JPH0619329B2 - 示差屈折計 - Google Patents

示差屈折計

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JPH0619329B2
JPH0619329B2 JP59257019A JP25701984A JPH0619329B2 JP H0619329 B2 JPH0619329 B2 JP H0619329B2 JP 59257019 A JP59257019 A JP 59257019A JP 25701984 A JP25701984 A JP 25701984A JP H0619329 B2 JPH0619329 B2 JP H0619329B2
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慎吾 松本
光夫 北岡
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01JMEASUREMENT OF INTENSITY, VELOCITY, SPECTRAL CONTENT, POLARISATION, PHASE OR PULSE CHARACTERISTICS OF INFRARED, VISIBLE OR ULTRAVIOLET LIGHT; COLORIMETRY; RADIATION PYROMETRY
    • G01J1/00Photometry, e.g. photographic exposure meter
    • G01J1/10Photometry, e.g. photographic exposure meter by comparison with reference light or electric value provisionally void
    • G01J1/16Photometry, e.g. photographic exposure meter by comparison with reference light or electric value provisionally void using electric radiation detectors
    • G01J1/1626Arrangements with two photodetectors, the signals of which are compared

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は液体クロマトグラフィーにおいて検出器として
使用される偏光型示差屈折計に関するものである。
(従来の技術) 偏光型示差屈折計は、斜面で相接した試料溶液と対照液
とを光が通過する際に、相接した斜面における屈折率の
差を検出するものである。
第4図に偏光型示差屈折計の光学系の概略を示す。1は
光源としての発光素子であり、この発光素子1からの光
はレンズ2、スリット3によってビーム化され、レンズ
4、スリット5、フローセル6を通ってミラー7により
反射された後、再びフローセル6、スリット5、レンズ
4を通って光センサー8に受光される。フローセル6は
石英ガラスにて構成され、斜面によって試料側6sと対
照側6rとに分離されており、それぞれを試料溶液、対
照液が流される。
光センサー8は、第5図に示されるように一対の光電素
子8a,8bを備えている。斜線部は照射領域で、レン
ズ4により作られたスリット3の像であり、fはスリッ
ト幅、dはスリット長さに対応している。この照射領域
は両光電素子8a,8bに跨がり、それぞれの光電素子
8a,8bの出力電流ia,ibはそれぞれの照射面積
に比例する。そして、光電素子8a,8bの照射面積の
差はフローセル6の試料側と対照側の屈折率差Δnによ
る変位量LΔn(Lはフローセル6と光センサー8との
距離)に比例するので、結局光電素子8a,8bの出力
電流ia,ibの差Δiは屈折率差Δnに比例し、次の
関係式が与えられる。
Δi=ib−ia =K・L・Δn・I・d (1) ここで、Kは定数、Iは光センサー8上における単位面
積当りの光エネルギーである。K,L,I,dは一定で
あるので、この(1)式の示差信号Δiに基づいて試料
の分析が行なわれる。
ところで、偏光型示差屈折計では光源の劣化、フローセ
ルや光学部品の汚れ、又は試料溶液による光の吸収など
によってフローセル通過後の単位面積当りの光エネルギ
ーIが変化すると、ΔiとΔnの比例関係が崩れ、感度
が変化てしまう欠点を持っている。
そこで、単位面積当りの光エネルギーIの変化を補正す
るために、示差信号とフローセル通過後の光量との比を
とり、それにより試料の分析を行なうものや、フローセ
ル通過後の光量を検出しその光量が一定になるように光
源の電源へフィードバックをかけるようにしたものが提
案されている(特開昭59−125041号公報参
照)。
(発明が解決しようとする問題点) 比を用いる前者のものでは、割算素子を使用するため、
ノイズ増加したりダイナミックレンジが狭くなる問題が
ある。
光源を制御する後者のものでは、光源の発光強度を予め
弱くしておかなければならないためノイズが増加し、ま
た、補正できる範囲も狭いという問題がある。
本発明は、光源の劣化、フローセルや光学部品の汚れ、
又は試料溶液による光の吸収などに起因する感度変化
を、広いダイナミックレンジで、ノイズも少なく、広い
補正範囲で補正できる偏光型示差屈折計を提供すること
を目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明の偏光型示差屈折計を実施例を示す第1図又はは
第3図により説明すると、その信号処理系に、光センサ
ーの一対の光電素子8a,8bの出力差を増幅する増幅
器14,20と、一対の光電素子8a,8bの出力を加
算する加算器11と、増幅器14,20の利得を加算器
11の出力に反比例するように制御する制御手段15と
を備えている。
(作用) 加算器11の出力はフローセル通過後の単位面積当りの
光エネルギーIに比例している。光源の劣化、フローセ
ルや光学部品の汚れ、又は試料溶液による光の吸収など
にに起因して光エネルギーIが変化した場合、増幅器1
4,20の利得が加算器11の出力に反比例して調整さ
れ、増幅器14,20の出力から光エネルギーIの変化
分が相殺される。
(実施例) 第1図に一実施例の信号処理系を示す。9,10は電流
−電圧変換器であり、それぞれ光電素子8a,8bの出
力電流ia,ibに比例した電圧−Va,−Vbを出力
する。電流−電圧変換器9の出力電圧−Vaは加算記1
1の反転入力端子と減算器12の反転入力端子とに供給
