JPH0619655Y2 - 油圧シヨベルの石炭層掘削用バケツト - Google Patents

油圧シヨベルの石炭層掘削用バケツト

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JPH0619655Y2
JPH0619655Y2 JP1986186151U JP18615186U JPH0619655Y2 JP H0619655 Y2 JPH0619655 Y2 JP H0619655Y2 JP 1986186151 U JP1986186151 U JP 1986186151U JP 18615186 U JP18615186 U JP 18615186U JP H0619655 Y2 JPH0619655 Y2 JP H0619655Y2
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JP
Japan
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bucket
bucket front
pawl
fork
fixed
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JP1986186151U
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JPS6391557U (ja
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武雄 笹森
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、主として石炭層掘削用に使用される油圧ショ
ベルのバケットに関するものである。
〔従来の技術〕
油圧ショベルの石炭層掘削用バケットは石炭層を平坦に
掘削することができるようにするため、つめ本体の底面
とバケットフロントの底面とがつめポイントの先端とと
もにほゞ同一平面内にあるようにされている。
第5図は従来の石炭層掘削用バケットを示している。つ
め本体aはそのアーム部bをバケットフロントcの上面
に重ね合せ、アーム部bの周縁とバケット本体の上面お
よびバケットフロントの底部前縁とつめ本体aの底部後
縁とを溶接により固定し、そのつめ本体aにつめポイン
トdを嵌合し、図示を省略したつめポイントdとつめ本
体aとにある孔につめ止めを挿入することによって、つ
めポイントdをつめ本体aに着脱可能に固定し、その場
合、つめ本体aの底面とバケットフロントcの底面とが
つめポイントdの先端とともにほゞ同一平面内にあるよ
うにされている。
〔考案が解決しようとする課題〕
石炭は、一般に、石炭層と土層とが交互に層状をなして
おり、掘削した石炭中に掘削土砂が混入しないようにす
るため、前記の如くつめ本体aの底面とバケットフロン
トcの底面とがつめポイントdの先端とともにほゞ同一
平面内にあるようにされているが、土層は石炭層より硬
い地盤であるため、土層の掘削時にはバケットに大きな
掘削反力が作用し、特にバケットフロントの底部前縁と
つめ本体aの底部後縁との溶接部分が摩耗してその部分
からクラックが発生し、破損しやすいという問題があ
る。
本考案は、前記の如き従来技術の問題点を改善し、バケ
ットフロントの底部とつめ本体の底部との溶接部分の摩
耗を大幅に改善することができ、しかも石炭層掘削用と
して必要とする機能を有する油圧ショベルの石炭層掘削
用ショベルを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、前記の如き目的を達成するため、つめ本体の
バケットフロントへの固定側をバケットフロントを上下
から挟むフォーク状とし、そのフォーク状部中にバケッ
トフロントの前縁を嵌合すると共にそのフォークを形成
する上側アームおよび下側アームの周縁とバケットフロ
ントとを溶接により固定し、かつ、前記バケットフロン
トの底面に、該バケットフロントの底面より突出してい
る前記下側アームの下面までの寸法とほぼ等しい厚さを
有し、前記下側アームの溶接部周縁をとり囲む凹部が形
成された補強板を一体的に固着し、該補強板の底面およ
び前記下側アームの下面とつめポイントの先端部とをほ
ぼ同一面に構成したことを特徴とする。
〔作用〕
本考案の石炭層掘削用バケットは、前記の如く、バケッ
トフロントの下面に、つめ本体のフォークを形成する下
側アームの周縁をとり囲む凹部を有する補強板を固定す
ると共に、その補強板の厚さを前記つめ本体のフォーク
を形成する下側アームがバケットフロントの底面から突
出している厚さとほゞ等しくしたので、下側アームの周
縁とバケットフロントの底部との溶接部分は補強板の凹
部により囲まれて溶接部分が掘削土砂などと直接接触す
る度合いが少なくなって溶接部分の摩耗を大幅に改善す
ることができ、また、つめ本体のフォーク状部がバケッ
トフロントの前縁を上下から挟んで取付けられているか
ら、大きな掘削反力に耐えることができ、さらに、つめ
本体のフォーク状部がバケットフロントの前縁を挟んで
取付けられているにもかかわらず、つめ本体の底面とバ
ケットフロントの実質上の底面とがつめポイントの先端
とともにほゞ同一平面内にあるようにすることができ
る。
〔実施例〕
以下、第1図ないし第4図について本考案の石炭層掘削
用バケットの実施の一例を説明する。
第1図はつめ本体まわりの断面図、第2図は第1図の平
面図、第3図は第1図の底面図である。これらの図にお
いて、符号11はバケットフロント、12はバケットフ
ロント11に固定されたつめ本体をそれぞれ示してい
る。
つめ本体12は一定間隔をへだててバケットフロント1
1の前縁に沿って所要数配設されている。つめポイント
13は、つめ本体の各々に嵌合され、かつ、つめポイン
ト13とつめ本体12とにある孔につめ止めを挿入する
ことによって、つめ本体12に着脱可能に固定されてい
る。
本考案の石炭層掘削用バケットでは、つめ本体12にお
