JPH06192973A - 羊毛含有繊維材料の染色方法 - Google Patents

羊毛含有繊維材料の染色方法

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JPH06192973A
JPH06192973A JP5240912A JP24091293A JPH06192973A JP H06192973 A JPH06192973 A JP H06192973A JP 5240912 A JP5240912 A JP 5240912A JP 24091293 A JP24091293 A JP 24091293A JP H06192973 A JPH06192973 A JP H06192973A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 アニオン染料による羊毛含有繊維材料の染色
方法であって、エピハロヒドリンと式(1): 【化12】 (式中、Rは水素又はC1 −C6 アルキルである)で示
されるアミンとの反応生成物である羊毛保護剤の存在下
に、該材料を染色することを特徴とする方法。 【効果】上記方法は、羊毛、又は羊毛/ポリエステル配
合物を、羊毛成分を最大限に保護しながら、すなわち引
き裂き強度、破裂強度及び伸びのような羊毛の重要な繊
維特性を維持しながら、高温で染色することができ、該
配合物中のポリエステル成分を黄変させない利点も有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、羊毛又は羊毛含有繊維
材料の高温染色のための新規な方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】特に高
温染色の際に起こる繊維の損傷を防ぐために、染色助剤
の存在下に羊毛又は羊毛含有繊維材料を染色すること
は、この技術分野で公知である。多くの公知の染色助剤
は、ホルムアルデヒドを含むか又は加熱によりホルムア
ルデヒドを放出し、毒物学的観点から憂慮すべき問題が
ある。
【0003】
【課題を解決しようとする手段】驚くべきことである
が、新規な種類の羊毛保護剤を用いることに基づいた、
羊毛含有繊維材料の高温染色のための改良法が発見され
た。
【0004】従って、本発明は、アニオン染料による羊
毛含有繊維材料の染色方法であって、エピハロヒドリン
と式(1):
【0005】
【化3】
【0006】(式中、Rは水素又はC1 −C6 アルキル
である)で示されるアミンとの反応生成物である羊毛保
護剤の存在下に、該材料を染色することを特徴とする方
法を提供するものである。
【0007】C1 −C6 アルキルとしてのRは、代表的
にはn−若しくはイソプロピル、n−、sec −若しくは
tert−ブチル、直鎖若しくは分岐状のペンチル若しくは
ヘキシル、又は好適にメチル若しくはエチルである。
【0008】Rは好適にはメチル又はエチルであり、最
も好適には水素である。
【0009】新規な羊毛保護剤の製造に適切なエピハロ
ヒドリンは、エピブロモヒドリン又は好適にエピクロロ
ヒドリンである。
【0010】新規な羊毛保護剤の製造法は、通常、式
(1)で示されるアミンを過剰のエピハロヒドリンと反
応することよりなる。この反応において、式(1)で示
されるアミン1モル当りエピハロヒドリン1〜5モル、
好適には式(1)で示されるアミン1モル当りエピハロ
ヒドリン2.5〜3モル、最も好適には式(1)で示さ
れるアミン1モル当りエピハロヒドリン3モルのモル比
が有効であることが分かった。この反応は、≦100℃
の温度で水性溶媒中で行なうのが好ましく、発熱反応は
適当に冷却して制御される。好都合には、30ないし5
0℃、好適には約40ないし45℃の範囲の適度な温度
で、徐々に、式(1)で示されるアミンをエピハロヒド
リンの水溶液に、又は順序を逆にして、滴下して反応成
分を混合し、次いで好都合には、70ないし100℃の
範囲の上昇した温度で反応を完結させるのが好ましい。
反応時間は広い範囲で変えることができるが、通常、1
ないし24時間、好適には2ないし10時間である。次
いで、得られた反応生成物の溶液から、常法により、好
都合には水蒸気蒸留を行なって不要の副生物を除去す
る。羊毛保護剤は、水含量を測定することができ、必要
に応じて特定の数値に調整することができる水溶液の形
態で得られる。
【0011】本法は、通常、染色される織物の重量に基
づいて、新規な羊毛保護剤、例えば0.5ないし10重
量%、好適には1ないし6重量%の存在下に羊毛含有繊
維材料を染色することからなる。
【0012】この発明の好ましい実施態様は、アニオン
染料による羊毛含有繊維材料の染色法であって、織物の
重量に基いて、エピハロヒドリン2.5ないし3.0モ
ル当量と式(1):
【0013】
【化4】
【0014】(式中、Rは水素、メチル又はエチルであ
る)で示されるアミン1モル当量との反応生成物である
羊毛保護剤0.5ないし10重量%の存在下に該材料を
染色する方法に関する。
【0015】この発明の特に好ましい実施態様は、アニ
オン染料による羊毛含有繊維材料の染色法に関し、織物
の重量に基づいて、エピハロヒドリン2.5ないし3.
0モル当量とアンモニア1モル当量との反応生成物であ
る羊毛保護剤1ないし6重量%の存在下に該材料を染色
する方法に関する。
【0016】羊毛含有繊維材料は、羊毛自体であってよ
く、又は代表的には羊毛/ポリアミド又は羊毛/ポリエ
ステル配合物よりなっていてもよい。羊毛/合成ポリア
ミド配合物は、好適にアニオン染料によって染色され、
そして羊毛/ポリエステル配合物は、好適に分散染料及
びアニオン染料によって染色される。適切なアニオン染
料及び分散染料は、この分野の技術者が熟知しているも
のである。
【0017】繊維材料は、どのような形態の製品でもよ
く、代表的には糸、フロック、軽撚糸、編物、貼り合わ
せた繊維織布、又は好適には織物である。
【0018】配合物繊維は、好適には、通常、羊毛20
ないし50重量部及びポリエステル80ないし50重量
部を含む羊毛/ポリエステル配合物である。この発明の
方法に好ましい配合物は、羊毛45部及びポリエステル
55部よりなる。
【0019】発明の方法における染料液の織物に対する
比率は広い範囲で変えることができ、代表的には1:1
ないし1:100、好適には1:10ないし1:50で
ある。
【0020】染料、水及び羊毛保護剤に加えて、染浴
は、さらに染浴のpHを調節するのに役立つ鉱酸、有機
酸及び/又はそれらの塩から好都合に選ばれる慣用の配
合剤、そしてまた電解質、均染剤、湿潤剤、消泡剤、並
びに羊毛/ポリエステル配合物を染色するための担体及
び/又は分散剤を含むことができる。
【0021】染浴のpHは、好都合には4ないし6.
5、好適には5.2ないし5.8の範囲である。新規な
方法は、通常、60ないし130℃の温度範囲で行なわ
れる。
【0022】染色される材料が羊毛だけの場合には、染
色は浸染法により、例えば温度範囲60ないし106
℃、好適には95ないし98℃で行なわれるのが好まし
い。染色時間は、必要条件によって異なるが、好適には
60〜120分である。
【0023】ポリエステル/羊毛配合物は浸染法によ
り、単一浴中で、水性染料液で好都合に染色される。染
色は、高温法により、密閉した耐圧装置で、100℃以
上、好都合には100ないし125℃、好適には118
ないし120℃の温度で、常圧ないし加圧下に好適に行
なわれる。
【0024】配合された織物は、また、慣用の担体染色
法により、106℃以下の温度、好都合には温度範囲7
5ないし98℃で、一つ又は一つ以上の担体の存在下に
染色される。
【0025】ポリエステル/羊毛配合物の染色は、染色
される織物が最初に羊毛保護剤、及び必要により、担体
で処理された後に染色されるようにして行なわれる。こ
の方法は、染色される織物が羊毛保護剤、染料及び場合
による染色助剤で同時に処理されてもよい。好適な方法
は、羊毛保護剤及びさらに場合による染色助剤を含み、
40〜50℃の温度の浴に織物を導入し、この温度で織
物材料を5ないし15分間処理することよりなる。次い
で、温度を約60〜70℃に高め、染料を加え、染浴を
