JP3456772B2 - プラント運転制御装置 - Google Patents

プラント運転制御装置

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JP3456772B2 JP28932294A JP28932294A JP3456772B2 JP 3456772 B2 JP3456772 B2 JP 3456772B2 JP 28932294 A JP28932294 A JP 28932294A JP 28932294 A JP28932294 A JP 28932294A JP 3456772 B2 JP3456772 B2 JP 3456772B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラントのプロセス量
に基づいてプラントを運転制御するプラント運転制御装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来のプラント運転制御装置の
構成図である。
【0003】図中、プラント運転制御装置100は、プ
ロセス入出力手段1と自動化インタロック格納部2と入
力点制限値格納部3と自動化進行管理手段4と自動化制
御ロジック格納部5と自動化制御手段6とからなる計算
機10と入力操作手段7とから構成されている。
【0004】ここで、プロセス入出力手段1はプラント
からプロセス量を入力点単位に定期的またはイベント発
生ごとに入力する一方、プラントに対して制御指令とし
て出力点単位にプロセス制御信号を出力する。自動化イ
ンタロック格納部2は、プロセス入出力手段1を介して
入力されるプロセス量に基づいて、プラントを構成する
各機器・設備を起動手順に従って順次起動していくため
の操作タイミング条件としてのインタロックを格納す
る。
【0005】入力点制限値格納部3は、自動化インタロ
ック格納部2のインタロックの条件の判定に用いるイン
タロック制限値である制御用制限値を格納する。
【0006】自動化進行管理手段4は、自動化インタロ
ック格納部2に格納されるインタロックを取込み入力点
制限値格納部3の制御制限値とプロセス量とによりイン
タロック条件の成立または不成立を演算して成立すると
き運転進行指令を出力する。
【0007】自動化制御ロジック格納部5は、プラント
へ制御指令を出力するための制御パラメータを含む制御
プログラムを格納する。
【0008】自動化制御手段6は、自動化進行管理手段
4からの運転進行指令により、プラントの状態を監視し
ながら、自動化制御ロジック格納部5の制御パラメータ
を含む制御プログラムの実行に基づいて処理を実行し、
該当機器・設備に対する制御指令を出力する。
【0009】入力操作手段7は、自動化インタロック格
納部2の制限値番号、入力点制限値格納部3の各制限値
および自動化制御ロジック格納部5の制御プログラムに
含まれる制御パラメータを設定/変更する。
【0010】以上の構成で、まず、プロセス入出力手段
1によってプラントのプロセス量が入力点毎に定期的ま
たはイベント発生時に入力される。自動化進行管理手段
4では、順次操作タイミング条件としてインタロックが
成立するか否かの演算が実行される。
【0011】すなわち、まず、自動化進行管理手段4は
図8に示すような自動化インタロック格納部2から順次
インタロックを取込みこのインタロックに記述される入
力点番号2aに対応するプロセス量を取込む。
【0012】さらに、自動化進行管理手段4は、図8に
示すように入力点制限値格納部3から自動化インタロッ
ク格納部2のインタロックの入力点番号2aに対応する
入力点番号3aと制限値番号3bとの項目を参照して制
御用制限値3cの項目から制御制限値を取込む。例え
ば、入力点番号「AA000」制限値番号「L1」では
「50.0」が取込まれる。
【0013】これによって、自動化進行管理手段4によ
ってタイミング条件としてのインタロックの演算が順次
され、インタロックが成立すると、つまり、タイミング
条件が成立したとして自動化制御手段6へ運転進行指令
が出力される。
【0014】自動化進行管理手段4から運転進行指令が
自動化制御手段6へ入力されると、今度は、図9に一例
を示す自動化制御ロジック格納部5の制御プログラムと
制御プログラムに記述される制御ロジックによって制御
信号が作成される。
【0015】詳細には、この制御プログラムnでは、現
時点のフィードバック信号プロセス値(Pt)がプロセ
ス入出力手段1から取込まれる(ステップ41)。続い
て、制御プログラムに記述される図9に下側に示す制御
目標値(Sn)が読込まれる(ステップ42)。
【0016】次に、制御用目標設定値(Sn)とフィー
ドバック信号プロセス値(Pt)とが比較され、制御プ
ログラムnの制御指令が目標値へ到達したか否かの判定
がされる。この判定で制御指令が目標値へ到達している
とき、制御が終了される(ステップ43)。
【0017】一方、目標値に到達していないと判定され
ると、次の式(1)により目標値変化率(R)が計算さ
れる(ステップ44)。
【0018】 目標値変化率(R)=〔(Sn−Pt)/(tn−t)〕−−−−(1) ここで、Sn=制御プログラムnの制御目標値 Pt=制御プログラムのフィードバック信号プロセス値 tn=制御プログラムnの目標到達時間 t1=現在時刻
【0019】上記計算された目標値変化率(R)と当該
制御プログラムの制御周期とに基づいて、次の式(2)
により制御指令出力値Pt+1を計算する(ステップ4
5)。
【0020】 制御指令出力値Pt+1=Pt+R×制御周期−−−−(2) ここで、Pt=制御プログラムnのフィードバックプロ
セス入力値 R=目標値変化率
【0021】上記制御指令出力値Pt+1が出力され
(ステップ46)、所定の制御遅延処理された後、上記
処理を繰り返す(ステップ47)。
【0022】以上の制御プログラムnが終了すると順次
