JPH06191772A - エレベーターかごの照明装置 - Google Patents
エレベーターかごの照明装置Info
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- JPH06191772A JPH06191772A JP35794992A JP35794992A JPH06191772A JP H06191772 A JPH06191772 A JP H06191772A JP 35794992 A JP35794992 A JP 35794992A JP 35794992 A JP35794992 A JP 35794992A JP H06191772 A JPH06191772 A JP H06191772A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 幅木に配置された光源体の映像が床材に生じ
ないエレベーターかごの照明装置を得る。 【構成】 壁板(5)下端よりも上昇し下向きの開口部を
有する空所(7)を形成した幅木(2)を設け、空所(7)に光
源体(10)を配置する。また空所(7)の開口部縁部に光源
体(10)を覆う散光板(14)を着脱可能に装着する。これに
よって、光源体(10)は空所(7)の開口部縁部に着脱可能
に設けた散光板(14)により覆われる。 【効果】 点灯した光源体の映像が床材に映ってエレベ
ーターかごの乗客の目にはいり装飾照明の雰囲気を損な
う不具合を解消して良好な装飾作用を得る。
ないエレベーターかごの照明装置を得る。 【構成】 壁板(5)下端よりも上昇し下向きの開口部を
有する空所(7)を形成した幅木(2)を設け、空所(7)に光
源体(10)を配置する。また空所(7)の開口部縁部に光源
体(10)を覆う散光板(14)を着脱可能に装着する。これに
よって、光源体(10)は空所(7)の開口部縁部に着脱可能
に設けた散光板(14)により覆われる。 【効果】 点灯した光源体の映像が床材に映ってエレベ
ーターかごの乗客の目にはいり装飾照明の雰囲気を損な
う不具合を解消して良好な装飾作用を得る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、かご床近くに設けら
れるエレベーターかごの照明装置に関する。
れるエレベーターかごの照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7及び図8は、例えば実開昭54−6
5171号公報のエレベーターーに示された照明装置に
類似した従来のエレベーターかごの照明装置を示す図
で、図7はエレベーターかごの横断平面図、図8は図7
のA−A線断面拡大図である。
5171号公報のエレベーターーに示された照明装置に
類似した従来のエレベーターかごの照明装置を示す図
で、図7はエレベーターかごの横断平面図、図8は図7
のA−A線断面拡大図である。
【0003】図において、(1)はかご床、(2)はかご床
(1)の縁部から立設された幅木で、横断面溝形をなし溝
の開口部がかご床(1)の中央側に配置されている。(3)は
幅木(2)の溝形の上辺、(4)は皿ねじ及び皿ねじにねじ込
まれたナットからなり幅木(2)をかご床(1)に締結した締
結具、(5)はかご床(1)の縁部に配置された壁板で、裏面
に横断面山形の補強材(6)が設けられてこの補強材(6)の
一辺が壁板(5)の下端よりも上側に配置され幅木(2)の上
辺(3)に支持されている。また、壁板(5)の表面が幅木
(2)面よりもかご床(1)の中央寄りに設けられ、壁板(5)
の下端は幅木(2)の上辺(3)よりも下降した位置に設けら
れている。
(1)の縁部から立設された幅木で、横断面溝形をなし溝
の開口部がかご床(1)の中央側に配置されている。(3)は
幅木(2)の溝形の上辺、(4)は皿ねじ及び皿ねじにねじ込
まれたナットからなり幅木(2)をかご床(1)に締結した締
結具、(5)はかご床(1)の縁部に配置された壁板で、裏面
に横断面山形の補強材(6)が設けられてこの補強材(6)の
一辺が壁板(5)の下端よりも上側に配置され幅木(2)の上
辺(3)に支持されている。また、壁板(5)の表面が幅木
(2)面よりもかご床(1)の中央寄りに設けられ、壁板(5)
の下端は幅木(2)の上辺(3)よりも下降した位置に設けら
れている。
【0004】(7)は幅木(2)の上端寄りに形成されて壁板