徐々に染色温度まで加熱し、この温度で約20〜60
分、好適には30ないし45分間染色を行なう。最後
に、染料液を約60℃に冷却し、染色された材料を常法
により仕上げる。
【0026】新規な方法によって、羊毛、又は好適に
は、羊毛/ポリエステル配合物を、羊毛成分を最大限に
保護しながら、すなわち引き裂き強度、破裂強度及び伸
びのような羊毛の重要な繊維特性を維持しながら、高温
で染色することができる。配合物織物のポリエステル成
分が黄変しないことは、特に言及する価値がある。
【0027】
【実施例】以下の実施例により本発明を説明する。部及
び百分率は重量部及び重量%である。
【0028】羊毛保護剤の製法 実施例1:脱イオン水3514部及び22.7%アンモ
ニア溶液1125部を、予め窒素で置換したガラス製フ
ラスコに導入し、撹拌して均質にした。撹拌しながら、
エピクロロヒドリン4164部を、約5時間を要してゆ
っくりと滴下した。反応の進行につれて、温度は約35
℃まで上昇した。滴下が終了するまで、外部から冷却す
ることによって、この温度に維持した。滴下終了後、反
応混合物を室温で約12時間、次いで約85℃で3.5
時間撹拌してから水蒸気蒸留を行ない、副生物、特に
1,3−ジクロロプロパノール及び1−クロロ−2,3
−プロパンジオールを除去した。反応溶液の水含量を測
定し、蒸留水を加えて活性物質含量を50重量%とし、
帯黄色の、透明な殆ど無臭の羊毛保護剤の50%溶液7
526部を得た。
【0029】実施例2:蒸留水50部、エピクロロヒド
リン(純度≧99.5%)222部を、予め窒素で置換
した適当なガラス製フラスコに導入し、35℃に加温し
た。激しく撹拌しながら、蒸留水602部に溶解した濃
アンモニア(22.5%)60.5部を滴下した。反応
の過程で、温度は約45℃まで上昇した。滴下が終了す
るまで、外部から冷却することによって、この温度に維
持した。滴下終了後、発熱反応が止むまで撹拌し、次い
で約1.5時間約80℃に維持した。反応混合物の水蒸
気蒸留を行ない、副生物、特に1,3−ジクロロプロパ
ノール及び1−クロロ−2,3−プロパノールを除去し
た。反応液の水含量を測定し、蒸留水を加えて活性物質
含量を40重量%とし、帯黄色の、透明な殆ど無臭の羊
毛保護剤の40%溶液518部を得た。
【0030】実施例3:アンモニアに代えて、60〜8
0℃でエピクロロヒドリンと反応する炭酸水素アンモニ
ウム(NH4 HCO3)の等量を用いて、実施例1と同様
に反応を行なった。CO2 の発生を伴いながら、同品質
の生成物を得た。
【0031】染色実施例 実施例4:ポリエステル55%及び羊毛45%よりなる
配合物織物100部を、循環染色機中で、実施例1の水
性配合剤2.0部、硫酸化脂肪族アミンポリグリコール
エーテル0.5部、市販の助剤混合物(カルボン酸及び
リン酸芳香族化合物に基いた)1.0部、及び酢酸ナト
リウム2.0部を水1200部に含む、酢酸でpH5.
