JPH06195317A - データ処理システム - Google Patents

データ処理システム

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JPH06195317A
JPH06195317A JP4342385A JP34238592A JPH06195317A JP H06195317 A JPH06195317 A JP H06195317A JP 4342385 A JP4342385 A JP 4342385A JP 34238592 A JP34238592 A JP 34238592A JP H06195317 A JPH06195317 A JP H06195317A
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JP
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JP4342385A
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Inventor
Yoichi Tanibayashi
陽一 谷林
Tetsuo Nakakawaji
哲男 中川路
Koji Okamura
耕二 岡村
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 処理の一部をネットワーク接続された装置で
実行させることにより、各装置間のデータ処理を効率的
に行なえるようにするデータ処理システムにおいて、処
理依頼側装置、処理実行側装置、および通信路の状態や
負荷を収集、管理し、その管理情報を利用して最適な分
散処理を行なうことにより、性能を高める。 【構成】 処理実行側の装置2において、到着要求管理
部12が通信処理部7に到着する要求データを監視して
おり、処理待ちにの状態にある要求が予め設定した個数
以上存在することを認識すると、他サーバ状態管理部1
1が蓄積している情報を元に他の利用可能かつ最適な処
理実行側装置2を決定し、そこに対して要求を転送す
る。これにより、処理実行側の装置を動的かつ自動的に
決定し、各処理実行側の装置の状態や負荷の状況を反映
する形で、最適な装置で処理を実行させることが可能と
なり、システム全体の性能が高まる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電子計算機あるいは
情報通信システムをネットワークで接続した分散処理シ
ステムに関するものであり、さらに詳しくはシステム性
能や信頼性向上を目的とした分散処理システムの最適化
に係わる方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のデータ処理システムで
は、例えば、Andrew.D.Birrell, Bruce.J.Nelsonによ
る「Implementing Remote Procedure Call」(ACM
Transactions on Computer Systems,Vol.2,No.1,
pp.39−50,1984)や、特開昭55−1000「データ
処理システム」に記載のように、依頼元から遠隔の装置
に処理を依頼する場合、依頼要求をそのまま遠隔の装置
に送信し、依頼を受けた遠隔の装置は、最初に受信した
処理を実行し、処理が終了すると処理結果を依頼元に送
り返した後に、次の依頼を受信し、処理を行なうように
なっていた。
【0003】図6は、従来のデータ処理システムにおけ
る処理の依頼方法を示す図であり、1は処理依頼側装
置、2は処理実行側装置、3は通信路であり、処理依頼
側装置1は、業務処理実行部4、要求データ生成部5、
結果データ解析部6、通信処理部7を備えており、処理
実行側装置2は、依頼処理実行部8、要求データ解析部
9、結果データ生成部10、通信処理部7を備えてい
る。
【0004】以下、従来システムにおける処理の依頼方
法の例を図6を参照して説明する。上記構成に基づく従
来装置において、通信路3は、上記構成の装置1、およ
び装置2と接続されている。処理依頼側装置1上の業務
処理実行部4が要求を発行すると、要求データ生成部5
が通信路3上で伝送できる形式の要求データを生成し、
処理依頼側装置1上の通信処理部7が通信路3を介して
処理実行側装置2上の通信処理部7に送信する。処理実
行側装置2では、通信処理部7が要求データを受信し、
要求データ解析部9が、要求データを解析し依頼処理実
行部8に渡す。依頼処理実行部8で実行された結果を元
に、結果データ生成部10は上記要求データと同様に結
果データを生成し、処理実行側装置2上の通信処理部7
が通信路3を介して処理依頼側装置1の通信処理部7に
送信する。処理依頼側装置1の通信処理部で受信された
結果データは、結果データ解析部6で解析され、業務処
理実行部4に渡される。業務処理実行部4は結果を受け
とると、その結果を利用して処理を続行する。
