JPH06194793A - カラー写真材料およびカラー画像形成方法 - Google Patents

カラー写真材料およびカラー画像形成方法

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JPH06194793A
JPH06194793A JP5225684A JP22568493A JPH06194793A JP H06194793 A JPH06194793 A JP H06194793A JP 5225684 A JP5225684 A JP 5225684A JP 22568493 A JP22568493 A JP 22568493A JP H06194793 A JPH06194793 A JP H06194793A
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color
coupler
developing agent
photographic
photographic material
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JP5225684A
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David Clarke
クラーク デビッド
Paul L R Stanley
ルイス レジナルド スタンレイ ポール
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Eastman Kodak Co
Original Assignee
Eastman Kodak Co
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    • G03C7/00Multicolour photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents; Photosensitive materials for multicolour processes
    • G03C7/30Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
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    • GPHYSICS
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    • G03C7/32Colour coupling substances
    • G03C7/36Couplers containing compounds with active methylene groups
    • G03C7/38Couplers containing compounds with active methylene groups in rings
    • G03C7/381Heterocyclic compounds
    • G03C7/3815Heterocyclic compounds with one heterocyclic ring

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 カラー写真材料が、ハロゲン化銀乳剤層の中
にもしくはそれに隣接して、高沸点溶剤の小滴中に組み
込まれたバラスト化写真カラーカプラーおよびバラスト
化スルホンヒドラジド発色現像主薬を含み、そして前記
カラーカプラーが、2位に、写真材料中で前記カプラー
を非拡散性にするような大きさおよび構成のバラスト基
を含む3−ピリジノールであることを特徴とするハロゲ
ン化銀乳剤層からそれぞれ成る、異なった範囲のスペク
トルに感光する少なくとも2種類のカラー生成ユニット
を含んで成るカラー写真材料。 【効果】 p−フェニレンジアミン現像主薬を使用する
ことなく所望するマゼンタ色相の画像色素を写真的に生
じることでき、カプラーおよび発色現像主薬の両方を写
真材料中に組み込むことを可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハロゲン化銀写真カラ
ー材料中に写真カラー画像を形成する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在の商業的ハロゲン化銀写真カラー材
料は、酸化p−フェニレンジアミン発色現像主薬とカラ
ーカプラーとの反応により色素画像を形成する。使用す
るカラー現像液は発色現像主薬を含み、使用した現像液
は安全に処分される必要がある。p−フェニレンジアミ
ン発色現像主薬をハロゲン化銀写真材料に組み込む試み
がされたが、主な理由として顕著に汚れが発生するため
ほとんど成功しなかった。
