの点滅を制御す
るレーザ制御回路274,レーザビームの強さを検出す
るレーザパワーモニタ回路275,前記偏向走査開始基
準検出信号BDT1と前記副走査方向の基準位置信号H
PSをもとに走査同期基準信号を発生する走査同期基準
信号発生回路277,発振器278,前記ドラム基準位
置信号TPSを入力して前記中間転写ドラム221の回
動速度を検出する検出信号処理回路276,駆動モータ
の回転速度の制御基準となる基準クロック信号を供給す
るクロック信号供給回路285,発振器286,該レー
ザプリンタ内部の構成手段を制御する周辺機器制御駆動
回路279等を備える。
【0019】前記プリンタ内部構成手段は、この実施例
では、前記ポリゴンミラー213dを駆動する前記ミラ
ー駆動モータ213cと、中間転写ドラム221を駆動
するドラム駆動モータ291と、用紙搬送系を駆動する
メインモータ281と、前記ドラム駆動モータ291と
前記中間転写ドラム221の間を連結する連結用クラッ
チ292と、前記感光ベルト211を駆動するベルト駆
動モータ219と、前記現像装置214〜216及び転
写器222等を付勢する高圧電源283とを備える。
【0020】次に、前記CPU271が実行する印字制
御処理について図4〜図6を参照して説明する。前記情
報処理装置100とレーザプリンタ200は、イエロー
色,マゼンタ色,シアン色の順にトナー像を形成するよ
うに約束して制御プログラムを構成してある。
【0021】情報処理装置100が印字要求信号を発生
すると、レーザプリンタ200の制御装置270におけ
る前記CPU271は該印字要求信号に応動し、ROM
272に格納された制御プログラムに従った印字制御処
理を開始する。
【0022】先ず、処理401でミラー駆動モータ21
3c,メインモータ281,ベルト駆動モータ219,
ドラム駆動モータ291を回転させ、処理402でイレ
ーズランプ218を点灯し、処理403で帯電器212
を動作状態とし、処理404で転写器222を動作状態
とする。処理405では、情報処理装置100から与え
られたビデオ信号がイエロー色のトナー像に該当するも
のかどうかを確認する。イエロー色のトナー像に該当す
るものである場合には処理406に移り、現像装置21
4の現像機能を有効にするための現像バイアス電圧を発
生するように周辺機器制御回路279を制御し、印字処
理407に移る。
【0023】該印字処理407は、図5に示すように、
処理407aで副走査方向の基準位置信号HPSの入力
を監視し、感光ベルト211が書き出し基準位置まで回
動してフォトセンサ290が該副走査方向基準信号HP
Sを発生したのを確認すると処理407bに移る。
【0024】処理407bでは、該副走査方向基準位置
信号HPSが発生してからt1時間後に副走査方向の印
字許可信号Vsyncを発生するように時間管理を行い、該
時間t1を経過すると処理407cに移って副走査方向
印字許可信号Vsyncを発生する(副走査方向印字許可信
号Vsyncを情報処理装置100に伝送する信号線をロー
レベルにする)。この時間管理は主走査同期基準信号B
DT1を計数することにより行なう。そして、この副走
査方向印字許可信号Vsyncの発生期間の長さt2は、用
紙232の搬送方向の長さを搬送する時間に相応する。
【0025】そして、該副走査方向印字許可信号Vsync
発生期間内では、先ず、処理407dにおいて前記主走
査同期基準信号BDT1の発生タイミングからt3時間
後に主走査方向印字許可信号Hsyncを発生するような時
間管理を行ない、該時間t3を経過すると処理407e
に移って主走査方向印字許可信号Hsyncを発生する(主
走査方向印字許可信号Hsyncを情報処理装置100に伝
送する信号線をローレベルにする)。該主走査方向印字
許可信号Hsyncの発生期間の長さt4は用紙232の幅
方向寸法領域を走査する時間に相応する。
【0026】その後、処理407fに移り、副走査方向
印字許可信号Vsyncに同期して情報処理装置100から
伝送されてくるビデオ信号Vdataを受信してレーザ制御
回路274に伝達し、半導体レーザ213aを点滅制御
する。該半導体レーザ点滅制御によって感光ベルト21
1の表面には1走査線分の静電潜像が形成される。
【0027】1走査線分のビデオ信号Vdataの受信と半
導体レーザ点滅制御を完了すると、処理407gに移っ
て副走査方向印字許可信号Vsync発生期間t2内かどう
かを確認し、副走査方向印字許可信号Vsync発生期間t
2内であれば処理407hに移って次の主走査同期基準
