JPH0619817A - 通信プロセッサ - Google Patents

通信プロセッサ

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Publication number
JPH0619817A
JPH0619817A JP4195857A JP19585792A JPH0619817A JP H0619817 A JPH0619817 A JP H0619817A JP 4195857 A JP4195857 A JP 4195857A JP 19585792 A JP19585792 A JP 19585792A JP H0619817 A JPH0619817 A JP H0619817A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
dma
communication
data transfer
communication processor
Prior art date
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Pending
Application number
JP4195857A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Hashimoto
裕司 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP4195857A priority Critical patent/JPH0619817A/ja
Publication of JPH0619817A publication Critical patent/JPH0619817A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 データ転送における通信スループットが高い
通信プロセッサを提供する。 【構成】 通信制御プログラムを実行することにより通
信制御動作を行なう通信プロセッサにおいて、前記プロ
グラムの介在無しに、ダイレクト・メモリ・アクセス
(DMA)によるデータ転送を制御するDMAタイミン
グ・コントローラ17を設ける。このDMAタイミング
・コントローラ17では、DMAの実行に必要な管理デ
ータを通信プロセッサのメモリ5に読み込み、その管理
データに基づきアドレス・バスおよびコントロール・バ
スを制御してデータ転送を行ない、データ転送に連動し
て、メモリ5に読み込んだ管理データの更新を行ない、
データ転送の終了を判断して、必要な管理データの保存
を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ伝送において通
信制御の役割を果す通信プロセッサに関し、特に、デー
タ転送のスループットを高めるように構成したものであ
る。
【0002】
【従来の技術】通信プロセッサは、データ伝送におい
て、データ処理系で処理されたデータを伝送系に送り込
んだり、伝送系から受信したデータをデータ処理系に送
り込んだりする場合に、通常の通信制御の他に、伝送誤
り制御やCPUのメモリ上へのデータ転送制御等、各種
の通信制御機能を果している。
【0003】この通信プロセッサは、動作命令プログラ
ムを格納するROM、ワークエリアとなるRAM、およ
び、データ処理系の8ビット・パラレル信号を伝送系の
1ビット・シリアル信号に直−並列変換する通信LSI
等とバスを介して結合し、通信装置として機能する。
【0004】従来の通信プロセッサは、図7に示すよう
に、現在取り込んで実行中の命令(または次回に取り込
んで実行すべき命令)の格納されているROMアドレス
を示すプログラム・カウンタ(PC)1と、取り込んだ
命令を格納するインストラクション・レジスタ(IR)
2と、プロセッサの状態を示すステータス・レジスタ
(SR)3と、RAMに最後に入れたデータを最初に取
り出すことを可能とするスタック・ポインタ(SP)4
と、プロセッサ内部のワーク・エリアである複数の汎用
レジスタ5と、加算・減算・論理演算を行なう算術論理
演算装置(ALU)6と、インストラクション・レジス
タ2の読み込んだ命令を解釈するインストラクション・
デコーダ(ID)7と、インストラクション・デコーダ
7のデコード信号に応じてプロセッサ内部の各ブロック
に対してコントロール信号を出力するタイミング・コン
トローラ8と、アドレス・データを格納するアドレス・
バッファ9とを備えている。
【0005】さらに、信号の伝送系統として、内部バス
10と、通信LSIやRAMに対し、データのリードやラ
イトを行なうための信号(リード信号、ライト信号)を
出力するコントロール・バス・インタフェース11と、ア
ドレス信号を出力するアドレス・バス・インタフェース
12と、外部からの割り込み信号を検出し、それをタイミ
ング・コントローラ8へ通知する割り込み端子13と、バ
スのアビトレーション(バス調停:バスの占有権の制
御)を行なうバス制御インタフェース14と、データを出
力するデータ・バス・インタフェース15と、クロック等
その他の入出力信号のインタフェース16とを備えてい
る。
【0006】この装置では、通信制御プログラムを格納
するROMから、プログラム・カウンタ1の表示するア
ドレスの命令をインストラクション・レジスタ2に取り
込み、その命令をインストラクション・デコーダ7で解
釈し、タイミング・コントローラ8から、命令に基づく
制御信号を各種レジスタ、算術論理演算装置6およびバ
ス等に送ることにより通信制御プログラムの実行を行な
っている。
【0007】こうした手順は、データ転送の制御におい
ても同じであり、通信LSIで受信し、直−並列変換し
たデータをRAMにデータ転送したり、逆に、RAMに
一時記憶しているデータを送信するために通信LSIに
データ転送する場合にも、通信LSIからのデータ転送
の要求に応じて、データ転送のプログラムが実行され、
転送先のアドレスの算出やデータ転送の終了の判断等、
全て各プログラムの実行を通じて決められる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような手
順を採る場合には、1つのデータを転送するために複数
の命令を実行することが必要になり、通信スループット
の向上が阻害されるという問題点がある。
【0009】本発明は、このような問題点を解決するも
のであり、データ転送における通信スループットが高い
通信プロセッサを提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、通
信制御プログラムを実行することにより通信制御動作を
行なう通信プロセッサにおいて、前記プログラムの介在
無しに、ダイレクト・メモリ・アクセス(DMA)によ
るデータ転送を制御するDMAタイミング・コントロー
ラを設けている。
【0011】
【作用】このDMAタイミング・コントローラでは、D
MAの実行に必要な管理データを通信プロセッサのメモ
リに読み込み、その管理データに基づきアドレス・バス
およびコントロール・バスを制御してデータ転送を行な
い、データ転送に連動して、メモリに読み込んだ管理デ
ータの更新を行ない、データ転送の終了を判断して、必
要な管理データの保存を制御する。
【0012】
【実施例】本発明の実施例における通信プロセッサは、
図1に示すように、DMAの実行においてプロセッサ内
部の各ブロックにコントロール信号を出力するDMAタ
イミング・コントローラ17と、外部からのDMA開始要
求の信号が入力するDMAインタフェース18とを備えて
いる。その他の構成は、従来の装置(図7)と変わりが
ない。
【0013】また、この通信プロセッサは、図6に示す
ように、通信制御プログラムを格納するROM21と、ワ
ークエリアとなるRAM22と、通信LSI23とをバスで
結んで、通信装置を構成する。
【0014】この通信プロセッサ20は、従来の装置と同
じ手順で通信制御プログラムを実行することによって各
種の通信制御動作を行なうことができるが、その他に、
プログラムの介在無しにDMAによるデータ転送を行な
うことが可能である。
【0015】このDMAによるデータ転送は、通信LS
I23から出力されたDMA要求の外部信号がDMAイン
タフェース18に入力し、そこから信号(DMARQ1)
がDMAタイミング・コントローラ17に送出されたり、
あるいは、命令を解釈したインストラクション・デコー
ダ7からDMA指令の信号(DMARQ2)が出力さ
れ、それがDMAタイミング・コントローラ17に入力し
たときに開始される。
【0016】DMAタイミング・コントローラ17の制御
の下に、プログラムを必要とせずに、DMAに要するデ
ータ(管理データ)がRAM22から汎用レジスタ5に読
み込まれる。そのため、RAM22は、データ転送のソー
ス側の開始アドレス、ディスティネーション側の開始ア
ドレス、DMA終了までに送るべきデータ転送数、DM
Aの形態を決めるコントロール・データ等、DMAに必
要なデータを格納しており、また、DMA終了時には保
存が必要なデータの格納領域を提供する。
【0017】DMAタイミング・コントローラ17は、汎
用レジスタ5に読み込んだデータの内容に応じ、アドレ
ス・バス・インタフェース12およびコントロール・バス
・インタフェース11を通じて、アドレス・バスおよびコ
ントロール・バスを制御しながらデータを転送し、汎用
レジスタ5や算術論理演算装置6等にコントロール信号
を送って汎用レジスタ5のデータの更新を行ない、デー
タ転送数または予め決められたデータの検出によりDM
Aの終了を判断し、保存が必要なデータのRAM22への
書き込みを実行する。
【0018】このDMAによるデータ転送の動作を図
2、図3、図4および図5のフローチャートに基づいて
説明する。
【0019】DMARQ1またはDMARQ2が、DM
Aタイミング・コントローラ17に入力して、DMAがス
タートし、先ず、DMAの実行に必要なデータがRAM
22から汎用レジスタ5に読み込まれる(ステップ1)。
この動作は、具体的には、ステップ11からステップ14の
手順(図3)に従って行なわれる。
【0020】ステップ11;RAM22に格納されているD
MAコントロール・データを汎用レジスタ5のD0に読
み込み、 ステップ12;RAM22に格納されているソース側開始ア
ドレスを汎用レジスタ5のD1に読み込み、 ステップ13;RAM22に格納されているディスティネー
ション側開始アドレスを汎用レジスタ5のD2に読み込
み、 ステップ14;RAM22に格納されているデータ転送数を
汎用レジスタ5のD3に読み込む。
【0021】なお、読み込んだDMAコントロール・デ
ータは、データを転送する毎にソース・アドレスおよび
ディスティネーション・アドレスを+1ずつ増やし、デ
ータ転送数が予め指定した数に達するとDMAを終了す
るような形態のDMAを設定しているものとする。
【0022】RAM22からのデータ読み込みに続いて、
データ転送と汎用レジスタ5のデータの更新とを行なう
(ステップ2)。この動作は、具体的には、ステップ21
からステップ25の手順(図4)に従って行なわれる。
【0023】ステップ21;汎用レジスタ5のD1に格納
されているアドレスが指し示すソース側メモリのデータ