けるバケットフロント11に固定される部分がバケット
フロント11を上下から挟むフォーク状に形成され、フ
ォークを形成する下側のアーム14の底面がつめポイン
ト13の先端とほぼ同一平面内にあるように形成されて
いる。バケットフロント11に対するつめ本体12の装
着は、バケットフロント11の前縁がフォークを形成す
るアーム14,15の間に位置するように、つめ本体1
2をバケットフロント11の前縁に嵌合し、フォークを
形成するアーム14,15の周縁をバケットフロント1
1の上面と底面とにそれぞれ溶接固定することによって
なされている。14aは下側アーム14の周縁とバケッ
トフロント11の底面との溶接部分、15aは上側アー
ム15の周縁とバケットフロント11の上面との溶接部
分である。
バケットフロント11の底面には補強板16が溶接によ
って固定されている。この補強板16には、その前縁部
に前記下側アーム14とバケットフロント11の底面と
の溶接部14aをとり囲む凹部17が形成されていると
共に、つめ本体12の下側アーム14がバケットフロン
ト11の底面から突出している厚みhに関連する厚みを
有し、一定間隔ごとに複数配設されている各つめ本体1
2の間およびバケットフロント11の底面にわたって広
がった形態を具備させられていて、つめ本体12を含め
たバケットフロント11の底面がつめポイント13の先
端と同一平面内に位置しているようにさせている。
第4図はバケット全体を示している。バケット自体はバ
ックホウバケットである。バケットフロント11はバケ
ットリア21にたいして回転することができるように取
り付けられている。この回転をさせる油圧シリンダ22
は、ロッド側がバケットフロント11に、シリンダボト
ム側がバケットリア21にそれぞれ取り付けられてい
て、ロッドの伸縮によってバケットフロントを回転させ
るようにしている。
このようなバケットは、油圧ショベルのアームの先端に
取り付けられ、石炭層の掘削に使用されるのであるが、
つめ本体12がフォークを形成している二本のアーム1
4,15によってバケットフロントに嵌合かつ溶接固定
されていて、従来のものに比較してはるかに高い機械的
強さを具備しているので、堅い部分が存在している地盤
に対しても、破損することなく掘削することができる。
しかも、バケットフロントの下面に、つめ本体のフォー
クを形成する下側アームの周縁をとり囲む凹部を有する
補強板を固定すると共に、その補強板の厚さをつめ本体
のフォークを形成する下側アームがバケットフロントの
底面から突出している厚さとほゞ等しくしたので、つめ
本体の下側アームの周縁とバケットフロントの底部との
溶接部分は補強板の凹部により囲まれて溶接部分が掘削
土砂と直接接触する度合が少なくなって溶接部分の摩耗
を大幅に改善することができる。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案によれば、バケットフロント
の底部とつめ本体との溶接部分の摩耗を大幅に改善する
と共に、つめ本体の底面とバケットフロントの底面とが
つめポイントの先端とともにほゞ同一平面内にあるよう
にするという石炭層掘削用バケットとして必要な機能を
具備させることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案の油圧ショベルの石炭層掘
削用バケットの一実施例を示していて、第1図はつめ本
体まわりの断面図、第2図は第1図の平面図、第3図は
第1図の底面図、第4図はバケット全体の側面図であ
る。第5図は従来の石炭層掘削用バケットのつめ本体の
まわりの断面図である。 11……バケットフロント、12……つめ本体、13…
…つめポイント、14,15……フォークを形成するア
ーム、14a,15a……溶接部分、16……補強板、
17……下側アームの周縁をとり囲む凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】バケットフロントと、該バケットフロント
    に溶接により固定されたつめ本体と、該つめ本体に嵌合
    すると共に着脱可能に固定されたつめポイントとからな
    る油圧ショベルの石炭層掘削用バケットにおいて、前記
    つめ本体のバケットフロントへの固定側をバケットフロ
    ントを上下から挟むフォーク状とし、そのフォーク状部
    中にバケットフロントの前縁を嵌合すると共にそのフォ
    ークを形成する上側アームおよび下側アームの周縁とバ
    ケットフロントとを溶接により固定し、かつ、前記バケ
    ットフロントの底面に、該バケットフロントの底面より
    突出している前記下側アームの下面までの寸法とほぼ等
    しい厚さを有し、前記下側アームの溶接部周縁をとり囲
    む凹部が形成された補強板を一体的に固着し、該補強板
    の底面および前記下側アームの下面とつめポイントの先
    端部とをほぼ同一面に構成したことを特徴とする油圧シ
    ョベルの石炭層掘削用バケット。
JP1986186151U 1986-12-04 1986-12-04 油圧シヨベルの石炭層掘削用バケツト Expired - Lifetime JPH0619655Y2 (ja)

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JPS6391557U JPS6391557U (ja) 1988-06-14
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Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE7304417U (de) * 1972-03-08 1973-05-17 Aktiebolaget Bofors Löffelzahn für Baggerlöffel od. dgl
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