JPH06192168A - α−アリールプロピオン酸類の光学分割方法 - Google Patents

α−アリールプロピオン酸類の光学分割方法

Info

Publication number
JPH06192168A
JPH06192168A JP34609592A JP34609592A JPH06192168A JP H06192168 A JPH06192168 A JP H06192168A JP 34609592 A JP34609592 A JP 34609592A JP 34609592 A JP34609592 A JP 34609592A JP H06192168 A JPH06192168 A JP H06192168A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical resolution
arylpropionic acids
polysaccharide derivative
cellulose
agent containing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP34609592A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3159815B2 (ja
Inventor
Hiroshi Oda
博史 織田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daicel Corp
Original Assignee
Daicel Chemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daicel Chemical Industries Ltd filed Critical Daicel Chemical Industries Ltd
Priority to JP34609592A priority Critical patent/JP3159815B2/ja
Publication of JPH06192168A publication Critical patent/JPH06192168A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3159815B2 publication Critical patent/JP3159815B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 一般式(I) 【化1】 (式中、R は芳香族基であり、*は不斉炭素を表す。)
で示されるα−アリールプロピオン酸類のエナンチオマ
ーの混合物をそのまま直接、多糖誘導体を有効成分とす
る分離剤を用いる液体クロマトグラフィーにより光学分
割する。 【効果】 α−アリールプロピオン酸類のエナンチオマ
ーの混合物から簡便な液体クロマトグラフィー技術によ
って医薬品、また医薬中間体として有用な光学活性なα
−アリールプロピオン酸類を直接得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はα−アリールプロピオン
酸類の直接光学分割方法に関するものであり、詳しく
は、簡便な液体クロマトグラフィー法を用いるα−アリ
ールプロピオン酸類の直接光学分割方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】一般式
(I)
【0003】
【化2】
【0004】(式中、R は芳香族基であり、*は不斉炭
素を表す。)で示されるα−アリールプロピオン酸類は
医薬品や医薬中間体として有用な化合物であり、光学異
性体すなわち (R)体と (S)体が存在する。しかし、医薬
品として市販されているα−アリールプロピオン酸類の
ほとんどがラセミ体である。これは、α−アリールプロ
ピオン酸類のin vitroにおける生理活性は一般に各々の
光学活性体で異なり絶対配置が (S)体の方が (R)体より
も強力な生理活性を有するが、in vivo ではその差はほ
とんどなくなってしまうからである。in vivo で(S)体
と (R)体との生理活性の差がほとんどなくなってしまう
理由は、体内で(R)体のみが選択的に肝ミクロソーム又
はミトコンドリアでアシル CoAと反応してチオエステル
に移行し、このチオエステルがラセマーゼによって異性
化(キラル反転)、次いで加水分解され、薬効の強い
(S)体に転換されるためである。これに対して (S)体は
アシル CoA合成酵素の基質にならないので (S)体から
(R)体への異性化が全く起こらないためである(Y. Naka
mura et al., proceedings of the12th Symposium on D
rug Metabolism and Action, Kanagawa, P.6 (1986))。
【0005】α−アリールプロピオン酸類は、上記の通
り全てが (S)体に変換されることを期待したプレドラッ
グとしてラセミ体で供給されているのが現状であるが、
一方で、この変換における中間体である (R)体のチオエ
ステルが生体内での脂肪酸の代謝と同様に混合トリグリ
セリドとなって脂肪組織中に蓄積されることが懸念され
ているので (S)体のみの供給が望ましいとされ、その光
学分割の方法が必要とされている(竹越敏夫ら、ファル
マシア、Vol. 25, No.4(1989) ,P322−327)。
【0006】従来、α−アリールプロピオン酸類の光学
分割の方法としては、特定の光学活性アミンを用い光学
分割する方法(特開平2−289536号)や、キナアルカロ
イドをシリカゲル表面に固定した分離剤を用いた方法
