JPH06198162A - 紫外線照射装置 - Google Patents
紫外線照射装置Info
- Publication number
- JPH06198162A JPH06198162A JP16190692A JP16190692A JPH06198162A JP H06198162 A JPH06198162 A JP H06198162A JP 16190692 A JP16190692 A JP 16190692A JP 16190692 A JP16190692 A JP 16190692A JP H06198162 A JPH06198162 A JP H06198162A
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- Japan
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- ultraviolet
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- Supply, Installation And Extraction Of Printed Sheets Or Plates (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】ワークの中央部と周辺部の紫外線強度を平均化
し、ワーク表面の塗料やインキを均一に硬化する。 【構成】紫外線硬化用光源とワークの間に光源の中央付
近は紫外線透過率が少なく、両端部に離れるにしたがい
紫外線透過率が増大するコントロール体を設けて構成す
る。
し、ワーク表面の塗料やインキを均一に硬化する。 【構成】紫外線硬化用光源とワークの間に光源の中央付
近は紫外線透過率が少なく、両端部に離れるにしたがい
紫外線透過率が増大するコントロール体を設けて構成す
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、紫外線照射装置の改良
に関する。
に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年は、ガラス、金属、紙あるいはプラ
スチックの表面に紫外線硬化用の塗料やインキを塗布
し、紫外線硬化用光源でワーク表面の塗料やインキを硬
化することが広く実施されている。従来実施されている
紫外線照射装置は、コンベアーの上部に１０ないし２０
ｃｍ程度の間隔を有して照射器を配置し、同照射器の内
部に反射体と直管形の紫外線硬化用光源を装着し構成し
てある。
スチックの表面に紫外線硬化用の塗料やインキを塗布
し、紫外線硬化用光源でワーク表面の塗料やインキを硬
化することが広く実施されている。従来実施されている
紫外線照射装置は、コンベアーの上部に１０ないし２０
ｃｍ程度の間隔を有して照射器を配置し、同照射器の内
部に反射体と直管形の紫外線硬化用光源を装着し構成し
てある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、直管形の紫
外線硬化用光源は図９に示すように、紫外線強度が中央
部は高く、周辺に離間するに従い弱くなる。そこで例え
ばコンベアーで搬送するガラス、金属、紙あるいはプラ
スチック等のワークが長尺の場合は、ワークの中央部と
周辺部の塗料やインキの硬化にバラツキが生じる欠点が
ある。塗料やインキの硬化にバラツキが生じると、例え
ばワークとして導電性樹脂を用いた場合は、抵抗が変わ
り伝導率に差が生じる欠点がある。
外線硬化用光源は図９に示すように、紫外線強度が中央
部は高く、周辺に離間するに従い弱くなる。そこで例え
ばコンベアーで搬送するガラス、金属、紙あるいはプラ
スチック等のワークが長尺の場合は、ワークの中央部と
周辺部の塗料やインキの硬化にバラツキが生じる欠点が
ある。塗料やインキの硬化にバラツキが生じると、例え
ばワークとして導電性樹脂を用いた場合は、抵抗が変わ
り伝導率に差が生じる欠点がある。
【０００４】本発明は上記の点に鑑み発明したものであ
って、紫外線強度がワークの中央部と周辺部で平均化
し、ワーク表面の塗料やインキを均一に硬化することが
できる紫外線硬化装置を提供することを目的とする。
って、紫外線強度がワークの中央部と周辺部で平均化
し、ワーク表面の塗料やインキを均一に硬化することが
できる紫外線硬化装置を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために次の構成とする。つまり、請求項１では照射
器本体の内部に、長尺状の紫外線硬化光源を装着する。
また紫外線硬化光源とワークの間に、光源の中央付近の
紫外線透過率は少なく、両端部に離間するに従い紫外線
透過率が増大するコントロール体を配設する。そして、
ワークの長手方向において紫外線強度が平均化するよう
に構成してある。
するために次の構成とする。つまり、請求項１では照射
器本体の内部に、長尺状の紫外線硬化光源を装着する。
また紫外線硬化光源とワークの間に、光源の中央付近の
紫外線透過率は少なく、両端部に離間するに従い紫外線
透過率が増大するコントロール体を配設する。そして、
ワークの長手方向において紫外線強度が平均化するよう
に構成してある。
【０００６】請求項２では、紫外線強度のコントロール
体を、表面にフロスト処理した透光性のガラス板、表面
に多層膜を被着したガラス体、エキスパンドメタル及び
金網のいずれかを用いて構成する。
体を、表面にフロスト処理した透光性のガラス板、表面
に多層膜を被着したガラス体、エキスパンドメタル及び
金網のいずれかを用いて構成する。
【０００７】
【作用】上記した請求項１と請求項２における構造の紫
外線照射装置によると、紫外線硬化光源からの紫外線が
ワークの表面全体に平均化して照射され、ワークの表面
の塗料やインキが均一に硬化され、特性の一定した製品
を得ることができる。
外線照射装置によると、紫外線硬化光源からの紫外線が
ワークの表面全体に平均化して照射され、ワークの表面
の塗料やインキが均一に硬化され、特性の一定した製品
を得ることができる。
【０００８】