制御プログラム(n+1)へ移行し、図10に示す一例
のように、制御プログラム1〜制御プログラム6に対応
して制御パラメータとして制御ロジック1〜6が用いら
れて制御指令である制御信号Sが作成され、プラントへ
出力される。この図では、制御プログラムの実行によっ
て時系列に制御信号が出力されている。
【0023】このような従来のプラント運転制御装置1
00では、自動化インタロック格納部2の各条件として
使用する入力点の制限値を変更する場合、例えば、図8
に示す自動化インタロック格納部2の各条件中の入力点
番号2aとその制限値番号2bを確認し、これら入力点
番号2aと制限値番号2bを基に、入力点制限値格納部
3の中から該当入力点の制御用制限値3cを検索して、
その数値を入力操作手段7により修正する。
【0024】また、従来のプラント運転制御装置100
では、自動化制御ロジック格納部5の制御パラメータと
しての制御用目標値や目標到達時間を変更する場合、例
えば、図10に示す目標値到達時間およびその目標値到
達時間を変更するとき、図9に示す制御パラメータ内の
制御ロジックの数値を各々入力操作手段7により変更す
る。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
図7に示すプラント運転制御装置100では、運転操作
毎に必要な制御パラメータや運転進行管理に必要なイン
タロック制限値の変更が容易でなく変更作業に多大な時
間と労力を要し、変更ミス等の発生するおそれもあっ
た。
【0026】第一に、従来のプラント運転制御装置10
0では、まず、インタロック条件の判定のために使用さ
れるインタロック制限値である入力点制限値は、入力点
制限値格納部3内に入力点番号順に制限値番号と対応し
て格納されているが、自動化インタロック格納部2に格
納されるあるインタロックで用いるある入力点番号が、
あるインタロックのみでなく他の複数のインタロックで
用いられている可能性がある。従って、入力点制限値格
納部3の制限値をあるインタロックのために変更する
と、他のインタロックで用いる制限値に影響を与える恐
れがある。
【0027】例えば、図8の左側に示すように入力点番
号「AA000」、制限値番号「L1」のとき制御用制
限値「50.0」が格納されており、右側の上段インタ
ロックの判定に用いられる(図示A矢印)。ところが、
他のインタロック条件でも(図示右側下段)でも入力点
番号「AA000」、制限値番号「L1」でも用いられ
ている(図示B矢印)。
【0028】このため、従来のプラント運転制御装置1
00では、ある1つのインタロック条件の中の1つの制
限値のみを変更しようとする場合、直ちに当該制限値の
番号に対応する制限値を変更するということができなか
った。この場合には、当該入力点番号の制限値番号3b
を他のインタロック条件として使用しているかどうかを
書類等で調査し、その使用の有無および制限値変更によ
る影響の有無を確認した後に、当該制限値を変更するよ
うにしていた。
【0029】上記調査の結果、他のインタロック条件と
は独立して制限値の変更を行う必要がある場合には、変
更の必要な入力点に対して新たに制限値番号および対応
する制限値を入力点制限値格納部3に登録して変更する
必要があった。
【0030】従って、1つの制限値を変更するために
は、オペレータは自動化インタロック格納部2と入力点
制限値格納部3の双方の対応を確認しながら行う必要が
あった。また、全てのインタロック条件に付いてその制
限値用の有無をチェックしなければならないため、変更
作業に多大な時間および労力を要すると共に、変更ミス
等を発生させるおそれがあった。
【0031】第二に、自動化制御ロジック格納部5の制
御パラメータとしての制御用設定値を変更する場合、個
々の制御プログラムに含まれる制御用設定値を調べつつ
変更していた。
【0032】例えば、図9に示すように制御プログラム
nに対応する制御目標値は、直ちに判るが、図10に示
すように制御指令が順次変化して行く場合、制御ロジッ
ク1の目標値を変更すれば、後のロジック2〜6の目標
値も一般に順次変更する必要となる。この場合、次に処
理をする制御プログラムの制御目標値も同様にその制御
プログラムに含まれているため、後の処理対象となる制
御指令に対する影響を調べることは容易でなかった。
【0033】このため、オペレータは複数の制御目標値
等に対して変更作業を行わなければならないと同時に、
各制御プログラムの内容等について、ある程度精通して
いる必要があるため、実行できるオペレータが限定され
てしまうと共に、オペレータの負担が増大するという問
題もあった。
【0034】そこで、本発明は、インタロック条件の判
定で用いる制御用制限値と制御指令の作成時に必要とす
る制御パラメータの変更を容易にできるプラント運転制
御装置を提供することを目的とする。
【0035】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
プラントから入力するプロセス量により、複数のインタ
ロックロジックで構成されるインタロック条件が成立し
たときに操作タイミングが成立したとして、複数の
御プログラムを順次用いて制御指令を作成し、プラント
へ出力しプラント運転を順次進行させるプラント運転制
御装置において、前記各インタロックロジックにインタ
ロック番号を付し、インタロック番号毎にそのインタロ
ックロジックとその演算に用いるプロセス入力点番号と
インタロック制限値番号とを格納する自動化インタロッ
ク格納部と、前記インタロック番号とインタロック制限
値番号とにより一意にインタロック制限値が定まるよう
にインタロック番号に対応させてインタロック制限値番
号とそのインタロック制限値を順次格納するインタロッ
ク制限値格納部と、前記インタロック制限値格納部
納されたインタロック番号とインタロック制限値番号と
からインタロック制限値を変更するインタロック制限値
管理手段と、前記インタロック制限値管理手段へインタ
