JPH0619650B2 - シーケンス制御方法及び装置 - Google Patents
シーケンス制御方法及び装置Info
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- JPH0619650B2 JPH0619650B2 JP59090283A JP9028384A JPH0619650B2 JP H0619650 B2 JPH0619650 B2 JP H0619650B2 JP 59090283 A JP59090283 A JP 59090283A JP 9028384 A JP9028384 A JP 9028384A JP H0619650 B2 JPH0619650 B2 JP H0619650B2
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- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B19/00—Programme-control systems
- G05B19/02—Programme-control systems electric
- G05B19/04—Programme control other than numerical control, i.e. in sequence controllers or logic controllers
- G05B19/042—Programme control other than numerical control, i.e. in sequence controllers or logic controllers using digital processors
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/02—Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Automation & Control Theory (AREA)
- Programmable Controllers (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、シーケンス制御に関し、特に、長くて複雑な
操作シーケンスの途次で数値計算やデータ収集などのデ
ータ処理を頻繁に行なうような場合に適したものであ
る。
操作シーケンスの途次で数値計算やデータ収集などのデ
ータ処理を頻繁に行なうような場合に適したものであ
る。
旧来のシーケンサは、その制御シーケンスを、各出力コ
イルの励磁径路を一連の入力接点のON,OFF表示で
表現する、いわゆるラダーダイヤグラムで簡明に記述で
きる反面、単純なON・OFF制御機能を有するにすぎ
ない。したがつて、条件判定の結果に基づく操作量の決
定のための複雑な数値計算とか、管理情報を得るための
データの収集と加工とかの、データ処理を頻繁に行なう
必要がある場合には、汎用のプロセスコンピユータやマ
イコンを用いることになる。ところが、このようにする
と、シーケンス制御の流れとデータ処理の過程とがコン
ピユータの逐次処理プログラム中に一体化されるため、
それぞれの内容がわかりにくく、全体の見通しも悪くな
つて、プログラムの作成・変更が非常に困難になる。そ
の結果、ユーザが直接にプログラムを作成するのは困難
で、コンピユータ制御の専門家が必要になる。
イルの励磁径路を一連の入力接点のON,OFF表示で
表現する、いわゆるラダーダイヤグラムで簡明に記述で
きる反面、単純なON・OFF制御機能を有するにすぎ
ない。したがつて、条件判定の結果に基づく操作量の決
定のための複雑な数値計算とか、管理情報を得るための
データの収集と加工とかの、データ処理を頻繁に行なう
必要がある場合には、汎用のプロセスコンピユータやマ
イコンを用いることになる。ところが、このようにする
と、シーケンス制御の流れとデータ処理の過程とがコン
ピユータの逐次処理プログラム中に一体化されるため、
それぞれの内容がわかりにくく、全体の見通しも悪くな
つて、プログラムの作成・変更が非常に困難になる。そ
の結果、ユーザが直接にプログラムを作成するのは困難
で、コンピユータ制御の専門家が必要になる。
この難点を緩和するものとして、最近発表されたシーケ
ンサの中には、データ処理ユニツトを内蔵し、その各プ
ログラムがいくつかのリレー接点の状態の組合せで起動
される型のものがある。この型の装置のシーケンス制御
の内容は、ラダーダイヤグラム中のボツクスにデータ処
理ユニツトのプログラムの内容を表示することによつて
記述される。第2図はそのラダーダイヤグラムの一例で
あつて、それは、接点X100とX102がONで同X
101がOFFになるとプログラムP1が実行され、そ
の間、接点X103がONになることにより出力リレー
Y200が動作し、次いで、前記リレーY200の接点
X200の閉成とOFF状態にある接点X201とにより
プログラムP2が実行されることを表わしている。しか
しながら、実行すべきプログラムの数が多く、その上、
それらプログラムの実行開始条件が複雑な同期関係や排
他関係を含むと、第2図のようなラダーダイヤグラムに
よる記述では諸プログラムの相互関係(実行順序等)を
端的に把握することが困難になる。その結果、一旦作成
したプログラムシーケンスを修正あるいは変更しようと
すると、すべてのプログラムの実行開始条件を逐一解読
し、シーケンスを追跡することによつて、散在する多数
の入力接点として埋込まれているインターロツク関係を
すべて読切ることが必要で、そのために多大の時間と労
力を費さねばならない。また、異常事態に対処するため
の異常処理機能の組込みも、同じ理由により、容易では
ない。
ンサの中には、データ処理ユニツトを内蔵し、その各プ
ログラムがいくつかのリレー接点の状態の組合せで起動
される型のものがある。この型の装置のシーケンス制御
の内容は、ラダーダイヤグラム中のボツクスにデータ処
理ユニツトのプログラムの内容を表示することによつて
記述される。第2図はそのラダーダイヤグラムの一例で
あつて、それは、接点X100とX102がONで同X
101がOFFになるとプログラムP1が実行され、そ
の間、接点X103がONになることにより出力リレー
Y200が動作し、次いで、前記リレーY200の接点
X200の閉成とOFF状態にある接点X201とにより
プログラムP2が実行されることを表わしている。しか
しながら、実行すべきプログラムの数が多く、その上、
それらプログラムの実行開始条件が複雑な同期関係や排
他関係を含むと、第2図のようなラダーダイヤグラムに
よる記述では諸プログラムの相互関係(実行順序等)を
端的に把握することが困難になる。その結果、一旦作成
したプログラムシーケンスを修正あるいは変更しようと
すると、すべてのプログラムの実行開始条件を逐一解読
し、シーケンスを追跡することによつて、散在する多数
の入力接点として埋込まれているインターロツク関係を
すべて読切ることが必要で、そのために多大の時間と労
力を費さねばならない。また、異常事態に対処するため
の異常処理機能の組込みも、同じ理由により、容易では
ない。
これらの難点は、ラダーダイヤグラムなどの制御内容の
記述形式の次点であるにとどまらず、根本的には、従来
のシーケンス制御装置あるいはシーケンス制御に応用さ
れるコンピユータのアーキテクチヤ、特に、プログラム
の記憶と実行順序制御の機構の、限界を示すものであ
る。
記述形式の次点であるにとどまらず、根本的には、従来
のシーケンス制御装置あるいはシーケンス制御に応用さ
れるコンピユータのアーキテクチヤ、特に、プログラム
の記憶と実行順序制御の機構の、限界を示すものであ
る。
本発明の目的は、操作量決定のための数値計算、複雑な
条件判定、管理用情報の収集と加工など、多種多様なデ
ータ処理を含み、かつ、錯雑な同期あるいは排他関係の