(特開平4−29958 号)がある。しかし、前者は純粋な
光学活性体を得るには再結晶を繰り返す必要があり、ま
た、後者は分離能が低いなどといった問題があり、必ず
しも良好な方法とは言えなかった。
【0007】従って、本発明の目的は光学活性なα−ア
リールプロピオン酸類を高い光学純度で、再現性がよ
く、また工業規模でも光学分割できる分離効率の良い製
造手段を開発することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者等は上記課題を
解決するために鋭意研究を重ねた結果、分離剤として、
多糖誘導体を用いることによって一連のα−アリールプ
ロピオン酸類が高い光学純度で得られることを見出し、
本発明を完成させるに到った。即ち、本発明は、上記一
般式(I)で示されるα−アリールプロピオン酸類のエ
ナンチオマーの混合物をそのまま直接、多糖誘導体を有
効成分とする分離剤を用いる液体クロマトグラフィーに
より光学分割することを特徴とする、α−アリールプロ
ピオン酸類の光学分割方法を提供するものである。
【0009】次に本発明の詳細について述べる。本発明
の分離対象であるα−アリールプロピオン酸類について
は、上記一般式(I)において Rはいかなる芳香族基で
もよいが、好ましくは炭素数4〜20の置換または非置換
の芳香族炭化水素基、あるいは置換または非置換の複素
環式芳香族基であり、具体的には4−イソブチルフェニ
ル基、3−ベンゾイルフェニル基、3−フェノキシフェ
ニル基等が挙げられる。一般式(I)で表されるα−ア
リールプロピオン酸類の具体例としては、下記式(I-1)
で表されるイブプロフェン、下記式(I-2) で表されるケ
トプロフェン、下記式(I-3) で表されるフェノプロフェ
ン、下記式(I-4) で表されるフルレビプロフェン、下記
式(I-5) で表されるアルミノプロフェン、下記式(I-6)
で表されるプラノプロフェンなどが挙げられる。
【0010】
【化3】
【0011】また、本発明に用いる分離剤は多糖誘導体
を有効成分とするものである。ここでいう多糖とは合成
多糖、天然多糖、天然物変成多糖の何れかを問わず、光
学活性であればいかなるものでもよいが、好ましくは規
則性の高いホモグルカンであり、しかも結合様式が一定
なものである。更に好ましくは高純度の多糖を容易に得
ることのできるセルロース、アミロース、キチン、β−
1,4 −キトサン、β−1,4 −マンナン、β−1,4 −キシ
ラン、イヌリン、α−1,3 −グルカン(カードラン)な
どである。多糖の誘導体とは、上記多糖の有する水酸基
上の水素原子の一部あるいは全部、好ましくは85%以上
を他の原子団で置換したものである。ここで言う他の原
子団とは、下記式で示されるエステル、カルバメート又
はエーテル等の結合を形成する原子団である。
【0012】
【化4】
【0013】(上記式中、R2は炭素数1〜3より成る脂
肪族基、3〜8より成る環式脂肪族基、炭素数4〜20よ
り成る芳香族基もしくはヘテロ芳香族基であり、いずれ
も置換基を有していてもよい。) これらの多糖の誘導体は公知の化学反応を用いて容易に
合成することができる。これら多糖誘導体の具体例とし
ては、セルロース トリス(4−メトキシベンゾエー
ト)、セルロース トリス(2−メチルベンゾエー
ト)、セルロース トリス(3−メチルベンゾエート)
等が挙げられる。
【0014】これら多糖誘導体は分離剤の耐圧能力の向
上、移動相に用いる溶媒による膨潤、収縮の防止、理論
段数の向上のため、担体に担持させることが好ましい。
用いる担体の大きさは使用するカラムの大きさにより変
わるが、一般に1μm 〜10mmであり、好ましくは1μm
〜300 μm である。担体は多孔質であることが好まし
く、平均孔径は10Å〜100 μm であり、好ましくは50Å
〜10000 Åである。多糖誘導体を担持させる量は担体に
対して1〜100 重量%、好ましくは5〜50重量%であ
る。
【0015】多糖誘導体を担体に担持させる方法として
は化学的方法でも物理的方法でもよい。化学的な方法と
しては多糖を誘導体化する際に一部の水酸基を保護して
おき、誘導体化後、脱保護し、これとシリカゲルとを化
学的に結合させるという方法がある(Y. Okamoto et a
l., J. Liq. Chromatogr., 10(8&9),1613−162
8,1987)。物理的方法としては、多糖誘導体を可溶性
の溶剤に溶解させ、担体と良く混和し、減圧下、加温下
または気流下で溶剤を留去させる方法などがある。
【0016】担体としては、多孔性有機担体または多孔
性無機担体があり、好ましくは多孔性無機担体である。
多孔性有機担体として適当なものは、ポリスチレン、ポ
リアクリルアミド、ポリアクリレートなどからなる高分
子物質が挙げられる。多孔性無機担体として適当なもの
はシリカ、アルミナ、マグネシア、酸化チタン、ガラ
ス、ケイ酸塩、カオリンのような合成もしくは、天然の
物質が挙げられ、多糖誘導体との親和性を良くするため
に表面処理を施してもよい、表面処理の方法としては有
機シラン化合物を用いたシラン化処理や、プラズマ重合
による表面処理法等がある。
【0017】本発明においては、このようにして得た多
糖の誘導体を有効成分とする分離剤を用い、液体クロマ
トグラフィーにより、上記一般式(I)で表されるα−
アリールプロピオン酸類のエナンチオマーの混合物をそ
のまま直接光学分割する。液体クロマトグラフィーを行
う場合の溶離液としては、多糖の誘導体を有効成分とす
る分離剤を溶解またはこの分離剤と反応する液体を除い
て特に制約はなく、またこの分離剤を化学的方法で担体
に結合した場合には反応性液体を除いては制約はない
が、好ましくはn−ヘキサン、各種アルコール、テトラ
ヒドロフランなどの混合溶液が用いられる。いうまでも
