JPH06198193A - 炭化水素油の水素化脱硫脱窒素用触媒及びその製造方法 - Google Patents

炭化水素油の水素化脱硫脱窒素用触媒及びその製造方法

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JPH06198193A
JPH06198193A JP4361183A JP36118392A JPH06198193A JP H06198193 A JPH06198193 A JP H06198193A JP 4361183 A JP4361183 A JP 4361183A JP 36118392 A JP36118392 A JP 36118392A JP H06198193 A JPH06198193 A JP H06198193A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 炭化水素油の水素化脱硫及び脱窒素を同時に
効率よく行い得、活性をさらに向上した触媒及びその製
造方法を提供すること。 【構成】 ポリア−シリカ−アルミナからなる酸化物触
媒担体に、活性金属成分として周期律表第VIa族金属及
び第VIII族金属それぞれの少なくとも1種類及び二価ア
ルコールを添加した含浸液を担持させ、乾燥処理し、乾
燥状態の触媒とすることを特徴とする炭化水素油の水素
化脱硫脱窒素用触媒の製造方法。脱硫・脱窒素試験を行
った結果、従来の脱硫率・脱窒素率に比べてきわめて高
い脱硫率及び脱窒素率を示した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、炭化水素油中に含まれ
るイオウ化合物及び窒素化合物の両者を効果的に除去す
るための水素化処理用触媒に関するものであり、とく
に、イオウ化合物、窒素化合物をとくに多量に含有する
炭化水素油を水素加圧下で処理して硫化水素とアンモニ
アに転化させ原料炭化水素油中のイオウ及び窒素の含有
量を同時に減少させることができる炭化水素油の水素化
脱硫脱窒素用触媒及びその製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、炭化水素油中に含まれているイオ
ウ化合物及び窒素化合物を除去する方法として、水素存
在下の高温高圧の反応条件で炭化水素油を触媒に接触さ
せ水素化処理する方法が知られている。水素化脱硫法は
この水素化処理法の1つであり、その水素化処理用触媒
は多孔性アルミナ担体に、周期律表第VIa族金属及び第
VIII族金属を担持させた触媒が一般に使用されている。
しかしながら、この水素化処理触媒は、水素化脱硫反応
には高活性を示すが水素化脱窒素反応には十分な活性を
示さない。すなわち、通常用いられている水素化脱硫条
件下においては水素化脱硫活性に対して水素化脱窒素活
性はきわめて低いものとなるものである。したがって、
水素化脱硫触媒を用いて水素化脱窒素反応も十分に行う
ためには、高い圧力と温度あるいは小さい空間速度で処
理することが必要になる。しかしながら、そのような条
件下で実際に炭化水素油を水素化処理した場合には、水
素化脱窒素に関して満足する結果が得られても、一方で
は脱硫あるいは水素化さらには軽質化が必要以上に進
み、その結果として水素消費料の増大を招き、経済的に
好ましいことではなく、実用的でない。したがって、炭
化水素油を水素化処理してイオウ化合物と窒素化合物を
同時に除去するためには、従来知られている水素化脱硫
活性に加えて、C−N結合を開裂させる水素化脱窒素活
性をも具備した触媒が必要である。
【0003】水素化脱硫・脱窒素の両活性を具えた触媒
は種々の提案がなされている。たとえば、米国特許第
3,446,930号には、1.2〜2.6の水和水を
含有する水酸化アルミニウムを焼成して製造されたアル
ミナ担体に、ニッケル、又は、周期律表第VI金属あるい
はそれら金属の酸化物又は硫化物を担持し、さらに0.
