JPH0619471A - 楽音生成装置 - Google Patents

楽音生成装置

Info

Publication number
JPH0619471A
JPH0619471A JP3130514A JP13051491A JPH0619471A JP H0619471 A JPH0619471 A JP H0619471A JP 3130514 A JP3130514 A JP 3130514A JP 13051491 A JP13051491 A JP 13051491A JP H0619471 A JPH0619471 A JP H0619471A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pitch
information
portamento
data
note
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3130514A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Takahashi
茂 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Roland Corp
Original Assignee
Roland Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Roland Corp filed Critical Roland Corp
Priority to JP3130514A priority Critical patent/JPH0619471A/ja
Publication of JPH0619471A publication Critical patent/JPH0619471A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 従前まで発音していた楽音の音高以外の音高
から開始されるとともに演奏上効果的なポルタメント効
果あるいは多様化可能なポルタメント効果を得る。 【構成】 ポルタメント開始音高情報および発音開始音
高情報が受け取り手段1によって受け取られ、楽音選択
手段2によってポルタメント開始音高情報に対応する音
高の楽音のうち少なくとも最も新しく発音を開始した楽
音が選択され、ポルタメント開始音高情報に対応する発
音開始情報に応じてこの選択された楽音につなげてポル
タメント開始音高情報に対応する音高から発音開始情報
に対応する音高へ時間経過に伴って音高が変化する楽音
信号が楽音生成手段3によって生成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ある音高から他の音高
へ滑らかに音高が変化するポルタメント効果の付与が可
能な楽音生成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ポルタメント効果を得る場合に
は、押鍵などの新たな発音開始指示が与えられた時に、
従前まで発音していた楽音の音高から新たな発音開始指
示に対応する音高へと音高を時間経過に伴って滑らかに
変化させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ものではポルタメント効果開始時の音高は従前まで発音
していた楽音の音高に限られていた。
【0004】本発明は前述のような問題点を解決し、従
前まで発音していた楽音の音高以外の音高から開始され
るとともに演奏上効果的なポルタメント効果あるいは多
様化可能なポルタメント効果を得ることが可能な楽音生
成装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による楽音生成装
置は、前述された目的を達成するために、図1(A)の
ブロック図に示されているように、(a)少なくともポ
ルタメント開始音高情報および発音開始情報を受け取る
受け取り手段1と、(b)前記ポルタメント開始音高情
報に対応する音高で発音中の楽音のうち最も新しく発音
を開始した楽音を選択する選択手段2と、(c)前記ポ
ルタメント開始音高情報に対応する発音開始情報に応じ
て、前記ポルタメント開始音高情報に対応する音高から
前記発音開始情報に対応する音高へと時間経過に伴って
音高が変化する楽音信号を前記選択された楽音につなげ
て生成する楽音生成手段3とを具えることを特徴とする
ものである。または図1(B)のブロック図に示されて
いるように、(a)少なくともポルタメント開始音高情
報、発音開始情報および発音停止情報を受け取る受け取
り手段4と、(b)前記ポルタメント開始音高情報に対
応する発音開始情報に応じて、前記ポルタメント開始音
高情報の示す音高に対応する発音停止情報が既に受け取
られているか否かを判断する判断手段5と、(c)前記
判断手段の判断結果にもとづき、前記発音停止情報が既
に受け取られている場合には前記ポルタメント開始音高
情報に対応する音高から前記発音開始情報に対応する音
高へと時間経過に伴って音高が変化する楽音信号を非レ
ガート形式で生成するとともに、前記発音停止情報が未
だ受け取られていない場合には前記楽音信号をレガート
形式で生成する楽音生成手段6とを具えることを特徴と
するものである。または図1(C)のブロック図に示さ
れているように、(a)少なくともポルタメント開始音
高情報、発音開始情報および発音停止情報を受け取る受
け取り手段7と、(b)前記ポルタメント開始音高情報
に対応する発音開始情報に応じて、前記ポルタメント開
始音高情報の示す音高に対応する発音停止情報が受け取
られてから前記発音開始情報が受け取られるまでの経過
時間が所定時間よりも短いか否かを判断する判断手段8
と、(c)前記判断手段の判断結果にもとづき、前記経
過時間が所定時間よりも短い場合には前記ポルタメント
開始音高情報に対応する音高から前記発音開始情報に対
応する音高へと時間経過に伴って音高が変化する楽音信
号をレガート形式で生成するとともに、前記経過時間が
所定時間よりも短くない場合には前記楽音信号を非レガ
ート形式で生成する楽音生成手段9とを具えることを特
徴とするものである。または図1(D)のブロック図に
示されているように、(a)少なくともポルタメント開
始音高情報および発音開始情報を受け取る受け取り手段
10と、(b)前記ポルタメント開始音高情報に対応す
る第1の発音開始情報に応じて、前記ポルタメント開始
音高情報の示す音高に対応する第2の発音開始情報が受
け取られてから前記第1の発音開始情報が受け取られる
までの経過時間が所定時間よりも短いか否かを判断する
判断手段11と、(c)前記判断する手段の判断結果に
もとづき、前記経過時間が所定時間よりも短い場合には
前記ポルタメント開始音高情報に対応する音高から前記
第1の発音開始情報に対応する音高へと時間経過に伴っ
て音高が変化する楽音信号をレガート形式で生成すると
ともに、前記経過時間が所定時間よりも短くない場合に
は前記楽音信号を非レガート形式で生成する楽音生成手
段12とを具えることを特徴とするものである。
【0006】
【作用】ポルタメント開始音高情報および発音開始情報
が受け取り手段1によって受け取られる。楽音選択手段
2によってポルタメント開始音高情報に対応する楽音の
うち最も新しく発音を開始した楽音が選択され、ポルタ
メント開始音高情報に対応する発音開始情報に応じてこ
の選択された楽音につなげてポルタメント開始音高情報
に対応する音高から発音開始情報に対応する音高へ時間
経過に伴って音高が変化する楽音信号が楽音生成手段3
によって生成される。
【0007】または、ポルタメント開始音高情報、発音
開始情報および発音停止情報が受け取り手段4によって
受け取られる。判断手段5によってポルタメント開始音
