JPH06195092A - カラオケ装置 - Google Patents

カラオケ装置

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JPH06195092A
JPH06195092A JP4345728A JP34572892A JPH06195092A JP H06195092 A JPH06195092 A JP H06195092A JP 4345728 A JP4345728 A JP 4345728A JP 34572892 A JP34572892 A JP 34572892A JP H06195092 A JPH06195092 A JP H06195092A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テスト信号とマイクロホン位置のハウリング
周波数を測定してハウリング防止フィルタでカラオケ演
奏時のハウリングを防止するものである。 【構成】 音楽再生装置1と、マイクロホン3の音声信
号がハウリング防止フィルタ5を介してカラオケ部2に
供給され、複数のスピーカ15よりカラオケ信号が出力さ
れる。テスト信号発生部10と、このテスト信号によって
ハウリング周波数を測定するハウリング周波数測定部
と、マイクロホン位置を指示するマイク位置指定部7
と、測定ハウリング周波数データとマイク位置データの
記憶部12とを設けてハウリング防止フィルタでカラオケ
演奏時のハウリングを防止するよう構成したものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】この発明はカラオケ装置に係り、
特に、カラオケ演奏時のハウリングを防止するのに好適
なカラオケ装置に関する。
【従来技術】従来より、カラオケ装置は図3に示すブロ
ック図のものが多く提供されていた。図において、1は
音楽再生装置であり、この音楽再生装置1はカラオケ演
奏時の伴奏音楽などを発生し、この音楽再生装置1の出
力はカラオケ部2に供給される。3はマイクロホンであ
り、このマイクロホン3にはカラオケ演奏時の歌唱音声
信号が入力され、マイクロホン3の出力はマイクアンプ
4で増幅され、ハウリング防止フィルタ5を介して上記
カラオケ部2に供給される。8は操作部であり、この操
作部8は一般には複数の操作キーで構成され、この操作
部8によって指示された操作データは制御部9に供給さ
れる。11は表示部であり、この表示部11は上記制御部9
からの表示データによって必要情報を表示する。12は記
憶部であり、この記憶部12は上記制御部9の制御によっ
て記憶データを記憶したり、又は記憶部12に記憶した記
憶データを読み出して他の回路を制御したりする。14は
アンプであり、上記カラオケ部2からのカラオケ音楽信
号を増幅し、このカラオケ音楽信号は複数のスピーカ15
に供給されてスピーカ15から出力される。この様に構成
したカラオケ装置は音楽再生装置1からの伴奏音楽に合
わせてマイクロホン3より歌唱音声信号が入力され、カ
ラオケ部2においてミキシングレベル調整などを行って
カラオケ演奏を行っていた。このカラオケ演奏時、ユー
ザはマイクロホン3の位置によって予め決められたハウ
リング防止周波数を操作部8を操作して設定し、この操
作データは制御部9を介してハウリング防止フィルタ5
に供給され、ハウリング防止フィルタ5のフィルタ周波
数を決めていた。即ち、カラオケ演奏時のマイクロホン
3から侵入するハウリング周波数成分をカットしてハウ
リングを防止していた。
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
のカラオケ装置のハウリング防止機能は、予め決められ
た代表的な1カ所のマイクロホン3の設定位置によって
ハウリングを防止するようハウリング防止フィルタ5の
フィルタ周波数を決めていたので、カラオケ演奏時に歌
唱音声信号入力のマイクロホン3の位置が変わってしま
えばハウリング防止効果が減少し、ハウリングが発生し
てしまうという欠点があった。また、複数のスピーカ15
を前後左右に配置してカラオケ演奏の再生を行う場合、
各スピーカ15の音響特性やスピーカ15の周辺の音響空間
特性などが個々に異なるため、マイクロホン3の位置に
よってハウリング周波数が異なり、代表的なマイクロホ
ン3の位置に対するハウリング防止周波数でハウリング
防止フィルタ5を動作させても、完全にハウリングを防
止するのは不十分であり、ハウリングが発生していまう
という欠点があった。この発明は上記した点に鑑みてな
