JPH06197706A - 淡水魚用飼料 - Google Patents
淡水魚用飼料Info
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- JPH06197706A JPH06197706A JP4359993A JP35999392A JPH06197706A JP H06197706 A JPH06197706 A JP H06197706A JP 4359993 A JP4359993 A JP 4359993A JP 35999392 A JP35999392 A JP 35999392A JP H06197706 A JPH06197706 A JP H06197706A
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- oil
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P60/00—Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
- Y02P60/80—Food processing, e.g. use of renewable energies or variable speed drives in handling, conveying or stacking
- Y02P60/87—Re-use of by-products of food processing for fodder production
Landscapes
- Feed For Specific Animals (AREA)
- Fodder In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 α−リノレン酸を多量に含む亜麻種子の粉砕
物、該亜麻種子の圧搾油粕および該圧搾油粕の粉砕物を
調製し、亜麻種子および/またはその粉砕物、または亜
麻種子の圧搾油粕および/またはその粉砕物を配合した
淡水魚用飼料を製造する。 【効果】 淡水魚の必須脂肪酸であるα−リノレン酸を
安定な状態で含有する新規な飼料用原料が得られ、これ
を配合した保存安定性のよい淡水魚用飼料が提供でき
る。
物、該亜麻種子の圧搾油粕および該圧搾油粕の粉砕物を
調製し、亜麻種子および/またはその粉砕物、または亜
麻種子の圧搾油粕および/またはその粉砕物を配合した
淡水魚用飼料を製造する。 【効果】 淡水魚の必須脂肪酸であるα−リノレン酸を
安定な状態で含有する新規な飼料用原料が得られ、これ
を配合した保存安定性のよい淡水魚用飼料が提供でき
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、亜麻種子およびその加
工物の少なくとも1種を配合してなる淡水魚用飼料に関
する。
工物の少なくとも1種を配合してなる淡水魚用飼料に関
する。
【0002】
【従来の技術】淡水魚の栄養素のなかで、必須脂肪酸と
して知られているものにω3系のα−リノレン酸があ
る。ニジマス等の淡水魚では、必須脂肪酸の欠乏症とし
て、成長性や飼料効率の低下、心筋の炎症、鰭のびら
ん、ショック症状等が知られているが、α−リノレン酸
を含むω3系の脂肪酸はその欠乏症を予防することがで
きる。これまでω3系脂肪酸の供給源としてエイコサペ
ンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸を含むイカ
やタラの臓器あるいはそれから抽出される油脂類が使用
されていた。
して知られているものにω3系のα−リノレン酸があ
る。ニジマス等の淡水魚では、必須脂肪酸の欠乏症とし
て、成長性や飼料効率の低下、心筋の炎症、鰭のびら
ん、ショック症状等が知られているが、α−リノレン酸
を含むω3系の脂肪酸はその欠乏症を予防することがで
きる。これまでω3系脂肪酸の供給源としてエイコサペ
ンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸を含むイカ
やタラの臓器あるいはそれから抽出される油脂類が使用
されていた。
【0003】ところでα−リノレン酸は、シス型の二重
結合を3個有する炭素数18の直鎖状不飽和脂肪酸であ
り、化学命名法ではcis 9、12、15−オクタデカト