高情報の示す音高に対応する発音停止情報が既に受け取
られているか否かが判断され、受け取られている場合に
はポルタメント開始音高情報に対応する音高からポルタ
メント開始音高情報に対応する発音開始情報に対応する
音高へ時間経過に伴って音高が変化する楽音信号が非レ
ガート形式で、受け取られていない場合にはポルタメン
ト開始音高情報に対応する音高からポルタメント開始音
高情報に対応する発音開始情報に対応する音高へ時間経
過に伴って音高が変化する楽音信号がレガート形式で楽
音生成手段6によって生成される。
【0008】または、 ポルタメント開始音高情報、発
音開始情報および発音停止情報が受け取り手段7によっ
て受け取られる。判断手段8によってポルタメント開始
音高情報の示す音高に対応する発音停止情報が受け取ら
れてからポルタメント開始音高情報に対応する発音開始
情報が受け取られるまでの経過時間が所定時間よりも短
いか否か判断され、短い場合にはポルタメント開始音高
情報に対応する音高からポルタメント開始音高情報に対
応する発音開始情報に対応する音高へ時間経過に伴って
音高が変化する楽音信号がレガート形式で、短くない場
合にはポルタメント開始音高情報に対応する音高からポ
ルタメント開始音高情報に対応する発音開始情報に対応
する音高へ時間経過に伴って音高が変化する楽音信号が
非レガート形式で楽音生成手段9によって生成される。
【0009】または、 ポルタメント開始音高情報およ
び発音開始情報が受け取り手段10によって受け取られ
る。判断手段11によってポルタメント開始音高情報の
示す音高に対応する第2の発音開始情報が受け取られて
からポルタメント開始音高情報に対応する第1の発音開
始情報が受け取られるまでの経過時間が所定時間よりも
短いか否か判断され、短い場合にはポルタメント開始音
高情報に対応する音高から第1の発音開始情報に対応す
る音高へ時間経過に伴って音高が変化する楽音信号がレ
ガート形式で、短くない場合にはポルタメント開始音高
情報に対応する音高から第1の発音開始情報に対応する
音高へ時間経過に伴って音高が変化する楽音信号が非レ
ガート形式で楽音生成手段12によって生成される。
【0010】
【実施例】次に、本発明による楽音生成装置の具体的実
施例につき、図面を参照しつつ説明する。 第1実施例;図2には、本発明が適用された電子楽器1
5の構成が概略的に示されている。電子楽器15は予め
記憶されている演奏データを読み出し出力する自動演奏
部20と出力された演奏データを受け取り楽音信号を生
成する楽音生成部30とから構成されている。
【0011】自動演奏部20は、自動演奏部20の各種
動作を指示するための操作子および動作状態を表示する
表示器を有するパネル21、自動演奏部20の各種動作
を制御するA−マイコン22、読み出した演奏データを
楽音生成部30に出力する出力回路23、および自動演
奏部20内で各種情報をやり取りするためのバス24か
ら構成されている。
【0012】A−マイコン22は、所定プログラムを実
行する中央処理装置(A−CPU)22Aと、実行され
るプログラムを記憶する読み出し専用メモリ(A−RO
M)22Bと、プログラムを実行するに必要な各種フラ
グ、レジスタ等のワーキングエリアおよび時間系列に構
成された演奏データを記憶する演奏データエリアから構
成される書き込み/読み出し可能メモリ(A−RAM)
22Cと、このプログラム実行中の時間経過を計測する
A−タイマ22Dから構成されている。なお、A−RA
M22Cはその記憶内容が電源オフ時にも消去されない
ようにバックアップされている。A−マイコン22はA
−ROM22Bに予め記憶されている所定プログラムを
実行することにより、パネル21の各種操作子の操作状
態をバス24を介して検出し、演奏データの作成が指示
された場合には演奏データを作成しA−RAM22Cに
記憶させるとともに表示制御情報をバス24を介してパ
ネル21に供給する。また、演奏開始が指示された場合
にはA−RAM22Cに記憶されている演奏データをA
−タイマ22Dの示す経過時間にもとづいて所定のタイ
ミングで読み出し出力回路23に供給する。出力回路2
3は供給された演奏データを所定の転送速度で楽音生成
部30に出力する。
【0013】一方、楽音生成部30は、楽音生成部30
の各種動作を制御するB−マイコン31、自動演奏部2
0から供給される演奏データを受け取る入力回路32、
楽音生成部30内で各種情報をやり取りするためのバス
33、楽音信号を生成する楽音生成回路34、生成され
た楽音信号を増幅する増幅器35および楽音信号を放音
するスピーカ36から構成されている。
【0014】B−マイコン31は、所定プログラムを実
行する中央処理装置(B−CPU)31Aと、実行され
るプログラムを記憶する読み出し専用メモリ(B−RO
M)31Bと、プログラムを実行するに必要な各種フラ
グ、レジスタ、ファーストイン/ファーストアウトメモ
リ(FIFO)、マップ等のワーキングエリアとしての
書き込み/読み出し可能メモリ(B−RAM)31C
と、このプログラム実行中の時間経過を計測するB−タ
イマ31Dから構成されている。なお、B−タイマ31
Dは所定時間毎(本実施例においては“5mSec”
毎)にB−CPU31Aにタイマインタラプトをかけ、
B−CPU31Aはこのタイマインタラプトに応じて所
定のタイマインタラプトルーチンを実行する。入力回路
32は自動演奏部20から演奏データを受け取った場合
にはバス33を介してB−CPU31Aにインタラプト
をかけ演奏データを受け取ったことを知らせる。CPU
31Aはこのインタラプトに応じて所定のインタラプト
ルーチンを実行することにより供給された演奏データを
バス33を介して入力回路32から読み込みB−RAM
31Cに設定されている演奏データFIFOに積む。楽
音生成回路34は8個の楽音生成チャネルを有してお
り、同時に8つの楽音まで生成可能となっている。以後
の説明では楽音生成チャネルのことを単に「チャネル」
と称する。各チャネルは波形読み出し方式によって楽音
を生成するように構成されておいるとともに、楽音生成
用の波形として通常演奏用の波形、レガート演奏用の波
形の2種類が用意されており、いずれかの波形を選択的
に使用して楽音を生成する。これらの波形はアタック部
分の波形形状が異なっている。また、楽音生成回路34
の各チャネルのエンベロープレベルはB−CPU31A
に読み込み可能となっているとともに、いずれかのチャ
ネルのエンベロープレベルの減衰が完了した時には楽音
生成回路34はB−CPU31Aにインタラプトをかけ
る。B−CPU31Aはこのインタラプトに応じて所定
のエンベロープインタラプト処理ルーチンを実行する。
B−マイコン31はB−ROM31Bに予め記憶されて
いる所定プログラムを実行することにより、入力回路3
2に供給された演奏データにもとづきバス33を介して
楽音生成回路34に楽音制御情報を供給し楽音信号を生
成させる。生成された楽音信号は増幅器35で増幅され
たのちスピーカ36により楽音として放音される。
【0015】次に、自動演奏部20のA−RAM22C
に設定されている演奏データエリアについて説明する。 ○演奏データエリア(図3) 演奏データがこのエリアの先頭番地から順次に記憶され
ている。1個の演奏データはデータ種類STATUS、
音高値NNUM、強度値VELおよび経過時間STET
より構成されている。演奏データには発音開始指示を示
すノートオンデータ、発音停止指示を示すノートオフデ
ータ、およびポルタメント開始音高を示すポルタメント
開始音高データの3種類があり、データ種類STATU
Sが“1”である場合にはノートオンデータ、“0”で
ある場合にはノートオフデータ、“3”である場合には
ポルタメント開始音高データであることをそれぞれ示し
ている。音高値NNUMは発音開始/停止される楽音の