されたものであり、その目的とするところは従来例の欠
点を解消し、テスト信号を発生する信号発生部とマイク
ロホン3の位置によってハウリング周波数を測定して記
憶部に記憶し、この記憶したハウリング周波数データに
よってハウリング防止フィルタ5を制御してハウリング
周波数をカットしてハウリングを防止するカラオケ装置
を提供するところにある。
【課題を解決するための手段】この発明のカラオケ装置
はカラオケ音楽情報を出力する音楽再生装置と、音声信
号を出力するマイクロホンと、制御部によってフィルタ
特性が設定されるハウリング防止フィルタと、上記カラ
オケ音楽情報と上記ハウリング防止フィルタを介して出
力される音声信号とが信号処理されるカラオケ部とを有
して複数のスピーカよりカラオケ音声信号を出力するカ
ラオケ装置において、上記制御部によって発生信号周波
数が設定される信号発生部と、この信号発生部からの出
力信号を切換設定する信号切換部と、上記信号発生部か
らの出力信号が上記信号切換部を介して上記スピーカよ
り出力されるスピーカ出力を上記マイクロホンによって
受音してハウリング周波数を測定するハウリング周波数
測定部と、このハウリング周波数測定時のマイクロホン
位置を指示するマイク位置指定部と、前記測定ハウリン
グ周波数データとマイク位置データとを記憶する記憶部
とを設け、上記マイク位置指定部によって指定されたマ
イク位置データのハウリング周波数データによって上記
ハウリング防止フィルタのフィルタ周波数を設定して指
定されたマイク位置におけるハウリングを防止するよう
構成したものである。また、上記ハウリング防止フィル
タ、カラオケ部、信号発生部、信号切換部及びハウリン
グ周波数測定部をディジタルシグナルプロセッサ(DS
P)によって構成しても良い。更に、上記制御部におい
てハウリング防止フィルタのフィルタ周波数を設定する
フィルタ係数を算出し、このフィルタ係数を上記ハウリ
ング周波数データに代えて記憶部に記憶するよう構成し
ても良い。また、上記制御部においてハウリング防止フ
ィルタのフィルタ周波数を設定する識別番号を定め、こ
のフィルタ周波数の識別番号を上記ハウリング周波数デ
ータに代えて記憶部に記憶するよう構成しても良い。ま
た、上記フィルタ周波数の識別番号が上記記憶部に記憶
されている記憶部のアドレス番号であるよう構成しても
良い。
【作用】この発明によれば、マイクロホン位置によって
ハウリング周波数を測定する測定モードを設け、制御部
によって信号発生部よりテスト信号を発生して複数のス
ピーカよりテスト信号を出力する。このテスト信号を予
め決められた位置に設置したマイクロホンで受音し、こ
の受音したテスト信号がハウリング周波数測定部に供給
されてハウリング周波数を測定することができる。例え
ば、上記テスト信号がオーディオ全帯域成分を有したホ
ワイトノイズなどである場合、ハウリングが発生する
と、マイクロホン入力レベルが大きくなり、この高レベ
ルのハウリング信号の周波数を周波数分析して測定する
ことにより、ハウリング周波数を検出することができ
る。この様に、マイクロホン位置データと測定したハウ
リング周波数データを制御部で記憶部に記憶する。更
に、上記マイクロホンの設置可能な全位置におけるハウ
リング周波数を各々測定し、このマイクロホン位置と共
にハウリング周波数データを前記同様に記憶部に記憶す
る。カラオケ演奏時、マイクロホン位置に合わせてマイ
ク位置指定部よりマイク位置データを制御部に供給する
ことにより、制御部は記憶部に記憶したハウリング周波
数データを読み出し、このハウリング周波数データでハ
ウリング防止フィルタのフィルタ周波数を設定し、マイ
クロホンの入力系に配置したハウリング防止フィルタに
よってハウリング周波数をカットしてハウリングを防止
することができる。同様に、マイクロホン位置が変わっ
た場合でも、このマイクロホン位置によってマイク位置
指定部を操作するだけでハウリングを防止することがで
き、カラオケ演奏時のハウリング防止操作が容易にな
り、カラオケ演奏時のマイクロホン位置に対する最適な
ハウリング防止を行うことができる。また、ディジタル
シグナルプロセッサ(DSP) を使用して制御部からの制御
データによって、上記ハウリング周波数測定部などの動
作機能を DSPによって実施することにより、前記同様に
マイクロホン位置による最適なハウリング防止を行うこ
とも可能である。また、前記ハウリング周波数測定部に
よって測定したハウリング周波数の測定データの代わり
に、ハウリング防止フィルタのフィルタ係数、又はフィ
ルタの識別番号などを記憶部に記憶してハウリング防止