【0003】水性のカラー現像液中で、カラーカプラー
とカップリングしてアゾ色素を生成する発色現像主薬と
してスルホンヒドラジドを使用することは、米国特許第
2,424,256号、同4,481,268号明細書
および継続中の英国特許出願第9125688.3号明
細書に記載されている。欧州特許明細書0331185
は、通常のフェニレンジアミン発色現像主薬と共にシア
ン色素を生成する3−ピリジノールカラーカプラーを記
載する。そこには、それらが任意の種類のスルホンヒド
ラジド発色現像主薬とカップリングすることは全く示唆
されていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このシステムで遭遇す
る問題は、マゼンタ画像において所望する色相を得るこ
とが困難で有るということ、例えば1−ナフトリックカ
プラー類はバイオレット色相を与える、ということであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に従って、ハロゲ
ン化銀写真カラー材料を像様露光し、スルホンヒドラジ
ド発色現像主薬および任意に2位に、写真材料中でカプ
ラーを非拡散性にするような、大きさと形状のバラスト
基を含む3−ピリジノールカラーカプラーの存在下で、
前記材料をアルカリ性処理溶液で処理して、酸化された
前記発色現像主薬と前記カラーカプラーとの反応により
色素画像を形成することを含んで成る写真カラー画像の
形成方法を提供する。
【0006】本発明は、前記材料が、ハロゲン化銀乳剤
層の中にもしくはそれに隣接して、高沸点溶剤の小滴中
に組み込まれたバラスト化写真カラーカプラーおよびバ
ラスト化スルホンヒドラジド発色現像主薬を含み、そし
て前記カラーカプラーが、2位に、写真材料中で前記カ
プラーを非拡散性にするような大きさおよび構成のバラ
スト基を含む3−ピリジノールであることを特徴とする
ハロゲン化銀乳剤層からそれぞれ成る、異なった範囲の
スペクトルに感光する少なくとも2種類のカラー生成ユ
ニットを含んで成るカラー写真材料をさらに提供する。
【0007】
【具体的な態様】好ましい態様として、本発明は、材料
が少なくとも一種のイエローアゾ色素生成カプラーと組
み合わさった少なくとも一種の青−感性ハロゲン化銀乳
剤層から成るイエロー色素画像形成ユニット、少なくと
も一種のマゼンタ色素生成カプラーと組合わさった少な
くとも一種の緑−感性ハロゲン化銀乳剤層から成るマゼ
ンタ色素画像形成ユニット、少なくとも一種のシアン色
素生成カプラーと組合わさった少なくとも一種の赤−感
性ハロゲン化銀乳剤層から成るシアン色素画像形成ユニ
ット、を担持する支持体から成る多色写真材料で有るカ
ラー写真材料を提供する。
【0008】ピリジノールカラーカプラーは次の式を有
するものが好ましい。
【0009】
【化1】
【0010】式中、Rは電子−供与基であり、R1 およ
びR2 は、それぞれ水素もしくは置換基又はR1 および
2 は一緒になって置換されていてもよい炭素環もしく
は複素環を完成し、そしてここで少なくともR、R1
よびR2 の一つは、写真材料中に化合物を非拡散性にす
るような大きさおよび形状のバラスト基を含む。
【0011】Rの例は、アルキル、アルコキシ、アルキ
ルチオ、ヒドロキシ、−NHCONHR3 、−NHCO
OR3 、アミノ、アルキルアミノもしくはアシルアミノ
であり、これらは具体的な例が、メチル、トリフルオロ
メチル、エチル、t−ブチル、オクタデシル、ベンジ
ル、フェニル、ball−SO2 NH−、ball−C
ONH−、ball−NHSO2 −、ball−NHC
O−、R3 CONH−、R3 NH−、R3 SO2 NH
−、R3 NH−、および−COO−アルキル(ここで
「ball」は、バラスト基である)である置換基をさ
らに含んでいてもよく、そしてR3 は置換されることが
可能な、アルキルもしくはアリール基である。
【0012】R1 およびR2 が表す基の例は、置換され
ていてもよい、ハロゲン(例えば、Cl、Br、F、
I)、アルキル、アリール、アルキルアリール、アリー
ルアルキル、複素環、アミド、スルホンアミド、カルバ
モイル、フルファモイルである。 R1 およびR2 が完
成することができる環の例は、ベンゼン、ナフタレン、
ピリジンもしくはチオフェンである。
【0013】上記に関する全ての置換基は、(当業者が
容易に認識できる様に)、その化合物の機能に適合する
ものである必要がある。アゾ色素は、次に具体的に説明
するように生成する:
【0014】
【化2】
【0015】式中、R4 −NHNHSO25 は、スル
ホンヒドラジド現像主薬を表す。スルホンヒドラジド発
色現像主薬は次の化学式を有することができる: R4 −NHNH−SO2 −R5 (II) 式中、R4 は置換されていてもよいアリールもしくは複
素環基であり、R5 はいずれか一方が置換されていても
