JPH061984Y2 - 型枠緊結具 - Google Patents

型枠緊結具

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JPH061984Y2
JPH061984Y2 JP13891887U JP13891887U JPH061984Y2 JP H061984 Y2 JPH061984 Y2 JP H061984Y2 JP 13891887 U JP13891887 U JP 13891887U JP 13891887 U JP13891887 U JP 13891887U JP H061984 Y2 JPH061984 Y2 JP H061984Y2
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JP13891887U
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胤直 井上
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Kajima Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、コンクリート用型枠の緊結具に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
合板によるコンクリート型枠は、周知のごとく第4図に
示すように組立てられる。
これは、打設コンクリート面が仕上げを要せず打放の場
合で、図中1はセキ板、2は丸セパレータ、3は木コン
又はプラスチックコン(Pコン)と称せられるコーン、
4はホームタイ、5は(三型)リブ座、6,7は桟木又
は端太材としての端太パイプである。
コーン3は、円錐台形で、セパレータ2端のネジ端2a
を螺入するネジ穴3aとセキ板1を貫通するネジ棒3b
を有し、ホームタイ4は一端に前記ネジ棒3bの螺入部
となるネジ穴4aを設け、また他端外周部をネジ部4b
としている。
このようにして、丸セパレータ2端にコーン3を螺合
し、このコーン3のセキ板1を貫通突出するネジ棒3b
にホームタイ4をネジ結合する。
そして、セキ板1の外面側に縦横の端太パイプ6,7を
配設し、ホームタイ4に貫通させたリブ座5で外側の端
太パイプ7を押さえるとともに、ホームタイ4のネジ部
4bに取付けたナット8でこのリブ座5を締付けるもの
である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このような従来の型枠緊結具では、脱型して型枠を転用
する際には丸セパレータ2をコンクリート中に残して他
の部材をバラバラに分離し、再度新たな丸セパレータ2
を用いて組立直すことになる。なお、コーン3があった
部分で形成されるコンクリートの凹部には丸セパレータ
2のネジ端2aが突出するが、この凹部はモルタル等で
穴埋めを行う。
以上のように従来の型枠緊結具は転用のたび毎に、部材
相互をバラして再度組立てなおさなければならず、その
手間が非常に面倒であった。
本考案の目的は前記従来例の不都合を解消し、セパレー
タとその分離において他の部材を組合せたままで行うこ
とができ、型枠転用作業の省力化を達成できる型枠緊結
具を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は前記目的を達成するため、セキ板に貫通固定
し、セキ板のコントロール打設面側の突出部にコーンを
貫通状態で一体的に取付けたホームタイ用管体の、前記
セキ板とコーンの貫通部を前端が開口する二重管とし、
その内管にスリットを設けて、セパレータ端への花弁型
ソケットを形成し、該内管の外周に滑動自在に嵌めた花
弁広がり防止用のリングを管体内を通り管体他端へ突出
する操作バーに連結したことを要旨とするものである。
〔作用〕
本考案によれば、型枠組立時にはリングは内管の最深部
にあり、花弁型ソケットである内管は先端が押広がるよ
うになっている。従って、内管を押広げるようにしてそ
のセパレータ端を嵌入させ、次いで操作バーによりリン
グを滑動させ内管の先端へ移行すれば内管は広がらなく
なり、セパレータ端は抜けなくなる。
よって、この管体をホームタイとして使用し、セキ板外
側に配設する端太パイプを管体に取付けるリブ座で押さ
え、ナットで締付ければよい。
一方、型枠の脱型を行うには操作バーによりリングを内
管の最深部へもどせば、内管先端は広がり可能となり、
セパレータ端は抜け出る。そこで、そのまま端太パイプ
等を取付けたままでセキ板を脱型でき、この状態で転用
個所へ運び再度新たなセパレータを取付けて型枠を組む
ことができる。
〔実施例〕
以下、図面について本考案の実施例を詳細に説明する。
第1図は、本考案の型枠緊結具の1実施例を示す縦断側
面図で、図中1は合板型枠としてのセキ板を示す。
このセキ板1に適宜な穴をあけホームタイ用の管体10を
貫通させるが、この管体10のセキ板1のコンクリート打
設面側の突出部に木コン、Pコン等のコーン11を貫通す
る状態で一体的に取付け、またセキ板1の外側突出部外
周にネジ部10aを形成し、ここにナット12を嵌めてこの
ナット12とコーン11とでセキ板1を両側から締付けて管
体10をセキ板1に固定する。
この管体10はセキ板1やコーン11の貫通部及び前記ネジ
部10aの形成部分は内径が大きい拡径部分10cで、それ
から先はしぼりにかけて内径を小とした縮径部分10dの
二重径構造で、該縮径部分10dの外周にネジ部10bを形
成した。
さらに、拡径部分10cは前端が開口する内管10eを設け
て二重管構造とし、この内管10eは第2図に示すように
開口から奥へとスリット10fを周方向に適宜間隔で設け