【0005】またこの方法では、処理を実行する装置
が、その状態や負荷にかかわらず決定されてしまうた
め、日経エレクトロニクスNo.502 p.137
「分散コンピューティングの最前線−タスクブローカ」
に記載されているように、処理を実行する可能性のある
装置群の状態や負荷を一旦問い合わせてから、処理を依
頼する方法も提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のデータ処理シス
テムでは、以上のように処理を行ない、一旦要求が処理
実行側の装置で受信されると、その要求は処理実行側装
置上の先行する要求に対する処理が全て終了するまで通
信処理部内に蓄積されたままの状態となるため、他に利
用可能な処理実行装置が存在しても、そこに処理させる
ことができず、処理を実行する装置が限定し、資源の有
効活用ができないという問題点があった。
【0007】また、従来のデータ処理システムでは、以
上のように処理を行ない、どの処理依頼側の装置からの
要求も処理実行側の装置側で一様に待ち行列につなが
れ、逐次処理されるために、処理依頼側の装置の状況
(処理結果の返却の緊急度など)が処理実行側の装置の
処理実行制御に反映されないため、結果が遅れても構わ
ない処理が、速やかに結果を要求する処理よりも先んじ
て行なわれることがあり、システム全体としての処理効
率低下を招くことがあるという問題点があった。
【0008】また、従来のデータ処理システムでは、以
上のように処理を行ない、処理依頼側装置と処理実行側
装置の通信時には、通信要求毎に通信が行なわれるた
め、通信回線や装置の性能が低かったり、その時の状況
により性能が低下している場合は、通信のためのオーバ
ヘッドが高くなり、通信回数が多い場合には、システム
全体の処理効率が低下してしまうという問題点があっ
た。
【0009】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたもので、処理を依頼する側の装置で
は、依頼要求を最適化し、依頼を受け処理を実行する側
の装置においては、処理の最適化を行ない、実行を効率
良く行なうことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明にかかわるデー
タ処理システムでは、処理実行側装置の要求到着状態を
監視し、他の処理実行装置の状態を収集、蓄積すること
で、処理実行側装置内で処理を待たされている要求を、
他の利用可能な処理実行装置に転送することを可能とし
たものである。
【0011】また、この発明にかかわるデータ処理シス
テムでは、処理依頼側の装置においては、状況収集部を
新たに設け、そこで処理実行側の装置に処理を要求する
時にその要求に対する付加情報として状況情報を付加し
て送信し、処理実行側の装置では、新たに設けた処理依
頼側装置状況情報解析部が、処理依頼側の装置からの要
求の付加情報としての処理依頼側装置の状況情報を解析
することで、処理実行側の装置での処理実行方法を制御
することを可能としたものである。
【0012】さらに、この発明にかかわるデータ処理シ
ステムでは、処理依頼側装置の業務処理実行部と、処理
実行側装置の依頼処理実行部に処理性能管理部を設け、
処理依頼側装置と処理実行側装置の通信処理部に通信性
能管理部を新たに設け、通信時には、処理性能情報と、
通信性能情報を付加することにより、処理依頼側装置と
処理実行側装置の通信処理部に新たに設けた通信粒度決
定部において通信路と装置の性能を解析することで、処
理依頼側装置と処理実行側装置の間の通信路における最
適な通信粒度を決定し、通信を制御することを可能とし
たものである。
【0013】
【作用】この発明によるデータ処理システムでは、処理
実行側の装置内に蓄積され処理待ち状態になっている要
求が存在する場合に、他の利用可能な処理実行側装置を
選択し、そこに処理要求を転送するので、処理実行側で
の処理を分散させ、特定の処理実行装置の負荷が高くな
るの回避し、処理効率を改善することが可能となる。
【0014】また、この発明による、データ処理システ
ムでは、処理依頼側の装置から依頼する処理の優先度、
有効期限、他の要求との関連などを付加情報として処理
実行側の装置に送信し、処理実行側の装置ではその情報
を基に、処理の順序制御、優先度制御を行なうので、処
理結果の返却が早急に要求されている処理を処理結果の
返却に余裕のある処理に先んじて実行したり、有効期限
を過ぎたため処理結果の返却が意味のなくなった処理の
実行を取り消したりすることができるようになり、シス
テム全体として効率の高い分散処理が可能となる。
【0015】加えて、この発明によるデータ処理システ
ムでは、送信する際に自装置の処理装置の性能情報を送
信データに付加して送信し、受信した側では送信先の処
理装置の性能情報と通信回線の性能情報を保存してお
き、次の送信時にその性能情報を解析して、通信の粒度
を決定し、通信を行なうことで、受信側の装置や、通信