フィルタを制御しても良く、また、記憶部の記憶アドレ
ス番号などによってマイクロホン位置に対するハウリン
グ防止のフィルタ周波数を設定しても良い。この様に、
どんなマイクロホン位置であってもマイク位置指定部か
らマイクロホン位置データを入力するだけでハウリング
の発生を防止することが簡単に可能であるので、車載用
カラオケ装置はもとより、家庭用カラオケ装置や業務用
カラオケ装置などにでも応用できる。
【実施例】この発明に係るカラオケ装置の実施例を図1
に示したブロック図及び図2に示した他の実施例のブロ
ック図に基づいて説明する。なお、従来例と同一部分に
は同一符号を付してその説明を省略する。図において、
6はハウリング周波数測定部であり、このハウリング周
波数測定部6はマイクロホン3から入力されるテスト信
号によってハウリング周波数を測定し、このハウリング
周波数データを制御部9に供給する。7はマイク位置指
定部であり、このマイク位置指定部7からの指定データ
が制御部9に供給されてマイクロホン3の位置データが
各部に供給される。10は信号発生部であり、この信号発
生部10は制御部9からの指示によって任意の信号を発生
することができ、この信号発生部10の出力信号は信号切
換部13を介してアンプ14に供給される。この様に構成し
たカラオケ装置は、まず最初に操作部8を操作してカラ
オケ装置をハウリング周波数測定モードに設定すると、
制御部9は表示部11にモード設定表示を行うと同時に、
制御部9は信号発生部10を動作させるよう制御し、信号
切換部13を図のように信号発生部10出力側に切り換えて
設定する。上記、制御部9は一般にはマイクロコンピュ
ータなどで構成されていて、この制御部9のマイクロコ
ンピュータは周知のように基本的にはCPU,ROM,RAM 及び
入力ポート、出力ポートより構成され(図示せず)、RO
M にはCPU を制御するプログラムが書き込まれており、
CPU はこのプログラムに従って入力ポートより必要とさ
れる操作部8などの外部データを取り込んだり、又はRA
M との間でデータの授受を行なったりしながら演算処理
し、必要に応じて処理データを出力ポートより記憶部12
や表示部11に出力する。以下、入力ポートに接続した操
作部8やマイク位置指定部7などからの外部入力データ
による入力情報や、出力ポートより各部を制御する制御
部9の動作情報は、必要に応じて表示部11に表示され、
使用者は操作内容や制御部9による制御設定内容を表示
部11の表示を見て確認することができる。この様に、制
御部9の制御によって信号発生部10がテスト信号、例え
ばオーディオの全帯域をカバーするホワイトノイズ(又
はピンクノイズ、オーディオスイープ信号などでも良
い)を発生し、このテスト信号は信号切換部13を介して
アンプ14で増幅され、複数のスピーカ15に供給される。
一般に、複数のスピーカ15はカラオケ演奏時の音響効果
を出すため、前後左右に設置されステレオ音響やエコー
音響などの効果を引き出すよう配置されている。上記、
テスト信号のホワイトノイズが複数のスピーカ15からテ
スト信号音として出力され、一方、上記テスト信号音を
受音するマイクロホン3はマイク位置指定部7によって
設定されたマイク位置に設置し、このマイクロホン3に
よって受音したテスト信号音はマイクアンプ4で増幅さ
れ、ハウリング周波数測定部6に供給される。即ち、全
帯域を有したテスト信号音からハウリングが発生するハ
ウリング周波数をハウリング周波数測定部6によって周
波数分析して検出することができる。この様に、測定し
て検出したハウリング周波数データとマイク位置指定部
7によるマイクロホン3位置データとが制御部9によっ
て記憶部12に記憶される、と共に、上記ハウリング周波
数データは制御部9からハウリング防止フィルタ5に供
給されてフィルタ周波数を設定するよう制御することが
できる。更に、マイク位置指定部7を操作して別のマイ
ク位置を指定し、このマイク位置にマイクロホン3位置
を変えることにより、このマイクロホン3の設置位置に
おけるハウリング周波数を、前記同様にハウリング周波
数測定部6によって測定することができ、この測定した
ハウリング周波数データと指定したマイク位置データと
を前記同様に記憶部12に記憶する。この様に、マイクロ
ホン3の使用可能位置における全ハウリング周波数の測
定を行って記憶部12に記憶することにより、各マイクロ
ホン3位置におけるハウリング周波数データと、このハ
ウリング周波数のマイクロホン3位置データとが組み合
わさって記憶部12に記憶される。以上、カラオケ演奏前
