JPH0619535Y2 - 押出装置用コンテナ - Google Patents

押出装置用コンテナ

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JPH0619535Y2
JPH0619535Y2 JP9878486U JP9878486U JPH0619535Y2 JP H0619535 Y2 JPH0619535 Y2 JP H0619535Y2 JP 9878486 U JP9878486 U JP 9878486U JP 9878486 U JP9878486 U JP 9878486U JP H0619535 Y2 JPH0619535 Y2 JP H0619535Y2
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JP
Japan
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liner
container
tapered opening
divided
powder
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JP9878486U
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JPS637131U (ja
Inventor
勲一 佐藤
信 長倉
郁夫 藤島
啓至 太宰
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石川島播磨重工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、金属粉末等の押出成形を行う装置のコンテナ
に関するものである。
[従来の技術] 第3図は一般的な粉末押出装置の一例を示すもので、コ
ンテナ1に圧入されているライナ12のボア2内に充填さ
せた粉末3を、ボルスタプレート4及びプレッシャープ
レート5を介してカウンタプラテン6に支持させたダイ
ス7により受け、且つ反対側から図示しないメインシリ
ンダにより押圧作動するステム8によりダミーブロック
9を介して前記粉末3を押圧することによりダイス7に
よる押出成形を行い、又このとき、圧縮される粉末3と
ライナ12との摩擦力によるコンテナ1の移動を押えるた
めに、コンテナホルダ10及び押付シリンダ11を介してコ
ンテナ1をダイス7に押付け支持するようにしている。
[考案が解決しようとする問題点] しかし、上記従来の粉末押出装置におけるコンテナ1の
ボア2には、硬い金属製のライナ12を圧入するようにし
ており、このために粉末3の押出成形を行う際、ライナ
12内面の摩擦抵抗により、ボア2とダミーブロック9外
周面との間に粉末3が噛込まれて焼付きを起こし、この
焼付きにより押出力が過大になってしまうと云う問題を
有していた。
本考案は、こうした従来の問題点に着目してなしたもの
で、コンテナのボアにおける粉末圧縮時の摩擦抵抗を減
少させて、性状の優れた製品を押出成形できるコンテナ
を提供することを目的としている。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、上記技術的課題を解決しようとしたもので、
押出装置におけるコンテナ部材に、ダイス側に向けて広
がり形状のテーパを有したテーパ状開口を形成し、且つ
該テーパ状開口の内側に、該テーパ状開口に合致するテ
ーパ状の外径形状に有すると共に、内側にストレート形
状のライナー挿入孔を有し、更に周方向に複数個に分割
された形状を有する多分割テーパリングを設け、且つ該
多分割テーパリング内側に、外径が前記ライナー挿入孔
に合致し内部にストレート形状のボアを有したカーボン
ライナーを設け、更に該カーボンライナーと前記コンテ
ナ部材のテーパ状開口との間に前記多分割テーパリング
を挿入して前記カーボンライナーを圧縮状態に固定する
ライナー止めプレートを備えたことを特徴とする押出装
置用コンテナ、に係るものである。
[作用] 従って、本考案では、コンテナ部材に設けたカーボンラ
イナーのボア内で粉末の圧縮を行うようにしているの
で、圧縮時の摩擦抵抗を小さく押えて押出成形品の性状
を良好に保持させ、且つカーボンライナーを周方向に複
数個に分割された多分割テーパリングにより支持して常
に圧縮力を作用させておくようにしているのでカーボン
ライナーの強度も保持できる。
[実施例] 以下図面に基づいて本考案の一実施例を説明する。
第1、2図は前記第3図に示す従来の粉末押出装置に適
用するようにした本考案のコンテナ1の一例を示すもの
で、コンテナ部材13に、ダイス7側に向けて末広がり形
状のテーパ状開口14を形成し、且つ該テーパ状開口14内
に、外周面が前記テーパ状開口14と合致するテーパ面を
有すると共に、内部にストレート形状のライナー挿入孔
15を有し、且つ周方向に複数個に分割された金属製の多
分割テーパリング16を設ける。
更に、該多分割テーパリング16の内側には、前記ライナ
ー挿入孔15に合致する外径形状を有し、且つ内側にスト
レート形状の粉末圧縮用のボア2を有したカーボンライ
ナー17を設ける。
又、前記コンテナ部材13には、該コンテナ部材13とカー
ボンライナー17との間に多分割テーパリング16を押し込
んでカーボンライナー17に圧縮力を与えた状態で多分割
テーパリング16及びカーボンライナー17を固定するよう
にしたライナー止めプレート18を備えている。
前記カーボンライナー17は従来の金属に比して粉末押出
時の摩擦抵抗を著しく低下させることができ、従って、
ボア2内での粉末の圧縮を良好な性状で安定して行うこ
とができ、よってダイス7にて押出成形される製品の性
状(特に表面性状)を良好なものとすることができる。
上記したように、カーボンライナー17は、常に圧縮方向
の力を受けるようにしているので、カーボンライナー17
の弱点をカバーしてその強度を保持することができる。
尚、本考案は上記実施例にのみ限定されるものではな
く、本考案の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更
を加え得る。
[考案の効果] 上記したように、本考案の押出装置用コンテナによれ
ば、コンテナ部材に設けたカーボンライナーのボア内で
粉末の圧縮を行うようにしているので、圧縮時の摩擦抵
抗を小さく押えて押出成形品の性状を良好に保持させる
ことができ、且つカーボンライナーを周方向に複数個に
分割された多分割テーパリングにより常に圧縮力を作用
させた状態に支持するようにしているので、カーボンラ
イナーの強度も保持できる優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す切断側面図、第2図は
第1図をII方向から見たカーボンライナー及び多分割テ
ーパリングの形状を示す説明図、第3図は従来の粉末押
出装置の一例を示す切断側面図である。 1はコンテナ、2はボア、3は粉末、7はダイス、8は
ステム、9はダミーブロック、10はコンテナホルダ、11
は引付シリンダ、13はコンテナ部材、14はテーパ状開
口、15はライナー挿入孔、16は多分割テーパリング、17
はカーボンライナー、18はライナー止めプレートを示
す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】押出装置におけるコンテナ部材に、ダイス
    側に向けて広がり形状のテーパを有したテーパ状開口を
    形成し、且つ該テーパ状開口の内側に、該テーパ状開口
    に合致するテーパ状の外径形状を有すると共に、内側に
    ストレート形状のライナー挿入孔を有し、更に周方向に
    複数個に分割された形状を有する多分割テーパリングを
    設け、且つ該多分割テーパリング内側に、外径が前記ラ
    イナー挿入孔に合致し内部にストレート形状のボアを有
    したカーボンライナーを設け、更に該カーボンライナー
    と前記コンテナ部材のテーパ状開口との間に前記多分割
    テーパリングを挿入して前記カーボンライナーを圧縮状
    態に固定するライナー止めプレートを備えたことを特徴
    とする押出装置用コンテナ。
JP9878486U 1986-06-27 1986-06-27 押出装置用コンテナ Expired - Lifetime JPH0619535Y2 (ja)

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JPS637131U JPS637131U (ja) 1988-01-18
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