音高あるいはポルタメント開始音高を“0”〜“12
7”の数値で示すもので、“60”である場合には中央
“ド”音を、“67”である場合には該ド音のすぐ上の
“ソ”音を、“71”である場合には該ド音のすぐ上の
“シ”音を示している。強度値VELは押鍵速度あるい
は離鍵速度に対応する値を“0”〜“127”の数値で
示すものである。また経過時間STETは演奏データの
読出しタイミングを規制するものであり直前の演奏デー
タから当該演奏データまでの経過時間(差分時間)を示
している。経過時間STETの値“12”は8分音符分
の時間長を示している。なお、ポルタメント開始音高デ
ータは、該データの後の最初のノートオンデータに対し
てのみ有効となる。
【0016】図3に例示されている“ア”のノートオン
データは中央“ド”音の発音開始を、“イ”のノートオ
ンデータは該“ド”音の発音開始から8分音符分の時間
経過の後に該ド音のすぐ上の“シ”音の発音開始をする
ことを示している。“ウ”のポルタメント開始音高デー
タは次の“エ”のノートオンデータに対して該“ド”音
からポルタメントを開始することを、“エ”のノートオ
ンデータは該“シ”音の発音開始から8分音符分の時間
経過の後に該ド音のすぐ上の“ソ”音の発音開始をする
ことを示している。この時実際に発生される楽音は、該
“ド”音から該“ソ”へと音高が時間経過に伴って変化
する。“オ”のノートオフデータは該“ド”音の発音停
止をすることを示しているが、ポルタメント開始音高デ
ータによって該“ド”音は該“ソ”音へとつなげられて
いるので実際には何も起こらない。“カ”のノートオフ
データは該“ソ”音の発音開始から8分音符分の時間経
過の後に該“シ”音の消音をすることを、“キ”のノー
トオフデータは該“シ”音の消音開始から8分音符分の
時間経過の後に該“ソ”音の消音をすることをそれぞれ
示している。図3に示された一連の演奏データは図4に
示された楽譜に対応している。
【0017】演奏データエリアの演奏データの作成方法
は一般の自動演奏装置における周知の演奏データ作成方
法を用いることができるので説明は省略する。また、A
−マイコン22の演奏データを読み出す動作も一般の自
動演奏装置と同様であるので詳しい説明は避けるが、A
−マイコン22は処理対象の演奏データの経過時間ST
ETの値をA−タイマ22Dの示す時間経過にもとづい
て所定時間毎に“1”づつ減じ、その値が“0”になっ
たか否かを判断し、“0”になった場合にはその演奏デ
ータを出力回路23に供給し、処理対象の演奏データを
次の演奏データとする動作を繰り返す。出力回路23は
供給された演奏データを所定の転送速度でもって直ちに
楽音生成部30に出力する。
【0018】次に、楽音生成部30の基本的動作につい
て図5に示されているメインルーチンのフローチャート
図にもとづき説明する。 A 電源の投入により所定プログラムの実行を開始して
B−RAM31Cに設定されているワーキングエリア、
B−タイマ31Dおよび入力回路32を初期設定する。 B B−RAM31Cに設定されている演奏データFI
FOに演奏データが積まれているか否かを判断する。 C ステップBにおいて演奏データFIFOに演奏デー
タが積まれている場合には演奏データFIFOから演奏
データを1つ降ろしその演奏データのSTATUSにも
とづいてデータ種類を判別する。 D ステップCにおいてポルタメント開始音高データと
判別された場合にはポルタメント開始音高データ処理を
行なう。詳細は図6に示されているフローチャート図に
より後述する。 E ステップCにおいてノートオンデータと判別された
場合にはノートオンデータ処理を行なう。詳細は図7に
示されているフローチャート図により後述する。 F ステップCにおいてノートオフデータと判別された
場合にはノートオフデータ処理を行なう。詳細は図11
に示されているフローチャート図により後述する。 G 時間経過を示すタイムTMの値が“0”より大きい
か否かを判断する。このタイムTMはB−タイマ31D
により5mSec毎の所定時間毎にかけられるタイマイ
ンタラプトに応じて実行される図示しないタイマインタ
ラプト処理を行なう毎にその値が“1”増やされるとと
もに、後述するポルタメント処理を行なう毎にステップ
Iにおいてその値が“1”減らされるもので、このタイ
ムTMの値が“0”を超えている場合には、前述のポル
タメント処理を行なうタイミングになっていることを示
している。タイムTMの値が“0”より大きい場合には
次ステップHへ進み、大きくない場合にはステップBに
戻る。 H ステップGの判断においてタイムTMの値が“0”
より大きい場合には生成される楽音の音高を滑らかに変
化させるポルタメント処理を行なう。詳細は図12に示
されているフローチャート図により後述する。 I タイムTMの値を“1”小さくする。本ステップの
処理が終了したらステップBに戻る。
【0019】続いて、ポルタメント開始音高データ処理
について図6に示されているフローチャート図にもとづ
き説明する。 D−1 ポルタメントフラグPRFをポルタメント処理
が要求されていることを示す“1”とする。 D−2 受け取ったポルタメント開始音高データ中の音
高値NNUMの値をポルタメント開始音高値PSNNU
Mに設定する。本ステップの処理が終了したらメインル
ーチンに戻る。
【0020】続いて、ノートオンデータ処理について図
7に示されているフローチャート図にもとづき説明す
る。 E−1 ポルタメントフラグPRFが“1”か否かを判
断する。 E−2 ステップE−1の判断においてポルタメントフ
ラグPRFがポルタメント処理が要求されていることを
示す“1”である場合には、B−RAM31Cに設定さ
れているノートマップを参照してポルタメント開始音高
値PSNNUMに対応する音高に関して残存ノートオン
数が“0”より大きいか否かを判断する。本実施例の電
子楽器では、ある音高のノートオンデータを受け取った
後、その音高のノートオフデータを受け取る前に同じ音
高のノートオンデータをさらに受け取った場合にもそれ
らのノートオンデータに対応して同じ音高の楽音が複数
生成される。ノートマップはこのような場合に対応する
ためのもので、図8に示されているように“0”〜“1
27”の各音高値に対応してその音高値に関するノート
オンデータの数とノートオフデータの数との差を示す残
存ノートオン数DFNUM(0)〜DFNUM(12
7)を記憶する領域、およびその音高で最も新しく発音
を開始したチャネルのチャネル番号を示す最新チャネル
番号NCHNUM(0)〜NCHNUM(127)を記
憶する領域が設けられている。残存ノートオン数DFN
UMは後述するステップE−14においてその値が
“1”増やされるとともに、ノートオフデータ処理にお
いてその値が“1”減らされる。残存ノートオン数DF
NUMの値が“0”より大きい場合にはノートオフデー
タを未だ受け取っていないノートオンデータが存在する
ことを示している。また、最新チャネル番号NCHNU
Mは後述するステップE−14において発音に使用され
たチャネルのチャネル番号“1”〜“8”が対応する音
高の領域に記憶されるとともに、エンベロープインタラ
プト処理において、エンベロープレベルの減衰が完了し
たチャネルがいずれかの音高に関する最も新しく発音を
開始したチャネルであった場合にはその音高に対応する
領域に最新チャネルが発音を継続していないことを示す
“0”を記憶する。すなわちチャネル番号NCHNUM
の値が“0”であった場合にはその音高に対応する最新
チャネルが発音中でないことを示している。本ステップ
では具体的には、ポルタメント開始音高値PSNNUM
に対応する残存ノートオン数DFNUM(PSNNU
M)の値が“0”より大きいか否かを判断し、“0”で
ある場合にはノートオフデータを受け取っていないノー
