JPH06192695A - 液体洗浄剤組成物 - Google Patents

液体洗浄剤組成物

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JPH06192695A
JPH06192695A JP35735792A JP35735792A JPH06192695A JP H06192695 A JPH06192695 A JP H06192695A JP 35735792 A JP35735792 A JP 35735792A JP 35735792 A JP35735792 A JP 35735792A JP H06192695 A JPH06192695 A JP H06192695A
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JP
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liquid detergent
detergent composition
water
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pressure
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JP35735792A
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English (en)
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Naoyoshi Sonoda
直由 園田
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Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
    • C11D3/16Organic compounds
    • C11D3/18Hydrocarbons
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D17/00Detergent materials or soaps characterised by their shape or physical properties
    • C11D17/0043For use with aerosol devices

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Detergent Compositions (AREA)
  • Cosmetics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 (A)常圧での沸点が0〜40℃の炭化水素
類、(B)パラフィンスルホン酸塩及び(C)水溶性無
機塩を含有する液体洗浄剤である。 【効果】 発泡性を付与するために用いられる炭化水素
類を組成物製造時に迅速かつ均一に配合、可溶化するこ
とが可能である上、組成物を耐圧性容器に充てんし保存
した場合に経時により品質がそこなわれることなく、均
一で良好な品質を保持することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規な毛髪、皮膚の洗浄
に用いられる後発泡性液体洗浄剤組成物、さらに詳しく
は、液体洗浄剤に発泡性を付与するために用いられる常
圧での沸点が0〜40℃の炭化水素類を、該組成物製造
時に迅速かつ均一に配合し、可溶化することが可能であ
る上、該組成物を耐圧性容器に充てんし保存した場合、
経時的な品質劣化を伴うことなく、長期間にわたって均
一で良好な品質を保持しうる液体洗浄剤組成物に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コンディショニング性を有するシ
ャンプーの毛髪への伸ばしにくさや、取扱いにくさの改
良のために、例えば常圧での沸点が0〜40℃程度の炭
化水素類を配合した液体洗浄剤組成物などが提案されて
いる。しかしながら、該炭化水素類は親水性をほとんど
有しないため、製造時に可溶化されにくく、したがっ
て、該組成物を耐圧性で、かつ加圧下で内容物を充てん
しうる容器に充てんし保存した場合でも、長期間経過す
ると不均一になるという好ましくない事態を招来する。
また、該炭化水素類は沸点が低いために、配合過程で気
化しやすく、速やかに可溶化されなければ、所定量の配
合ができないという作業上の困難性も伴う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
事情のもとで、液体洗浄剤に発泡性を付与するために用
いられる常圧での沸点が0〜40℃の炭化水素類を、組
成物製造時に迅速かつ均一に配合し、可溶化することが
でき、しかも、該組成物を耐圧容器中に加圧状態で充て
んし、保存した場合、経時的な品質劣化を伴わず、長期
間にわたって、均一で良好な品質を保持しうる液体洗浄
剤組成物を提供することを目的としてなされたものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、耐圧性容器
中に充てんし、貯蔵するための液体洗浄剤組成物につい
て種々研究を重ねた結果、炭化水素類とパラフィンスル
ホン酸塩と水溶性無機塩を併用した場合に、溶剤中に迅
速かつ均一に溶解し、経時的に劣化しない液体洗浄剤と
なることを見出した。本発明は、このような知見に基づ
いてなされたものである。
【0005】すなわち、本発明は、(A)常圧おける沸
点が0〜40℃の炭化水素類、(B)パラフィンスルホ
ン酸塩、(C)水溶性無機塩及び所望に応じ(D)アニ
オン性界面活性剤と両性界面活性剤の中から選ばれた少
なくとも1種の界面活性剤を含有する溶液から成る液体
洗浄剤組成物を提供するものである。
【0006】本発明組成物において、(A)成分として
用いられる常圧での沸点が0〜40℃の範囲にある炭化
水素類については、エーテル型以外のものであればよ
く、特に制限はない。このような炭化水素類としては、
例えばn‐ペンタン、2‐メチルブタン、2,2‐ジメ
チルプロパンなどの飽和炭化水素、1‐ペンテン、2‐
ペンテン、2‐メチル‐1‐ブテン、3‐メチル‐1‐
ブテン、2‐メチル‐2‐ブテンなどのエチレン系不飽
和炭化水素、1,4‐ペンタジエンなどのジエン系不飽
和炭化水素、1‐ブチンなどのアセチレン系飽和炭化水
素などを挙げることができる。これらは1種用いてもよ
いし、2種以上を組み合わせて用いてもよいが、これら
の中で発泡性、取扱いの容易性、安定性などの点から飽
和炭化水素、特に2‐メチルブタンが好適である。
【0007】この(A)成分は、組成物全量に基づき2
〜12重量%の範囲で用いられる。この量が2重量%未
満及び12重量%を超えた場合は、各成分の迅速かつ均
一な可溶化が不十分になり、経時的安定性が得られな
い。
【0008】本発明組成物においては、(B)成分とし
てパラフィンスルホネートが用いられる。このパラフィ
ンスルホン酸塩としては、例えば一般式 Ps−(M)n (I) (式中のPsは炭素数10〜18の直鎖状又は分枝鎖状
のアルキルスルホネートの残基、Mはアルカリ金属又
はアルカリ土類金属イオン、nは1又は1/2である)
で表わされるものが好適に用いられる。このようなパラ
フィンスルホン酸塩は、例えばHostapur・SA
S(ヘキスト社製、商品名)として市販されされてい
る。
【0009】この(B)成分は、(A)成分に対する重
量比で1:0.6ないし1:5、好ましくは1:1ない
し1:3の範囲内で配合する。(B)成分の重量比が
0.6未満あるいは5を超える場合には、炭化水素類の
可溶化速度及び可溶化量向上の効果が十分に発揮されな
い。
【0010】本発明組成物において、(C)成分として
用いられる水溶性無機塩には、例えばNa、K、N
、Mg2+から成る陽イオンとCl、SO
2−、PO 3−、CO 2−から成る陰イオンとから
形成される酸性塩を含むものから選ばれるものが好適に
用いられる。このような水溶性無機塩としては、例えば
NaCl、NaCO、NaSO、NaHS
、NaPO、NaHPO、KCl、K2
4、KHSO、KPO、KHPO、KH
PO、NHCl、(NHSO、(NH
PO、(NHHPO、NHPO
MgSOなどが挙げられる。
【0011】これらの水溶性無機塩は1種用いてもよい
し、2種以上を組み合わせて用いてもよく、またその配
合量は、(B)成分のパラフィンスルホン酸塩の配合量
に対して1〜50重量%の範囲にすることが必要であ
る。これよりも量が少ないと経時的安定性が不十分にな
るし、またこれよりも多くなるとむしろ(B)成分の効
果をそこなう傾向がある。
【0012】本発明組成物には、前記の必須成分以外
に、所望に応じ、毛髪用や皮膚用の洗浄効果をより向上
させるために、(B)成分のパラフィンスルホン酸塩に
加えて、さらに(D)成分として洗浄剤組成物に慣用さ
れているアニオン性界面活性剤や両性界面活性剤の中か
ら選ばれた界面活性剤を配合することができる。
【0013】このようなアニオン性界面活性剤として
は、水溶液でアルカリ性を示すイオン性界面活性剤であ
ればよく、特に制限はないが、例えば一般式 RSO (II) (式中のRは炭素数10〜18の直鎖状若しくは分枝
鎖状のアルキル基又はアルケニル基、Mはアルカリ金
属、アンモニウム基又はヒドロキシアルキル基置換アン
モニウム基である)で表わされる化合物、具体的にはα
‐オレフィンスルホン酸塩など、及び一般式 RO(CHCHO)pSO (III) (式中のRは炭素数12〜18の直鎖状若しくは分枝
鎖状のアルキル基又はアルケニル基、Mはアルカリ金
属、アンモニウム基又はヒドロキシアルキル基置換アン
モニウム基、pは0又は1〜5の整数である)で表わさ
れる化合物、具体的にはラウリル硫酸ナトリウムやラウ
リルエーテル硫酸ナトリウムなどが好適である。
【0014】また、両性界面活性剤としては、イミダゾ
リン型両性界面活性剤、アルキルベタイン型両性界面活
性剤、スルホベタイン型両性界面活性剤、アミノカルボ
ン酸型両性界面活性剤、アミドベタイン型両性界面活性
剤などが好適に用いられる。これらのアニオン性界面活
性剤及び両性界面活性剤は、単独で用いてもよいし、ま
た2種以上組み合わせて用いてもよい。
【0015】これらの(D)成分の配合量としては、パ
ラフィンスルホン酸塩との合計量が30重量%を超えな
い範囲内で選ばれる。この量がこれよりも多くなると、
パラフィンスルホン酸塩の炭化水素類に対する可溶化効
果がそこなわれ、経時的に安定な液体洗浄剤組成物を得
ることができない。
【0016】本発明組成物には、上記の各成分のほか
に、通常の液体洗浄剤に慣用されている各種添加成分
を、その用途に応じて配合することができる。このよう
な成分としては、例えば有機酸、酸化防止剤、紫外線吸
収剤、香料、色素、パール外観付与剤、動物性や植物性
の天然抽出物などを挙げることができる。本発明の液体
洗浄剤組成物は、特に、耐圧性容器中に、加圧状態で充
てんして用いるものとして好適である。
【0017】
【発明の効果】本発明の液体洗浄剤組成物は、親水性の
極めて小さい炭化水素類を安定に液体溶媒系例えば水に
配合したものであって、従来の欠陥であった組成物配合
時における該炭化水素類の可溶化の困難性や、容器に充
てんした場合の経時保存での濃度の不均一などの不都合
な点がなく、優れた品質を有し、特に毛髪や皮膚の洗浄
に好適に用いられる。
【0018】
【実施例】次に、実施例により本発明をさらに詳細に説
明するが、本発明はこれらの例によってなんら限定され
るものではない。
【0019】なお、各例中の可溶化性、均一性及び経時
的安定性は次のようにして測定した。 (1)可溶化性;各種成分のうち炭化水素以外のもの
を、水と常温常圧で混合して均一に溶解させ溶液を調製
した。次にこの溶液475gを500ml容ビーカーに
とり、沸点以下に冷却した炭化水素25gを添加し、5
cmプロペラ型かくはん翼を用い400rpmで30秒
間かきまぜたのち、その液の状態を観察し、以下の基準
で判定した。 ○…完全に透明である。 △…やや濁りが認められる。 ×…完全に白濁している。
【0020】(2)均一性;(1)の溶液を、加圧下に
耐圧性容器(エクセル社製)に充てんし、1日間放置
後、容器の上、中、下部における炭化水素濃度を測定
し、その濃度の差に基づいて以下の基準により判定し
た。 ○…最大値と最小値の差が0.2%以下の場合。 △…最大値と最小値の差が0.2%を超え0.4%以下
の場合。 ×…最大値と最小値の差が0.4%を超えた場合。
【0021】(3)経時的安定性 (2)の試料を45℃において1か月間保存したのち、
容器の上、中、下部における炭化水素濃度を測定し、
(2)と同様の基準で判定した。
【0022】実施例1〜6、比較例1〜8 表1に示す成分のうち、2‐メチルブタン以外のものを
水に溶かし、全量を100重量部とした。次に、このよ
うにして得た水溶液を耐圧容器に充てんし、これに2‐
メチルブタン5重量部を圧入し、液体洗浄剤を調製し
た。このようにして得た液体洗浄剤の可溶化性及び均一
性を表1に示す。
【0023】
【表1】
【0024】実施例7〜9 実施例1〜6と同様にして表2に示す組成の液体洗浄剤
を調製した。このようにして得た液体洗浄剤の経時的安
定性を表2に示す。
【0025】
【表2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C11D 7:24 7:34 7:10) (C11D 10/02 1:02 1:88 7:24 7:34 7:10)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)常圧における沸点が0〜40℃の
    炭化水素類、(B)パラフィンスルホン酸塩及び(C)
    水溶性無機塩を含有する溶液から成る液体洗浄剤組成
    物。
  2. 【請求項2】 (A)常圧における沸点が0〜40℃の
    炭化水素類、(B)パラフィンスルホン酸塩、(C)水
    溶性無機塩及び(D)アニオン性界面活性剤と両性界面
    活性剤の中から選ばれた少なくとも1種の界面活性剤を
    含有する溶液から成る液体洗浄剤組成物。
  3. 【請求項3】 (A)成分の含有量が組成物全量に基づ
    き2〜12重量%の範囲である請求項1又は2記載の液
    体洗浄剤組成物。
  4. 【請求項4】 (A)成分に対する(B)成分の割合が
    重量比で1:0.6ないし1:5.0である請求項1、
    2又は3記載の液体洗浄剤組成物。
  5. 【請求項5】 (C)成分の含有量が(B)成分の1〜
    50重量%である請求項1、2、3又は4記載の液体洗
    浄剤組成物。
  6. 【請求項6】 耐圧性容器中に加圧状態で充てんされて
    いる請求項1ないし5のいずれかに記載されている液体
    洗浄剤組成物。
JP35735792A 1992-12-24 1992-12-24 液体洗浄剤組成物 Pending JPH06192695A (ja)

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