JPH0619475A - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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JPH0619475A
JPH0619475A JP4175162A JP17516292A JPH0619475A JP H0619475 A JPH0619475 A JP H0619475A JP 4175162 A JP4175162 A JP 4175162A JP 17516292 A JP17516292 A JP 17516292A JP H0619475 A JPH0619475 A JP H0619475A
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Tetsuo Nishimoto
哲夫 西元
Masahiro Koyama
雅寛 小山
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数台の電子楽器がカスケード接続される場
合に、ある電子楽器M1以下に接続される他の電子楽器
M2の電源のオン/オフ切り換えが、電子楽器M1の電
源スイッチに対する操作によって一括して制御できるよ
うにする。 【構成】 電子楽器に各々電源スイッチ、およびMID
Iインターフェースなどによる送受信手段を設けた。ま
た、電子楽器の電源スイッチの押下を検知し、この電子
楽器の電源オンを指示する制御情報を発生し、この制御
情報を送信手段から後続の電子楽器へ送るようにした。
また、この制御情報に基づいて電子楽器内各部への駆動
電力をオン/オフする制御情報処理手段を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の電子楽器および
周辺機器を接続して使用される場合において好適な電子
楽器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、オーディオ・ビデオ機器、電子楽
器等の装置を複数台数接続して使用する機会が多くなっ
た。図5は電子楽器の接続例を示すブロック図である。
この図において、S1はキーボードである。S2はシー
ケンサであり、キーボードS1によって発生される演奏
情報を記憶、再生および編集する。S3およびS4はト
ーンジェネレータであり、各々楽音を形成する。これら
の各装置S1〜S4は各々MIDI規格に準拠した構成
となっており、各々他の装置とMIDI信号の送受信を
行うためのMIDI端子を有している。図5において
は、キーボードS1のMIDI出力端子がシーケンサS
2のMIDI入力端子に接続されている。また、シーケ
ンサS2のMIDI入力端子を介して受信した情報をそ
のまま出力するMIDI−THRU端子がトーンジェネ
レータS3およびS4の各MIDI入力端子に接続され
ている。これらの各装置S1〜S4は、各々の電源プラ
グが室内の壁等に設けられたコンセントに接続される。
そして、各装置の電源のオン/オフの操作は各装置に設
けられた図示せぬ電源スイッチを用いて行われる。そし
て、すべての装置の電源をオン状態とした後、キーボー
ドS1が演奏されると、この演奏に伴う演奏情報がMI
DI規格に準じたMIDI信号となって、シーケンサS
2へと送信され、さらに後続のトーンジェネレータS
3、S4へと送信される。
【0003】ところで、上述した電子楽器の接続方法に
おいては、各電子楽器毎に個別に電源スイッチのオン/
オフ操作が必要であり、取扱い上不便であった。また、
電子楽器を使用する際に特別な操作を必要としない電子
楽器についても、電源スイッチのオン/オフの操作を行
うためだけに電子楽器の設置場所が制限されるという問
題があった。そこで、複数の電子楽器の電源を、一括し
てオン/オフさせる種々の方法が実施されてきた。図6
は従来の第1のタイプの電子楽器の接続例を示すブロッ
ク図である。この図において、上述した図5の各部に対
応する部分には同じ符号を付け、その説明を省略する。
OBは主電源から供給される電力を複数の負荷に分配す
るコンセントボックスであり、電源スイッチSW、およ
び図示せぬ複数のコンセントを有する。各電子楽器の電
源プラグは、コンセントボックスOBの各コンセントに
接続される。各電子楽器の電源のオン/オフを一括して
切り換える場合、操作者はそれらの各電源スイッチS
W、SW...を予めオン状態としておく。このような
状態において、コンセントボックスOBの電源スイッチ
SWが押下されると、コンセントボックスOBを介し各
電子楽器S1〜S4に主電源からの電力が供給される。
この場合、各電子楽器S1〜S4のスイッチSW、S
W...は既にオン状態となっているので、これら全て
の電子楽器が作動状態となる。そして、コンセントボッ
クスOBのスイッチSWがオフ状態とされると、コンセ
ントボックスOBを介した各電子楽器への電力供給が断
たれ、全ての電子楽器は作動不能な状態となる。
【0004】図7は従来の第2のタイプの電子楽器の接
続例を示すブロック図である。この図において、上述し
た図6の各部に対応する部分には同じ符号を付け、その
説明を省略する。各電子楽器S1〜S4には図示せぬ子
機接続用のコンセントが設けられている。そして、キー
ボードS1の電源プラグは室内の壁等に設られたコンセ
ントに差し込まれ、シーケンサS2の電源プラグはキー
ボードS1の子機接続用コンセントに差し込まれ、・・
・というように各電子楽器は直列に接続されている。上
述した第1のタイプの場合と同様、各電子楽器の電源の
オン/オフを一括して切り換える場合、操作者は電子楽
器S2,S3,S4の各電源スイッチSW、SW...