なく、溶離液によってα−アリールプロピオン酸類の光
学異性体の分離特性は変化するので、各種溶剤の混合比
による分離特性を検討することが望ましい。また、α−
アリールプロピオン酸類の光学分割には溶離液にトリフ
ルオロ酢酸や酢酸の様な酸をアディティブとして 0.1〜
0.5 重量%添加すると良好な分離を得ることができる。
【0018】
【実施例】以下、合成例及び実施例によって本発明を具
体的に説明するが、本発明がこれらの実施例に限定され
るものでないことは言うまでもない。尚、実施例中で用
いられるパラメータk'及びαは以下のように定義され
る。
【0019】
【数1】
【0020】合成例1 セルロース(1.0g) のピリジン(75ml)懸濁液に90℃で
4−メトキシベンゾイルクロライド(9.47g)を加え、
18時間反応し、該反応溶液をメタノール 800mlに加え、
生じた沈殿物を収集し、収率88%でセルロース トリス
(4−メトキシベンゾエート)を得た。
【0021】IR(cm-1) :1728.7, 1240.6 元素分析値(%): C 63.5, H 4.89, N 0実施例1 合成例1で得られたセルロース トリス(4−メトキシ
ベンゾエート)(1g)をクロロホルム7mlに溶解し、
表面処理したシリカゲル(4g)に加え、これをよく攪
拌した後、窒素気流下で乾燥した後、減圧、加熱下でさ
らに乾燥することにより充填剤約5gを得た。この充填
剤をステンレスカラム(0.46cmφ×25cmL)にスラリー法
により充填した。高速液体クロマトグラフィーとしては
日本分光製880-PU、875-UVを用い、溶離液としてn−ヘ
キサンと2−プロパノールの混合液に 0.1%のトリフル
オロ酢酸を添加したものを用い、表1に示す各種α−ア
リールプロピオン酸類の光学分割を行った。その分割結
果を表1に示す。
【0022】合成例2 上記合成例1と同様の方法でセルロースに2−メチルベ
ンゾイルクロライドを反応させ、セルロース トリス
(2−メチルベンゾエート)を合成した。
【0023】 元素分析値(%): C 69.72 H 5.39, N 0実施例2 合成例2で得られたセルロース トリス(2−メチルベ
ンゾエート)(1g)をクロロホルム7mlに溶解し、表
面処理したシリカゲル(4g)に加え、これをよく攪拌
した後、窒素気流下で乾燥した後、減圧、加熱下でさら
に乾燥することにより充填剤約5gを得た。この充填剤
をステンレスカラム(0.46cmφ×25cmL)にスラリー法に
より充填した。高速液体クロマトグラフィーとしては日
本分光製880-PU、875-UVを用い、溶離液としてn−ヘキ
サンと2−プロパノールの混合液に 0.1%のトリフルオ
ロ酢酸を添加したものを用い、表1に示す各種α−アリ
ールプロピオン酸類の光学分割を行った。その分割結果
を表1に示す。
【0024】合成例3 上記合成例1と同様の方法でセルロースに3−メチルベ
ンゾイルクロライドを反応させ、セルロース トリス
(3−メチルベンゾエート)を合成した。
【0025】 元素分析値(%): C 69.74 H 5.40, N 0実施例3 合成例3で得られたセルロース トリス(3−メチルベ
ンゾエート)(1g)をクロロホルム7mlに溶解し、表
面処理したシリカゲル(4g)に加え、これをよく攪拌
した後、窒素気流下で乾燥した後、減圧、加熱下でさら
に乾燥することにより充填剤約5gを得た。この充填剤
をステンレスカラム(0.46cmφ×25cmL)にスラリー法に
より充填した。高速液体クロマトグラフィーとしては日
本分光製880-PU、875-UVを用い、溶離液としてn−ヘキ
サンと2−プロパノールの混合液に 0.1%のトリフルオ
ロ酢酸を添加したものを用い、表1に示す各種α−アリ
ールプロピオン酸類の光学分割を行った。その分割結果
を表1に示す。
【0026】
【表1】
【0027】注) 表中のアルファベットは使用した溶離液を示す。 A:n−ヘキサン/2−プロパノール/トリフルオロ酢
酸=90/10/0.1 (v/v) B:n−ヘキサン/2−プロパノール/トリフルオロ酢
酸=95/5/0.1 (v/v) C:n−ヘキサン/2−プロパノール/トリフルオロ酢
酸=100/1/0.1(v/v) 表1から明らかなように、多糖誘導体を有効成分とする
分離剤を用いることによって、目的とするα−アリール
プロピオン酸類を、高い光学純度で効率良くそれぞれの
光学活性体に分離することができる。これら3種類の分
離剤を用いることにより実施例に示したα−アリールプ
ロピオン酸以外の化合物を光学分割することも可能であ
る。また、用いるカラムのサイズを大きくしたり、疑似
移動床法を用いることにより、数グラムから数キロある
いは数トンのα−アリールプロピオン酸類の光学活性体
を製造することも可能となる。
【0028】
【発明の効果】本発明の方法により、上記一般式(I)
で表されるα−アリールプロピオン酸類のエナンチオマ
ーの混合物から簡便な液体クロマトグラフィー技術によ
って医薬品、また医薬中間体として有用な光学活性なα
−アリールプロピオン酸類を直接得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1においてプラノプロフェンを光学分割
した時のクロマトグラムである。
【図2】実施例1においてアルミノプロフェンを光学分
割した時のクロマトグラムである。
【図3】実施例2においてイソプロフェンを光学分割し
たときのクロマトグラムである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07C 59/68 8930−4H 59/84 8930−4H 227/34 229/40 8930−4H C07D 491/052 7019−4C