リエン酸(octadecatrienoic acid )とよばれ、ω3系
脂肪酸の1種である。α−リノレン酸は、魚油のほかほ
とんどの植物油のグリセリド構成脂肪酸として知られて
おり、例えば大豆油には構成脂肪酸中5〜10%(重量
%、以下同様)、菜種油には同じく10〜15%程度含
まれている。とりわけ亜麻仁油には全脂肪酸組成の約4
0〜50%のα−リノレン酸が含有され、その不飽和結
合のために酸化されやすく、亜麻仁油は代表的な乾性油
のひとつとして、従来からペンキ、インク、塗料などの
原料として利用されてきた。
結合を3個有する炭素数18の直鎖状不飽和脂肪酸であ
り、化学命名法ではcis 9、12、15−オクタデカト
リエン酸(octadecatrienoic acid )とよばれ、ω3系
脂肪酸の1種である。α−リノレン酸は、魚油のほかほ
とんどの植物油のグリセリド構成脂肪酸として知られて
おり、例えば大豆油には構成脂肪酸中5〜10%(重量
%、以下同様)、菜種油には同じく10〜15%程度含
まれている。とりわけ亜麻仁油には全脂肪酸組成の約4
0〜50%のα−リノレン酸が含有され、その不飽和結
合のために酸化されやすく、亜麻仁油は代表的な乾性油
のひとつとして、従来からペンキ、インク、塗料などの
原料として利用されてきた。
【0004】したがって、亜麻仁油はα−リノレン酸の
供給源としては好適な素材であるが、これをそのままあ
るいは加水分解して得られるα−リノレン酸ないしその
誘導体を淡水魚用飼料に配合しても、空気によりα−リ
ノレン酸が酸化劣化してしまい、飼料そのものが変質し
てしまうばかりでなく、必須脂肪酸としてのα−リノレ
ン酸をほとんど魚類に投与できないという大きな欠点が
あった。この対策として抗酸化剤の添加が考えられる
が、実際には添加の効果はあまりなく、依然として上記
欠点の改善効果がないのが現状である。
供給源としては好適な素材であるが、これをそのままあ
るいは加水分解して得られるα−リノレン酸ないしその
誘導体を淡水魚用飼料に配合しても、空気によりα−リ
ノレン酸が酸化劣化してしまい、飼料そのものが変質し
てしまうばかりでなく、必須脂肪酸としてのα−リノレ
ン酸をほとんど魚類に投与できないという大きな欠点が
あった。この対策として抗酸化剤の添加が考えられる
が、実際には添加の効果はあまりなく、依然として上記
欠点の改善効果がないのが現状である。
【0005】一方、亜麻種子またはその加工物を飼料に
応用する例は、例えば特開昭50−121100号公報
に記載されているが、これは亜麻仁脱脂粕に含まれる粘
質物を養鰻用人工配合餌料の粘着剤として利用するもの
である。また亜麻仁脱脂粕を牛や豚などの家畜用飼料に
配合することも公知であるが、これらはいずれも蛋白質
の供給をねらいとしたものであった。
応用する例は、例えば特開昭50−121100号公報
に記載されているが、これは亜麻仁脱脂粕に含まれる粘
質物を養鰻用人工配合餌料の粘着剤として利用するもの
である。また亜麻仁脱脂粕を牛や豚などの家畜用飼料に
配合することも公知であるが、これらはいずれも蛋白質
の供給をねらいとしたものであった。
【0006】なお亜麻種子は、その皮殻部分に粘着性物
質を含むことが知られている。このため、亜麻種子をそ
のまま通常の粉砕機で処理すると、途中で非常に粘着性
の強いペースト状のかたまりになり、十分に均一性のあ
る粉砕物が得られない。亜麻種子を魚用飼料に配合する
際、魚種あるいは魚の生育段階によらず、無理なく摂取
させるためには、これを均一に粉砕する必要性がある
が、かかる実用的な技術ならびに製品は未だ開発されて
いない。亜麻種子は淡水魚の必須脂肪酸であるα−リノ
レン酸を多量に含有するにもかかわらず、その飼料原料
として有効に利用されていない原因のひとつが、この点
にある。
質を含むことが知られている。このため、亜麻種子をそ
のまま通常の粉砕機で処理すると、途中で非常に粘着性
の強いペースト状のかたまりになり、十分に均一性のあ
る粉砕物が得られない。亜麻種子を魚用飼料に配合する
際、魚種あるいは魚の生育段階によらず、無理なく摂取
させるためには、これを均一に粉砕する必要性がある
が、かかる実用的な技術ならびに製品は未だ開発されて
いない。亜麻種子は淡水魚の必須脂肪酸であるα−リノ
