JPH0619438A - メモリ制御装置 - Google Patents
メモリ制御装置Info
- Publication number
- JPH0619438A JPH0619438A JP17845292A JP17845292A JPH0619438A JP H0619438 A JPH0619438 A JP H0619438A JP 17845292 A JP17845292 A JP 17845292A JP 17845292 A JP17845292 A JP 17845292A JP H0619438 A JPH0619438 A JP H0619438A
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- Japan
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- memory
- memories
- work
- circuit
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明の目的は特に表示処理用の複数のワーク
メモリを独立かつ並列に制御するメモリ制御装置におい
て、機能的互換を損なうことなく、ワークメモリ数の増
減を容易に実現することにある。 【構成】表示処理用の複数のメモリを独立かつ並列に制
御するメモリ制御装置において、フラグレジスタ6のス
テータス情報に基づいて、描画データ書込み回路3、イ
メージデータ読出し/転送回路4、ワークメモリ消去回
路5のそれぞれは、切換え回路2により制御されて、対
応するワークメモリM1−M3に対して書込み、読出
し、消去の各動作を実行することになる。
メモリを独立かつ並列に制御するメモリ制御装置におい
て、機能的互換を損なうことなく、ワークメモリ数の増
減を容易に実現することにある。 【構成】表示処理用の複数のメモリを独立かつ並列に制
御するメモリ制御装置において、フラグレジスタ6のス
テータス情報に基づいて、描画データ書込み回路3、イ
メージデータ読出し/転送回路4、ワークメモリ消去回
路5のそれぞれは、切換え回路2により制御されて、対
応するワークメモリM1−M3に対して書込み、読出
し、消去の各動作を実行することになる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に文字または図形等
のイメージデータを生成するためのワークメモリの動作
制御を行なうメモリ制御装置に関する。
のイメージデータを生成するためのワークメモリの動作
制御を行なうメモリ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パーソナルコンピュータやワード
プロセッサ等のデータ処理装置では、文字や図形を表示
するために、文字または図形に対応するイメージデータ
(ビットパターンデータ)を展開し生成するためのワー
クメモリ(バッファメモリ)が設けられている。
プロセッサ等のデータ処理装置では、文字や図形を表示
するために、文字または図形に対応するイメージデータ
(ビットパターンデータ)を展開し生成するためのワー
クメモリ(バッファメモリ)が設けられている。
【0003】イメージデータの表示処理では、ワークメ
モリにより生成されたイメージデータを表示メモリ(V
RAM)に展開し、この表示メモリからのデータに基づ
いてディスプレイの画面に文字等が表示される。表示メ
モリは画面の解像度と表示サイズにより記憶容量が決定
されている.
モリにより生成されたイメージデータを表示メモリ(V
RAM)に展開し、この表示メモリからのデータに基づ
いてディスプレイの画面に文字等が表示される。表示メ
モリは画面の解像度と表示サイズにより記憶容量が決定
されている.
【0004】イメージデータの表示処理に使用されるワ
ークメモリは、他の処理に使用されるワークメモリと比
較して、2次元データを扱うために大容量の記憶量が必
要である。さらに、表示処理の高速化のために、高速ア
クセスのメモリが要求される。
ークメモリは、他の処理に使用されるワークメモリと比
較して、2次元データを扱うために大容量の記憶量が必
要である。さらに、表示処理の高速化のために、高速ア
クセスのメモリが要求される。
【0005】このような大容量および高速化の要求を満
足するために、複数のワークメモリを使用して独立かつ
並列にアクセスする方式がある。例えば、ワークメモリ
A,Bを用意して、ワークメモリAに書込み動作中に、
ワークメモリBからの読出し動作を行なう方式である。
足するために、複数のワークメモリを使用して独立かつ