トオンデータが存在しないことを示すのでステップE−
7に進むとともに、“0”より大きい場合にはノートオ
フデータを受け取っていないノートオンデータが存在す
ることを示すので次のステップE−3に進む。
【0021】E−3 B−RAM31Cに設定されてい
るノートマップを参照してポルタメント開始音高値PS
NNUMの示す音高に対応しているチャネルの中で最も
新しく発音が開始されたチャネルが未だ発音を継続して
いるか否かを判断する。具体的にはノートマップのポル
タメント開始音高値PSNNUMに対応する最新チャネ
ル番号NCHNUM(PSNNUM)の値が“0”であ
るか否かを判断する。最新チャネル番号NCHNUM
(PSNNUM)の値が“0”である場合にはポルタメ
ント開始音高値PSNNUMに対応する最新チャネルが
発音を継続していないことを示すのでステップE−5に
進むとともに、“0”でない場合にはポルタメント開始
音高値PSNNUMに対応する最新チャネルが発音を継
続していることを示すので次のステップE−4に進む。 E−4 ノートマップを参照しポルタメント開始音高値
PSNNUMに対応する最新チャネル番号NCHNUM
(PSNNUM)の値を読み出し、本ノートオンデータ
処理においては発音に使用するチャネルのチャネル番号
を示すチャネル番号CHに設定する。またこの時、この
チャネルのエンベロープレベルを急速に減衰させる。す
なわち、ポルタメント開始音高値PSNNUMに対応す
る音高で最も新しく発音を開始したチャネルが発音中で
ある場合には新たなノートオンデータに対応して該チャ
ネルが選択される。
【0022】E−5 エンベロープレベル順など所定の
優先順位に従っていずれかのチャネルを選択しそのチャ
ネルのチャネル番号をチャネル番号CHに設定する。ま
たこの時、このチャネルが発音中であった場合にはこの
チャネルのエンベロープレベルを急速に減衰させる。 E−6 レガートフラグLGFを“1”に設定する。レ
ガートフラグLGFは後に説明するステップE−13に
おいて楽音生成に通常演奏用の波形を使用するかレガー
ト演奏用の波形を使用するかを示すもので、その値が
“1”である場合にはレガート演奏用の波形を使用する
ことを示している。すなわちポルタメント処理が要求さ
れており、かつポルタメント開始音高データに対応する
ノートオフデータを受け取っていないノートオンデータ
がある場合にはレガート演奏用の波形が選択される。な
お、これ以外の場合にはレガートフラグLGFは“0”
とされ通常演奏用の波形が選択される。
【0023】E−7 エンベロープレベル順など所定の
優先順位に従っていずれかのチャネルを選択しそのチャ
ネルのチャネル番号をチャネル番号CHに設定する。ま
たこの時、このチャネルが発音中であった場合にはこの
チャネルのエンベロープレベルを急速に減衰させる。 E−8 レガートフラグLGFを通常演奏用の波形を使
用することを示す“0”に設定する。
【0024】E−9 B−RAM31Cに設定されてい
るチャネルマップのうちポルタメント効果に関するデー
タの更新を行なう。 チャネルマップは図9に示されて
いるように“1”〜“8”の各チャネルに対応して、そ
のチャネルで生成される楽音の現在の音高を示す現在音
高値PC(1)〜PC(8)、そのチャネルの変化目標
音高を示す目標音高値PCDT(1)〜PCDT
(8)、そのチャネルで所定時間毎に変化する音高幅を
示す補間音高値PCIP(1)〜PCIP(8)、およ
び発音中の複数のチャネルのうちそのチャネルが発音を
開始した順番を示す順番ORD(1)〜ORD(8)を
記憶する領域が設けられている。本ステップでは、ポル
タメント開始音高値PSNNUMの値をチャネル番号C
Hに対応する現在音高値PC(CH)に、受け取ったノ
ートオンデータ中の音高値NNUMの値をチャネル番号
CHに対応する目標音高値PCDT(CH)にそれぞれ
設定し、さらに目標音高値PCDT(CH)と現在音高
値PC(CH)との差を“128”で割った商を補間音
高値PCIP(CH)に設定する。すなわち、ポルタメ
ント処理が要求されている時にノートオンデータを受け
取った場合には、生成される楽音の発音開始時の音高を
ポルタメント開始音高データによって指示されるものと
し、また変化目標音高をノートオンデータによって指示
されるものとし、さらに所定時間当りの音高変化幅をそ
れらの差にもとづいて設定している。このように各デー
タを設定することにより生成される楽音に後述するポル
タメント処理によってポルタメント効果が付与される。 E−10 ポルタメントフラグPRFをポルタメント処
理が要求されていないことを示す“0”とする。すなわ
ち、ポルタメント開始音高データを受け取った後の最初
のノートオンデータに関して処理を行なった後にはポル
タメント処理の要求を取り消す。
【0025】E−11 ステップE−1の判断において
ポルタメントフラグPRFがポルタメント処理が要求さ
れていないことを示す“0”である場合には所定の優先
順位に従っていずれかのチャネルを選択し、そのチャネ
ル番号をチャネル番号CHに設定する。なおこの時選択
したチャネルが発音中であった場合には該チャネルのエ
ンベロープレベルを急速に減衰させる。 E−12 受け取ったノートオンデータ中の音高値NN
UMの値をチャネル番号CHに対応する現在音高値PC
(CH)および目標音高値PCDT(CH)に、“0”
を補間音高値PCIP(CH)にそれぞれ設定する。す
なわち、ポルタメント処理が要求されていない時にノー
トオンデータを受け取った場合には、生成される楽音の
音高および変化目標音高をノートオンデータによって指
示されるものとし、また所定時間当りの音高変化幅を
“0”としている。このように各データを設定すること
により生成される楽音にポルタメント効果が付与されな
いようになる。
【0026】E−13 チャネル番号CHに対応するチ
ャネルの音高を現在音高値PC(CH)に対応するもの
とし、該チャネルの音色およびアタック部分のエンベロ
ープレベルなどを受け取ったノートオンデータ中の強度
値VELの値に対応して設定し、さらに楽音生成に使用
する波形をレガートフラグが“1”の場合にはレガート
演奏用波形とするとともにレガートフラグが“0”の場
合には通常演奏用波形とし、発音開始指示を該チャネル
に与え、現在音高値PC(CH)に対応する音高の楽音
の発音を開始させる。なお、前述のステップE−4、E
−5、E−7、E−11においてエンベロープレベルを
急激に減衰させた場合には減衰が完了した後に本ステッ
プの処理が行なわれる。 E−14 発音中のチャネル数を示す発音チャネル数C
HNUMの値を“1”増やすとともに発音チャネル数C
HNUMの値をチャネルマップのチャネル番号CHに対
応する順番ORD(CH)に記憶し、さらにノートマッ
プのノートオンデータの示す音高値NNUMに対応する
残存ノートオン数DFNUM(NNUM)の値を“1”
増やすとともに、チャネル番号CHの値を前記音高値に
対応する最新チャネル番号NCHNUM(NNUM)に
設定する。本ステップの処理が終了したらメインルーチ
ンに戻る。なお、発音チャネル数CHNUMの値は後述
するエンベロープインタラプト処理ルーチンにおいて
“1”減らされる。
【0027】以上の処理では、要するにノートオンデー
タ受け取り時にポルタメント処理が要求されているか否
かによって発音開始時の音高およびポルタメント効果の
付与の有無を制御している。またポルタメント処理が要
求されており、かつポルタメント開始音高データによっ
て示される音高に関してノートオフデータを受け取って
いないノートオンデータがある場合にはレガート演奏用
の波形で楽音を生成している。この時ポルタメント開始
音高値PSNNUMの示す音高に対応して最も新しく発
音が開始されたチャネルが発音中であった場合には、こ