ロック番号とインタロック制限値番号を特定してインタ
ロック制限値の変更を要求する入力操作手段と、前記自
動化インタロック格納部からインタロック番号に対応す
るプロセス入力点番号とインタロック制限値番号とイン
タロックロジックとを順次取込み、前記インタロック制
限値格納部からインタロック番号に対応する前記インタ
ロック制限値番号のインタロック制限値を順次取込み、
プラントから前記プロセス入力点番号のプロセス量を取
込み、前記インタロック条件の成立または不成立を判定
し、条件が成立したとき、前記操作タイミングが成立し
たとする自動化進行管理手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0036】請求項2に係る発明は、プラントから入力
するプロセス量により、複数のインタロックロジックで
構成されるインタロック条件が成立したときに操作タ
イミングが成立したとして、複数の制御プログラムを
用いて制御指令を作成し、プラントへ出力しプラント
運転を順次進行させるプラント運転制御装置において、
前記各制御プログラムに順番に自動化制御ロジック番号
を付し運転順序に従って順次格納する自動化制御ロジッ
ク格納部と、前記制御指令を作成するため各制御プログ
ラムで使用する制御用設定値を運転順序に従って順次自
動化制御ロジック番号に対応して格納する制御用設定値
格納部と、前記制御用設定値格納部に格納されている制
御用設定値を変更する制御用設定値管理手段と、前記
御用設定値管理手段へ自動化制御ロジック番号を特定
し、制御用設定値変更要求する入力操作手段と、前
記インタロック条件が成立したと判定されたとき、前記
自動化制御ロジック格納部から制御プログラムを順次
込み、前記制御用設定値格納部から制御プログラムに用
いる制御用設定値を順次取込み、制御プログラムの実行
によって前記制御指令を順次作成する自動化制御手段と
を備えることを特徴とする。
【0037】請求項3に係る発明は、請求項2に係る発
明において、前記制御用設定値格納部に格納される時系
列な制御用設定値を取出して表示器にグラフ表示すると
共に、このグラフ表示の任意のポイントを入力操作手段
からの要求によって変更することにより前記時系列な制
御用設定値を変更する表示制御手段を付加したことを特
徴とする。
【0038】請求項4に係る発明は、プラントから入力
するプロセス量により、複数のインタロックロジックで
構成されるインタロック条件が成立したときに操作タ
イミングが成立したとして、複数の制御プログラムを
用いて制御指令を作成し、プラントへ出力しプラント
運転を順次進行させるプラント運転制御装置において、
前記各インタロックロジックにインタロック番号を付
し、インタロック番号毎にそのインタロックロジックと
その演算に用いるプロセス入力点番号とインタロック制
限値番号とを格納する自動化インタロック格納部と、
インタロック番号とインタロック制限値番号とにより
一意にインタロック制限値が定まるようにインタロック
番号に対応させてインタロック制限値番号とそのインタ
ロック制限値を順次格納するインタロック制限値格納部
と、前記インタロック制限値格納部格納されたインタ
ロック番号とインタロック制限値番号とからインタロッ
ク制限値を変更するインタロック制限値管理手段と、前
記自動化インタロック格納部からインタロック番号に対
応するプロセス入力点番号とインタロック制限値番号と
インタロックロジックとを順次取込み、前記インタロッ
ク制限値格納部からインタロック番号に対応する前記イ
ンタロック制限値番号のインタロック制限値を順次取込
み、プラントから前記プロセス入力点番号のプロセス量
を取込み、前記インタロック条件の成立または不成立を
判定し、条件が成立したとき、前記操作タイミングが
立したとする自動化進行管理手段と、前記各制御プログ
ラムに順番に自動化制御ロジック番号を付し格納する自
動化制御ロジック格納部と、前記制御指令を作成するた
め各制御プログラムで使用する制御用設定値を運転順序
に従って順次自動化制御ロジック番号に対応して格納す
る制御用設定値格納部と、前記制御用設定値格納部に格
納されている制御用設定値を変更する制御用設定値管理
手段と、前記インタロック条件が成立したと判定された
とき、前記自動化制御ロジック格納部から制御プログラ
ムを順次取込み、前記制御用設定値格納部から制御プロ
グラムに用いる制御用設定値を順次取込み、制御プログ
ラムの実行によって前記制御指令を順次作成する自動化
制御手段と、前記インタロック制限値管理手段へインタ
ロック番号とインタロック制限値番号とを特定してイン
タロック制限値変更要求を入力する一方、前記制御
用設定値管理手段へ自動化制御ロジック番号を特定し、
制御用設定値変更要求する入力操作手段とを備える
ことを特徴とする。
【0039】
【作用】請求項1のプラント運転制御装置によれば、自
動化インタロック格納部に、インタロック番号に対応し
てインタロック制限値番号とそのインタロック制限値と
が格納されているからインタロック番号とインタロック
制限値番号を特定すれば、一意にインタロック制限値が
確定する。これによって、オペレータが前記インタロッ
ク制限値を変更するとき、インタロック番号とインタロ
ック制限値番号を特定して入力操作手段を介してインタ
ロック制限値管理手段から変更要求すれば、インタロッ
ク制限値の変更ができる。従って、他のインタロックで
使用されているか否かの調査のため多大の時間や労力が
不要となり、変更に伴う誤りを防止することができる。
【0040】また、請求項2のプラント運転制御装置に
よれば、制御用設定値格納部に自動化制御ロジック番号
に対応させて制御プログラムに用いる制御用制限値が運
転順序に従って順次格納されているから変更対象の制御
用設定値の前後にある制御用制限値も直ちに判る。これ
によって、オペレータが変更対象の制御用設定値を変更
したとき他の制御用制限値をどのように変更すればよい