並列にアクセスする方式がある。例えば、ワークメモリ
A,Bを用意して、ワークメモリAに書込み動作中に、
ワークメモリBからの読出し動作を行なう方式である。
【0006】このような並列メモリ制御方式において、
予め用意した複数のワークメモリをバスにより接続して
システムを構成した場合に、従来ではワークメモリ数の
増減を図ることは困難であった。例えばワークメモリ数
を減少させるには、物理的なメモリ空間やバス幅を縮小
するため、描画エリア,画像の階調・色・解像度等が減
少することになる。このため、ワークメモリの個数の増
減により、システムの機能的互換が失われることにな
る。
予め用意した複数のワークメモリをバスにより接続して
システムを構成した場合に、従来ではワークメモリ数の
増減を図ることは困難であった。例えばワークメモリ数
を減少させるには、物理的なメモリ空間やバス幅を縮小
するため、描画エリア,画像の階調・色・解像度等が減
少することになる。このため、ワークメモリの個数の増
減により、システムの機能的互換が失われることにな
る。
【0007】機能互換を維持すると共に、ワークメモリ
数を減少させるには、メモリ制御回路を構成するIC論
理回路の変更を必要とするが、ハードウエアであるIC
論理回路を変更するのは容易ではない。また、ソフトウ
エアの変更により対処する場合でも、システムが大規模
であれば、プログラムの変更は容易ではない。
数を減少させるには、メモリ制御回路を構成するIC論
理回路の変更を必要とするが、ハードウエアであるIC
論理回路を変更するのは容易ではない。また、ソフトウ
エアの変更により対処する場合でも、システムが大規模
であれば、プログラムの変更は容易ではない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】複数のワークメモリを
使用した並列メモリ制御方式により、表示処理に必要な
イメージデータを生成する場合に、機能互換を維持する
と共に、ワークメモリ数の増減を図ることは、実際上は
不可能であった。
使用した並列メモリ制御方式により、表示処理に必要な
イメージデータを生成する場合に、機能互換を維持する
と共に、ワークメモリ数の増減を図ることは、実際上は
不可能であった。
【0009】本発明の目的は、特に表示処理用の複数の
ワークメモリを独立かつ並列に制御するメモリ制御装置
において、機能的互換を損なうことなく、ワークメモリ
数の増減を容易に実現することにある。
ワークメモリを独立かつ並列に制御するメモリ制御装置
において、機能的互換を損なうことなく、ワークメモリ
数の増減を容易に実現することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、特に表示処理
用の複数のメモリを独立かつ並列に制御するメモリ制御
装置において、各メモリのメモリのそれぞれとデータ交
換を行なうためのデータバス手段、各メモリの書込み、
読出しのステータス情報を保持するステータスレジスタ
手段および各メモリに対して書込み動作および読出し動
作をそれぞれ独立かつ並列に実行するメモリ処理手段を
備えた装置である。
用の複数のメモリを独立かつ並列に制御するメモリ制御
装置において、各メモリのメモリのそれぞれとデータ交
換を行なうためのデータバス手段、各メモリの書込み、
読出しのステータス情報を保持するステータスレジスタ
手段および各メモリに対して書込み動作および読出し動
作をそれぞれ独立かつ並列に実行するメモリ処理手段を
備えた装置である。
【0011】
【作用】本発明では、メモリ処理手段はステータスレジ
スタ手段に保持された書き込み、読出し、消去のステー
タス情報に基づいて、各メモリに対して書込み動作およ
び読出し動作をそれぞれ独立かつ並列に実行する。
スタ手段に保持された書き込み、読出し、消去のステー
タス情報に基づいて、各メモリに対して書込み動作およ
び読出し動作をそれぞれ独立かつ並列に実行する。
【0012】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
る。
【0013】図1は同実施例に係わるメモリ制御装置の
要部を示すブロック図である。本装置は、集積回路から
なるメモリ制御回路1、制御対象である複数のワークメ
モリM1−M3およびジャンパスイッチ8を有する。ワ
ークメモリM1−M3は、それぞれ独立した表示処理用
メモリであり、例えばアウトライン・フォント等のイメ
ージデータを生成するためのバッファメモリである。ワ
ークメモリM1−M3はデータバス9a〜9cにより、
メモリ制御回路1に着脱自在に接続される。ワークメモ
