JPH06191161A - 光記録媒体 - Google Patents

光記録媒体

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Publication number
JPH06191161A
JPH06191161A JP5263520A JP26352093A JPH06191161A JP H06191161 A JPH06191161 A JP H06191161A JP 5263520 A JP5263520 A JP 5263520A JP 26352093 A JP26352093 A JP 26352093A JP H06191161 A JPH06191161 A JP H06191161A
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JP
Japan
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recording
layer
recording medium
optical recording
dielectric layer
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Application number
JP5263520A
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English (en)
Inventor
Kazuo Sumio
一夫 角尾
Gentaro Obayashi
元太郎 大林
Kusato Hirota
草人 廣田
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication date
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  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】本発明は、記録層が、Nb(ニオブ),Ge
(ゲルマニウム),Sb(アンチモン)およびTe(テ
ルル)を含有することを特徴とする光記録媒体に関す
る。特に、下記の組成式またはで表されるテルル合
金であることを特徴とする光記録媒体に関する。 組成式 Nbz (Sbx Te1-x 1-y-z (Ge0.5 Te0.5
y 組成式 Nbz Pdp (Sbx Te1-x 1-y-z (Gez 5 Te
0.5 y 【効果】本発明によると、記録感度が高く、また消去
率、C/Nが高い。また、多数回の記録消去を繰り返し
ても、動作が安定しており、特性の劣化がほとんどな
い。さらに、耐熱性に優れ、長寿命である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光の照射により、情報
の記録、消去、再生が可能である光情報記録媒体に関す
るものである。
【0002】特に、本発明は、記録情報の消去、書換機
能を有し、情報信号を高速かつ、高密度に記録可能な光
ディスク、光カード、光テープなどの書換可能相変化型
光記録媒体に関するものである。
【0003】
【従来の技術】従来の書換可能相変化型光記録媒体の技
術は、以下のごときものである。
【0004】これらの光記録媒体は、テルルなどを主成
分とする記録層を有し、記録時は、結晶状態の記録層に
集束したレーザー光パルスを短時間照射し、記録層を部
分的に溶融する。溶融した部分は熱拡散により急冷さ
れ、固化し、アモルファス状態の記録マークが形成され
る。この記録マークの光線反射率は、結晶状態より低
く、光学的に記録信号として再生可能である。
【0005】また、消去時には、記録マーク部分にレー
ザー光を照射し、記録層の融点以下、結晶化温度以上の
温度に加熱することによって、アモルファス状態の記録
マークを結晶化し、もとの未記録状態にもどす。
【0006】これらの書換型相変化光記録媒体の記録層
の材料としては、Ge2 Sb2 Te5 などの合金(N.Ya
mada et al, Proc.Int.Symp.on Optical Memory 1987 p
61-66 )が知られている。
【0007】これらTe合金を記録層とした光記録媒体
では、結晶化速度が速く、照射パワーを変調するだけ
で、円形の1ビームによる高速のオーバーライトが可能
である。これらの記録層を使用した光記録媒体では、通
常、記録層の両面に耐熱性と透光性を有する誘電体層を
設け、記録時に記録層に変形、開口が発生することを防
いでいる。さらに、光ビーム入射方向と反対側の誘電体
層に、光反射性のAlなどの金属反射層を設け、光学的
な干渉効果により、再生時の信号コントラストを改善す
ると共に、冷却効果により、非晶状態の記録マークの形
成を容易にし、かつ消去特性、繰り返し特性を改善する
技術が知られている。特に、記録層及び記録層と反射層
の間の誘電体層を各々20nm程度に薄く構成した「急
冷構造」では、誘電体層を200nm程度に厚くした
「徐冷構造」に比べ、書換の繰返しによる記録特性の劣
化が少なく、また消去パワーのパワー・マージンが広い
点で優れている(T.Ohota et al,Japanese Jounal of A
pplied Physics, Vol 28(1989)Suppl. 28-3 pp123 - 12