にカラオケ演奏会場又は車載用カラオケ装置の車両内部
においてマイクロホン3の位置設定と、このマイクロホ
ン3位置データとハウリング周波数データとを記憶する
準備を行った後、操作部8を操作してカラオケ装置をカ
ラオケ演奏モードに設定すると、上記信号切換部13はカ
ラオケ部2出力側に切り換わって、カラオケ再生及びマ
イクミキシング動作などが可能となる。実際のカラオケ
演奏時、使用者(カラオケの歌手)がマイクロホン3を
設置してカラオケ演奏を行う場合、上記マイクロホン3
設置位置(例えば、車載用カラオケ装置であれば車両内
部の座席位置など)をマイク位置指定部7を操作して指
定することにより、制御部9はマイク位置指定部7から
のマイク位置データによって記憶部12に格納したハウリ
ング周波数データを読み出し、このハウリング周波数デ
ータをハウリング防止フィルタ5に供給し、ハウリング
防止フィルタ5のフィルタ周波数を上記ハウリング周波
数になるよう制御して周波数設定を行うことができる。
即ち、マイク位置指定部7で指定したマイクロホン3位
置におけるハウリング防止に最適なハウリング防止フィ
ルタ5を設定してマイクロホン3の入力系に入れること
ができ、ハウリング周波数をカットしてカラオケ演奏を
行い、カラオケ演奏時のハウリングを防止することがで
きる。また、マイクロホン3位置が変わる場合、このマ
イクロホン3位置をマイク位置指定部7より指定するこ
とにより、このマイクロホン3位置に応じたハウリング
周波数データが記憶部12より読み出されてハウリング防
止フィルタ5のフィルタ周波数を制御して周波数設定を
行い、前記同様にハウリング防止フィルタ5によってハ
ウリングを防止することができる。この様に、カラオケ
演奏時のマイクロホン3位置がどこにあっても、このマ
イクロホン3の位置をマイク位置指定部7を操作するだ
けで、上記ハウリング防止フィルタ5によって最適ハウ
リング周波数を設定してハウリング防止を実施すること
ができる。また、他の実施例を示した図2において、20
はディジタルシグナルプロセッサ(DSP) であり、この D
SPは前記、ハウリング防止フィルタ5、カラオケ部2、
信号切換部13、信号発生部10、ハウリング周波数測定部
6を纏めて構成することができ、この DSPを制御部9か
らの制御データ(プログラムデータ、図示せず)によっ
て動作させることにより、前記同様にどんなマイクロホ
ン3の位置であってもマイク位置指定部7を操作してマ
イク位置を指定するだけでハウリングを防止することが
でき、前記同様のカラオケ機能を実施することができ、
同様の効果を上げることができる。以上、ハウリング周
波数測定部6で測定したハウリング周波数データを制御
部9を介して記憶部12に記憶し、カラオケ演奏時にはマ
イクロホン3設置位置によって上記ハウリング周波数デ
ータを記憶部12より読み出し、ハウリング防止フィルタ
5のフィルタ周波数を制御するよう説明したが、制御部
9は上記ハウリング周波数データによってハウリング防
止フィルタ5のフィルタ周波数を制御するフィルタ係数
を算出し、このフィルタ係数を記憶部12に記憶するよう
に構成しても、前記同様の効果を出すことができる。ま
た、マイクロホン3位置データによって予め用意された
複数のハウリング防止フィルタ5のフィルタ周波数を設
定するための識別番号を決めておき、マイク位置指定部
7のマイク位置データと共に、上記識別番号を記憶部12
に記憶し、カラオケ演奏時には、上記、識別番号をマイ
ク位置指定部7からのマイク位置データによって読み出
してハウリング防止フィルタ5を制御するようにして
も、前記同様の効果を出すことができる。更に、上記識
別番号の代わりに、記憶部12の記憶アドレス番号を定
め、マイク位置指定部7からのマイクロホン3位置デー
タによって、上記記憶アドレス番号を制御部9が指示し
て記憶内容を読み出し、ハウリング防止フィルタ5のフ
ィルタ周波数を制御するようにしても、前記同様の効果
を出すことができる。この発明は、複数のスピーカ15を
用い、歌唱音声信号入力のマイクロホン3の位置が車両
内部の座席によって概略定まっている車載用カラオケ装
置などのハウリング防止には最適である。また、車載用
音響装置としてのカラオケ装置は車載用音場制御装置の
聴取位置制御機能(ポジションコントロール)の聴取位
置指定スイッチ(図示せず)と表示を、前記マイクロホ
ン3の位置(カラオケの歌手位置)の指定に兼用するこ
とも可能である。その他に複数のスピーカ15を用いた家
庭用カラオケ装置や、一部カラオケ演奏用ステージなど
を設けた業務用カラオケ装置にも、この発明は応用する