レン酸を多量に含有するにもかかわらず、その飼料原料
として有効に利用されていない原因のひとつが、この点
にある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の目
的は、淡水魚にとって必須脂肪酸であるα−リノレン酸
の供給源として、従来のタラ肝油等に代わる新規な飼料
用原料を開発し、これを用いた保存安定性のよい淡水魚
用飼料を提供することにある。
的は、淡水魚にとって必須脂肪酸であるα−リノレン酸
の供給源として、従来のタラ肝油等に代わる新規な飼料
用原料を開発し、これを用いた保存安定性のよい淡水魚
用飼料を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、亜麻
種子および/またはその粉砕物、または亜麻種子の圧搾
油粕および/またはその粉砕物を配合することを特徴と
する淡水魚用飼料に関するものである。本発明の第1の
タイプは、亜麻種子および/またはその粉砕物をα−リ
ノレン酸の供給源として配合してなる淡水魚用飼料であ
り、第2のタイプは、亜麻種子の圧搾油粕および/また
はその粉砕物をα−リノレン酸の供給源として配合して
なる淡水魚用飼料である。
種子および/またはその粉砕物、または亜麻種子の圧搾
油粕および/またはその粉砕物を配合することを特徴と
する淡水魚用飼料に関するものである。本発明の第1の
タイプは、亜麻種子および/またはその粉砕物をα−リ
ノレン酸の供給源として配合してなる淡水魚用飼料であ
り、第2のタイプは、亜麻種子の圧搾油粕および/また
はその粉砕物をα−リノレン酸の供給源として配合して
なる淡水魚用飼料である。
【0009】本発明の第1のタイプの飼料に配合する亜
麻種子は、特に限定されない。その組成は品種、産地お
よび採取時期によって変動はあるが、一般に含油量が3
5〜45%、油分の構成脂肪酸のうちα−リノレン酸含
量が35〜55%である。亜麻種子の油脂(亜麻仁油)
は、魚油やタラ肝油等に含まれるEPAやDHA等の長
鎖多価不飽和脂肪酸を含まないが、α−リノレン酸がこ
れらの脂肪酸と同族のω3系脂肪酸であり、これらの原
料成分を代替できる。亜麻種子は、そのままのもの、脱
皮処理したもの、100〜200℃で加熱、いわゆる焙
煎処理したもの等いずれの形態のものでも使用できる。
飼料中の配合量についていえば、公知の配合飼料の魚
粉、脱脂大豆、小麦粉、ビール酵母等の成分あるいは油
脂成分、蛋白質成分の一部もしくは全部を亜麻種子で代
替できるが、飼料中の亜麻種子の配合量は通常1〜80
%、好ましくは10〜60%とし、残量を他の成分とす
る。さらに飼料全体の栄養バランスをとることが望まし
い。
麻種子は、特に限定されない。その組成は品種、産地お
よび採取時期によって変動はあるが、一般に含油量が3
5〜45%、油分の構成脂肪酸のうちα−リノレン酸含
量が35〜55%である。亜麻種子の油脂(亜麻仁油)
は、魚油やタラ肝油等に含まれるEPAやDHA等の長
鎖多価不飽和脂肪酸を含まないが、α−リノレン酸がこ
れらの脂肪酸と同族のω3系脂肪酸であり、これらの原
料成分を代替できる。亜麻種子は、そのままのもの、脱
皮処理したもの、100〜200℃で加熱、いわゆる焙
煎処理したもの等いずれの形態のものでも使用できる。
飼料中の配合量についていえば、公知の配合飼料の魚
粉、脱脂大豆、小麦粉、ビール酵母等の成分あるいは油
脂成分、蛋白質成分の一部もしくは全部を亜麻種子で代
替できるが、飼料中の亜麻種子の配合量は通常1〜80
%、好ましくは10〜60%とし、残量を他の成分とす
る。さらに飼料全体の栄養バランスをとることが望まし
い。
【0010】本発明の第1のタイプの飼料は、上記亜麻
種子の粉砕物を配合することをも特徴とするものであ
る。本発明では、亜麻種子中のα−リノレン酸を酸化劣
化のない状態で飼料中に配合することをねらいの1つと
しているため、また該飼料の製造工程中のハンドリング
および他成分との混合性の点からも、かかる粉砕物はで
きるだけ均一性のあるものに調製することが望ましい。
しかも本発明は魚類用飼料に関するものであるから、動
物用飼料に比べてより細かい粉砕物とするのが良い。そ
の粒子サイズとして、20メッシュの篩を100%が通
過し、かつ100メッシュの篩を50%以上が通過する
ものになるよう粉砕する。なお、サイズの小さい魚種あ