1〜2.0wt%のリン、ケイ素又はバリウムからなる
促進剤を添加した触媒が提案されている。又、米国特許
第3,749,664号には、アルミナ、又は、シリカ
−アルミナ担体にモリブデンとニッケル又はコバルトと
リンとを特定の割合で担持させた触媒が記載され、担体
は、一般的には0.6〜1.4cc/gの細孔容積を有
するものが好ましいとしている。さらに、前記の改良と
して、特開昭56−40,432号公報には、酸化チタ
ンを担体とし、触媒成分としては周期律表第VIa族及び
第VIII族金属とリンあるいはホウ素を担持させたものが
提案されている。又、特開平4−166,233号公報
には、無機酸化物担体に、活性金属を担持後、乾燥、焼
成した触媒に、多価アルコールなどを担持し乾燥する触
媒の製造方法が提案されている。本発明者らは、触媒の
基体となる担体の酸点を高めることに注目し、改良を行
いポリア−シリカ−アルミナの特定範囲の比率と、特定
範囲の有効な細孔径が存在し、かつ、ポリア−シリカ−
アルミナ酸化物触媒担体に活性金属を担持し、乾燥状態
としたものを触媒として用いることによって、水素化脱
硫・脱窒素の両活性が向上することを見出して提案した
(特願平4−214,513号)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、米国特
許第3,446,730号のものは、担体の特性につい
ては何ら記載されず、しかも、処理油に関しては、残さ
油を含めたいかなる溜分にも適用可能としているが、実
際は溜出油を対象とするものと解されるものである。又
米国特許第3,749,664号のものは、担体の細孔
構造について研究されておらず炭化水素油の水素化処理
には満足する性能を有していないものである。さらに、
特開昭56−40,432号公報のものは、担体として
用いる酸化チタンは価格が高く、その物理的性質上アル
ミナに較べて比表面積が大きくなりにくく、しかも触媒
成分担持後の焼成処理において比表面積が低下し易く、
アルミナのようにその細孔分布を所望の範囲に維持する
ことが困難である。又、特開平4−166,233号公
報のものは、無機酸化物担体としてアルミナを挙げてい
るが、特性について記載されず、しかもこの触媒の製造
方法では活性金属を担持後、乾燥あるいは焼成し、多価
アルコールなどを担持するので工程が煩雑であり、さら
に、水素化脱窒素触媒としての効果についても何も記載
されていないものである。
【0005】本発明は、炭化水素油の水素化脱硫及び脱
窒素の両活性を十分に具備し、かつ、触媒製造工程を簡
略化させた触媒及びその製造方法を提供することを目的
とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記問題
を解決し、前記目的を達成するために、ポリア−シリカ
−アルミナからなる酸化物触媒担体に活性金属を担持さ
せた触媒について研究を重ねた結果、前記触媒担体に、
活性金属と二価アルコールを担持させた後、乾燥物状態
の触媒とすることによって、水素化脱硫・脱窒素の両活
性が向上し目的を達し得ることを見出して本発明を完成
するに至った。すなわち、本発明は、ポリア−シリカ−
アルミナからなる酸化物触媒担体に活性金属として周期
律表第VIa族金属及び第VIII族金属それぞれの少なくと
も1種類及び二価アルコールを担持した乾燥物である炭
化水素油の水素化脱硫脱窒素用触媒であり、ポリア−シ
リカ−アルミナからなる酸化物触媒担体に、活性金属成
分として周期律表第VIa族金属及び第VIII族金属それぞ
れの少なくとも1種類及び二価アルコールを添加した含
浸液を担持させ、乾燥処理し、乾燥状態の触媒とする炭
化水素油の水素化脱硫脱窒素用触媒の製造方法である。