(5)下端よりも上昇して構成され下向きの開口部を有す
る空所、(8)は幅木(2)の上辺(3)の下面にねじ(9)により
装着された蛍光灯からなる光源体(10)のソケット、(11)
はかご床(1)の表面に設けられた床タイル等の床材であ
る。
(5)下端よりも上昇して構成され下向きの開口部を有す
る空所、(8)は幅木(2)の上辺(3)の下面にねじ(9)により
装着された蛍光灯からなる光源体(10)のソケット、(11)
はかご床(1)の表面に設けられた床タイル等の床材であ
る。
【0005】従来のエレベーターかごの照明装置は上記
のように構成され、光源体(10)が点灯されて幅木(2)、
床材(11)が照明される。この照明は必ずしも機能的な照
度を得るためのものではなく、装飾を目的とすることが
多い。
のように構成され、光源体(10)が点灯されて幅木(2)、
床材(11)が照明される。この照明は必ずしも機能的な照
度を得るためのものではなく、装飾を目的とすることが
多い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のエ
レベーターかごの照明装置では、空所(7)に設けられた
光源体(10)の点灯により床材(11)に光源体(10)の映像が
映って、エレベーターかごの乗客の目にはいり装飾照明
の雰囲気が損なわれるという問題点があった。なお、壁
板(5)の下方に壁板(5)面に沿う状態に散光板を設ける構
造が考えられるが、このような構造では、エレベーター
かごの乗客の靴で散光板が損傷する不具合がある。
レベーターかごの照明装置では、空所(7)に設けられた
光源体(10)の点灯により床材(11)に光源体(10)の映像が
映って、エレベーターかごの乗客の目にはいり装飾照明
の雰囲気が損なわれるという問題点があった。なお、壁
板(5)の下方に壁板(5)面に沿う状態に散光板を設ける構
造が考えられるが、このような構造では、エレベーター
かごの乗客の靴で散光板が損傷する不具合がある。
【0007】この発明は、かかる問題点を解消するため
になされたものであり、点灯された光源体(10)の映像が
床材(11)に生じないエレベーターかごの照明装置を得る
ことを目的とする。
になされたものであり、点灯された光源体(10)の映像が
床材(11)に生じないエレベーターかごの照明装置を得る
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1記載
の発明に係るエレベーターかごの照明装置においては、
かご床縁部に配置されて下端がかご床面の上方に配置さ
れた壁板と、かご床縁部から立設され壁板よりも引退し
て配置されて、上端部に壁板下端よりも上昇して構成さ
れ下向きの開口部を有する空所を形成した幅木と、空所
の構成部材に装着された光源体と、空所の開口部縁部に
着脱可能に装着されて光源体を覆う散光板とが設けられ
る。
の発明に係るエレベーターかごの照明装置においては、
かご床縁部に配置されて下端がかご床面の上方に配置さ
れた壁板と、かご床縁部から立設され壁板よりも引退し
て配置されて、上端部に壁板下端よりも上昇して構成さ
れ下向きの開口部を有する空所を形成した幅木と、空所
の構成部材に装着された光源体と、空所の開口部縁部に
着脱可能に装着されて光源体を覆う散光板とが設けられ
る。
【0009】また、この発明の請求項2記載の発明に係
るエレベーターかごの照明装置においては、かご床縁部
に配置されて下端がかご床面の上方に配置された壁板
と、かご床縁部から立設され壁板よりも引退して配置さ
れて、上端部に壁板下端よりも上昇して構成され下向き
の開口部を有する空所を形成した幅木と、空所の構成部
材に装着された光源体と、空所の開口部縁部に配置され
て光源体を覆う散光板と、この散光板に装着されて弾性
変形して光源体に挟圧状態に係合した係合体とが設けら
れる。
るエレベーターかごの照明装置においては、かご床縁部
に配置されて下端がかご床面の上方に配置された壁板
と、かご床縁部から立設され壁板よりも引退して配置さ
れて、上端部に壁板下端よりも上昇して構成され下向き
の開口部を有する空所を形成した幅木と、空所の構成部
材に装着された光源体と、空所の開口部縁部に配置され
て光源体を覆う散光板と、この散光板に装着されて弾性
変形して光源体に挟圧状態に係合した係合体とが設けら
れる。
【0010】また、この発明の請求項3記載の発明に係
るエレベーターかごの照明装置においては、かご床縁部
に配置されて下端がかご床面の上方に配置された壁板
と、かご床縁部から立設され壁板よりも引退して配置さ
れて、上端部に壁板下端よりも上昇して構成され下向き
の開口部を有する空所を形成した幅木と、空所に配置さ
れた光源体と、空所の構成部材に装着されて弾性変形し
て光源体に挟圧状態に係合した係合体と、空所の開口部
縁部に配置されて光源体を覆う散光板と、この散光板に
装着されて光源体に締結された締結体とが設けられる。
るエレベーターかごの照明装置においては、かご床縁部
に配置されて下端がかご床面の上方に配置された壁板
と、かご床縁部から立設され壁板よりも引退して配置さ
れて、上端部に壁板下端よりも上昇して構成され下向き
の開口部を有する空所を形成した幅木と、空所に配置さ
れた光源体と、空所の構成部材に装着されて弾性変形し
て光源体に挟圧状態に係合した係合体と、空所の開口部
縁部に配置されて光源体を覆う散光板と、この散光板に
装着されて光源体に締結された締結体とが設けられる。
【0011】
【作用】上記のように構成されたこの発明の請求項1記
載の発明のエレベーターかごの照明装置の光源体は、空
所の開口部縁部に着脱可能に設けられた散光板により覆
われる。
載の発明のエレベーターかごの照明装置の光源体は、空
所の開口部縁部に着脱可能に設けられた散光板により覆
われる。
【0012】また、上記のように構成されたこの発明の
請求項2記載の発明のエレベーターかごの照明装置の光
源体は、光源体に着脱可能に設けられた散光板によって
覆われる。
請求項2記載の発明のエレベーターかごの照明装置の光
源体は、光源体に着脱可能に設けられた散光板によって
覆われる。
【0013】また、上記のように構成されたこの発明の
請求項3記載の発明のエレベーターかごの照明装置の光
源体は、空所の部材に着脱可能に設けられ、その光源体
に装着された散光板により覆われる。
請求項3記載の発明のエレベーターかごの照明装置の光
源体は、空所の部材に着脱可能に設けられ、その光源体
に装着された散光板により覆われる。
【0014】
実施例1.図1及び図2は、この発明の一実施例を示す
図で、図1はエレベーターのかご床縁部箇所の縦断面図
であり前述の図8相当図、図2は図1のB−B線断面図
である。
図で、図1はエレベーターのかご床縁部箇所の縦断面図
であり前述の図8相当図、図2は図1のB−B線断面図
である。
【0015】図において、(1)はかご床、(2)はかご床
(1)の縁部から立設された幅木で、横断面溝形をなし溝
の開口部がかご床(1)の中央側に配置されている。(3)は
幅木(2)の溝形の上辺、(4)は皿ねじ及び皿ねじにねじ込
まれたナットからなり幅木(2)をかご床(1)に締結した締
結具、(5)はかご床(1)の縁部に配置された壁板で、裏面
に横断面山形の補強材(6)が設けられてこの補強材(6)の
一辺が壁板(5)の下端よりも上側に配置され幅木(2)の上
辺(3)に支持されている。また、壁板(5)の表面が幅木
(2)面よりもかご床(1)の中央寄りに設けられ、壁板(5)
の下端は幅木(2)の上辺(3)よりも下降した位置に設けら
れている。
(1)の縁部から立設された幅木で、横断面溝形をなし溝
の開口部がかご床(1)の中央側に配置されている。(3)は
幅木(2)の溝形の上辺、(4)は皿ねじ及び皿ねじにねじ込
まれたナットからなり幅木(2)をかご床(1)に締結した締
結具、(5)はかご床(1)の縁部に配置された壁板で、裏面
に横断面山形の補強材(6)が設けられてこの補強材(6)の
一辺が壁板(5)の下端よりも上側に配置され幅木(2)の上
辺(3)に支持されている。また、壁板(5)の表面が幅木
(2)面よりもかご床(1)の中央寄りに設けられ、壁板(5)
の下端は幅木(2)の上辺(3)よりも下降した位置に設けら
れている。
【0016】(7)は幅木(2)の上端寄りに形成されて壁板
(5)下端よりも上昇して構成され下向きの開口部を有す
る空所、(8)は幅木(2)の上辺(3)の下面にねじ(9)により
装着された蛍光灯からなる光源体(10)のソケット、(11)
はかご床(1)の表面に設けられた床タイル等の床材であ
る。
(5)下端よりも上昇して構成され下向きの開口部を有す
る空所、(8)は幅木(2)の上辺(3)の下面にねじ(9)により
装着された蛍光灯からなる光源体(10)のソケット、(11)
はかご床(1)の表面に設けられた床タイル等の床材であ
る。
【0017】(12)は壁板(5)下端の裏面に装着されたば
ね付ヒンジ、(13)は幅木(2)のばね付ヒンジ(12)と対向
した位置に設けられた阻止片、(14)は合成樹脂製の乳白
板等からなる透光性の散光板で、空所(7)の開口部を覆
って配置され一側が皿ねじ(15)によりばね付ヒンジ(12)
に締結されて上昇方向に付勢され、他側が阻止片(13)に
当たって上昇変位が阻止されている。
ね付ヒンジ、(13)は幅木(2)のばね付ヒンジ(12)と対向
した位置に設けられた阻止片、(14)は合成樹脂製の乳白
板等からなる透光性の散光板で、空所(7)の開口部を覆
って配置され一側が皿ねじ(15)によりばね付ヒンジ(12)
に締結されて上昇方向に付勢され、他側が阻止片(13)に
当たって上昇変位が阻止されている。
【0018】上記のように構成されたエレベーターかご
の照明装置において、空所(7)に設けられた光源体(10)
は散光板(14)に覆われる。このため、光源体(10)が点灯
されて幅木(2)、床材(11)が照明されたときに床材(11)
に光源体(10)の映像が映ることがない。したがって、光
源体(10)が点灯されたときに床材(11)に光源体(10)の映
像が映ってエレベーターかごの乗客の目にはいり装飾照
明の雰囲気が損なわれる不具合を解消することができ、
良好な装飾作用を得ることができる。なお、光源体(10)
を交換する場合は、散光板(14)を図1に鎖線で示すよう
に引き下ろして空所(7)が開放される。これによって、
光源体(10)を容易に交換することができる。
の照明装置において、空所(7)に設けられた光源体(10)
は散光板(14)に覆われる。このため、光源体(10)が点灯
されて幅木(2)、床材(11)が照明されたときに床材(11)
に光源体(10)の映像が映ることがない。したがって、光
源体(10)が点灯されたときに床材(11)に光源体(10)の映
像が映ってエレベーターかごの乗客の目にはいり装飾照
明の雰囲気が損なわれる不具合を解消することができ、
良好な装飾作用を得ることができる。なお、光源体(10)
を交換する場合は、散光板(14)を図1に鎖線で示すよう
に引き下ろして空所(7)が開放される。これによって、
光源体(10)を容易に交換することができる。
【0019】実施例2.図3は、この発明の他の実施例
を示すエレベーターのかご床縁部箇所の縦断面図であり
前述の図8相当図である。図において、(1)はかご床、
(2)はかご床(1)の縁部から立設された幅木で、横断面溝
形をなし溝の開口部がかご床(1)の中央側に配置されて
いる。(3)は幅木(2)の溝形の上辺、(4)は皿ねじ及び皿
ねじにねじ込まれたナットからなり幅木(2)をかご床(1)
に締結した締結具、(5)はかご床(1)の縁部に配置された
壁板で、裏面に横断面山形の補強材(6)が設けられてこ
の補強材(6)の一辺が壁板(5)の下端よりも上側に配置さ
れ幅木(2)の上辺(3)に支持されている。また、壁板(5)
の表面が幅木(2)面よりもかご床(1)の中央寄りに設けら
れ、壁板(5)の下端は幅木(2)の上辺(3)よりも下降した
位置に設けられている。
を示すエレベーターのかご床縁部箇所の縦断面図であり
前述の図8相当図である。図において、(1)はかご床、
(2)はかご床(1)の縁部から立設された幅木で、横断面溝
形をなし溝の開口部がかご床(1)の中央側に配置されて
いる。(3)は幅木(2)の溝形の上辺、(4)は皿ねじ及び皿
ねじにねじ込まれたナットからなり幅木(2)をかご床(1)
に締結した締結具、(5)はかご床(1)の縁部に配置された
壁板で、裏面に横断面山形の補強材(6)が設けられてこ
の補強材(6)の一辺が壁板(5)の下端よりも上側に配置さ
れ幅木(2)の上辺(3)に支持されている。また、壁板(5)
の表面が幅木(2)面よりもかご床(1)の中央寄りに設けら
れ、壁板(5)の下端は幅木(2)の上辺(3)よりも下降した
位置に設けられている。
【0020】(7)は幅木(2)の上端寄りに形成されて壁板
(5)下端よりも上昇して構成され下向きの開口部を有す
る空所、(8)は幅木(2)の上辺(3)の下面にねじ(9)により
装着された蛍光灯からなる光源体(10)のソケット、(11)
はかご床(1)の表面に設けられた床タイル等の床材であ
る。
(5)下端よりも上昇して構成され下向きの開口部を有す
る空所、(8)は幅木(2)の上辺(3)の下面にねじ(9)により
装着された蛍光灯からなる光源体(10)のソケット、(11)
