JPH06198817A - 軽量遮音材 - Google Patents
軽量遮音材Info
- Publication number
- JPH06198817A JPH06198817A JP17601592A JP17601592A JPH06198817A JP H06198817 A JPH06198817 A JP H06198817A JP 17601592 A JP17601592 A JP 17601592A JP 17601592 A JP17601592 A JP 17601592A JP H06198817 A JPH06198817 A JP H06198817A
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- Japan
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- sound insulation
- sound
- component
- barrier layer
- insulation material
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 高遮音性能を発揮し、しかも軽量な遮音材の
開発。 【構成】 粘着層が上下バリア層によりサンドイッチさ
れ粘着層はアクリル樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合
体樹脂、各種ゴムから選ばれる単独若しくは混合された
物質を主成分として構成されバリア層は各種ゴム、ポリ
塩化ビニル樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、エチレン−酢酸
ビニル共重合体樹脂、瀝青質物から選ばれる単独若しく
は混合された物質をバインダー成分として、繊維状充填
剤、粉状充填剤、金属状充填剤、各種添加剤を適宜加え
てなる軽量遮音材。
開発。 【構成】 粘着層が上下バリア層によりサンドイッチさ
れ粘着層はアクリル樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合
体樹脂、各種ゴムから選ばれる単独若しくは混合された
物質を主成分として構成されバリア層は各種ゴム、ポリ
塩化ビニル樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、エチレン−酢酸
ビニル共重合体樹脂、瀝青質物から選ばれる単独若しく
は混合された物質をバインダー成分として、繊維状充填
剤、粉状充填剤、金属状充填剤、各種添加剤を適宜加え
てなる軽量遮音材。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は各種の防音用途に、単独
あるいは他の材料と複合で使用できる遮音材に関し、詳
細には粘着層をバリヤ層にてサンドイッチした複層構造
の遮音材に関する。
あるいは他の材料と複合で使用できる遮音材に関し、詳
細には粘着層をバリヤ層にてサンドイッチした複層構造
の遮音材に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、天然ゴム、スチレン−ブタジ
エンゴムやポリブタジエンゴム、ポリイソプレンゴム、
クロロプレンゴムといった合成ゴム、ＰＶＣ（ポリ塩化
ビニル）、ＥＶＡ（エチレン−酢酸ビニル共重合体）等
の樹脂、瀝青質等に比較的比重の大きな充填剤を添加し
て混練し、カレンダーロール等の加工機にてシート状に
加工された遮音材は公知である。このような遮音材は必
要形状にトリムされたり、立体成形されたりして、防音
を必要とする箇所に直接貼付られたり、あるいは繊維系
の吸音材や樹脂フォーム系の吸音材と積層、また必要形
状に成形されて吸遮音材として使用されている。利用用
途は広く、自動車を始めとする輸送機械、各種の家電製
品、建築部材等、広範囲に渡っている。
エンゴムやポリブタジエンゴム、ポリイソプレンゴム、
クロロプレンゴムといった合成ゴム、ＰＶＣ（ポリ塩化
ビニル）、ＥＶＡ（エチレン−酢酸ビニル共重合体）等
の樹脂、瀝青質等に比較的比重の大きな充填剤を添加し
て混練し、カレンダーロール等の加工機にてシート状に
加工された遮音材は公知である。このような遮音材は必
要形状にトリムされたり、立体成形されたりして、防音
を必要とする箇所に直接貼付られたり、あるいは繊維系
の吸音材や樹脂フォーム系の吸音材と積層、また必要形
状に成形されて吸遮音材として使用されている。利用用
途は広く、自動車を始めとする輸送機械、各種の家電製
品、建築部材等、広範囲に渡っている。
【０００３】また、現代の生活環境において快適性とい
うファクターが強く意識される様になり、騒音が影響す
る分野においては、特に騒音を可能な限り低いレベルに
抑える様な要求がなされているのが現状である。しかし
ながら、前述の遮音材においては中〜高周波数領域にお
ける遮音効果はそれなりに上がるが、低周波数領域にお
ける遮音効果はあまり上がらず、また全周波数領域に渡
って遮音性能を向上させようとすれば、必然的に比重の
大きな充填材を使用するとか、遮音材の厚みを上げると
いう対策を取らざるをえず、遮音材を使用した被防音製
品の重量増や容積増を招くという不具合を発生する。
うファクターが強く意識される様になり、騒音が影響す
る分野においては、特に騒音を可能な限り低いレベルに
抑える様な要求がなされているのが現状である。しかし
ながら、前述の遮音材においては中〜高周波数領域にお
ける遮音効果はそれなりに上がるが、低周波数領域にお
ける遮音効果はあまり上がらず、また全周波数領域に渡
って遮音性能を向上させようとすれば、必然的に比重の
大きな充填材を使用するとか、遮音材の厚みを上げると
いう対策を取らざるをえず、遮音材を使用した被防音製
品の重量増や容積増を招くという不具合を発生する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、以上
のような現状を鑑み、中〜高周波数領域における遮音効
果は言うまでもなく、低周波領域においても高い遮音効
果を有する、しかも従来の遮音材に比較して低比重にし
て薄いという極めて画期的な新しい遮音材を実現する点
にある。
のような現状を鑑み、中〜高周波数領域における遮音効
果は言うまでもなく、低周波領域においても高い遮音効
果を有する、しかも従来の遮音材に比較して低比重にし
て薄いという極めて画期的な新しい遮音材を実現する点
にある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決せんと
して、本発明者らは鋭意研究の結果、バリア層に粘着層
がサンドイッチされた複層構造の遮音材を開発したもの
であり、本発明の要旨は以下の諸項に存する。粘着層が
上下バリア層によりサンドイッチされた事を特徴とする
軽量遮音材。粘着層がアクリル樹脂、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体樹脂、各種ゴムから選ばれる単独若しくは
混合された物質を主成分として構成される事を特徴とす
る軽量遮音材。バリア層が各種ゴム、ポリ塩化ビニル樹
脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合
体樹脂、瀝青質物から選ばれる単独若しくは混合された
物質をバインダー成分として、繊維状充填剤、粉状充填
剤、金属状充填剤、各種添加剤を適宜加えてなる事を特
徴とする軽量遮音材。
して、本発明者らは鋭意研究の結果、バリア層に粘着層
がサンドイッチされた複層構造の遮音材を開発したもの
であり、本発明の要旨は以下の諸項に存する。粘着層が
上下バリア層によりサンドイッチされた事を特徴とする
軽量遮音材。粘着層がアクリル樹脂、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体樹脂、各種ゴムから選ばれる単独若しくは
混合された物質を主成分として構成される事を特徴とす
る軽量遮音材。バリア層が各種ゴム、ポリ塩化ビニル樹
脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合
体樹脂、瀝青質物から選ばれる単独若しくは混合された
物質をバインダー成分として、繊維状充填剤、粉状充填
剤、金属状充填剤、各種添加剤を適宜加えてなる事を特
徴とする軽量遮音材。
【０００６】粘着層は、それ自身で常温接着能を有する
液状樹脂、液状ゴム、各種溶媒によって溶解希釈された
樹脂等でいわゆる感圧接着剤が該当する。従って一般的
に感圧接着剤として使用されている樹脂やゴムは支障無
く使用できる。樹脂としてはアクリル樹脂、エチレン−
酢酸ビニル共重合体樹脂（ＥＶＡ）が代表的であるが、
エポキシ系やウレタン系、アルキッド系、アミノ系等の
各種樹脂や共重合体樹脂も使用できる。又、ゴムとして
は天然ゴム、スチレン−ブタジエンゴム、ポリブタジエ
ンゴム、アクリロニトリル−ブタジエンゴム、クロロプ
レンゴム等の合成ゴム等が使用できる。これらの樹脂や
ゴムは単独でも、又混合しても使用出来、適当な溶媒を
使用して希釈して使用することも出来る。また、エマル
ジョンであっても使用できる。
液状樹脂、液状ゴム、各種溶媒によって溶解希釈された
樹脂等でいわゆる感圧接着剤が該当する。従って一般的
に感圧接着剤として使用されている樹脂やゴムは支障無
く使用できる。樹脂としてはアクリル樹脂、エチレン−
酢酸ビニル共重合体樹脂（ＥＶＡ）が代表的であるが、
エポキシ系やウレタン系、アルキッド系、アミノ系等の
各種樹脂や共重合体樹脂も使用できる。又、ゴムとして
は天然ゴム、スチレン−ブタジエンゴム、ポリブタジエ
ンゴム、アクリロニトリル−ブタジエンゴム、クロロプ
レンゴム等の合成ゴム等が使用できる。これらの樹脂や
ゴムは単独でも、又混合しても使用出来、適当な溶媒を
使用して希釈して使用することも出来る。また、エマル
ジョンであっても使用できる。
【０００７】一方バリヤ層は、従来それ単独で遮音材と
して使用されていたゴム成分、合成樹脂成分あるいは瀝
青質成分に適当な充填材成分や各種の添加剤を混入し、
シート状に加工したものが使用できる。これらの配合や
製造法は各種文献等により公知であるが、一例を示せば
ブロンアスファルト、ストレートアスファルト、ゴム変
性アスファルト等の瀝青質、天然あるいは合成ゴム、再
生ゴム等のゴム成分をバインダーとし、これらを単独
で、あるいは必要であれば炭酸カルシウム、硫酸バリウ
ム、タルク、マイカ、クレイ等の顔料、粉砕故紙、解繊
繊維等の繊維状充填材、金属系充填材を溶解させたバイ
ンダーに混入分散させ、シート状に加工した遮音材が挙
げられる。
して使用されていたゴム成分、合成樹脂成分あるいは瀝
青質成分に適当な充填材成分や各種の添加剤を混入し、
シート状に加工したものが使用できる。これらの配合や
製造法は各種文献等により公知であるが、一例を示せば
ブロンアスファルト、ストレートアスファルト、ゴム変
性アスファルト等の瀝青質、天然あるいは合成ゴム、再
生ゴム等のゴム成分をバインダーとし、これらを単独
で、あるいは必要であれば炭酸カルシウム、硫酸バリウ
ム、タルク、マイカ、クレイ等の顔料、粉砕故紙、解繊
繊維等の繊維状充填材、金属系充填材を溶解させたバイ
ンダーに混入分散させ、シート状に加工した遮音材が挙
げられる。
【０００８】バリヤ層片側の厚さとしては、従来に比較
して極めて薄い物が使用できる。シート状物への加工能
力にもある程度依存するが、従来使用されていた１．５
〜５ｍｍのシート状遮音材と本質的に同じで、厚さが
０．７ｍｍ、あるいはそれ以下のシート状遮音材が望ま
しい。
して極めて薄い物が使用できる。シート状物への加工能
力にもある程度依存するが、従来使用されていた１．５
〜５ｍｍのシート状遮音材と本質的に同じで、厚さが
０．７ｍｍ、あるいはそれ以下のシート状遮音材が望ま
しい。
【０００９】バリヤ層への粘着層の付与としては、特に
限定無く従来公知の方法が使用できる。エアスプレー、
エアレススプレー等の噴霧式塗装機、ロールコーター、
フローコーター等の塗布機、あるいは刷毛塗り、ロール
塗り等が例示できる。
限定無く従来公知の方法が使用できる。エアスプレー、
エアレススプレー等の噴霧式塗装機、ロールコーター、
フローコーター等の塗布機、あるいは刷毛塗り、ロール
塗り等が例示できる。
【００１０】片側バリア層に粘着層を適当な方法で付与
した後、その粘着層にもう片側のバリヤ層を積層し、適
当な圧力をかけて、あるいはかけずして２枚のバリヤ層
により粘着層をサンドイッチする。２枚のバリヤ層は同
一の配合、同一の厚さであって良いが、必ずしもそうす
る必要は無い。
した後、その粘着層にもう片側のバリヤ層を積層し、適
当な圧力をかけて、あるいはかけずして２枚のバリヤ層
により粘着層をサンドイッチする。２枚のバリヤ層は同
一の配合、同一の厚さであって良いが、必ずしもそうす
る必要は無い。
【００１１】本発明になる遮音材はシート状であるた
め、単体でも建築、土木用に使用できるが、必要形状に
プレスしたり立体的に成形して、騒音発生部分を覆う遮
音部品として家電製品、輸送機械に使用する事もでき
る。
め、単体でも建築、土木用に使用できるが、必要形状に
プレスしたり立体的に成形して、騒音発生部分を覆う遮
音部品として家電製品、輸送機械に使用する事もでき
る。
【００１２】本発明になる遮音材は、この片側に嵩高性
フェルト、合成樹脂フォーム材等の通気性を有する吸音
