JPH0619456Y2 - 網製角形容器 - Google Patents

網製角形容器

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JPH0619456Y2
JPH0619456Y2 JP4007289U JP4007289U JPH0619456Y2 JP H0619456 Y2 JPH0619456 Y2 JP H0619456Y2 JP 4007289 U JP4007289 U JP 4007289U JP 4007289 U JP4007289 U JP 4007289U JP H0619456 Y2 JPH0619456 Y2 JP H0619456Y2
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JP
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JP4007289U
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JPH02131927U (ja
Inventor
利和 山口
Original Assignee
樋口 豊明
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、例えば物干用ピンチその他の家庭小物の収
容に用いられる網製角形容器に関する。
従来の技術 従来知られているこの種の網製角形容器は、容器の側面
を構成する各側面部及び底面を構成する底面部が分離独
立に形成されていた。そして、これら各側面部及び底面
部が連結具にて相互に連結されることにより容器に形成
されたものであった。
考案が解決しようとする課題 ところが、かかる従来の容器では、連結具による各側面
部及び底面部の相互連結作業に手間がかかり、組立製作
効率が良くないという欠点があった。しかも各側面部間
あるいは側面部と底面部間においてガタつきを生じ易
く、不安定で使い勝手も悪いという欠点もあった。しか
もまた、連結具の数が多いため体裁も良くないという欠
点もあった。
この考案はかかる欠点を解消し、組立製作が容易である
とともに、安定性にも優れて使い勝手が良く、かつ体裁
も良い網製角形容器の提供を目的とする。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、この考案に係る網製角形容
器は、図面の符号を参照して示すと、容器の側面を構成
する複数の側面部(1)と、容器の底面を構成する1の
底面部(2)とを備え、前記側面部(1)は1の隣接部
間を除いて各側面部に跨って配置固定された折曲自在な
横部材(13)により相互に連結一体化されるとともに、
非連結状態で隣接する側面部相互は連結具(4)にて連
結され、かつ前記底面部(2)は1の側面部(1)の下
端近傍において、該側面部と底面部とに跨って配置固定
された折曲自在な縦部材(22)により連結一体化される
とともに、底面部(2)と非連結状態にある他の側面部
(1)の少なくともいずれかと連結具(6)にて連結さ
れてなることを特徴とする網製角形容器を特徴とするも
のである。
作用 容器の組立製作は、連結一体化された各側面部(1)と
底面部(2)とを連結部(3)(5)にて内方直角状に
折曲したのち、連結具(4)により非連結状態の側面部
相互を、連結具(6)により底面部(2)と側面部
(1)とを連結することにより行う。各側面部及び底面
部は連結一体化されているから容器のガタツキの危険も
少なく、また連結具の使用個数も少ないものとなる。
実施例 第1図〜第3図において、(A)は金属線材をもって形
成された網製四角形容器である。この容器は側面を構成
する4個の側面部(1)と、底面を構成する底面部
(2)とからなる。前記各側面部(1)は略正方形状の
枠部材(11)と、この枠部(11)を格子状に仕切る複数
本の縦部材(12)と横部材(13)とからなり、これら枠
部材(11)、縦部材(12)、横部材(13)は相互の交点
においてそれぞれ溶接固着されている。かつ側面部
(1)を左右方向に横断する前記各横部材(13)は、1
の隣接側面部(1a)(1b)間を除き各側面部を横断状態
に跨って配置された1本の線材で構成されており、従っ
てこれら横部材により各側面部(1)が連結一体化され
ている。そして各側面部(1)は相互連結部(3)にお
いて横部材が外側にくる方向でそれぞれ内方直角状に折
曲され、もって容器側面を構成している。また非連結状
態で隣接する一方の側面部(1a)の端部上下には2個の
幅広フック状の連結金具(4)が溶接固着されるととも
に、この連結金具(4)に他方の側面部(1b)の隣接枠
部材(11)が係合されることにより両側面部(1a)(1
b)が相互に連結されている。
一方、前記底面部(2)もまた略正方形状の枠部材(2
1)と、この枠部材(21)を格子状に仕切る複数本の縦
部材(22)と横部材(23)とからなり、これら枠部材
(21)、縦部材(22)、横部材(23)が相互の交点にお
いてそれぞれ溶接固着されている。この底面部(2)の
縦部材(22)と前記連結具(4)を有する側面部(1a)
の縦部材(12)はこれら底面部(2)と側面部(1a)を
縦断状態に跨って配置された1本の線材で構成されてお
り、従ってこの縦部材(12)(22)により底面部(2)
は側面部(1a)の下端近傍において連結一体化されてい
る。そして底面部(2)は連結部(5)において縦部材
が外側にくる方向で内方直角状に折曲され、もって容器
(A)の底面を構成している。かつ、底面部(2)の枠
部材(21)他端にはフック状の連結金具(6)が溶接固
着されており、この連結具を対応側面部(1c)に係合さ
せることにより底面部(2)と側面部(1c)とが連結さ
れている。
