JPH0619384B2 - 光フアイバ式電圧,電界測定装置 - Google Patents
光フアイバ式電圧,電界測定装置Info
- Publication number
- JPH0619384B2 JPH0619384B2 JP61298955A JP29895586A JPH0619384B2 JP H0619384 B2 JPH0619384 B2 JP H0619384B2 JP 61298955 A JP61298955 A JP 61298955A JP 29895586 A JP29895586 A JP 29895586A JP H0619384 B2 JPH0619384 B2 JP H0619384B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical fiber
- polarizer
- analyzer
- measuring device
- electric field
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- Measuring Instrument Details And Bridges, And Automatic Balancing Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、光フアイバ式電圧、電界測定装置に関し、
さらに詳しくいうと、光源と光受信機が光フアイバを介
して偏光子、ポツケルス素子、1/4波長板および検光子
等からなるセンサ部に接続されている光フアイバ式電
圧,電界測定装置に関するものである。
さらに詳しくいうと、光源と光受信機が光フアイバを介
して偏光子、ポツケルス素子、1/4波長板および検光子
等からなるセンサ部に接続されている光フアイバ式電
圧,電界測定装置に関するものである。
第4図は、例えば情報調査会発行、光フアイバセンサ
「基礎と応用」(昭和60年1月)99〜110頁に示
された光フアイバ式電圧,電界測定装置であり、光源
(1)が第1の光フアイバ(2a)を介して第1のマイクロ
レンズ(3a)に接続され、順次に偏光子(4)、ポツケル
ス素子(5)、1/4波長板(6)、検光子(7)から、第2のマイ
クロレンズ(3b)、第2の光フアイバ(2b)を経て光受
信機(9)に至つている。また、偏光子(4)と検光子(7)の
偏光面は互いに平行になるように配置されている。
「基礎と応用」(昭和60年1月)99〜110頁に示
された光フアイバ式電圧,電界測定装置であり、光源
(1)が第1の光フアイバ(2a)を介して第1のマイクロ
レンズ(3a)に接続され、順次に偏光子(4)、ポツケル
ス素子(5)、1/4波長板(6)、検光子(7)から、第2のマイ
クロレンズ(3b)、第2の光フアイバ(2b)を経て光受
信機(9)に至つている。また、偏光子(4)と検光子(7)の
偏光面は互いに平行になるように配置されている。
以上の構成により、光源(1)からの出射光は第1の光フ
アイバ(2a)によつて導かれ、第1のマイクロレンズ
(3a)で平行光にされて偏光子(4)に入射される。偏光
子(4)を透過した光は直線偏光波となり、ポツケルス素
子(5)に入る。これをポツケルス素子(5)の2つの主軸に
対して45゜となるように設定しておくと、印加電圧の
複屈折効果によつてポツケルス素子(5)の出射光は楕円
偏光波に変換される。この楕円偏光波は光学的バイアス
用の1/4波長板(6)を介して検光子(7)で光強度に変換さ
れる。この場合の偏光子(4)と検光子(7)の偏光面は平行
配置である。検光子(7)の反射光を利用し、第2のマイ
クロレンズ(3b)、第2の光フアイバ(2b)を介して光
受信機(9)に導かれ、信号処理される。すなわち、光強
度を電気的に測定することにより印加電圧がわかる。
アイバ(2a)によつて導かれ、第1のマイクロレンズ
(3a)で平行光にされて偏光子(4)に入射される。偏光
子(4)を透過した光は直線偏光波となり、ポツケルス素
子(5)に入る。これをポツケルス素子(5)の2つの主軸に
対して45゜となるように設定しておくと、印加電圧の
複屈折効果によつてポツケルス素子(5)の出射光は楕円
偏光波に変換される。この楕円偏光波は光学的バイアス
用の1/4波長板(6)を介して検光子(7)で光強度に変換さ
れる。この場合の偏光子(4)と検光子(7)の偏光面は平行