ことができ、カラオケ演奏時のハウリングを防止するハ
ウリング防止機能において大きな効果を出すことができ
る。
【発明の効果】この発明に係るカラオケ装置は前述のよ
うに、カラオケ演奏時の使用可能なマイクロホン3設定
位置の全位置におけるハウリング周波数を測定し、この
測定したハウリング周波数データとマイクロホン3の位
置データとを記憶部12に記憶することができるので、カ
ラオケ演奏時はマイク位置指定部7でマイクロホン3の
位置を指定するだけで、そのマイクロホン3の位置にお
けるハウリングを防止するハウリング防止フィルタ5の
最適フィルタ周波数を設定し、ハウリングの発生を防止
することができるという効果がある。即ち、カラオケ演
奏時はマイク位置指定部7によってマイクロホン3の位
置を指定するだけでハウリングの無いカラオケ演奏を行
うことができ、カラオケ演奏時のハウリング防止のため
の操作が簡単になるという効果もある。しかも、従来の
カラオケ装置に加えてハウリング周波数測定部6と記憶
部12などを追加した構成するだけで良く、構造が簡単で
あって、また、安価に構成することができるため実施も
容易であるなどの優れた特長を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るカラオケ装置の実施例を示した
ブロック図である。
【図2】この発明の他の実施例を示したブロック図であ
る。
【図3】従来例を示したブロック図である。
【符号の説明】
1 音楽再生装置 2 カラオケ部 3 マイクロホン 4 マイクアンプ 5 ハウリング防止フィルタ 6 ハウリング周波数測定部 7 マイク位置指定部 8 操作部 9 制御部 10 信号発生部 11 表示部 12 記憶部 13 信号切換部 14 アンプ 15 スピーカ 20 ディジタルシグナルプロセッサ(DSP)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラオケ音楽信号を出力する音楽再生装
    置と、音声信号を出力するマイクロホンと、フィルタ特
    性が可変設定されるハウリング防止フィルタと、前記ハ
    ウリング防止フィルタの特性を可変設定する制御部と、
    上記カラオケ音楽信号と上記ハウリング防止フィルタを
    介して出力される音声信号とが信号処理されるカラオケ
    部とを有して、スピーカよりカラオケ音声信号を出力す
    るカラオケ装置において、 上記制御部によって発生信号周波数が設定される測定用
    信号を発する信号発生部と、上記信号発生部からの出力
    信号が上記スピーカより出力され、このスピーカ出力を
    上記マイクロホンによって受音してハウリング周波数を
    測定するハウリング周波数測定部と、このハウリング周
    波数測定時のマイクロホン位置を指示するマイク位置指
    定部と、前記測定ハウリング周波数データとマイク位置
    データとを記憶する記憶部とを設け、 上記マイク位置指定部によって指定されたマイク位置デ
    ータのハウリング周波数データによって上記ハウリング
    防止フィルタのフィルタ周波数をハウリング周波数に設
    定して指定されたマイク位置におけるハウリングを防止
    するよう構成したことを特徴とするカラオケ装置。
  2. 【請求項2】 上記ハウリング防止フィルタ、カラオケ
    部、信号発生部、信号切換部及びハウリング周波数測定
    部をディジタルシグナルプロセッサ(DSP)によって
    構成したことを特徴とする請求項1記載のカラオケ装
    置。
  3. 【請求項3】 上記制御部においてハウリング防止フィ
    ルタのフィルタ周波数を設定するフィルタ係数を算出
    し、このフィルタ係数を上記ハウリング周波数データに
    代えて記憶部に記憶するよう構成したことを特徴とする
    請求項1又は2記載のカラオケ装置。
  4. 【請求項4】 上記制御部においてハウリング防止フィ
    ルタのフィルタ周波数を設定する識別番号を定め、この
    フィルタ周波数の識別番号を上記ハウリング周波数デー
    タに代えて記憶部に記憶するよう構成したことを特徴と
    する請求項1又は2記載のカラオケ装置。
  5. 【請求項5】 上記フィルタ周波数の識別番号が上記記
    憶部に記憶されている記憶部のアドレス番号であること
    を特徴とする請求項1又は2又は4記載のカラオケ装
    置。
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