材を積層して、吸遮音性能を有する防音材として使用す
ることも可能である。また、一方のみの積層だけでな
く、吸音材／遮音材／吸音材の構成や、遮音材／吸音材
／遮音材の構成による複層構造の防音材に、本発明にな
る軽量遮音材を使用することも可能である。
フェルト、合成樹脂フォーム材等の通気性を有する吸音
材を積層して、吸遮音性能を有する防音材として使用す
ることも可能である。また、一方のみの積層だけでな
く、吸音材／遮音材／吸音材の構成や、遮音材／吸音材
／遮音材の構成による複層構造の防音材に、本発明にな
る軽量遮音材を使用することも可能である。
【００１３】
【実施例】以下に実施例を挙げ本考案のより詳細な理解
に供する。当然のことながら本考案は以下の実施例のみ
に限定されるものではない。
に供する。当然のことながら本考案は以下の実施例のみ
に限定されるものではない。
【００１４】
【実施例１】真空ニーダーにより、溶融したアスファル
トに再生ゴム、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂を混
合してバインダーとし、これに炭酸カルシウム、マイカ
の充填材を混合、混練し、カレンダーロールによって厚
さ０．７ｍｍの遮音シートとなし、これをバリア層とし
て使用した。該バリア層の片側に、アクリル樹脂エマル
ジョンをエアスプレーにて塗布し、該塗布面に直ちに同
じバリア層を積層接着して遮音材１となした。
トに再生ゴム、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂を混
合してバインダーとし、これに炭酸カルシウム、マイカ
の充填材を混合、混練し、カレンダーロールによって厚
さ０．７ｍｍの遮音シートとなし、これをバリア層とし
て使用した。該バリア層の片側に、アクリル樹脂エマル
ジョンをエアスプレーにて塗布し、該塗布面に直ちに同
じバリア層を積層接着して遮音材１となした。
【００１５】
【実施例２】実施例１に使用したバリア層片側に、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体樹脂溶剤希釈液をフローコー
ターにて塗布し、該塗布面に直ちに同じバリア層を積層
接着して遮音材２となした。
レン−酢酸ビニル共重合体樹脂溶剤希釈液をフローコー
ターにて塗布し、該塗布面に直ちに同じバリア層を積層
接着して遮音材２となした。
【００１６】
【実施例３】実施例１に使用したバリア層片側に、液状
のクロロプレンゴムをフローコーターにて塗布し、該塗
布面に直ちに同じバリア層を積層接着して遮音材３とな
した。
のクロロプレンゴムをフローコーターにて塗布し、該塗
布面に直ちに同じバリア層を積層接着して遮音材３とな
した。
【００１７】
【比較例】真空ニーダーにより、溶融したアスファルト
に再生ゴム、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂を混合
してバインダーとし、これに炭酸カルシウム、マイカの
充填材を混合、混練し、カレンダーロールによって厚さ
２．０ｍｍの遮音シートとなし、これを遮音材４となし
た。
に再生ゴム、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂を混合
してバインダーとし、これに炭酸カルシウム、マイカの
充填材を混合、混練し、カレンダーロールによって厚さ
２．０ｍｍの遮音シートとなし、これを遮音材４となし
た。
【００１８】
【試験方法】自動車のエンジン騒音レベルが、防音材に
よってどれだけ低減されるかを評価する試験機によっ
て、遮音材１〜遮音材３が従来例である遮音材４と比較
してどのくらい遮音効果が向上したかを測定した。具体
的には、０．８ｍｍ厚さの鋼板にパット材と呼ばれる吸
音材相当物を積層し、さらにその上に各遮音材を積層し
た。鋼板の裏側より、鋼球を激しく衝突させ、その衝撃
音を遮音材側にあるマイクロホンで測定して、評価し
た。すなわち、遮音材１〜３が遮音材４に比較してどの
程度遮音効果があるかという相対評価である。
よってどれだけ低減されるかを評価する試験機によっ
て、遮音材１〜遮音材３が従来例である遮音材４と比較
してどのくらい遮音効果が向上したかを測定した。具体
的には、０．８ｍｍ厚さの鋼板にパット材と呼ばれる吸
音材相当物を積層し、さらにその上に各遮音材を積層し
た。鋼板の裏側より、鋼球を激しく衝突させ、その衝撃
音を遮音材側にあるマイクロホンで測定して、評価し
た。すなわち、遮音材１〜３が遮音材４に比較してどの
程度遮音効果があるかという相対評価である。
【００１９】
【結果】遮音材１〜遮音材３は、遮音材４に比較して、
次の周波数において、次の音圧レベルだけ遮音効果が優
れた。５００Ｈｚ：１．５ｄＢ、１，０００Ｈｚ：１．
５ｄＢ、２，０００Ｈｚ：２．０ｄＢ、４，０００Ｈ
ｚ：２．２ｄＢ。
次の周波数において、次の音圧レベルだけ遮音効果が優
れた。５００Ｈｚ：１．５ｄＢ、１，０００Ｈｚ：１．
５ｄＢ、２，０００Ｈｚ：２．０ｄＢ、４，０００Ｈ
ｚ：２．２ｄＢ。
【００２０】
【発明の効果】本発明になる軽量遮音材は、全ての周波
数域において、従来公知の遮音材に比較して遮音効果が
優れるため、自動車を始めとする各種の輸送機械、各種
の家庭電化製品、建築物等、防音効果を必要とする全て
の対象に幅広く使用して優れた防音効果を得ることがで
きる。さらには、従来は遮音性を高めるためには高比重
の遮音材を使用しなければならなかったが、本発明にな
る遮音材は、同程度の遮音効果で重量を比較すれば、は
るかに軽量であるので、自動車等防音対象の重量軽減化
に有効な画期的遮音材である。
数域において、従来公知の遮音材に比較して遮音効果が
優れるため、自動車を始めとする各種の輸送機械、各種
の家庭電化製品、建築物等、防音効果を必要とする全て
の対象に幅広く使用して優れた防音効果を得ることがで
きる。さらには、従来は遮音性を高めるためには高比重
の遮音材を使用しなければならなかったが、本発明にな
る遮音材は、同程度の遮音効果で重量を比較すれば、は
るかに軽量であるので、自動車等防音対象の重量軽減化
に有効な画期的遮音材である。
Claims (3)
- 【請求項１】 粘着層が上下バリア層によりサンドイッ
チされた事を特徴とする軽量遮音材。 - 【請求項２】 粘着層がアクリル樹脂、エチレン−酢酸
ビニル共重合体樹脂、各種ゴムから選ばれる単独若しく
は混合された物質を主成分として構成される事を特徴と
する請求項１に記載された軽量遮音材。 - 【請求項３】 バリア層が各種ゴム、ポリ塩化ビニル樹
脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合
体樹脂、瀝青質物から選ばれる単独若しくは混合された
物質をバインダー成分として、繊維状充填剤、粉状充填
剤、金属状充填剤、各種添加剤を適宜加えてなる事を特
徴とする請求項１に記載された軽量遮音材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17601592A JPH06198817A (ja) | 1992-06-11 | 1992-06-11 | 軽量遮音材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17601592A JPH06198817A (ja) | 1992-06-11 | 1992-06-11 | 軽量遮音材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06198817A true JPH06198817A (ja) | 1994-07-19 |
Family
ID=16006233
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17601592A Withdrawn JPH06198817A (ja) | 1992-06-11 | 1992-06-11 | 軽量遮音材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06198817A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100488980B1 (ko) * | 2002-08-29 | 2005-05-11 | 가람테크(주) | 건축용 흡,차음재 및 그 제조방법 |
-
1992
- 1992-06-11 JP JP17601592A patent/JPH06198817A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100488980B1 (ko) * | 2002-08-29 | 2005-05-11 | 가람테크(주) | 건축용 흡,차음재 및 그 제조방법 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990831 |