はかご床(1)の表面に設けられた床タイル等の床材であ
る。
【0021】(14)は合成樹脂製の乳白板等からなる透光
性の散光板で、空所(7)の開口部を覆って配置されてい
る。(16)はC字状の板ばねからなる係合体で、散光板(1
4)に皿ねじと皿ねじにねじ込まれたナットからなる締結
具(17)により装着されて弾性変形してC字状の凹所が光
源体(10)に挟圧状態に係合する。
性の散光板で、空所(7)の開口部を覆って配置されてい
る。(16)はC字状の板ばねからなる係合体で、散光板(1
4)に皿ねじと皿ねじにねじ込まれたナットからなる締結
具(17)により装着されて弾性変形してC字状の凹所が光
源体(10)に挟圧状態に係合する。
【0022】上記のように構成されたエレベーターかご
の照明装置において、空所(7)に設けられた光源体(10)
は散光板(14)に覆われる。このため、光源体(10)が点灯
されて幅木(2)、床材(11)が照明されたときに床材(11)
に光源体(10)の映像が映ることがない。したがって、光
源体(10)が点灯されたときに床材(11)に光源体(10)の映
像が映ってエレベーターかごの乗客の目にはいり装飾照
明の雰囲気が損なわれる不具合を解消することができ、
良好な装飾作用を得ることができる。
の照明装置において、空所(7)に設けられた光源体(10)
は散光板(14)に覆われる。このため、光源体(10)が点灯
されて幅木(2)、床材(11)が照明されたときに床材(11)
に光源体(10)の映像が映ることがない。したがって、光
源体(10)が点灯されたときに床材(11)に光源体(10)の映
像が映ってエレベーターかごの乗客の目にはいり装飾照
明の雰囲気が損なわれる不具合を解消することができ、
良好な装飾作用を得ることができる。
【0023】なお、光源体(10)を交換する場合は、散光
板(14)を引き下ろすることにより係合体(16)がそれの挟
圧力に抗して広がって光源体(10)からはずれて空所(7)
が開放される。これによって、光源体(10)を容易に交換
することができる。
板(14)を引き下ろすることにより係合体(16)がそれの挟
圧力に抗して広がって光源体(10)からはずれて空所(7)
が開放される。これによって、光源体(10)を容易に交換
することができる。
【0024】実施例3.図4〜図6も、この発明の他の
実施例を示す図で、図4はエレベーターのかご床縁部箇
所の縦断面図であり前述の図8相当図、図5は図4のC
−C線断面図、図6は図5のD−D線断面図である。
実施例を示す図で、図4はエレベーターのかご床縁部箇
所の縦断面図であり前述の図8相当図、図5は図4のC
−C線断面図、図6は図5のD−D線断面図である。
【0025】図において、(1)はかご床、(2)はかご床
(1)の縁部から立設された幅木で、横断面溝形をなし溝
の開口部がかご床(1)の中央側に配置されている。(3)は
幅木(2)の溝形の上辺、(4)は皿ねじ及び皿ねじにねじ込
まれたナットからなり幅木(2)をかご床(1)に締結した締
結具、(5)はかご床(1)の縁部に配置された壁板で、裏面
に横断面山形の補強材(6)が設けられてこの補強材(6)の
一辺が壁板(5)の下端よりも上側に配置され幅木(2)の上
辺(3)に支持されている。また、壁板(5)の表面が幅木
(2)面よりもかご床(1)の中央寄りに設けられ、壁板(5)
の下端は幅木(2)の上辺(3)よりも下降した位置に設けら
れている。
(1)の縁部から立設された幅木で、横断面溝形をなし溝
の開口部がかご床(1)の中央側に配置されている。(3)は
幅木(2)の溝形の上辺、(4)は皿ねじ及び皿ねじにねじ込
まれたナットからなり幅木(2)をかご床(1)に締結した締
結具、(5)はかご床(1)の縁部に配置された壁板で、裏面
に横断面山形の補強材(6)が設けられてこの補強材(6)の
一辺が壁板(5)の下端よりも上側に配置され幅木(2)の上
辺(3)に支持されている。また、壁板(5)の表面が幅木
(2)面よりもかご床(1)の中央寄りに設けられ、壁板(5)
の下端は幅木(2)の上辺(3)よりも下降した位置に設けら
れている。
【0026】(7)は幅木(2)の上端寄りに形成されて壁板
(5)下端よりも上昇して構成され下向きの開口部を有す
る空所、(8)は空所(7)に配置された蛍光灯からなる光源
体(10)のソケット、(11)はかご床(1)の表面に設けられ
た床タイル等の床材である。
(5)下端よりも上昇して構成され下向きの開口部を有す
る空所、(8)は空所(7)に配置された蛍光灯からなる光源
体(10)のソケット、(11)はかご床(1)の表面に設けられ
た床タイル等の床材である。
【0027】(14)は合成樹脂製の乳白板等からなる透光
性の散光板で、空所(7)の開口部を覆って配置されてい
る。(18)はC字状の板ばねからなる係合体で、幅木(2)
の上辺(3)にねじ込まれた皿ねじ(19)により装着されて
弾性変形してC字状の凹所が光源体(10)に挟圧状態に係
合する。(20)はU字状をなす締結体で、散光板(14)に皿
ねじと皿ねじにねじ込まれたナットからなる締結具(17)
により装着されてU字状の凹所により光源体(10)を挟持
ると共に、U字の開口部側がボルトとそのボルトにねじ
込まれたナットからなる締結具(21)により締結されてい
る。
性の散光板で、空所(7)の開口部を覆って配置されてい
る。(18)はC字状の板ばねからなる係合体で、幅木(2)
の上辺(3)にねじ込まれた皿ねじ(19)により装着されて
弾性変形してC字状の凹所が光源体(10)に挟圧状態に係
合する。(20)はU字状をなす締結体で、散光板(14)に皿
ねじと皿ねじにねじ込まれたナットからなる締結具(17)
により装着されてU字状の凹所により光源体(10)を挟持
ると共に、U字の開口部側がボルトとそのボルトにねじ
込まれたナットからなる締結具(21)により締結されてい
る。
【0028】上記のように構成されたエレベーターかご
の照明装置において、空所(7)に設けられた光源体(10)
は散光板(14)に覆われる。このため、光源体(10)が点灯
されて幅木(2)、床材(11)が照明されたときに床材(11)
に光源体(10)の映像が映ることがない。したがって、光
源体(10)が点灯されたときに床材(11)に光源体(10)の映
像が映ってエレベーターかごの乗客の目にはいり装飾照
明の雰囲気が損なわれる不具合を解消することができ、
良好な装飾作用を得ることができる。
の照明装置において、空所(7)に設けられた光源体(10)
は散光板(14)に覆われる。このため、光源体(10)が点灯
されて幅木(2)、床材(11)が照明されたときに床材(11)
に光源体(10)の映像が映ることがない。したがって、光
源体(10)が点灯されたときに床材(11)に光源体(10)の映
像が映ってエレベーターかごの乗客の目にはいり装飾照
明の雰囲気が損なわれる不具合を解消することができ、
良好な装飾作用を得ることができる。
【0029】なお、光源体(10)を交換する場合は、散光
板(14)を引き下ろすることにより係合体(18)がそれの挟
圧力に抗して広がって、係合体(18)から光源体(10)がは
ずれる。この状態で散光板(14)と共に光源体(10)を空所
(7)外に取り出して光源体(10)が交換される。したがっ
て、光源体(10)を容易に交換することができる。
板(14)を引き下ろすることにより係合体(18)がそれの挟
圧力に抗して広がって、係合体(18)から光源体(10)がは
ずれる。この状態で散光板(14)と共に光源体(10)を空所
(7)外に取り出して光源体(10)が交換される。したがっ
て、光源体(10)を容易に交換することができる。
【0030】
【発明の効果】この発明の請求項1記載の発明は以上説
明したように、かご床縁部に配置されて下端がかご床面
の上方に配置された壁板と、かご床縁部から立設され壁
板よりも引退して配置されて、上端部に壁板下端よりも
上昇して構成され下向きの開口部を有する空所を形成し
た幅木と、空所の構成部材に装着された光源体と、空所
の開口部縁部に着脱可能に装着されて光源体を覆う散光
板とを設けたものである。これによって、光源体は空所
の開口部縁部に着脱可能に設けられた散光板により覆わ
れる。
明したように、かご床縁部に配置されて下端がかご床面
の上方に配置された壁板と、かご床縁部から立設され壁
板よりも引退して配置されて、上端部に壁板下端よりも
上昇して構成され下向きの開口部を有する空所を形成し
た幅木と、空所の構成部材に装着された光源体と、空所
の開口部縁部に着脱可能に装着されて光源体を覆う散光
板とを設けたものである。これによって、光源体は空所
の開口部縁部に着脱可能に設けられた散光板により覆わ
れる。
【0031】また、この発明の請求項2記載の発明は以
上説明したように、かご床縁部に配置されて下端がかご
床面の上方に配置された壁板と、かご床縁部から立設さ
れ壁板よりも引退して配置されて、上端部に壁板下端よ
りも上昇して構成され下向きの開口部を有する空所を形
成した幅木と、空所の構成部材に装着された光源体と、
空所の開口部縁部に配置されて光源体を覆う散光板と、
この散光板に装着されて弾性変形して光源体に挟圧状態
に係合した係合体とを設けたものである。これによっ
て、光源体は光源体に着脱可能に設けられた散光板によ
り覆われる。
上説明したように、かご床縁部に配置されて下端がかご
床面の上方に配置された壁板と、かご床縁部から立設さ
れ壁板よりも引退して配置されて、上端部に壁板下端よ
りも上昇して構成され下向きの開口部を有する空所を形
成した幅木と、空所の構成部材に装着された光源体と、
空所の開口部縁部に配置されて光源体を覆う散光板と、
この散光板に装着されて弾性変形して光源体に挟圧状態
に係合した係合体とを設けたものである。これによっ
て、光源体は光源体に着脱可能に設けられた散光板によ
り覆われる。
【0032】また、この発明の請求項3記載の発明は以
上説明したように、かご床縁部に配置されて下端がかご
床面の上方に配置された壁板と、かご床縁部から立設さ
れ壁板よりも引退して配置されて、上端部に壁板下端よ
りも上昇して構成され下向きの開口部を有する空所を形
成した幅木と、空所に配置された光源体と、空所の構成
部材に装着されて弾性変形して光源体に挟圧状態に係合
した係合体と、空所の開口部縁部に配置されて光源体を
覆う散光板と、この散光板に装着されて光源体に締結さ
れた締結体とを設けたものである。これによって、光源
体が空所の部材に着脱可能に設けられ、その光源体に装
着された散光板により覆われる。
上説明したように、かご床縁部に配置されて下端がかご
床面の上方に配置された壁板と、かご床縁部から立設さ
れ壁板よりも引退して配置されて、上端部に壁板下端よ
りも上昇して構成され下向きの開口部を有する空所を形
成した幅木と、空所に配置された光源体と、空所の構成
部材に装着されて弾性変形して光源体に挟圧状態に係合
した係合体と、空所の開口部縁部に配置されて光源体を
覆う散光板と、この散光板に装着されて光源体に締結さ
れた締結体とを設けたものである。これによって、光源
体が空所の部材に着脱可能に設けられ、その光源体に装
着された散光板により覆われる。
【0033】このため、光源体の点灯により幅木、床材
が照明されたときに床材に光源体の映像が映ることがな
い。したがって、光源体が点灯されたときに床材に光源
体の映像が映ってエレベーターかごの乗客の目にはいり
装飾照明の雰囲気が損なわれる不具合を解消することが
でき、良好な装飾作用を得る効果がある。
が照明されたときに床材に光源体の映像が映ることがな
い。したがって、光源体が点灯されたときに床材に光源
体の映像が映ってエレベーターかごの乗客の目にはいり
装飾照明の雰囲気が損なわれる不具合を解消することが
でき、良好な装飾作用を得る効果がある。
【図1】この発明の実施例1を示すエレベーターのかご
床縁部箇所の縦断面図であり後述する図8相当図。
床縁部箇所の縦断面図であり後述する図8相当図。
【図2】図1のB−B線断面図。
【図3】この発明の実施例2を示すエレベーターのかご
床縁部箇所の縦断面図であり後述する図8相当図。
床縁部箇所の縦断面図であり後述する図8相当図。
【図4】この発明の実施例3を示すエレベーターのかご
床縁部箇所の縦断面図であり後述の図8相当図。
床縁部箇所の縦断面図であり後述の図8相当図。
【図5】図4のC−C線断面図。
【図6】図5のD−D線断面図。
【図7】従来のエレベーターかごの照明装置を示すエレ
ベーターかごの横断平面図。
ベーターかごの横断平面図。
【図8】図7のA−A線断面拡大図。
1 かご床 2 幅木 5 壁板 7 空所 10 光源体 14 散光板 16 係合体 18 係合体 20 締結体
Claims (3)
- 【請求項1】 かご床縁部に配置されて下端が上記かご
床面の上方に配置された壁板と、上記かご床縁部から立
設され上記壁板よりも引退して配置されて、上端部に上
記壁板下端よりも上昇して構成され下向きの開口部を有
する空所を形成した幅木と、上記空所の構成部材に装着
された光源体と、上記空所の開口部縁部に着脱可能に装
着されて上記光源体を覆う散光板とを備えたエレベータ
ーかごの照明装置。 - 【請求項2】 かご床縁部に配置されて下端が上記かご
床面の上方に配置された壁板と、上記かご床縁部から立