るいは稚仔魚を対象とする飼料を製造するにあたって
は、かかる粉砕物は50メッシュの篩を100%が通過
する粒度にしておくことが望ましい。かかる粉砕物を得
るためには、高剪断力で粉砕する方式、例えば高速回転
する刃を有するミキサー、ブレンダーあるいはサイレン
トカッターのような粉砕機を用いればよい。かかる装置
を用いて亜麻種子を高剪断力で細断すれば、粉砕物のペ
ースト化現象は起こらず、均一で微細な粉砕物が得られ
る。また亜麻種子を凍結粉砕処理しても、均一性のある
微細な粉砕物となる。かくして得られる亜麻種子の粉砕
物は、亜麻種子の場合と同様の配合割合で飼料に配合す
ることができる。また、亜麻種子と適宜併用することも
可能である。
種子の粉砕物を配合することをも特徴とするものであ
る。本発明では、亜麻種子中のα−リノレン酸を酸化劣
化のない状態で飼料中に配合することをねらいの1つと
しているため、また該飼料の製造工程中のハンドリング
および他成分との混合性の点からも、かかる粉砕物はで
きるだけ均一性のあるものに調製することが望ましい。
しかも本発明は魚類用飼料に関するものであるから、動
物用飼料に比べてより細かい粉砕物とするのが良い。そ
の粒子サイズとして、20メッシュの篩を100%が通
過し、かつ100メッシュの篩を50%以上が通過する
ものになるよう粉砕する。なお、サイズの小さい魚種あ
るいは稚仔魚を対象とする飼料を製造するにあたって
は、かかる粉砕物は50メッシュの篩を100%が通過
する粒度にしておくことが望ましい。かかる粉砕物を得
るためには、高剪断力で粉砕する方式、例えば高速回転
する刃を有するミキサー、ブレンダーあるいはサイレン
トカッターのような粉砕機を用いればよい。かかる装置
を用いて亜麻種子を高剪断力で細断すれば、粉砕物のペ
ースト化現象は起こらず、均一で微細な粉砕物が得られ
る。また亜麻種子を凍結粉砕処理しても、均一性のある
微細な粉砕物となる。かくして得られる亜麻種子の粉砕
物は、亜麻種子の場合と同様の配合割合で飼料に配合す
ることができる。また、亜麻種子と適宜併用することも
可能である。
【0011】次に、本発明の第2のタイプの飼料は、亜
麻種子の圧搾油粕を原料成分とするものである。該圧搾
油粕はそのままで、もしくはそれを粉砕して、あるいは
両者を併用して、本発明の飼料に配合できる。本発明で
用いる亜麻種子の圧搾油粕は、亜麻種子をそのまま、あ
るいは亜麻種子を予熱後、粗砕、圧扁し、さらに必要に
応じて100〜150℃に加熱した後、通常の圧搾機を
用いて圧搾し、油分を採取した残渣として得られる。か
かる圧搾油粕中の残油分は、圧搾方法および圧搾の程度
によりバラつきはあるが、飼料用原料とする点から10
%以上、好ましくは20%以上とするのがよい。10%
未満では、これを使用する飼料の油脂分が不足すること
になり、また油脂を別途に添加して補足すれば、その飼
料の保存安定性の低下を招くことになるので望ましくな
い。かくして得られる亜麻種子の圧搾油粕は、通常の配
合飼料の脂質および蛋白質成分の一部もしくは全部を代
替できるが、亜麻種子およびその粉砕物と比較して油分
含量が低下していることを考慮すれば、飼料中に5〜9
0%、好ましくは40〜80%配合すればよい。残量は
他の飼料成分とする。なお、飼料全体の栄養バランスが
とれるようにすることが望ましい。
麻種子の圧搾油粕を原料成分とするものである。該圧搾
油粕はそのままで、もしくはそれを粉砕して、あるいは
両者を併用して、本発明の飼料に配合できる。本発明で
用いる亜麻種子の圧搾油粕は、亜麻種子をそのまま、あ
るいは亜麻種子を予熱後、粗砕、圧扁し、さらに必要に
応じて100〜150℃に加熱した後、通常の圧搾機を
用いて圧搾し、油分を採取した残渣として得られる。か
かる圧搾油粕中の残油分は、圧搾方法および圧搾の程度
によりバラつきはあるが、飼料用原料とする点から10
%以上、好ましくは20%以上とするのがよい。10%
未満では、これを使用する飼料の油脂分が不足すること
になり、また油脂を別途に添加して補足すれば、その飼
料の保存安定性の低下を招くことになるので望ましくな
い。かくして得られる亜麻種子の圧搾油粕は、通常の配
合飼料の脂質および蛋白質成分の一部もしくは全部を代
替できるが、亜麻種子およびその粉砕物と比較して油分