リM1−M3は高速アクセスのSRAM(スタティック
RAM)からなる。
要部を示すブロック図である。本装置は、集積回路から
なるメモリ制御回路1、制御対象である複数のワークメ
モリM1−M3およびジャンパスイッチ8を有する。ワ
ークメモリM1−M3は、それぞれ独立した表示処理用
メモリであり、例えばアウトライン・フォント等のイメ
ージデータを生成するためのバッファメモリである。ワ
ークメモリM1−M3はデータバス9a〜9cにより、
メモリ制御回路1に着脱自在に接続される。ワークメモ
リM1−M3は高速アクセスのSRAM(スタティック
RAM)からなる。
【0014】メモリ制御回路1は、切換え回路2、描画
データ書込み回路3、イメージデータ読出し/転送回路
4、ワークメモリ消去回路5、フラグレジスタ6および
ワークメモリ初期化シーケンサ7を有する。切換え回路
2は、書込み動作、読出し動作および消去動作の処理を
実行する各回路3〜5が、ワークメモリM1−M3のそ
れぞれをアクセスするための切換え動作を実行する。切
換え回路2は、具体的には高速動作のセレクタをマトリ
クス構成した回路からなる。
データ書込み回路3、イメージデータ読出し/転送回路
4、ワークメモリ消去回路5、フラグレジスタ6および
ワークメモリ初期化シーケンサ7を有する。切換え回路
2は、書込み動作、読出し動作および消去動作の処理を
実行する各回路3〜5が、ワークメモリM1−M3のそ
れぞれをアクセスするための切換え動作を実行する。切
換え回路2は、具体的には高速動作のセレクタをマトリ
クス構成した回路からなる。
【0015】描画データ書込み回路3は、ワークメモリ
M1−M3に対してイメージデータ(ドットデータ)を
描画するための書込み動作を実行する回路である。実際
には、描画データ書込み回路3はリード・モディファイ
・ライト動作(読出し直後に変更のための書込みを行な
う動作)を実行する。イメージデータ読出し/転送回路
4は、ワークメモリM1−M3からイメージデータを読
出し、図示しない表示コントローラに転送するための回
路である。イメージデータ読出し/転送回路4は、例え
ばアウトライン・フォントのイメージデータに対して塗
潰し処理を実行する機能を有する。ワークメモリ消去回
路5は、初期時またはイメージデータの読出し動作の終
了後に、ワークメモリM1−M3の記憶データを消去
(0クリア)する回路である。ワークメモリ消去回路5
は、オーバーライトを実行して、記憶データを消去する
回路でもよい。
M1−M3に対してイメージデータ(ドットデータ)を
描画するための書込み動作を実行する回路である。実際
には、描画データ書込み回路3はリード・モディファイ
・ライト動作(読出し直後に変更のための書込みを行な
う動作)を実行する。イメージデータ読出し/転送回路
4は、ワークメモリM1−M3からイメージデータを読
出し、図示しない表示コントローラに転送するための回
路である。イメージデータ読出し/転送回路4は、例え
ばアウトライン・フォントのイメージデータに対して塗
潰し処理を実行する機能を有する。ワークメモリ消去回
路5は、初期時またはイメージデータの読出し動作の終
了後に、ワークメモリM1−M3の記憶データを消去
(0クリア)する回路である。ワークメモリ消去回路5
は、オーバーライトを実行して、記憶データを消去する
回路でもよい。
【0016】フラグレジスタ6は、ワークメモリM1−
M3のそれぞれに対応するレジスタ群からなり、各メモ
リM1−M3の書込み、読出し、消去、メモリ使用禁止
のステータス情報を保持する。具体的には、各フラグレ
ジスタ6は、図3(A)に示すように、ステータス情報
を保持するステータスレジスタ6aおよび描画エリアの
サイズを設定するX方向サイズレジスタ6b,Y方向サ
イズレジスタ6cからなる。
M3のそれぞれに対応するレジスタ群からなり、各メモ
リM1−M3の書込み、読出し、消去、メモリ使用禁止
のステータス情報を保持する。具体的には、各フラグレ
ジスタ6は、図3(A)に示すように、ステータス情報
を保持するステータスレジスタ6aおよび描画エリアの
サイズを設定するX方向サイズレジスタ6b,Y方向サ
イズレジスタ6cからなる。
【0017】ワークメモリ初期化シーケンサ7は、ジャ
ンパスイッチ8の設定情報(接続/非接続の指定情報)
に基づいて、電源投入直後の初期時にワークメモリM1
−M3のステータスを設定するための回路である。即
ち、ワークメモリ初期化シーケンサ7は、ワークメモリ
M1−M3が非接続状態であれば、そのメモリ対応する
フラグレジスタ6の使用禁止のステータス情報をそのま
ま維持し、接続状態であればステータス情報を消去のス