8)。
【0008】前述のGe2 Sb2 Te5 などのTe−G
e−Sbの3元系合金を記録層とする急冷構造の書換可
能相変化型光記録媒体における課題は、記録、消去ある
いは書換の繰返し、すなわち溶融、固化の繰り返しによ
り、記録膜の膜厚の変動や、微細な開口の発生が生じ易
く、繰返記録耐久性が不十分なことである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前述
の従来の光記録媒体の課題を解決し、繰返し耐久性と記
録の長期保存安定性を両立し、さらに高線速での消去特
性の良好な光記録媒体を提供することである。
【0010】本発明の別の目的は、記録感度が高く、か
つ、耐酸化性、耐湿熱性に優れ長期の保存においても欠
陥の生じない長寿命の光記録媒体を提供することであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、基板上に形成
された記録層に光を照射することによって情報の記録、
消去、再生が可能であり、情報の記録及び消去が、非晶
相と結晶相の間の相変化により行われる光記録媒体にお
いて、前記光記録媒体が少なくとも記録層と誘電体層と
反射層を有し、前記記録層が、Nb(ニオブ),Ge
(ゲルマニウム),Sb(アンチモン)およびTe(テ
ルル)を含有することを特徴とする光記録媒体に関す
る。
【0012】また、前記記録層が下記の組成式で表さ
れるテルル合金であることを特徴とする上記記載の光記
録媒体に関する。
【0013】組成式 Nbz (Sbx Te1-x 1-y-z (Ge0.5 Te0.5
y 0.35≦x≦0.7 0.2≦y≦0.5 0.0001≦z≦0.05 ここで、Nbはニオブ、Sbはアンチモン、Teはテル
ル、Geはゲルマニウムを表す。またx,y,z及び数
字は、各元素の原子の数(各元素のモル数)を表す。
【0014】また、前記記録層が下記の組成式で表さ
れるテルル合金であることを特徴とする上記記載の光記
録媒体に関する。
【0015】組成式 Nbz Pdp (Sbx Te1-x 1-y-z (Ge0.5 Te
0.5 y 0.35≦x≦0.7 0.2≦y≦0.5 0.0001≦z≦0.05 0.0001≦p≦0.005 ここで、Nbはニオブ、Pdはパラジウム、Sbはアン
チモン、Teはテルル、Geはゲルマニウムを表す。ま
たx,y,z及び数字は、各元素の原子の数(各元素の
モル数)を表す。
【0016】図1は本発明の光記録媒体の代表例を示し
ており、基板1に対して第1の誘電体層3aを介して記
録層2を積層し、さらに第2の誘電体層3bを介して反
射層4を積層して構成されている。このような光記録媒
体に対し、光は矢印Aのように照射される。この光記録
媒体は、ディスク、カード、テープなどの種々の形態に
して使用される。
【0017】図1の例では、誘電体層が記録層2を挟む
ように2層配置されているが、図2に示す実施態様のよ
うに、第2の誘電体層3bを省略し、記録層2と反射層
4とが直接隣接するような構造にしても差し支えない。
また、反射層上に本発明の効果を損なわない範囲でSi
2 やZnS、ZnS−SiO2 などの保護層や紫外線
硬化樹脂などの樹脂層、他の基板と張り合わせるための
接着剤層などを設けるようにしてもよい。
【0018】本発明の記録層の材料は、結晶状態と非晶
状態の少なくとも2つの状態をとり得るTeを主成分と
するカルコゲン化合物である。また、記録層は、結晶状
態において、代表的には実質的に単一の結晶相となる4
元以上で構成された新規な非化学両論組成の固溶体であ
るため、結晶化速度が極めて速く、高速で記録の書換が
可能であり、また組成偏析などによる記録特性の劣化が
起き難い。また、本発明の記録層の材料は、Nb(ニオ
ブ),Ge(ゲルマニウム),Sb(アンチモン)およ
びTe(テルル)を含有するため、耐湿熱性、耐酸化性
に優れる。
【0019】組成式中のNb(ニオブ)は、組成式中の
zで表される含有量の範囲において、記録、消去、ある
いは書換の多数回の繰返により発生する記録層の膜厚変
動や記録層の開口の発生を抑制する効果が高い。このメ
カニズムの詳細は十分明らかになっていないが、上記N
bは記録層のTe、Sbなどの元素と強固に結合を行な
い、記録層の高温融解状態において粘性を高めることに
より、光ビーム照射による記録時の記録層の流動性が低
くなるためと推定される。またNbは、他の金属、例え
ば、Coなどと比べて、多数回の記録繰り返しに対する
劣化抑制効果が大きく、記録層の記録マークのアモルフ
ァス状態の熱安定性を向上させる効果もある。
【0020】組成式のzの値が、0.05より大きい場
合には、記録層の結晶状態が実質的に複数の相の結晶か
ら構成されるため、記録層の結晶化速度が遅くなり、ま
た偏析が生じ易く、消去速度が低下し、書換の繰り返し
回数が減少する。また、zの値が0.0001未満の場
合には、既に述べた有意な効果が少なく、書換の繰返し
耐久性や、記録マークのアモルファス状態の熱安定性が
低下する。zの値としては、0.001以上かつ0.0
1未満が、結晶化速度が速く、かつ記録マークのアモル
ファス状態の熱安定性が良好で、かつ書換の繰返し耐久
性が高いことから好ましい。さらに好ましくは0.00
05以上、0.005以下にするのがよい。
【0021】組成式中のxの値は、0.35≦x≦0.