のチャネルを使用して新たな楽音が生成される。このよ
うな処理により目的とする音高に対応する複数の楽音の
うち最も新しく発音が開始された楽音につなげて新たな
楽音が生成されるので図10に示すような楽譜を演奏す
る場合に効果的である。
【0028】図10は、最初の2分音符の“ミ”音の
後、装飾音としての後の“ミ”音から続く“ソ”音にポ
ルタメントしてつなげて演奏することを示している。こ
の楽譜に対応する演奏を本実施例の電子楽器で行なう場
合には演奏データとして、2分音符の“ミ”を示すノー
トオンデータおよびノートオフデータ、装飾音の“ミ”
音のノートオンデータ、“ミ”音をポルタメント開始音
高とするポルタメント開始音高データ、さらにその後に
“ソ”音のノートオンデータ、“ミ”音のノートオフデ
ータ、“ソ”音のノートオフデータを順次記憶させるこ
とととなる。この場合、ギターなど同一音高の複数の楽
音を同時に発生させることが可能な楽器の場合には装飾
音の後の“ミ”音の発音後にも最初の“ミ”音の余韻を
残すようにし、最初の“ミ”音と装飾音の“ミ”音とを
時間的に重ねて鳴らした方が効果的な場合がある。この
時“ソ”音は最初の“ミ”音ではなく装飾音の“ミ”と
つなげて鳴らさなければ意図した演奏効果は得られな
い。前述の本実施例の処理においてはこのように目的と
する音高の複数の楽音のうち最も新しく発音が開始され
た楽音につなげて次の音を発音できるので効果的な演奏
が可能となる。なお、本実施例では目的とする音高の複
数の楽音のうち最も新しく発音が開始された楽音以外の
楽音については特別な処理を行なっていないが、つなげ
る楽音の発音開始をすると同時に最も新しく発音が開始
された楽音以外の楽音を強制的に消音するようにしても
よい。この場合にはノートオンデータ処理においてチャ
ネルマップを参照し、目標音高値PCDTの値がポルタ
メント開始音高値PSNNUMの値と等しい全てのチャ
ネルのエンベロープレベルを急速に減衰させる処理を追
加する。
【0029】続いて、ノートオフデータ処理について図
11に示されているフローチャート図にもとづき説明す
る。 F−1 チャネルマップを参照し目標音高値PCDTの
値が受け取ったノートオフデータ中の音高値NNUMの
値と等しいチャネルの中で最も古く発音が開始されたチ
ャネル、すなわち順番ORDの値が最も小さなチャネル
を探し、該チャネルのエンベロープレベルの減衰速度を
受け取ったノートオフデータ中の強度値VELの値に対
応して設定し消音指示を与える。 F−2 ノートマップのうち音高値NNUMに対応する
音高値の残存ノートオン数(NNUM)の値を“1”減
らす。本ステップの処理が終了したらメインルーチンに
戻る。以上の処理はノートオフデータに対応する音高の
楽音を消音するものであるが、対応する音高の楽音が複
数ある場合には最も古く発音が開始されたチャネルの楽
音を消音するようにしている。
【0030】続いて、ポルタメント処理について図12
に示されているフローチャート図にもとづき説明する。 H−1 本ポルタメント処理における処理対象のチャネ
ル番号を示すチャネル番号CHの値をチャネル番号の最
小値である“1”とする。 H−2 チャネル番号CHに対応する現在音高値PC
(CH)の値と補間音高値PCIP(CH)の値とを加
算した和を新たな現在音高値PC(CH)の値とする。 H−3 補間音高値PCIP(CH)の値が“0”より
大きいか否かを判断する。 H−4 ステップH−3において補間音高値PCIP
(CH)の値が“0”より大きいと判断された場合には
チャネル番号CHに対応する現在音高値PC(CH)の
値が目標音高値PCDT(CH)の値より大きいか否か
を判断する。 H−5 ステップH−3において補間音高値PCIP
(CH)の値が“0”より大きくないと判断された場合
にはチャネル番号CHに対応する現在音高値PC(C
H)の値が目標音高値PCDT(CH)の値より小さい
か否かを判断する。 H−6 ステップH−4において現在音高値PC(C
H)の値が目標音高値PCDT(CH)より大きいと判
断された場合、あるいはステップH−5において現在音
高値PC(CH)の値が目標音高値PCDT(CH)よ
り小さいと判断された場合にはチャネル番号CHに対応
する目標音高値PCDT(CH)の値を現在音高値PC
(CH)に設定する。 H−7 チャネル番号CHに対応するチャネルの音高を
現在音高値PC(CH)に対応するものに変更する。 H−8 チャネル番号CHがチャネル番号の最大値であ
る“8”と等しいか否かを判断する。チャネル番号CH
が“8”と等しくない場合には次ステップに進み、
“8”と等しい場合にはメインルーチンに戻る。 H−9 チャネル番号CHの値を“1”大きくする。本
ステップの処理が終了したらステップH−2に戻る。
【0031】以上の処理では所定時間ごとに各チャネル
の音高を示す現在音高値PC(CH)の値を補間音高値
PCIP(CH)の値分だけ変化させ、現在音高値PC
(CH)の値が目標音高値PCDT(CH)の値に対応
するものになった場合には目標音高値PCDT(CH)
の値を現在音高値PC(CH)に設定している。なお、
ポルタメント処理の要求がなされていない場合には前記
のノートオンデータ処理ルーチンのステップE−12に
おいて現在音高値PC(CH)の値と目標音高値PCD
T(CH)の値が等しくされ、さらに補間音高値PCI
P(CH)の値が“0”とされているため現在音高値P
C(CH)の値は一定に保たれポルタメント効果は付与
されない。
【0032】続いて、エンベロープインタラプト処理に
ついて図13に示されているフローチャート図にもとづ
き説明する。 I−1 楽音生成回路34よりエンベロープレベルの減
衰が完了したチャネルのチャネル番号を読み込み、エン
ベロープレベルの減衰が完了したチャネルのチャネル番
号を示すチャネル番号CHEに設定する。 I−2〜I−6 チャネルマップの順番ORDの値がチ
ャネル番号CHEに対応するチャネルの順番ORD(C
HE)の値より大きなチャネルについて順番ORDの値
を“1”小さくする。すなわち、エンベロープレベルの
減衰が完了したチャネルよりも後に発音が開始されたチ
ャネルの順番ORDの値を“1”小さくする。 I−7 チャネルマップのチャネル番号CHEに対応す
る順番ORD(CHE)の値をそのチャネルが発音中で
ないことを示す“0”とする。 I−8 発音チャネル数CHNUMの値を“1”小さく
する。 I−9 ノートマップを参照し、最新チャネル番号NC
HNUMの値がチャネル番号CHEと等しい音高値を検
索し、該音高値に対応する最新チャネル番号NCHNU
Mの値をその音高値に関して最も新しく発音を開始した
チャネルが発音中でないことを示す“0”とする。
【0033】以上に示した電子楽器の動作を説明する。
ポルタメント開始音高データを受け取らずにノートオン
データを受け取った場合にはノートオンデータによって
指定される音高の楽音が通常演奏用の楽音波形を使って
生成されポルタメント効果は付与されない。ポルタメン
ト開始音高データを受け取った後にノートオンデータを
受け取った場合にはポルタメント開始音高データによっ
て指定される音高の楽音が生成され、その後は音高がノ
ートオンデータによって指定される音高まで滑らかに変
化する。この場合、ノートオンデータを受け取った時
に、ポルタメント開始音高データの示す音高に対応する
ノートオンデータのうちノートオフデータを受け取って
いないものがない場合には通常演奏用の波形で楽音が生
成されるが、ポルタメント開始音高データの示す音高に
対応するノートオンデータのうちノートオフデータを受
け取っていないものがある場合にはレガート演奏用の波
形で楽音が生成される。この時、ポルタメント開始音高
データの示す音高で最も新しく発音が開始された楽音が
ある場合にはこの楽音につなげて新たな楽音が生成され