5に調整した液で5分間40℃で前処理した。この液を
30分間120℃に加熱し、この液に、式(101):
【0032】
【化5】
【0033】で示される染料1.6重量%、式(10
2):
【0034】
【化6】
【0035】(式中、R=50%−CH2 CH3 +50
%−C56 )で示される染料60重量%、式(10
3):
【0036】
【化7】
【0037】で示される染料5.0重量%、式(10
4):
【0038】
【化8】
【0039】で示される染料4.0部、式(105):
【0040】
【化9】
【0041】で示される染料3.3部、式(106):
【0042】
【化10】
【0043】で示される染料15.0部、及び硫酸ナト
リウム10部よりなる染料混合物2.0部を70℃で加
えた。
【0044】染色を40分間120℃で行い、次いで染
料液を60℃に冷却した。染色された材料に通常の濯ぎ
を行い、羊毛の性質を損なうことなく、耐摩擦性で、む
らのない赤色の一様な色相の染色物を得た。
【0045】実施例1の水性配合剤に代えて、(a)実
施例2の配合剤2部、及び(b)実施例3の配合剤2部
を用いることによって、同様に、優れた性質を有し、羊
毛の性質を損なわない染色物を得た。
【0046】実施例5:180g/m2の毛織物100部
を、硫酸アンモニウム4部、実施例1の水性配合剤2部
及びナフタレンスルホン酸縮合物0.5部よりなる水性
配合液1000部中で、10分間50℃で処理した。こ
の液のpHを、予め約6に調整した。次いで、式(10
7):
【0047】
【化11】
【0048】で示される染料3部を加え、織物をさらに
5分間処理した。約45分を要して染料液を約98℃ま
で加熱し、この温度で織物を60分間染色した。次い
で、染料液を約60℃に冷却し、染色した織物を常法に
より濯ぎ、乾燥して、羊毛の性質が損なわれていない耐
摩擦性のむらのない青色染色物を得た。
【0049】実施例1の水性配合剤に代えて、(a)実
施例2の配合剤2部、及び(b)実施例3の配合剤2部
を用いることによって、同様に、優れた性質を有し、羊
毛の性質を損なわない染色物を得た。
【0050】実施例6:毛織物10部及び漂白したポリ
エステル織物10部を、一緒に酢酸でpH5.5に調整
し、実施例1の水性配合剤0.8部及び酢酸ナトリウム
0.4部を含む液200部で、5分間40℃で前処理し
た。この液を30分を要して120℃まで加熱し、織物
を同温度で40分間処理した。次いで、液を60℃に冷
却した。ブランク(染料を含まない)浴処理後、羊毛は
品質の損失、例えば破裂強度に関する損傷を示さなかっ
た。同様に、羊毛の加水分解に起因するポリエステル織
物の黄変もなかった。
【0051】実施例1の水性配合剤に代えて、(a)実
施例2の配合剤0.8部、及び(b)実施例3の配合剤
0.8部を用いることによって、羊毛の破裂強度及びポ
リエステル織物の非黄変化に関して、同様に優れた結果
を得た。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アニオン染料による羊毛含有繊維材料の
    染色方法であって、エピハロヒドリンと式(1): 【化1】 (式中、Rは水素又はC1 −C6 アルキルである)で示
    されるアミンとの反応生成物である羊毛保護剤の存在下
    に、該材料を染色することを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 Rが水素、メチル又はエチル、好適には
    水素である請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 エピハロヒドリンがエピクロロヒドリン
    である請求項1又は2記載の方法。
  4. 【請求項4】 エピハロヒドリン2.5ないし3モル当
    量と式(1)で示されるアミン1モル当量との反応生成
    物である羊毛保護剤が用いられる請求項1ないし3のい
    ずれか1項記載の方法。
  5. 【請求項5】 羊毛含有繊維材料を、染色される織物の
    重量に基づいて、羊毛保護剤0.5ないし10重量%、
    好適には1ないし6重量%の存在下に染色する請求項1
    ないし4のいずれか1項記載の方法。
  6. 【請求項6】 アニオン染料による羊毛含有繊維材料の
    染色を、染色される織物の重量に基づいて、エピクロロ
    ヒドリン2.5ないし3.0モル当量と式(1): 【化2】 (式中、Rは水素、メチル又はエチルである)で示され
    るアミン1モル当量との反応生成物である羊毛保護剤
    0.5ないし10重量%の存在下に行なうことからなる
    請求項1記載の方法。
  7. 【請求項7】 アニオン染料による羊毛含有繊維材料の
    染色を、染色される織物の重量に基づいて、エピクロロ
    ヒドリン2.5ないし3.0モル当量とアンモニア1モ
    ル当量との反応生成物である羊毛保護剤1ないし6重量
    %の存在下に行なうことからなる請求項1記載の方法。
  8. 【請求項8】 浸染染色法により羊毛/ポリエステル配
    合物を染色する請求項1ないし7のいずれか1項記載の
    方法。
JP5240912A 1992-10-01 1993-09-28 羊毛含有繊維材料の染色方法 Pending JPH06192973A (ja)

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