7の範囲が、結晶化速度が速く、高速で書換が可能であ
り、かつ書換の可逆性も良好である。0.7より大きい
場合には、Sb成分が多くなり過ぎ、0.35未満の場
合には、Te成分が多くなり過ぎ、いずれの場合も結晶
化速度が遅くなると同時に、偏析が生じ易くなり書換の
速度が低下する。またxの値としては0.4以上0.5
以下が、結晶化速度が速く、かつ書換の繰返し耐久性が
高いことから好ましい。
【0022】組成式中のyの値は、0.2≦y≦0.5
の範囲が、記録マークのアモルファス状態の熱安定性が
高く、かつ結晶化速度も速く、高速で記録の書換が可能
である。0.5より大きい場合には、アモルファス状態
の熱安定性は良好だが、書換の繰り返し耐久性が低下す
る。一方0.2未満の場合には、記録マークのアモルフ
ァス状態の熱安定性が低下する。yの値としては、0.
3以上0.4未満が、書換の繰返し耐久性が高く、かつ
アモルファス状態の熱安定性が高いことから好ましい。
【0023】本発明において、上述した記録層の厚さと
しては、10〜30nmの範囲にするのが好ましい。
【0024】本発明において誘電体層は、記録時に基
板、記録層などが熱によって変形し記録特性が劣化する
ことを防止するなど、基板、記録層を熱から保護する効
果、光学的な干渉効果により、再生時の信号コントラス
トを改善する効果がある。この誘電体層としては、Zn
S,SiO2 、窒化シリコン、酸化アルミニウムなどの
無機薄膜があげられる。特にZnSの薄膜、Si,G
e,Al,Ti,Zr,Ta,などの金属の酸化物の薄
膜、Si、Alなどの窒化物の薄膜、Ti、Zr、Hf
などの炭化物の薄膜及びこれらの化合物の混合物の膜
が、耐熱性が高いことから好ましい。また、これらに炭
素や、CeF3 ,MgF2 などのフッ化物を混合したも
のも、膜の残留応力が小さいことから好ましく使用され
る。特にZnSとSiO2 の混合膜あるいは、ZnSと
SiO2 と炭素の混合膜は、記録、消去の繰り返しによ
っても、記録感度、C/N、消去率などの劣化が起きに
くいことから好ましく、とりわけZnSとSiO2 と炭
素の混合膜が好ましい。
【0025】第1および第2誘電体層の厚さとしては、
通常、およそ10〜500nmである。第1誘電体層
は、基板や記録層から剥離し難く、クラックなどの欠陥
が生じ難いことから、100〜400nmがより好まし
い。また第2誘電体層は、C/N、消去率などの記録特
性、安定に多数回の書換が可能なことから10〜30n
mがより好ましい。
【0026】反射層の材質としては、光反射性を有する
Al、Auなどの金属、これらを主成分とし、Ti、C
r、Hfなどの添加元素を含む合金及びAl,Auなど
の金属にAl、Siなどの金属窒化物、金属酸化物、金
属カルコゲン化物などの金属化合物を混合したものなど
があげられる。Al、Auなどの金属、及びこれらを主
成分とする合金は、光反射性が高く、かつ熱伝導率を高
くできることから好ましい。前述の合金の例としては、
AlにSi、Mg、Cu,Pd、Ti、Cr,Hf,T
a,Nb、Mnなどの少なくとも1種の元素を合計で5
原子%以下、1原子%以上加えたもの、あるいは、Au
にCr,Ag、Cu,Pd、Pt、Niなどの少なくと
も1種の元素を合計で1原子%以上20原子%以下加え
たものなどがある。
【0027】特に、材料の価格が安いことから、Alを
主成分とする合金が好ましく、とりわけ、耐腐食性が良
好なことから、AlにTi、Cr,Ta,Hf,Zr,
Mn、Pdから選ばれる少なくとも1種以上の金属を合
計で0.5原子%以上5原子%以下添加した合金が好ま
しい。
【0028】さらに、耐腐食性が良好でかつヒロックな
どの発生が起こりにくいことから、添加元素を合計で
0.5原子%以上3原子%未満含む、Al−Hf−Pd
合金、Al−Hf合金、Al−Ti合金、Al−Ti−
Hf合金、Al−Cr合金、Al−Ta合金、Al−T
i−Cr合金、Al−Si−Mn合金のいずれかのAl
を主成分とする合金で構成することが好ましい。これら
Al合金のうちでも、次式で表される組成を有するAl
−Hf−Pd合金は、多数回の記録、消去の繰り返しに
対して特に優れた熱安定性を有するため、記録特性の劣
