JPH0619855U - 塗材吹付装置 - Google Patents

塗材吹付装置

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Publication number
JPH0619855U
JPH0619855U JP2083092U JP2083092U JPH0619855U JP H0619855 U JPH0619855 U JP H0619855U JP 2083092 U JP2083092 U JP 2083092U JP 2083092 U JP2083092 U JP 2083092U JP H0619855 U JPH0619855 U JP H0619855U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coating material
air
pressurized air
nozzle
spraying device
Prior art date
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Pending
Application number
JP2083092U
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English (en)
Inventor
益己 原
輝夫 安藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Sunac Corp
Original Assignee
Asahi Sunac Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エアノズルが塗材により目詰まりするのを防
止する。 【構成】 コンプレツサ８からエアノズル５に加圧エア
ａを給送するエアホース７の途中に、ルブリケータ１０
が取り付けられている。ルブリケータ１０は汎用のもの
であるが、潤滑油に代えて水分を混入させるのに用いら
れる。エアノズル５の先端に入り込んで固化した塗材Ｔ
も、加圧エアａが噴出される際にその中に混入した水分
で溶かされつつ押し出され、目詰まりが阻止される。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は、リシン、タイルあるいはスキン等の建築用塗材の吹付装置に関し、 特に、エアノズルの塗材による目詰まりを防止するようにした塗材吹付装置に関 する。
【０００２】
【従来の技術】
この種の塗材吹付装置の一例を、本考案の一実施例を示す図１を参照して説明 する。 内部に塗材通路２を形成したガン１の先端には、塗材噴出用の塗材ノズル３が 塗材通路２に連通して斜め姿勢で取り付けられており、その塗材ノズル３内に、 加圧エア噴出用のエアノズル５が、背面側の取付口６を貫通してその先端を塗材 ノズル３の先端の少し後方まで臨ませて同心に取り付けられている。そのエアノ ズル５の後端がエアホース７により加圧エアの供給源であるコンプレツサ８に接 続されている。
【０００３】 そして、ポンプ等で塗材Ｔを塗材ノズル３に供給しつつエアノズル５から加圧 エアａを噴出することにより、塗材Ｔを粒状にして噴出して被塗物に吹き付ける ようになつている。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、このような塗材吹付装置では、塗材ノズル３に一時的に多量の塗材 Ｔが溜まつたり、あるいは、塗材供給中にコンプレツサ８が切れた場合等に、塗 材Ｔが逆流してエアノズル５の先端に入り込むことがある。そして、入り込んだ 塗材Ｔが乾燥して固化するとエアノズル５が目詰まりを起こし、加圧エアａの噴 出量が減る等により吹付パターンが変わつてしまつたり、目詰まりがひどくなる と吹付け不能となる場合もあつた。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
本考案の塗材吹付装置は、叙上の点に鑑み案出されたものであつて、エアノズ ルへの加圧エアの供給路に、その加圧エア内に水分を混入させる混入装置を介設 した構成とした。
【０００６】
【考案の作用及び効果】
エアノズルに供給される加圧エアの中には、混入装置により水分が混入される 。それによつて、エアノズルの先端に入り込んで固化し始めたり固化した塗材も 、加圧エアが噴出される際に水分で溶かされつつ押し出され、目詰まりが生じな い。
【０００７】 したがつて、塗材の吹付け不能の事態を招くことがないのはもちろんのこと、 常に安定したパターンで吹付作業を行うことができる効果がある。
【０００８】 また、エアノズルを洗浄する際は、混入装置を調節して加圧エア内に水分を通 常よりも多量に混入して吐出させれば、ノズルの先端をブラシでこすつたり内部 に棒を突つ込んだりしなくても、簡単に洗浄することができる。
【０００９】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図１に基づいて説明する。 本実施例では、コンプレツサ８からエアノズル５に加圧エアａを給送するエア ホース７の途中に、本考案の混入装置に相当するルブリケータ１０が取り付けら れている。
【００１０】 このルブリケータ１０は、空圧機器に供給する作動エア中に潤滑油を混入する のに用いる周知のものであつて、潤滑油の代わりに水を用いることにより、水分 を霧状にして加圧エアａ中に混入させるようになつている。
【００１１】 このように本実施例によれば、エアノズル５に供給される加圧エアａの中には ルブリケータ１０により水分が混入されるから、エアノズル５の先端に入り込ん で固化し始めたり固化した塗材Ｔも、加圧エアａが噴出される際にその中に混入 した水分で溶かされつつ押し出され、目詰まりするのが防止される。
【００１２】 それにより、噴出エア量が不足して塗材の吹付パターンが変わつてしまつたり 、吹付けが不能となるといつた事態を招くおそれがなくなる。
【００１３】 また、従来エアノズル５を洗浄する際は、ノズル５の先端をブラシでこすつた り、内部に棒を突つ込んだりと面倒であつたが、本実施例装置の場合、ルブリケ ータ１０を調節して加圧エアａ内に水分を通常よりも多量に混入して吐出させれ ば、ノズル５の内部から先端にわたつて簡単に洗浄することができる。
【００１４】 また、本実施例装置は、汎用のルブリケータ１０をそのまま利用してエアホー ス７の途中に取り付けるだけで達成されるから、簡単にかつ安価に製造すること ができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の一実施例の構成図である。
【符号の説明】
１：ガン ３：塗材ノズル ５：エアノズル ７：エア
ホース（加圧エアの供給路） ８：コンプレツサ（加圧
エアの供給源） １０：ルブリケータ（混入装置）
Ｔ：塗材 ａ：加圧エア

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 ガンの先端に設けた塗材噴出用の塗材ノ
    ズル内に、加圧エアの供給源に接続された加圧エア噴出
    用のエアノズルを同心に臨ませ、前記塗材ノズルに供給
    された塗材を加圧エアにより粒状にして噴出して被塗物
    に吹き付けるようにした塗材吹付装置において、前記エ
    アノズルへの加圧エアの供給路に、該加圧エア内に水分
    を混入させる混入装置を介設したことを特徴とする塗材
    吹付装置。
JP2083092U 1992-03-06 1992-03-06 塗材吹付装置 Pending JPH0619855U (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5753268A (en) * 1980-09-17 1982-03-30 Sekisui Prefab Homes Ltd Coater
JPH0253429B2 (ja) * 1981-10-22 1990-11-16 Sumitomo Chemical Co

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5753268A (en) * 1980-09-17 1982-03-30 Sekisui Prefab Homes Ltd Coater
JPH0253429B2 (ja) * 1981-10-22 1990-11-16 Sumitomo Chemical Co

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