含量が低下していることを考慮すれば、飼料中に5〜9
0%、好ましくは40〜80%配合すればよい。残量は
他の飼料成分とする。なお、飼料全体の栄養バランスが
とれるようにすることが望ましい。
【0012】本発明の第2のタイプの飼料は、さらに上
記の亜麻種子の圧搾油粕を粉砕したものを配合して得ら
れる飼料をも包含する。上述の圧搾油粕は非常に脆い性
質を有するため、その粉砕処理も前述の亜麻種子の粉砕
に比べて極めて容易に行うことができる。汎用的な粉砕
機を用いて十分に均一に細片化することが可能で、サイ
レントカッターや凍結粉砕機を使用するまでもないが、
もちろんこれらを用いて粉砕処理しても何らさしつかえ
ない。かかる粉砕物は、前述の第1のタイプの場合と同
様に20メッシュの篩を100%が通過し、かつ100
メッシュの篩を50%以上が通過する粒子サイズのもの
とする。また、小サイズの魚種あるいは稚仔魚を対象と
する飼料を製造する際には、かかる粉砕物を50メッシ
ュの篩を100%が通過する粒度にしておくことが望ま
しい。かくして得られる亜麻種子の圧搾油粕の粉砕物
は、圧搾油粕の場合と同様の配合割合で飼料に配合でき
る。なお、圧搾油粕とその粉砕物とを併用して飼料を製
造することも可能である。
記の亜麻種子の圧搾油粕を粉砕したものを配合して得ら
れる飼料をも包含する。上述の圧搾油粕は非常に脆い性
質を有するため、その粉砕処理も前述の亜麻種子の粉砕
に比べて極めて容易に行うことができる。汎用的な粉砕
機を用いて十分に均一に細片化することが可能で、サイ
レントカッターや凍結粉砕機を使用するまでもないが、
もちろんこれらを用いて粉砕処理しても何らさしつかえ
ない。かかる粉砕物は、前述の第1のタイプの場合と同
様に20メッシュの篩を100%が通過し、かつ100
メッシュの篩を50%以上が通過する粒子サイズのもの
とする。また、小サイズの魚種あるいは稚仔魚を対象と
する飼料を製造する際には、かかる粉砕物を50メッシ
ュの篩を100%が通過する粒度にしておくことが望ま
しい。かくして得られる亜麻種子の圧搾油粕の粉砕物
は、圧搾油粕の場合と同様の配合割合で飼料に配合でき
る。なお、圧搾油粕とその粉砕物とを併用して飼料を製
造することも可能である。
【0013】以上に述べた方法で得られる亜麻種子、そ
の粉砕物、亜麻種子の圧搾油粕およびその粉砕物は、い
ずれも水中に分散させた場合において、油分が遊離し浮
上することがない。また亜麻種子の粉砕物(凍結粉砕処
理)と、圧搾油粕の粉砕物(ミキサー型粉砕機処理)の
酸化安定性試験を行ったところ、以下の実施例に示すよ
うに、いずれの酸化安定性も極めて優れていた。これら
の知見から、本発明に係わる亜麻種子およびその加工物
においては、油脂成分が種子の組織中に内包された状態
で存在するため、その酸化劣化が避けられているものと
考えられる。
の粉砕物、亜麻種子の圧搾油粕およびその粉砕物は、い
ずれも水中に分散させた場合において、油分が遊離し浮
上することがない。また亜麻種子の粉砕物(凍結粉砕処
理)と、圧搾油粕の粉砕物(ミキサー型粉砕機処理)の
酸化安定性試験を行ったところ、以下の実施例に示すよ
うに、いずれの酸化安定性も極めて優れていた。これら
の知見から、本発明に係わる亜麻種子およびその加工物
においては、油脂成分が種子の組織中に内包された状態
で存在するため、その酸化劣化が避けられているものと
考えられる。
【0014】次に、本発明に係わる亜麻種子およびその
加工物を用いて淡水魚用飼料を製造するには以下のよう
に行えばよい。すなわち、従来の配合飼料成分である魚
粉、魚油、脱脂大豆、大豆粉、ビール酵母、小麦粉、澱
粉等の一部または全部を、本発明の亜麻種子および/ま
たはその粉砕物、あるいは亜麻種子の圧搾油粕および/
またはその粉砕物で置き換えることが可能であるが、通
常は前述のように、亜麻種子および/またはその粉砕物
の場合には1〜80%、好ましくは10〜60%、また
圧搾油粕および/またはその粉砕物の場合には5〜90
%、好ましくは40〜80%を配合し、残量分はいずれ
も従来の他の飼料成分を配合する。なお、飼料全体の脂
質、蛋白質、糖質、ミネラル、ビタミン等の栄養バラン
スがとれるようにすれば望ましい。以上の原料成分を常
法により混合し、必要に応じて粉末状、ペレット状、モ
イスト状等に成形して本発明の飼料を製造することがで