網で相互結合された操作シーケンスの遂行に適し、プロ
グラミングも容易で、柔軟性に富むシーケンス制御方法
及び装置を提供することにある。
条件判定、管理用情報の収集と加工など、多種多様なデ
ータ処理を含み、かつ、錯雑な同期あるいは排他関係の
網で相互結合された操作シーケンスの遂行に適し、プロ
グラミングも容易で、柔軟性に富むシーケンス制御方法
及び装置を提供することにある。
本発明の基本的特徴は、操作シーケンスを構成する各単
位操作の内容(操作量の算定、データ収集、結果の判定
等)を各別に規定する情報と、各単位操作の実行順序関
係(インターロツク関係等)を規定する情報を分離し
て、それらを別個に記憶し処理するようにしたところに
ある。操作シーケンスは、後者を走査して実行開始条件
の整つた単位操作を発見したときに、前者を参照して所
定の処理を行なうことにより遂行される。実行順序関係
は、実行開始条件を同じくする一つ以上の単位操作ごと
に、それらに対応して、その実行開始のために特定の実
行状態(例えば「完了」)にあることが必要な、少なく
とも一つの単位操作を示すことによつて規定されるが、
更に他の条件(諸機器の状態の組合せ又は指定したプロ
グラムの実行結果等)を付加してもよい。各単位操作の
実行状態を示す情報が別に用意され、その内容は、各単
位操作に対する実行開始条件の成否判定にあたつて参照
される一方、各単位操作の実行結果に従つて更新され
る。
位操作の内容(操作量の算定、データ収集、結果の判定
等)を各別に規定する情報と、各単位操作の実行順序関
係(インターロツク関係等)を規定する情報を分離し
て、それらを別個に記憶し処理するようにしたところに
ある。操作シーケンスは、後者を走査して実行開始条件
の整つた単位操作を発見したときに、前者を参照して所
定の処理を行なうことにより遂行される。実行順序関係
は、実行開始条件を同じくする一つ以上の単位操作ごと
に、それらに対応して、その実行開始のために特定の実
行状態(例えば「完了」)にあることが必要な、少なく
とも一つの単位操作を示すことによつて規定されるが、
更に他の条件(諸機器の状態の組合せ又は指定したプロ
グラムの実行結果等)を付加してもよい。各単位操作の
実行状態を示す情報が別に用意され、その内容は、各単
位操作に対する実行開始条件の成否判定にあたつて参照
される一方、各単位操作の実行結果に従つて更新され
る。
このように、各単位操作の内容を規定する情報とその実
行順序を規定する情報を分離して、それらを各別に記憶
し処理するようにしたので、高度な内容の単位操作が複
雑に連係し合うシーケンスの制御であつても、ソフトウ
エアの作成、検査、訂正、変更等が容易になり、また、
制御システムの構築や変更も容易になる。
行順序を規定する情報を分離して、それらを各別に記憶
し処理するようにしたので、高度な内容の単位操作が複
雑に連係し合うシーケンスの制御であつても、ソフトウ
エアの作成、検査、訂正、変更等が容易になり、また、
制御システムの構築や変更も容易になる。
ある種の単位操作に対しては、複数の代替的な操作内容
規定情報を用意しておき、それらの中から場合(例えば
作業内容の細目の指定)に応じて選択できるようにする
ことができる。その場合、各作業の開始にあたつて複数
の操作内容の1つを選択するためのパラメータを設定す
るのがよい。各操作内容としては、処理プログラムの他
に判定プログラム更には分岐プログラムも指定すること
ができ、その場合、判定プログラムは、各単位操作の実
行開始条件の成否とは別に、各単位操作の実行状態に応
じて実行され、また、分岐プログラムは、処理プログラ
ム又は判定プログラムの実行結果に応じて実行される。
規定情報を用意しておき、それらの中から場合(例えば
作業内容の細目の指定)に応じて選択できるようにする
ことができる。その場合、各作業の開始にあたつて複数
の操作内容の1つを選択するためのパラメータを設定す
るのがよい。各操作内容としては、処理プログラムの他
に判定プログラム更には分岐プログラムも指定すること
ができ、その場合、判定プログラムは、各単位操作の実
行開始条件の成否とは別に、各単位操作の実行状態に応
じて実行され、また、分岐プログラムは、処理プログラ
ム又は判定プログラムの実行結果に応じて実行される。
第3図は、本発明による制御装置の制御対象の一例とし
て、部品取付ステーシヨンを概念的に示す。目下部品取
付作業を受けつつあるパレツト15は、走行ガイド18
に沿つて移動してきたパレツト搬送車17上から、ガイ
ドレール19を通つて回転テーブル13上に運ばれ、そ
こで回転テーブル13が半回転することにより、現在位
置に達したものである。その間、部品ハンドリングロボ
ツト11(以下ロボツト1という)は、部品供給コンベ
ア10上に整置された何種類かの部品(〇,△等)中か
ら指定されたものを選択、把持して、部品位置決め装置
12上に置く。部品の位置決めが終ると、ロボツト1は
再びこの部品を取上げて、回転テーブル13上のパレツ
ト15の所定部位へ据える。そこで、ネジ締めロボツト
14(以下ロボツト2という)がネジ締めを行なつて、
部品の取付けが完了する。その間、次の未処理パレツト
16が到着する。部品の取付けが終つたパレツトは、適
当な手段により回転テーブル13上から運び去られる。
て、部品取付ステーシヨンを概念的に示す。目下部品取
付作業を受けつつあるパレツト15は、走行ガイド18
に沿つて移動してきたパレツト搬送車17上から、ガイ
ドレール19を通つて回転テーブル13上に運ばれ、そ
こで回転テーブル13が半回転することにより、現在位
置に達したものである。その間、部品ハンドリングロボ
ツト11(以下ロボツト1という)は、部品供給コンベ
ア10上に整置された何種類かの部品(〇,△等)中か
ら指定されたものを選択、把持して、部品位置決め装置
12上に置く。部品の位置決めが終ると、ロボツト1は
再びこの部品を取上げて、回転テーブル13上のパレツ
ト15の所定部位へ据える。そこで、ネジ締めロボツト
14(以下ロボツト2という)がネジ締めを行なつて、
部品の取付けが完了する。その間、次の未処理パレツト
16が到着する。部品の取付けが終つたパレツトは、適
当な手段により回転テーブル13上から運び去られる。
第4図は、第3図の部品取付ステーシヨンにおける各部
の動作を制御するための、本発明による制御システムの
一例の概略を示す。ロボツト1とロボツト2の直接的な
制御は、それぞれのロボツト制御装置32と33が、ロ
ボツト動作教示データメモリ34と35をそれぞれ参照
しつつ遂行し、また、部品位置決め装置12と回転テー
ブル13の直接的な制御は、リレー制御盤26を介して
遂行する。一方、これらロボツト制御装置32,33と
リレー制御盤26は、本発明による統括制御装置30の
制御を受ける。統括制御装置30は、これらの制御を、
統括制御用メモリ31内の実行順序規定情報領域27と
操作内容規定情報領域28を参照し、必要に応じてワー
クメモリ領域29を利用しつつ、統括する。
の動作を制御するための、本発明による制御システムの
一例の概略を示す。ロボツト1とロボツト2の直接的な
制御は、それぞれのロボツト制御装置32と33が、ロ
ボツト動作教示データメモリ34と35をそれぞれ参照
しつつ遂行し、また、部品位置決め装置12と回転テー
ブル13の直接的な制御は、リレー制御盤26を介して
遂行する。一方、これらロボツト制御装置32,33と
リレー制御盤26は、本発明による統括制御装置30の
制御を受ける。統括制御装置30は、これらの制御を、
統括制御用メモリ31内の実行順序規定情報領域27と
操作内容規定情報領域28を参照し、必要に応じてワー
クメモリ領域29を利用しつつ、統括する。
第5図は、第3図の部品取付ステーシヨンにおける回転
テーブル(13)、ロボツト1(11)、部品位置決め
装置(12)及びロボツト2(14)の各機器に対する
制御過程の詳細を示す。同図において、各ボツクスは、
単なる状態を示す「インターロツク信号待」を除き、制