路の性能が低い時には通信の粒度を粗くすることがで
き、実際の通信量を減らし、システム内での通信のオー
バヘッドが高くならないようにすることで、システム全
体として効率の高い分散処理が可能となる。
【0016】
【実施例】
実施例1.図1は、この発明の一実施例を適用した場合
のデータ処理システムの構成を示す図であり、1は処理
依頼側装置、2は処理実行側装置、3は各装置を結ぶ通
信路、4は業務処理実行部、5は要求データ生成部、6
は結果データ解析部、7は通信処理部、8は依頼処理実
行部、9は要求データ解析部、10は結果データ生成部
あり、11は他の依頼実行側装置の状態を収集、蓄積す
る他サーバ状態管理部、12は通信処理部7が受信した
要求を監視し、他の依頼実行側装置にその状態を通知
し、他の利用可能な依頼実行側装置に要求を転送する到
着要求管理部である。
【0017】次に動作について説明する。処理依頼側装
置1の動作は、図6の従来のデータ処理システムと同様
に、要求を送信し、結果を受信する。処理依頼側装置1
が送信した要求は、処理実行側装置2で受信されるが、
このとき、先行する他の要求に対する処理が終っていな
い場合、通信処理部7内部のキューに蓄積され、先行す
る処理が全て終了するまで、処理待ち状態になる。到着
要求管理部12は、通信処理部7内部のキューに蓄積さ
れている処理待ちの状態の要求の個数をその装置の状態
情報として随時他の処理実行側装置に通知する。他サー
バの状態管理部11は、他の各処理実行側装置から到着
した最新の状態情報を蓄積している。到着要求管理部1
2は、処理待ちの状態にある要求が予め設定した個数以
上存在することを検知すると、他サーバ状態管理部11
が蓄積している他の処理実行側装置の状態情報を元に他
の利用可能かつ最適な処理実行側装置を決定し、そこに
対して直ちに要求を転送する。なお、予め設定しておく
要求の個数は、一定である必要はなく、状況に応じて動
的に変化しても構わない。以上のように、処理依頼側装
置1から発信された要求が、ある処理実行側装置2で処
理待ちの状態になっている間に、他の処理実行側装置が
処理可能な状態になった場合、その要求は直ちに処理可
能な処理実行側装置の方に転送され、処理が実行され
る。
【0018】実施例2.また、この発明の第2の実施例
に関して、図について説明する。図2は、この発明の一
実施例を適用した場合のデータ処理システムの構成を示
す図であり、1は処理依頼側の装置、2は処理実行側の
装置、3は通信路、4は業務処理実行部、5は要求デー
タ生成部、6は結果データ解析部、7は通信処理部、8
は依頼処理実行部、9は要求データ解析部、10は結果
データ生成部、13は状況情報収集付加部、14は処理
依頼側装置状況解析部である。
【0019】また図3は、この発明の一実施例を適用し
た場合のデータ処理システムにおけるデータの流れを時
間に沿って示す図であり、15は、ある処理依頼側の装
置、16はもう一つの処理依頼側の装置、17は処理実
行側の装置、18は緊急度の小さい画面更新要求デー
タ、19は緊急度の大きいファイル読み出し要求デー
タ、20は処理実行側で実行していた処理、21は処理
実行側でのファイル読み出し処理、22は処理実行側で
の画面更新処理、23はファイル読み出し処理結果デー
タ、24は画面更新処理結果データである。
【0020】次に動作について説明する。処理依頼側の
装置1において、業務処理実行部4から発生した処理実
行の要求を受けて要求データ生成部5が要求データを生
成し、通信処理部7に送信を依頼する。この際、状況情
報収集付加部13が、その要求の優先度、有効期限、他
の要求との関連などを付加情報として通信処理部7に通
知する。通信処理部7では、要求データに付加情報を付
加してデータを作成、送信する。送信されたデータは、
通信路3を経て処理実行側の装置2の通信処理部7で受
信される。受信されたデータは、要求データ解析部9
で、要求されている処理の種類やその詳細内容が解析さ
れて、依頼処理実行部8に処理の実行を依頼する。同時
に、受信されたデータに基づいて処理依頼側装置状況解
析部14が、状況情報収集付加部13によって付加され
た付加情報を解析し、依頼処理実行部8に処理実行時の
情報として通知する。依頼処理実行部8は、その情報に
基づいて優先度などを制御しつつ依頼された処理を実行
し、処理結果を結果データ生成部10に渡す。結果デー
タ生成部10では処理結果をデータとして作成し、通信
処理部7に送信を依頼する。送信されたデータは通信路
3を経て、処理依頼側の装置1に返却され、通信処理部
7で受信された後、結果データ解析部6にて処理結果と
して解析され、業務処理実行部4に渡される。
【0021】次に、この効果の例を図3に沿って説明す
る。処理実行側の装置17では、ある処理20を実行中
である。ここで処理依頼側の装置15が、画面の更新と
いう処理を、処理実行側の装置17に依頼する。このと
き、処理依頼側の装置15の状況情報収集付加部13
は、その要求が直ちに結果を必要としないことを業務処
理実行部4から知らされ緊急度小という付加情報を処理
要求データ18に付加する。その後、別の処理依頼側の
装置16がファイルの読み出しという処理を、処理実行
側の装置17に依頼する。このとき、処理依頼側の装置
16の状況情報収集付加部13はその要求が直ちに結果
を必要とすることを業務処理実行部4から知らされ緊急
度大という付加情報を処理要求データ19に付加する。
処理実行側の装置17では、処理20の終了時点で、次
に実行すべき処理を選択する。この時点では、処理要求
データ18と処理要求データ19が実行を待っている
が、処理要求データ18の方が先着である。選択に当た
っては、処理依頼側装置状況解析部が処理要求データ1
9の方が緊急度が高いことを解析して、依頼処理実行部
においてその処理を先に行なうことを決定する。結果と
して処理要求データ19に基づく処理21が実行され、
結果データ23が返却された後、処理要求データ18に
基づく処理22が実行され、結果データ24が返却され
る。
【0022】実施例3.また、この発明の第3の実施例
に関して、図について説明する。図4は、この発明の一
実施例を適用した場合のデータ処理システムの構成を示
す図であり、1は処理依頼側装置、2は処理実行側装
置、3は通信路、4は業務処理実行部、5は要求データ
生成部、6は結果データ解析部、7は通信処理部、8は
依頼処理実行部、9は要求データ解析部、10は結果デ
ータ生成部、25は処理性能管理部、26は通信性能管
理部、27は通信粒度決定部である。また、図5は、こ
の発明の一実施例を適用した場合のデータ処理システム
におけるデータの流れを時間に沿って示す図であり、2
8は処理依頼側の装置、29は処理実行側の装置、30
は一番目の要求データ、31は二番目の要求データ、3
2は三番目の要求データ、33は処理結果データであ
る。
【0023】次に動作について説明する。処理依頼側の
装置1において、業務処理実行部4から発生した処理実
行の要求を受けて、要求データ生成部5が要求データを
生成し、通信処理部7に送信を依頼する。通信処理部7
は、通信粒度決定部27を通して通信を行なう。通信粒
度決定部27は、処理性能管理部25と通信性能管理部
26にある情報から、この通信路3と処理実行側装置2
の性能を得て通信の粒度を決定し、決定した粒度に従っ
て通信を行なう。この時、処理依頼側装置1の通信粒度
決定部27は、通信データに処理依頼側装置1の処理性
能の情報を付加し送信することにより処理実行側装置2
に処理依頼側装置1の処理性能を伝える。送信されたデ
ータは、通信路3を経て処理実行側装置2の通信処理部
7で受信される。処理実行側装置2は、通信処理部7に
て通信性能情報を通信性能管理部26に渡し、一方、要
求データ解析部9を経て依頼された処理を依頼処理実行
部8で実行し、依頼側装置の装置性能情報を処理性能管
理部25に渡す。次いで、結果データ生成部10で処理
結果をデータとして作成し、通信路7に送信を依頼す
る。通信処理部7は通信粒度決定部27を通して通信を
行なう。通信粒度決定部27は、処理性能管理部25と
通信性能管理部26にある情報からこの通信路3と処理
依頼側装置1の性能を得て通信の粒度を決定し、決定し
た粒度に従って通信を行なう。この時、処理実行側装置
2の通信粒度決定部27は、通信データに処理実行側装
置2の装置に関する処理性能の情報を付加し送信するこ
とにより、処理依頼側装置1に処理実行側装置2の処理
性能を伝える。送信されたデータは通信路3を経て処理
依頼側装置1の通信処理部7で受信される。処理依頼側
装置1では、通信処理部7にて通信性能情報を通信性能
管理部7に渡し、結果データ解析部6にて処理結果を解
析し、業務処理実行部4に渡す。業務処理実行部4で、
処理実行側装置の装置性能情報を処理性能管理部25に
渡す。次に、この効果の例を図5に沿って説明する。あ
る処理依頼側装置28で、ある処理実行側装置29に対
して、要求データ30、二番目の要求データ31、三番
目の要求データ32の要求を行なう。処理実行側装置2
では、要求データ30、二番目の要求データ31、三番
目の要求データ32の結果を送信する際、処理依頼側装
置28の性能が低いかもしくは、通信路の性能が低い場
合に通信粒度決定部においてこれら三つの結果データは
まとめて送信する方が良いと判断し、結果データ33で
まとめて送信する。
【0024】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、時々
刻々と装置の状態や負荷が変化する状況において、依頼
要求が受信された後にそれらを反映する形で、処理実行
側の装置を動的かつ自動的に決定し、最適な装置上での
実行が可能となる。これにより、ネットワークの装置間
で処理を最適に分散することができ、システム全体の資
源の利用効率および処理性能が高まる。
【0025】また、処理依頼側の装置の状況が処理実行
側の処理実行順序に反映されるので、その状況に応じて
処理実行順序を変更したり、実行自体を取り消すことが
可能となり、全体としてシステムの処理効率を向上させ
ることができる。
【0026】さらに、処理依頼側の装置と処理実行側の
装置および、通信路の性能が処理依頼側の装置と、処理
実行側の装置間の通信に反映される。これにより、装置
間の通信もしくは、通信路の性能が落ちている時でも、
通信のオーバーヘッドが高くならず、全体としてシステ
ムの処理効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は発明の実施例1を示すデータ処理システ
ムの構成を示す図である。
【図2】図2は発明の実施例2を示すデータ処理システ
ムの構成を示す図である。
【図3】図3は発明の実施例2を示すデータ処理システ
ムにおけるデータの流れを示す図である。
【図4】図4は発明の実施例3を示すデータ処理システ
ムの構成を示す図である。
【図5】図5は発明の実施例3のデータ処理システムに
おけるデータの流れを示す図である。
【図6】図6は従来のデータ処理システムの構成を示す
図である。
【符号の説明】
1 処理依頼側装置 2 処理実行側装置 3 通信路 4 業務処理実行部 5 要求データ生成部 6 結果データ解析部 7 通信処理部 8 依頼処理実行部 9 要求データ解析部 10 結果データ生成部 11 他サーバ状態管理部 12 到着要求管理部 13 状況情報収集付加部 14 処理依頼側装置状況解析部 15 ある処理依頼側の装置1 16 もう一つの処理依頼側の装置2 17 処理実行側の装置 18 緊急度の小さい画面更新要求データ 19 緊急度の大きいファイル読み出し要求データ 20 処理実行側で実行していた処理 21 処理実行側でのファイル読み出し処理 22 処理実行側での画面更新処理 23 ファイル読み出し処理結果データ 24 画面更新処理結果データ 25 処理性能管理部 26 通信性能管理部 27 通信粒度決定部 28 ある処理依頼側装置 29 ある処理実行側装置 30 要求データ 31 二番目の要求データ 32 三番目の要求データ 33 結果データ なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理の一部をネットワークで接続された
    装置で実行させるデータ処理システムであって、依頼さ
    れた処理の実行側装置においては、依頼処理実行部と、
    通信処理部を備え、さらに依頼要求に基づく自装置の負
    荷状況管理手段と、システムを構成する他の装置群に関
    する負荷状況の監視手段を具備し、前記処理実行装置
    は、処理待ち状態にある処理要求を、該装置に関する負
    荷状況管理情報、並びに、前記他装置に関する負荷監視
    結果情報に基づいて、他の適切な処理実行装置へ転送
    し、実行させることを特徴とするデータ処理システム。
  2. 【請求項2】 処理の一部をネットワークで接続された
    装置で実行させるデータ処理システムであって、処理依
    頼側装置においては、業務処理実行部と、通信処理部を
    備え、さらに処理実行時における順序制御、優先度制御
    に係る制御情報の管理手段を具備し、依頼された処理の
    実行側装置においては、依頼処理実行部、通信処理部、
    及び依頼処理解析部を備え、該解析部は、前記制御情報
    に基づいて、処理の順序、変更、優先制御を可能とする
    ことを特徴とするデータ処理システム。
  3. 【請求項3】 処理の一部をネットワークで接続された
    装置で実行させるデータ処理システムであって、装置は
    通信処理部、装置に関する処理性能の管理部、及び通信
    性能管理部を備え、加えて前記処理性能管理情報と、前
    記通信性能管理情報より通信粒度を決定する通信粒度管
    理部を具備し、通信のオーバーヘッドを制御することを
    可能としたデータ処理システム。
JP4342385A 1992-12-22 1992-12-22 データ処理システム Pending JPH06195317A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002082707A (ja) * 2000-09-08 2002-03-22 Sodick Co Ltd 数値制御装置の集中管理装置
JP2008047096A (ja) * 2006-08-14 2008-02-28 Fuji Xerox Co Ltd キューイングを行うコンピュータシステム、方法、及びプログラム
US9621656B2 (en) 2013-11-18 2017-04-11 Fujitsu Limited Distributed deployment device and method

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