JPH0534922U - ツマミ金具 - Google Patents

ツマミ金具

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JPH0534922U
JPH0534922U JP9414391U JP9414391U JPH0534922U JP H0534922 U JPH0534922 U JP H0534922U JP 9414391 U JP9414391 U JP 9414391U JP 9414391 U JP9414391 U JP 9414391U JP H0534922 U JPH0534922 U JP H0534922U
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JP
Japan
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metal fitting
horizontal
fitting body
shaped
shape
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JP9414391U
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English (en)
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JPH0736493Y2 (ja
Inventor
種夫 若松
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Kyowa Co Ltd
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Kyowa Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 縫合角部上端の大部分を覆い隠して体裁を向
上して補強する。 【構成】 横断面形状が略横U字状になるよう折り曲げ
た金具本体部の上辺部に、該金具本体部の内側に折返す
逆U字状の折返し片を連設し、この折返し片の上下寸法
を金具本体部の横U字状奥部側が小さく横U字状開口側
に向かって順次大きくなす。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、鞄の前後板と襠板との縫合部上端等の縫合角部上端を補強するため のツマミ金具の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、「図3」に示したような、鞄の前板11と襠板12との縫合部上端等の 縫合角部上端は、縫合のみでは強度が少ないので、この縫合角部上端に「図5」 に示すごときツマミ金具10を取付けることが多い。
【0003】 上記、従来のツマミ金具は、横断面形状が略横U字状になるよう折り曲げた金 具で構成され、横U字状部内に縫合縁部を差込み、横U字状の開口部を押し潰し て(この開口部を押し潰して装着することから当業界ではツマミ金具と称されて いる。)縫合角部上端を挟持して取付けるようになしてある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記従来のツマミ金具は、補強金具としての機能は完全に満足できる 程度に果たしているが、「図5」よりも明らかなように、頂部に幾重にも重なっ た縫合角部上端が露出して、体裁が悪いという課題が古くより指摘され続けられ ている。
【0005】 そこで、本考案は上記課題を解決すべくなされたもので、縫合角部上端の大部 分を覆い隠して体裁を向上することのできるツマミ金具を提供することを目的と したものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的に沿い、先述実用新案登録請求の範囲を要旨とする本考案の構成は 前述課題を解決するために、横断面形状が略横U字状になるよう折り曲げた金具 本体部1の上辺部に、該金具本体部1の内側に折返す逆U字状の折返し片2を連 設し、この折返し片2の上下寸法を金具本体部1の横U字状奥部側が小さく横U 字状開口側に向かって順次大きくなした技術的手段を講じたものである。
【0007】
【実施例】
次に、本考案の実施例を添附図面に従って説明すれば以下の通りである。図中 1が金具本体部で、この金具本体部1は横断面形状が略横U字状なるよう折り曲 げた形状に構成されている。
【0008】 上記金具本体部1は、鋼板をプレス加工して形成され、横断面形状が略横U字 状になるよう折り曲げた形状自体は従来公知なツマミ金具と何ら実質的に変わる ものではない。
【0009】 そして、上記金具体部1の上辺部に、該金具本体部1の内側に折返す逆U字状 の折返し片2を連設し、この折返し片2の上下寸法を金具本体部1の横U字状奥 部側が小さく横U字状開口側に向かって順次大きくなしてなる。
【0010】 上記折返し片2の形成は、金具本体部1の形成と同時に、または金具本体部1 の形成と前後して、同じくプレス加工で行われるのは無論であるが、上記折返し 片2の上下寸法を金具本体部1の横U字状奥部側が小さく横U字状開口側に向か って順次大きくなしたのは、この折返し片2が外側の金具体部1との間に、鞄構 成板を挟持するためのものである。
【0011】 すなわち、「図3」の前板11と襠板12との縫合部上端に、本考案ツマミ金 具を装着するには、まず、「図3」に示した直角状に位置する該前板11と襠板 12とを縫合部付近で局所的にU字状に折り重ねる。そして、この前板11と襠 板12とのU字状に折り重ね部を、本考案金具本体1の中に嵌め入れる。この際 前板11の頂部は一方の折返し片2と本体部1との間に、襠板12の頂部は他方 の折返し片2と本体部1との間に差込むみ「図4」の状態となすが、前板11と 襠板12との縫合角内側部には、内側縁突出部13が存在し相当に厚みを有する ことになるから、この内側縁突出部13をも折返し片2の内側に完全に差込むこ とは困難である。
【0012】 上記内側縁突出部13は縁に沿った図示しない縫糸より、所定の寸法内側に突 出させることが、縫合強度確保のため必須となり、さらには「レース被せ両へり 返し縫い」と称し、この内側縁突出部13に縁取生地を被せて共に縫合したり、 同じく図示はしていないが、「玉縁縫い」と称して、前板11と襠板12との間 に玉縁を介挿して縫合することもあり、これらの場合は内側縁突出部13の全体 の厚み、および内側への突出長さがより大きくなり、ますます折返し片2の内側 に確実に差込むことは困難となる。
【0013】 そこで、本考案では折返し片2の上下寸法を金具本体部1の横U字状奥部側を 小さく設定し、折返し片2の下端は上記内側縁突出部13の上に位置しても差し 支えないようになしてある。もっとも、前板11と襠板12とは柔軟性が全くな いわけではないので、本考案ツマミ金具を「図4」の状態で強く下側に押し下げ れば、内側縁突出部13の一部は見掛けじょう上方に膨出した状態で折返し片2 の内側に臨入する。したがって、金具本体部1の横U字状奥部側では折返し片2 は、「図2」にもっとも明らかに示すごとく半円状折り返し程度にとどめておく のが望ましい。
【0014】 そして、折返し片2の上下寸法を金具本体部1の横U字状開口側に向かって順 次大きくなすと、横U字状開口側では該折返し片2と金具本体部1との間に、確 実に前板11と襠板12とを差込むことができることになる。なお、本願におい ては、折返し片2の上下寸法を金具本体部1の横U字状奥部側が小さく横U字状 開口側に向かって順次大きくなしてなるとしているが、この順次大きくなすとい うのは、必ずしも「図2」にもっとも示したように該折返し片2の下辺を同図左 側が下方に向かう傾斜線状にする必要はなく、ある位置で段状に下方に延ばすよ うになしてもよいものである。
【0015】 そして、「図4」の状態で、ツマミ金具1を押し潰す(該金具本体部1の両面 が近接する方向に潰す)と、金具本体部1が前板11と襠板12との重合部位を 挟持し、折返し片2と金具本体部1とで前板11および襠板12の頂部を夫々挟 持して本考案ツマミ金具は前板11と襠板12との縫合角部頂部に装着されるも のである。
【0016】
【考案の効果】
本考案は上記のごときであるので、縫合角部上端に装着すると、前板11と襠 板12との頂部を夫々の上方を通る折り返し片2で挟持するため、縫合角部上端 の大部分が覆い隠されるツマミ金具を提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案ツマミ金具の一実施例を示す斜視図であ
る。
【図2】縦断面図である。
【図3】本考案ツマミ金具を装着する部分の斜視図であ
る。
【図4】本考案ツマミ金具を装着した部位の斜視図であ
る。
【図5】従来例ツマミ金具の斜視図である。
【符号の説明】
1 金具本体部 2 折返し片