る。また、生成される楽音にポルタメント効果が付与さ
れるのはポルタメント音高開始データを受け取った後の
最初のノートオンデータに対してのみで、その次のノー
トオンデータに対応して生成される楽音にはポルタメン
ト効果は付与されない。従って、ポルタメント効果が開
始される音高が任意に指定可能となる。また、ポルタメ
ント開始音高で生成中の複数の楽音がある場合でも最も
新しく発音が開始された楽音につなげて新たな楽音が生
成され、同時にポルタメント開始音高に関して、ノート
オフデータを受け取っていないノートオンデータがある
か否かでレガート形式で発音するか非レガート形式で発
音するかが決定されるので演奏上効果的で多様化された
ポルタメント効果が得られる。
【0034】第2実施例;前記第1実施例においては、
レガート演奏用の波形が選択されるか否かはポルタメン
ト開始音高データの示す音高に関して、ノートオフデー
タを受け取っていないノートオンデータがあるか否かで
のみ決定されるが、本実施例においてはこれに加えポル
タメント開始音高データの示す音高に関して、ノートオ
フデータを受け取っていないノートオンデータがない場
合でも、その音高の最新のノートオフデータの受け取り
からの経過時間が所定時間より小さいか否かにもとづい
て前記の決定をおこなうようにする場合について説明す
る。
【0035】本実施例では第1実施例と同一符合は同一
内容を示すとともに、特に第1実施例と異なる部分に関
してのみ説明して重複する部分等の説明は省略する。ま
ず、ノートマップに関し、各音高値に対応してその音高
値のノートオフデータを受け取ってからの経過時間を示
すオフ経過時間OFFTM(0)〜 OFFTM(12
7)を記憶する領域を新たに設ける。そして、ノートオ
フデータ処理において、受け取ったノートオフデータの
示す音高に対応するオフ経過時間OFFTMの値を
“0”とする処理を追加するとともに、ポルタメント処
理において、ノートマップの各音高値に関してオフ経過
時間OFFTMの値が“20”以上でなければその値を
“1”増やす処理を追加する。またノートオンデータ処
理のステップE−2とステップE−7の間に、ポルタメ
ント開始音高値PSNNUMの示す音高に対応するオフ
経過時間OFFTM(PSNNUM)の値が“20”よ
り小さいか否かを判断し、“20”より小さい場合には
最新のノートオフデータの受け取りからの経過時間が所
定時間より小さいことを示すのでステップE−3に進む
とともに、“20”より小さくない場合には最新のノー
トオフデータの受け取りからの経過時間が所定時間より
小さくないことを示すのでステップE−7に進む処理を
追加する。なおオフ経過時間OFFTMの値が更新され
るポルタメント処理は本実施例においてはタイマインタ
ラプトの周期に応じて“5mSec”ごとに行なわれる
ため、オフ経過時間OFFTMの値“20”は“100
mSec”に対応している。すなわち、前記の処理によ
ればポルタメント開始音高データの示す音高に関する、
ノートオフデータを受け取っていないノートオンデータ
がない場合でも、その音高の最新のノートオフデータの
受け取りからの経過時間が“100mSec”より小さ
い場合にはレガート演奏用の波形が使用されて楽音が生
成される。従って、ポルタメント効果が付与された楽音
を発生するに当ってポルタメント開始音高に関する、ノ
ートオフデータを受け取っていないノートオンデータが
ない場合でも、その音高の最新のノートオフデータの受
け取りからの経過時間が所定時間より小さいか否かでレ
ガート形式で発音するか非レガート形式で発音するかが
決定されるので多様化されたポルタメント効果が得られ
る。
【0036】第3実施例;前記第2実施例においては、
ポルタメント開始音高データの示す音高に関する、ノー
トオフデータを受け取っていないノートオンデータがな
い場合でも、その音高の最新のノートオフデータの受け
取りからの経過時間が所定時間より小さい場合にはレガ
ート演奏用の波形が選択されるようにしたが、本実施例
においては、ポルタメント開始音高データの示す音高に
関する、ノートオフデータを受け取っていないノートオ
ンデータがない場合でも、その音高の最新のノートオン
データの受け取りからの経過時間が所定時間より小さい
場合にはレガート演奏用の波形が選択されるようにする
場合について説明する。
【0037】本実施例では第1実施例と同一符合は同一
内容を示すとともに、特に第1実施例と異なる部分に関
してのみ説明して重複する部分等の説明は省略する。ま
ず、ノートマップに関し、各音高値に対応してその音高
値のノートオンデータを受け取ってからの経過時間示す
オン経過時間ONTM(0)〜 ONTM(127)を
記憶する領域を新たに設ける。そして、ノートオンデー
タ処理において、受け取ったノートオンデータに対応す
るオン経過時間ONTMの値を“0”とする処理を追加
するとともに、ポルタメント処理において、ノートマッ
プの全音高値に関してオン経過時間ONTMの値が“2
0”以上でなければその値を“1”増やす処理を追加す
る。またノートオンデータ処理のステップE−2とステ
ップE−7の間に、ポルタメント開始音高値PSNNU
Mの示す音高に対応するオン経過時間ONTM(PSN
NUM)の値が“20”より小さいか否かを判断し、
“20”より小さい場合には最新のノートオンデータの
受け取りからの経過時間が所定時間より小さいことを示
すのでステップE−3に進むとともに、“20”より小
さくない場合には最新のノートオンデータの受け取りか
らの経過時間が所定時間より小さくないことを示すので
ステップE−7に進む処理を追加する。前記の処理によ
ればポルタメント開始音高データの示す音高に関する、
ノートオフデータを受け取っていないノートオンデータ
がない場合でも、その音高の最新のノートオンデータの
受け取りからの経過時間が“100mSec”より小さ
い場合にはレガート演奏用の波形が使用されて楽音が生
成される。従って、ポルタメント効果が付与された楽音
を発生するに当ってポルタメント開始音高に関する、ノ
ートオフデータを受け取っていないノートオンデータが
ない場合でも、その音高の最新のノートオンデータの受
け取りからの経過時間が所定時間より小さいか否かでレ
ガート形式で発音するか非レガート形式で発音するかが
決定されるので多様化されたポルタメント効果が得られ
る。
【0038】なお、前記実施例においては電子楽器15
に自動演奏部20と楽音生成部30とを含む構成とした
が、自動演奏部20と楽音生成部30とが別々の機器
で、MIDI規格などの通信手段によって接続される構
成であってもよい。
【0039】また、前記実施例においては、ポルタメン
ト開始音高データおよびそれに続くノートオンデータを
受け取った時、すなわちポルタメント効果付与の指示が
なされた時に、ポルタメント開始音高データに対応する
最も新しく発音を開始した楽音(以後の説明ではこの楽
音を「旧音」と称する)につなげて新たな楽音を生成す
るに当たって、旧音をいったん急速に減衰した後に旧音
が使用していたチャネルを使用して新たな楽音が生成す
るようにしたが、旧音を減衰させずにその音高をノート
オンデータに対応するものに滑らかに変化させるように
してもよい。あるいは旧音を減衰させると同時に旧音の
使用しているチャネルとは別のチャネルを使用して新た
な楽音を生成するようにしてもよい。
【0040】また、前記実施例においてはステップE−
4におけるポルタメント開始音高値に対応する音高で発
音中のチャネルのエンベロープレベルを急速に減衰させ
る場合の減衰速度、およびステップE−5、E−7、E
−11における発音中のチャネルを選択した場合に選択
したチャネルのエンベロープレベルを急速に減衰させる
場合の減衰速度の違いについては特に記さなかったが、