【0007】しかして、本発明における触媒担体は、ポ
リア−シリカ−アルミナからなる酸化物担体であって、
ポリアとシリカの含有量がBとして3〜10重量
%の範囲であり、SiOとして3〜8重量%の範囲で
あって、該担体の物理性状が水銀圧入法で測定した細孔
分布で55〜85オングストロームの平均細孔直径を有
し、かつ、平均細孔直径±10オングストロームの範囲
の細孔容積が全細孔容積の少なくとも60%以上である
ものを使用することが好ましい。このような細孔分布が
狭く平均細孔径が所望の担体は、たとえば混合法などの
一般的方法で製造し得るものである。すなわち、硫酸ア
ルミニウム水溶液とアルミン酸ナトリウム水溶液とを混
合し、加水分解し、生成したアルミナ水和物スラリー
に、担体としたときのシリカ含有量がSiOとして3
〜8重量%となるようにケイ酸ナトリウム水溶液を添加
して、ろ過・洗浄してNaOとして0.05重量%、
SiOとして0.20重量%含むシリカ−アルミナ水
和物を得、該水和物に、担体としたときのポリア含有量
がBとして3〜10重量%となるようにホウ酸水
溶液を添加し、成型可能な水分まで捏和し、十分可塑化
させた後、円筒状、球状、三つ葉型、四つ葉型など一般
的な触媒担体としての形状に所望に応じて成型した後、
乾燥し、ついで焼成する方法によって製造することがで
きる。なお、前記アルミナ水和物を得る加水分解時にグ
ルコン酸、酒石酸などの有機酸を添加することによって
細孔分布を特定の範囲に集中した触媒を効果的に得るこ
とができる。又、前記担体を製造する際に使用するポリ
ア原料としては、たとえば、ホウ酸、四ホウ酸などの水
可溶性塩が挙げられ、シリカ原料としては、たとえば、
ケイ酸ナトリウム、四塩化ケイ素などの水可溶性塩類が
挙げられ、アルミナ原料としては、たとえば、硝酸アル
ミニウム、硫酸アルミニウム、アルミン酸ナトリウムな
ど及びこれらの水可溶性塩類が挙げられる。
【0008】水素化活性金属成分として用いられる周期
律表第VIa族金属としては、クロム、モリブデン、タン
グステンであって、とくにモリブデンが好ましい。又、
第VIII族金属としては、鉄、コバルト、ニッケルであっ
て、とくにニッケル又は/及びコバルトが好ましく、こ
れらを組合せて用いるのがもっとも好ましい。活性成分
の担持量は、第VIa族金属については、酸化物換算で触
媒全重量に対して17〜28重量%であり、第VIII族金
属については、酸化物換算で3〜8重量%の範囲が好ま
しい。
【0009】二価アルコールとしては、ジエチレングリ
コールあるいはトリエチレングリコールを使用すること
が好ましく、添加量としては、活性金属成分として担持
する周期律表第VIa族金属と第VIII族金属の合計モル量
の0.2〜3倍量の範囲が好ましい。
【0010】又、前記担体に活性金属と二価アルコール
を含む含浸液を担持後の乾燥温度は、200℃以下であ
ることが好ましい。
【0011】
【作用】ポリア−シリカ−アルミナからなる酸化物触媒
担体のポリアとシリカの含有量を前記範囲としたのは、
前記範囲である組成でないと脱窒素活性について飛躍的
な向上が認められず、この向上は、担体の持つ前記範囲
の3成分の相乗効果によるものと考えられるからであ
る。この担体の細孔直径や細孔分布については、脱硫・
脱窒素に有効な細孔径を有する細孔をできるだけ多く
し、他の有害な反応を抑制するためには、その細孔分布
が狭く、かつ、平均細孔直径が特定な値であることが必
要であって、平均細孔直径が前記下限値未満のときは、
反応物質の触媒粒子内での拡散抵抗が大きく、水素化脱
硫・脱水素の両活性が低下し、他方平均細孔直径が上限
値を超えると、反応物質が一度に多量に細孔内に侵入