御の各ステツプに対応する単位操作を示し、それらに付
された番号は、それぞれの単位操作の遂行に際して実行
されるプログラムを同定するものであり、以下「プログ
ラムNo.」と呼ぶ。これらのプログラムは、操作量決定
のための数値計算、制御指令の送出、管理用データの収
集と加工、条件判定などの処理を行なう。後述するよう
に、プログラムには、第4図の統括制御装置30が実行
するものと、下位のロボツト制御装置32及び33が実
行するものとがある。図中、実線矢印は各機器独自の逐
次的な制御の流れを示し、破線矢印は複数の機器間の同
期的あるいは排他的動作のためのインターロツク関係を
示す。このようなプログラム実行順序は、統括制御用メ
モリ31中の実行順序規定情報領域27と操作内容規定
情報領域28に用意された、各種のテーブルを参照する
ことにより実現される。
テーブル(13)、ロボツト1(11)、部品位置決め
装置(12)及びロボツト2(14)の各機器に対する
制御過程の詳細を示す。同図において、各ボツクスは、
単なる状態を示す「インターロツク信号待」を除き、制
御の各ステツプに対応する単位操作を示し、それらに付
された番号は、それぞれの単位操作の遂行に際して実行
されるプログラムを同定するものであり、以下「プログ
ラムNo.」と呼ぶ。これらのプログラムは、操作量決定
のための数値計算、制御指令の送出、管理用データの収
集と加工、条件判定などの処理を行なう。後述するよう
に、プログラムには、第4図の統括制御装置30が実行
するものと、下位のロボツト制御装置32及び33が実
行するものとがある。図中、実線矢印は各機器独自の逐
次的な制御の流れを示し、破線矢印は複数の機器間の同
期的あるいは排他的動作のためのインターロツク関係を
示す。このようなプログラム実行順序は、統括制御用メ
モリ31中の実行順序規定情報領域27と操作内容規定
情報領域28に用意された、各種のテーブルを参照する
ことにより実現される。
第6図は、実行順序規定情報領域27に用意されたテー
ブルの構成を示す。同期・排他ステツプ定義テーブル2
7aの完了待プログラムNo.の欄には、実行の完了ある
いはインターロツク信号の発生が待たれているプログラ
ムNo.を登録する。また、起動待プログラムNo.の欄に
は、前記完了待プログラムNo.の実行が完了するかある
いはそのインターロツク信号がONになつた時に実行を
開始すべきプログラムNo.を登録する。例えば、第5図
における、回転テーブル(13)の動作「未処理パレツ
ト載置」(プログラムNo.100)と位置決め装置(1
2)の動作「原点復帰」(プログラムNo.115)との
同期条件の成立によつてロボツト1(11)の動作「パ
レツトNo.判定」(プログラムNo.106)を実行するた
めには、第6図のステツプNo.3に示すように、完了待
プログラムNo.として100及び115を登録し、起動
待プログラムNo.として106を登録する。また、ロボツト
1(11)の「パレツトに部品セツト」(プログラムN
o.112)と、ロボツト2(14)の「ネジ締トルク読
出」(プログラムNo.116)から「待機位置に移動」
(プログラムNo.118)までの動作との間の排他関係
については、ステツプNo.4及びNo.5のように、2つの
ステツプNo.に対する条件の組合せとしてその排他条件
を登録する。
ブルの構成を示す。同期・排他ステツプ定義テーブル2
7aの完了待プログラムNo.の欄には、実行の完了ある
いはインターロツク信号の発生が待たれているプログラ
ムNo.を登録する。また、起動待プログラムNo.の欄に
は、前記完了待プログラムNo.の実行が完了するかある
いはそのインターロツク信号がONになつた時に実行を
開始すべきプログラムNo.を登録する。例えば、第5図
における、回転テーブル(13)の動作「未処理パレツ
ト載置」(プログラムNo.100)と位置決め装置(1
2)の動作「原点復帰」(プログラムNo.115)との
同期条件の成立によつてロボツト1(11)の動作「パ
レツトNo.判定」(プログラムNo.106)を実行するた
めには、第6図のステツプNo.3に示すように、完了待
プログラムNo.として100及び115を登録し、起動
待プログラムNo.として106を登録する。また、ロボツト
1(11)の「パレツトに部品セツト」(プログラムN
o.112)と、ロボツト2(14)の「ネジ締トルク読
出」(プログラムNo.116)から「待機位置に移動」
(プログラムNo.118)までの動作との間の排他関係
については、ステツプNo.4及びNo.5のように、2つの
ステツプNo.に対する条件の組合せとしてその排他条件
を登録する。
加えて、各ステツプについて、その起動待プログラムN
o.を実行するための付加的条件を指定するために、実行
条件ポインタの欄を設けるとともに、同ポインタで指定
される実行条件テーブル27bを用意して、そこに、所
定の条件を、ポーランド記法、逆ポーランド記法等、論
理式の適当な計算機内表現により格納しておく。図示の
例では、ステツプNo.3の起動待プログラムNo.106
は、完了待プログラムNo.100及び105の完了(イ
ンターロツク信号ON)に加えて、「(ワーク有スイツ
チON)*(ロボツト1自動スイツチON)」の条件が
充たされた時に、はじめて実行される。
o.を実行するための付加的条件を指定するために、実行
条件ポインタの欄を設けるとともに、同ポインタで指定
される実行条件テーブル27bを用意して、そこに、所
定の条件を、ポーランド記法、逆ポーランド記法等、論
理式の適当な計算機内表現により格納しておく。図示の
例では、ステツプNo.3の起動待プログラムNo.106
は、完了待プログラムNo.100及び105の完了(イ
ンターロツク信号ON)に加えて、「(ワーク有スイツ
チON)*(ロボツト1自動スイツチON)」の条件が
充たされた時に、はじめて実行される。
同期・排他ステツプ定義テーブル27aには、異なる機
器の間の同期・排他関係のみならず、各機器単独の逐次
動作についても、すべてのプログラムNo.の動作順序が
前段ステツプのプログラムNo.を完了待プログラムNo.と
して、登録される。
器の間の同期・排他関係のみならず、各機器単独の逐次
動作についても、すべてのプログラムNo.の動作順序が
前段ステツプのプログラムNo.を完了待プログラムNo.と
して、登録される。
他方、各プログラムNo.の具体的内容は、第7図に示す
ように、操作内容規定情報領域28中のいくつかのテー
ブルによつて特定される。基本となるものは、プログラ
ムNo.定義テーブル28aであつて、そこには、各プロ
グラムNo.ごとに、パラメータNo.、処理プログラムアド
レスポインタ、判定プログラムアドレスポインタ、分岐
プログラムポインタ、デイレイタイム及び処理状態の各
欄が設けられている。
ように、操作内容規定情報領域28中のいくつかのテー
ブルによつて特定される。基本となるものは、プログラ
ムNo.定義テーブル28aであつて、そこには、各プロ
グラムNo.ごとに、パラメータNo.、処理プログラムアド
レスポインタ、判定プログラムアドレスポインタ、分岐
プログラムポインタ、デイレイタイム及び処理状態の各
欄が設けられている。
パラメータNo.は、プログラム内容の細部を指定ないし
はモデイフアイする情報であつて、、本実施例では、取
付けるべき部品の種類(第3図〇,△,×,▽)に対応
する数値である。パラメータNo.は、後述するように、
外部の作業指定情報に従つてパレツトごとに設定され
る。処理状態の欄は、そのプログラムの実施状態を表わ
し、「実行待」、「実行中」、「完了」及び「異常」の
4状態の内の1つが記入される。なお、特殊なプログラ
ムNo.には負符号が付されるが、これにつよいては後述
する。
はモデイフアイする情報であつて、、本実施例では、取
付けるべき部品の種類(第3図〇,△,×,▽)に対応
する数値である。パラメータNo.は、後述するように、