か変更しないでもよいのかの判断が容易にできる。従っ
て、従来のようにそれぞれの制御プログラム中の制御用
設定値を個々に調べるという大変な手間と時間とが不要
となる。
【0041】また、請求項3の発明によれば、時系列な
制御用設定値が取出されて表示器にグラフ表示される。
このグラフ表示の任意のポイントが入力操作手段からの
要求によって変更されると、時系列な制御用設定値が変
更される。これにより、制御設定値が視覚的に表示され
るから変更が容易にできる。
【0042】また、請求項4のプラント運転制御装置に
よれば、自動化インタロック格納部に、インタロック番
号に対応してインタロック制限値番号とそのインタロッ
ク制限値とが格納されているからインタロック番号とイ
ンタロック制限値番号を特定すれば、一意にインタロッ
ク制限値が確定する。これによって、オペレータが前記
インタロック制限値を変更するとき、インタロック番号
とインタロック制限値番号を特定して入力操作手段を介
してインタロック制限値管理手段から変更要求すれば、
インタロック制限値の変更ができる。従って、他のイン
タロックで使用されているか否かの調査のため多大の時
間や労力が不要となり、変更に伴う誤りを防止すること
ができる。また、制御用設定値格納部には自動化制御ロ
ジック番号に対応させて制御プログラムに用いる制御用
制限値が運転順序に従って順次格納されているから変更
対象の制御用設定値の前後にある制御用制限値も直ちに
判る。これによって、オペレータが変更対象の制御用設
定値を変更したとき他の制御用制限値をどのように変更
すればよいか変更しないでもよいのかの判断が簡単にで
きる。従って、従来のようにそれぞれの制御プログラム
中の制御用設定値を個々に調べるという大変な手間と時
間とが不要となる。
【0043】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0044】図1は、本発明の第1実施例を示すプラン
ト運転制御装置のブロック構成図であり、従来例を示す
図7と同一符号は、同一部分または相当部分を示し、両
者が異なる主な点は、自動化インタロック格納部2の代
わりに自動化インタロック格納部11を設け、入力点制
限値格納部3の代わりにインタロック制限値格納部12
とインタロック制限値管理手段13とを設け、さらに、
自動化進行管理手段4の代わりに自動化進行管理手段1
4を設け、インタロック制限値の変更を容易にしたこと
である。
【0045】ここで、自動化インタロック格納部11
は、インタロック番号毎に演算に用いるプロセス入力点
番号とインタロック制限値番号とロジックとを記述す
る。インタロック制限値格納部12は、自動化インタロ
ック格納部11のロジックに用いるインタロック制限値
番号とそのインタロック制限値をインタロック番号に対
応させてインタロック番号とインタロック制限値番号と
により一意にインタロック制限値が定まるようにインタ
ロック番号毎に順次格納する。インタロック制限値管理
手段13は、インタロック制限値格納部12へ格納され
たインタロック番号とインタロック制限値番号とからイ
ンタロック制限値を変更する。自動化進行管理手段14
は、自動化インタロック格納部11からインタロック番
号に対応するプロセス入力点番号とインタロック制限値
番号とロジックとを取込み、インタロック制限値格納部
12からインタロック番号に対応する前記インタロック
制限値番号のインタロック制限値を取込みプロセス入出
力手段1を介して前記プロセス入力点番号のプロセス量
を取込みインタロック条件の成立または不成立を判定し
て、この判定で前記条件が成立したとき、前記タイミン
グ条件が成立したとする。
【0046】以上の構成で、プロセス入出力手段1によ
って、プラントのプロセス量が入力され、自動化進行管
理手段14により自動化インタロック格納部11の全イ
ンタロック条件が一定の周期により演算され、プラント
を運転進行させるタイミング条件としてインタロック条
件の成立または不成立が判定される。すなわち、自動化
インタロック格納部11は、図2に示すようにインタロ
ック番号11a毎に構成されインタロック11bを記述
すると共に、入力点番号11cと制限値番号11dから
なっている。これに対して、インタロック制限値格納部
12は、図2に示すように、インタロック番号11aに
対応するインタロック番号12aと条件番号12bと条
件番号12bに対応する制限値番号12cとからなって
いる。
【0047】自動化進行管理手段14では、例えば、図
2に示すインタロック番号100番の条件番号1の条件
を演算するとき、まず、入力点番号AA000に対応す
る制限値番号L1〜L3を取出し、これらインタロック
番号100、条件番号1、制限値番号L1〜L3の情報
をインタロック制限値管理手段13に渡す。これに伴
い、インタロック制限値管理手段13がこの情報を基に
インタロック制限値格納部12からインタロック番号1
00,条件番号1の制限値番号L1〜L3のそれぞれの
インタロック制限値としての制限値「10」,「0」,
「50」を取出して、自動化進行管理手段14へ渡す。
【0048】自動化進行管理手段14は、この制限値と
プロセス入出力手段1から入力した「AA000」のプ
ロセス量とを比較演算することによって当該インタロッ
ク条件の成立/不成立状態を判定する。
【0049】上記自動化進行管理手段14の処理によっ
てタイミング条件としてのインタロック条件が成立する
と、運転進行指令が自動化制御手段6へ出力される。運
転進行指令が入力すると自動化制御手段6は自動化制御
ロジック格納部5に格納される制御指令を作成する制御
プログラムに従って制御指令を作成しプロセス入出力手
段1を介して出力する。
【0050】ところで、図2に示す自動化インタロック
格納部11のインタロックに用いるインタロック制限値
としての制限値を変更するとき、入力操作手段7からオ
ペレータがインタロック番号11a、条件番号11bお
よび制限値番号11cをキーワードとして、制限値の数
値を入力操作する。制御用設定値管理手段18は、上記
キーワードによりインタロック制限値格納部12の中の
対応するインタロック番号12aと条件番号12bと制
限値番号12cの項を検索して制限値12dの項の数値
を変更する。
【0051】例えば、図2に示すインタロック制限値格
納部12のインタロック番号「100」の条件「1」の
制限値番号「L1」と制御値「10」を変更するとき、
入力操作手段7からオペレータがインタロック番号「1
00」,条件「1」,制限値番号「L1」と入力する。
こうすれば、インタロック制限値管理手段13によって
インタロック制限値格納部12の対応する制限値12d
の項が検索されオペレータが制限値を入力することによ
り制限値が変更される。
【0052】このとき、インタロック番号「100」,
条件「1」,制限値番号「L1」に対応するインタロッ
ク制限値格納部12の制限値12dの項は一つしか存在
しないから上記オペレータの操作によってインタロック
制限値格納部12の他の項の内容が変更されることがな
い。
【0053】このように自動化インタロック格納部11
には、インタロック番号に対応してインタロック制限値
番号とそのインタロック制限値とが格納されているから
インタロック番号とインタロック制限値番号を特定すれ
ば、一意にインタロック制限値が確定する。これによっ
て、オペレータがインタロック制限値を変更するとき、
インタロック番号とインタロック制限値番号を特定して
入力操作手段7を介してインタロック制限値管理手段1
3から変更要求すれば、インタロック制限値の変更がで
きる。従って、他のインタロックで使用されているか否
かの調査のため多大の時間や労力が不要となり、変更に
伴う誤りを防止することができる。
【0054】図3は、本発明の第2実施例を示すプラン
ト運転制御装置のブロック構成図である。
【0055】図3が従来例を示す図7と同一符号は、同
一部分または相当部分を示し、両者が異なる主な点は、
自動化制御ロジック格納部5の代わりに自動化制御ロジ
ック格納部15を設け、自動化制御手段6の代わりに自
動化制御手段16を設け、その上制御用設定値格納部1
7と制御用設定値管理手段18を設け、制御パラメータ
としての設定値の変更を容易にしたことである。
【0056】ここで、制御用設定値格納部17は、制御
指令を作成するために必要とする制御パラメータとして
の制御用設定値を運転順序に従って順次自動化制御ロジ
ック番号に対応して格納する。制御用設定値管理手段1
8は、制御用設定値格納部17に格納されている制御用
設定値を変更する。
【0057】さらに、自動化制御ロジック格納部15
は、自動化制御ロジック番号に対応する制御プログラム
番号の制御プログラムを格納する。自動自動化制御手段
16は、インタロック条件が成立したときに、運転進行
指令を入力して前記自動化制御ロジック格納部15から
制御プログラムを取込み制御用設定値格納部17から制
御プログラムに用いる制御用設定値を取込み、制御プロ
グラムの実行によって制御指令を作成する。
【0058】以上の構成で、プロセス入出力手段1によ
ってプラントのプロセス量が入力される。次に、自動化
進行管理手段4によって自動化インタロック格納部2の
インタロックが取出され、インタロックの記述される制
御値が入力点制限値格納部3から取出され、さらに、入
力点番号のプロセス量がプロセス入出力手段1を介して
取出され、自動化進行管理手段4によつてインタロック
条件の成立または不成立が判定される。インタロックの
条件が成立すると、運転進行指令が自動化制御手段16
へ出力される。
【0059】次に、自動化制御手段16の作用を図4に
示す処理手順に従って説明すると、自動化制御手段16
によって自動化制御ロジック格納部15から制御プログ
ラム番号、例えば、「3」に対応する制御プログラムが
取出され、まず、フィードバック信号プロセス値(P
t)が入力される(ステップ51)。
【0060】さらに、自動化制御ロジック番号における
最終の目標値17cおよび目標値到達時間17bが時系
列に保存されている制御用設定値格納部17から制御用
設定値管理手段18を介して制御用目標設定値が入力さ
れる(図示鎖線矢印)(ステップ52)。
【0061】次に、制御用目標設定値(Sn)とフィー
ドバック信号プロセス値(Pt)とが比較され、自動化
制御ロジック番号の制御指令が目標値へ到達したか否か
の判定がされる。この判定で制御指令が目標値へ到達し
ているとき、制御プログラムが終了される(ステップ5
3)。
【0062】一方、目標値に到達していないと判定され
ると、次の式(3)により目標値変化率(R)が計算さ
れる(ステップ54)。
【0063】 目標値変化率(R)=〔(Sn−Pt)/(tn−t)〕−−−−(3) ここで、Sn=制御プログラムnの制御目標値 Pt=制御プログラムのフィードバック信号プロセス値 tn=制御プログラムnの目標到達時間 t1=現在時刻
【0064】上記計算された目標値変化率(R)と制御
プログラムの制御周期とに基づいて、次の式(4)によ
り制御指令出力値Pt+1が計算される(ステップ5
5)。
【0065】 制御指令出力値Pt+1=Pt+R×制御周期−−−−(4) ここで、Pt=今回のフィードバックプロセス入力値 R=目標値変化率
【0066】上記制御指令出力値Pt+1が出力され
(ステップ56)、制御遅延処理後に、上記処理が繰り
返される(ステップ57)。上記処理で自動化制御手段
16によって作成される制御指令がプロセス入出力手段
1を介してプラントへ出力される。
【0067】ところで、上記の制御プログラムでは、制
御用設定値格納部17に格納されている制御パラメータ
としての目標到達時間や目標値の変更するとき、オペレ
ータが入力操作手段7から制御用設定値格納部17に時
系列に順次格納されている目標到達時間や目標値を変更
する。
【0068】例えば、制御プログラム番号「n=3」に
対応する自動化制御ロジック番号「3」の目標値「8
0」を「100」に変更する。この場合、目標値や制御
目標値が図9に示す従来のように制御プログラムの中に
制御ロジック記述されておらず、別制御用設定値格
納部17に時系列に順次自動化制御ロジック番号に対
して目標到達時間と目標値とが格納されている。
【0069】例えば、自動化制御ロジック番号「3」の
目標値「80」を「100」に変更した後、次の自動化
制御ロジック番号「4」への影響が直ちに判るから他の
自動化ロジックの目標値を変更する必要が生じるか否か
も直ちに判る。
【0070】このように制御用設定値格納部17には自
動化制御ロジック番号に対応させて制御プログラムに用
いる制御用制限値が運転順序に従って順次格納されてい
るから変更対象の制御用設定値の前後にある制御用制限
値も直ちに判る。これによって、オペレータが変更対象
の制御用設定値を変更したとき他の制御用制限値をどの
ように変更すればよいか変更しないでもよいのかを容易
に判断することができる。従って、従来のようにそれぞ
れの制御プログラム中の制御用設定値を個々に調べると
いう大変な手間と時間とが不要となる。
【0071】図5は、本発明の第3実施例を示すプラン
ト運転制御装置のブロック構成図である。
【0072】図5が従来例を示す図7と同一符号は、同
一部分または相当部分を示し、両者が異なる主な点は、
自動化インタロック格納部2と入力点制限値格納部3と
自動化進行管理手段4との代わりに自動化インタロック
格納部11とインタロック制限値格納部12とインタロ
ック制限値管理手段13と自動化進行管理手段14とを
設ける一方、自動化制御手段6の代わりに自動化制御ロ
ジック格納部15と自動化制御手段16とを設け、さら
に、制御用設定値格納部17と制御用設定値管理手段1
8と表示制御手段19と表示器20とを設けたことであ
る。
【0073】ここで、自動化インタロック格納部11
は、インタロック番号毎に演算に用いるプロセス入力点
番号とインタロック制限値番号とロジックとを記述す
る。インタロック制限値格納部12は、自動化インタロ
ック格納部11のロジックに用いるインタロック制限値
番号とそのインタロック制限値をインタロック番号に対
応させてインタロック番号とインタロック制限値番号と
により一意にインタロック制限値が定まるようにインタ
ロック番号毎に順次格納する。
【0074】インタロック制限値管理手段13は、イン
タロック制限値格納部12へ格納されたインタロック番
号とインタロック制限値番号とからインタロック制限値
を変更する。自動化進行管理手段14は、自動化インタ
ロック格納部11からインタロック番号に対応するプロ
セス入力点番号とインタロック制限値番号とロジックと
を取込み、インタロック制限値格納部12からインタロ
ック番号に対応するインタロック制限値番号のインタロ
ック制限値を取込みプロセス入出力手段1を介して前記
プロセス入力点番号のプロセス量を取込みインタロック
条件の成立または不成立を判定して、この判定で前記条
件が成立したとき、タイミング条件が成立したとする。
【0075】さらに、自動化制御ロジック格納部15
は、自動化制御ロジック番号に対応する制御プログラム
番号の制御プログラムを格納する。自動自動化制御手段
16は、インタロック条件が成立したときに、自動化制
御ロジック格納部15から制御プログラムを取込み制御
用設定値格納部17から制御プログラムに用いる制御用
設定値を取込み、制御プログラムの実行によって制御指
令を作成する。
【0076】制御用設定値格納部17は、制御指令を作
成するために必要とする制御用設定値を運転順序に従っ
て順次自動化制御ロジック番号に対応して格納する。制
御用設定値管理手段18は、制御用設定値格納部17に
格納されている制御用設定値を変更する。
【0077】以上の構成で、プロセス入出力手段1によ
って、プラントのプロセス量が入力され、自動化進行管
理手段14により自動化インタロック格納部11の全イ
ンタロック条件が一定の周期により演算され、プラント
を進行させるタイミング条件としてのインタロック条件
の成立または不成立が判定される。
【0078】この場合に、自動化インタロック格納部1
1には、図2で説明したと同様に、インタロック番号に
対応してインタロック制限値番号とそのインタロック制
限値とが格納されているからインタロック番号とインタ
ロック制限値番号を特定すれば、一意にインタロック制
限値が確定する。これによって、オペレータがインタロ
ック制限値を変更するとき、インタロック番号とインタ
ロック制限値番号を特定して入力操作手段7を介してイ
ンタロック制限値管理手段13から変更要求すれば、イ
ンタロック制限値の変更ができる。従って、他のインタ
ロックで使用されているか否かの調査のため多大の時間
や労力が不要となり、変更に伴う誤りを防止することが
できる。
【0079】次に、インタロックの条件が成立すると、
運転進行指令が自動化制御手段16へ出力される。
【0080】自動化制御手段16では、図4で説明した
と同様に、自動化制御手段16によって自動化制御ロジ
ック格納部15から制御プログラム番号に対応する制御
プログラムが取出され、フィードバック信号プロセス値
と制御用設定値格納部17から制御用設定値管理手段1
8を介して制御用目標設定値が入力される。
【0081】そして、制御用目標設定値とフィードバッ
ク信号プロセス値とが比較されて所定の演算が制御プロ
グラムによって実行され、制御指令が作成され、プロセ
ス入出力手段1を介してプラントへ出力される。
【0082】ところで、上記の制御プログラムでは、制
御用設定値格納部17に格納されている目標到達時間や
目標値の変更するとき、オペレータが入力操作手段7か
ら制御用設定値格納部17に格納されている目標到達時
間や目標値を変更する。
【0083】この場合に、制御用設定値格納部17には
自動化制御ロジック番号に対応させて制御プログラムに
用いる制御用制限値が運転順序に従って順次格納されて
いるから変更対象の制御用設定値の前後にある制御用制
限値も直ちに判る。これによって、オペレータが変更対
象の制御用設定値を変更したとき他の制御用制限値をど
のように変更すればよいか変更しないでもよいのか判断
が容易にできる。従って、従来のようにそれぞれの制御
プログラム中の制御用設定値を個々に調べるという大変
な手間と時間とが不要となる。
【0084】また、表示制御手段19によって図10で
説明したと同様の制御指令Sを表示器20へ図6に示す
ように表示させる。この表示器20の制御指令S上でオ
ペレータが入力操作手段7から表示を見ながら制御指令
の変更をする。
【0085】例えば、今、表示器20に表示される制御
指令Sのパターン内で任意のポイントa(時刻t1)を
ポイントb(時刻t2)へ移動して変更すると、制御用
設定値管理手段18によって図示鎖線で示すように目標
値と目標値到達時間を追加または変更することができ
る。
【0086】以上の処理を行うことにより、個々の自動
化制御ロジックの各制御用設定値を一連の時系列な情報
として関連して認識することができ、視覚によって全体
的に把握できるから簡単にその変更作業を行うことがで
きる。
【0087】このように、従来に比べて変更作業に関わ
る時間が短縮され、その負担の軽減を図ることができ、
変更作業を単純化することによって誤った変更作業を防
止できる。
【0088】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、インタロック番号とインタロック制限値番号を特
定すれば、一意にインタロック制限値が確定するように
自動化制御ロジック格納部を構成したためにオペレータ
がインタロック制限値を変更するとき、他のインタロッ
クで使用されているか否かの調査のため多大の時間や労
力が不要となり、変更に伴う誤りを防止することができ
る。
【0089】また、請求項2の発明によれば、制御プロ
グラムに用いる制御用制限値が運転順序に従って順次格
納されているから変更対象の制御用設定値の前後にある
制御用制限値も直ちに判る。従って、ある制御用制限値
を変更するとき従来のようにそれぞれの制御プログラム
中の制御用設定値を個々に調べるという大変な手間と時
間とが不要となる。
【0090】また、請求項3の発明によれば、時系列な
制御用設定値が取出されて表示器にグラフ表示され、グ
ラフ表示の任意のポイントが入力操作手段からの要求に
よって変更されると、時系列な制御用設定値が変更され
る。従って、制御設定値が視覚的に表示されるから変更
が容易にできる。
【0091】また、請求項4の発明によれば、インタロ
ック番号とインタロック制限値番号を特定すれば、一意
にインタロック制限値が確定するように自動化制御ロジ
ック格納部を構成したためにオペレータがインタロック
制限値を変更するとき、他のインタロックで使用されて
いるか否かの調査のため多大の時間や労力が不要とな
り、変更に伴う誤りを防止することができる。また、制
御プログラムに用いる制御用制限値が運転順序に従って
順次格納されているから変更対象の制御用設定値の前後
にある制御用制限値も直ちに判る。従って、ある制御用
制限値を変更するとき従来のようにそれぞれの制御プロ
グラム中の制御用設定値を個々に調べるという大変な手
間と時間とが不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すプラント運転制御装
置の構成図である。
【図2】図1のプラント運転制御装置に備える自動化進
行管理手段の作用を示す説明図である。
【図3】本発明の第2実施例を示すプラント運転制御装
置の構成図である。
【図4】図3のプラント運転制御装置に備える自動化制
御手段の作用を示す説明図である。
【図5】本発明の第3実施例を示すプラント運転制御装
置の構成図である。
【図6】図5のプラント運転制御装置に備える表示制御
手段の作用を示す説明図である。
【図7】従来例を示すプラント運転制御装置の構成図で
ある。
【図8】図7のプラント運転制御装置において制御用制
限値を変更する場合を示す説明図である。
【図9】図7のプラント運転制御装置において目標値を
変更する場合を示す説明図である。
【図10】図7のプラント運転制御装置に備える自動化
制御手段により作成される制御指令の一例を示す説明図
である。
【符号の説明】
1 プロセス入出力手段 2 自動化インタロック格納部 3 入力点制限値格納部 4 自動化進行管理手段 5 自動化制御ロジック格納部 6 自動化制御手段 7 入力操作手段 10 計算機 11 自動化インタロック格納部 12 インタロック制限値格納部 13 インタロック制限値管理手段 14 自動化進行管理手段 15 自動化制御ロジック格納部 16 自動化制御手段 17 制御用設定値格納部 18 制御用設定値管理手段 19 表示制御手段 20 表示器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05B 23/02 G05B 9/02 G05B 19/048 G05B 19/05

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラントから入力するプロセス量によ
    、複数のインタロックロジックで構成されるインタロ
    ック条件が成立したときに操作タイミングが成立した
    として、複数の制御プログラムを順次用いて制御指令を
    作成し、プラントへ出力しプラント運転を順次進行させ
    プラント運転制御装置において、前記各インタロックロジックにインタロック番号を付
    し、 インタロック番号毎にそのインタロックロジックと
    その演算に用いるプロセス入力点番号とインタロック制
    限値番号とを格納する自動化インタロック格納部と、前記 インタロック番号とインタロック制限値番号とによ