きる。また本発明の飼料は、従来の淡水魚用飼料と同様
の方法で使用できる。
加工物を用いて淡水魚用飼料を製造するには以下のよう
に行えばよい。すなわち、従来の配合飼料成分である魚
粉、魚油、脱脂大豆、大豆粉、ビール酵母、小麦粉、澱
粉等の一部または全部を、本発明の亜麻種子および/ま
たはその粉砕物、あるいは亜麻種子の圧搾油粕および/
またはその粉砕物で置き換えることが可能であるが、通
常は前述のように、亜麻種子および/またはその粉砕物
の場合には1〜80%、好ましくは10〜60%、また
圧搾油粕および/またはその粉砕物の場合には5〜90
%、好ましくは40〜80%を配合し、残量分はいずれ
も従来の他の飼料成分を配合する。なお、飼料全体の脂
質、蛋白質、糖質、ミネラル、ビタミン等の栄養バラン
スがとれるようにすれば望ましい。以上の原料成分を常
法により混合し、必要に応じて粉末状、ペレット状、モ
イスト状等に成形して本発明の飼料を製造することがで
きる。また本発明の飼料は、従来の淡水魚用飼料と同様
の方法で使用できる。
【0015】
【実施例】以下の実施例において、特に明記しないかぎ
り%は重量%である。 実施例1 亜麻種子(水分8.0%、油分39.7%)1kgを−3
0℃の冷凍庫に1日保存後、卓上ブレンダーを用いて−
20℃、4000rpm で凍結粉砕し、20メッシュの篩
を100%が通過し、かつ100メッシュの篩を95%
が通過する粒度の亜麻種子粉砕物(水分7.8%、油分
38.8%、α−リノレン酸含量49.2%)950g
を得た。この酸化安定性試験の結果を表1(サンプル N
o.1)に示した。酸化安定性は極めて優れていた。
り%は重量%である。 実施例1 亜麻種子(水分8.0%、油分39.7%)1kgを−3
0℃の冷凍庫に1日保存後、卓上ブレンダーを用いて−
20℃、4000rpm で凍結粉砕し、20メッシュの篩
を100%が通過し、かつ100メッシュの篩を95%
が通過する粒度の亜麻種子粉砕物(水分7.8%、油分
38.8%、α−リノレン酸含量49.2%)950g
を得た。この酸化安定性試験の結果を表1(サンプル N
o.1)に示した。酸化安定性は極めて優れていた。
【0016】実施例2 製油工程で得られる亜麻種子の圧搾残渣(油粕:水分
9.0%、油分22.3%)1kgをミキサー型粉砕機
((株)三英製作所製、「P−3パワーミル」、回転
数:3000rpm 、スクリーンサイズ:0.5mm)で粉
砕し、50メッシュの篩を98%が通過し、かつ100
メッシュの篩を65%が通過する粒度の亜麻種子圧搾油
粕の粉砕物(水分7.2%、油分22.3%、α−リノ
レン酸含量50.6%)960gを得た。このものの酸
化安定性試験の結果を表1(サンプル No.2)に示し
た。良好な酸化安定性であった。
9.0%、油分22.3%)1kgをミキサー型粉砕機
((株)三英製作所製、「P−3パワーミル」、回転
数:3000rpm 、スクリーンサイズ:0.5mm)で粉
砕し、50メッシュの篩を98%が通過し、かつ100
メッシュの篩を65%が通過する粒度の亜麻種子圧搾油
粕の粉砕物(水分7.2%、油分22.3%、α−リノ
レン酸含量50.6%)960gを得た。このものの酸
化安定性試験の結果を表1(サンプル No.2)に示し
た。良好な酸化安定性であった。
【0017】比較例1、2および3 製油工程で得られる亜麻仁油を二酸化ケイ素(塩野義製
薬(株)製、100メッシュ)に吸着させ、所定量(4
0%および20%)の亜麻仁油を吸着させた粉末物を調
製し、また精製処理したタラ肝油の粉末物(油分20
%)を同様に調製し、酸化安定性試験に供した。その結
果を表1(サンプル No.3、4および5)に示したが、
いずれも酸化安定性は不良であった。
薬(株)製、100メッシュ)に吸着させ、所定量(4
0%および20%)の亜麻仁油を吸着させた粉末物を調
製し、また精製処理したタラ肝油の粉末物(油分20
%)を同様に調製し、酸化安定性試験に供した。その結
果を表1(サンプル No.3、4および5)に示したが、
いずれも酸化安定性は不良であった。
【0018】
【表1】 試験方法:各サンプル100gを200mlビーカーに採
取し、大気に開放した状態で、40℃、暗所に保存し
て、経時的に過酸化物価を測定した。過酸化物価の測定
は基準油脂分析試験法によった。
取し、大気に開放した状態で、40℃、暗所に保存し
て、経時的に過酸化物価を測定した。過酸化物価の測定
は基準油脂分析試験法によった。
【0019】実施例3 実施例1で得た亜麻種子粉砕物を用いて、表2に示した
配合で淡水魚用飼料を調製し、ニジマスの飼育試験を行
った。飼育試験は、脱塩素水道水を入れた100リット
ルパンライト水槽に、ニジマス稚魚150尾を仕込み、
1日3回飽食量給餌、12〜16回転/日の換水率で、
水温14〜16℃に維持し、12週間飼育した。この間
の平均体重を測定した。その結果、本発明品は、ニジマ
ス稚魚の成育に対して、大豆油添加物と比較して著し
く、またタラ肝油添加物とほぼ同程度の優れた効果を有
することが明らかになった。また、従来使用されていた
カゼイン、小麦粉、大豆粕等の原料成分を低減化できる
効果も認められた(表3参照)。
配合で淡水魚用飼料を調製し、ニジマスの飼育試験を行
った。飼育試験は、脱塩素水道水を入れた100リット
ルパンライト水槽に、ニジマス稚魚150尾を仕込み、
1日3回飽食量給餌、12〜16回転/日の換水率で、
水温14〜16℃に維持し、12週間飼育した。この間
の平均体重を測定した。その結果、本発明品は、ニジマ
ス稚魚の成育に対して、大豆油添加物と比較して著し
く、またタラ肝油添加物とほぼ同程度の優れた効果を有
することが明らかになった。また、従来使用されていた
カゼイン、小麦粉、大豆粕等の原料成分を低減化できる
効果も認められた(表3参照)。
【0020】実施例4 実施例2で得た亜麻種子の圧搾油粕の粉砕物を用いて、
表2に示した配合で淡水魚用飼料を調製し、ニジマスの
飼育試験を行った。飼育試験は実施例3と同じ方法によ
った。その結果、本発明品はニジマスの稚魚の成育に対
して、タラ肝油添加物に比べて若干成長性が劣るものの
ほぼ同程度の、また大豆油添加物と比較した場合には明
らかに良好な成長性を示した。また本発明品では、飼料
の蛋白質源であるカゼイン等の節約が約25%可能であ
った(表4参照)。
表2に示した配合で淡水魚用飼料を調製し、ニジマスの
飼育試験を行った。飼育試験は実施例3と同じ方法によ
った。その結果、本発明品はニジマスの稚魚の成育に対
して、タラ肝油添加物に比べて若干成長性が劣るものの
ほぼ同程度の、また大豆油添加物と比較した場合には明
らかに良好な成長性を示した。また本発明品では、飼料
の蛋白質源であるカゼイン等の節約が約25%可能であ
った(表4参照)。
【0021】比較例4、4’および5、5’ 亜麻種子の粉砕物および圧搾油粕粉砕物の代わりにタラ
肝油を添加した飼料(比較例4および4’)、大豆油を
添加した飼料(比較例5および5’)でも、実施例3お
よび4と同様のニジマス飼育試験を行った。
肝油を添加した飼料(比較例4および4’)、大豆油を
添加した飼料(比較例5および5’)でも、実施例3お
よび4と同様のニジマス飼育試験を行った。
【0022】
【表2】
【0023】
【表3】
【0024】
【表4】
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、淡水魚として必須脂肪
酸であるα−リノレン酸を多量に含む油脂を含有し、α
−リノレン酸が酸化劣化しない形態の亜麻種子の粉砕
物、圧搾油粕およびその粉砕物が得られる。亜麻種子お
よびこれらの亜麻種子の加工物は、従来のα−リノレン
酸の供給源であるタラ肝油等に代わる飼料原料となり、
これらの少なくとも1種を配合してなる保存安定性の優
れた淡水魚用飼料が提供できる。
酸であるα−リノレン酸を多量に含む油脂を含有し、α
−リノレン酸が酸化劣化しない形態の亜麻種子の粉砕
物、圧搾油粕およびその粉砕物が得られる。亜麻種子お
よびこれらの亜麻種子の加工物は、従来のα−リノレン
酸の供給源であるタラ肝油等に代わる飼料原料となり、
これらの少なくとも1種を配合してなる保存安定性の優
れた淡水魚用飼料が提供できる。
Claims (3)
- 【請求項1】 亜麻種子および/またはその粉砕物、ま
たは亜麻種子の圧搾油粕および/またはその粉砕物を配
合することを特徴とする淡水魚用飼料。 - 【請求項2】 粉砕物が、20メッシュの篩を100%
が通過し、かつ100メッシュの篩を50%以上が通過
する粒度からなるものである請求項1に記載の飼料。 - 【請求項3】 亜麻種子の圧搾油粕が油分を10重量%
以上含有するものである請求項1または2に記載の飼
料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4359993A JP2515680B2 (ja) | 1992-12-29 | 1992-12-29 | 淡水魚用飼料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4359993A JP2515680B2 (ja) | 1992-12-29 | 1992-12-29 | 淡水魚用飼料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06197706A true JPH06197706A (ja) | 1994-07-19 |
JP2515680B2 JP2515680B2 (ja) | 1996-07-10 |
Family
ID=18467347
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4359993A Expired - Fee Related JP2515680B2 (ja) | 1992-12-29 | 1992-12-29 | 淡水魚用飼料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2515680B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1346647A1 (de) * | 2002-03-22 | 2003-09-24 | Peter Brauchl | Fischfutter zur Aufzucht von Lachsfischen |
JP2004083428A (ja) * | 2002-08-23 | 2004-03-18 | Yoshihara Oil Mill Ltd | 抗血栓作用および/または抗動脈硬化作用を持つ食品および薬剤 |
WO2009038029A1 (ja) * | 2007-09-21 | 2009-03-26 | Bizen Chemical Co., Ltd. | ω3系列高度不飽和脂肪酸の製造方法 |
CN107372219A (zh) * | 2017-08-16 | 2017-11-24 | 中国水产科学研究院黑龙江水产研究所 | 一种提高虹鳟鱼片脂肪含量的选择育种方法 |
-
1992
- 1992-12-29 JP JP4359993A patent/JP2515680B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1346647A1 (de) * | 2002-03-22 | 2003-09-24 | Peter Brauchl | Fischfutter zur Aufzucht von Lachsfischen |
AT411318B (de) * | 2002-03-22 | 2003-12-29 | Brauchl Peter | Fischfutter zur aufzucht von lachsfischen |
JP2004083428A (ja) * | 2002-08-23 | 2004-03-18 | Yoshihara Oil Mill Ltd | 抗血栓作用および/または抗動脈硬化作用を持つ食品および薬剤 |
WO2009038029A1 (ja) * | 2007-09-21 | 2009-03-26 | Bizen Chemical Co., Ltd. | ω3系列高度不飽和脂肪酸の製造方法 |
JPWO2009038029A1 (ja) * | 2007-09-21 | 2011-01-06 | 備前化成株式会社 | ω3系列高度不飽和脂肪酸の製造方法 |
CN107372219A (zh) * | 2017-08-16 | 2017-11-24 | 中国水产科学研究院黑龙江水产研究所 | 一种提高虹鳟鱼片脂肪含量的选择育种方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2515680B2 (ja) | 1996-07-10 |
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