JPH061924Y2 - 大入れ仕口 - Google Patents
大入れ仕口Info
- Publication number
- JPH061924Y2 JPH061924Y2 JP1988111398U JP11139888U JPH061924Y2 JP H061924 Y2 JPH061924 Y2 JP H061924Y2 JP 1988111398 U JP1988111398 U JP 1988111398U JP 11139888 U JP11139888 U JP 11139888U JP H061924 Y2 JPH061924 Y2 JP H061924Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fitting
- corners
- fitting member
- sized
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、大入れ欠き・根太欠き・火打ち掘りといった
大入れ仕口用の嵌込口の形状の改良に関するものであ
る。
大入れ仕口用の嵌込口の形状の改良に関するものであ
る。
〈従来の技術〉 大入れ仕口では、嵌め込み部材は四角い角材のまま、そ
の端部を上から横架材の嵌込口に落し込んで嵌め込むの
で、嵌込口は隅部が直角でなけねばならない。このた
め、この加工はノミによる手作業に頼るか、あるいは機
械的に行うには、別にノミ加工機といった専用機を準備
せねばならない欠点があった。
の端部を上から横架材の嵌込口に落し込んで嵌め込むの
で、嵌込口は隅部が直角でなけねばならない。このた
め、この加工はノミによる手作業に頼るか、あるいは機
械的に行うには、別にノミ加工機といった専用機を準備
せねばならない欠点があった。
本考案は、この欠点を解消するため、特殊形状の隅部を
有する大入れ仕口を提供しようとするものである。
有する大入れ仕口を提供しようとするものである。
〈課題を解決するための手段〉 この目的を達成するために、本考案はつぎのように構成
する。
する。
横架材の一側へ嵌め込み部材用の嵌込口を正面視四辺形
に凹設し、この嵌込口の下端両側の隅部を、それぞれ外
方へ膨出する断面円弧状に形成してなる大入れ仕口であ
る。
に凹設し、この嵌込口の下端両側の隅部を、それぞれ外
方へ膨出する断面円弧状に形成してなる大入れ仕口であ
る。
〈実施例〉 以下に本考案の実施例を図面に基いて説明する。第1図
に示すように横架材1の一側2へ嵌め込み部材9用の嵌
込口3を凹設する。嵌込口3は、四角い嵌め込み部材9
の端部を嵌め込めるように正面視四辺形に形成する。ま
た嵌め込み部材9を上から落しこむ関係から、嵌込口3
は横架材1の上面4に接して設け、上部5は開口させ
る。嵌込口3の下端両側の隅部を、それぞれ、第2図に
示すように底面と側面が交わる稜6を通って外方へ膨出
する断面円弧状7に形成する。
に示すように横架材1の一側2へ嵌め込み部材9用の嵌
込口3を凹設する。嵌込口3は、四角い嵌め込み部材9
の端部を嵌め込めるように正面視四辺形に形成する。ま
た嵌め込み部材9を上から落しこむ関係から、嵌込口3
は横架材1の上面4に接して設け、上部5は開口させ
る。嵌込口3の下端両側の隅部を、それぞれ、第2図に
示すように底面と側面が交わる稜6を通って外方へ膨出
する断面円弧状7に形成する。
これを加工するには、ルータカッタ8を第3図に示す矢
印線のように上部から下方へ切り込み、隅部で90°方
向変換する。ここで、直ちに水平方向に進めず、一旦斜
め下外方へ動かし、外週が稜6へ到したところで戻す。
この操作により、隅部の形状は、第2〜3図に示すよう
に稜6を通って外方へ拡がる断面円弧状7となる。相対
する側の隅部でも、同様に操作する。
印線のように上部から下方へ切り込み、隅部で90°方
向変換する。ここで、直ちに水平方向に進めず、一旦斜
め下外方へ動かし、外週が稜6へ到したところで戻す。
この操作により、隅部の形状は、第2〜3図に示すよう
に稜6を通って外方へ拡がる断面円弧状7となる。相対
する側の隅部でも、同様に操作する。
〈作用〉 大入れ仕口用の嵌込口3を上記のように構成して、下端
両側の隅部を直角でなくそれぞれ外方へ膨出する断面円
弧状とした。このため、嵌込口の隅部を、正確な直角に
加工する必要が解消し、嵌め込み部材9は四角い角材の
ままで使用できる。
両側の隅部を直角でなくそれぞれ外方へ膨出する断面円
弧状とした。このため、嵌込口の隅部を、正確な直角に
加工する必要が解消し、嵌め込み部材9は四角い角材の
ままで使用できる。
〈考案の効果〉 本考案は以上説明したように、従来直角であった嵌込口
の下端両側の隅部をそれぞれ外方へ膨出する断面円弧状
とした。このため、隅部を手作業あるいはノミ加工機と
いった専用機で正確な直角に加工する煩わしさが解消し
た。また嵌め込み部材は、四角い角材のままで使用でき
ることとなった。これらの効果は実用上大変大きい。
の下端両側の隅部をそれぞれ外方へ膨出する断面円弧状
とした。このため、隅部を手作業あるいはノミ加工機と
いった専用機で正確な直角に加工する煩わしさが解消し
た。また嵌め込み部材は、四角い角材のままで使用でき
ることとなった。これらの効果は実用上大変大きい。
また、嵌入口のうち外方へ膨出する部分は小さく、且つ
最終的には他の部材で覆うので、外観を害するおそれも
ない。
最終的には他の部材で覆うので、外観を害するおそれも
ない。
第1図は本考案の大入れ仕口用の嵌入口と嵌め込み部材
を示す説明用斜視図、第2図は大入れ仕口用の嵌入口を
示す正面図、第3図は同上の切削時のルータの動きを示
す説明図である。 1−横架材 3−嵌入口 6−稜 7−円弧状 8−ルータ 9−嵌め込み部材
を示す説明用斜視図、第2図は大入れ仕口用の嵌入口を
示す正面図、第3図は同上の切削時のルータの動きを示
す説明図である。 1−横架材 3−嵌入口 6−稜 7−円弧状 8−ルータ 9−嵌め込み部材
Claims (1)
- 【請求項1】横架材の一側へ嵌め込み部材用の嵌込口を
正面視四辺形に凹設し、この嵌込口の下端両側の隅部
を、それぞれ外方へ膨出する断面円弧状に形成してなる
大入れ仕口。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988111398U JPH061924Y2 (ja) | 1988-08-24 | 1988-08-24 | 大入れ仕口 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988111398U JPH061924Y2 (ja) | 1988-08-24 | 1988-08-24 | 大入れ仕口 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0232504U JPH0232504U (ja) | 1990-02-28 |
JPH061924Y2 true JPH061924Y2 (ja) | 1994-01-19 |
Family
ID=31349409
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988111398U Expired - Lifetime JPH061924Y2 (ja) | 1988-08-24 | 1988-08-24 | 大入れ仕口 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH061924Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5831309U (ja) * | 1981-08-25 | 1983-03-01 | 宮川工機株式会社 | 建築用横架材のための連結部の構造 |
-
1988
- 1988-08-24 JP JP1988111398U patent/JPH061924Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0232504U (ja) | 1990-02-28 |
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