され、電流−電圧変換器10の出力電圧−Vbは加算記
11の反転入力端子に供給されるとともに、符号変換器
13を経て減算器12の反転入力端子に供給されてい
る。
減算器12の出力電圧は示差電圧 A(Vb−Va)
であり、 A(Vb−Va)=K・L・Δn・I・d である。ここで、Kは比例定数であり、光電素子8
a,8bの感度、及び電流−電圧変換器9,10の感度
を含んでいる。この減算器12の出力電圧は反転増幅器
14に供給され、増幅されて出力される。増幅器14に
はその抵抗18として、制御手段としての光・抵抗素子
15の抵抗が接続されている。
一方、加算器11の出力信号は加算電圧A(Va+V
b)であり、 A(Va+Vb)=K・f・I.d であり、光エネルギーIに比例している。ここで、K
は比例定数であり、光電素子8a,8bの感度、及び電
流−電圧変換器9,10の感度を含んでいる。この加算
器11の出力信号はトランジスタ17のベースに供給さ
れ、そのトランジスタ17のエミッタ電流ieは光・抵
抗素子15のLED(発光ダイオード)16に供給され
ている。
光・抵抗素子15としては、例えば第2図に示されるよ
うな入出力特性をもつLED−CdSセルを使用するこ
とができる。第2図に示される3種類のLED−CdS
セル30,31,32によれば、光・抵抗素子15のL
ED16の順電流ieと抵抗18の抵抗値の間には本発
明で使用されるような範囲においては反比例の関係があ
る。
第1図の実施例において、トランジスタ17には光エネ
ルギーIに比例したベース電流が流され、トランジスタ
17から光・抵抗素子15のLED16にはそのベース
電流に比例したエミッタ電流ieが流されるので、光・
抵抗素子15では光エネルギーIに反比例して抵抗18
の抵抗値が変化する。増幅器14の利得は抵抗18の抵
抗値に比例するので、結局増幅器14の利得は光エネル
ギーIにに反比例して変化することになる。
このように、光エネルギーIが減少すれば増幅器14の
利得を増大させ、逆に光エネルギーIが増大すれば増幅
器14の利得を減少させることにより、増幅器14から
出力される信号からは光エネルギーIの変化分が相殺さ
れ、試料溶液と対照液との屈折率差Δnのみに比例した
信号が得られる。
第1図の実施例において、増幅器14の利得を制御する
ために、光・抵抗素子15にに代えて、例えばトランジ
スタ17のエミッタ電流ieを熱に変換し、その熱によ
り抵抗18の抵抗値を変化させる素子を使用するなど、
他の適当な手段により増幅器14の抵抗18の抵抗値を
光エネルギーIに反比例して変化させように変更するこ
とができる。
第3図は他の実施例として、示差出力を増幅する増幅器
としてプログラマブルゲイン増幅器を使用した例を示
す。光電素子8a,8b、電流−電圧変換器9,10、
符号変換器13、加算器11及び減算器12の接続は第
1図のものと同じである。
本実施例では、減算器12の出力電圧である示差電圧A
(Vb−Va)がプログラマブルゲイン増幅器20に
供給されている。一方、加算器11の出力電圧である加
算電圧A(Va+Vb)がA/D変換器21によりデ
ジタル信号に変換された後、コンピュータシステムのC
PU(中央処理装置)22に取り込まれている。制御手
段としてのCPU22では必要な利得係数処理をした
後、プログラマブルゲイン増幅器20の利得をデジタル
的に変化させる。
本実施例によっても光エネルギーIの変化がプログラマ
ブルゲイン増幅器20の利得の制御により相殺され、プ
ログラマブルゲイン増幅器20の出力信号は試料溶液と
対照液の屈折率差Δnのみに比例したものとなる。
(発明の効果) 本発明は光源の劣化、フローセルや光学部品の汚れ、あ
るいは試料溶液による光吸収などに起因する示差屈折計
の感度変化を、示差信号を増幅する増幅器を設け、その
増幅器の利得をフローセルを通過した後の光エネルギー
に反比例させることにより補正するので、ダイナミック
レンジが広く、また、光源の強度を予め弱くしておく必
要もないのでノイズも少なく、さらに補正範囲の制限も
少ない偏光型示差屈折計になる。
制御手段として固体素子である光・抵抗素子を用いるこ
とにより、調整が不要で、信頼性が高く、かつ小型・軽
量化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の主として信号処理系を示す
回路図、第2図は同実施例で使用される光・抵抗素子の
特性例を示すグラフ、第3図は他の実施例の信号処理系
を示す回路図、第4図は偏光型示差屈折計の光学系を示
す概略平面図、第5図は偏光型示差屈折計で使用される
光センサーを示す平面図である。 1……発光素子、6……フローセル、8……光センサ
ー、8a,8b……光電素子、11……加算器、12…
…減算器、14……増幅器、15……光・抵抗素子、2
0……プログラマブルゲイン増幅器、22……CPU。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】試料溶液と対照液とが通過するフローセル
    と、このフローセルに光を照射する光源と、前記フロー
    セルにおいて屈折された光を受光する一対の光電素子
    と、これら一対の光電素子の出力差に基づいて前記試料
    溶液の分析を行なうものにおいて、 前記一対の光電素子の出力差を増幅する増幅器と、前記
    一対の光電素子の出力を加算する加算器と、前記増幅器
    の利得を前記加算器の出力に反比例させる制御手段とを
    備えるとともに、 前記制御手段として光・抵抗素子を用い、その光・抵抗
    素子の抵抗が前記増幅器の利得調整用抵抗として接続さ
    れ、かつ、その光・抵抗素子の発光素子には前記加算器
    の出力が供給されることを特徴とする偏光型示差屈折
    計。
JP59257019A 1984-12-04 1984-12-04 示差屈折計 Expired - Lifetime JPH0619329B2 (ja)

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US5319421A (en) * 1992-09-22 1994-06-07 Xerox Corporation Toner concentration sensing with self calibration

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JPS59125041A (ja) * 1982-12-29 1984-07-19 Showa Denko Kk 偏光型示差屈折計

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