て花弁型ソケットとして形成する。
そして、花弁となる各割片10jの内側に係止突起10hを
突設する。
また、内管10eの外周に花弁としての各割片10jの広が
り防止用のリング13aを滑動自在に嵌め、このリング13
aを管体10の内部を通り、縮径部分10d端に突出する操
作バー13bの一端に連結する。該操作バー13bとリング
13aの連結方法は種々考えられるが、一例としてリング
13a内にスリット10fを開通する縦軸13cを設け、この
縦軸13cの中央と操作バー13b端とを一体的に、又はピ
ン結合を連結する。
前記操作バー13bの管体10からの突出端に、操作環13d
を形成した。
一方、セパレータ14は第2図に示すように挿入しやすい
ように球形とし、その少し手前に前記係止突起10hが係
合する係合溝14aを設け、またその少し手前に鍔状のス
トッパー14bを突設する。
次に使用法について説明すると、第3図に示すようにコ
ーン11付きの管体10をセキ板1に貫通させ、ナット12で
セキ板1の外側から締付ければ、管体10は操作バー13b
等を内蔵した状態でセキ板1に固定される。
この状態ではリング13aは内管10eの最深部にあり、内
管10eの前端は各割片10jが押広げ可能である。
従って、内管10e内にセパレータ14端を、各割片10jを
広げながら差入れれば、係止突起10hが係合溝14aに嵌
まる。
次いで、第1図に示すように操作バー13b端を押してリ
ング13aを滑動させこれを内管10eの前端へ移動させる
と、各割片10jは広がらなくなり、セパレータ14端をし
っかりと嵌着する。
このようにしてセパレータ14と管体10は接続される。そ
して、第1図に示すように管体10を通常のホームタイと
同じように使用してリブ座5を縮径部分10dに取付け、
これでセキ板1の外側に配設した端木パイプ6,7を押
さえるとともに前記縮径部分10dの外周のネジ部10bに
ナット15を嵌め、これでリブ座5を締付ける。
以上が型枠を組んだ状態であり、型枠内にコンクリート
を打設する。
コンクリートの硬化後、型枠を脱型するには、操作バー
13bを引いてリング13aを再度内管10eの最深部にもど
せば、該内管10eの前端は各割片10jが広がり可能とな
るので、この状態でセキ板1をはがせば、セパレータ14
をコンクリート中に残して他の部材はそのままの組合せ
を保つ。
従って、そのまま他の転用個所へ移動し、新たなセパレ
ータを取付けて型枠を組めばよい。
なお、前記操作バー13bの押引きは操作環13dにドライ
バー等の棒体を通して簡単に行うことができる。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案の型枠緊結具は、脱型時に各部
材を分離する必要がなく、組合せたまま行えるものであ
る。
特に、型枠転用時に端太材の払いや取付けがなくなるの
で、労務の手間の省力化と安全性が図れ、転用工程が短
縮できる。
また、転用時に各部材を取付けなくてすむので、部材の
仮置場所等も不要で部材管理も楽になり、また取外した
部材が落下する危険もなくなるものである。
さらに、セパレータ端への係脱は花弁型ソケットにより
ワンタッチで行うことができ、操作が簡単である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の型枠緊結具の1実施例を示すもので、
型枠組立時の縦断側面図、第2図は同上要部の斜視図、
第3図はセキ板への取付工程を示す縦断側面図、第4図
は従来例を示す縦断側面図である。 1…セキ板、2…丸セパレータ 3…コーン、3a…ネジ穴 3b…ネジ棒、4…ホームタイ 4a…ネジ穴、4b…ネジ部 5…リブ座、6,7…端太パイプ 8…ナット、10…管体 10a,10b…ネジ部、10c…拡径部分 10d…縮径部分、10e…内管 10f…スリット、10j…割片 10h…係止突起、11…コーン 12…ナット、13a…リング 13b…操作バー、13c…縦軸 13d…操作環、14…セパレータ 14a…係合溝、14b…ストッパー 15…ナット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】セキ板に貫通固定し、セキ板のコンクリー
    ト打設面側の突出部にコーンを貫通状態で一体的に取付
    けたホームタイ用管体の、前記セキ板とコーンの貫通部
    を前端が開口する二重管とし、その内管にスリットを設
    けて、セパレータ端への花弁型ソケットを形成し、該内
    管の外周に滑動自在に嵌めた花弁広がり防止用のリング
    を管体内を通り管体他端へ突出する操作バーに連結した
    ことを特徴とする型枠緊結具。
JP13891887U 1987-09-11 1987-09-11 型枠緊結具 Expired - Lifetime JPH061984Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13891887U JPH061984Y2 (ja) 1987-09-11 1987-09-11 型枠緊結具

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JP13891887U JPH061984Y2 (ja) 1987-09-11 1987-09-11 型枠緊結具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6444958U JPS6444958U (ja) 1989-03-17
JPH061984Y2 true JPH061984Y2 (ja) 1994-01-19

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