設され上記壁板よりも引退して配置されて、上端部に上
記壁板下端よりも上昇して構成され下向きの開口部を有
する空所を形成した幅木と、上記空所の構成部材に装着
された光源体と、上記空所の開口部縁部に配置されて上
記光源体を覆う散光板と、この散光板に装着されて弾性
変形して上記光源体に挟圧状態に係合した係合体とを備
えたエレベーターかごの照明装置。 - 【請求項3】 かご床縁部に配置されて下端が上記かご
床面の上方に配置された壁板と、上記かご床縁部から立
設され上記壁板よりも引退して配置されて、上端部に上
記壁板下端よりも上昇して構成され下向きの開口部を有
する空所を形成した幅木と、上記空所に配置された光源
体と、上記空所の構成部材に装着されて弾性変形して上
記光源体に挟圧状態に係合した係合体と、上記空所の開
口部縁部に配置されて上記光源体を覆う散光板と、この
散光板に装着されて上記光源体に締結された締結体とを
備えたエレベーターかごの照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35794992A JP2605569B2 (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | エレベーターかごの照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35794992A JP2605569B2 (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | エレベーターかごの照明装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06191772A true JPH06191772A (ja) | 1994-07-12 |
JP2605569B2 JP2605569B2 (ja) | 1997-04-30 |
Family
ID=18456773
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35794992A Expired - Lifetime JP2605569B2 (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | エレベーターかごの照明装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2605569B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008280169A (ja) * | 2007-05-14 | 2008-11-20 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータのかご室照明装置 |
JP2011068452A (ja) * | 2009-09-25 | 2011-04-07 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータ照明装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100337898C (zh) | 2002-09-06 | 2007-09-19 | 东芝电梯株式会社 | 电梯照明系统 |
-
1992
- 1992-12-25 JP JP35794992A patent/JP2605569B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008280169A (ja) * | 2007-05-14 | 2008-11-20 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータのかご室照明装置 |
JP2011068452A (ja) * | 2009-09-25 | 2011-04-07 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータ照明装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2605569B2 (ja) | 1997-04-30 |
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