信号BDT1の発生を監視し、次の主走査同期基準信号
BDT1が発生すると処理407dに戻る。副走査方向
印字許可信号Vsync発生期間t2を終了すれば、処理4
07jに移って副走査方向印字許可信号Vsyncをハイレ
ベルに戻して該イエロー色のトナー像に対する露光を終
了し、次いで、処理407kで該露光によって形成され
た静電潜像の現像を終了した後に現像装置214の現像
機能を消失させるように現像バイアス電圧を制御する。
【0028】これによって形成されたイエロー色のトナ
ー像は、中間転写ドラム221と接触するときに該中間
転写ドラム221表面に転写され、該表面に保持され
る。
【0029】次に、処理408で、情報処理装置100
から与えられる次のビデオ信号がマゼンタ色のトナー像
に該当するものかどうかを確認する。マゼンタ色のトナ
ー像に該当するものである場合には、処理409で現像
装置215の現像機能を有効にするための現像バイアス
電圧を発生するように周辺機器制御駆動回路279を制
御し、印字処理410に移る。2色目以降の印字処理4
10は、前記印字処理407の処理407aにおける基
準位置信号HPSの入力待ち処理のかわりに、中間転写
ドラム221が1周する残り時間tr(中間転写ドラム
221が1周する時間をt0とするとtr=t0−t1
−t2)を管理し、その後、処理407b以降の処理と
同様の処理410を行なうことにより、マゼンタ色のト
ナー像が中間転写ドラム221の表面上の前記イエロー
色のトナー像の上に重合するように転写されて保持され
る。
【0030】次に、処理411で、情報処理装置100
から与えられる次のビデオ信号がシアン色のトナー像に
該当するものかどうかを確認する。シアン色のトナー像
に該当するものである場合には、処理412で現像装置
216の現像機能を有効にするための現像バイアス電圧
を発生するように周辺機器制御駆動回路279を制御
し、印字処理413に移る。該印字処理413も前記印
字処理410と同様に行なわれ、シアン色のトナー像も
中間転写ドラム221の表面上の前記イエロー色のトナ
ー像およびマゼンタ色のトナー像に重合するように転写
される。
【0031】この実施例ではシアン色のトナー像の形成
を行なわないので、処理411から処理414に移る。
この処理414では、このようにして中間転写ドラム2
21の表面上に形成したトナー像を用紙232に転写す
るために、給紙ローラ233を回転させて用紙232を
抽出し、処理415で該回転をt5時間継続して該用紙
232をレジストローラ234まで供給し、処理416
で該給紙ローラ233の回転を停止する。次いで、処理
417で該用紙232がトナー像と整合するように中間
転写ドラム221と接触するように送紙タイミングを制
御してレジストローラ234の回転を始動する。
【0032】処理418では、レジストローラ234に
よって搬送される用紙232の先端が中間転写ドラム2
21と接触する状態になるタイミングで転写器241を
付勢し、中間転写ドラム221の表面上のトナー像を用
紙232に静電転写する。
【0033】このようにすることにより用紙232にカ
ラーのトナー像が転写され、トナー像が転写された用紙
232は定着器251を通過する間に該トナー像が該用
紙232に定着されて排紙ローラ261により機外に排
紙される。
【0034】処理419では用紙搬送を終えたレジスト
ローラ234の回転を停止し、処理420では転写を終
えた転写器222への給電を停止し、処理421では転
写を終えた転写器241への給電を停止し、処理422
ではクリーナ223を付勢して転写を終えた中間転写ド
ラム221の表面に残留するトナーの除去を開始し、処
理423では帯電を終えた帯電器212への給電を停止
し、処理424では残留電荷消去を終えたイレーズラン
プ218を消灯し、処理425では残留トナーの除去を
終えたクリーナ223を消勢し、処理426では各種モ
ータを停止する処理を実行する。
【0035】図6は、以上に述べた印字制御処理のタイ
ミングチャートである。
【0036】図7は、前記ドラム基準位置信号TPSを
入力して前記中間転写ドラム221の回動速度を検出す
る検出信号処理回路276の内部回路を示したものであ
り、入来するドラム基準位置信号TPSと内部回路の同
期をとるDタイプフリップフロップ276aと、微分回
路276gを構成するDタイプフリップフロップ276
b,276c及びAND回路素子276dと、nビット
カウンタ276eと、nビットラッチ276fを備え
る。Dタイプフリップフロップ276aは、入来するド
ラム基準位置信号TPSを発振器286からクロック端
子CKに入力されるクロック信号CK(ここでは端子と
その信号には同一参照符号を用いる)で同期化して微分
回路276gへ出力する。
【0037】該微分回路276gは、入力信号の立ち上
がりエッジを検出してクロック信号CKの1周期分のハ
イ(H)レベル信号を、従属接続されているnビットラ
ッチ276fのクロック端子CK2に入力する。nビッ
トカウンタ276eはフリーランニングカウンタであ
り、その出力端子Q0…はそれぞれ前記nビットラッチ
276fの入力端子D1…に接続される。該nビットラ
ッチ276fは前記微分回路276gの出力信号CK2
の立ち上がりに同期して前期nビットカウンタ276e
の計数値を保持する。該nビットラッチ276fの出力
端子Q1…はCPU271に接続される。CPU271
は、前記ドラム基準位置信号TPSが入力されるタイミ
ング毎に該nビットラッチ276fの出力信号(前記計
数値)を取り込んでその差を計算することにより、前記
中間転写ドラム221の回動周期を測定する。
【0038】図8は、感光ベルト駆動手段であるベルト
駆動モータ219に回転速度制御の基準となる基準クロ
ック信号を供給するクロック信号供給回路285の内部
回路を示したものであり、mビットラッチ285aと、
mビットカウンタ285bと、m入力NAND回路素子
285cを備える。mビットラッチ285aは、入力端
子D1…及びクロック端子CK3が、図3に示すよう
に、CPU271に接続されており、CPU271から
入力端子信号D1…に与えられる制御データLAINを
入力信号WRNの立ち上がりに同期して保持することに
より出力端子Q1…に出力する。該mビットラッチ28
5aの出力端子Q1…はmビットカウンタ285bの入
力端子A1…に接続されており、ロード制御端子LOA
Dがロー(L)レベルの時に、クロック端子CK4の入
力信号の立ち上がりに同期して前記mビットラッチ28
5aの出力信号Q1…を該mビットカウンタ285bに
ロードする。該mビットカウンタ285bの出力端子Q
1…は、それぞれm入力NAND回路素子285cに接
続されており、該m入力NAND回路素子285cの出
力端子は前記mビットカウンタ285bのロード制御端
子LOADに接続されている。
【0039】該クロック信号供給回路285は、mビッ
トカウンタ285bがカウントアップして出力信号Q1
…の総てがHレベルになるとm入力NAND回路素子2
85cの出力がLレベルとなり、mビットカウンタ28
5bのロード制御端子LOADの入力信号がLレベルと
なってmビットラッチ285aに保持されている制御デ
ータLAINがmビットカウンタ285bにロードされ
る。該制御データLAINをロードするとm入力NAN
D回路素子285cの出力信号がHレベルとなり、ロー
ドされた該制御データLAINの値から再びカウントア
ップを開始する。すなわち、mビットラッチ285aに
保持されている制御データLAINの値をNとすると、
該mビットカウンタ285bはN進カウンタとして動作
する。そして、該mビットカウンタ285bの最上位ビ
ットの出力端子Qmから得られる出力信号をクロック信
号CLKとして出力することにより、N×(クロック信
号CKの入力周期)の周期をもち、デューティ(Dut
y)が約50%の基準クロック信号CLKを発生するこ
とができる。従って、この基準クロック信号CLKの周
期は、前記mビットラッチ285aに保持する制御デー
タLAINの値をCPU271により変えることにより
任意に設定でき、回転速度の制御目標値を調整できる。
【0040】以下、前記ドラム基準位置信号TPSを入
力して前記中間転写ドラム221の回動速度を検出する
検出信号処理回路276及び感光ベルト駆動モータ21
9の回転速度制御の基準となる基準クロック信号CLK
を発生するクロック信号供給回路285を用いてCPU
271が実行する制御処理を図9及び図10を用いて説
明する。
【0041】以下の制御処理は、プリンタ電源投入時や
エラー発生後のメンテナンス終了時等に行なうイニシャ
ル処理(主に、駆動モータ,高圧電源,クラッチ等の周
辺機器の動作確認を行なう処理)等の印字制御処理外で
周辺機器を運転している間に行なう。
【0042】まず、処理501において、中間転写ドラ
ム221を駆動するドラム駆動モータ291,感光ベル
ト211を駆動するベルト駆動モータ219等が動作し
ている状態で、ドラム駆動モータ219の駆動力を中間
転写ドラム221へ伝達するかどうかを制御する連結用
クラッチ292を遮断し、ドラム駆動モータ291の駆