配置である。検光子(7)の反射光を利用し、第2のマイ
クロレンズ(3b)、第2の光フアイバ(2b)を介して光
受信機(9)に導かれ、信号処理される。すなわち、光強
度を電気的に測定することにより印加電圧がわかる。
以上のような従来の光フアイバ式電圧,電界測定装置で
は、偏光子と検光子の偏光面が互いに平行となるように
配置されていることから、センサ部の温度変化に対し出
力値が大きく変化するという問題点があつた。
は、偏光子と検光子の偏光面が互いに平行となるように
配置されていることから、センサ部の温度変化に対し出
力値が大きく変化するという問題点があつた。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、センサ部の温度変化があつても出力値の変化
を極小になしうる等の光フアイバ式電圧,電界測定装置
を得ることを目的とする。
たもので、センサ部の温度変化があつても出力値の変化
を極小になしうる等の光フアイバ式電圧,電界測定装置
を得ることを目的とする。
この発明に係る光フアイバ式電圧,電界測定装置は、偏
光子と検光子の偏光面が直交となるように配置されてい
るとともに、反射ミラーの同一側面に検光子、ダミーガ
ラスがそれぞれ接着されている。
光子と検光子の偏光面が直交となるように配置されてい
るとともに、反射ミラーの同一側面に検光子、ダミーガ
ラスがそれぞれ接着されている。
この発明においては、偏光子と検光子を直交とすること
により、ポツケルス素子および1/4波長板の温度依存性
がキヤンセルされ、結果として測定装置の温度特性が改
善される。また、装置全体がブロック化される。
により、ポツケルス素子および1/4波長板の温度依存性
がキヤンセルされ、結果として測定装置の温度特性が改
善される。また、装置全体がブロック化される。
第1図において、検光子(7)と第2のマイクロレンズ(3
b)との間に反射ミラー(8)が配置されている。偏光子
(4)と検光子(7)の偏光面は互いに直交している。
b)との間に反射ミラー(8)が配置されている。偏光子
(4)と検光子(7)の偏光面は互いに直交している。
その他、第4図におけると同一符号は同一部分を示して
いる。
いる。
次に動作について説明する。LEDのような光源(1)から出
た光は、第1の光フアイバ(2a)によつて導かれ、第1
のマイクロレンズ(3a)で平行光にされ偏光子(4)に入
る。偏光子(4)を通過した光は直線偏光波となりポツケ
ルス素子(5)に入る。これをポツケルス素子(5)の2つの
主軸に対して45゜となるように設定しておくと、印加
電圧による複屈折効果によつてポツケルス素子(5)から
の出射光は楕円偏光波に変換される。この楕円偏光波は
光学的バイアス用の1/4波長板(6)を介して検光子(7)で
光強度変換される。このとき検光子(7)は偏光子(4)に対
し偏光面が直交となるように配置されている。検光子
(7)を透過した光は反射ミラー(8)で反射され、第2の
マイクロレンズ(3b)、第2の光フアイバ(2b)を経て
光受信機(9)に導かれ、信号処理される。
た光は、第1の光フアイバ(2a)によつて導かれ、第1
のマイクロレンズ(3a)で平行光にされ偏光子(4)に入
る。偏光子(4)を通過した光は直線偏光波となりポツケ
ルス素子(5)に入る。これをポツケルス素子(5)の2つの
主軸に対して45゜となるように設定しておくと、印加
電圧による複屈折効果によつてポツケルス素子(5)から
の出射光は楕円偏光波に変換される。この楕円偏光波は
光学的バイアス用の1/4波長板(6)を介して検光子(7)で
光強度変換される。このとき検光子(7)は偏光子(4)に対
し偏光面が直交となるように配置されている。検光子
(7)を透過した光は反射ミラー(8)で反射され、第2の
マイクロレンズ(3b)、第2の光フアイバ(2b)を経て
光受信機(9)に導かれ、信号処理される。
ここで偏光子(4)と検光子(7)の偏光面を平行および直交
配置した場合の温度特性について説明する。偏光面の平
行,直交における温度特性は、実験によつて得られたも
のである。第5図は従来の偏光面を平行にした場合、第
2図は直交の場合である。縦軸は、初期20℃を基準と
し各温度における出力の変化率を示し、横軸は測定温度
を示す。また、この場合の印加電圧は一定電圧である。
配置した場合の温度特性について説明する。偏光面の平
行,直交における温度特性は、実験によつて得られたも
のである。第5図は従来の偏光面を平行にした場合、第
2図は直交の場合である。縦軸は、初期20℃を基準と
し各温度における出力の変化率を示し、横軸は測定温度
を示す。また、この場合の印加電圧は一定電圧である。
このように、偏光面を直交とすれば、温度特性は、第2
図のように、大きく改善される。これは次のような理由
による。
図のように、大きく改善される。これは次のような理由
による。
ポツケル素子(5)は負の傾きの温度依存性があり、1/4波
長板(6)も負の傾きの温度依存性がある。ところが1/4波
長板(6)は偏光子(4)と検光子(7)の組合せによつて温度
依存性の傾きが逆転する。つまり、偏光面が互いに平行
の場合は負の傾きとなり、直交の場合は正の傾きとな
る。したがつて、偏光面を互いに直交にすればポツケル
ス素子(5)と1/4波長板(6)の温度依存性が相殺され、出
力の変化率が小さくなる。ただし、ポツケルス素子(5)
と1/4波長板(6)の傾きの絶対値が同じでないため、温度
変化による出力値の変化率を0とはできない。
長板(6)も負の傾きの温度依存性がある。ところが1/4波
長板(6)は偏光子(4)と検光子(7)の組合せによつて温度
依存性の傾きが逆転する。つまり、偏光面が互いに平行
の場合は負の傾きとなり、直交の場合は正の傾きとな
る。したがつて、偏光面を互いに直交にすればポツケル
ス素子(5)と1/4波長板(6)の温度依存性が相殺され、出
力の変化率が小さくなる。ただし、ポツケルス素子(5)
と1/4波長板(6)の傾きの絶対値が同じでないため、温度
変化による出力値の変化率を0とはできない。
第3図はこの発明の一実施例を示し、第1のマイクロレ
ンズ(3a)に続いて、偏光子(4)、ポツケルス素子(5)、
1/4波長板(6)および検光子(7)が直列配置され、検光子
(7)に当接して配置された反射ミラー(8)と第2のマイク
ロレンズ(3b)の間にはダミーガラス(10)が配置さ
れている。反射ミラー(8)の側面には、偏光子(4)、ポ
ツケルス素子(5)および1/4波長板(6)と一体の検光子
(7)が接着されている。また、ダミーガラス(10)が反射
ミラー(8)の側面とともに偏光子(4)、ポツケルス素子
(5)、1/4波長板(6)および検光子(7)にも接着され
ている。偏光子(4)と検光子(7)の偏光面は互いに直交
している。
ンズ(3a)に続いて、偏光子(4)、ポツケルス素子(5)、
1/4波長板(6)および検光子(7)が直列配置され、検光子
(7)に当接して配置された反射ミラー(8)と第2のマイク
ロレンズ(3b)の間にはダミーガラス(10)が配置さ
れている。反射ミラー(8)の側面には、偏光子(4)、ポ
ツケルス素子(5)および1/4波長板(6)と一体の検光子
(7)が接着されている。また、ダミーガラス(10)が反射
ミラー(8)の側面とともに偏光子(4)、ポツケルス素子
(5)、1/4波長板(6)および検光子(7)にも接着され
ている。偏光子(4)と検光子(7)の偏光面は互いに直交
している。
その他、第1図におけると同一符号は同一部分である。
以上の構成により、第1図に示したものと同一の動作、
効果を得るとともに、偏光子(4)、ポツケルス素子
(5)、1/4波長板(6)、検光子(7)、反射ミラー(8)
およびダミーガラス(10)はブロック化され、装置全体の
機械的強度が向上する。
効果を得るとともに、偏光子(4)、ポツケルス素子
(5)、1/4波長板(6)、検光子(7)、反射ミラー(8)
およびダミーガラス(10)はブロック化され、装置全体の
機械的強度が向上する。
以上のように、この発明によれば、偏光子と検光子の偏
光面が直交となるように配置したことにより、センサ部
の温度特性が改善され、広範囲の温度においても高精度
の測定が可能となる。
光面が直交となるように配置したことにより、センサ部
の温度特性が改善され、広範囲の温度においても高精度
の測定が可能となる。
第1図は概略平面図、第2図は第1図のものの温度特性
線図、第3図はこの発明の一実施例を示す概略平面図、
第4図な従来の光フアイバ式電圧,電界測定装置の概略
平面図、第5図は第4図のものの温度特性線図である。 (1)……光源、(2a),(2b)……第1,第2の光フア
イバ、(3a),(3b)……第1,第2のマイクロレン
ズ、(4)……偏光子、(5)……ポツケルス素子、(6)……1
/4波長板、(7)……検光子、(8)……反射ミラー、(9)…
…光受信機、(10)……ダミーガラス。 なお、各図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
線図、第3図はこの発明の一実施例を示す概略平面図、
第4図な従来の光フアイバ式電圧,電界測定装置の概略
平面図、第5図は第4図のものの温度特性線図である。 (1)……光源、(2a),(2b)……第1,第2の光フア
イバ、(3a),(3b)……第1,第2のマイクロレン
ズ、(4)……偏光子、(5)……ポツケルス素子、(6)……1
/4波長板、(7)……検光子、(8)……反射ミラー、(9)…
…光受信機、(10)……ダミーガラス。 なお、各図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】第1の光ファイバおよび第1のマイクロレ
ンズを介しての光源からの入射光に対して順次に配置さ
れた、偏光子と、ポッケルス素子と、1/4波長板と、
偏光面が前記偏光子の偏光面に対し直交する検光子と、
この検光子からの透過光を反射させて第2のマイクロレ
ンズおよび第2の光ファイバを経て光受信機に導くため
の反射ミラーと、前記反射ミラーと前記第2のマイクロ
レンズとの間に配置されたダミーガラスとを備え、前記
反射ミラーの側面には、前記偏光子、前記ポッケルス素
子および前記1/4波長板と一体の検光子が接着されて
おり、かつ前記ダミーガラスが前記反射ミラーの前記側
面とともに前記偏光子、前記ポツケルス素子、前記1/
4波長板および前記検光子にも接着されている光ファイ
バ式電圧,電界測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61298955A JPH0619384B2 (ja) | 1986-12-17 | 1986-12-17 | 光フアイバ式電圧,電界測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61298955A JPH0619384B2 (ja) | 1986-12-17 | 1986-12-17 | 光フアイバ式電圧,電界測定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63151869A JPS63151869A (ja) | 1988-06-24 |
JPH0619384B2 true JPH0619384B2 (ja) | 1994-03-16 |
Family
ID=17866344
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61298955A Expired - Lifetime JPH0619384B2 (ja) | 1986-12-17 | 1986-12-17 | 光フアイバ式電圧,電界測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0619384B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06207958A (ja) * | 1992-11-18 | 1994-07-26 | Stanley Electric Co Ltd | 非接触型表面電位計 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57160070A (en) * | 1981-03-30 | 1982-10-02 | Meidensha Electric Mfg Co Ltd | Electric field detecting apparatus |
JPS59107271A (ja) * | 1982-12-10 | 1984-06-21 | Mitsubishi Electric Corp | 光フアイバ応用センサ |
JPS60263866A (ja) * | 1984-06-12 | 1985-12-27 | Hitachi Cable Ltd | 光電界センサ |
-
1986
- 1986-12-17 JP JP61298955A patent/JPH0619384B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63151869A (ja) | 1988-06-24 |
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