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(I) 【化1】 (式中、R は芳香族基であり、*は不斉炭素を表す。)
    で示されるα−アリールプロピオン酸類のエナンチオマ
    ーの混合物をそのまま直接、多糖誘導体を有効成分とす
    る分離剤を用いる液体クロマトグラフィーにより光学分
    割することを特徴とする、α−アリールプロピオン酸類
    の光学分割方法。
  2. 【請求項2】 多糖誘導体を有効成分とする分離剤がセ
    ルロース トリス(4−メトキシベンゾエート)である
    ことを特徴とする請求項1記載の光学分割方法。
  3. 【請求項3】 多糖誘導体を有効成分とする分離剤がセ
    ルロース トリス(2−メチルベンゾエート)であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の光学分割方法。
  4. 【請求項4】 多糖誘導体を有効成分とする分離剤がセ
    ルロース トリス(3−メチルベンゾエート)であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の光学分割方法。
JP34609592A 1992-12-25 1992-12-25 α−アリールプロピオン酸類の光学分割方法 Expired - Fee Related JP3159815B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34609592A JP3159815B2 (ja) 1992-12-25 1992-12-25 α−アリールプロピオン酸類の光学分割方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34609592A JP3159815B2 (ja) 1992-12-25 1992-12-25 α−アリールプロピオン酸類の光学分割方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06192168A true JPH06192168A (ja) 1994-07-12
JP3159815B2 JP3159815B2 (ja) 2001-04-23

Family

ID=18381106

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34609592A Expired - Fee Related JP3159815B2 (ja) 1992-12-25 1992-12-25 α−アリールプロピオン酸類の光学分割方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3159815B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1215216A1 (en) * 2000-12-15 2002-06-19 Fuji Photo Film Co., Ltd. Cellulose ester of aromatic carboxylic acid
EP1762842A2 (en) * 1995-12-21 2007-03-14 Daicel Chemical Industries, Ltd. Packing material for high-performance liquid chromatography

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1762842A2 (en) * 1995-12-21 2007-03-14 Daicel Chemical Industries, Ltd. Packing material for high-performance liquid chromatography
EP1762842A3 (en) * 1995-12-21 2011-01-26 Daicel Chemical Industries, Ltd. Packing material for high-performance liquid chromatography
EP1215216A1 (en) * 2000-12-15 2002-06-19 Fuji Photo Film Co., Ltd. Cellulose ester of aromatic carboxylic acid

Also Published As

Publication number Publication date
JP3159815B2 (ja) 2001-04-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO1995000463A1 (fr) Agent de separation isomere optique et procede d'obtention de cet agent
IE941004A1 (en) Process for the preparation of an optically pure enantiomer¹of formoterol
Franco et al. Novel cinchona alkaloid carbamate C9-dimers as chiral anion-exchange type selectors for high-performance liquid chromatography
EP0469739B1 (en) Stationary phase for enantiomeric resolution in liquid chromatography
JPH06192168A (ja) α−アリールプロピオン酸類の光学分割方法
CN102059105A (zh) 一种类寡肽手性固定相及其制备方法
JP3041116B2 (ja) 分離剤
JPH07113026B2 (ja) オフロキサシンのエステル類の光学分割方法
JP4340264B2 (ja) 光学異性体用分離剤
US7459579B2 (en) Method of separating optically active dihydroxy-heptenoic acid esters
US7156989B2 (en) Separating agent including polysaccharide derivative having a polycyclic structure
KR100364255B1 (ko) 생리활성 라세미 일차 아미노 화합물의 광학분할을 위한lc용 크라운 에테르 키랄고정상 및 이들로 충진된키랄칼럼
JPH0796503B2 (ja) α−置換酢酸エステル類の光学分割方法
JPH05148163A (ja) 分離剤
JP2506633B2 (ja) 環状カルボニル化合物の光学分割方法
JP2708466B2 (ja) 光学分割方法
KR100454712B1 (ko) 키랄고정상, 이들로 충진된 키랄칼럼 및 이들의 제조방법
JPH0253498A (ja) 3‐メルカプト‐2‐アルキル‐プロピオン酸のラセミエステル誘導体の光学異性体の酵素分割法
JPH0753678B2 (ja) アセトイン誘導体の直接光学分割方法
JPS61176538A (ja) アラルキルアルコ−ル類の光学分割方法
JP2831808B2 (ja) ラセミβ−ラクタム類の光学分割法
JPS61191631A (ja) 二価アルコ−ルの光学分割方法
KR100848300B1 (ko) 광학 이성체용 분리제
JP3221757B2 (ja) 不斉識別能を有する吸着体を用いた光学活性体の製造方法
JPH05271307A (ja) シクロデキストリンの固定化方法

Legal Events

Date Code Title Description
S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees