JPH06198823A - 畜舎用波板 - Google Patents
畜舎用波板Info
- Publication number
- JPH06198823A JPH06198823A JP34890392A JP34890392A JPH06198823A JP H06198823 A JPH06198823 A JP H06198823A JP 34890392 A JP34890392 A JP 34890392A JP 34890392 A JP34890392 A JP 34890392A JP H06198823 A JPH06198823 A JP H06198823A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film layer
- base layer
- polycarbonate resin
- corrugated board
- roll
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Housing For Livestock And Birds (AREA)
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 ポリカーボネート樹脂からなるベース層と、
アクリル樹脂にチタンホワイト微粒子を均一に分散させ
てなり、前記ベース層の表側にラミネートされたフィル
ム層とからなる畜舎用波板。 【効果】 強度と遮光性とを併せて確保できる。
アクリル樹脂にチタンホワイト微粒子を均一に分散させ
てなり、前記ベース層の表側にラミネートされたフィル
ム層とからなる畜舎用波板。 【効果】 強度と遮光性とを併せて確保できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は畜舎用波板に関し、更
に詳しくはポリカーボネート樹脂を主成分とするベース
層と、このベース層にラミネートされ、アクリル樹脂を
主成分とするフィルム層とからなる、牛舎、養鶏舎など
の畜舎用波板に関する。
に詳しくはポリカーボネート樹脂を主成分とするベース
層と、このベース層にラミネートされ、アクリル樹脂を
主成分とするフィルム層とからなる、牛舎、養鶏舎など
の畜舎用波板に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来の
畜舎用波板には、硬質塩化ビニル樹脂波板が繁用されて
いるが、数年使用されると劣化して強度が低下し、従っ
て人が上に乗って歩くと割れたり、釘打すると割れたり
することが多々あった。これらの点を解決するためには
ポリカーボネート樹脂波板の採用も考えられるが、ポリ
カーボネート樹脂の透明度が大きすぎるので、遮光のた
めチタンホワイトを多量に添加する必要がある。しか
し、このようにチタンホワイトを多量に添加させるとポ
リカーボネート樹脂波板の強度が著しく低下するという
問題がある。
畜舎用波板には、硬質塩化ビニル樹脂波板が繁用されて
いるが、数年使用されると劣化して強度が低下し、従っ
て人が上に乗って歩くと割れたり、釘打すると割れたり
することが多々あった。これらの点を解決するためには
ポリカーボネート樹脂波板の採用も考えられるが、ポリ
カーボネート樹脂の透明度が大きすぎるので、遮光のた
めチタンホワイトを多量に添加する必要がある。しか
し、このようにチタンホワイトを多量に添加させるとポ
リカーボネート樹脂波板の強度が著しく低下するという
問題がある。
【0003】
【課題を解決するための手段及び作用】この発明はポリ
カーボネート樹脂からなるベース層と、アクリル樹脂に
チタンホワイト微粒子を均一に分散させてなり、前記ベ
ース層の表側にラミネートされたフィルム層とからなる
畜舎用波板である。すなわちこの発明は、チタンホワイ
トを、ポリカーボネート樹脂ではなく、アクリル樹脂フ
ィルム層に分散添加させ、そのフィルムをポリカーボネ
ート樹脂からなるベース層の表側にラミネートすること
によって、波板全体として剛性と遮光性を併せて確保し
ようとするものである。
カーボネート樹脂からなるベース層と、アクリル樹脂に
チタンホワイト微粒子を均一に分散させてなり、前記ベ
ース層の表側にラミネートされたフィルム層とからなる
畜舎用波板である。すなわちこの発明は、チタンホワイ
トを、ポリカーボネート樹脂ではなく、アクリル樹脂フ
ィルム層に分散添加させ、そのフィルムをポリカーボネ
ート樹脂からなるベース層の表側にラミネートすること
によって、波板全体として剛性と遮光性を併せて確保し
ようとするものである。
【0004】ここでアクリル樹脂フィルム層は、アクリ
ル樹脂に対してチタンホワイト微粒子を好ましくは5〜
20重量%、より好ましくは10〜15重量%分散添加
される。フィルム層の厚さは好ましくは40〜80μ
m、より好ましくは50〜60μmである。ポリカーボ
ネート樹脂からなるベース層は、カーボンブラック微粒
子を均一に分散させることによって波板の裏面を黒色に
すると家畜、特に雛鶏に好ましい(雛鶏の成育に好まし
い)。この場合カーボンブラック微粒子はポリカーボネ
ート樹脂に対し好ましくは0.5〜2.0重量%、より
好ましくは1.0〜1.5重量%添加される。
ル樹脂に対してチタンホワイト微粒子を好ましくは5〜
20重量%、より好ましくは10〜15重量%分散添加
される。フィルム層の厚さは好ましくは40〜80μ
m、より好ましくは50〜60μmである。ポリカーボ
ネート樹脂からなるベース層は、カーボンブラック微粒
子を均一に分散させることによって波板の裏面を黒色に
すると家畜、特に雛鶏に好ましい(雛鶏の成育に好まし
い)。この場合カーボンブラック微粒子はポリカーボネ
ート樹脂に対し好ましくは0.5〜2.0重量%、より
好ましくは1.0〜1.5重量%添加される。
【0005】なお、ポリカーボネート樹脂からなるベー
ス層は、好ましくは0.5〜1.5mm、より好ましくは
0.7〜1.0mmである。フィルム層はこれらのベース
層に通常の方法(例えば熱ラミネート法)でラミネート
される。
ス層は、好ましくは0.5〜1.5mm、より好ましくは
0.7〜1.0mmである。フィルム層はこれらのベース
層に通常の方法(例えば熱ラミネート法)でラミネート
される。
【0006】
実施例1 アクリル樹脂にチタンホワイト微粒子(平均粒径:5〜
10μm)を15重量%分散添加させて押出機及びロー
ルによってフィルム層としてシート状に押出す。
10μm)を15重量%分散添加させて押出機及びロー
ルによってフィルム層としてシート状に押出す。
【0007】ポリカーボネート樹脂にカーボンブラック
微粒子(平均粒径:0.05〜0.1μm)を1.5重
量%分散添加させて押出機及びロールによってベース層
としてシート状に押出し、シート状に成形中の上記フィ
ルム層をロールによって加圧しラミネートする。そし
て、通常の波付け機にて波形成形して畜舎用波板〔板
厚:0.8mm(フィルム層:100μm、ベース層:
0.7mm)波ピッチ:32mm、波全幅:656mm〕を得
る。
微粒子(平均粒径:0.05〜0.1μm)を1.5重
量%分散添加させて押出機及びロールによってベース層
としてシート状に押出し、シート状に成形中の上記フィ
ルム層をロールによって加圧しラミネートする。そし
て、通常の波付け機にて波形成形して畜舎用波板〔板
厚:0.8mm(フィルム層:100μm、ベース層:
0.7mm)波ピッチ:32mm、波全幅:656mm〕を得
る。
【0008】
【発明の効果】この発明によれば、チタンホワイトを、
ポリカーボネート樹脂ではなく、アクリル樹脂フィルム
層に添加させ、そのフィルムをポリカーボネート樹脂か
らなるベース層の表側にラミネートすることによって、
波板全体として剛性と遮光性を併せて確保できる。
ポリカーボネート樹脂ではなく、アクリル樹脂フィルム
層に添加させ、そのフィルムをポリカーボネート樹脂か
らなるベース層の表側にラミネートすることによって、
波板全体として剛性と遮光性を併せて確保できる。
Claims (2)
- 【請求項1】 ポリカーボネート樹脂からなるベース層
と、アクリル樹脂にチタンホワイト微粒子を均一に分散
させてなり、前記ベース層の表側にラミネートされたフ
ィルム層とからなる畜舎用波板。 - 【請求項2】 ベース層がポリカーボネート樹脂中にカ
ーボンブラック微粒子を均一に分散させてなる請求項1
記載の畜舎用波板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34890392A JPH06198823A (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 畜舎用波板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34890392A JPH06198823A (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 畜舎用波板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06198823A true JPH06198823A (ja) | 1994-07-19 |
Family
ID=18400166
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34890392A Pending JPH06198823A (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 畜舎用波板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06198823A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012132392A1 (ja) * | 2011-03-31 | 2012-10-04 | エムエフ株式会社 | 餌付けシート及びひな鳥の餌付け方法 |
WO2012133368A1 (ja) * | 2011-03-30 | 2012-10-04 | 東レ株式会社 | 積層シートおよびそれを用いた太陽電池 |
-
1992
- 1992-12-28 JP JP34890392A patent/JPH06198823A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012133368A1 (ja) * | 2011-03-30 | 2012-10-04 | 東レ株式会社 | 積層シートおよびそれを用いた太陽電池 |
WO2012132392A1 (ja) * | 2011-03-31 | 2012-10-04 | エムエフ株式会社 | 餌付けシート及びひな鳥の餌付け方法 |
JP5855089B2 (ja) * | 2011-03-31 | 2016-02-09 | エムエフ株式会社 | 餌付けシート及びひな鳥の餌付け方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990209 |