上記の容器は次のようにして製作されたものである。
即ち、各側面部(1)の枠部材(11)及び底面部(2)
の枠部材(21)を用意する。次に、側面部(1)の枠部
材(11)と底面部(2)の枠部材(21)とに跨って複数
本の縦部材(12)(22)を平行状に配置しかつ枠部材
(11)(21)に溶接するとともに、他の側面部(1)の
枠部材(11)にも縦部材(12)を上下に架け渡して配置
しかつ溶接する。次に、各側面部(1)を並設状態に配
置するとともに各側面部を横断する態様で複数本の横部
材(13)を平行状に配置し、かつ枠部材(11)及び縦部
材(12)との交点にて溶接する。次いで、側面部(1a)
に連結金具(4)を、底面部(2)に連結金具(6)を
それぞれ溶接固着して第4図に示す状態とする。こうし
て連結一体化された展開状の側面部(1)と底面部
(2)に所望の塗装を施したのち、第5図に示すように
各側面部(1)を連結部(3)にて内方直角状に折曲す
るとともに連結金具(4)を側面部(1b)の隣接枠部材
(11)に係合させる。一方、底面部(2)も同じくこれ
を連結部(5)にて内方直角状に折曲したのち連結金具
(6)を側面部(1c)の枠部材下端に係合させ、もって
容器となされたものである。
なお、図示実施例では連結金具(4)(6)を予め側面
部(1a)及び底面部(2)に固着しておいたが、連結金
具は分離独立したものを用いても良い。また、連結金具
の取付位置、個数等も図示のものに限定されることはな
く、非連結状態の側面部(1a)(1b)相互を連結でき、
また底面部(2)をこれと非連結状態にある他の側面部
(1)の1つあるいは2以上と連結できる態様であれば
良い。
考案の効果 この考案は、上述の次第で、側面部相互を1の隣接部間
を除いて横部材で連結一体化するとともに、側面部のい
ずれかと底面部とを縦部材で連結一体化し、非連結状態
で隣接する側面部相互は連結具にて連結し、かつ底面部
はこれと非連結状態の側面部と連結具にて連結したもの
であるから、その組立製作は、連結一体化された各側面
部と底面部とを連結部にて折曲したのち、1の隣接側面
部間及び底面部と側面部の間を連結具にて連結すれば良
いこととなる。従って、分離独立した各側面部と底面部
のそれぞれを容器形状に組合せ連結具にて連結する従来
の容器に較べ、組立製作作業を格段に簡素化しえひいて
はコストの低減を図りうる。また塗装作業等における取
扱いや部品管理も楽になる。さらに、従来品に較べて連
結具による連結箇所を減少しうるから、各部相互間にお
けるガタつきの危険を減少しえ、強固で安定した使い勝
手の良い容器となしうる。さらにまた、連結具の数が少
いため全体をコンパクトにかつすっきりとまとめること
ができ、外観体裁の向上をも図りうる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例に係る容器の斜視図、第2
図は同じく平面図、第3図は第2図のIII−III線断面
図、第4図は各側面部と底面部を連結した状態の容器展
開図、第5図は組立途中の状態を示す容器斜視図であ
る。 (A)……容器、(1)(1a)(1b)(1c)(1d)……
側面部、(12)……縦部材、(13)……横部材、(2)
……底面部、(22)……縦部材、(23)……横部材、
(4)……連結金具、(6)……連結金具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器の側面を構成する複数の側面部(1)
    と、容器の底面を構成する1の底面部(2)とを備え、
    前記側面部(1)は1の隣接部間を除いて各側面部に跨
    って配置固定された折曲自在な横部材(13)により相互
    に連結一体化されるとともに、非連結状態で隣接する側
    面部相互は連結具(4)にて連結され、かつ前記底面部
    (2)は1の側面部(1)の下端近傍において、該側面
    部と底面部とに跨って配置固定された折曲自在な縦部材
    (22)により連結一体化されるとともに、底面部(2)
    と非連結状態にある他の側面部(1)の少なくともいず
    れかと連結具(6)にて連結されてなることを特徴とす
    る網製角形容器。
JP4007289U 1989-04-04 1989-04-04 網製角形容器 Expired - Lifetime JPH0619456Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4007289U JPH0619456Y2 (ja) 1989-04-04 1989-04-04 網製角形容器

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JP4007289U JPH0619456Y2 (ja) 1989-04-04 1989-04-04 網製角形容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02131927U JPH02131927U (ja) 1990-11-01
JPH0619456Y2 true JPH0619456Y2 (ja) 1994-05-25

Family

ID=31549542

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4007289U Expired - Lifetime JPH0619456Y2 (ja) 1989-04-04 1989-04-04 網製角形容器

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JPH02131927U (ja) 1990-11-01

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