これらを異ならせるようにしてもよい。
【0041】また、前記実施例においては、いずれのポ
ルタメント開始音高データがいずれのノートオンデータ
に対応するものかは楽音生成部30がデータを受け取る
順番によって決定されるようにしたが、ポルタメント開
始音高データ中に該データがいずれのノートオンデータ
に対応するものかを示すデータを含ませるようにしても
よい。この場合には例えば、ポルタメント開始音高デー
タのベロシティー値VELの値を対応させるノートオン
データの音高値とすればよい。
【0042】また、前記実施例においては楽音生成部3
0に供給するポルタメント開始音高を指示する情報をノ
ートオンデータおよびノートオフデータとは独立した別
個のものとしたが、ポルタメント開始音高を指示する情
報をノートオンデータあるいはノートオフデータを用い
て楽音生成部30に供給するようにしてもよい。例えば
ノートオフデータのベロシティー値VELの値が所定の
値である場合にはこのノートオフデータに含まれる音高
値NNUMの値をポルタメント開始音高とする。この場
合楽音生成部では、ノートオフデータ受け取り時に該デ
ータのベロシティー値VELの値にもとづいて該データ
が発音停止を示す通常のノートオフデータかあるいはポ
ルタメント開始音高を示すノートオフデータであるかを
判断し、ポルタメント開始音高を示すノートオフデータ
である場合には図11に示した消音に関わる処理を行な
うのを止め、代りに図6に示したポルタメント開始音高
データ処理を行なうようにする。その後ノートオンデー
タが供給された場合には前記実施例と同様のノートオン
データ処理を行なう。あるいはSTATUSの値が
“1”であるノートオンデータのベロシティー値VEL
の値が所定の値である場合にはこのデータはノートオフ
を示すものであると定義し、STATUSの値が“0”
である通常のノートオフデータはポルタメント開始音高
データであるというような定義をしてもよい。
【0043】また、前記実施例では図7に示したノート
オンデータ処理のステップE−9において、変化目標音
高とポルタメント開始音高との音高差を所定値で割った
商を所定時間当りの音高変化幅としているためポルタメ
ント開始からポルタメント終了までの経過時間は常に一
定となっているが、前記割り算に用いる除数を変更可能
とし該経過時間を変化させるようにしてもよい。この場
合該除数を示す演奏データを定義し自動演奏部20の演
奏データエリアに記憶し、演奏時に楽音生成部30に供
給するようにすれば演奏する曲想に適した該経過時間と
することができる。また、この除数データが楽音生成部
30に供給された時に、既に設定されている音高変化幅
を該除数に対応して求め直すようにしてもよいし、既に
設定されている音高変化幅は変更禁止としてもよい。前
者の場合にはポルタメント効果が付与されている途中の
楽音の音高変化幅もこれからポルタメント効果が付与さ
れる楽音の音高変化幅も一様に変更されるが、後者の場
合にはこれからポルタメント効果が付与される楽音の音
高変化幅のみが変更され、ポルタメント効果が付与され
ている途中の楽音の音高変化幅は変更されない。すなわ
ち後者の場合には該除数データをポルタメント開始前
(ノートオンデータの前)に挿入することにより各楽音
のポルタメント開始からポルタメント終了までの経過時
間を異ならせることが可能となる。また、前記除数デー
タは他の演奏データとは独立して定義してもよいし、あ
るいはポルタメント開始音高データ中に強度値VELの
値などとして含めるようにしてもよい。また前記除数を
“1”としてもよく、この場合には音高が瞬間的に目標
音高へと変化する。さらに前記音高変化幅を変化目標音
高とポルタメント開始音高との音高差と独立した所定の
値として設定するようにしてもよい。この場合には前記
経過時間が前記音高差によって変化するようになる。
【0044】また、前記実施例においてはポルタメント
効果の付与の指示がなされた時に旧音につなげて新たな
楽音を生成するに当たって、新たな楽音のエンベロープ
レベルを旧音のエンベロープレベルと独立したものとし
たが、新たな楽音のアタック部分のエンベロープレベル
を前記指示がなされた時点における旧音のエンベロープ
レベルと等しくなるようにしてもよい。この場合にはレ
ガート効果がより明確になる。
【0045】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、従前まで
発音していた楽音の音高以外の音高から開始されるとと
もに演奏上効果的なポルタメント効果あるいは多様化可
能なポルタメント効果を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による楽音生成装置の構成を説明するた
めのブロック図である。
【図2】本発明による楽音生成装置を適用した電子楽器
の具体的一実施例を説明するための全体概略図である。
【3図】第2図において説明した演奏データエリアを示
す図である。
【4図】第3図において説明した演奏データに対応する
楽譜を示す図である。
【図5】マイコンによって実行されるプログラムのメイ
ンルーチンのフローチャートを示す図である。
【図6】マイコンによって実行されるプログラムのポル
タメント開始音高データ処理ルーチンのフローチャート
を示す図である。
【図7】マイコンによって実行されるプログラムのノー
トオンデータ処理ルーチンのフローチャートを示す図で
ある。
【図8】ノートマップを説明するための図である。
【図9】チャネルマップを説明するための図である。
【図10】演奏される楽譜例を説明するための図であ
る。
【図11】マイコンによって実行されるプログラムのノ
ートオフデータ処理ルーチンのフローチャートを示す図
である。
【図12】マイコンによって実行されるプログラムのポ
ルタメント処理ルーチンのフローチャートを示す図であ
る。
【図13】マイコンによって実行されるプログラムのエ
ンベロープインタラプト処理ルーチンのフローチャート
を示す図である。
【符号の説明】
20 自動演奏部 21 パネル 22、31 マイコン 22A、31A CPU 22B、31B ROM 22C、31C RAM 22D、31D タイマ 23 出力回路 24、33 バス 30 楽音生成部 32 入力回路 34 楽音生成回路 35 増幅器 36 スピーカ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年6月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【図8】
【図9】
【図1】
【図3】
【図6】
【図10】
【図11】
【図2】
【図5】
【図7】
【図12】
【図13】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)少なくともポルタメント開始音高
    情報および発音開始情報を受け取る受け取り手段と、
    (b)前記ポルタメント開始音高情報に対応する音高の
    楽音のうち少なくとも最も新しく発音を開始した楽音を
    選択する選択手段と、(c)前記ポルタメント開始音高
    情報に対応する発音開始情報に応じて、前記ポルタメン
    ト開始音高情報に対応する音高から前記発音開始情報に
    対応する音高へと時間経過に伴って音高が変化する楽音
    信号を前記選択された楽音につなげて生成する楽音生成
    手段とを具えることを特徴とする楽音生成装置。
  2. 【請求項2】 前記楽音生成手段は前記ポルタメント開
    始音高情報に対応する発音開始情報に応じて前記選択さ
    れた楽音を消音する手段を含むことを特徴とする特許請
    求の範囲第1項に記載の楽音生成装置。
  3. 【請求項3】 (a)少なくともポルタメント開始音高
    情報、発音開始情報および発音停止情報を受け取る受け
    取り手段と、(b)前記ポルタメント開始音高情報に対
    応する発音開始情報に応じて、前記ポルタメント開始音
    高情報の示す音高に対応する発音停止情報が既に受け取
    られているか否かを判断する判断手段と、(c)前記判
    断手段の判断結果にもとづき、前記発音停止情報が既に
    受け取られている場合には前記ポルタメント開始音高情
    報に対応する音高から前記発音開始情報に対応する音高
    へと時間経過に伴って音高が変化する楽音信号を非レガ
    ート形式で生成するとともに、前記発音停止情報が未だ
    受け取られていない場合には前記楽音信号をレガート形
    式で生成する楽音生成手段とを具えることを特徴とする
    楽音生成装置。
  4. 【請求項4】 (a)少なくともポルタメント開始音高
    情報、発音開始情報および発音停止情報を受け取る受け
    取り手段と、(b)前記ポルタメント開始音高情報に対
    応する発音開始情報に応じて、前記ポルタメント開始音
    高情報の示す音高に対応する発音停止情報が受け取られ
    てから前記発音開始情報が受け取られるまでの経過時間
    が所定時間よりも短いか否かを判断する判断手段と、
    (c)前記判断手段の判断結果にもとづき、前記経過時
    間が所定時間よりも短い場合には前記ポルタメント開始
    音高情報に対応する音高から前記発音開始情報に対応す
    る音高へと時間経過に伴って音高が変化する楽音信号を
    レガート形式で生成するとともに、前記経過時間が所定
    時間よりも短くない場合には前記楽音信号を非レガート
    形式で生成する楽音生成手段とを具えることを特徴とす
    る楽音生成装置。
  5. 【請求項5】 (a)少なくともポルタメント開始音高
    情報および発音開始情報を受け取る受け取り手段と、
    (b)前記ポルタメント開始音高情報に対応する第1の
    発音開始情報に応じて、前記ポルタメント開始音高情報
    の示す音高に対応する第2の発音開始情報が受け取られ
    てから前記第1の発音開始情報が受け取られるまでの経
    過時間が所定時間よりも短いか否かを判断する判断手段
    と、(c)前記判断手段の判断結果にもとづき、前記経
    過時間が所定時間よりも短い場合には前記ポルタメント
    開始音高情報に対応する音高から前記第1の発音開始情
    報に対応する音高へと時間経過に伴って音高が変化する
    楽音信号をレガート形式で生成するとともに、前記経過
    時間が所定時間よりも短くない場合には前記楽音信号を
    非レガート形式で生成する楽音生成手段とを具えること
    を特徴とする楽音生成装置。
JP3130514A 1991-05-02 1991-05-02 楽音生成装置 Pending JPH0619471A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3130514A JPH0619471A (ja) 1991-05-02 1991-05-02 楽音生成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3130514A JPH0619471A (ja) 1991-05-02 1991-05-02 楽音生成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0619471A true JPH0619471A (ja) 1994-01-28

Family

ID=15036119

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3130514A Pending JPH0619471A (ja) 1991-05-02 1991-05-02 楽音生成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0619471A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008170559A (ja) * 2007-01-09 2008-07-24 Yamaha Corp 楽音生成装置及びプログラム
JP2009053432A (ja) * 2007-08-27 2009-03-12 Casio Comput Co Ltd ポルタメント制御装置およびポルタメント制御処理プログラム
JP2009063602A (ja) * 2007-09-04 2009-03-26 Roland Corp 電子楽器

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008170559A (ja) * 2007-01-09 2008-07-24 Yamaha Corp 楽音生成装置及びプログラム
JP2009053432A (ja) * 2007-08-27 2009-03-12 Casio Comput Co Ltd ポルタメント制御装置およびポルタメント制御処理プログラム
JP2009063602A (ja) * 2007-09-04 2009-03-26 Roland Corp 電子楽器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2004264501A (ja) 鍵盤楽器
JP3372124B2 (ja) 電子楽器
USRE41297E1 (en) Tone waveform generating method and apparatus based on software
JP2500489B2 (ja) 電子楽器
JPH0619471A (ja) 楽音生成装置
US8383924B2 (en) Musical tone signal generating apparatus
US6777606B2 (en) Automatic accompanying apparatus of electronic musical instrument
JPH0869282A (ja) 自動演奏装置
JP3112925B2 (ja) 楽音生成装置
US6274798B1 (en) Apparatus for and method of setting correspondence between performance parts and tracks
JP3640235B2 (ja) 自動伴奏装置及び自動伴奏方法
JP3261929B2 (ja) 自動伴奏装置
US6417438B1 (en) Apparatus for and method of providing a performance guide display to assist in a manual performance of an electronic musical apparatus in a selected musical key
JP4106798B2 (ja) 音源装置
JP3587133B2 (ja) 発音長決定方法と装置及び記録媒体
JP3122661B2 (ja) 電子楽器
JP3646611B2 (ja) 楽音発生装置
JP2715795B2 (ja) 発音割当手段を有する楽音合成装置
JP4214845B2 (ja) 自動アルペジオ装置および同装置に適用されるコンピュータプログラム
JPH06195071A (ja) パート情報記録装置
JP2933141B2 (ja) エンベロープ波形発生装置
JP3389609B2 (ja) 電子楽器
JPH08106285A (ja) 自動演奏装置
JP2556639B2 (ja) 自動演奏装置
JP2583377B2 (ja) 自動演奏装置