を予めオン状態としておく。このような状態において、
まず、キーボードS1の電源スイッチSWがオン状態に
されると、キーボードS1を介して、以下に接続されて
いる各電子楽器S2〜S4に主電源からの電力が順次供
給される。この場合、各電子楽器S1〜S4のスイッチ
SW、SW...は既にオン状態となっているので、こ
れら全ての電子楽器が作動状態となる。そして、キーボ
ードS1のスイッチSWがオフ状態とされると、キーボ
ードS1以下に接続される各電子楽器への電力供給が断
たれ、全ての電子楽器は作動不能な状態となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の第1のタイプの電子楽器の接続方法においては、複
数台の電子楽器S1〜S4を一括して、電源のオン/オ
フを制御可能とするために、1台余分にコンセントボッ
クスOBが必要になるという問題があった。また、上述
した従来の第2のタイプの電子楽器の接続方法において
は、主電源に対し直列に接続された各電子楽器のうち主
電源に近い電子楽器ほど大量の電流が流れることとな
り、電子楽器の安全性の面において問題があった。ま
た、電子楽器のコンセントの許容電流に限度があるた
め、接続可能な電子楽器の台数が制限されるという問題
があった。本発明は、このような背景の下になされたも
ので、複数の各電子楽器を一度の操作により電源のオン
/オフを制御することができる電子楽器を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明によ
る電子楽器は、演奏に関する所望の演奏情報を発生する
演奏情報発生手段と、本電子楽器の電源のオン/オフに
連動して、他の電子楽器の電源のオン/オフを制御する
ための制御情報を発生する制御情報発生手段と、前記演
奏情報および前記制御情報を他の電子楽器へ送信する送
信手段とを具備することを特徴としている。請求項2記
載の発明による電子楽器は、他の電子楽器から演奏に関
する演奏情報、あるいは他の電子楽器の電源のオン/オ
フに連動して本電子楽器の電源のオン/オフを制御する
ための制御情報を受信する受信手段と、前記受信手段が
前記演奏情報を受信した場合、該演奏情報に対し所定の
処理を施す演奏情報処理手段と、前記受信手段が前記制
御情報を受信した場合、該制御情報に基づき電源のオン
/オフの制御を行う制御情報処理手段とを具備すること
を特徴としている。
【0007】
【作用】請求項1記載の電子楽器の制御情報発生手段に
より本電子楽器の電源のオン/オフに連動して、他の電
子楽器の電源のオン/オフを制御する制御情報が発生さ
れ、この制御情報が送信手段から送信される。この制御
情報が請求項2記載の電子楽器の受信手段によって受信
されると、同電子楽器の制御情報処理手段より、制御情
報に基づいて同電子楽器の電源がオン/オフされる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1は本発明の一実施例による電子楽器の
構成を示すブロック図である。この図において、1はC
PU(中央処理演算装置)であり、この電子楽器全体の
制御を行う。2はRAM(ランダム・アクセス・メモ
リ)であり、各種制御情報を記憶するためのレジスタ、
フラグとして使用される。3はROM(リード・オンリ
ー・メモリー)であり、CPU1が実行する制御プログ
ラムが格納されている。4はMIDIインターフェース
である。CPU1はこのMIDIインターフェース4を
介し、外部からの入力MIDI信号を受信する。また、
CPU1は、MIDIインターフェース4を介し、外部
に対しMIDI信号を出力する。また、MIDI規格に
おいて使用されていないコードを利用して電源制御用コ
ードが定義されており、この電源制御用コードが外部装
置とCPU1との間で送受信される。電源制御用コード
には、電源投入を指示するパワーオン信号PON、およ
び電源オフを指示するパワーオフ信号POFFがある。
また、この電子楽器のフロント・パネルには、電源のO
N/OFFを切り換える電源スイッチPSW、および、
この電子楽器の電源のON/OFFに連動してこの電子
楽器に接続された電子楽器の電源をON/OFF制御す
るか否かを設定する連動スイッチ等の、その他のスイッ
チからなるパネルスイッチ群62が配備されている。こ
れらの電源スイッチPSW、およびパネルスイッチ群6
2の操作状態は、パネルスイッチインターフェース6を
介してCPU1により検知される。TGはトーンジェネ
レータである。51はキーボードスイッチであり、この
電子楽器に設けられたキーボードの各キーが押下される
ことによりON状態とされる。キーボードスイッチ51
の状態はキーボードインターフェイスを介してCPU1
によりイベントとして検知される。PSはパワーサプラ
イであり、電子楽器の電源プラグが室内の壁等に設けら
れたコンセントに差し込まれることにより電子楽器内の
各部に電力を供給する。ここで、図1に示す各要素のう
ち*印が付された各要素、すなわちCPU1、RAM
2、ROM3、MIDIインターフェース4、パネルイ
ンターフェース6、およびパワースイッチインターフェ
ース7は、常時パワーサプライPSからの電力が供給さ
れる。これに対し*印の付されていないトーンジェネレ
ータTGおよびキーボードスイッチインターフェース5
2は、パワーサプライ用スイッチPSIOがON状態の
場合のみパワーサプライPSから電力が供給される。パ
ワースイッチインターフェース7は電源スイッチPSW
が押下された場合、もしくは外部装置から電源制御用コ
ードを受信した場合にCPU1から与えられる指令に従
い、パワーサプライ用スイッチPSIOのON/OFF
切り換えを行う。
【0009】以下に、RAM2において使用されるレジ
スタ、フラグ類のうち、主なものを列挙して説明する。
パワーサプライフラグPSF:パワーサプライ用スイッ
チがオン状態か否かを表すフラグである。このパワーサ
プライフラグPSFは、オン状態のときは”1”が、一
方、オフ状態のときは”0”が記憶される。連動スイッ
チフラグCM:この電子楽器の電源オン/オフ操作と、
この電子楽器に接続される他の電子楽器の電源のオン/
オフを、連動させるか否かを表すフラグであり、連動さ
せるときは”1”が、一方、連動させないときは”0”
が記憶される。
【0010】以下、本実施例の動作を図3、図4に示す
フローチャートに従って説明する。この電子楽器の電源
プラグが壁等に設けられたコンセントに差し込まれる
と、図1における*印を付した要素に電源が供給され、
CPU1より図3に示すメインルーチンの処理が開始さ
れる。まず、ステップS01に進み、電子楽器全体の制
御回路、およびRAM2内の制御用の各レジスタ、フラ
グ類の初期化を行う。この初期化により、連動スイッチ
フラグCMには”1”が初期値としてセットされる。次
に、ステップS02に進み、パワースイッチ・インター
フェース7に対し、パワーサプライ用スイッチPSIO
をOFF状態とするための指令を与える。この結果、ト
ーンジェネレータTGおよびキーボードインターフェー
ス7への電力の供給が断たれる。また、パワーサプライ
・フラグPSFに対し、”0”を書き込む。次に、ステ
ップS03に進み、パワーサプライフラグPSF=”
1”か否かを判断する。この場合、ステップS02にお
いてPSF=”0”としたので、この判断結果が「N
O」となって、ステップS04に進み、電源スイッチP
SWのオンイベントが検出されたか否かを判断する。電
源スイッチPSWに対して操作がなされていない場合
は、ステップS04の判断結果が「NO」となり、次の
ステップS05に進む。そして、連動スイッチフラグC
Mの内容が”1”であり、かつ、MIDIインターフェ
ース4においてパワーオン信号PONを受信したか否か
を判断する。この電子楽器とMIDI用のケーブルによ
って接続された外部装置からパワーオン信号PONを受
信していない場合、この判断結果が「NO」となって、
再びメインルーチンのステップS03に戻り、以後、メ
インルーチンのステップS03以降の処理を繰り返す。
【0011】次に、図1に示すものと同じ構成の電子楽
器M1,M2,M3が図2に示すようにMIDIケーブ
ルでカスケード接続された場合を例に動作説明を行う。
各電子楽器M1〜M3の電源プラグがコンセントに差し
込まれると、各々のCPU1から上述したメインルーチ
ンの処理が実行される。この結果、各電子楽器M1〜M
3の各フラグの内容は連動スイッチフラグCMが”
1”、パワーサプライ・フラグPSFが”0”となる。
【0012】次に、使用者が電子楽器M1の電源スイッ
チPSWをオン状態にすると、電源スイッチPSWのオ
ンイベントがCPU1によって検知される。この結果、
ステップS04の判断結果が「YES」となって、ステ
ップS06に進み、連動スイッチフラグCM=”1”か
否かを判断する。この場合、CM=”1”となってお
り、ステップS06の判断結果が「YES」となって、
ステップS07に進む。そして、MIDIインターフェ
ース4によって後続の電子楽器M2に対してMIDIイ
ンターフェース4の出力端子よりパワーオン信号PON
を送信する。そして、ステップS08へ進む。一方、ス
テップS06において、パネルスイッチ群62の連動ス
イッチがオフ状態である場合はCM=”0”となってお