よいアルキルもしくはアリール基であって、ここでR4
もしくはR5 は、化合物を非拡散性にするような大きさ
および形状のバラスト基を含む。
【0016】好ましい化学式(II)の現像主薬の基
は、R4 が複素環であるものである。R4 の例は、ベン
ゾオキサゾール、ベンゾチアゾール、ベンゾイミダゾー
ルおよびナフトオキサゾール、ナフトチアゾール、ナフ
トイミダゾール、キノリン遊離基およびキノキサリン遊
離基、そして好ましくは4−キナゾリニル基である。R
5 の例は、置換されていてもよい、アルキル、アリー
ル、アルキルアリール、アリールアルキルもしくは複素
環を包含する。
【0017】カプラーおよび発色現像主薬は、ハロゲン
化銀写真材料もしくは現像液中に組み込むことができ
る。ハロゲン化銀写真材料中に組み込んだ場合、当該化
合物は写真材料中で非拡散性にするような大きさおよび
形状のバラスト基を有するかもしくは重合体カプラーの
形であるべきである。前記バラスト基は、R、R1 もし
くはR2 の部分を形成することによって化学式(I)の
カプラーに結合させることができる。化学式(II)の
スルホンヒドラジドのバラスト基は、R4 もしくはR5
のいずれか一方の部分を形成することによって結合させ
ることができる。通常のようにカラーカプラーと共に、
前記カプラーおよび前記発色現像主薬を高沸点カプラー
溶剤の小滴の形で写真材料中に組み込むことができる。
カプラーおよび/または発色現像主薬を写真材料中に組
み込むのに使用する高沸点カプラー溶剤は、カプラー溶
剤として公知の(そして写真材料にカプラーを組み込む
ために使用する)任意の溶剤とすることができる。その
ような溶剤の多くは、Kenneth Mason Publications, Em
sworth, Hants, United Kingdom から1989年12月発行の
Risearch Disclosure 308119項に挙げられている。カプ
ラーおよび発色現像主薬は、同一もしくは異なったカプ
ラー溶剤の小滴に組み込むことができる。
【0018】本発明に使用するピリジノールカプラー類
は、「Pyridine and its Derivatives」, 増補1部およ
び3部(1974),R A Abramovitch, Wiley Interscience,
NewYork発行、に説明されているように調製することが
できる。化学式(I)の3−ピリジノールカプラー類の
例を表Iに挙げる: 表I
【0019】
【化3】
【0020】
【化4】
【0021】
【化5】
【0022】画像色素の耐久性は、第三もしくは第四ア
ミンをカプラーの塗布量の25〜50モル%塗布するこ
とにより増加することができる。模範的な化合物は、次
の化学式のものである。
【0023】
【化6】
【0024】スルホンヒドラジド発色現像主薬の多くの
適切な例は、我々の継続中の英国特許出願第91256
88.3号明細書に挙げられている。具体的な例は次の
化学式を包含する。
【0025】
【化7】
【0026】
【化8】
【0027】
【化9】
【0028】
【化10】
【0029】本発明の写真材料は、像様露光の後、アル
カリ溶液中で取り扱うことにより処理することができ
る。その様な工程では、酸化された発色現像主薬が現像
ハロゲン化銀の近傍に生成し、酸化された形の発色現像
主薬はカプラーとカップリングして画像色素を形成す
る。
【0030】好ましい態様では、アルカリ溶液は電子移
動剤(ETA)、例えばピラゾリジノン、を含有する。
使用することができる具体的なETAは、4−ヒドロキ
シメチル−4−メチル−1−フェニルピラゾリジン−3
−オンである。
【0031】
【実施例】本発明をより良く理解するために、以下の実
施例を含める。例1:カプラー1の合成
【0032】
【化11】
【0033】2−アミノ−3−ピリジノール(2.2
g、0.02モル)を、溶解を助けるため少量のDMF
(15ml)と一緒にTHF(200ml )に溶解し
た。ピリジン(5ml)を添加した後、THF(30m
l)に溶解した新たに調製したバラスト酸塩化物(化合
物1)(10.0g、0.02モル)を小滴状に添加し
た。室温で1時間攪拌した後、THFを減圧下で除去
し、残留油を酢酸エチル中で抽出した。溶液を逐次希釈
塩酸および炭酸水素ナトリウムの溶液で洗浄した。硫酸
マグネシウム上で酢酸エチル溶液を乾燥した後、溶剤を
減圧下で除去し粗生成物を得た。
【0034】3:2の60/80ガソリン−酢酸エチル
混合物で溶出するシリカゲルカラムクロマトグラフによ
り、オフホワイト固体に放置して結晶化した無色のオイ
ルとしてカプラー1を得た。60/80ガソリンで摩砕
して6.5g(60%)の白色固体として前記カプラー
を得た。 実測値: C、63.5;H、8.0;N、7.7;
S、5.7% C294535 S理論値:C、63.6;H、8.
3;N、7.7;S、5.9% HPLCは100%純粋を与えた。質量スペクトル、は
548m/zで所望するMH+ を与えた。IRおよびN
MR双方ともまた矛盾しなかった。
【0035】例2に挙げるその他のカプラーもすべて同
様に調製できる。例2 この例では、試験を次に記載するように行った。分散体 使用したカプラー分散体は、ゼラチン6.0%(w/
w、以下同じ)、カプラー8.8%、1モル当量の現像
主薬、およびカプラー溶剤(カプラー:燐酸トリクレジ
ル:2−(2−ブトキシエトキシ)エチルアセテート=
1.0:0.5:1.5)を含んでいた。
【0036】この分散体を4℃で6時間洗浄した。塗膜 カプラー/現像主薬分散体を、次の構成の臭沃化銀乳剤
(緑−増感されている)とともに塗布した。 ゲルスーパーコート ゼラチン 1.5g/m2 乳剤層 臭沃化銀 1.61g/m2 カプラー(+現像主薬) 1.04mモル/m2 ゼラチン 2.42g/m2 ビス(ビニルスルホニル)− メタン(硬膜剤) 0.06g/m2 支持体 酢酸セルロース 塗膜を細長く刻んで30cm×35mm片にして、露光
(0.1秒、DL V+WR 9 フィルター)しそし
て以下に与えられた組成のアクチベーター溶液を使っ
て、次の順に処理した。
【0037】37.8℃での処理順序 アクチベーター 2.5分 洗浄 1.0分 漂白 4.0分 洗浄 2.0分 定着 4.0分 洗浄 2.0分 塩基浸漬 1.0分 アクチベーター溶液 Na2 CO3 26.5g/l NaHCO3 6.3 Na2 SO3 2.0 NaBr 1.0 4−ヒドロキシメチル−4− メチル−1−フェニルピラゾリジン−3−オン 0.2 水を加えて1.0リットルにする pH=10.4 マゼンタアゾ色素のためのフルカラーの陰イオン生成を
得るために、後処理の塩基浸漬(pH10.4溶液−N
2 CO3:26.5g/lおよびNaHCO3:6.3
g/l)を必要とする。
【0038】塗膜を、上記現像液D3とともに以下に同
定するカプラーを使用して、上述のように作成した。以
下の結果の表において、Dmax はステータスM緑濃度、
λmax およびλ1/2はナノメーター(nm)である。λ
1/2 は、半値幅(Hbw)レベルにおいて吸収曲線の内
側引いた水平線の中間点かつ曲線の対称性を示す点で測
定され、 λma x とλ1/2 との大きさの違いは非対称性の
増加を示す。
【0039】対照カプラーは次の式を有した。
【0040】
【化12】
【0041】
【表1】
【0042】キナゾリンスルホンヒドラジド現像主薬と
酸化カップリングするとき、本発明のカプラーが有用な
マゼンタアゾ色素画像を与えることが、表から解る。最
大吸収(λmax )および(λ1/2 )の波長は、生成した
色素が対照例よりも遥かに高い所望する分光特性を有す
ることを表す。
【0043】さらに次の式の第四アミン:
【0044】
【化13】
【0045】では、1分間の後処理の塩基浸漬を必要と
したが、カプラー35%モル塗布量で、より安定した色
素画像を得た。
【0046】
【発明の効果】本発明は、p−フェニレンジアミン現像
主薬を使用することなく所望するマゼンタ色相の画像色
素を写真的に生じることでき、カプラーおよび発色現像
主薬の両方を写真材料中に組み込むことを可能にする、
効果を有する。追加の態様 ピリジノールカラーカプラーが一般式:
【0047】
【化14】
【0048】式中、Rは電子−供与基であり、R1 およ
びR2 は、それぞれ水素もしくは置換基又はR1 および
2 は一緒になって置換されていてもよい炭素環もしく
は複素環を完成し、そしてここで少なくともR、R1
よびR2 の一つは、写真材料中に化合物を非拡散性にす
るような大きさおよび形状のバラスト基を任意に含んで
いる、を有する請求項記載の方法。
【0049】Rが、追加の置換基を含むことができる、
アルキル、アルコキシ、アルキルチオ、ヒドロキシ、−
NHCONHR3 、−NHCOOR3 、アミノ、アルキ
