JPH061955Y2 - 母屋への垂木の支持構造 - Google Patents
母屋への垂木の支持構造Info
- Publication number
- JPH061955Y2 JPH061955Y2 JP7932687U JP7932687U JPH061955Y2 JP H061955 Y2 JPH061955 Y2 JP H061955Y2 JP 7932687 U JP7932687 U JP 7932687U JP 7932687 U JP7932687 U JP 7932687U JP H061955 Y2 JPH061955 Y2 JP H061955Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rafter
- purlin
- support
- opening angle
- support structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［技術分野］ 本考案は垂木が母屋の上に直接載置されずに両者の間に
すき間が生じるような場合における母屋への垂木の支持
構造に関する。
すき間が生じるような場合における母屋への垂木の支持
構造に関する。
［背景技術］ 複数本並設した母屋８上に垂木９を直角に架けわたした
場合、施工誤差や、材料の誤差等によって第６図のよう
に複数個の母屋のうちある母屋８と垂木９との間にすき
間Ｓが生じ、この部分では垂木９が母屋８に支持されな
いという問題があった。
場合、施工誤差や、材料の誤差等によって第６図のよう
に複数個の母屋のうちある母屋８と垂木９との間にすき
間Ｓが生じ、この部分では垂木９が母屋８に支持されな
いという問題があった。
［考案の目的］ 本考案は上記の従来の問題点に鑑みて考案したものであ
って、その目的とするところは母屋と垂木との間にすき
間が生じた場合に簡単且つ確実に母屋を支持できる母屋
への垂木の支持構造を提供するにある。
って、その目的とするところは母屋と垂木との間にすき
間が生じた場合に簡単且つ確実に母屋を支持できる母屋
への垂木の支持構造を提供するにある。
［考案の開示］ 本考案の母屋への垂木の支持構造は、母屋固定部１に垂
木支持部３を回動自在に枢支すると共に母屋固定部１と
垂木支持部３との開き角度を調整自在として任意の開き
角度を保持する開き角度変更兼保持手段１６を設けて支
持金具Ａを構成し、支持金具Ａを母屋８と垂木９との間
に介在させて支持金具Ａを介して垂木９を母屋８に支持
して成るものであって、このような構成を採用すること
で上記した本考案の目的を達成したものである。すなわ
ち本考案にあっては、開き角度変更兼保持手段１６を操
作して開き角度を調整することで垂木支持部３を垂木９
に当てて支持できるようになったものである。
木支持部３を回動自在に枢支すると共に母屋固定部１と
垂木支持部３との開き角度を調整自在として任意の開き
角度を保持する開き角度変更兼保持手段１６を設けて支
持金具Ａを構成し、支持金具Ａを母屋８と垂木９との間
に介在させて支持金具Ａを介して垂木９を母屋８に支持
して成るものであって、このような構成を採用すること
で上記した本考案の目的を達成したものである。すなわ
ち本考案にあっては、開き角度変更兼保持手段１６を操
作して開き角度を調整することで垂木支持部３を垂木９
に当てて支持できるようになったものである。
以下本考案を実施例により詳述する。母屋固定部１は第
２図の実施例では縦片１aと横片１bとよりなる逆Ｌ状を
しており、横片１bの先端に垂木支持部３の一端が蝶番
１７により回動自在に枢支してある。横片１bからは上
方に向かって上向き雄ねじ部２が上方に向けて突設して
あり、また垂木支持部３の下面にはピン１８により下向
き雄ねじ部４の上端部が回動自在に枢支してある。ここ
で上向き雄ねじ部２と下向き雄ねじ部４とは逆ねじの関
係となっている。略口字状をした回転操作体５は上部に
上雌ねじ部６を設け、下部に下雌ねじ部７を設けてあ
る。そして回転操作体５の上雌ねじ部６に垂木支持部３
の下向き雄ねじ部４を螺合し、下雌ねじ部７に母屋支持
部１の上向き雄ねじ部２を螺合して支持金具Ａを構成し
てある。ここで下向き雄ねじ部４、上向き雄ねじ部３、
回転操作体５により母屋固定部１と垂木支持部３との開
き角度を調整自在として任意の開き角度を保持する開き
角度変更兼保持手段１６が構成したある。しかして上記
のような構成の支持金具Ａは複数個並んだ母屋８の上に
直角に垂木９を架設した場合、垂木９が母屋８に載置さ
れないですき間Ｓが生じる箇所で使用されるものであ
り、母屋固定部１を釘のような固着具１０により母屋８
に固着し、その後で回転操作体５を回転することで垂木
支持部３と横片１bとのなす角度を大きくしていって垂
木支持部３を垂木９に下方から押し当てて支持するもの
である。なお必要に応じて垂木支持部３を垂木９に押し
当てた状態で垂木支持部３を釘などで垂木９に固着する
ようにしてもよい。
２図の実施例では縦片１aと横片１bとよりなる逆Ｌ状を
しており、横片１bの先端に垂木支持部３の一端が蝶番
１７により回動自在に枢支してある。横片１bからは上
方に向かって上向き雄ねじ部２が上方に向けて突設して
あり、また垂木支持部３の下面にはピン１８により下向
き雄ねじ部４の上端部が回動自在に枢支してある。ここ
で上向き雄ねじ部２と下向き雄ねじ部４とは逆ねじの関
係となっている。略口字状をした回転操作体５は上部に
上雌ねじ部６を設け、下部に下雌ねじ部７を設けてあ
る。そして回転操作体５の上雌ねじ部６に垂木支持部３
の下向き雄ねじ部４を螺合し、下雌ねじ部７に母屋支持
部１の上向き雄ねじ部２を螺合して支持金具Ａを構成し
てある。ここで下向き雄ねじ部４、上向き雄ねじ部３、
回転操作体５により母屋固定部１と垂木支持部３との開
き角度を調整自在として任意の開き角度を保持する開き
角度変更兼保持手段１６が構成したある。しかして上記
のような構成の支持金具Ａは複数個並んだ母屋８の上に
直角に垂木９を架設した場合、垂木９が母屋８に載置さ
れないですき間Ｓが生じる箇所で使用されるものであ
り、母屋固定部１を釘のような固着具１０により母屋８
に固着し、その後で回転操作体５を回転することで垂木
支持部３と横片１bとのなす角度を大きくしていって垂
木支持部３を垂木９に下方から押し当てて支持するもの
である。なお必要に応じて垂木支持部３を垂木９に押し
当てた状態で垂木支持部３を釘などで垂木９に固着する
ようにしてもよい。
ところで第３図には複数本の垂木９を横桟で連結したパ
ネル枠１２に面板１３を張着した軒棟方向に長尺な屋根
パネル１５が示してある。この屋根パネル１５には必要
に応じてあらかじめ屋根板１４を葺設しておいてもよ
い。このような屋根パネル１５も屋根パネル１５の一構
成部材である垂木９を複数列並設した母屋８上に架設
し、垂木９と母屋８との間にすき間が生じた場合、上記
の支持金具Ａで垂木９を母屋８に支持させるようにする
ものである。
ネル枠１２に面板１３を張着した軒棟方向に長尺な屋根
パネル１５が示してある。この屋根パネル１５には必要
に応じてあらかじめ屋根板１４を葺設しておいてもよ
い。このような屋根パネル１５も屋根パネル１５の一構
成部材である垂木９を複数列並設した母屋８上に架設
し、垂木９と母屋８との間にすき間が生じた場合、上記
の支持金具Ａで垂木９を母屋８に支持させるようにする
ものである。
なお支持金具Ａは垂木９の勾配を例えば第４図の実線か
ら想像線のように調整するのにも使用できるものであ
る。
ら想像線のように調整するのにも使用できるものであ
る。
第５図には支持金具Ａの他の実施例が示してあり、この
実施例では母屋固定部１が横片のみで構成してある。
実施例では母屋固定部１が横片のみで構成してある。
［考案の効果］ 本考案は、叙述のように、母屋固定部に垂木支持部を回
動自在に枢支すると共に母屋固定部と垂木支持部との開
き角度を調整自在として任意の開き角度を保持する開き
角度変更兼保持手段を設けて支持金具を構成し、支持金
具を母屋と垂木との間に介在させて支持金具を介して垂
木を母屋に支持してあるので、垂木が母屋に直接載らず
すき間が生じたような場合、開き角度変更兼保持手段を
操作して開き角度を変えることで垂木支持部により垂木
を確実に支持できるものである。
動自在に枢支すると共に母屋固定部と垂木支持部との開
き角度を調整自在として任意の開き角度を保持する開き
角度変更兼保持手段を設けて支持金具を構成し、支持金
具を母屋と垂木との間に介在させて支持金具を介して垂
木を母屋に支持してあるので、垂木が母屋に直接載らず
すき間が生じたような場合、開き角度変更兼保持手段を
操作して開き角度を変えることで垂木支持部により垂木
を確実に支持できるものである。
第１図は本考案の一実施例の断面図、第２図は同上の支
持金具の斜視図、第３図は屋根パネルの斜視図、第４図
は垂木の勾配を調整する例を示す説明図、第５図は支持
金具の他の実施例の側面図、第６図は従来例の断面図で
あって、１は母屋固定部、３は垂木支持部、８は母屋、
９は垂木、１６は開き角度変更兼保持手段である。
持金具の斜視図、第３図は屋根パネルの斜視図、第４図
は垂木の勾配を調整する例を示す説明図、第５図は支持
金具の他の実施例の側面図、第６図は従来例の断面図で
あって、１は母屋固定部、３は垂木支持部、８は母屋、
９は垂木、１６は開き角度変更兼保持手段である。
Claims (1)
- 【請求項１】母屋固定部に垂木支持部を回動自在に枢支
すると共に母屋固定部と垂木支持部との開き角度を調整
自在として任意の開き角度を保持する開き角度変更兼保
持手段を設けて支持金具を構成し、支持金具を母屋と垂
木との間に介在させて支持金具を介して垂木を母屋に支
持して成る母屋への垂木の支持構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7932687U JPH061955Y2 (ja) | 1987-05-26 | 1987-05-26 | 母屋への垂木の支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7932687U JPH061955Y2 (ja) | 1987-05-26 | 1987-05-26 | 母屋への垂木の支持構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63187621U JPS63187621U (ja) | 1988-12-01 |
| JPH061955Y2 true JPH061955Y2 (ja) | 1994-01-19 |
Family
ID=30929083
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7932687U Expired - Lifetime JPH061955Y2 (ja) | 1987-05-26 | 1987-05-26 | 母屋への垂木の支持構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH061955Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-05-26 JP JP7932687U patent/JPH061955Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63187621U (ja) | 1988-12-01 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH061955Y2 (ja) | 母屋への垂木の支持構造 | |
| JPH0629298Y2 (ja) | 母屋への垂木の支持構造 | |
| JPS6235780Y2 (ja) | ||
| JPH069198Y2 (ja) | 建物の鼻隠し | |
| JPH0439940Y2 (ja) | ||
| JPH0735024Y2 (ja) | 連棟式車庫の屋根端部連結構造 | |
| JPS635651B2 (ja) | ||
| JPH0650561Y2 (ja) | 笠木装置 | |
| JPH036737Y2 (ja) | ||
| JP3771062B2 (ja) | 切妻屋根を備えた建物 | |
| JPS6220561Y2 (ja) | ||
| JPH069199Y2 (ja) | 建物の鼻隠し | |
| JP2565663Y2 (ja) | けらば構造 | |
| JPH0748830Y2 (ja) | 屋根装置 | |
| JP2505648Y2 (ja) | 段付き垂木 | |
| JPH0454251Y2 (ja) | ||
| JP2582104Y2 (ja) | 屋根構造 | |
| GB2335676A (en) | A ridge assembly with a gable end support for rafters in a conservatory roof | |
| JPH0747537Y2 (ja) | 屋根パネルの取り付け構造 | |
| JP2540588Y2 (ja) | アプローチ等の組立建物における屋根板押え | |
| JPH0627691Y2 (ja) | 軒天井の構造 | |
| JP2511312B2 (ja) | 樋受け金具装置 | |
| JPH0755217Y2 (ja) | 切妻屋根の妻側端部の屋根支持構造 | |
| JPH0633071Y2 (ja) | 軒天井取付構造 | |
| JPH09287233A (ja) | 軒先ユニット設置構造 |