テータス情報(消去待ち)に書換える。ジャンパスイッ
チ8は、ワークメモリM1−M3のそれぞれに対応する
接続/非接続の設定用スイッチ8a,8b,8cからな
る。次に、同実施例の動作を説明する。
ンパスイッチ8の設定情報(接続/非接続の指定情報)
に基づいて、電源投入直後の初期時にワークメモリM1
−M3のステータスを設定するための回路である。即
ち、ワークメモリ初期化シーケンサ7は、ワークメモリ
M1−M3が非接続状態であれば、そのメモリ対応する
フラグレジスタ6の使用禁止のステータス情報をそのま
ま維持し、接続状態であればステータス情報を消去のス
テータス情報(消去待ち)に書換える。ジャンパスイッ
チ8は、ワークメモリM1−M3のそれぞれに対応する
接続/非接続の設定用スイッチ8a,8b,8cからな
る。次に、同実施例の動作を説明する。
【0018】まず、フラグレジスタ6では、ワークメモ
リM1−M3に対応する各ステータスレジスタ6aは、
図3(B)の状態遷移図に示すように、メモリ使用禁
止、消去待ち、読出し待ち、書込み待ちの各ステータス
情報を保持する。初期時には、ステータスレジスタ6a
はメモリ使用禁止のステータス情報がセットされてい
る。また、X方向サイズレジスタ6bおよびY方向サイ
ズレジスタ6cには、各メモリM1−M3の最大限のサ
イズ情報が設定されている。
リM1−M3に対応する各ステータスレジスタ6aは、
図3(B)の状態遷移図に示すように、メモリ使用禁
止、消去待ち、読出し待ち、書込み待ちの各ステータス
情報を保持する。初期時には、ステータスレジスタ6a
はメモリ使用禁止のステータス情報がセットされてい
る。また、X方向サイズレジスタ6bおよびY方向サイ
ズレジスタ6cには、各メモリM1−M3の最大限のサ
イズ情報が設定されている。
【0019】電源投入直後の初期時に、ワークメモリ初
期化シーケンサ7はジャンパスイッチ8の各スイッチ8
a,8b,8cの設定状態に基づいて、ワークメモリM
1−M3の接続/非接続の状態を検出する。非接続の状
態であれば、ワークメモリ初期化シーケンサ7はメモリ
の使用禁止のステータス情報をそのまま維持する(状態
S1)。一方、接続の状態であれば、ワークメモリ初期
化シーケンサ7は消去のステータス情報(消去待ち)に
書換える(状態S2)。
期化シーケンサ7はジャンパスイッチ8の各スイッチ8
a,8b,8cの設定状態に基づいて、ワークメモリM
1−M3の接続/非接続の状態を検出する。非接続の状
態であれば、ワークメモリ初期化シーケンサ7はメモリ
の使用禁止のステータス情報をそのまま維持する(状態
S1)。一方、接続の状態であれば、ワークメモリ初期
化シーケンサ7は消去のステータス情報(消去待ち)に
書換える(状態S2)。
【0020】ワークメモリ消去回路5は、ステータスレ
ジスタ6aのステータス情報から消去待ちを認識する
と、該当するワークメモリM1−M3の記憶データを消
去(0クリア)する。これにより、ワークメモリM1−
M3の初期化が完了することになる。
ジスタ6aのステータス情報から消去待ちを認識する
と、該当するワークメモリM1−M3の記憶データを消
去(0クリア)する。これにより、ワークメモリM1−
M3の初期化が完了することになる。
【0021】ステータスレジスタ6aは、初期化が終了
すると、ワークメモリ消去回路5により書込みのステー
タス情報がセットされる(状態S3)。描画データ書込
み回路3は、ステータスレジスタ6aのステータス情報
から書込み待ちを認識すると、該当するワークメモリM
1−M3に対してイメージデータの書込み動作を実行す
る。即ち、描画データ書込み回路3は、例えばアウトラ
イン・フォントの輪郭(ドットデータ)を描画する処理
を実行する。このとき、描画データ書込み回路3は、X
方向サイズレジスタ6bおよびY方向サイズレジスタ6
cに対して、X方向およびY方向の描画サイズを書込
む。
すると、ワークメモリ消去回路5により書込みのステー
タス情報がセットされる(状態S3)。描画データ書込
み回路3は、ステータスレジスタ6aのステータス情報
から書込み待ちを認識すると、該当するワークメモリM
1−M3に対してイメージデータの書込み動作を実行す
る。即ち、描画データ書込み回路3は、例えばアウトラ
イン・フォントの輪郭(ドットデータ)を描画する処理
を実行する。このとき、描画データ書込み回路3は、X
方向サイズレジスタ6bおよびY方向サイズレジスタ6
cに対して、X方向およびY方向の描画サイズを書込
む。
【0022】書込み動作が終了すると、ステータスレジ
スタ6aは描画データ書込み回路3により、読出しのス