化を少なくすることができる。
【0029】Pdj Hfk Al1-j-k 0.001<j<0.01 0.005<k<0.10 ここで、j、kは各元素の原子の数(各元素のモル数)
を表す。
【0030】上述した反射層の厚さとしては、いずれの
合金からなる場合にもおおむね10nm以上200nm
以下、さらに好ましくは30〜200nmとするのが好
ましい。
【0031】特に、記録感度が高く、高速でワンビーム
・オーバーライトが可能であり、かつ消去率が大きく消
去特性が良好であることから、次のごとく、光記録媒体
の主要部を構成することが好ましい。
【0032】すなわち、第1誘電体層の厚さが100n
m〜400nmであり、第2誘電体層の厚さが10nm
〜30nmであり、かつ記録層の厚さを10nm〜30
nm、反射層の厚さを30nm〜200nmとし、誘電
体層がZnSとSiO2 と炭素の混合膜であり、SiO
2 の混合比が15〜35モル%であり、かつ記録層の組
成が次式で表される範囲にあることが好ましい。
【0033】組成式 Nbz (Sbx Te1-x 1-y-z (Ge0.5 Te0.5
y 0.4≦x≦0.5 0.3≦y<0.4 0.001≦z<0.01 ここで、Nbはニオブ、Sbはアンチモン、Teはテル
ル、Geはゲルマニウムを表す。またx,y,z及び数
字は、各元素の原子の数(各元素のモル数)を表す。
【0034】本発明の基板の材料としては、公知の透明
な各種の合成樹脂、透明ガラスなどが使用できる。 ほ
こり、基板の傷などの影響をさけるために、透明基板を
用い、集束した光ビームで基板側から記録を行なうこと
が好ましく、この様な透明基板材料としては、ガラス、
ポリカーボネート、ポリメチル・メタクリレート、ポリ
オレフィン樹脂、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂などが
あげられる。特に、光学的複屈折が小さく、吸湿性が小
さく、成形が容易であることからポリカーボネート樹
脂、アモルファス・ポリオレフィン樹脂が好ましい。
【0035】基板の厚さとしては、特に限定されるもの
ではないが、0.01mm〜5mmが実用的である。
0.01mm未満では、基板側から集束した光ビ−ムで
記録する場合でも、ごみの影響を受け易くなり、5mm
をこえる場合は、対物レンズの開口数を大きくすること
が困難になり、照射光ビームスポットサイズが大きくな
るため、記録密度をあげることが困難になる。
【0036】基板はフレキシブルなものであっても良い
し、リジッドなものであっても良い。フレキシブルな基
板は、テープ状、シート状、カ−ド状で使用する。リジ
ッドな基板は、カード状、あるいはディスク状で使用す
る。また、これらの基板は、記録層などを形成した後、
2枚の基板を用いて、エアーサンドイッチ構造、エアー
インシデント構造、密着張合せ構造としてもよい。
【0037】本発明の光記録媒体の記録に用いる光源と
しては、レーザー光、ストロボ光のごとき高強度の光源
があげられ、特に半導体レーザー光は、光源が小型化で
きること、消費電力が小さいこと、変調が容易であるこ
とから好ましい。
【0038】記録は結晶状態の記録層にレーザー光パル
スなどを照射してアモルファスの記録マークを形成して
行う。あるいは、反対に非晶状態の記録層に結晶状態の
記録マークを形成してもよい。消去はレーザー光照射に
よって、アモルファスの記録マークを結晶化するか、も
しくは、結晶状態の記録マークをアモルファス化して行
うことができる。記録速度を高速化でき、かつ記録層の
変形が発生しにくいことから記録時はアモルファスの記
録マークを形成し、消去時は結晶化を行う方法が好まし
い。また、記録マーク形成時は光強度を高く、消去時は
やや弱くし、1回の光ビームの照射により書換を行う1
ビーム・オーバーライトは、書換の所要時間が短くなる
ことから好ましい。
【0039】次に、本発明の光記録媒体の製造方法につ
いて述べる。反射層、記録層などを基板上に形成する方
法としては、公知の真空中での薄膜形成法、例えば真空
蒸着法、イオンプレーティング法、スパッタリング法な
どがあげられる。特に組成、膜厚のコントロールが容易