動力を遮断する。この状態では、中間転写ドラム221
は感光ベルト211との摩擦力で該感光ベルト211に
従動し、感光ベルト211と同一の周速度で回動するよ
うになる。
【0043】処理502では、クロック信号供給回路2
85のmビットラッチ285aに制御データLAINの
イニシャル値I1(中間転写ドラム221が1回転する
周期がt0のときの中間転写ドラム221の周速をVt
としたとき、該Vtが感光ベルト211の周速となるよ
うに計算された値)をセットする。
【0044】処理503では、中間転写ドラム221の
回動に従って発生するドラム基準位置信号TPSの入来
を監視し、該基準位置信号TPSが入来すると処理50
4に移る。処理504では、中間転写ドラム回転周期測
定のイニシャル値として、nビットラッチ276fの出
力データ(O1)を取り込む。
【0045】処理505では、再度、中間転写ドラム2
21の回動に従って発生するドラム基準位置信号TPS
の入来を監視し、該基準位置信号TPSが入来すると処
理506に移る。該処理506では、nビットラッチ2
76fの出力データ(O2)を取り込む。
【0046】処理507では、先に入力したデータ(O
1)と今回入力したデータ(O2)の差を計算し、中間
転写ドラム221の1回転の周期t0に対応する値O0
(O0=t0/発信器286が発生するクロック信号C
Kの周期)とのずれ量を求める。求めたずれ量が予め定
めた値Δt(例えば、走査線ピッチの1/16に対応す
る値)より大きい値の場合は処理508に移る。
【0047】処理508では、前記処理507で求めた
ずれ量に応じて、ずれ量がΔtより小さくなるようにク
ロック信号供給回路285のmビットラッチ285aに
所定の制御データLAINの値(計算値,テーブル値
等)を書き込み、ベルト駆動モータ219の回転速度制
御目標を駆動力伝達系の滑り量等を加味した値となるよ
うに微調する。その後、今回入力したデータ(O2)を
(O1)として処理505に戻る。
【0048】以下、処理507において求めたずれ量が
Δtより小さくなるまで該処理を続け、求めたずれ量が
Δtより小さくなると処理509に移る。処理509で
は、前記連結用クラッチ292を連結し、ドラム駆動モ
ータ291の駆動力を中間転写ドラム221に伝達して
該中間転写ドラム221を該ドラム駆動モータ291で
駆動して回動するようにし、以降、感光ベルト211及
び中間転写ドラム221をそれぞれの駆動モータ21
9,291で駆動して両者を同期した所定の周速度で回
動するようにする。
【0049】図10は、上述したベルト駆動モータの速
度微調制御処理におけるタイムチャートである。
【0050】上記処理は、複数ページの印刷を行なうと
きのページ間や、情報処理装置100から印字要求を受
けたタイミング等で行なっても同様な効果が得られる。
【0051】以上の実施例は、感光体がベルト形態で駆
動ローラとの摩擦力により駆動されて回動するレーザプ
リンタであるが、中間転写体をベルト形態として駆動ロ
ーラとの摩擦力で駆動するようにしたレーザプリンタで
も同様に実施できる。
【0052】
【発明の効果】本発明は、ドラム形態の中間転写体また
は感光体とその駆動手段との連結を解除してこれをベル
ト形態の感光体または中間転写体との摩擦力で従動する
ようにして該従動回動速度が所定値となるようにベルト
形態の感光体または中間転写体のための駆動手段の回転
速度を調整するようにしたので、ベルト形態の感光体ま
たは中間転写ドラムとその駆動手段との間の滑りを吸収
した駆動速度が得られ、以降、該駆動速度で運転するこ
とにより感光体と中間転写体を所定の回動速度とするこ
とができ、感光体と中間転写体の回動速度の同期崩れを
防止して高精細で良質のカラー画像を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になるレーザプリンタの縦断側面図であ
る。
【図2】本発明になるレーザプリンタにおける偏向走査
露光系の斜視図である。
【図3】本発明になるレーザプリンタの制御系のブロッ
ク図である。
【図4】本発明になるレーザプリンタの制御装置におけ
るCPUが実行する印字制御処理のフローチャートであ
る。
【図5】本発明になるレーザプリンタの制御装置におけ
るCPUによる前記印字制御処理フローチャートにおけ
る印字制御の詳細なフローチャートである。
【図6】本発明になるレーザプリンタの制御装置におけ
るCPUによる前記印字制御タイムチャートである。
【図7】本発明になるレーザプリンタの制御装置におけ
る検出信号処理回路図である。