り、この判断結果が「NO」となって、ステップS08
に進む。次にステップS08に進むと、トーンジェネレ
ータTGをミュート状態とする。そして、パワースイッ
チ・インターフェース7を介して、パワーサプライ用ス
イッチPSIOへオン信号を送出する。次にステップS
09に進み、パワーサプライフラグPSFに”1”を書
き込む。次にステップS10に進み、図1において*印
の付されていない要素に対して初期設定を行う。そし
て、ステップS03に戻り、PSF=”1”か否かを判
断する。この場合、ステップS09においてPSF=”
1”としたため、ステップS03の判断結果が「YE
S」となって、ステップS11に進む。そして、電源ス
イッチPSWのオンイベントが検出されたか否かを判断
する。この判断結果が「NO」の場合は、ステップS1
2に進み、MIDI信号を受信したか否かを判断する。
この判断結果が「NO」の場合は、ステップS15に進
み、その時点においてキーボード等の演奏操作子が操作
された場合には、その演奏操作に対応した処理を行う。
ここで、この処理とは、例えば、トーンジェネレータT
Gに対する発音・消音指示や演奏操作に対応するMID
I信号の送出をいう。次いで、ステップS16に進み、
その時点でパネルスイッチ62に操作がなされた場合に
はパネルSW処理において、その操作されたパネルスイ
ッチ62に対応した処理を行う。ここで、この処理と
は、例えば、音色選択、エディット、パネル操作に対応
するMIDI信号の送出等をいう。そして、ステップS
03に戻る。以上説明したようにして、電子楽器M1の
機能が作動可能な状態となる。
【0013】次に、パワーオン信号PONを受信した電
子楽器M2の動作を説明する。電子楽器M2のCPU1
の処理がステップS05に進むと、CM=”1”であ
り、かつ、パワーオン信号PONを受信したことによ
り、この判断結果が「YES」となる。そして、MID
Iインターフェース4を介し、この電子楽器M2の下位
に接続されている電子楽器M3に対してパワーオン信号
PONを送信する(ステップS07)。次いで、ステッ
プS09、S10を実行する。また、この電子楽器M2
の下位に接続されている電子楽器M3においても、同様
の動作が行われる。このようにして、電子楽器M1,M
2,M3の電源が連鎖的にオン状態とされ、MIDIイ
ンターフェース4を介して接続される各電子楽器の機能
が作動可能な状態となる。また、各電子楽器のフラグの
状態は、PSF=”1”,CM=”1”となる。
【0014】次に、電子楽器M2が電子楽器M1からM
IDI信号を受信した場合の動作を説明する。電子楽器
M2のCPU1はMIDI信号を受信したことにより、
ステップS11,S12を実行した後、ステップS13
に進み、CM=”1”であり、かつ、受信したMIDI
信号がパワーオフ信号POFFであるか否かを判断す
る。この判断結果が「NO」の場合は、ステップS14
に進み、MIDIインターフェース4を介して受信した
MIDI信号に対応した処理、例えば、MIDI信号が
発音指示である場合にはトーンジェネレータTGに対
し、その発音指示を送る。次いで、ステップS15,S
16を介し、ステップS03に戻る。この電子楽器M2
の下位に接続されている電子楽器M3においても、同様
の動作が行われる。
【0015】次に、使用者により電子楽器M1の電源ス
イッチPSWが操作されると、この電源スイッチPSW
のオンイベントが電子楽器M1のCPU1に検知され、
CPU1の処理はステップS03、S11を経てステッ
プS17に進み、CM=”1”か否かを判断する。CM
=”1”である場合は、この判断結果が「YES」とな
って、ステップS18に進み、MIDIインターフェー
ス4を介して、後続の電子楽器M2へパワーオフ信号P
OFFを送信する。次いで、ステップS19に進み、ト
ーンジェネレータTGの出力をミュート状態とする。そ
して、パワースイッチ・インターフェース7を介して、
パワーサプライ用スイッチPSIOへオフ信号を送出す
る。次に、ステップS20に進み、パワーサプライフラ
グPSFに”0”を書き込む。このようにして、電子楽
器M1のパワーサプライ用スイッチPSIOがオフ状態
となり、*印の付されていない要素への電力の供給は停
止される。
【0016】次に、電子楽器M1からパワーオフ信号P
OFFを受信した電子楽器M2においてはCPU1の処
理がステップS03、S11、S12を経てステップS
13に進む。このステップS13においてCM=”1”
の場合、この判断結果が「YES」となって、ステップ
S18に進み、以下に接続される電子楽器M3に対して
パワーオフ信号を送信する。このように、連鎖的にパワ
ーオフ信号POFFが送信されて、MIDIインターフ
ェース4によって接続されている全ての電子楽器M1,
M2,M3の*印の付されていない部分の電源がオフ状
態とされる。
【0017】次に、各電子楽器M1,M2,M3の*印
が付されていない部分の電源がオン状態の時に、使用者
により電子楽器M2のパネルスイッチ群62のうち連動
スイッチがオフ状態とされた場合の動作を説明する。こ
の操作イベントはパネルスイッチインターフェース6を
介してCPU1に検知される。この結果、ステップS0
3,S11,S15を経て、ステップS16に進み、電
子楽器M2の連動スイッチCMには”0”が書き込まれ
る。
【0018】次に、CM=”0”となった後、使用者に
より電子楽器M1の電源スイッチPSWが操作された場
合の動作を説明する。電源スイッチPSWのオンイベン
トは電子楽器M1のCPU1に検知され、CPU1の処
理はステップS03、S11を経てステップS17に進
み、この判断結果が「NO」となり、次のステップS1
9へ進む。このようにして、電子楽器M1のパワーサプ
ライ用スイッチPSIOがオフ状態となり、*印の付さ
れていない要素への電力の供給は停止される。また、こ
の場合、後続の電子楽器M2へはパワーオフ信号が送信
されず、電子楽器M2,M3の電源はオン状態を維持す
る。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば一
度の操作により、複数の電子楽器の電源を一括してオン
/オフすることができるので、部分的に電源の入れ忘
れ、切り忘れが防止される効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例による電子楽器の構成を示
すブロック図である。
【図2】 同実施例における電子楽器の接続構成例を示
すブロック図である。
【図3】 同実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図4】 同実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図5】 従来の電子楽器の接続例を示すブロック図で
ある。
【図6】 従来の第1のタイプの電子楽器の接続例を示
すブロック図である。
【図7】 従来の第2のタイプの電子楽器の接続例を示
すブロック図である。
【符号の説明】
1……CPU、2……RAM(ランダムアクセスメモ
リ)、3……ROM(リードオンリーメモリ)、4……
MIDIインターフェース、6……パネルスイッチイン
ターフェース、PSW……電源スイッチ、62……パネ
ルスイッチ群、51……キーボードスイッチ、52……
キーボードスイッチインターフェース、S1……キーボ
ード、S2……シーケンサ、S3……トーンジェネレー
タ、PS……パワーサプライ、PSIO……パワーサプ
ライ用スイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 演奏に関する所望の演奏情報を発生する
    演奏情報発生手段と、 本電子楽器の電源のオン/オフに連動して、他の電子楽
    器の電源のオン/オフを制御するための制御情報を発生
    する制御情報発生手段と、 前記演奏情報および前記制御情報を他の電子楽器へ送信
    する送信手段とを具備することを特徴とする電子楽器。
  2. 【請求項2】 他の電子楽器から演奏に関する演奏情
    報、あるいは他の電子楽器の電源のオン/オフに連動し
    て本電子楽器の電源のオン/オフを制御するための制御
    情報を受信する受信手段と、 前記受信手段が前記演奏情報を受信した場合、該演奏情
    報に対し所定の処理を施す演奏情報処理手段と、 前記受信手段が前記制御情報を受信した場合、該制御情
    報に基づき電源のオン/オフの制御を行う制御情報処理
    手段とを具備することを特徴とする電子楽器。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5995506A (en) * 1996-05-16 1999-11-30 Yamaha Corporation Communication system

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US5995506A (en) * 1996-05-16 1999-11-30 Yamaha Corporation Communication system

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