JPH06195727A - 光学式走査装置 - Google Patents

光学式走査装置

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JPH06195727A
JPH06195727A JP5200786A JP20078693A JPH06195727A JP H06195727 A JPH06195727 A JP H06195727A JP 5200786 A JP5200786 A JP 5200786A JP 20078693 A JP20078693 A JP 20078693A JP H06195727 A JPH06195727 A JP H06195727A
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JP
Japan
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sub
scanning device
radiation
scanning
optical
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JP5200786A
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English (en)
Inventor
Willem G Opheij
ヘラルド オペーイ ウィレム
Jozef P H Benschop
ペトラス ヘンリカス ベンスホップ ヨゼフ
Heidrun Steinhauser
シュテインハウザー ハイドルン
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Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Koninklijke Philips Electronics NV
Philips Electronics NV
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/13Optical detectors therefor
    • G11B7/131Arrangement of detectors in a multiple array
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/135Means for guiding the beam from the source to the record carrier or from the record carrier to the detector
    • G11B7/1353Diffractive elements, e.g. holograms or gratings

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  • Instruments For Measurement Of Length By Optical Means (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Optical Head (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 焦点クロトスークに対するスポットの径方向
位置の影響を一層低減した光学式走査装置を提供するこ
とにある。 【構成】 放射源(7)から放出された、放射は対物レ
ンズ系(8)により情報面(2)上に集束する。情報面
で反射したビームは例えば回折格子(12)から成る分
割素子に入射し、分割線(17)に沿って2個の半部に
分割される。分割線の両側の2個のサブ格子(15,1
6)によりそれぞれサブビームが形成され、これらサブ
ビームは検出系(10)により検出される。焦点誤差信
号は検出信号から発生する。本発明では、分割線(1
7)をトラック方向に対して15゜と80゜との間の角
度をなすように配置しているので、トラック構体による
焦点誤差信号の変調が最小になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、放射反射性情報面のト
ラックを光学的に走査する装置であって、走査ビームを
発生する放射源と、走査ビームを情報面上に走査スポッ
ト(Sa)として集束させる対物レンズ系と、分割線の
両側に対称的に位置する2個のサブ区域を有し、情報面
からの放射の通路中に配置されて前記放射の少なくとも
一部を2本の走査サブビームに分割する分割素子と、放
射感知検出系とを具える光学式走査装置に関するもので
ある。前記サブ区域の対称性は、サブ区域の面が分割線
の両側で対称的に位置することを意味するものと理解さ
れる。
【0002】
【従来の技術】光記録媒体に情報を書込み及び情報を読
取るのに好適な上記型式の光学式走査装置は、米国特許
第4665310号から既知である。この光学式走査装
置における分割素子は分割線の両側に2個のサブ格子を
有する回折素子である。この回折素子は2個の機能を達
成する。第1の機能に関し、この回折格子により、情報
面で反射した放射の一部を放射源から放出された放射の
光路から偏向させその反射放射の光路中に検出系を配置
できるようにすることにある。第2の機能に関し、この
回折格子によって、反射した走査ビームをフォーカルト
法に基づく焦点誤差信号すなわち走査ビームの集束面と
情報面との間の偏位に比例した信号を発生させるのに必
要な2本の走査サブビームに分割することである。
【0003】この走査装置においては、焦点誤差信号だ
けでなくトラッキング誤差信号も発生させる必要があ
る。トラッキング誤差は走査スポットの中心と走査すべ
きトラックの中心との間の偏位である。米国特許第46
65310号に開示されている走査装置において、トラ
ッキング誤差は焦点誤差を検出する検出系と同一の検出
系により検出されている。
【0004】トラッキング誤差と焦点誤差を同一の検出
系で検出するため、上記既知の走査装置の回折格子は、
サブ格子間の分割線が有効トラック方向すなわちトラッ
クを回折素子上に投影した場合の走査スポットの位置に
おけるトラックの接線方向と平行になるように配置して
いる。サブ格子によって偏向された各走査サブビームの
放射の量は、これらサブビームの光路中に配置された2
個の検出器によって決定されている。トラッキング誤差
信号は、各検出器毎に入射した放射に比例する信号を決
定しこれら信号を互いに減算することにより決定されて
いる。このトラッキング誤差信号の発生方法はプッシュ
プル法とが称せられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この既知の走査装置の
欠点は、スポットの径方向位置が焦点クロストークに影
響を与えてしまうことである。これは、焦点誤差信号が
トラックに対する走査スポットのトラックと直交する方
向の位置に依存する現象である。このクロストークによ
り、対物レンズ系の制御によって設定される情報面と走
査スポットの集束面との間の偏位が一層増大してしま
う。この焦点オフセットの大きさは走査すべきトラック
に対する走査スポットのトラックと直交する方向の位置
に依存する。このクロストークは、さらに焦点誤差信号
の大きさと焦点誤差との間の比にも影響を及ぼしてしま
う。走査スポットのトラックと直交する方向の位置に応
じて、焦点制御ループのループゲインは4倍以上変化す
るおそれがある。このクロストークについての問題は、
走査スポットがトラックを横切る方向に移動する場合例
えば走査されるべきトラックを検索する場合に一層顕著
になる。この場合、走査スポットの径方向位置は、検索
中に情報面から読み取られた情報例えばアドレス情報又
は通過トラックの数によって制御される。検索中、オフ
セットにより走査スポットの光軸方向に発振が生じ、つ
まり走査スポットのデフォーカス量が周期的に変化して
しまい、情報面中の情報が満足に読み取られず検索プロ
セスが乱れてしまう。ループゲインの変化により集束状
態が完全に喪失してしまい、この結果走査装置を再スタ
ートさせなければならなくなってしまう。
【0006】従って、本発明の目的は、焦点クロストー
クに対するスポットの径方向位置(ラジアル)の影響を
一層減少させた走査装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による光学式走査
装置は、前記分割線と有効トラック方向との間の角度を
15゜と80゜との間の角度としたことを特徴とする。
クロストークは前記角度が0゜の場合から増大するに従
って急激に減少することが見出されており、原理的には
この角度はできるだけ大きくする。一方、80゜の角度
以上の場合、後述するように、クロストークは再び増大
する。さらに、プッシュプル法を用いる場合、80゜と
90゜との間の角度域は除かれる。この理由は、この角
度範囲においてプッシュプル法では十分な大きさのトラ
ッキング誤差信号を発生させることができないためであ
る。
【0008】本発明による光学式走査装置の好適実施例
は、前記角度を30゜と60°との間の角度としたこと
を特徴とする。この角度範囲を超えると、クロストーク
の大きさはサブビームの主光線に沿う検出器の位置すな
わち光軸方向の検出器の位置に強く依存してしまう。装
置の製造中の位置決め公差により、どの程度のクロスト
ークが生じるかは予想できない。上述したクロストーク
が微小になることに加えて、30゜と60°との間の角
度範囲に設定することによりクロストークは検出器の光
軸方向の位置にわずかに依存するにすぎないため、検出
器の位置決めの許容公差が一層大きくなる利点も達成さ
れる。
【0009】本発明による光学式走査装置の実施例は、
分割素子をプリズム分割プレートとし、各サブ区域をプ
リズム面で構成したことを特徴とする。このプリズム分
割プレートは、分割プレートに入射するビームからサブ
ビームを高効率で発生できる利点を有している。
【0010】本発明による光学式走査の実施例は、前記
分割素子を回折素子とし、各サブ区域をサブ格子で構成
したことを特徴とする。分割素子を回折格子とした場
合、回折格子は2個の機能を構成を構成する。すなわ
ち、走査ビームの記憶媒体からの放射の一部を検出系に
向けて偏向すると共に偏向された放射2本のサブビーム
に分割する。
【0011】記録媒体のトラックが2本のビームによっ
て追従される型式の光学式走査装置の実施例は、ほぼ直
線状の格子線を有する別の回折素子を前記放射源と前記
対物レンズ系との間の走査ビームの光路中に配置して放
射源から放出されたビームを走査ビームと2本の補助ビ
ームとに分割し、これら補助ビームを対物レンズ系によ
り情報面上に別の2個の放射スポット(Sb ,Sc )に
集束させ、さらに2個の別の検出系を具え、これら各検
出系が情報面で反射した一方の補助ビームとそれぞれ関
連することを特徴とする。放射源から放出された放射の
波長は、放射源の温度に依存する。この結果、放射の波
長変化により検出器上の放射スポットがオフセットして
しまう。装置を組み立てる間の光学系の整列性のずれに
よっても検出器上の放射スポットがオフセットしてしま
う。個別の素子を用いてそれぞれ焦点誤差信号及びトラ
ッキング誤差を発生させる場合、焦点誤差信号を発生さ
せる分割素子を本発明に基づいて方向を決定することに
より、検出系の設計において大きな自由度を得ることが
できる。検出系の長さ及びその位置決めを適切に選択す
ることにより、放射源の波長変化及び光学系の配置ずれ
によるオフセットが生じてもサーボ信号が大きく変化し
ないように設定することができる。
【0012】2個の回折素子を有する走査装置は欧州特
許出願第372629号から既知である。しかしなが
ら、この光学式走査装置では、第1の回折格子の分割線
とトラックの接線との間の角度は0゜又は90゜に設定
されているので、スポットの径方向位置が焦点クロスト
ークに相当強く作用し、又はトラッキング誤差信号をプ
ッシュプル法によって発生させることができなくなって
しまう。
【0013】2個の回折素子を有する光学式走査装置の
実施例は、前記補助ビームのための検出系を、走査ビー
ムのための検出系の両側で走査ビーム用の検出系の中心
から回折格子の0次サブビームの光軸に到る垂線と直交
する方向に配置したことを特徴とする。このように構成
することにより、検出系を構成する個別の検出素子を、
波長が変化した場合にビームが変位する方向に沿って伸
長した形態とすることができる。この結果、放射源の波
長変化に対して許容交差を一層大きくすることができる
ので、放源の波長が大きく変化しても正確なサーボ信号
を得ることができる。
【0014】走査ビーム及び補助ビームの放射スポット
が情報面上で互いに近接して形成される光学式走査装置
において同様な利点を達成するため、この光学式走査装
置は走査ビーム、第1の補助ビーム及び第2の補助ビー
ムのための検出系か、第1及び第2の検出器、第3及び
第4の検出器並びに第5及び第6の検出器をそれぞれ有
し、これら6個の検出器を走査ビーム用の検出系の中心
から回折格子の0次ビームの光軸に到る垂線と直交する
方向に見て、第3、第1、第5、第4、第2、第6の検
出器の順序で並置したことを特徴とする。
【0015】この型式の光学式走査装置の好適実施例
は、前記検出素子間の境界線が前記回折素子の0次ビー
ムの光軸に向くことを特徴とする。この検出器と関連す
るサブビームが境界線上に集束する場合、焦点スポット
は、放射の波長が変化しても境界線上に沿って移動する
ので、境界線の両側の検出素子に入射する放射の量は互
いに等しく維持される。従って、1次近似において、こ
れら検出素子から取り出される信号は放射波長に依存し
ないことになる。
【0016】本発明による光学式走査装置の特別な実施
例は、サブ区域が互いに異なる光強度を有することを特
徴とする。この場合、サブ区域によって発生するサブビ
ムーの焦点は分割素子から互いに異なる距離に位置す
る。このように構成することにより、焦点クロストーク
に対するスポットの径方向位置による影響が微小である
ビームサイズ法により焦点誤差信号を発生させることが
できる。
【0017】分割素子及び/又は別の回折素子を反射型
とした場合、光路を折り曲げることができるので、走査
装置を小型化することができる。以下、図面に基づき本
発明を詳細に説明する。
【0018】
【実施例】図1は光記録媒体1の微小部分を示し、この
光記録媒体は放射反射性情報面2及び透明基板3を具え
る。この図1は例えば溝のような中間区域5によって分
離され又は分離されていない多数のトラック4を図示す
る。これらトラックは図面中に示すXYZ軸系のX方向
に延在し、情報面はX−Y面に平行とする。情報は記録
媒体上に光学的に読み取り可能な区域の形態として記録
され、これらの区域はトラック中において順序付けられ
トラックの幅に等しい又はこれ以下の幅を有している。
図1はこれらの区域のうちの数個の区域を示す。これら
の区域は例えばピット又は突起(bump) の形状を有し或
いは周囲の反射率とは異なる反射率を有する区域で構成
され又は周囲領域の磁化方向とは異なる磁化方向を有す
る磁気ドメインを有している。情報面は例えばダイオー
ドレーザのような放射源7から放出された走査ビーム6
によって走査され、ダイオードレーザの中心はXYZ座
標軸系の原点0と一致する。このビームは対物レンズ系
8により微小スポットSaとして情報面上に集束する。
尚、対物レンズ系は単レンズとして図示する。個別のコ
リメータレンズを対物レンズ系の前側に配置することが
できる。記録媒体がディスク状の場合、トラックはZ軸
に平行な軸を中心に記録媒体を回転させることにより走
査することができる。放射源、レンズ及び検出系を有す
る光学装置10と記録媒体とをY方向に沿って相対的に
移動させることにより情報面全体を走査することができ
る。
【0019】情報面によって反射され情報が記録されて
いるトラック構造体によって変調されたビームを検出す
る必要があり、このために反射したビームを走査ビーム
から分離する。この目的を達成するため、本発明による
走査装置では、回折格子の形態の回折素子12を設け、
この回折素子によって放射ビーム6の光路から反射ビー
ムを偏向させることができる。フォーカルト焦点誤差検
出を行うため、反射ビームを2本のサブビーム13及び
14に分割すると共に検出系10が2対の検出素子2
0,21,と24,24をそれぞれ有し、第1の検出素
子対20,21を第1のサブビーム13と協働させ、第
2の検出素子対23,24を第2のサブビーム14と協
働させる必要がある。
【0020】米国特許第4665310号に記載されて
いるように、ビーム分離及び分割は1個の回折素子によ
り行うことができる。この回折素子12は情報面で反射
し対物リレンズ系を通過したビームを非回折の0次サブ
ビームと1次及び高次の複数のサブビームに分割する。
好ましくは、1次サブビームは検出系10に向けて回折
させる。放射源7から放出され検出系に入射した放射の
一部は格子パラメータを選択することにより調整するこ
とができ、この格子パラメータは格子溝の幅と格子溝間
の区域の幅との比並びに格子溝の深さ及び形状とするこ
とができる。
【0021】図1に示す既知の回折格子12はX軸に平
行な分割線17の両側にサブ回折格子15及び16をそ
れぞれ具える。図面に示す各サブ格子の格子線は平行で
あり、第1サブ格子の格子線は分割線17に対して第1
の角度で延在し第2サブ格子の格子線は第1の格子線と
等しい大きさの角度で分割線17に対して反対向きの角
度で延在する。実際に用いられる回折格子の格子線はほ
ぼ放物線形状を有し互いにほぼ平行である。このような
回折格子は、例えば放射源と検出系10との間に高さの
差異がある場合適切な光学的な強度を持たせることがで
きる。サブ格子15及び16によって回折されたサブビ
ーム13及び14は関連するサブ格子の格子線とほぼ直
交する方向にそれぞれ進行する。X−Y面においてサブ
ビーム13及び14によって形成された放射スポットS
1 及びS2 は互いにY方向にオフセットし、X軸に対し
て対称に位置する。サブビームを検出する検出系10は
2個の検出器を具え、一方の検出器は境界線22の両側
に検出素子20及び21を有し、他方の検出器は境界線
25の両側に検出素子23及び24を具える。検出素子
は、走査ビーム6が情報面2上に正しく集束している場
合放射スポットS1及びS2 の重心が境界線22及び2
5上にそれぞれ位置するように配置する。焦点誤差が発
生すると、スポットS1 及びS2 の放射分布の重心は、
焦点誤差の方向に応じて互いに近づく方向又は互いに離
れる方向のいずれかに変位する。検出素子20,21,
23及び24の出力信号をS20,S21,S23及びS24
表すと、焦点誤差Sf は次式で与えられる。
【数1】Sf =(S20−S21)+(S24−S23) この焦点誤差信号を発生させる既知の方法は、1対の検
出素子によって各サブビームについて検出を行うことか
ら二重フォーカルト法と称する。読み取られた情報に比
例する信号、すなわち情報信号は次式で与えられる。
【数2】Si =S20+S21+S23+S24
【0022】焦点誤差信号Sf の大きさは焦点誤差の大
きさだけでなく走査スポットの径方向の位置すなわちY
方向の位置にも依存することが見出されている。焦点ク
ロストークに及ぼす径方向変位の影響について図2に基
づいて説明する。情報面2に入射する走査ビーム6は情
報面のトラックによって反射されるだけでなく回折もさ
れる。Y方向すなわちトラックと直交する方向の回折に
ついて以後検討する。この回折によって0次ビーム、2
本の1次ビーム及び弱い高次ビームが情報面で反射す
る。0次ビームは入射ビームの光路に沿って戻る。1次
及び高次ビームはX方向に延在するトラックと直交する
Y方向に偏向される。ビームが偏向される角度はトラッ
ク周期によって決定され、その回折強度は一般的にトラ
ック4及び中間区域5の形状並びに情報が記録されてい
る区域の形状によって決定される。図2は対物レンズ系
8の面における0次、+1次及び−1次ビームの断面を
それぞれ符合27,28及び29で示す。図2の装置
は、+1次ビームと−1次ビームとがレンズの中心で互
いに接する光学形態をとる。反射ビームの一部は対物レ
ンズ系8からはずれ光路から喪失する。0次ビームと1
次ビームとが互いに重なり合う区域の放射の強度は各ビ
ームの強度に独立して依存すると共にこれら2本のビー
ム間の位相差に依存する。この位相差はトラックに対す
る走査スポットS a の位置に依存する。走査スポットが
トラックをY方向に走査すると、0次ビームと+1次ビ
ームとの間の位相差並びに0次ビームと−1次ビームと
の間の位相差は連続的に変化する。従って、強度差は重
畳する区域間で増大する。これらの強度変化により、走
査スポットの中心が走査すべきトラックの中心からどの
程度離間しているかを指示するトラッキング誤差信号を
発生させることができる。
【0023】回折格子12の位置における重畳区域の位
置をライン18及び19により図示する。トラッキング
誤差は検出素子20,21,23及び24を用いてプッ
シュブル法に基づいて発生させることができる。トラッ
キング誤差信号St は次式で与えられる。
【数3】St =(S20+S21)−(S23+S24) トラッキング誤差信号は、図2に示すように回折格子1
2の分割線17がトラック4と平行になるとき最大とな
る。この場合、円15並びにその円弧18及び19によ
って境界される0次ビームと1次ビームとの重畳区域に
おける全ての放射は一方の検出器に向けて入射する。分
割線の角度すなわち分割線17と有効トラック方向との
間のなす角度が0゜以上の場合、各検出器は2個の重畳
区域からの放射を受光する。分割線の角度が増大する
と、トラッキング誤差信号St の値はこのトラッキング
誤差信号が零になるまで減少し、この零になる時分割線
の角度は90゜になり各検出器は各重畳区域からの放射
の半分を受光する。分割線の角度が80゜又はそれ以下
の場合有用なトラッキング誤差信号を発生させることが
できる。
【0024】回折格子12によって2本のサブビーム1
3及び14に分割されたビーム中に0次及び1次の回折
ビームが存在することにより、トラッキング誤差が発生
する可能性があり、この径方向の誤差により焦点クロス
トークが生ずるおそれがある。トラッキング誤差に依存
する重畳区域における位相差により、回折格子に入射す
る+1次ビーム及び−1次ビームの波面が傾き又は湾曲
し、サブビーム13及び14が回折格子によって回折さ
れる角度に変化が発生する。従って、放射スポットS1
及びS2 は境界線22及び24と直交する方向にオフセ
ットし、走査ビームは情報面上に正確に集束する。この
オフセットは焦点誤差信号として判断されるので、実際
には焦点誤差は存在しないことになる。この疑似焦点誤
差信号は焦点オフセットとしても称され、トラックの形
状及びX方向における走査スポットの位置に依存する。
さらに、回折ビームは焦点誤差信号と焦点誤差値すなわ
ち焦点誤差検出の感度との比に影響を与える。回折ビー
ムの上述した効果の焦点誤差信号に及ぼす影響は焦点ク
ロストークに対する径方向効果と称する。その理由は、
重畳区域の放射の強度及び位相が走査スポットの径方向
の位置に依存するからである。
【0025】焦点クロストークは分割線17がトラック
4と平行になる図示の形態において最大になる。分割線
の角度が0゜以上の場合、各検出器は2個の重畳区域か
らの放射を受光し、クロストークは一層小さくなるよう
に見える。分割線の角度が0゜より僅かに増加すると、
クロストークは急激に低下し、分割線の角度が15゜の
場合焦点誤差信号は0゜の場合よりも一層良好な品質を
有する。一般的な仮定とは異なり、クロストークは分割
線の角度がより小さい角度の場合ではなく90゜の場合
最小になることが見出されている。クロストークが最小
になる角度はトラックの幾何学形状及び走査ビームの光
学的パラメータに依存する。本発明においては分割線の
角度を15゜と80゜との間の範囲に選択する。このよ
うに構成すれば、トラッキング誤差信号をプッシュプル
法により全角度範囲において発生させることができる別
の利点が達成される。
【0026】クロストークは検出器と回折格子との間の
距離にも依存する。この依存性は分割線の角度が30゜
〜60゜の範囲の場合最小になることが判明している。
この角度範囲においては、クロストーク自身も最小にな
る付加的な利点が達成される。分割線の角度を45゜に
設定した本発明による装置の実施例を図3に示す。走査
ビームの検出系10を4個の並置した検出素子から成る
ユニットとして示す。図1及び図2に示す装置並びに欧
州特許出願第372629号から既知の装置と同様に、
境界線22及び25はほぼ放射源7の方向に向けて延在
する。この際、レーザダイオードから放出される放射の
起こり得る波長変化を考慮して設定する。この波長変化
は、例えばレーザダイオードを流れる電流の温度変化に
よって生ずる。回折格子12の波長依存性に起因して、
放射スポットS1 及びS2 は回折格子から発生する0次
ビームの集束点からオフセットし、すなわち波長が変化
すると0次サブビームの集束点から離れるようにオフセ
ットする。0次サブビームの集束点は、図示の形態にお
いては放射源7の中心点に一致する。放射波長の変化に
よる第2の影響は、対物レンズ系の作用に影響を及ぼす
ことである。この影響による結果として生ずる焦点誤差
検出におけるずれは、境界線を放射源の中心を通るライ
ンとは僅かに異なる方向に設定することにより補償する
ことができる。ある走査装置では、境界線22及び25
が共に検出系10の中心を通り放射源に向くように延在
するラインと平行な場合満足し得る補償が得られてい
る。境界線22及び25の方向を前述したように選択す
れば、波長が変化したとき放射スポットS1 及びS2
境界線に沿って変化することになり、波長が変化しても
検出器で発生する信号すなわち焦点誤差信号及びトラッ
キング誤差信号は変化しない。検出系とレーザダイオー
ドが共面上になく高さが互いに相違する場合、境界線は
回折格子12の0次ビームの光軸すなわち図3のZ軸方
向に延在させることができる。
【0027】図4Aは検出器10及びXY平面への回折
格子12の投影を示すXY平面図であり、検出系及び回
折格子は図3に示す装置と同一の形態を有している。重
畳区域の位置はライン18及び19で図示し、有効トラ
ック方向33は破線で示す。分割線の角度は、分割線1
7と有効トラック方向との間で90゜以下の角度とす
る。図4Bは図4Aの変形例を示し、検出系20及び2
1を単一の検出器26で置換する。焦点誤差信号は2個
の検出器23及び24の互いに異なる信号から単一のフ
ォーカルト法によって発生させる。図4Bの装置は図4
Aの装置よりも優れた利点を有している。すなわち、装
置を組み立てる際回折格子12の位置決めが一層簡単に
なることである。この理由は、2個の放射スポットを2
本の異なる境界線上に位置決めする代わりに1個の放射
スポットを位置決めするだけですむためである。焦点誤
差信号を発生させる単一フォーカルト法は安定した光学
系を有する装置に好適である。
【0028】本発明による回折格子12の向きは、走査
スポットのトラッキングが2本の特別なビームによって
行われる装置にも適用することができる。このような走
査装置を図5に示す。この装置において2本の特別なビ
ームは単一の回折格子30で構成される第2の回折格子
によって形成され、この単一の回折格子は放射源7から
発生したビーム中に配置されている。この単一の回折格
子の互いに平行で直線状の格子線はY軸に対して微小角
を以て延在する。回折格子30は+1次ビームをほぼ+
X方向に回折し−1次ビームを−X方向に回折する。こ
れら+1次及び−1次ビームは、走査ビーム6として用
いられる0次ビームに加えて2本の補助ビーム31及び
32を構成する。補助ビーム31及び32は対物レンズ
系8により情報面上に2個の放射スポットSb 及びSc
として集束する。これら2個の放射スポットはX方向に
離間して、すなわち走査ビーム6によって形成される放
射スポットSa のトラック方向の両側にそれぞれ形成さ
れる。単一の回折格子の格子線とY軸との間に形成され
る微小角により、放射スポットSb 及びSc は放射スポ
ットSa に関してそれぞれ−Y方向及び+Y方向に僅か
に変位する。図5に示す装置において、放射スポットS
a と放射スポットSb 及びSc の各々との間のY方向の
距離はトラック周期の1/4とする。情報面で反射され
た3個の放射スポットの放射の一部は回折格子12によ
り投射ビームから偏向される。回折されたビームが単一
格子30によって再び回折されることを防止するため、
回折格子12によって検出系の方向に回折されたビーム
が回折格子30に入射しないように回折格子12及び3
0の寸法及びそれらの間の距離を設定することが好まし
い。
【0029】回折格子12は反射したビームの各々に対
して図4に基づいて説明した作用と同一の作用を行う。
各反射ビームの一部は検出系10の方向に回折され2本
のサブビームに分割される。図5に示す回折格子12に
おいて、2本のサブビームへの分割はこの回折格子の分
割線17と直交する方向に分割する。このようにして、
反射した走査ビーム6は2本のサブビームに分割され、
これらサブビームは検出系10上に2個の放射スポット
1 及びS2 を形成する。図5の検出系は図4に示す装
置と同様に4個の検出素子20,21及び23,24に
副分割され、二重フォーカルト法により4個の焦点誤差
信号を発生する。反射した補助ビーム31も同様に回折
格子12によって2本のサブビームに分割され、これら
サブビームは検出系35上に2個の放射スポットS3
びS4 を形成する。これらスポットS3 及びS4 は分割
線17と直交する方向に相互に変位し、これらのスポッ
トはスポットS1 及びS2 に関してX軸にほぼ平行にオ
フセットする。同様に、回折格子12は反射して補助ビ
ーム32から2本のサブビームを形成し、これらサブビ
ームは検出系40上に放射スポットS5 及びS6 を形成
する。2個の検出系35及び40は、これら検出系上に
位置する2個の放射スポットの全放射をそれぞれ検出す
る単一の検出器として図示する。検出系35の検出器信
号と検出系40の検出信号との間の差は走査スポットS
a のトラッキング誤差の目安となり、この差を用いて走
査スポットを走査されるべきトラックの中心線上に維持
することができる。
【0030】回折格子12の分割線の向きをトラック方
向に対して鋭角とすることにより、図4に示す装置と同
様に焦点クロストークに対する径方向変位の影響が減少
する。この回折格子の向きによる別の利点について図6
を参照して説明する。図6Aは検出系10,35及び4
0並びに回折格子12及び30のX−Y平面上への投影
を示すX−Y平面図である。これらの検出系及び回折格
子は欧州特許出願第372629号から既知の形態を有
している。単一の回折格子30の格子線をY軸に対して
ほぼ平行に設定して放射スポットSb 及びSc を放射ス
ポットSa に対してX方向に変位させる。この既知の装
置において、回折格子12の分割線17はトラックに対
して平行である。回折格子によって回折されたサブビー
ムによってX方向に相前後して位置する3対の放射スポ
ットS1 〜S6 が形成される。各放射スポット対S1
2 、S3 とS4 、S5 とS6 を検出する検出系10,
35及び40もX方向に相前後して配置する。
【0031】ダイオードレーザ7から放出される放射の
波長が変化すると、放射スポットS 1 〜S6 はX方向に
変位する。従って、放射スポットS1 及びS2 はX軸に
ほぼ平行な境界線22及び25に沿って変位する。種々
の光学素子を装置に取り付ける際、サブビームの焦点は
検出系に対して設計した高さとは異なる高さに位置する
おそれがある。この場合でも、欧州特許出願第3005
70号から既知のように、回折格子が適正な光学的強さ
を有していればサブビームは正しい高さに集束すること
になる。回折格子12を格子面内で変位させることによ
り、サブビームの集束位置を変化させることができる。
この場合、同様に放射スポットは境界線に沿って変位す
る。一方、この変位は検出系10のX方向の長さによっ
て制限される。この距離は、検出系上に形成される3対
の放射スポット間の距離によって規定され、これら検出
系は情報面上の放射スポットSa及びSb及びSc 間の
距離に課せられる要件によって規定される。これらの要
件により、検出系の長さは自由に選択することができ
ず、しかも波長変化及び検出器の位置決めについて厳格
な公差が課せられる。一方、本発明による装置では、ト
ラックに対する回折格子の分割線17の方向設定により
上記許容公差を相当に大きくすることができる。
【0032】図6Bは本発明による回折格子12及び3
0並びに検出系10,35及び40を具える構造形態を
示す。回折格子12と30との間の相対的な向きを図示
のように設定することにより、検出系35及び40が検
出系10と回折格子12の0次ビームの集束点すなわち
図6Bの回折格子12の中心点とを結ぶ連結ラインと直
交する方向において検出器10に対してそれぞれ隣接す
るように放射スポットS1 〜S6 の相対的方向を変化さ
せることができる。この形態においては、検出系と回折
格子の位置決め公差及び波長変化に起因すに放射スポッ
トの変化に必要な検出系の上記連結ラインと平行な長さ
をできるだけ長くなるように選択することができる。分
割線の角度を一層大きくする場合、検出系は一層離れて
配置することがてきる。分割線の角度が約45°の場
合、検出系間の距離は伸長状の検出素子を用いるのに十
分な大きな長さとなり、この場合クロストークは微少で
あり有用なトラッキング誤差信号をプッシュプル法によ
り発生させることができる。図6Bの装置は、検出系の
2本の境界線22及び25を有しているので、二重フォ
ーカルト法により焦点誤差信号を発生させることができ
る。この構造形態の場合、焦点誤差信号は単一フォーカ
ルト法により発生させることもできる。図6Cに示すよ
うに、2本の境界線22,25のうちの一方の境界線を
削除することも可能である。図6cに示す構造形態の場
合、光学系を整列させる際、1個の放射スポットだけを
境界線上に位置させる必要があるだけである。
【0033】回折格子12のサブ格子15及び16の格
子線は分割線17に対して対称に設定する必要はない。
図6Dは、2個のサブ格子の格子線が互いに平行であり
サブ格子15´の格子線の周期がサブ格子16´の格子
線の周期よりも大きい回折格子12´を具える構造形態
を示す。サブ格子15´によって形成されるサブビーム
はサブ格子16´によって形成されるサブビームよりも
小さい角度で回折される。従って、サブ格子16´から
の走査サブビームによって形成される放射スポットS2
は、回折格子12´の中心からサブ格子15´からの走
査サブビームによって形成される放射スポットSよりも
遠く離れて位置する。単一格子30による補助ビームの
X方向の変位により放射スポットS3 とS4 , 5 とS
6 は放射スポットS1 及びS2 のX方向の両側に位置す
ることになる。従って、検出系10,35及び40は回
折格子12´の0次ビームの集束点の方向に一層長い距
離を有することになり、従って検出系の位置決め及びビ
ームの波長変化に対して一層大きな許容公差を得ること
ができる。放射スポットの最大変位は放射スポットS1
とS2 との間の距離によって決定される。この距離は2
個のサブ格子15´及び16´の格子線の周期を適切に
変更することにより必要な公差に適合させることができ
る。
【0034】図6Dの検出系は検出素子の対23,24
を1個だけを有すると共に1個の非分割検出器を有する
単一のフォーカルト法に好適である。勿論、この検出器
を1個の検出素子対で置換することにより図6Dの形態
を二重フォーカルト法に好適なものとすることも可能で
ある。
【0035】ある形式の情報面を走査する場合、図5に
基いて述べた2本の補助ビーム6により発生したトラッ
キング誤差信号が小さすぎ満足できるトラッキング制御
を達成できない場合がある。この場合、2本の補助ビー
ム31及び32並びに走査ビーム6にプッシュプル法を
適用することにより満足し得るトラッキング誤差信号を
発生させることができる。この3ビームプッシュプル法
は差動プッシュプル法とも称されており、欧州特許出願
第409469号から既知である。図7はトラッキング
誤差信号を3ビームプッシュプル法により発生させる本
発明による走査装置を示す。この走査装置では、単一の
回折格子30の格子線のY軸に対する延在角度は図5に
示す装置の格子線の延在角度よりも僅かに大きくなるよ
うに選択しているので、情報面2上の走査スポットSb
及びSc は放射スポットSa のトラック周期の半分に等
しい距離を以ってY軸方向に位置する。最大トラッキン
グ誤差信号は放射スポット間の距離がトラックの半分の
場合に発生する。各放射スポットS3 , S4 , S5 及び
6 をそれぞれ個別に検出するにあたり、各検出系35
及び40を2個の検出器に、すなわち検出器36と3
7、検出器41と42にそれぞれ分割する。トラッキン
グ誤差信号は次式で与えられる。 St ´= (S36-S37)+(S41-S42)- C* X (S20+S21-S23-S24) ここで、Cは走査ビームと補助ビームとの間の強度差に
依存する定数である。
【0036】図7の検出系10,35及び40の検出器
間の境界線のうち波長変化による放射スポットの変位が
あるため正確に規定しなければならない境界線は検出系
10の境界線22及び25である。これらの境界線は放
射スポットをそれぞれ半分に分割し焦点誤差信号を発生
させている。これら境界線の一方が省かれる場合、焦点
誤差信号は単一のフォーカルト法により発生させること
がてきる。図7に示す装置は焦点クロストークに対する
トラッキング方向変位の影響を最小にできると共に波長
変化に起因する放射スポットのオフセットに対して大き
な許容公差を有する利点を有している。
【0037】満足し得るトラッキングを行なうため、あ
る走査装置においては放射スポットSa , Sb 及びSc
を情報面上において接近して位置させることが望まし
い。この場合、図7の検出系上の放射スポットS3 , S
1 及びS5 並びにスポットS42 及びS6 は互いに近
接して位置する。この結果、各検出器は極めて微細にな
り光学系の整列性の妨げとなる。従って、このような走
査位置においては図8に示す検出器の構造形態を用いる
ことが好ましい。サブ格子15″によって回折されたサ
ブビームによって形成される3個の放射スポットS3 ,
1 及びS5 は並置した検出器36,43及び上に位置
する。同様に、サブ格子16″によって回折されたサブ
ビームによって形成される放射スポットS4 , S2 及び
6 は並置した検出器37,34及び42上に位置す
る。この構造形態において、放射スポットは図7に示す
検出器の場合よりも一層近接して位置することができ
る。放射スポットSb , Sa 及びSc 間の距離従ってス
ポットS3 , S1 及びS5 間の距離及びスポットS4 ,
2 及びS6 間の距離を一層短くすることは、回折格子
30の格子周期を一層大きくすることにより達成され
る。同一のビームから発生した放射スポット間の距離を
一層大きくすることは、各サブ格子15″及び16″の
格子線の分割線17″に対する角度を大きくすることに
より達成される。これは、図6Bに示す回折格子と図7
に示す回折格子との比較から明らかである。
【0038】上述した走査装置は透過型の回折格子12
を用いている。一方、本発明は放射反射性回折格子を用
いる装置にも適用することができる。このような装置の
実施例を図9に示す。この走査は図3に示す装置の光学
系に匹敵する光学系を具える。放射源7から中心光線が
X軸に平行な発散性ビームを放出する。このビームはZ
軸方向に進行して対物レンズ8を通過し、この対物レン
ズにより情報面上に焦束する。情報面で反射したビーム
は回折格子45によって0次、+1次及び−1次のサブ
ビームに回折される。0次ビームはレーザ7に戻り、2
本の1次サブビーム4は検出器10に向けて回折され
る。検出系10の放射感知面及び放射源7の放射放出面
は+X方向にオフセットしたY−Z面に平行な面内に位
置する。検出系の中心点とレーザダイオードの中心とを
結ぶ連結線50はY軸及びZ軸に対してそれぞれ45°
の角度で延在する。検出系は4個の検出素子20,2
1,23及び24に分割されているので、焦点誤差信号
は二重フォーカルト法により発生させることができる。
回折格子45は分割線46により2個のサブ格子47及
び48に分割する。分割線の向きは有効トラック方向を
示す破線により図示する。分割線17と破線51との間
の角度は本発明では15°と80°との間の角度とする
必要があり、図面ではほぼ45°に等しい角度とした。
反射型回折格子45を用いることにより、その構造を極
めて小型にすることができる。本発明は反射型回折格子
30を有する装置又は2個の回折格子12及び30をと
もに反射型とした装置にも適用することができる。1及
び2個透過型回折格子と1又はそれ以上の検出系を用い
る装置の光学系の前述した全ての構成は1個又は2個の
反射型回折格子で構成できること明らかである。
【0039】前述した図示の実施例の回折格子12及び
45のサブ格子は直線状の格子線を有しているが、湾曲
した格子線のサブ格子を用いることも可能である。
【0040】上述した本発明による走査装置の実施例に
おいて、分割素子として回折格子を用いてサブビームを
発生させた。しかしながら、本発明は回折格子に限定さ
れず情報面からのビームを分割線を用いて2本のサブビ
ームに分割する全ての走査装置に適用することができ
る。例えば、分割素子として直線状の分割プレートを用
いることもできる。この場合、分割素子の2個のサブ区
域の各々はプリズムの面で構成される。この分割プレー
トは、ビームが検出系に向けて進行するように配置す
る。この分割プレートを用いることによる利点は、サブ
ビームの方向が放射の波長にほとんど依存しないことで
ある。
【0041】図示の装置における焦点誤差信号は単一又
は二重フォーカルト法により発生する。本発明は、焦点
誤差信号を米国特許第4724533号から既知のビー
ムサイズ法により発生させる装置にも適用することがで
きる。走査サブビーム13及び14は、サブ区域15及
び16に互いに異なる光学性能を与えることにより分割
素子から互いに異なる距離の位置に焦束させることがで
きる。
【0042】図10Aはプリズム分割プレート55の形
態の分割素子を示す。この分割プレートは分割線58に
よって分離された2個のプリズム面56及び57を有す
る。本発明においては、分割線58と有効トラック方向
との間の角度を15°と80°との間の角度とする。面
56及び57に対する法線は、入射するビームの光軸に
対して微小な反対向きの角度を以て延在する。2個のプ
リズム面によって形成されるサブビームは上述した角度
に対応する微小な偏向角を以て光軸から偏向する。この
偏向角は放射の波長に対してほとんど依存しない。プリ
ズム面56によって形成されるサブビームは検出系10
の面の上側に焦束し、プリズム面57によって形成され
るサブビームは検出系の面の片側に集束する。この焦点
の高さの差はプリズム面56及び57に互いに異なる光
学性能を与えることにより達成することができ、例えば
これらプリズム面に異なる曲率の湾曲性を与えることに
より達成される。面56によって形成されたサブビーム
は3個の検出相61,62及び63を有する検出器60
上に放射スポット59を形成する。面57によって形成
されたサブビームは3個の検出素子66,67及び68
を有する検出器65上に放射スポットスポット64を形
成する。検出器60及び65は検出系10を構成する。
中央の検出素子62及び67の幅は、このスポットが検
出系の面に集束した場合放射スポット64又は69の程
度の大きさとする。図面は走査ビーム6が情報面2上に
集束し放射スポット59及び64が互いに等しい大きさ
の状態を示す。一射的に、分割プレート35はビームス
プリッタと検出系との間の光路中に配置し、ビームスプ
リッタは記録媒体で反射した放射の一部を検出系に向け
て偏向し、分割プレート及び検出系の中心はビームの光
軸上に位置する。図面を明瞭にするため、互いに隣接す
るように図示した。焦点誤差信号S´f は次式で与えら
れる。 S f ´=(S62 +S66 +S68)−(S67+S61+S63)
【0043】図10Bは、図3に示す装置においてビー
ムサイズ法を用いるための回折素子の形態の分割素子及
び関連する検出系を示す。回折素子70は2個のサブ格
子を境界線73の両側に具える。各サブ格子は湾曲した
格子線及び互いに異なる光学強度を具えている。サブ格
子71によって形成されたサブビームは検出系10の下
側に集束し2個の検出素子76及び77を有する検出器
60上に放射スポット75を形成する。サブ格子72に
よって形成されるサブビームは検出系10の面の上側に
集束し2個の検出素子79及び80を具える検出器65
上に放射スポット78を形成する。焦点誤差信号Sf
は次式で与えられる。 Sf ″=(S77+S79) −(S76+S80)
【0044】焦点誤差信号がビームサイズ法によって発
生する走査装置の実施例はプッシュプル法に基いて2本
の補助ビームを用いてトラッキング誤差信号を発生させ
るものと結合できること明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は既知の光学式走査装置の構成を示す線図
である。
【図2】図2は既知の装置における焦点クロストークに
対するスポットの径方向位置の影響を示す線図である。
【図3】図3は1個の回折格子を有する本発明による光
学式走査装置を示す線図である。
【図4】図4は単一及び二重フォーカルト法の回折格子
及び検出器の配置形態を示す線図である。
【図5】図5は2個の回折格子を有する本発明による光
学式走査装置を示す線図である。
【図6】図6は3ビーム二重フォーカルト法の回折格子
及び検出器の形態を示す線図である。
【図7】図7は3ビームプッシュプル法に好適な2個の
回折格子を有する装置を示す線図である。
【図8】図8は3ビームプッシュプル法の回折格子及び
検出器の形態を示す線図である。
【図9】図9は反射型回折格子を有する装置を示す線図
である。
【図10】図10はビームサイズ法における回折格子及
び検出系の形態を示す線図である。
【符号の説明】
1 記録媒体 2 情報面 3 基板 4 トラック 8 対物レンズ系 10 光学装置 12 回折格子 15,16 サブ格子 20,21,23,24 検出素子 22,25 境界線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヨゼフ ペトラス ヘンリカス ベンスホ ップ オランダ国 5621 ベーアー アインドー フェン フルーネヴァウツウェッハ1 (72)発明者 ハイドルン シュテインハウザー オランダ国 5621 ベーアー アインドー フェン フルーネヴァウツウェッハ1

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放射反射性情報面(2)のトラック
    (4)を光学的に走査する装置であって、走査ビーム
    (6)を発生する放射源(7)と、走査ビームを情報面
    上に走査スポット(Sa)として集束させる対物レンズ
    系(8)と、分割線(17)の両側に対称的に位置する
    2個のサブ区域(15,16)を有し、情報面からの放
    射の通路中に配置されて前記放射の少なくとも一部を2
    本の走査サブビーム(13,14)に分割する分割素子
    (12,55)と、放射感知検出系(10)とを具える
    光学式走査装置において、前記分割線と有効トラック方
    向との間の角度を15゜と80゜との間の角度としたこ
    とを特徴とする光学式走査装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の光学式走査装置におい
    て、前記角度を30゜と60°との間の角度としたこと
    を特徴とする光学式走査装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の光学式走査装置
    において、前記分割素子をプリズム分割素子とし、各サ
    ブ区域をプリズム面(56,57)で構成したことを特
    徴とする光学式走査装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2に記載の光学式走査装置
    において、前記分割素子を回折素子(12)とし、各サ
    ブ区域をサブ格子(15,16)で構成したことを特徴
    とする光学式走査装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から4までのいずれか1項に記
    載の光学式走査装置において、ほぼ直線状の格子線を有
    する別の回折素子(30)を前記放射源(7)と前記対
    物レンズ系(8)との間の走査ビーム(6)の光路中に
    配置して放射源から放出されたビームを走査ビームと2
    本の補助ビーム(31,32)とに分割し、これら補助
    ビームを対物レンズ系により情報面(2)上に別の2個
    の放射スポット(Sb ,Sc )に集束させ、さらに2個
    の別の検出系(35,40)を具え、これら各検出系が
    情報面で反射した一方の補助ビームとそれぞれ関連する
    ことを特徴とする光学式走査装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の光学式走査装置におい
    て、前記補助ビーム(31,32)のための検出系(3
    5,40)を、走査ビーム(6)のための検出系(1
    0)の両側で走査ビーム用の検出系(10)の中心から
    回折格子(12)の0次サブビームの光軸に到る垂線と
    直交する方向に配置したことを特徴とする光学式走査装
    置。。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載の光学式走査装置におい
    て、走査ビーム(6)、第1の補助ビーム(31)及び
    第2の補助ビーム(32)のための検出系(10,3
    5,40)が、第1及び第2の検出器(43,44)、
    第3及び第4の検出器(36,37)並びに第5及び第
    6の検出器(41,42)をそれぞれ有し、これら6個
    の検出器を走査ビーム用の検出系(10)の中心から回
    折格子(12″)の0次ビームの光軸に到る垂線と直交
    する方向に見て、第3、第1、第5、第4、第2、第6
    の検出器の順序で並置したことを特徴とする光学式走査
    装置。
  8. 【請求項8】 請求項1から7までのいずれか1項に記
    載の光学式走査装置において、前記走査ビーム(6)の
    ための検出系(10)が2個の検出器を具え、これら検
    出器の少なくとも一方の検出器を境界線(22)により
    走査サブビーム(13)を検出する2個の検出素子(2
    0,21)に分割したことを特徴とする光学式走査装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の光学式走査装置におい
    て、前記検出素子(20,21)間の境界線が前記回折
    素子(12)の0次ビームの光軸に向くことを特徴とす
    る光学式走査装置。
  10. 【請求項10】 請求項1から9までのいずれか1項に
    記載の光学式走査装置において、前記サブ区域(56,
    57;71,72)が互いに異なる光学強度を有するこ
    とを特徴とする光学式走査装置。
  11. 【請求項11】 請求項1から10までのいずれか1項
    に記載の光学式走査装置において、前記分割素子(1
    2,12′,12″,45,55,70)及び/又は別
    の回折素子(30)を反射型としたことを特徴とする光
    学式走査装置。
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