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横断面形状が略横U字状になるよう折り
    曲げた金具本体部(1)の上辺部に、該金具本体部
    (1)の内側に折返す逆U字状の折返し片(2)を連設
    し、この折返し片(2)の上下寸法を金具本体部(1)
    の横U字状奥部側が小さく横U字状開口側に向かって順
    次大きくなしたツマミ金具。
JP1991094143U 1991-10-21 1991-10-21 ツマミ金具 Expired - Lifetime JPH0736493Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991094143U JPH0736493Y2 (ja) 1991-10-21 1991-10-21 ツマミ金具

Applications Claiming Priority (1)

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JP1991094143U JPH0736493Y2 (ja) 1991-10-21 1991-10-21 ツマミ金具

Publications (2)

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JPH0534922U true JPH0534922U (ja) 1993-05-14
JPH0736493Y2 JPH0736493Y2 (ja) 1995-08-23

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ID=14102166

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JP (1) JPH0736493Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08150682A (ja) * 1994-09-26 1996-06-11 Sekisui Chem Co Ltd 制振・遮音シート

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6345615U (ja) * 1986-09-12 1988-03-28

Patent Citations (1)

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JPS6345615U (ja) * 1986-09-12 1988-03-28

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JPH08150682A (ja) * 1994-09-26 1996-06-11 Sekisui Chem Co Ltd 制振・遮音シート

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