テータス情報がセットされる(状態S4)。イメージデ
ータ読出し/転送回路4は、ステータスレジスタ6aの
ステータス情報から読出し待ちを認識すると、該当する
ワークメモリM1−M3からイメージデータを読出す。
このとき、イメージデータ読出し/転送回路4は、サイ
ズレジスタ6b,6cにより指示される範囲のイメージ
データを読出し、塗潰し処理を実行しながら表示コント
ローラ(図示せず)に転送する。表示コントローラは、
転送されたイメージデータ(例えばアウトライン・フォ
ントデータ)をビデオメモリ(VRAM)に展開するこ
とになる。
スタ6aは描画データ書込み回路3により、読出しのス
テータス情報がセットされる(状態S4)。イメージデ
ータ読出し/転送回路4は、ステータスレジスタ6aの
ステータス情報から読出し待ちを認識すると、該当する
ワークメモリM1−M3からイメージデータを読出す。
このとき、イメージデータ読出し/転送回路4は、サイ
ズレジスタ6b,6cにより指示される範囲のイメージ
データを読出し、塗潰し処理を実行しながら表示コント
ローラ(図示せず)に転送する。表示コントローラは、
転送されたイメージデータ(例えばアウトライン・フォ
ントデータ)をビデオメモリ(VRAM)に展開するこ
とになる。
【0023】読出し動作が終了すると、ステータスレジ
スタ6aはイメージデータ読出し/転送回路4により、
消去待ちのステータス情報がセットされる。ワークメモ
リ消去回路5は、消去待ちのステータス情報に応じて、
読出し動作が終了したワークメモリM1−M3を消去す
る。
スタ6aはイメージデータ読出し/転送回路4により、
消去待ちのステータス情報がセットされる。ワークメモ
リ消去回路5は、消去待ちのステータス情報に応じて、
読出し動作が終了したワークメモリM1−M3を消去す
る。
【0024】ここで、フラグレジスタ6のステータス情
報に基づいて、描画データ書込み回路3、イメージデー
タ読出し/転送回路4、ワークメモリ消去回路5のそれ
ぞれは、切換え回路2により制御されて、対応するワー
クメモリM1−M3に対して書込み、読出し、消去の各
動作を実行することになる。即ち、切換え回路2は、ス
テータス情報に基づいた書込み、読出し、消去の各動作
モードに応じて、ワークメモリM1−M3をアクセスす
るためのデータ、アドレスおよび制御信号を切換える動
作を実行する。
報に基づいて、描画データ書込み回路3、イメージデー
タ読出し/転送回路4、ワークメモリ消去回路5のそれ
ぞれは、切換え回路2により制御されて、対応するワー
クメモリM1−M3に対して書込み、読出し、消去の各
動作を実行することになる。即ち、切換え回路2は、ス
テータス情報に基づいた書込み、読出し、消去の各動作
モードに応じて、ワークメモリM1−M3をアクセスす
るためのデータ、アドレスおよび制御信号を切換える動
作を実行する。
【0025】このようにして、メモリ制御回路1は、接
続されたワークメモリM1−M3に対して、図2(A)
に示すように、書込み、読出し、消去の各動作を時分割
的に並列して実行する。したがって、ワークメモリM1
−M3はそれぞれ、独立して並列にイメージデータの書
込み処理、読出し処理および消去処理が行なわれること
になる。
続されたワークメモリM1−M3に対して、図2(A)
に示すように、書込み、読出し、消去の各動作を時分割
的に並列して実行する。したがって、ワークメモリM1
−M3はそれぞれ、独立して並列にイメージデータの書
込み処理、読出し処理および消去処理が行なわれること
になる。
【0026】ここで、例えばワークメモリM3が非接続
となり、ワークメモリ数が減少させた場合に、前記のよ
うに、ワークメモリ初期化シーケンサ7により、ワーク
メモリM3に対応するフラグレジスタ6にはメモリ使用
禁止のステータス情報がセットされることになる。した
がって、描画データ書込み回路3、イメージデータ読出
し/転送回路4、ワークメモリ消去回路5のそれぞれ
は、ワークメモリM3を除くワークメモリM1,M2に
対して書込み、読出し、消去の各動作を実行することに
なる。これにより、図2(B)に示すように、接続され
たワークメモリM1,M2のみが、独立して並列にイメ
ージデータの書込み処理、読出し処理および消去処理が
行なわれることになる。
となり、ワークメモリ数が減少させた場合に、前記のよ
うに、ワークメモリ初期化シーケンサ7により、ワーク
メモリM3に対応するフラグレジスタ6にはメモリ使用
禁止のステータス情報がセットされることになる。した
がって、描画データ書込み回路3、イメージデータ読出
し/転送回路4、ワークメモリ消去回路5のそれぞれ