【実施例】以下本発明を図１ないし図９について説明す
る。図１及び図２において、１は箱形に構成してなる照
射器本体、２は照射器本体１の内部に装着してなる長尺
状の紫外線硬化光源であって、例えば図９に示すよう
に、発光長が５０ｃｍの６ＫＷの光源、発光長が２５ｃ
ｍの３ＫＷの光源及び発光長が１２ｃｍの１．５ＫＷの
光源のいずれかを照射器の規模に応じて選択して構成す
る。
る。図１及び図２において、１は箱形に構成してなる照
射器本体、２は照射器本体１の内部に装着してなる長尺
状の紫外線硬化光源であって、例えば図９に示すよう
に、発光長が５０ｃｍの６ＫＷの光源、発光長が２５ｃ
ｍの３ＫＷの光源及び発光長が１２ｃｍの１．５ＫＷの
光源のいずれかを照射器の規模に応じて選択して構成す
る。
【０００９】３は紫外線硬化光源２とワークの間に配置
してなるコントロール体であって、光源の中央付近の紫
外線透過率は少なく、両端部に離間するに従い紫外線透
過率が増大するように構成してある。ワークとしては、
ガラス、金属、紙、樹脂あるいはプラスチック等を用い
る。またワークは例えばコンベアーで搬送する。
してなるコントロール体であって、光源の中央付近の紫
外線透過率は少なく、両端部に離間するに従い紫外線透
過率が増大するように構成してある。ワークとしては、
ガラス、金属、紙、樹脂あるいはプラスチック等を用い
る。またワークは例えばコンベアーで搬送する。
【００１０】４はコントロール体であって、図３に示す
ように、ガラス板の表面にフロスト処理して構成してあ
る。フロストによる紫外線の透過率は、図４に示すよう
に、ガラス板の周辺部から中央部にいくに従い低くなる
ように構成してある。またフロスト処理すると、直線透
過率は減少し拡散性が増大するので紫外線が平均化す
る。
ように、ガラス板の表面にフロスト処理して構成してあ
る。フロストによる紫外線の透過率は、図４に示すよう
に、ガラス板の周辺部から中央部にいくに従い低くなる
ように構成してある。またフロスト処理すると、直線透
過率は減少し拡散性が増大するので紫外線が平均化す
る。
【００１１】５はコントロール体であって、図５に示す
ように、透光性のガラス板の表面に多層膜を被着して構
成してある。またガラス板の紫外線の透過率は、図４に
示すように、ガラス板の周辺部から中央部にいくに従い
低くなるように構成してある。
ように、透光性のガラス板の表面に多層膜を被着して構
成してある。またガラス板の紫外線の透過率は、図４に
示すように、ガラス板の周辺部から中央部にいくに従い
低くなるように構成してある。
【００１２】６はコントロール体であって、図６に示す
ように、多数の空孔を角形に構成してなるエキスパンド
メタルを用いて構成してある。また周辺部の空孔の大き
さは、中央部の大きさより、大きく構成してある。
ように、多数の空孔を角形に構成してなるエキスパンド
メタルを用いて構成してある。また周辺部の空孔の大き
さは、中央部の大きさより、大きく構成してある。
【００１３】７はコントロール体であって、図７に示す
ように、金網を用いて構成してある。
ように、金網を用いて構成してある。
【００１４】上記した図６のエキスパンドメタルと、図
７の金網による構造によると、紫外線は乱反射し、ワー
ク表面の紫外線強度は平均化する。また図６のエキスパ
ンドメタルと、図７の金網を図８に示すように、所定の
間隔を有して配置して構成し、紫外線強度をコントロー
ルしてもよい。８はワーク、９はワーク８を搬送するコ
ンベアーである。
７の金網による構造によると、紫外線は乱反射し、ワー
ク表面の紫外線強度は平均化する。また図６のエキスパ
ンドメタルと、図７の金網を図８に示すように、所定の
間隔を有して配置して構成し、紫外線強度をコントロー
ルしてもよい。８はワーク、９はワーク８を搬送するコ
ンベアーである。
【００１５】
【発明の効果】本発明は上記のように請求項１では、照
射器本体の内部に、長尺状の紫外線硬化光源を装着し、
また紫外線硬化光源とワークの間に、光源の中央付近の
紫外線透過率は少なく、両端部に離間するに従い紫外線
透過率が増大するコントロール体を配設したので、ワー
クの長手方向において紫外線強度が平均化し、ワークの
表面の塗料やインキが均一に硬化され、特性の一定した
製品を得ることができる特有な効果を有する。また請求
項２では、コントロール体としては複数のものから選択
することができるので、ワークに適合するものを選択
し、ワークの表面全体の塗料やインキを良好に硬化する
ことができる特有な効果を有する。
射器本体の内部に、長尺状の紫外線硬化光源を装着し、
また紫外線硬化光源とワークの間に、光源の中央付近の
紫外線透過率は少なく、両端部に離間するに従い紫外線
透過率が増大するコントロール体を配設したので、ワー
クの長手方向において紫外線強度が平均化し、ワークの
表面の塗料やインキが均一に硬化され、特性の一定した
製品を得ることができる特有な効果を有する。また請求
項２では、コントロール体としては複数のものから選択
することができるので、ワークに適合するものを選択
し、ワークの表面全体の塗料やインキを良好に硬化する
ことができる特有な効果を有する。
【図１】本発明の紫外線照射装置の正面図。
【図２】図１の照射器の斜視図。
【図３】コントロール体をフロストしたときの平面図。
【図４】図３のコントロール体を用いたときの紫外線の
減衰図。
減衰図。
【図５】コントロール体を多層膜で処理したときの平面
図。
図。
【図６】コントロール体をエキスパンドメタルを用いて
構成したときの平面図。
構成したときの平面図。
【図７】コントロール体を金網を用いて構成したときの
平面図。
平面図。
【図８】照射器においてコントロール体を調整し得る構
造としたときの平面図。
造としたときの平面図。
１ 照射器本体 ２ 紫外線硬化光源 ３ コントロール体 ４ フロスト処理したコントロール体 ５ 多層膜処理したコントロール体 ６ エキスパンドメタルを用いて構成したコントロール
体 ７ 金網を用いて構成したコントロール体
体 ７ 金網を用いて構成したコントロール体
