JPH0619592U - 台所等用キャビネットにおける収容装置 - Google Patents
台所等用キャビネットにおける収容装置Info
- Publication number
- JPH0619592U JPH0619592U JP1624492U JP1624492U JPH0619592U JP H0619592 U JPH0619592 U JP H0619592U JP 1624492 U JP1624492 U JP 1624492U JP 1624492 U JP1624492 U JP 1624492U JP H0619592 U JPH0619592 U JP H0619592U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mounting
- mounting member
- base material
- cabinet
- width
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 キャビネット本体の開口抽出し部の開口巾が
メーカーによって異なることから、設置する収容部材を
開口巾の寸法にそれぞれ合わせて製造しなければならな
い手数がありかつコスト高となっていたことの欠点を除
去することを目的とする。 【構成】 左右の軌条の内側に取付ける基材の端部に左
右に被掛合部を突設した比較的長い定置部を設け、この
定置部の任意位置に掛合固定する取付部材を設け、この
取付部材の上面部には取付溝を設け、キャビネット本体
の開口抽出し部の巾間隔に合わせて前記取付部材の前記
基体の定置部への設定位置を変え得るように成る。 【効果】 収容部材を取付ける取付部材の基材定置部へ
の設定位置を、開口抽出し部の巾間隔の相違に常に合わ
せて決めることができ、同一の収容部材の量産化を実現
し、キャビネットのコストを安価にすることができる。
メーカーによって異なることから、設置する収容部材を
開口巾の寸法にそれぞれ合わせて製造しなければならな
い手数がありかつコスト高となっていたことの欠点を除
去することを目的とする。 【構成】 左右の軌条の内側に取付ける基材の端部に左
右に被掛合部を突設した比較的長い定置部を設け、この
定置部の任意位置に掛合固定する取付部材を設け、この
取付部材の上面部には取付溝を設け、キャビネット本体
の開口抽出し部の巾間隔に合わせて前記取付部材の前記
基体の定置部への設定位置を変え得るように成る。 【効果】 収容部材を取付ける取付部材の基材定置部へ
の設定位置を、開口抽出し部の巾間隔の相違に常に合わ
せて決めることができ、同一の収容部材の量産化を実現
し、キャビネットのコストを安価にすることができる。
Description
【0001】
本考案は、一般家庭の台所や業務用の調理場等において使用するキャビネット に関するものである。
【0002】
本考案の出願人は、台所等用キャビネットの内部に設置する篭体や棚板体など のメーカーであるが、キャビネットは通常木製であるとともにその左右の枠縁部 巾がキャビネットメーカーによってそれぞれ異なる寸法になる(いまだJISは ない。)ため、抽出し部の間口巾が一定せず、下請メーカーとしてはそれぞれに 合わせて篭体や棚板などの収容部材を製造しなければならない手数があり、同一 物の量産化をすることができないから、コスト高にもなっていた。
【0003】
そこで、前記のようなキャビネットにおける抽出し部の間口巾が各社一定しな くても、キャビネット内部に設置する収容部材のメーカーが、その各間口巾に合 わせてそれぞれ別個のものを製造せずにすむことができる機構を提供することを 目的とするものである。
【0004】
本考案は、左右の軌条の内側に取付ける基材の端部に左右に被掛合部を突設し た比較的長い定置部を設け、この定置部の任意位置に掛合固定する取付部材を設 け、この取付部材の上面部には取付溝を設け、キャビネット本体の開口抽出し部 の巾間隔に合わせて前記取付部材の前記基体の定置部への設定位置を変え得るよ うにして成る装置である。
【0005】
メーカーとしては、キャビネット本体の内部に収容する各種の収容部材(篭体 など)の大きさや横巾はすべて一定のものをキャビネット本体のメーカーに出荷 すればよいが、その際に、本考案にかかる取付部材等をセット用に用意して同時 に出荷する。
【0006】 収容部材をキャビネット本体内部にセットするときは、その開口抽出し部の間 隔巾を見て、収容部材の左右両端部を取付ける取付部材の位置を、軌条の内側部 に設置している基材の定置部の外側寄りか又は内側よりかの適当な位置を見て設 定して固定する。(図6及び図7が各設定位置の違いを示している。)
【0007】 しかる後に、取付部材の上面の取付溝部に収容部材を嵌合して取付ければよい 。
【0008】
1はキャビネット本体で、この本体の正面部周囲には枠縁部2が構成されてい る。3は本体の左右の枠縁部2、2間で形成する開口抽出し部で、この開口抽出 し部の左右両側部の適所には移動軌条4,4を平行に設置している。
【0009】 5は前記軌条4,4の内側部に側面凹部6を嵌合して前後に摺動する基材、7 ,7は前記基材の正面部の上下両端部に水平に構成した比較的長い面状の定置部 で、この定置部の左右両端部は外方に突設して被掛合部8,8を構成する。
【0010】 9は前記基材5の正面部中央に設けた凸部で、この凸部は後記取付部材10の凹 部12が嵌合する脱落用のストッパーとなる。
【0011】 この基材5の形状全体は上下対称に成り、基材は上下関係なく取りつけられる ようになる。
【0012】 10は左右両側下部に掛合部11,11 を構成した取付部材で、この取付部材は掛合 部11,11 を前記基材の被掛合部8,8に掛合することを介して基材の適当位置に 設定されるように成る。12は前記取付部材10の正面部の中央下側に設けた凹部で 、この凹部は前記基材5の凸部9に嵌合するようになる。
【0013】 13は前記取付部材10の上面部に前記基材の定置部7方向と直交するように設け た取付溝で、ここには取付けようとする篭体などの収容部材aの左右側端部の一 部a’が嵌合して取付く。
【0014】
キャビネットの移動軌条に設置した基材の長く余裕をもたせた定置部を構成し たことによって、収容部材を取付ける取付部材の前記基材定置部への設定位置を 、開口抽出し部の巾間隔の相違に合わせて自在に決めることができる。
【0015】 したがって、収容部材のメーカーは各キャビネット開口抽出し部の巾間隔の相 違別の収容部材をそれぞれ製造しなければならない手数が全面的に解消し、同一 のものを量産することができるから、製造コストを安価にすることができる。
【図1】全体の使用状態を示した斜視図
【図2】同上要部の実施状態を示した斜視図
【図3】要部の関係を示した斜視図
【図4】要部の正面図
【図5】図4のA−A線の断面図
【図6】要部の外側寄りの実施状態を示した側面図
【図7】要部の内側寄りの実施状態を示した側面図
5 基材 7 定置部 8 被掛合部 10 取付部材 11 掛合部 13 取付溝
Claims (2)
- 【請求項1】 左右の軌条の内側に取付ける基材の端部
に左右に被掛合部を突設した比較的長い定置部を設け、
この定置部の任意位置に掛合固定する取付部材を設け、
この取付部材の上面部には取付溝を設け、キャビネット
本体の開口抽出し部の巾間隔に合わせて前記取付部材の
前記基体の定置部への設定位置を変え得るようにするこ
とを特徴とする台所等用キャビネットにおける収容装
置。 - 【請求項2】 請求項1記載の収容装置を具備した台所
等用キャビネット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992016244U JP2555620Y2 (ja) | 1992-02-20 | 1992-02-20 | 台所等用キャビネットにおける収容装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992016244U JP2555620Y2 (ja) | 1992-02-20 | 1992-02-20 | 台所等用キャビネットにおける収容装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0619592U true JPH0619592U (ja) | 1994-03-15 |
JP2555620Y2 JP2555620Y2 (ja) | 1997-11-26 |
Family
ID=11911146
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992016244U Expired - Lifetime JP2555620Y2 (ja) | 1992-02-20 | 1992-02-20 | 台所等用キャビネットにおける収容装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2555620Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5523864A (en) * | 1978-08-08 | 1980-02-20 | Sanshu Sangyo Kk | Leaf tabacco drier |
JPS6291215A (ja) * | 1985-10-17 | 1987-04-25 | Takara Kogyo Kk | 溶液の濾過方法 |
-
1992
- 1992-02-20 JP JP1992016244U patent/JP2555620Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5523864A (en) * | 1978-08-08 | 1980-02-20 | Sanshu Sangyo Kk | Leaf tabacco drier |
JPS6291215A (ja) * | 1985-10-17 | 1987-04-25 | Takara Kogyo Kk | 溶液の濾過方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2555620Y2 (ja) | 1997-11-26 |
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