を汎用レジスタ5のD4に読み込み、 ステップ22;汎用レジスタ5のD2に格納されているア
ドレスが指し示す所へ汎用レジスタ5のD4のデータを
書き込む。
【0024】これらの動作によってソース側からディス
ティネーション側へのデータ転送が完了する。
【0025】ステップ23;汎用レジスタ5のD1に格納
されているソース・アドレスを算術論理演算装置6で+
1して再びD1に格納し、 ステップ24;汎用レジスタ5のD2に格納されているデ
ィスティネーション・アドレスを算術論理演算装置6で
+1して再びD2に格納し、 ステップ25;汎用レジスタ5のD3に格納されているデ
ータ転送数を算術論理演算装置6で−1して再びD3に
格納する。
【0026】次いで、DMAの終了条件を満たしている
かどうかを判断する(ステップ3)。これは、汎用レジ
スタ5のD3に格納されている値が0に達しているかど
うかによって判断され、0より大きい場合は、再度ステ
ップ2を繰り返す。
【0027】ステップ3において、データ転送の終了が
判断されると、保存を必要とする汎用レジスタ5のデー
タをRAM22に書き込む(ステップ4)。この動作は、
具体的には、ステップ41からステップ43の手順(図5)
によって行なわれる。
【0028】ステップ41;汎用レジスタ5のD1に格納
されているソース・アドレスをRAM22に書き込み、 ステップ42;汎用レジスタ5のD2に格納されているデ
ィスティネーション・アドレスをRAM22に書き込み、 ステップ43;汎用レジスタ5のD3に格納されているデ
ータ転送の終了を示す0をRAM22に書き込む。
【0029】こうした手順を経て、DMAは終了する。
【0030】この手順は、DMAコントロール・データ
の設定するDMAの形態に応じて適宜変更される。
【0031】
【発明の効果】以上の実施例の説明から明らかなよう
に、本発明の通信プロセッサでは、DMAによるデータ
転送を行なうことにより通信スループットが向上し、通
信装置間の通信時間を短縮できると共に通信回線を効率
よく使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通信プロセッサにおける一実施例の構
成を示すブロック図、
【図2】実施例の通信プロセッサにおける動作手順を示
すフローチャート、
【図3】実施例におけるデータの読み込み手順を示すフ
ローチャート、
【図4】実施例におけるデータ転送と管理データの更新
手順を示すフローチャート、
【図5】実施例における管理データの書き込み手順を示
すフローチャート、
【図6】本発明の通信プロセッサを組み込んだ通信装置
のブロック図、
【図7】従来の通信プロセッサを示すブロック図であ
る。
【符号の説明】 1 プログラム・カウンタ 2 インストラクション・レジスタ 3 ステータス・レジスタ 4 スタック・ポインタ 5 汎用レジスタ 6 算術論理演算装置 7 インストラクション・レジスタ 8 マイクロプロセッサ・タイミング・コントローラ 9 アドレス・バッファ 10 内部バス 11 コントロール・バス・インタフェース 12 アドレス・バス・インタフェース 13 割り込み端子 14 バス制御インタフェース 15 データ・バス・インタフェース 16 その他入出力信号インタフェース 17 DMAタイミング・コントローラ 18 DMAインタフェース 20 通信プロセッサ 21 ROM 22 RAM 23 通信LSI

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信制御プログラムを実行することによ
    り通信制御動作を行なう通信プロセッサにおいて、 前記プログラムの介在無しに、ダイレクト・メモリ・ア
    クセス(DMA)によるデータ転送を制御するDMAタ
    イミング・コントローラを設けたことを特徴とする通信
    プロセッサ。
JP4195857A 1992-07-01 1992-07-01 通信プロセッサ Pending JPH0619817A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4195857A JPH0619817A (ja) 1992-07-01 1992-07-01 通信プロセッサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4195857A JPH0619817A (ja) 1992-07-01 1992-07-01 通信プロセッサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0619817A true JPH0619817A (ja) 1994-01-28

Family

ID=16348154

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4195857A Pending JPH0619817A (ja) 1992-07-01 1992-07-01 通信プロセッサ

Country Status (1)

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JP (1) JPH0619817A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100342769B1 (ko) * 2000-06-26 2002-07-02 박수열 통신용 프로세서의 메모리 액세스 제어 장치

Cited By (1)

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