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成５年１１月２５日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図９
【補正方法】追加
【補正内容】
【図９】光源の大きさと紫外線強度の関係を示す説明
図。
図。
Claims (2)
- 【請求項１】照射器本体の内部に、長尺状の紫外線硬化
光源を装着し、同紫外線硬化光源とワークの間に、光源
の中央付近の紫外線透過率は少なく、両端部に離間する
に従い紫外線透過率が増大し、ワークの長手方向におい
て紫外線強度が平均化するコントロール体を配設したこ
とを特徴とする紫外線照射装置。 - 【請求項２】紫外線強度のコントロール体は、表面にフ
ロスト処理した透光性のガラス板、表面に多層膜を被着
したガラス体、エキスパンドメタル及び金網のいずれか
を用いて構成したことを特徴とする請求項１の紫外線照
射装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16190692A JPH06198162A (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 紫外線照射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16190692A JPH06198162A (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 紫外線照射装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06198162A true JPH06198162A (ja) | 1994-07-19 |
Family
ID=15744271
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16190692A Pending JPH06198162A (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 紫外線照射装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06198162A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009061702A (ja) * | 2007-09-06 | 2009-03-26 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 紫外線照射装置 |
| JP2012091457A (ja) * | 2010-10-28 | 2012-05-17 | Fujifilm Corp | 画像形成装置及び仮硬化用の活性光線照射装置並びに照度分布の変更方法 |
| US8356894B2 (en) | 2007-10-16 | 2013-01-22 | Seiko Epson Corporation | Recording apparatus and liquid ejecting apparatus |
| JP2017011246A (ja) * | 2015-06-26 | 2017-01-12 | リンテック株式会社 | 光照射装置および光照射方法 |
| JP2017006890A (ja) * | 2015-06-26 | 2017-01-12 | リンテック株式会社 | 光照射装置および光照射方法 |
| JP2017015886A (ja) * | 2015-06-30 | 2017-01-19 | アイグラフィックス株式会社 | 光照射装置 |
| JP2017012988A (ja) * | 2015-06-30 | 2017-01-19 | 岩崎電気株式会社 | 光照射装置、及び光硬化システム |
| JP2020203494A (ja) * | 2018-02-15 | 2020-12-24 | カシオ計算機株式会社 | 膨張装置及び造形システム |
-
1992
- 1992-05-29 JP JP16190692A patent/JPH06198162A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009061702A (ja) * | 2007-09-06 | 2009-03-26 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 紫外線照射装置 |
| US8356894B2 (en) | 2007-10-16 | 2013-01-22 | Seiko Epson Corporation | Recording apparatus and liquid ejecting apparatus |
| JP2012091457A (ja) * | 2010-10-28 | 2012-05-17 | Fujifilm Corp | 画像形成装置及び仮硬化用の活性光線照射装置並びに照度分布の変更方法 |
| JP2017011246A (ja) * | 2015-06-26 | 2017-01-12 | リンテック株式会社 | 光照射装置および光照射方法 |
| JP2017006890A (ja) * | 2015-06-26 | 2017-01-12 | リンテック株式会社 | 光照射装置および光照射方法 |
| JP2017015886A (ja) * | 2015-06-30 | 2017-01-19 | アイグラフィックス株式会社 | 光照射装置 |
| JP2017012988A (ja) * | 2015-06-30 | 2017-01-19 | 岩崎電気株式会社 | 光照射装置、及び光硬化システム |
| JP2020203494A (ja) * | 2018-02-15 | 2020-12-24 | カシオ計算機株式会社 | 膨張装置及び造形システム |
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