【図8】本発明になるレーザプリンタの制御装置におけ
るクロック供給回路図である。
【図9】本発明になるレーザプリンタの制御装置におけ
るCPUによるベルト駆動モータの速度微調制御処理の
フローチャートである。
【図10】本発明になるレーザプリンタの制御装置にお
けるCPUによるベルト駆動モータの速度微調制御タイ
ムチャートである。
【符号の説明】
100 情報処理装置 200 レーザプリンタ 211 感光ベルト 213 走査露光装置 214〜216 現像装置 219 ベルト駆動モータ 221 中間転写ドラム 270 制御装置 271 CPU 276 検出信号処理回路 279 周辺機器制御駆動回路 285 クロック信号供給回路 291 ドラム駆動モータ 292 連結用クラッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/31 9186−5C

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体駆動手段によって回動される感光
    体と、ビデオ信号により変調されてレーザビームの点滅
    を制御する手段と、回転多面鏡により前記レーザビーム
    を前記感光体の回動方向に対して直角方向に走査して該
    感光体を露光することにより該感光体に静電潜像を形成
    する偏向手段と、該走査ビームが所定の位置を通過した
    ことを知らせる印字同期信号を発生するビーム検出装置
    と、前記印字同期信号に同期して前記ビデオ信号を発生
    するビデオ信号発生手段と、前記感光体に形成された静
    電潜像を現像してトナー像を生成する現像装置と、転写
    体駆動手段により駆動されて前記感光体と同期的に回動
    し、前記感光体に形成されたトナー像が一時的に転写さ
    れる中間転写体と、これらを制御する制御手段とを備え
    たカラープリンタにおいて、 前記感光体及び中間転写体の何れか一方はドラム形態で
    あってその前記駆動手段との間に介在されて両者間の連
    結を解除する連結解除手段と回動速度検出手段とを備
    え、その他方はベルト形態であってその駆動手段は前記
    連結解除手段による連結解除時に前記回動速度検出手段
    から得られる検出信号を参照してその値が所定値になる
    ように駆動速度を調整する駆動速度制御手段を備えたこ
    とを特徴とするカラープリンタ。
  2. 【請求項2】 ベルト駆動手段によって駆動されて回動
    する感光ベルトと、該感光ベルト表面にトナー像を形成
    する手段と、ドラム駆動手段により駆動されて前記感光
    ベルトと同期的に回動し、前記感光ベルトに形成された
    トナー像が一時的に転写される中間転写ドラムと、これ
    らを制御する制御手段とを備えたカラープリンタにおい
    て、 前記中間転写ドラムと前記ドラム駆動手段との間に介在
    されて両者間の連結を解除する連結解除手段と、前記中
    間転写ドラムの回動速度を検出する回動速度検出手段
    と、前記連結解除手段による連結解除時に前記回動速度
    検出手段から得られる検出信号を参照してその値が所定
    値になるようにベルト駆動手段の速度を調整する駆動速
    度制御手段とを備えたことを特徴とするカラープリン
    タ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7509074B2 (en) * 2003-07-18 2009-03-24 Ricoh Company, Ltd. Method and apparatus for image forming capable of effectively reducing unevenness of density and color displacement of images

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7509074B2 (en) * 2003-07-18 2009-03-24 Ricoh Company, Ltd. Method and apparatus for image forming capable of effectively reducing unevenness of density and color displacement of images

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