    り一意にインタロック制限値が定まるようにインタロッ
    ク番号に対応させてインタロック制限値番号とそのイン
    タロック制限値を順次格納するインタロック制限値格納
    部と、前記 インタロック制限値格納部格納されたインタロッ
    ク番号とインタロック制限値番号とからインタロック制
    限値を変更するインタロック制限値管理手段と、前記 インタロック制限値管理手段へインタロック番号と
    インタロック制限値番号を特定してインタロック制限値
    の変更を要求する入力操作手段と、 前記自動化インタロック格納部からインタロック番号に
    対応するプロセス入力点番号とインタロック制限値番号
    とインタロックロジックとを順次取込み、前記インタロ
    ック制限値格納部からインタロック番号に対応する前記
    インタロック制限値番号のインタロック制限値を順次
    込み、プラントから前記プロセス入力点番号のプロセス
    量を取込み、前記インタロック条件の成立または不成立
    を判定し、条件が成立したとき、前記操作タイミングが
    成立したとする自動化進行管理手段とを備えたことを特
    徴とするプラント運転制御装置。
  2. 【請求項2】 プラントから入力するプロセス量によ
    、複数のインタロックロジックで構成されるインタロ
    ック条件が成立したときに操作タイミングが成立した
    として、複数の制御プログラムを順次用いて制御指令を
    作成し、プラントへ出力しプラント運転を順次進行させ
    プラント運転制御装置において、前記各制御プログラムに順番に自動化制御ロジック番号
    を付し運転順序に従って順次 格納する自動化制御ロジッ
    ク格納部と、前記制御指令を作成するため各制御プログラムで使用す
    制御用設定値を運転順序に従って順次自動化制御ロジ
    ック番号に対応して格納する制御用設定値格納部と、前記 制御用設定値格納部に格納されている制御用設定値
    を変更する制御用設定値管理手段と、前記 制御用設定値管理手段へ自動化制御ロジック番号を
    特定し、制御用設定値変更要求する入力操作手段
    と、 前記インタロック条件が成立したと判定されたとき、前
    記自動化制御ロジック格納部から制御プログラムを順次
    取込み、前記制御用設定値格納部から制御プログラムに
    用いる制御用設定値を順次取込み、制御プログラムの実
    行によって前記制御指令を順次作成する自動化制御手段
    とを備えることを特徴とするプラント運転制御装置。
  3. 【請求項3】 前記制御用設定値格納部に格納される時
    系列な制御用設定値を取出して表示器にグラフ表示する
    と共に、このグラフ表示の任意のポイントを入力操作手
    段からの要求によって変更することにより前記時系列な
    制御用設定値を変更する表示制御手段を付加したことを
    特徴とする請求項2記載のプラント運転制御装置。
  4. 【請求項4】 プラントから入力するプロセス量によ
    、複数のインタロックロジックで構成されるインタロ
    ック条件が成立したときに操作タイミングが成立した
    として、複数の制御プログラムを順次用いて制御指令を
    作成し、プラントへ出力しプラント運転を順次進行させ
    プラント運転制御装置において、前記各インタロックロジックにインタロック番号を付
    し、 インタロック番号毎にそのインタロックロジックと
    その演算に用いるプロセス入力点番号とインタロック制
    限値番号とを格納する自動化インタロック格納部と、前記 インタロック番号とインタロック制限値番号とによ
    り一意にインタロック制限値が定まるようにインタロッ
    ク番号に対応させてインタロック制限値番号とそのイン
    タロック制限値を順次格納するインタロック制限値格納
    部と、前記 インタロック制限値格納部格納されたインタロッ
    ク番号とインタロック制限値番号とからインタロック制
    限値を変更するインタロック制限値管理手段と、 前記自動化インタロック格納部からインタロック番号に
    対応するプロセス入力点番号とインタロック制限値番号
    とインタロックロジックとを順次取込み、前記インタロ
    ック制限値格納部からインタロック番号に対応する前記
    インタロック制限値番号のインタロック制限値を順次
    込み、プラントから前記プロセス入力点番号のプロセス
    量を取込み、前記インタロック条件の成立または不成立
    を判定し、条件が成立したとき、前記操作タイミングが
    成立したとする自動化進行管理手段と、前記各制御プログラムに順番に自動化制御ロジック番号
    を付し 格納する自動化制御ロジック格納部と、前記制御指令を作成するため各制御プログラムで使用す
    制御用設定値を運転順序に従って順次自動化制御ロジ
    ック番号に対応して格納する制御用設定値格納部と、前記 制御用設定値格納部に格納されている制御用設定値
    を変更する制御用設定値管理手段と、 前記インタロック条件が成立したと判定されたとき、前
    記自動化制御ロジック格納部から制御プログラムを順次
    取込み、前記制御用設定値格納部から制御プログラムに
    用いる制御用設定値を順次取込み、制御プログラムの実
    行によって前記制御指令を順次作成する自動化制御手段
    と、 前記インタロック制限値管理手段へインタロック番号と
    インタロック制限値番号とを特定してインタロック制限
    変更要求を入力する一方、前記制御用設定値管理
    手段へ自動化制御ロジック番号を特定し、制御用設定値
    変更要求する入力操作手段とを備えることを特徴と
    するプラント運転制御装置。
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