ルアミノもしくはアシルアミノである請求項記載の方
法。前記R置換基が、メチル、トリフルオロメチル、エ
チル、t−ブチル、オクタデシル、ベンジル、フェニ
ル、ball−SO2 NH−、ball−CONH−、
ball−NHSO2 −、ball−NHCO−、R3
CONH−、R3 NH−、R3 SO2 NH−3 NH
−、および−COO−アルキル(ここで「ball」
は、バラスト基である)、そしてR3 は置換されていて
もよいアルキルもしくはアリール基である、請求項記載
の方法。
【0050】R1 およびR2 がそれぞれ、置換されてい
てもよい、ハロゲン、アルキル、アリール、アルキルア
リール、アリールアルキル、複素環、アミド、スルホン
アミド、カルバモイル、フルファモイルであり、又はR
1 およびR2 が一緒になって置換されていてもよいベン
ゼン、ナフタレン、ピリジンもしくはチオフェン環を完
成する、請求項記載の方法。
【0051】スルホンヒドラジド現像主薬が一般式: R4 −NHNH−SO2 −R5 (II) 式中、R4 は置換されていてもよいアリールもしくは複
素環基であり、R5 はいずれか一方が置換されていても
よいアルキルもしくはアリール基であって、そしてここ
でR4 もしくはR5 が、化合物を非拡散性にするような
大きさおよび形状のバラスト基を含んでいる、を有する
請求項記載の方法。
【0052】前記カプラーおよび前記発色現像主薬の両
方が写真材料中に組み込まれている請求項記載の方法。
前記カプラーおよび前記発色現像主薬が高沸点カプラー
溶剤の小滴のかたちで写真材料中に組み込まれている請
求項記載の方法。前記カプラーおよび前記発色現像主薬
の両方が同一カプラー溶剤小滴中に共分散している、請
求項記載の方法。
【0053】前記カラーカプラーが上記に定義される請
求項記載のカラー写真材料。スルホンヒドラジド発色現
像主薬が上記一般式(II)を有する請求項記載のカラ
ー写真材料。前記材料が、少なくとも一つのイエロー色
素形成カプラーと組合わさった少なくとも一つの青感性
ハロゲン化銀乳剤層を含んで成るイエロー色素画像形成
ユニット、少なくとも一つのマゼンタ色素形成カプラー
と組合わさった少なくとも一つの緑感性ハロゲン化銀乳
剤層を含んで成るマゼンタ色素画像形成ユニットおよび
少なくとも一つのシアン色素形成カプラーと組合わさっ
た少なくとも一つの赤感性ハロゲン化銀乳剤層を含んで
成るシアン色素画像形成ユニット、を坦持する支持体か
ら成る、多色カラー写真材料である請求項記載のカラー
写真材料。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なった範囲のスペクトルに感光し、そ
    れぞれハロゲン化銀乳剤層からなる少なくとも2種類の
    カラー生成ユニットを含んで成るカラー写真材料であっ
    て、前記材料が、前記ハロゲン化銀乳剤層の中にもしく
    はそれに隣接して、高沸点溶剤の小滴中に組み込まれた
    バラスト化写真カラーカプラーおよびバラスト化スルホ
    ンヒドラジド発色現像主薬を含み、そして前記カラーカ
    プラーが3−ピリジノールであることを特徴とするカラ
    ー写真材料。
  2. 【請求項2】 ハロゲン化銀写真カラー材料を像様露光
    し、スルホンヒドラジド発色現像主薬および任意に2位
    に、写真材料中でカプラーを非拡散性にするような、大
    きさと形状のバラスト基を含む3−ピリジノールカラー
    カプラーの存在下で、前記材料をアルカリ性処理溶液で
    処理して、酸化された前記発色現像主薬と前記カラーカ
    プラーとの反応により色素画像を形成することを含んで
    成る写真カラー画像の形成方法。
JP5225684A 1992-09-11 1993-09-10 カラー写真材料およびカラー画像形成方法 Pending JPH06194793A (ja)

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