外部の作業指定情報に従つてパレツトごとに設定され
る。処理状態の欄は、そのプログラムの実施状態を表わ
し、「実行待」、「実行中」、「完了」及び「異常」の
4状態の内の1つが記入される。なお、特殊なプログラ
ムNo.には負符号が付されるが、これにつよいては後述
する。
処理プログラムアドレスポインタは、プログラム実行管
理テーブル28bの特定の場所を指しており、そこに
は、実行すべき各処理プログラム(単位操作の実体的部
分)について、そのパラメータNo.、タイプ識別子、実
行開始先頭アドレス、引数ポインタ、リターンコードな
どが格納されている。パラメータNo.によつて細部指定
を受ける処理プログラムに対しては、これらの情報がパ
ラメータごとに用意され、それらの間をリンクポインタ
で連結する。リターンコードの欄は、処理プログラムの
実結果を示すコードを記入するためのものである。タイ
ブ識別子は、その処理プログラムの実行主体を示し、本
実施例においては、統括制御装置自身が実行するものを
1、ロボツト1の制御装置32に引渡されるものを2、
ロボツト2の制御装置33に引渡されるものを3で表示
する。
理テーブル28bの特定の場所を指しており、そこに
は、実行すべき各処理プログラム(単位操作の実体的部
分)について、そのパラメータNo.、タイプ識別子、実
行開始先頭アドレス、引数ポインタ、リターンコードな
どが格納されている。パラメータNo.によつて細部指定
を受ける処理プログラムに対しては、これらの情報がパ
ラメータごとに用意され、それらの間をリンクポインタ
で連結する。リターンコードの欄は、処理プログラムの
実結果を示すコードを記入するためのものである。タイ
ブ識別子は、その処理プログラムの実行主体を示し、本
実施例においては、統括制御装置自身が実行するものを
1、ロボツト1の制御装置32に引渡されるものを2、
ロボツト2の制御装置33に引渡されるものを3で表示
する。
実行開始先頭アドレスは、タイプ1の場合には実行すべ
き処理プログラムの先頭アドレス(後述するプログラム
記憶部内)を指定し、タイプ2又は3の場合にはロボツ
ト制御装置32又は33に転送されるべき実行プログラ
ムNo.と解釈される。引数ポインタは、タイプ1の処理
プログラムの場合にそのプログラムが参照すべき引数テ
ーブル28cを指定する。そして、引数テーブル28c
には、処理プログラムが使用する引数の格納場所の先頭
アドレスと引数のタイプが、所要個数だけリンクポイン
タで連結されている。引数先頭アドレスはワークメモリ
領域29の特定の番地を指定しており、そこから始まる
ワークメモリの領域に実際の引数が格納されている。
き処理プログラムの先頭アドレス(後述するプログラム
記憶部内)を指定し、タイプ2又は3の場合にはロボツ
ト制御装置32又は33に転送されるべき実行プログラ
ムNo.と解釈される。引数ポインタは、タイプ1の処理
プログラムの場合にそのプログラムが参照すべき引数テ
ーブル28cを指定する。そして、引数テーブル28c
には、処理プログラムが使用する引数の格納場所の先頭
アドレスと引数のタイプが、所要個数だけリンクポイン
タで連結されている。引数先頭アドレスはワークメモリ
領域29の特定の番地を指定しており、そこから始まる
ワークメモリの領域に実際の引数が格納されている。
判定プログラムアドレスポインタも、処理プログラムア
ドレスポインタと同様に、プログラム実行管理テーブル
28bの特定の場所を指定しており、そこに用意された
実行開始先頭アドレスは、実行すべき判定プログラムの
先頭アドレス(後述するプログラム記憶部内)を指定す
る。判定の結果はリターンコードの欄に記入される。
ドレスポインタと同様に、プログラム実行管理テーブル
28bの特定の場所を指定しており、そこに用意された
実行開始先頭アドレスは、実行すべき判定プログラムの
先頭アドレス(後述するプログラム記憶部内)を指定す
る。判定の結果はリターンコードの欄に記入される。
分岐プログラムポインタは、分岐プログラムテーブル2
8dの特定の場所を指し、そこには処理プログラム又は
判定プログラムの結果であるリターンコードに応じて次
に実行すべきプログラムNo.が格納されている。
8dの特定の場所を指し、そこには処理プログラム又は
判定プログラムの結果であるリターンコードに応じて次
に実行すべきプログラムNo.が格納されている。
第1図は、統括制御装置30の内部構成を、統括制御用
メモリ31の前記諸領域との関係を含めて、ブロツクダ
イヤグラムで示したものである。詳細は後述することと
して、概説すれば、同期・排他ステツプ起動判定部40
は、プログラムNo.定義テーブル28aを参照しつつ、
同期・排他ステツプ定義テーブル27aを反覆走査し
て、開始条件の整つたステツプNo.を摘出し、それをプ
ログラムNo.読出部41に渡す。プログラムNo.読出部4
1は、渡されたステツプNo.を用いて、同期・排他ステ
ツプ定義テーブル27aから条件の整つた起動待プログ
ラムのNo.を読出して、処理プログラム実行部42に送
る。処理プログラム実行部42は、プログラムNo.定義
テーブル28aを参照し、指定された処理プログラムを
プログラム記憶部43から読出して、実行し、その結果
によつては、更に分岐プログラムを実行する。
メモリ31の前記諸領域との関係を含めて、ブロツクダ
イヤグラムで示したものである。詳細は後述することと
して、概説すれば、同期・排他ステツプ起動判定部40
は、プログラムNo.定義テーブル28aを参照しつつ、
同期・排他ステツプ定義テーブル27aを反覆走査し
て、開始条件の整つたステツプNo.を摘出し、それをプ
ログラムNo.読出部41に渡す。プログラムNo.読出部4
1は、渡されたステツプNo.を用いて、同期・排他ステ
ツプ定義テーブル27aから条件の整つた起動待プログ
ラムのNo.を読出して、処理プログラム実行部42に送
る。処理プログラム実行部42は、プログラムNo.定義
テーブル28aを参照し、指定された処理プログラムを
プログラム記憶部43から読出して、実行し、その結果
によつては、更に分岐プログラムを実行する。
判定プログラム実行部44は、プログラムNo.定義テー
ブル28aを反覆走査して、実行中のプログラムNo.を
摘出し、そこに指定された判定プログラムをプログラム
記憶部43から読出して、実行する。また、作業要求発
生部45も、プログラムNo.定義テーブル28aを走査
して、負符号の付されたプログラムNo.を摘出し、その
処理プログラムをプログラム記憶部43から読出して、
実行する。この処理は、次の被処理パレツトに対する作
業要求の発生に応ずるものである。外部との情報の授受
は、通信制御部46とプロセスDI・DO(Digital In
put・Digital Output)部47を介して行なわれる。
ブル28aを反覆走査して、実行中のプログラムNo.を
摘出し、そこに指定された判定プログラムをプログラム
記憶部43から読出して、実行する。また、作業要求発
生部45も、プログラムNo.定義テーブル28aを走査
して、負符号の付されたプログラムNo.を摘出し、その
処理プログラムをプログラム記憶部43から読出して、
実行する。この処理は、次の被処理パレツトに対する作
業要求の発生に応ずるものである。外部との情報の授受
は、通信制御部46とプロセスDI・DO(Digital In
put・Digital Output)部47を介して行なわれる。
次に、各部の機能の詳細を説明するが、まず、同期・排
他ステツプ起動判定部40の機能を、第1図の構成図と
第8図のフローチヤートに基づいて説明する。同期・排
他ステツプ起動判定部40は、同期・排他ステツプ定義
テーブル27aを反覆走査して、各ステツプNo.ごと
に、完了待プログラムNo.と起動待プログラムNo.を読出
し(ステツプ802,矢印50)、それに基づいてプロ
グラムNo.定義テーブル28aから各プログラムNo.の処
理状態を読出して、すべての完了待プログラムNo.の処
理状態が「完了」で、かつ、すべての起動待プログラム
No.の処理状態が「実行待」であることをチエツクする
(ステツプ803,804,矢印51)。このチエツク
の結果がOKであれば更に、同期・排他ステツプ定義テ
ーブル27aの実行条件ポインタに従つて実行条件テー
ブル27bを調べ、そこに指定されている条件が成立し
ていることをチエツクする(ステツプ805)。このチ
エツクの結果もOKであれば、そのステツプNo.をプロ
グラムNo.読出部41に送る(ステツプ806,矢印5
2)。それから、プログラムNo.定義テーブル28aに
おいて、完了待プログラムNo.に対応するプログラムの
処理状態を「実行待」に変えるとともに、起動待プログ
ラムNo.に対応するプログラムの処理状態を「実行中」
に変え(ステツプ807,矢印53)、次いで、完了待
プログラムに対応するプログラムのパラメータNo.を、
起動待プログラムに対応するプログラムのパラメータN
o.の欄に移す(ステツプ808,矢印53)。このパラ
メータNo.の移動操作によつて、各作業の開始時に設定
されたパラメータNo.がその作業の終了まで引継がれる
のである。なお、パラメータNo.の最初の設定は作業要
求発生部45により行なわれるが、それについては後述
する。
他ステツプ起動判定部40の機能を、第1図の構成図と
第8図のフローチヤートに基づいて説明する。同期・排
他ステツプ起動判定部40は、同期・排他ステツプ定義
テーブル27aを反覆走査して、各ステツプNo.ごと
に、完了待プログラムNo.と起動待プログラムNo.を読出
し(ステツプ802,矢印50)、それに基づいてプロ
グラムNo.定義テーブル28aから各プログラムNo.の処
理状態を読出して、すべての完了待プログラムNo.の処
理状態が「完了」で、かつ、すべての起動待プログラム
No.の処理状態が「実行待」であることをチエツクする
(ステツプ803,804,矢印51)。このチエツク
の結果がOKであれば更に、同期・排他ステツプ定義テ
ーブル27aの実行条件ポインタに従つて実行条件テー
ブル27bを調べ、そこに指定されている条件が成立し
ていることをチエツクする(ステツプ805)。このチ
エツクの結果もOKであれば、そのステツプNo.をプロ
グラムNo.読出部41に送る(ステツプ806,矢印5
2)。それから、プログラムNo.定義テーブル28aに
おいて、完了待プログラムNo.に対応するプログラムの
処理状態を「実行待」に変えるとともに、起動待プログ
ラムNo.に対応するプログラムの処理状態を「実行中」
に変え(ステツプ807,矢印53)、次いで、完了待
プログラムに対応するプログラムのパラメータNo.を、
起動待プログラムに対応するプログラムのパラメータN
o.の欄に移す(ステツプ808,矢印53)。このパラ
メータNo.の移動操作によつて、各作業の開始時に設定
されたパラメータNo.がその作業の終了まで引継がれる
のである。なお、パラメータNo.の最初の設定は作業要
求発生部45により行なわれるが、それについては後述
する。
プログラムNo.読出部41は、送られて来たステツプNo.
をキーにして、同期・排他ステツプ定義テーブル27a
から起動待プログラムNo.を読出し(矢印54)、処理
プログラム実行部42に送る(矢印55)。
をキーにして、同期・排他ステツプ定義テーブル27a
から起動待プログラムNo.を読出し(矢印54)、処理
プログラム実行部42に送る(矢印55)。
処理プログラム実行部42の動作を、第1図の構成と第
9図のフローチヤートに基づいて説明する。処理プログ
ラム実行部42は、プログラムNo.読出部41から送ら
れたプログラムNo.に基づき、プログラムNo.定義テーブ
ル28aからパラメータNo.と処理プログラムアドレス
ポイタを読出し(ステツプ900)、それをキーにし
て、プログラム実行管理テーブル28bから、そのパラ
メータNo.に対応するタイプ識別子と実行開始先頭アド
レスを読出す(ステツプ901,矢印56)。そして、
タイプが1の場合は、読出した実行開始先頭アドレスに
基づき、プログラム記憶部43に格納された処理プログ
ラムコードを逐次読出して、実行する(ステツプ903
〜905,矢印57)。タイプ1の処理プログラムが実
行されると、ワークメモリ29の参照・更新(矢印5
8,59)、プロセスDOの状態更新(矢印60,6
1)等が行なわれる。処理プログラム実行部42は、プ
ログラム記憶部43からプログラムコードを読出して実
行する際に、プログラム実行管理テーブル28bの引数
ポインタに従つて引数テーブル28cを調べ、引数先頭
アドレス及び引数タイプを読出し、この引数先頭アドレ
ス及引数タイプを基準にアドレス計算を行なつて、ワー
クメモリ29へのアクセスを実行する。
9図のフローチヤートに基づいて説明する。処理プログ
ラム実行部42は、プログラムNo.読出部41から送ら
れたプログラムNo.に基づき、プログラムNo.定義テーブ
ル28aからパラメータNo.と処理プログラムアドレス
ポイタを読出し(ステツプ900)、それをキーにし
て、プログラム実行管理テーブル28bから、そのパラ
メータNo.に対応するタイプ識別子と実行開始先頭アド
レスを読出す(ステツプ901,矢印56)。そして、
タイプが1の場合は、読出した実行開始先頭アドレスに
基づき、プログラム記憶部43に格納された処理プログ
ラムコードを逐次読出して、実行する(ステツプ903
〜905,矢印57)。タイプ1の処理プログラムが実
行されると、ワークメモリ29の参照・更新(矢印5
8,59)、プロセスDOの状態更新(矢印60,6
1)等が行なわれる。処理プログラム実行部42は、プ
ログラム記憶部43からプログラムコードを読出して実
行する際に、プログラム実行管理テーブル28bの引数
ポインタに従つて引数テーブル28cを調べ、引数先頭
アドレス及び引数タイプを読出し、この引数先頭アドレ
ス及引数タイプを基準にアドレス計算を行なつて、ワー
クメモリ29へのアクセスを実行する。
他方、タイプ2あるいは3の場合は、実行開始先頭アド
レスはプログラムNo.と見なされ、ロボツト1あるいは
ロボツト2のコントローラ32あるいは33に、通信制
御部46を介して転送される(ステツプ906,90
7,矢印62,63)。ロボツトコントローラ32,3
3は、送られて来たプログラムNo.に該当するロボツト
動作プログラムを実行する。
レスはプログラムNo.と見なされ、ロボツト1あるいは
ロボツト2のコントローラ32あるいは33に、通信制
御部46を介して転送される(ステツプ906,90
7,矢印62,63)。ロボツトコントローラ32,3
3は、送られて来たプログラムNo.に該当するロボツト
動作プログラムを実行する。
処理プログラムの実行が完了すると、プログラム実行管
理テーブル28bにリターンコードが設定される。リタ
ーンコードは、本実施例では、0が正常終了、1が動作
中、2及び3が異常終了を示す。リターンコードが0の
場合は、プログラムの実行は正常に終了したと判定さ
れ、プログラムNo.定義テーブル28aの判定プログラ
ムアドレスポインタが調べられる(ステツプ909)。
判定プログラムアドレスポインタが登録されていなけれ
ば、処理状態は「完了」となる(ステツプ910)。も
しも判定プログラムアドレスポインタが登録されていれ
ば、それは後述するように判定プログラム実行部44に
より別途実行されるから、処理状態は「実行中」のまま
として次に進む。他方、処理プログラムのリターンコー
ドが0以外の場合は、分岐プログラムポインタが調べら
れる(ステツプ911)。分岐プログラムポインタが登
録されていれば、それに基づいて分岐プログラムテーブ
ル28dを調べ、リターンコードの値をキーにして次に
実行すべきプログラムNo.を調べ、そのプログラムを実
行する(ステツプ912)。実行の方法は前述した処理
プログラムの実行方法と同じである。もしも分岐プログ
ラムポインタが登録されていなければ、処理状態を「異
常」として、処理プログラム実行部42は停止する(ス
テツプ913)。分岐プログラムの実行後その分岐プロ
グラムからのリターンコードを調べ(ステツプ91
4)、リターンコードが0以外ならばやはり処理状態を
「異常」として停止し、0であれば処理状態を「完了」
として次に進む。
理テーブル28bにリターンコードが設定される。リタ
ーンコードは、本実施例では、0が正常終了、1が動作
中、2及び3が異常終了を示す。リターンコードが0の
場合は、プログラムの実行は正常に終了したと判定さ
れ、プログラムNo.定義テーブル28aの判定プログラ
ムアドレスポインタが調べられる(ステツプ909)。
判定プログラムアドレスポインタが登録されていなけれ
ば、処理状態は「完了」となる(ステツプ910)。も
しも判定プログラムアドレスポインタが登録されていれ
ば、それは後述するように判定プログラム実行部44に
より別途実行されるから、処理状態は「実行中」のまま
として次に進む。他方、処理プログラムのリターンコー
ドが0以外の場合は、分岐プログラムポインタが調べら
れる(ステツプ911)。分岐プログラムポインタが登
録されていれば、それに基づいて分岐プログラムテーブ
ル28dを調べ、リターンコードの値をキーにして次に
実行すべきプログラムNo.を調べ、そのプログラムを実
行する(ステツプ912)。実行の方法は前述した処理
プログラムの実行方法と同じである。もしも分岐プログ
ラムポインタが登録されていなければ、処理状態を「異
常」として、処理プログラム実行部42は停止する(ス
テツプ913)。分岐プログラムの実行後その分岐プロ
グラムからのリターンコードを調べ(ステツプ91
4)、リターンコードが0以外ならばやはり処理状態を
「異常」として停止し、0であれば処理状態を「完了」
として次に進む。
次に、判定プログラム実行部44の動作を第1図の構成
図及び第10図のフローチヤートに基づいて説明する。
判定プログラム実行部44は、プログラムNo.定義テー
ブル28aを調べ(ステツプ1002,矢印64)、処
理状態が「実行中」であるプログラムNo.を探し出し
て、そこから判定プログラムアドレスポインタを読出し
(ステツプ1003)、更にそれをキーとしてプログラ
ム実行管理テーブル28bから実行開始先頭アドレスを
読出す(ステツプ1004)。そして、この実行開始先
頭アドレスに従つてプログラム記憶部43から判定プロ
グラムのコードを読出し(ステツプ1005,矢印6
5)て、実行する(ステツプ1006)。判定プログラ
ムが実行されると、ワークメモリ29の内容の参照・更
新(矢印66,67)、プロセスDIの参照(矢印6
8,69)及び通信制御部を介してのデータ受信(矢印
70,71)の処理が行なわれる。
図及び第10図のフローチヤートに基づいて説明する。
判定プログラム実行部44は、プログラムNo.定義テー
ブル28aを調べ(ステツプ1002,矢印64)、処
理状態が「実行中」であるプログラムNo.を探し出し
て、そこから判定プログラムアドレスポインタを読出し
(ステツプ1003)、更にそれをキーとしてプログラ
ム実行管理テーブル28bから実行開始先頭アドレスを
読出す(ステツプ1004)。そして、この実行開始先
頭アドレスに従つてプログラム記憶部43から判定プロ
グラムのコードを読出し(ステツプ1005,矢印6
5)て、実行する(ステツプ1006)。判定プログラ
ムが実行されると、ワークメモリ29の内容の参照・更
新(矢印66,67)、プロセスDIの参照(矢印6
8,69)及び通信制御部を介してのデータ受信(矢印
70,71)の処理が行なわれる。
判定プログラム実行部44がプログラムを実行し終わる
と、プログラム実行管理テーブル28bのリターンコー
ドが設定される。リターンコードが1ならばそのまま次
に進み、リターンコードが0であればプログラムNo.定
義テーブル28aの処理状態を「完了」にする(ステツ
プ1009)。リターンコードが1でも0でもない場合
は、プログラムNo.定義テーブル28aの分岐プログラ
ムポインタを調べ(ステツプ1010)、分岐プログラ
ムポインタが登録されていれば、それに従つて分岐プロ
グラムテーブル28dを調べ、リターンコードをキーに
して次に実行すべきプログラムNo.を探し出し、処理プ
ログラム実行部42に送る(ステツプ1011,矢印7
2)。もしも分岐プログラムポインタが登録されていな
ければ、処理状態を「異常」として(ステツプ101
2)、判定プログラム実行部44は停止する。
と、プログラム実行管理テーブル28bのリターンコー
ドが設定される。リターンコードが1ならばそのまま次
に進み、リターンコードが0であればプログラムNo.定
義テーブル28aの処理状態を「完了」にする(ステツ
プ1009)。リターンコードが1でも0でもない場合
は、プログラムNo.定義テーブル28aの分岐プログラ
ムポインタを調べ(ステツプ1010)、分岐プログラ
ムポインタが登録されていれば、それに従つて分岐プロ
グラムテーブル28dを調べ、リターンコードをキーに
して次に実行すべきプログラムNo.を探し出し、処理プ
ログラム実行部42に送る(ステツプ1011,矢印7
2)。もしも分岐プログラムポインタが登録されていな
ければ、処理状態を「異常」として(ステツプ101
2)、判定プログラム実行部44は停止する。
最後に、作業要求発生部45の機能は次のとおりであ
る。プログラムNo.定義テーブル28aにおいて、負符
号の付されたプログラムNo.(−99)は、次の被処理
パレツトを運んできた台車を検出して、そこに表示され
た作業内容指定情報を読取り、それに従つて次の作業に
対する操作シーケンスをイニシヤライズする処理であ
る。作業要求発生部45は、プログラムNo.定義テーブ
ル28aを定期的に走査し(矢印73)、負符号の付さ
れたプログラムNo.を探し出して、判定プログラムアド
レスポインタに従つて実行開始先頭アドレスを取出し、
それに基づきプログラム記憶部43から判定プログラム
を読出して(矢印74)、実行する。その間の手順は前
述した判定プログラム実行部44におけるそれと同一で
ある。この判定プログラムの内容は、新しい被処理パレ
ツトが到着したか否かの調査(矢印75)であつて、そ
れが未到着ならば処理状態を「実行中」のままにして先
に進み、もしもそれが到着していれば処理状態を「完
了」に変える。
る。プログラムNo.定義テーブル28aにおいて、負符
号の付されたプログラムNo.(−99)は、次の被処理
パレツトを運んできた台車を検出して、そこに表示され
た作業内容指定情報を読取り、それに従つて次の作業に
対する操作シーケンスをイニシヤライズする処理であ
る。作業要求発生部45は、プログラムNo.定義テーブ
ル28aを定期的に走査し(矢印73)、負符号の付さ
れたプログラムNo.を探し出して、判定プログラムアド
レスポインタに従つて実行開始先頭アドレスを取出し、
それに基づきプログラム記憶部43から判定プログラム
を読出して(矢印74)、実行する。その間の手順は前
述した判定プログラム実行部44におけるそれと同一で
ある。この判定プログラムの内容は、新しい被処理パレ
ツトが到着したか否かの調査(矢印75)であつて、そ
れが未到着ならば処理状態を「実行中」のままにして先
に進み、もしもそれが到着していれば処理状態を「完
了」に変える。
その後における負のプログラムNo.の処理状態の調査
(矢印73)に際して、それが「完了」となつていれ
ば、作業要求発生部45は、それを「実行中」に戻した
後、処理プログラムアドレスポインタに基づいて処理プ
ログラムを読出して(矢印74)、実行する。その間の
手順は前述した処理プログラム実行部42におけるそれ
と同一である。この処理プログラムの内容は、到着した
台車に表示された作業内容指示情報を読取つて(矢印7
6)、取付けるべき部品の種類に対応する数値を、プロ
グラムNo.定義テーブル28a中の自己のプログラムNo.
におけるパラメータNo.の欄に書込む(矢印77)こと
である。こうして書込まれたパラメータNo.は、以後、
同期・排他ステツプ起動判定部40における第8図ステ
ツプ808の処理によつて、後続プログラムに引継がれ
る。
(矢印73)に際して、それが「完了」となつていれ
ば、作業要求発生部45は、それを「実行中」に戻した
後、処理プログラムアドレスポインタに基づいて処理プ
ログラムを読出して(矢印74)、実行する。その間の
手順は前述した処理プログラム実行部42におけるそれ
と同一である。この処理プログラムの内容は、到着した
台車に表示された作業内容指示情報を読取つて(矢印7
6)、取付けるべき部品の種類に対応する数値を、プロ
グラムNo.定義テーブル28a中の自己のプログラムNo.
におけるパラメータNo.の欄に書込む(矢印77)こと
である。こうして書込まれたパラメータNo.は、以後、
同期・排他ステツプ起動判定部40における第8図ステ
ツプ808の処理によつて、後続プログラムに引継がれ
る。
なお、同期・排他ステツプ定義テーブル27aにおける
実行条件については、単純な条件ならばポインタでリン
クするまでもなく、そこに直接に実行条件を記入しても
よいし、逆に、条件判定に複雑な処理を要する場合に
は、実行条件ポインタとしてプログラムNo.を指定する
とともに、そのプログラムの内容をプログラムNo.定義
テーブル28a等に登録し、然るべき処理プログラム又
は判定プログラムを実行させて、その結果によつて実行
条件の成否を決定するようにしてもよい。
実行条件については、単純な条件ならばポインタでリン
クするまでもなく、そこに直接に実行条件を記入しても
よいし、逆に、条件判定に複雑な処理を要する場合に
は、実行条件ポインタとしてプログラムNo.を指定する
とともに、そのプログラムの内容をプログラムNo.定義
テーブル28a等に登録し、然るべき処理プログラム又
は判定プログラムを実行させて、その結果によつて実行
条件の成否を決定するようにしてもよい。
また、ロボツト制御装置32,33及びその教示データ
メモリ34,35は、統括制御装置30の内部に設けて
もよい。統括制御装置30の内部構成についても、第1
図の各ブロツク別に別個のハードウエアを設ける必要は
なく、複数のブロツクを単一のプロセツサで実現しても
よく、更に、全体を単一の高性能プロセツサで実現する
ことも可能である。
メモリ34,35は、統括制御装置30の内部に設けて
もよい。統括制御装置30の内部構成についても、第1
図の各ブロツク別に別個のハードウエアを設ける必要は
なく、複数のブロツクを単一のプロセツサで実現しても
よく、更に、全体を単一の高性能プロセツサで実現する
ことも可能である。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、各単
位操作の内容を規定する情報とその実行順序を規定する
情報を分離した結果、多数の高度な内容の単位操作(プ
ログラム)を含み、かつそれらの間の複雑なインターロ
ツク関係を含む多種多様な操作シーケンスに対する制御
システムを、ソフトウエアの作成、検査、訂正、変更等
の作業も含めて、容易に実現することができる。各単位
操作に対する付加的な実行開始条件についても、多彩な
内容を容易に指定することができる。
位操作の内容を規定する情報とその実行順序を規定する
情報を分離した結果、多数の高度な内容の単位操作(プ
ログラム)を含み、かつそれらの間の複雑なインターロ
ツク関係を含む多種多様な操作シーケンスに対する制御
システムを、ソフトウエアの作成、検査、訂正、変更等
の作業も含めて、容易に実現することができる。各単位
操作に対する付加的な実行開始条件についても、多彩な
内容を容易に指定することができる。
各単位操作の内容についても、複数のプログラムを用意
して場合に応じて選択することにより、単一の実行順序
関係の下で複数の異なる操作シーケンスを選択的に行な
わせることが可能であり、また、処理プログラムの実行
順序とは別個に判定プログラム群を実行することによ
り、動作速度の異なる多様な機器からなるシステムのシ
ーケンス制御を、効率良く遂行することが可能である。
して場合に応じて選択することにより、単一の実行順序
関係の下で複数の異なる操作シーケンスを選択的に行な
わせることが可能であり、また、処理プログラムの実行
順序とは別個に判定プログラム群を実行することによ
り、動作速度の異なる多様な機器からなるシステムのシ
ーケンス制御を、効率良く遂行することが可能である。
第1図は本発明の一実施例として第4図における統括制
御装置の内部構成を示すブロツクダイヤグラム、第2図
は従来のシーケンサの動作順序を表わすラダーダイヤグ
ラムの一例、第3図は被制御システムの一例としての部
品取付ステーシヨンの模式図、第4図は第3図の部品取
付ステーシヨンの制御に本発明を適用した制御システム
の一例を示す概略的ブロツクダイヤグラム、第5図は第
4図の制御システムの操作シーケンスチヤート、第6図
は第4図の例における実行順序規定情報領域の構成図、
第7図は同じく操作内容規定情報領域の構成図、第8図
は第1図における同期・排他ステツプ起動判定部の処理
フローチヤート、第9図は同じく処理プログラム実行部
の処理フローチヤート、第10図は同じく判定プログラ
ム実行部の処理フローチヤートである。 30……統括制御装置、31……統括制御用メモリ、2
7……実行順序規定情報領域、28……操作内容規定情
報領域、40……同期・排他ステツプ起動判定部、41
……プログラムNo.読出部、42……処理プログラム実
行部、43……プログラム記憶部、44……判定プログ
ラム実行部、45……操作要求発生部。
御装置の内部構成を示すブロツクダイヤグラム、第2図
は従来のシーケンサの動作順序を表わすラダーダイヤグ
ラムの一例、第3図は被制御システムの一例としての部
品取付ステーシヨンの模式図、第4図は第3図の部品取
付ステーシヨンの制御に本発明を適用した制御システム
の一例を示す概略的ブロツクダイヤグラム、第5図は第
4図の制御システムの操作シーケンスチヤート、第6図
は第4図の例における実行順序規定情報領域の構成図、
第7図は同じく操作内容規定情報領域の構成図、第8図
は第1図における同期・排他ステツプ起動判定部の処理
フローチヤート、第9図は同じく処理プログラム実行部
の処理フローチヤート、第10図は同じく判定プログラ
ム実行部の処理フローチヤートである。 30……統括制御装置、31……統括制御用メモリ、2
7……実行順序規定情報領域、28……操作内容規定情
報領域、40……同期・排他ステツプ起動判定部、41
……プログラムNo.読出部、42……処理プログラム実
行部、43……プログラム記憶部、44……判定プログ
ラム実行部、45……操作要求発生部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 解良 和郎 茨城県日立市大みか町5丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内 (72)発明者 加藤 猛 茨城県日立市大みか町5丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内 (72)発明者 片山 正典 茨城県土浦市神立町603番地 株式会社日 立製作所土浦工場内 (56)参考文献 特開 昭58−66114(JP,A)
Claims (14)
- 【請求項1】操作シーケンスを構成する複数の単位操作
について、実行開始条件を同じくする一つ以上の単位操
作ごとにそれらに対応してそれらの実行開始のために特
定の実行状態にあることが要求される少なくとも一つの