は、ワークメモリM3を除くワークメモリM1,M2に
対して書込み、読出し、消去の各動作を実行することに
なる。これにより、図2(B)に示すように、接続され
たワークメモリM1,M2のみが、独立して並列にイメ
ージデータの書込み処理、読出し処理および消去処理が
行なわれることになる。
【0027】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、特
に表示処理用の複数のワークメモリを独立かつ並列に制
御するメモリ制御装置において、物理的なメモリ空間や
バス幅を縮小するようなハードウエア的変更を行なうこ
となく、ワークメモリ数の増減を図ることができる。し
たがって、結果的に機能互換を損なうことなく、ワーク
メモリ数の増減を実現し、特に大容量かつ高速アクセス
の表示処理用のメモリシステムの構築を図ることが可能
となる。
に表示処理用の複数のワークメモリを独立かつ並列に制
御するメモリ制御装置において、物理的なメモリ空間や
バス幅を縮小するようなハードウエア的変更を行なうこ
となく、ワークメモリ数の増減を図ることができる。し
たがって、結果的に機能互換を損なうことなく、ワーク
メモリ数の増減を実現し、特に大容量かつ高速アクセス
の表示処理用のメモリシステムの構築を図ることが可能
となる。
【図1】本発明の実施例に係わるメモリ制御装置の構成
を示すブロック図。
を示すブロック図。
【図2】同実施例の動作を説明するための概念図。
【図3】同実施例に係わるフラグレジスタの構成を説明
するための概念図。
するための概念図。
1…メモリ制御回路、2…切換え回路、3…描画データ
書込み回路、4…イメージデータ読出し/転送回路、5
…ワークメモリ消去回路、6…フラグレジスタ、M1−
M3…ワークメモリ。
書込み回路、4…イメージデータ読出し/転送回路、5
…ワークメモリ消去回路、6…フラグレジスタ、M1−
M3…ワークメモリ。
Claims (2)
- 【請求項1】 複数のメモリのそれぞれとデータ交換を
行なうためのデータバス手段と、 前記各メモリの書き込み、読出しの各ステータス情報を
保持するステータスレジスタ手段と、 このステータスレジスタ手段に保持されたステータス情
報に基づいて前記各メモリに対して書込み動作および読
出し動作をそれぞれ独立かつ並列に実行するメモリ処理
手段とを具備したことを特徴とするメモリ制御装置。 - 【請求項2】 複数のメモリをそれぞれ着脱自在に接続
し、前記各メモリのそれぞれとデータ交換を行なうため
のデータバス手段と、 このデータバス手段に前記各メモリのそれぞれが接続さ
れているか否かを検出するための検出手段と、 前記各メモリの書き込み、読出しおよび前記検出手段に
よる検出結果の各ステータス情報を保持するステータス
レジスタ手段と、 このステータスレジスタ手段に保持されたステータス情
報に基づいて前記各メモリに対して書込み動作および読
出し動作をそれぞれ独立かつ並列に実行するメモリ処理
手段と前記ステータスレジスタ手段の前記検出結果に基
づいて前記各メモリと前記メモリ処理手段との切換え制
御を行なう切換え手段とを具備したことを特徴とするメ
モリ制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17845292A JPH0619438A (ja) | 1992-07-06 | 1992-07-06 | メモリ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17845292A JPH0619438A (ja) | 1992-07-06 | 1992-07-06 | メモリ制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0619438A true JPH0619438A (ja) | 1994-01-28 |
Family
ID=16048767
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17845292A Pending JPH0619438A (ja) | 1992-07-06 | 1992-07-06 | メモリ制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0619438A (ja) |
-
1992
- 1992-07-06 JP JP17845292A patent/JPH0619438A/ja active Pending
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