し、その分解による炭素質の析出が水素化脱硫・脱窒素
の両活性を低下させることになる。又、細孔分布が前記
のような特定の範囲に集中していないときは、たとえ平
均細孔直径が前記範囲内に入っていても、炭化水素油の
水素化脱硫・脱窒素反応に有効な細孔が減少するので両
活性が低下するものであって、前記範囲内にあるならば
最終的に得られる乾燥触媒の脱硫・脱窒素の効果がもっ
とも優れているものである。
【0012】活性金属成分の担持量を前記範囲が好まし
いとしたのは、前記範囲の下限は、水素化脱硫・脱窒素
活性の所望値の発生に必要な最低限の量であり、上限
は、これ以上添加量を増加しても、水素化脱硫・脱窒素
活性の増加が見込まれない値であるからである。
【0013】二価アルコールの前記添加量は、水素化活
性金属と反応して錯化合物を作るための必要量であり、
0.2倍量未満の添加量では十分に錯化合物を作ること
ができず、3倍量を超えて添加すると硫化工程で過剰に
含まれる二価アルコールが分解せずに炭素分として触媒
中に残存し水素化脱硫・脱窒素活性を低下させるからで
ある。なお、比重1.1〜1.2程度の多価アルコール
でも同様な効果が認められる。
【0014】本発明の触媒は、前記のような所望の細孔
構造を持ったポリア−シリカ−アルミナからなる触媒担
体に、たとえば、三酸化モリブデン及び炭酸ニッケル、
炭酸コバルトを水に懸濁させたスラリーにクエン酸、酒
石酸などの有機酸を添加して加熱溶解させた水溶液にジ
エチレングリコールを添加して含浸液全量が担体に吸着
可能な量として全量を吸着させ、ついで、200℃以下
で乾燥することによって製造することができる。
【0015】本発明の方法で調製された触媒は、炭化水
素油の水素化脱硫・脱窒素反応において、酸化物担体に
活性金属を担持し、乾燥あるいは乾燥し焼成する従来技
術の触媒製造方法で得た触媒に硫化処理を施した触媒よ
り優れた活性を示す。その理由は確言はし得ないが、硫
化処理工程で活性金属が硫化物形態に変るが、その際生
成する粒子の凝集が防止でき、該硫化物の粒径が小さ
く、かつ、高分散状態になっているためではないかと考
えられる。
【0016】
【実施例】次に、本発明の実施例を述べる。 実施例 1 (1) 触媒担体の調製:内容積100リットルのかきまぜ
機付きステンレス製反応槽に、水49.5リットルと濃
度50%のグルコン酸溶液204g(加水分解で生成す
るAlに対して0.05重量%)を反応槽内にい
れ、70℃まで加温して保持し、かきまぜながらAl
として774gを含む硫酸アルミニウム水溶液95
40gとAlとして1275gを含むアルミン酸
ナトリウム水溶液を同時又はほぼ同時に全量を滴下して
pH9.0のアルミナ水和物スラリーを得た。次に、該
スラリーを30分間熟成した後、濃度31%の硝酸25
gを加えてpH8.3とし、ついでSiOとして13
0gを含むケイ酸ナトリウム水溶液929gを全量滴下
してpH8.8のシリカ−アルミナ水和物を得た。該水
和物を30分間熟成した後、NaOとして0.1重量
%以下、SOとして0.5重量%以下になるまでろ過
−洗浄して得られたシリカ−アルミナ水和物ケーキ50
00g(SiO−Alとして20重量%)に、
ホウ酸94g(Bとして53.2g)を加え、加
温ジャケット付きニーダ中で加熱捏和し、B−S
iO−Al濃度として63重量%の可塑性のあ
る捏和物を得、ついで、この捏和物を直径1.5mmφ
のダイスを有する押出成型機で成型し、乾燥後、電気炉
で700℃に2時間焼成して触媒担体Aを得た。得られ
た触媒担体について、水銀圧入法で細孔構造を測定し
た。測定結果を触媒担体組成とともに表1に示す。
【0017】(2) 触媒の調製:三酸化モリブデン39.
7g、炭酸ニッケル13.4gを水50gに懸濁し、酒
石酸2.0gを添加して加熱下で溶解した後、冷却し、
ジエチレングリコール33gを添加し、十分かきまぜて
混合し、触媒担体の吸水量に見合う液量になるように水
で液量を調節した含浸液を、(1) で得たポリア−シリカ
−アルミナからなる触媒担体A100gに含浸させ、2
時間放置後110℃で16時間乾燥して触媒1を得た。
【0018】(3) 触媒の性能評価:得られた触媒1につ
いて、触媒充填量15mlの固定床流通反応装置を用
い、炭化水素油の水素化脱硫・脱窒素反応活性を調査し
た。
【0019】なお、触媒の硫化条件は、ジメチルジサル
ファイドを2.5重量%添加した軽油で水素/油供給比
200Nl/l、LHSV=2.0hr−1、圧力30
kg/cmGの条件下、100℃から315℃まで7
時間かけて昇温し、保持して16時間予備硫化を行っ
た。
【0020】ついで、イオウ分1.15重量%、窒素分
68ppmを含むクエート常圧軽油を用い、反応条件
は、圧力30kg/cmG、LHSV=2.0hr
−1、水素/油供給比300Nl/l、反応温度330
℃で行い、反応開始から50時間後の処理油中のイオウ
分及び窒素含有量を分析して脱硫活性、脱窒素活性を求
めた。結果を表2に示す。なお、イオウ分の分析は、
(株)堀場製作所製SLFA−920型を用い、窒素分
の分析は、三菱化成(株)製TN−05型を用いて行っ
た。
【0021】表2に示す脱硫活性は、後述する比較例5
で得られた触媒Wを100とした時の反応速度定数の相
対活性値で示したものであって、速度次数は、脱硫反応
速度が原料油のイオウ濃度の1.75乗に比例するもの
としてKm=LHSV・(1/n−1)・{(1/S
n−1)−(1/Son−1)}の式を用いて求めた。
ここに、n=速度次数1.75、LHSV=空間速度
(hr−1)、S=処理油中のイオウ濃度(%)、So
=原料油中のイオウ濃度(%) である。又、脱窒素活性
は、触媒Wを100とした時の反応速度定数の相対活性
値で示すこととし、速度次数は、脱窒素反応速度が原料
油の窒素濃度の1.0乗に比例するものとして、Km=
LHSV・1n(No/N)の式を用いて求めた。ここ
に、LHSV=液空間速度(hr−1)、No=処理油
中の窒素濃度(%)、N=原料油中の窒素濃度(%)で
ある。 実施例 2 (1) 触媒担体の調製:実施例1−(1) で得たシリカ−ア
ルミナ水和物に添加するホウ酸の添加量を変えた以外
は、実施例1−(1) と同様にして触媒担体Bを調製し、
水銀圧入法による細孔構造を求めた結果を担体組成とと
もに表1に示す。
【0022】(2) 触媒の調製:(1) で得た触媒担体Bを
使用した以外は、実施例1−(2) と同様に処理して触媒
2を得た。
【0023】(3) 触媒の性能評価:実施例1−(3) と同
様にして性能評価を行い、結果を表2に示す。 実施例 3 (1) 触媒担体の調製:実施例1−(1) で得たシリカ−ア
ルミナ水和物に添加するホウ酸の添加量を変えた以外
は、実施例1−(1) と同様にして触媒担体Cを調製し、
水銀圧入法による細孔構造を求めた。その結果を担体組
成とともに表1に示す。
【0024】(2) 触媒の調製:(1) で得た触媒担体Cを
使用した以外は、実施例1−(2) と同様に処理して触媒
3を得た。
【0025】(3) 触媒の性能試験:実施例1−(3) と同
様にして性能試験を行い、結果を表2に示す。 実施例 4 (1) 触媒担体の調製:実施例1−(1) と同様にして得た
アルミナ水和物スラリーに添加するケイ酸ナトリウム水
溶液をSiOとして3重量%とした以外は、実施例1
−(1) と同様に処理して触媒担体Dを調製し、水銀圧入
法による細孔構造を求めた。その結果を担体組成ととも
に表1に示す。
【0026】(2) 触媒の調製:(1) で得た触媒担体Dを
使用した以外は、実施例1−(2) と同様に処理して触媒
4を得た。
【0027】(3) 触媒の性能試験:実施例1−(3) と同
様にして性能試験を行い、結果を表2に示す。 実施例 5 (1) 触媒担体の調製:実施例1−(1) と同様にして得た
アルミナ水和物スラリーに添加するケイ酸ナトリウム水
溶液をSiOとして8.5重量%とした以外は、実施
例1−(1) と同様に処理して触媒担体Eを調製し、水銀
圧入法による細孔構造を求めた。その結果を担体組成と
ともに表1に示す。
【0028】(2) 触媒の調製:(1) で得た触媒担体Eを
使用した以外は、実施例1−(2) と同様に処理して触媒
5を得た。
【0029】(3) 触媒の性能試験:実施例1−(3) と同
様にして性能試験を行い、結果を表2に示す。 実施例 6 実施例1−(1) で調製した触媒担体Aを使用して、三酸
化モリブデン32.0g、炭酸ニッケル18.2gとエ
チレングリコール30.9gを添加した以外は、実施例
1−(2) と同様に処理して触媒6を得、実施例1−(3)
と同様にして性能試験を行った。結果を表2に示す。 実施例 7 実施例1−(1) で調製した触媒担体Aを使用して、三酸
化モリブデン23.1g、炭酸ニッケル9.3gとジエ
チレングリコール30.9gを添加した以外は、実施例
1−(2) と同様に処理して触媒7を得、実施例1−(3)
と同様にして性能試験を行った。結果を表2に示す。 実施例 8、9 ジエチレングリコールの添加量を16.5g(実施例
8)、99.0g(実施例9)とした以外は、実施例1
と同様に処理して触媒8(実施例8)及び触媒9(実施
例9)を得、実施例1−(3) と同様にして性能試験を行
った。結果を表2に示す。 実施例 10 炭酸ニッケルの代りに炭酸コバルトを使用した以外は、
実施例1と同様に処理して触媒10を得、実施例1−
(3) と同様にして性能試験を行った。結果を表2に示
す。 実施例 11 ジエチレングリコールの代りにトリエチレングリコール
を使用した以外は、実施例1と同様に処理して触媒11
を得、実施例1−(3) と同様にして性能試験を行った。
結果を表3に示す。 実施例 12〜20 実施例2〜実施例10におけるジエチレングリコールの
代りにトリエチレングリコールを使用した以外は、実施
例2〜10と同様に処理して触媒12(実施例12)、
触媒13(実施例13)、触媒14(実施例14)、触
媒15(実施例15)、触媒16(実施例16)、触媒
17(実施例17)、触媒18(実施例18)、触媒1
9(実施例19)、触媒20(実施例20)を得、それ
ぞれ実施例1−(3) と同様にして性能試験を行った。そ
れぞれの結果を表3に示す。 比較例 1 (1) 触媒担体の調製:実施例1−(1) と同様にして得た
アルミナ水和物スラリーをろ過−洗浄して得られたアル
ミナ水和物ケーキ2500gを加温ジャケット付きニー
ダー中で加熱捏和し、Al濃度として60重量%
の可塑性のある捏和物を得、ついで、この捏和物を直径
1.5mmφのダイスを有する押出成型機で成型し、乾
燥後、電気炉で500℃で2時間焼成してアルミナ担体
Fを得た。
【0030】(2) 触媒の調製:(1) で調製したアルミナ
担体Fを使用した以外は、実施例1−(2) と同様に処理
して触媒Nを得た。
【0031】(3) 触媒の性能試験:得られた触媒Nにつ
いて、実施例1−(3) と同様にして性能試験を行った。
結果を表2に示す。 比較例 2 (1) 触媒担体の調製:実施例1−(1) と同様にして得た
シリカ−アルミナ水和物ケーキ2500gを加熱ジャケ
ット付きニーダー中で加熱捏和し、SiO−Al
濃度として62重量%の可塑性のある捏和物を得、つ
いで、この捏和物を直径が1.5mmφのダイスを有す
る押出成型機で成型し、乾燥後、電気炉で700℃で2
時間焼成してSiOとして6重量%のシリカ−アルミ
ナ担体Gを調製した。
【0032】(2) 触媒の調製:(1) で調製したシリカ−
アルミナ担体Gを使用した以外は、実施例1−(2) と同
様に処理して触媒Oを得た。
【0033】(3) 触媒の性能試験:得られた触媒Oにつ
いて、実施例1−(3) と同様にして性能試験を行った。
結果を表2に示す。 比較例 3 (1) 触媒担体の調製:反応槽内にグルコン酸を添加しな
かった以外は、実施例1−(1) と同様に処理してポリア
−シリカ−アルミナ担体Hを調製した。
【0034】(2) 触媒の調製:(1) で調製したボリア−
シリカ−アルミナ担体Hを使用した以外は、実施例1−
(2) と同様に処理して触媒Pを得た。
【0035】(3) 触媒の性能試験:得られた触媒Pにつ
いて、実施例1−(3) と同様にして性能試験を行った。
結果を表2に示す。 比較例 4 三酸化モリブデン18.3g、炭酸ニッケル6.7g、
ジエチレングリコール18.6gを添加した以外は、実
施例1と同様にして触媒Sを得、実施例1−(3) と同様
にして触媒の性能試験を行った。結果を表2に示す。 比較例 5 ジエチレングリコールを添加しなかった以外は、実施例
1と同様に処理して触媒Wを得、実施例1−(3) と同様
にして性能試験を行った。結果を表2に示す。 比較例 6〜9 比較例1〜5におけるジエチレングリコールの代りにト
リエチレングリコールを使用した以外は、比較例1〜4
と同様にして触媒N′(比較例6)、触媒O′(比較例
7)、触媒P′(比較例8)、触媒S′(比較例9)を
得、実施例1−(3) と同様にして性能試験を行った。結
果を表3に示す。
【0036】
【表1】
【表2】
【表3】
【0037】これらの結果から、実施例の触媒1、2、
3、4、5、11、12、13、14、15は、酸化物
に換算したモリブデン、ニッケルの含有量及びジエチレ
ングリコール又はトリエチレングリコール(以下、二価
アルコールという)の添加量が同一であり、触媒担体の
ポリア−シリカ−アルミナの組成比及び平均細孔直径及
び細孔分布や活性金属担持量に関して、いずれも本発明
の範囲を満足するものであり、高い脱硫・脱窒素活性を
示すことが認められる。これに対して、比較例の触媒P
及びP′は、活性金属の担持量及び二価アルコールの添
加量、触媒担体のポリア−シリカ−アルミナ組成比は本
発明の範囲に入るが、触媒担体の平均細孔直径±オング
ストロームの細孔容積/全細孔容積(%)の値が48%
しかなく、細孔分布が広いので、この触媒P及びP′の
脱硫・脱窒素活性は、細孔分布の狭い本発明触媒1より
低い値を示している。
【0038】比較例の触媒N、O、N′、O′は、活性
金属の担持量及び二価アルコールの添加量、平均細孔直
径及び細孔分布に関しては、いずれも本発明の範囲に入
るが、担体成分中のポリア及び/又はシリカが含まれて
いないために、これら触媒の脱硫活性は高いが、脱窒素
活性が低い値を示している。
【0039】実施例の触媒6、7、16、17及び比較
例の触媒S、S′は、触媒担体のポリア−シリカ−アル
ミナ組成比、平均細孔直径及び細孔分布、二価アルコー
ルの添加量に関しては本発明の範囲を満足するものであ
るが、酸化物に換算したモリブデン、ニッケルの含有量
を変えたものである。触媒6、16は、触媒1に比較し
てモリブデンを減らし、ニッケルを増した触媒であり、
触媒7、17は、触媒1に比較してモリブデン、ニッケ
ルを減らした触媒であるが、いずれも本発明の範囲内で
あり、十分に高い脱硫・脱窒素率を有している。比較例
の触媒S、S′は、本発明の触媒1に比較してモリブデ
ン、ニッケルを減らした触媒であるが、活性金属含有量
が本発明の範囲外であるため脱硫・脱窒素活性がともに
低い値を示している。
【0040】実施例の触媒8、9、18、19は、触媒
担体でのポリア−シリカ−アルミナ組成比、平均細孔直
径及び細孔分布、活性金属担持量、二価アルコールの担
持量に関しては、本発明の範囲に入るもので、二価アル
コールの担持量を変化したものであるが、この触媒の脱
硫・脱窒素活性は、触媒1と同等の値を示しており、二
価アルコールの担持量が担持活性金属のモル量の0.2
〜1.5倍量の範囲内であれば高い活性を示すことが明
らかである。
【0041】実施例の触媒10、20は、担体のポリア
−シリカ−アルミナ組成比、平均細孔直径及び細孔分
布、活性金属担持量、二価アルコールの担持量に関して
は本発明の範囲に入るが、活性金属としてモリブデン、
コバルトを担持したものである。ニッケルの代りにコバ
ルトを担持しても脱硫・脱窒素活性ともに高いことが明
らかである。
【0042】比較例の触媒Wは、担体のポリア−シリカ
−アルミナ組成比、平均細孔直径及び細孔分布、活性金
属担持量に関しては、本発明の範囲に入るものである
が、二価アルコールが無添加の触媒であって、この触媒
の脱硫・脱窒素活性を100として他の触媒の活性を相
対値として示す。
【0043】
【発明の効果】本発明は、特定酸化物触媒担体に活性金
属とともに二価アルコールを担持し、乾燥物としたの
で、従来提案されている水素化脱硫・脱窒素触媒に較べ
て効率よく脱硫・脱窒素を同時に行い得るものであっ
て、本発明触媒を使用することによって、イオウ含有
量、窒素含有量の低い燃料油を製造することができるな
ど顕著な効果が認められる。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリア−シリカ−アルミナからなる酸化
    物触媒担体に、活性金属成分として周期律表第VIa族金
    属及び第VIII族金属それぞれの少なくとも1種類及び二
    価アルコールを担持した乾燥物であることを特徴とする
    炭化水素油の水素化脱硫脱窒素用触媒。
  2. 【請求項2】 ポリア−シリカ−アルミナからなる酸化
    物触媒担体がポリアとシリカの含有量がBとして
    3〜10重量%であり、SiOとして3〜8重量%の
    範囲であり、該触媒担体の物理性状が水銀圧入法で測定
    した細孔分布で55〜85オングストロームの平均細孔
    直径を有し、かつ、平均細孔粒径±10オングストロー
    ムの範囲の細孔容積が全細孔容積の60%以上であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の炭化水素油の水素化脱硫
    脱窒素用触媒。
  3. 【請求項3】 触媒担体に担持させる二価アルコールが
    ジエチレングリコール及びトリエチレングリコールであ
    り、担持量が担持する水素化活性金属のモル数の0.2
    〜3倍量であることを特徴とする請求項1又は2記載の
    炭化水素油の水素化脱硫脱窒素用触媒。
  4. 【請求項4】 ポリア−シリカ−アルミナからなる酸化
    物触媒担体に、活性金属成分として周期律表第VIa族金
    属及び第VIII族金属それぞれの少なくとも1種類及び二
    価アルコールを添加した含浸液を担持させ、乾燥処理
    し、乾燥状態の触媒とすることを特徴とする炭化水素油
    の水素化脱硫脱窒素用触媒の製造方法。
  5. 【請求項5】 ポリア−シリカ−アルミナからなる酸化
    物触媒担体がポリアとシリカの含有量がBとして
    3〜10重量%であり、SiOとして3〜8重量%の
    範囲であり、該触媒担体の物理性状が水銀圧入法で測定
    した細孔分布で55〜85オングストロームの平均細孔
    直径を有し、かつ、平均細孔粒径±10オングストロー
    ムの範囲の細孔容積が全細孔容積の60%以上であるこ
    とを特徴とする請求項4記載の炭化水素油の水素化脱硫
    脱窒素用触媒の製造方法。
  6. 【請求項6】 触媒担体に担持させる二価アルコールが
    ジエチレングリコール及びトリエチレングリコールであ
    り、担持量が担持する水素化活性金属のモル数の0.2
    〜3倍量であることを特徴とする請求項4又は5記載の
    炭化水素油の水素化脱硫脱窒素用触媒の製造方法。
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