であることから、スパッタリング法が好ましい。
【0040】形成する記録層などの厚さの制御は、公知
の技術である水晶振動子膜厚計などで、堆積状態をモニ
タリングすることで、容易に行える。
【0041】記録層などの形成は、基板を固定したまま
の状態、あるいは移動、回転した状態のどちらで行なっ
てもよい。膜厚の面内の均一性に優れることから、基板
を自転させることが好ましく、さらに公転を組合わせる
ことが、より好ましい。
【0042】また、本発明の効果を著しく損なわない範
囲において、反射層などを形成した後、傷、変形の防止
などのため、ZnS,SiO2 などの誘電体層あるいは
紫外線硬化樹脂などの樹脂保護層などを必要に応じて設
けることができる。また、反射層などを形成した後、あ
るいはさらに前述の樹脂保護層を形成した後、2枚の基
板を対向して、接着剤で張り合わせてもよい。
【0043】記録層は、実際に記録を行う前に、予めレ
ーザー光、キセノンフラッシュランプなどの光を照射し
予め結晶化させておく事が好ましい。
【0044】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。 [分析,測定方法]反射層、記録層の組成は、ICP発
光分析(セイコー電子工業(株)製)により確認した。
またキャリア対ノイズ比および消去率(記録後と消去後
の再生キャリア信号強度の差)は、スペクトラムアナラ
イザにより測定した。
【0045】記録層、誘電体層、反射層の形成中の膜厚
は、水晶振動子膜厚計によりモニターした。また各層の
厚さは、走査型あるいは透過型電子顕微鏡で断面を観察
することにより測定した。
【0046】実施例1 厚さ1.2mm、直径13cm、1.6μmピッチのス
パイラルグルーブ付きポリカーボネート製基板を毎分3
0回転で回転させながら、高周波スパッタ法により、記
録層、誘電体層、反射層を形成した。
【0047】まず、真空容器内を1×10-5Paまで排
気した後、2×10-1PaのArガス雰囲気中でSiO
2 を20mol%添加したZnSをスパッタし、基板上
に膜厚300nmの第1誘電体層を形成した。続いて、
約Ge0.18Sb0.27Te0.55の組成の3元合金上にNb
の小片を配置した複合ターゲットをスパッタして、組成
Nb0.004 Ge0.18Sb0.267 Te0.549 の膜厚23n
mの記録層を形成した。さらに前述の第2誘電体層を2
0nm形成し、この上に、Mn0.01Si0.04Al0.95
金をスパッタして膜厚100nmの反射層を形成した。
さらにこのディスクを真空容器より取り出した後、この
反射層上にアクリル系紫外線硬化樹脂をスピンコート
し、紫外線照射により硬化させて膜厚10μmの樹脂層
を形成し本発明の光記録媒体を得た。
【0048】この光記録媒体に波長820nmの半導体
レーザーのビームでディスク全面の記録層を結晶化し初
期化した。その後、線速度6m/秒の条件で、対物レン
ズの開口数0.5、半導体レーザーの波長780nmの
光学ヘッドを使用して、周波数3.7MHz、パルス幅
60nsec、ピークパワー9〜17mW、ボトムパワ
ー4〜9mWの各条件に変調した半導体レーザー光で1
00回オーバーライト記録した後、再生パワー1.3m
Wの半導体レーザ光を照射してバンド幅30kHzの条
件でC/Nを測定した。
【0049】さらにこの部分を1.4MHzで、先と同
様に変調した半導体レーザ光を照射し、ワンビーム・オ
ーバーライトし、この時の3.7MHzの消去率を測定
した。
【0050】ピークパワー15mW以上で実用上十分な
50dB以上のC/Nが得られ、かつボトムパワー6〜
9mWで実用上十分な20dB以上、最大30dBの消
去率が得られた。
【0051】さらにピーク・パワー17mW、ボトムパ
ワー8mW、周波数3.7MHzの条件で、ワンビーム
・オーバーライトの繰り返しを1000回及び10万回
行った後、同様の測定を行ったが、C/N、消去率の変
化は、いずれも2dB以内でほとんど劣化が認められな
かった。
【0052】実施例2 実施例1の記録層の組成をNb0.002 Ge0.195 Sb
0.27Te0.533 およびNb0.005 Ge0.17Sb0.284
0.541 とした他は、実施例1と同様の構成の光記録媒
体をそれぞれ作製した。この2つの光記録媒体を実施例
1と同様の装置で、記録特性を測定した。いずれもピー
クパワー15mW以上で実用上十分な50dB以上のC
/Nが得られ、かつボトムパワー6〜9mWで実用上十
分な20dB以上、最大30dBの消去率が得られた。
【0053】また、ピーク・パワー17mW、ボトムパ
ワー8mW、周波数3.7MHzの条件で、ワンビーム
・オーバーライトの繰り返しを1000回及び10万回
行った後、同様の測定を行ったが、C/N、消去率の変
化は、いずれも2dB以内でほとんど劣化が認められな
かった。
【0054】実施例3 実施例1の光記録媒体を、実施例1と同様の装置を用い
て、線速度6m/秒で回転させ、周波数3.7MHz、
パルス幅50nsec、ピークパワー17mW、ボトム
パワー8mWの条件に変調した半導体レーザー光で10
0回オーバーライト記録した後、再生パワー1.3mW
の半導体レーザ光を照射してバンド幅30kHzの条件
での再生信号強度とC/Nを測定した。さらに隣接した
別の複数のトラックに同一条件で記録した後、線速度1
6m/秒で回転させ、再生パワー1.3mWの半導体レ
ーザ光を照射してバンド幅30kHzの条件で周波数
9.87MHzの再生信号強度を測定し、この部分を一
定パワーの半導体レーザ光を照射し、初期の消去率を測
定した。
【0055】さらに隣接した別の複数のトラックに同様
に線速度6m/秒で回転させ、周波数3.7MHz、パ
ルス幅50nsec、ピークパワー17mW、ボトムパ
ワー8mWの条件に変調した半導体レーザー光で100
回オーバーライト記録し、この光記録媒体を90℃のオ
ーブン中に保管して300時間経過後に取り出して室温
まで冷却した後、先と同様に線速度16m/秒で回転さ
せ、再生パワー1.3mWの半導体レーザ光を照射して
バンド幅30kHzの条件で周波数9.87MHzの再
生信号強度を測定し、この部分を一定パワーの半導体レ
ーザ光を照射し、加熱後の消去率を測定した。さらに線
速度6m/秒で回転させ、先に記録してあったトラック
の信号を、同様に再生パワー1.3mWの半導体レーザ
光を照射してバンド幅30kHzの条件での再生信号強
度とC/Nを測定した。さらに隣接した別の未記録トラ
ックに同一条件で記録した後、同様に再生パワー1.3
mWの半導体レーザ光を照射してバンド幅30kHzの
条件での再生信号強度とC/Nを測定した。初期の消去
率は、9mW〜11mWで25dB以上であり、300
時間経過後は、10mW〜12mWで実用十分な22d
B以上が得られた。従って、室温では、十分な消去特性
の長期安定性があることが推定できる。
【0056】また、C/Nは初期が53dBであり、3
00時間過後は加熱前の記録信号、加熱後の信号のいず
れも52dBで殆ど劣化は見られなかった。
【0057】比較例1 実施例1の光記録媒体の記録層の組成をGe0.18Sb
0.26Te0.56とした他は、実施例1と同様の構成の光記
録媒体を作製し、実施例3と同様の測定を行った。
【0058】C/Nは初期が53dBであり、300時
間経過後の加熱前に記録してあった信号は35dBと著
しい劣化が見られた。この事から、記録マークの熱的安
定性が不十分であり、記録の長期保存性に問題があるこ
とが明らかになった。
【0059】実施例4 実施例1光記録媒体の基板をフォーマット付きの別の基
板に替え、かつ反射層の厚さを120nmにした他は、
実施例1と同様の光記録媒体を作製した。
【0060】この光記録媒体に波長820nmの半導体
レーザーのビームでディスク全面の、記録層を結晶化し
初期化した。その後、対物レンズの開口数0.5、半導
体レーザーの波長830nmの光学ヘッドを使用して、
線速度11.2m/秒で、周波数6.9MHz、パルス
幅50nsec、ピークパワー12〜24mW、ボトム
パワー4〜12mWの各条件に変調した半導体レーザー
光で100回オーバーライト記録した後、バンド幅30
kHzの条件でC/Nを測定した。さらにこの部分を
2.6MHzで、先と同様に変調した半導体レーザ光を
照射し、ワンビーム・オーバーライトし、この時の6.
9MHzの消去率を測定した。ピークパワー16mW以
上で実用上十分な50dB以上のC/Nが得られ、かつ
ボトムパワー8〜11mWで実用上十分な20dB以上
の消去率が得られた。
【0061】さらに、隣接した別のトラックに線速度1
1.2m/秒の条件で、パルス幅50nsec、ピ−ク
パワー18mW、ボトムパワー8mWの条件に変調した
半導体レーザー光で、2−7コ−ド(1.5Tの周波数
6.9MHz)のランダム・データ・パターンを同一ト
ラックに100回、さらに20万回オーバーライト・モ
ードで記録した後再生し、再生波形を観察したところ、
初期100回記録後に比べ、殆ど劣化がなく良好な再生
波形が得られた。さらに、このトラックのビット・エラ
ー率(BER)を測定したところ2×10-4と良好な値
であった。
【0062】また、記録材料の移動による記録セクタ、
の先端、終端部の再生波形つぶれは殆ど見られず、中間
のデータ部の再生波形の乱れも殆どなかった。
【0063】比較例2 記録層の組成をGe0.22Sb0.23Te0.55とした他は実
施例4と同様の構成の本発明の範囲外の従来の光記録媒
体を作製した。この光記録媒体の記録感度を測定したと
ころ、実施例1とほぼ同じであった。この光記録媒体を
実施例1と同様に100回、さらに10万回繰り返しオ
ーバーライト記録を行い再生波形を観察したところ、1
0万回後は、100回目に比べ、記録層の膜厚変動が大
きく、データ部分の信号に振幅が著しく低下した部分が
多数見られた。ビット・エラー率(BER)を測定した
ところ、3×10-1以上とエラー訂正を行っても、デー
タの再現が全く困難なレベルまで悪化していた。
【0064】また、記録材料の移動による記録セクタの
先端部、終端部の再生波形つぶれが顕著に見られた。
【0065】実施例5 実施例1の光記録媒体の記録層の組成をニオブの一部を
パラジウムで置き換えてNb0.004 Pd0.001 Ge
0.178 Sb0.26Te0.557 とし、反射層の材質をPd
0.002 Hf0.02Al0.978 のAl合金とした他は、実施
例と同様の構成の光記録媒体を作製した。
【0066】この光記録媒体を実施例1と同様に初期化
した。その後、実施例1と同様の光学ヘッドを使用し
て、周波数3.7MHz、パルス幅60nsec、ピー
クパワー9〜17mW、ボトムパワー4〜9mWの各条
件に変調した半導体レーザー光で100回オーバーライ
ト記録した後、再生パワー1.3mWの半導体レーザー
光を照射してバンド幅30kHzの条件でC/Nを測定
した。
【0067】さらにこの部分を1.4MHzで、先と同
様に変調した半導体レーザー光を照射し、ワンビーム・
オーバーライトし、この時の3.7MHzの消去率を測
定した。
【0068】ピークパワー15mW以上で実用上十分な
50dB以上のC/N比が得られ、かつボトムパワー5
〜8mWで実用上十分な20dB以上、最大30dBの
消去率が得られた。
【0069】さらにピークパワー17mW、ボトムパワ
ー8mW、周波数3.7MHzの条件で、ワンビーム・
オーバーライトの繰り返しを1000回および20万回
行った後、同様の測定を行ったが、C/N比、消去率の
変化は、いずれも2dB以内でほとんど劣化が認められ
なかった。
【0070】また、この光記録媒体を80℃、相対湿度
80%の環境に2000時間置いた後、その後記録部分
を再生したが、C/N比の変化は2dB未満でほとんど
変化がなかった。さらに再度、記録、消去を行いC/N
比、消去率を測定したところ、同様にほとんど変化が見
られなかった。
【0071】実施例6 実施例1と同様のスパッタ法により、厚さ1.2mmの
アクリル樹脂基板上に、同様の誘電体層材料、記録層材
料、反射層材料を使用して、第1誘電体層300nm、
記録層50nm、第2誘電体層200nm、反射層10
0nmの膜厚で形成した他は、実施例1と同様の光記録
媒体を作製した。
【0072】この光記録媒体を波長830nmの半導体
レーザーと開口数0.5の対物レンズを搭載した光ヘッ
ドを使用して、光記録媒体を静止した状態で記録、消去
を繰り返し行った。記録は17mW、80nsec、消
去は7mW、80nsecの光パルス照射で行った。ま
た記録、消去動作の間に0.5mWの再生光を照射して
反射率の変化をモニタした。この条件で100万回記
録、消去を繰り返した後も、反射率の可逆的変化が観測
され、劣化はほとんど見られなかった。
【0073】実施例7 Nb0.003 Ge0.177 Sb0.26Te0.56の組成の記録膜
を実施例1のスパッタ装置を用いて、それぞれガラス基
板上に厚さ50nmに形成し、電気抵抗および光透過率
の変化からアモルファス状態の結晶化温度を調べた。昇
温速度10℃の条件で測定した結果は、いずれも160
℃であり室温でアモルファス状態(記録状態に対応)が
十分安定であることが明らかとなった。
【0074】
【発明の効果】本発明は、光記録媒体の記録層の組成を
特定の組成としたので、以下の効果が得られた。 (1) 高感度で、かつ消去率、C/Nが高い。 (2) 多数回の記録消去を繰り返しても、動作が安定し
ており、特性の劣化や、欠陥の発生がほとんどない。 (3) 高線速度においても消去特性に優れ、高線速媒体
にも適用できる。 (4) 高温に長期保存後も記録、消去特性の劣化が少な
く、長期保存性に優れる。 (5) 耐湿熱性、耐酸化性に優れ、長寿命である。 (6) スパッタ法により容易に作製できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光記録媒体の一例を示す縦断面図
である。
【図2】本発明による光記録媒体の他の例を示す縦断面
図である。
【符号の説明】
1:基板 2:記録層 3:誘電体層 3a:第1の誘電体層 3b:第2の誘電体層 4:反射層

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に形成された記録層に光を照射す
    ることによって、情報の記録、消去、再生が可能であ
    り、情報の記録及び消去が、非晶相と結晶相の間の相変
    化により行われる光記録媒体において、前記光記録媒体
    が少なくとも記録層と誘電体層と反射層を有し、前記記
    録層が、Nb(ニオブ),Ge(ゲルマニウム),Sb
    (アンチモン)およびTe(テルル)を含有することを
    特徴とする光記録媒体。
  2. 【請求項2】 前記記録層が、下記の組成式で表され
    るテルル合金であることを特徴とする請求項1記載の光
    記録媒体。 組成式 Nbz (Sbx Te1-x 1-y-z (Ge0.5 Te0.5
    y 0.35≦x≦0.7 0.2≦y≦0.5 0.0001≦z≦0.05 ここで、Nbはニオブ、Sbはアンチモン、Teはテル
    ル、Geはゲルマニウムを表す。またx,y,z及び数
    字は、各元素の原子の数(各元素のモル数)を表す。
  3. 【請求項3】 前記記録層のテルル合金を表す組成式
    において、0.0001≦z<0.01であることを特
    徴とする請求項2記載の光記録媒体。
  4. 【請求項4】 前記記録層が、下記の組成式で表され
    るテルル合金であることを特徴とする請求項1記載の光
    記録媒体。 組成式 Nbz Pdp (Sbx Te1-x 1-y-z (Gez 5 Te
    0.5 y 0.35≦x≦0.7 0.2≦y≦0.5 0.0001≦z<0.01 0.0001≦p≦0.005 ここで、Nbはニオブ、Pdはパラジウム、Sbはアン
    チモン、Teはテルル、Geはゲルマニウムを表す。ま
    たx、y、z及び数字は、各元素の原子の数(各元素の
    モル数)を表す。
  5. 【請求項5】 前記記録層のテルル合金を表す組成式
    またはにおいて、0.2≦y≦0.4であることを特
    徴とする請求項2または4記載の光記録媒体。
  6. 【請求項6】 前記誘電体層がZnS、SiO2 、およ
    び炭素の混合物から構成されていることを特徴とする請
    求項1記載の光記録媒体。
  7. 【請求項7】 前記誘電体層が第1誘電体層と第2誘電
    体層との2層からなり、基板/第1誘電体層/記録層/
    第2誘電体層/反射層の積層順に積層されていることを
    特徴とする請求項1記載の光記録媒体。
  8. 【請求項8】 前記第1誘電体層の厚さが100〜40
    0nm、前記記録層の厚さが10〜30nm、前記第2
    誘電体層の厚さが10〜30nmおよび前記反射層の厚
    さが10〜200nmであることを特徴とする請求項7
    記載の光記録媒体。
JP5263520A 1992-10-21 1993-10-21 光記録媒体 Pending JPH06191161A (ja)

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JP5263520A JPH06191161A (ja) 1992-10-21 1993-10-21 光記録媒体

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JP28313492 1992-10-21
JP4-283134 1992-10-21
JP5263520A JPH06191161A (ja) 1992-10-21 1993-10-21 光記録媒体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999006220A1 (fr) * 1997-08-01 1999-02-11 Hitachi, Ltd. Support d'enregistrement d'informations

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WO1999006220A1 (fr) * 1997-08-01 1999-02-11 Hitachi, Ltd. Support d'enregistrement d'informations

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