単位操作を示す情報を含む実行開始条件を第1記憶手段
に記憶するステツプと、各単位操作に対応してその実行
状態を示す情報を第2記憶手段に記憶するステツプと、
各単位操作に対応してその処理内容を特定する情報を第
3記憶手段に記憶するステツプと、前記第2記憶手段内
の情報を参照しつつ前記第1記憶手段を反覆的に検索し
て、そこから実行開始条件の整つた単位操作を索出する
ステツプと、この索出された単位操作を前記第3記憶手
段内の情報に基づいて実行するステツプと、この実行の
結果によつて前記第2記憶手段内の情報を更新するステ
ツプとを備えた、シーケンス制御方法。 - 【請求項2】特許請求の範囲1において、その第1記憶
手段への記憶ステツプは、少なくとも一部の単位操作に
対して付加的な実行開始条件として更に諸機器の状態の
論理結合を示す情報を記憶するステツプを含むシーケン
ス制御方法。 - 【請求項3】特許請求の範囲1又は2において、その第
1記憶手段への記憶ステツプは、少なくとも一部の単位
操作に対して付加的な実行開始条件として更に実行結果
が参照されるべき単位操作を示す情報を記憶するステツ
プを含むシーケンス制御方法。 - 【請求項4】特許請求の範囲1、2又は3において、そ
の第3記憶手段への記憶ステツプは、少なくとも一部の
単位操作に対して複数の代替的な操作内容を特定する情
報を記憶するステツプを含むシーケンス制御方法。 - 【請求項5】特許請求の範囲4において、各作業の開始
にあたつて前記複数の代替的な操作内容の一つを選択す
るためのパラメータを設定するステツプを備えたシーケ
ンス制御方法。 - 【請求項6】特許請求の範囲1ないし5のいずれかにお
いて、その第3記憶手段への記憶ステツプは、少なくと
も一部の単位操作の内容として処理プログラムを特定す
る情報と判定プログラムを特定する情報を記憶するステ
ツプを含み、そして、実行開始条件が整つた単位操作の
索出及び実行とは独立に前記第2及び第3記憶手段を調
査して実行すべき判定プログラムを索出して実行するス
テツプを備えたシーケンス制御方法。 - 【請求項7】特許請求の範囲6において、その第3記憶
手段への記憶ステツプは、少なくとも一部の単位操作の
内容として更に分岐プログラムを特定する情報を記憶す
るステツプを含み、そして、前記処理プログラム又は判
定プログラムの実行結果に応じて前記分岐プログラムを
選択的に実行するステツプを備えたシーケンス制御方
法。 - 【請求項8】操作シーケンスを構成する複数の単位操作
について、実行開始条件を同じくする一つ以上の単位操
作ごとにそれらに対応してそれらの実行開始のために特
定の実行状態にあることが要求される少なくとも一つの
単位操作を示す情報を含む実行開始条件を保持するため
の、反覆的に検索される第1記憶手段と、各単位操作に
対応してその実行状態を示す情報を保持するための、前
記第1記憶手段の検索に際して参照される第2記憶手段
と、各単位操作に対応してその処理内容を特定する情報
を保持するための第3記憶手段と、前記第1記憶手段の
検索の結果索出された実行開条件の整つた単位操作を前
記第3記憶手段を参照しつつ実行し、その結果によつて
前記第3記憶手段の内容を更新する処理手段とを備えた
シーケンス制御装置。 - 【請求項9】特許請求の範囲8において、その第1記憶
手段は、付加的な実行開始条件として諸機器の状態の論
理結合を示す情報のための領域を有するシーケンス制御
装置。 - 【請求項10】特許請求の範囲8又は9において、その
第1記憶手段は、付加的な実行開始条件として実行結果
が参照されるべき単位操作を示す情報のための領域を有
するシーケンス制御装置。 - 【請求項11】特許請求の範囲8、9又は10におい
て、その第3記憶手段は、少なくとも一部の単位操作に
対して複数の代替的な操作内容を特定する情報のための
領域を有するシーケンス制御装置。 - 【請求項12】特許請求の範囲11において、その処理
手段は、各作業の開始にあたつて前記複数の代替的操作
内容の一つを選択するためのパラメータを設定する手段
を含むシーケンス制御装置。 - 【請求項13】特許請求の範囲8ないし12のいずれか
において、その第3記憶手段は、各単位操作の内容とし
て処理プログラムを特定する情報のための領域と判定プ
ログラムを特定する情報のための領域を有し、かつ、そ
の処理手段は、実行開始条件が整つた単位操作の索出及
び実行とは独立に前記第2及び第3記憶手段を調査して
実行すべき判定プログラムを読出して実行する手段を含
むシーケンス制御装置。 - 【請求項14】特許請求の範囲13において、その第3
記憶手段は、更に各単位操作の内容として前記処理プロ
グラム又は判定プログラムの実行結果に応じて選択的に
実行される分岐プログラムを特定する情報のための領域
を有するシーケンス制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59090283A JPH0619650B2 (ja) | 1984-05-08 | 1984-05-08 | シーケンス制御方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59090283A JPH0619650B2 (ja) | 1984-05-08 | 1984-05-08 | シーケンス制御方法及び装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60235204A JPS60235204A (ja) | 1985-11-21 |
JPH0619650B2 true JPH0619650B2 (ja) | 1994-03-16 |
Family
ID=13994185
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59090283A Expired - Lifetime JPH0619650B2 (ja) | 1984-05-08 | 1984-05-08 | シーケンス制御方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0619650B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62295114A (ja) * | 1986-06-13 | 1987-12-22 | Okuma Mach Works Ltd | デイジタイジングデ−タへのシ−ケンス名付加方法 |
JPH02202604A (ja) * | 1989-02-01 | 1990-08-10 | Fanuc Ltd | 外部拡張型プログラマブル・コントローラ |
EP0509092A4 (en) * | 1990-11-06 | 1993-01-20 | Koyo Electronics Industries Co., Ltd. | Programmable controller |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5866114A (ja) * | 1981-10-15 | 1983-04-20 | Mitsubishi Electric Corp | プログラマブルコントロ−ラ |
-
1984
- 1984-05-08 JP JP59090283A patent/JPH0619650B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60235204A (ja) | 1985-11-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |