JPH06191115A - プリンタ制御装置 - Google Patents
プリンタ制御装置Info
- Publication number
- JPH06191115A JPH06191115A JP4291762A JP29176292A JPH06191115A JP H06191115 A JPH06191115 A JP H06191115A JP 4291762 A JP4291762 A JP 4291762A JP 29176292 A JP29176292 A JP 29176292A JP H06191115 A JPH06191115 A JP H06191115A
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- JP
- Japan
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- printing
- paper
- printer
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 標準的なプリンタ装置を利用して、そのプリ
ンタ装置で印刷できる最小サイズより小さい用紙や不定
形な用紙などに印刷を行う、あるいは用紙に斜めに印刷
を行う。 【構成】 そのプリンタ装置で印刷できるサイズの台紙
に、印刷しようとする用紙をかりに固定して印刷を行
い、後からその用紙を台紙から剥がす。その場合に、そ
の台紙の上に印刷しようとするデータの印字範囲を示す
補助線をあらかじめ印刷させる。この台紙に印刷された
補助線を用紙をかりに固定するための目視基準とする。 【効果】 用紙を台紙の上にかりに固定するときに、め
んどうな準備を行う手間がなくなる。標準的なプリンタ
装置により特殊な印刷を可能とし、プリンタ装置の応用
範囲が拡がる。
ンタ装置で印刷できる最小サイズより小さい用紙や不定
形な用紙などに印刷を行う、あるいは用紙に斜めに印刷
を行う。 【構成】 そのプリンタ装置で印刷できるサイズの台紙
に、印刷しようとする用紙をかりに固定して印刷を行
い、後からその用紙を台紙から剥がす。その場合に、そ
の台紙の上に印刷しようとするデータの印字範囲を示す
補助線をあらかじめ印刷させる。この台紙に印刷された
補助線を用紙をかりに固定するための目視基準とする。 【効果】 用紙を台紙の上にかりに固定するときに、め
んどうな準備を行う手間がなくなる。標準的なプリンタ
装置により特殊な印刷を可能とし、プリンタ装置の応用
範囲が拡がる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報処理装置によりメ
モリに蓄積された情報を文字または記号として印刷する
ために利用する。特に、規格用紙に印刷を行うように設
計された標準的なプリンタ装置を用いて、そのプリンタ
装置により印刷可能な最小規格の用紙よりさらに小さい
用紙や不定形な用紙に印刷を行う、あるいは用紙に斜め
に印刷を行うなど、規格外の印刷を行うに適する技術に
関する。
モリに蓄積された情報を文字または記号として印刷する
ために利用する。特に、規格用紙に印刷を行うように設
計された標準的なプリンタ装置を用いて、そのプリンタ
装置により印刷可能な最小規格の用紙よりさらに小さい
用紙や不定形な用紙に印刷を行う、あるいは用紙に斜め
に印刷を行うなど、規格外の印刷を行うに適する技術に
関する。
【0002】本発明のプリンタ制御装置は、プリンタ装
置の中に実装されているハードウエアおよびソフトウエ
アの組合せとすることが、一般的な構成として理解しや
すいが、必ずしもプリンタ装置の中に実装されることに
限るものではなく、特別なユニットとして構成すること
もできるし、情報処理装置の制御系の中に組み込むこと
もできるし、ユニット単独で商品として販売することも
できる。
置の中に実装されているハードウエアおよびソフトウエ
アの組合せとすることが、一般的な構成として理解しや
すいが、必ずしもプリンタ装置の中に実装されることに
限るものではなく、特別なユニットとして構成すること
もできるし、情報処理装置の制御系の中に組み込むこと
もできるし、ユニット単独で商品として販売することも
できる。
【0003】
【従来の技術】ワードプロセッサによる文書作成は、オ
フィスや一般家庭で広く利用されるようになった。作成
された文書の印刷形態はJIS規格のA4やB5サイズ
などの規格用紙を用いるものが多いが、サイズの不定な
用紙である値札やラベル、特殊なカードなどにも印刷す
ることが必要になっている。
フィスや一般家庭で広く利用されるようになった。作成
された文書の印刷形態はJIS規格のA4やB5サイズ
などの規格用紙を用いるものが多いが、サイズの不定な
用紙である値札やラベル、特殊なカードなどにも印刷す
ることが必要になっている。
【0004】市販されているプリンタ装置のほとんどは
規格用紙を用いる標準的な仕様であり、その印刷可能な
用紙はたかだかハガキのサイズまでであり、それより小
さい形状のラベルやカードなどの用紙を直接プリンタに
セットしてそのまま印刷することではない。このような
用途には特殊なプリンタ装置を用意しなければならな
い。このような規格用紙に印刷を行うように設計された
標準的なプリンタ装置で、その印刷可能な最小規格より
さらに小さいカードやラベルなどの用紙、規格に合わな
い不定形な用紙、あるいは用紙に斜めに印刷を行うなど
の場合には、例えば標準的な規格であるA4またはB5
などの規格の用紙を台紙として、印刷したいカードやラ
ベルなどの用紙をこの台紙に適当な方法でかりに固定し
ておき、この台紙ごとプリンタ装置に挿入して印刷を行
うなどの工夫が行われている。
規格用紙を用いる標準的な仕様であり、その印刷可能な
用紙はたかだかハガキのサイズまでであり、それより小
さい形状のラベルやカードなどの用紙を直接プリンタに
セットしてそのまま印刷することではない。このような
用途には特殊なプリンタ装置を用意しなければならな
い。このような規格用紙に印刷を行うように設計された
標準的なプリンタ装置で、その印刷可能な最小規格より
さらに小さいカードやラベルなどの用紙、規格に合わな
い不定形な用紙、あるいは用紙に斜めに印刷を行うなど
の場合には、例えば標準的な規格であるA4またはB5
などの規格の用紙を台紙として、印刷したいカードやラ
ベルなどの用紙をこの台紙に適当な方法でかりに固定し
ておき、この台紙ごとプリンタ装置に挿入して印刷を行
うなどの工夫が行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような方
法では、印刷しようとするデータの内容を入力画面で見
て、規格用紙のだいたいの印刷位置を予測することはで
きるものの、台紙となる規格用紙のどの部分にカードや
ラベルなどの用紙を固定するとちょうどよい印刷位置に
なるかをあらかじめ知ることができない。したがって実
際に印刷を行う場合には、用紙をかりに固定する位置を
変更しながら印刷を実行するなど、試行錯誤を繰り返し
て最も適当な位置を定めることになる。つまり、所望の
印刷を行うことができるようになるにはめんどうな手間
がかかることになる。
法では、印刷しようとするデータの内容を入力画面で見
て、規格用紙のだいたいの印刷位置を予測することはで
きるものの、台紙となる規格用紙のどの部分にカードや
ラベルなどの用紙を固定するとちょうどよい印刷位置に
なるかをあらかじめ知ることができない。したがって実
際に印刷を行う場合には、用紙をかりに固定する位置を
変更しながら印刷を実行するなど、試行錯誤を繰り返し
て最も適当な位置を定めることになる。つまり、所望の
印刷を行うことができるようになるにはめんどうな手間
がかかることになる。
【0006】本発明は、このような背景に行われたもの
であり、そのプリンタ装置で印刷できる最小規格よりさ
らに小さい用紙、規格に合わない不定形な用紙、あるい
は用紙に斜めに印刷を行いたい場合などに、その用紙を
そのプリンタ装置で印刷できる適当な台紙に一時的に固
定して印刷を行うときに、その台紙上に用紙を固定する
位置を判定しやすくして、印刷準備のためのめんどうな
手間を省くことができる装置を提供することを目的とす
る。
であり、そのプリンタ装置で印刷できる最小規格よりさ
らに小さい用紙、規格に合わない不定形な用紙、あるい
は用紙に斜めに印刷を行いたい場合などに、その用紙を
そのプリンタ装置で印刷できる適当な台紙に一時的に固
定して印刷を行うときに、その台紙上に用紙を固定する
位置を判定しやすくして、印刷準備のためのめんどうな
手間を省くことができる装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、印刷用紙をそ
のプリンタ装置で印刷可能な適当な台紙に一時的に固定
して印刷を行う場合に、操作にしたがってその台紙の上
にあらかじめその印刷範囲を示す補助線を印刷すること
を特徴とする。
のプリンタ装置で印刷可能な適当な台紙に一時的に固定
して印刷を行う場合に、操作にしたがってその台紙の上
にあらかじめその印刷範囲を示す補助線を印刷すること
を特徴とする。
【0008】すなわち本発明は、ページメモリに保持さ
れたデータを読出しそのデータを文字または記号として
用紙上に印刷させる第一の印刷制御手段を備えたプリン
タ制御装置において、前記ページメモリに保持された一
組のデータの前記用紙上における印字範囲を演算して蓄
えるとともに、この印字範囲を示す補助線を前記用紙上
に印刷させる第二の印刷制御手段と、前記第一の印刷制
御手段およびまたは前記第二の印刷制御手段を操作にし
たがって有効にさせる手段とを備えたことを特徴とす
る。
れたデータを読出しそのデータを文字または記号として
用紙上に印刷させる第一の印刷制御手段を備えたプリン
タ制御装置において、前記ページメモリに保持された一
組のデータの前記用紙上における印字範囲を演算して蓄
えるとともに、この印字範囲を示す補助線を前記用紙上
に印刷させる第二の印刷制御手段と、前記第一の印刷制
御手段およびまたは前記第二の印刷制御手段を操作にし
たがって有効にさせる手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0009】ここで「印字範囲」という用語のうち「印
字」の対象は、文字および数字に限るものでなく、ペー
ジメモリに蓄えられたデータにしたがって印刷され、目
視により認識できるあらゆる記号を含むものとする。
字」の対象は、文字および数字に限るものでなく、ペー
ジメモリに蓄えられたデータにしたがって印刷され、目
視により認識できるあらゆる記号を含むものとする。
【0010】前記第二の印刷制御手段には、前記印字範
囲をその中に包含するように前記補助線による枠を1以
上前記用紙上に印刷させる手段を含むことができる。
囲をその中に包含するように前記補助線による枠を1以
上前記用紙上に印刷させる手段を含むことができる。
【0011】前記印字範囲は原則として長方形とするこ
とがよい。そして台紙となる前記用紙はA4またはB5
のような規格用紙であることが望ましい。
とがよい。そして台紙となる前記用紙はA4またはB5
のような規格用紙であることが望ましい。
【0012】
【作用】使用するプリンタ装置で印刷できる最小規格よ
りさらに小さい用紙、規格に合わない不定形な用紙、あ
るいは用紙に斜めに印刷を行いたい場合などには、その
用紙をそのプリンタ装置で印刷できる適当な台紙に一時
的に固定して、そのプリンタ装置を利用して印刷する。
このとき、その台紙をあらかじめそのプリンタ装置に設
定して、ページメモリのデータに基づいて演算された印
字範囲を示す補助線をまずその台紙の上に印刷させる。
この印字範囲を示す補助線を指標にすることにより、台
紙にかりに固定される用紙のどの位置に印刷が行われる
かを目視により認識することができる。
りさらに小さい用紙、規格に合わない不定形な用紙、あ
るいは用紙に斜めに印刷を行いたい場合などには、その
用紙をそのプリンタ装置で印刷できる適当な台紙に一時
的に固定して、そのプリンタ装置を利用して印刷する。
このとき、その台紙をあらかじめそのプリンタ装置に設
定して、ページメモリのデータに基づいて演算された印
字範囲を示す補助線をまずその台紙の上に印刷させる。
この印字範囲を示す補助線を指標にすることにより、台
紙にかりに固定される用紙のどの位置に印刷が行われる
かを目視により認識することができる。
【0013】補助線は台紙のほぼ中央に1箇所だけ印刷
してもよいし、1枚の台紙の数箇所に印刷してもよい。
数箇所に印刷すれば1枚の台紙に複数の用紙を固定させ
ることができる。また1箇所の印字範囲について、同心
状に複数の枠が現れるように補助線を印刷してもよい。
このときには、印字範囲を示す最小の枠を表す補助線が
かりに固定される用紙により隠れてしまってもその中心
位置や印刷の角度を認識することができる。
してもよいし、1枚の台紙の数箇所に印刷してもよい。
数箇所に印刷すれば1枚の台紙に複数の用紙を固定させ
ることができる。また1箇所の印字範囲について、同心
状に複数の枠が現れるように補助線を印刷してもよい。
このときには、印字範囲を示す最小の枠を表す補助線が
かりに固定される用紙により隠れてしまってもその中心
位置や印刷の角度を認識することができる。
【0014】台紙に印刷された印字範囲を示す補助線を
指標にして目視判断すると、この台紙にかりに固定する
用紙を斜めにしたり、印字範囲の中心をその用紙の中心
からずらしたり、思いのままにその印刷位置を設定する
ことができる。
指標にして目視判断すると、この台紙にかりに固定する
用紙を斜めにしたり、印字範囲の中心をその用紙の中心
からずらしたり、思いのままにその印刷位置を設定する
ことができる。
【0015】
【実施例】本発明第一実施例の構成を図1および図2を
参照して説明する。図1は本発明第一実施例装置の構成
を示すブロック図である。図2は本発明第一実施例装置
の実体構成図である。
参照して説明する。図1は本発明第一実施例装置の構成
を示すブロック図である。図2は本発明第一実施例装置
の実体構成図である。
【0016】図1に示す本発明は、ページ毎のデータを
保持するページメモリ4と、このページメモリ4に保持
されたデータを文字または記号として用紙上にプリント
させる第一の印刷制御手段である印字制御部6とを備え
たプリンタ制御装置20に実施される。本発明の特徴と
するところは、ページメモリ4に保持されたデータの前
記用紙上の印字範囲を演算して、その結果をページメモ
リ4の別の領域に蓄え、この別の領域に蓄えられた印字
範囲をもとに、前記用紙上に印字範囲を示す補助線を印
刷させる第二の印刷制御手段である補助線印字部6′
と、前記第一の印刷制御手段およびまたはこの第二の印
刷制御手段を操作にしたがって有効にさせる手段である
制御部10とを備えたことにある。第二の印刷制御手段
である補助線印字部6′はこの実施例装置では独立した
回路ではなく、印字制御部6の中に組み込まれた回路と
して実現されている。
保持するページメモリ4と、このページメモリ4に保持
されたデータを文字または記号として用紙上にプリント
させる第一の印刷制御手段である印字制御部6とを備え
たプリンタ制御装置20に実施される。本発明の特徴と
するところは、ページメモリ4に保持されたデータの前
記用紙上の印字範囲を演算して、その結果をページメモ
リ4の別の領域に蓄え、この別の領域に蓄えられた印字
範囲をもとに、前記用紙上に印字範囲を示す補助線を印
刷させる第二の印刷制御手段である補助線印字部6′
と、前記第一の印刷制御手段およびまたはこの第二の印
刷制御手段を操作にしたがって有効にさせる手段である
制御部10とを備えたことにある。第二の印刷制御手段
である補助線印字部6′はこの実施例装置では独立した
回路ではなく、印字制御部6の中に組み込まれた回路と
して実現されている。
【0017】ワードプロセッサ18からのページデータ
は、データ転送制御部2を介してページメモリ4に書き
込まれる。このページメモリ4に書き込まれたページデ
ータは印字制御部6によりプリンタ駆動部8に出力され
る。プリンタ駆動部8は、このページデータに基づきプ
リンタ装置のハードウエア(図外)を駆動する。
は、データ転送制御部2を介してページメモリ4に書き
込まれる。このページメモリ4に書き込まれたページデ
ータは印字制御部6によりプリンタ駆動部8に出力され
る。プリンタ駆動部8は、このページデータに基づきプ
リンタ装置のハードウエア(図外)を駆動する。
【0018】これらの各部の動作は制御部10により制
御されており、この制御部10にはプレプリント釦1
2、リプリント釦14、オンライン釦16が接続されて
いる。図2に示すように、本発明第一実施例装置のプリ
ンタ制御装置21はワードプロセッサ18に接続され
る。プリンタ駆動部8の出力はこのプリンタ装置21の
ハードウエアに接続される。この実施例装置では、図1
に示した本発明に係るプリンタ制御装置20は図2に示
すプリンタ装置21の内部に実装されている。
御されており、この制御部10にはプレプリント釦1
2、リプリント釦14、オンライン釦16が接続されて
いる。図2に示すように、本発明第一実施例装置のプリ
ンタ制御装置21はワードプロセッサ18に接続され
る。プリンタ駆動部8の出力はこのプリンタ装置21の
ハードウエアに接続される。この実施例装置では、図1
に示した本発明に係るプリンタ制御装置20は図2に示
すプリンタ装置21の内部に実装されている。
【0019】次に、図3を参照して本発明第一実施例装
置の全体的な動作を説明する。図3は本発明第一実施例
装置の全体的な操作手順を示すフローチャートである。
ワードプロセッサ18で印字すべき内容を画面上で作成
する(S1)。プリンタ装置21に台紙となる例えばA
4サイズの用紙をセットして、プリンタ装置21のプレ
プリント釦を押す(S2)。ワードプロセッサ18から
印刷命令が出ると、制御部10から補助線印字命令が補
助線印字部6′に出され、印字範囲を示す補助線が台紙
に印字される(S3)。この台紙を取り出し、これに印
刷された補助線を指標として、この台紙に印刷用紙とな
る例えばカードを両面接着テープあるいは再剥離性接着
剤などを利用してかりに固定する(S4)。このカード
がかりに固定された台紙を再びプリンタ装置21にセッ
トする(S5)。リプリント釦が押されるとカード上に
印刷が行われる(S6)。この台紙をプリンタ装置21
から取外し印刷されたカードを台紙から取り除き、次に
印刷するカードをこの台紙にかりに固定し、この台紙を
プリンタ装置21にセットする。再び、リプリント釦を
押す。この操作をカードの必要枚数繰り返す(S7)。
置の全体的な動作を説明する。図3は本発明第一実施例
装置の全体的な操作手順を示すフローチャートである。
ワードプロセッサ18で印字すべき内容を画面上で作成
する(S1)。プリンタ装置21に台紙となる例えばA
4サイズの用紙をセットして、プリンタ装置21のプレ
プリント釦を押す(S2)。ワードプロセッサ18から
印刷命令が出ると、制御部10から補助線印字命令が補
助線印字部6′に出され、印字範囲を示す補助線が台紙
に印字される(S3)。この台紙を取り出し、これに印
刷された補助線を指標として、この台紙に印刷用紙とな
る例えばカードを両面接着テープあるいは再剥離性接着
剤などを利用してかりに固定する(S4)。このカード
がかりに固定された台紙を再びプリンタ装置21にセッ
トする(S5)。リプリント釦が押されるとカード上に
印刷が行われる(S6)。この台紙をプリンタ装置21
から取外し印刷されたカードを台紙から取り除き、次に
印刷するカードをこの台紙にかりに固定し、この台紙を
プリンタ装置21にセットする。再び、リプリント釦を
押す。この操作をカードの必要枚数繰り返す(S7)。
【0020】ここで、プリンタ装置21のハードウエア
の一部である紙検出機構および紙送り機構(いずれも図
示せず)により、台紙の端と印字範囲を示す補助線との
位置関係は維持されるから、この台紙にかりに固定した
用紙の同じ位置に繰り返し印刷することが可能になる。
の一部である紙検出機構および紙送り機構(いずれも図
示せず)により、台紙の端と印字範囲を示す補助線との
位置関係は維持されるから、この台紙にかりに固定した
用紙の同じ位置に繰り返し印刷することが可能になる。
【0021】次に、図4を参照して本発明第一実施例装
置のプリンタ制御装置20の動作を説明する。図4は本
発明第一実施例装置のプリンタ制御装置20の動作を示
すフローチャートである。ワードプロセッサ18からプ
リンタ制御装置20にデータが転送され取込まれる。押
釦をチェックする(S11)。このとき、オンライン釦
ONかつプレプリント釦OFFでは通常の印字動作を行
うが、プレプリント釦ONであれば、取込まれたデータ
が1ページ分か否かを確認し(S12)、ページメモリ
4に1ページ分揃うまでデータを取込み続ける。1ペー
ジ分のデータが揃ったら、データ転送制御部2にページ
メモリ4へのデータ転送停止コマンドを発行する(S1
3)。この1ページ分のデータから印字範囲を演算する
(S14)。さらに、印字範囲から印刷すべき補助線の
位置を演算する(S15)。この演算の結果にしたがっ
て補助線の印刷を実行する(S16)。ここで、再び押
釦が操作されるのを待つ(S17)。プレプリント釦が
ONになれば、補助線の印刷を再度実行する(S1
6)。オンライン釦がONになれば初期ルーチンへもど
る。リプリント釦がONになれば、ページメモリ4に格
納されている1ページ分のデータを印字する(S1
8)。図4の右側にプレプリント釦12およびリプリン
ト釦14に設けられたLEDの点灯状況を併せて示し
た。
置のプリンタ制御装置20の動作を説明する。図4は本
発明第一実施例装置のプリンタ制御装置20の動作を示
すフローチャートである。ワードプロセッサ18からプ
リンタ制御装置20にデータが転送され取込まれる。押
釦をチェックする(S11)。このとき、オンライン釦
ONかつプレプリント釦OFFでは通常の印字動作を行
うが、プレプリント釦ONであれば、取込まれたデータ
が1ページ分か否かを確認し(S12)、ページメモリ
4に1ページ分揃うまでデータを取込み続ける。1ペー
ジ分のデータが揃ったら、データ転送制御部2にページ
メモリ4へのデータ転送停止コマンドを発行する(S1
3)。この1ページ分のデータから印字範囲を演算する
(S14)。さらに、印字範囲から印刷すべき補助線の
位置を演算する(S15)。この演算の結果にしたがっ
て補助線の印刷を実行する(S16)。ここで、再び押
釦が操作されるのを待つ(S17)。プレプリント釦が
ONになれば、補助線の印刷を再度実行する(S1
6)。オンライン釦がONになれば初期ルーチンへもど
る。リプリント釦がONになれば、ページメモリ4に格
納されている1ページ分のデータを印字する(S1
8)。図4の右側にプレプリント釦12およびリプリン
ト釦14に設けられたLEDの点灯状況を併せて示し
た。
【0022】次に、図5ないし図7を参照して印字範囲
演算を説明する。図5は印字範囲演算手順を示すフロー
チャートである。図6は行範囲チェックの手順を示すフ
ローチャートである。図7は列範囲チェックの手順を示
すフローチャートである。1ページ分のデータを取り込
み各範囲チエックを行う前にカウンタは初期化される。
この初期化のステップにおいて、チエック中の行の位置
を示す行カウンタも零に初期化される(S20)。ペー
ジメモリ4に格納されている1ページ分のデータは、そ
のデータの1バイトごとに印字制御部6に取込まれる
(S21)。その1バイト分のデータの行範囲および列
範囲がチェックされる(S22)。この手順は、1ペー
ジ分のデータについて行範囲および列範囲のチェックが
実行されるまで繰り返される(S23)。
演算を説明する。図5は印字範囲演算手順を示すフロー
チャートである。図6は行範囲チェックの手順を示すフ
ローチャートである。図7は列範囲チェックの手順を示
すフローチャートである。1ページ分のデータを取り込
み各範囲チエックを行う前にカウンタは初期化される。
この初期化のステップにおいて、チエック中の行の位置
を示す行カウンタも零に初期化される(S20)。ペー
ジメモリ4に格納されている1ページ分のデータは、そ
のデータの1バイトごとに印字制御部6に取込まれる
(S21)。その1バイト分のデータの行範囲および列
範囲がチェックされる(S22)。この手順は、1ペー
ジ分のデータについて行範囲および列範囲のチェックが
実行されるまで繰り返される(S23)。
【0023】行範囲チェックの詳細な手順を図6に示
す。1バイト取り込んだデータが改行(LF)であるか
否かを確認し(S31)、改行であればチェック中の行
の位置を示す行カウンタを1つ加算させ(S32)、さ
らに文字検出済フラグがOFFであれば印字範囲の開始
行を示す行開始カンウタを1つ加算させる(S34)。
改行でなければ文字コードの有無をチェックし(S3
5)、文字コードがなければ行範囲チェックは終了、有
れば文字検出済フラグをONする(S36)。このフラ
グを受けてチェック中の行の位置を示す行カウンタの値
を印字範囲の最終行を示す行終了カウンタにセットする
(S37)。この手順を1ページ分のデータについて実
行する。
す。1バイト取り込んだデータが改行(LF)であるか
否かを確認し(S31)、改行であればチェック中の行
の位置を示す行カウンタを1つ加算させ(S32)、さ
らに文字検出済フラグがOFFであれば印字範囲の開始
行を示す行開始カンウタを1つ加算させる(S34)。
改行でなければ文字コードの有無をチェックし(S3
5)、文字コードがなければ行範囲チェックは終了、有
れば文字検出済フラグをONする(S36)。このフラ
グを受けてチェック中の行の位置を示す行カウンタの値
を印字範囲の最終行を示す行終了カウンタにセットする
(S37)。この手順を1ページ分のデータについて実
行する。
【0024】列範囲チェックの詳細な手順を図7に示し
た。1バイト分取り込んだデータが改行(LF)である
か否かを確認し(S41)、改行であればチェック中の
列の位置を示す列カウンタを「0」にする(S48)。
ここで初期化ステップ(S20)においてあらかじめ印
字範囲の開始行を示す列開始カウンタは「256」に、
印字範囲の最終列の位置を示す列終了カウンタは「0」
に設定されている。列開始カウンタを「256」とした
のは、一列が最大256文字であるとしているからであ
る。
た。1バイト分取り込んだデータが改行(LF)である
か否かを確認し(S41)、改行であればチェック中の
列の位置を示す列カウンタを「0」にする(S48)。
ここで初期化ステップ(S20)においてあらかじめ印
字範囲の開始行を示す列開始カウンタは「256」に、
印字範囲の最終列の位置を示す列終了カウンタは「0」
に設定されている。列開始カウンタを「256」とした
のは、一列が最大256文字であるとしているからであ
る。
【0025】改行でなければ、チェック中列カウンタの
値を一つ加算する(S42)。文字コードを検索する
(S43)。文字コードがなければ、そのバイトの列範
囲チェックは終了するが、文字コードがあればカウンタ
比較を行う(S44)。ここで、チェック中の列のカウ
ント値が開始列カンウト値よりも小さいときは、チェッ
ク中の列のカウント値を開始列カウント値にセットする
(S45)。さらに、カウント比較を行い(S46)、
チェック中の列のカウンタの値が終了カンウタ値よりも
大きいときは、チェック中の列カウンタの内容を終了カ
ウンタの値にセットする(S47)。この手順を1ペー
ジ分のデータについて実行する。
値を一つ加算する(S42)。文字コードを検索する
(S43)。文字コードがなければ、そのバイトの列範
囲チェックは終了するが、文字コードがあればカウンタ
比較を行う(S44)。ここで、チェック中の列のカウ
ント値が開始列カンウト値よりも小さいときは、チェッ
ク中の列のカウント値を開始列カウント値にセットする
(S45)。さらに、カウント比較を行い(S46)、
チェック中の列のカウンタの値が終了カンウタ値よりも
大きいときは、チェック中の列カウンタの内容を終了カ
ウンタの値にセットする(S47)。この手順を1ペー
ジ分のデータについて実行する。
【0026】次に、図8ないし図10を参照して補助線
を印刷する位置の演算について説明する。図8はカード
印字可能領域を示す図である。図9は補助線の一例を示
す図である。図10は補助線の位置演算を示すフローチ
ャートである。図8に示すように、一般に台紙にかりに
固定されたカードに対する印字可能領域は、プリンタ装
置そのものの印字可能領域より枠印字の分を残して内側
に制限される。
を印刷する位置の演算について説明する。図8はカード
印字可能領域を示す図である。図9は補助線の一例を示
す図である。図10は補助線の位置演算を示すフローチ
ャートである。図8に示すように、一般に台紙にかりに
固定されたカードに対する印字可能領域は、プリンタ装
置そのものの印字可能領域より枠印字の分を残して内側
に制限される。
【0027】図9に示す補助線の印刷位置を演算する手
順を図10にフローチャートで示す。図9では、印字範
囲を囲む長方形の各辺の延長線上に破線により補助線を
引く。各辺の延長線を表示しておくことにより、台紙に
印刷された印字範囲を示す補助線がかりに固定されるカ
ードの下になって隠れてしまってもその位置を認識する
ことができる。ここで、プリンタ装置21は一行ずつ印
字するキャラクタラインプリンタであり、データは1行
分ずつ取込まれることになる。
順を図10にフローチャートで示す。図9では、印字範
囲を囲む長方形の各辺の延長線上に破線により補助線を
引く。各辺の延長線を表示しておくことにより、台紙に
印刷された印字範囲を示す補助線がかりに固定されるカ
ードの下になって隠れてしまってもその位置を認識する
ことができる。ここで、プリンタ装置21は一行ずつ印
字するキャラクタラインプリンタであり、データは1行
分ずつ取込まれることになる。
【0028】取り込んだデータが印字範囲±1、すなわ
ち印字範囲を囲む長方形の各辺上に位置するか否かを判
断する(S51)。データが印字範囲±1以外ならば、
印字範囲の最小桁の1字手前までスペースを桁送りし
(S59)、その位置で「1」を1個印字し(S6
0)、後は印字範囲桁分の桁送りをし(S61)、さら
に「1」を1個印字し(S62)、改行を行う(S5
7)。
ち印字範囲を囲む長方形の各辺上に位置するか否かを判
断する(S51)。データが印字範囲±1以外ならば、
印字範囲の最小桁の1字手前までスペースを桁送りし
(S59)、その位置で「1」を1個印字し(S6
0)、後は印字範囲桁分の桁送りをし(S61)、さら
に「1」を1個印字し(S62)、改行を行う(S5
7)。
【0029】データが印字範囲±1であれば、印字範囲
の最小桁の1字手前まで「−」を印字し(S52)、次
の桁に「+」を1個印字し(S53)、再び「−」を印
字範囲分印字し(S54)、さらに、「+」を1個印字
し(S55)、「−」を残り桁分印字し(S56)、改
行を行う(S57)。以上の手順をページが終わるまで
繰り返す(S58)。プレプリント釦12の操作により
上記動作が行われるので図9に示す補助線が演算され印
字される。補助線の印刷と印字範囲内部のデータそのも
のの印刷とを同時に、あるいは一回の印刷操作で、行う
ことも可能である。
の最小桁の1字手前まで「−」を印字し(S52)、次
の桁に「+」を1個印字し(S53)、再び「−」を印
字範囲分印字し(S54)、さらに、「+」を1個印字
し(S55)、「−」を残り桁分印字し(S56)、改
行を行う(S57)。以上の手順をページが終わるまで
繰り返す(S58)。プレプリント釦12の操作により
上記動作が行われるので図9に示す補助線が演算され印
字される。補助線の印刷と印字範囲内部のデータそのも
のの印刷とを同時に、あるいは一回の印刷操作で、行う
ことも可能である。
【0030】また、中心線を補助線として演算する手順
を図11を参照して説明する。図11は中心線を演算す
る手順を示すフローチャートである。1行分ずつ取込ま
れたデータが中心位置のデータか否か判断する(S7
0)。中心位置以外であれば、印字範囲の最小桁と最大
桁の中点まで桁送りし(S74)、そこに「1」を印字
し(S75)、改行する(S76)。
を図11を参照して説明する。図11は中心線を演算す
る手順を示すフローチャートである。1行分ずつ取込ま
れたデータが中心位置のデータか否か判断する(S7
0)。中心位置以外であれば、印字範囲の最小桁と最大
桁の中点まで桁送りし(S74)、そこに「1」を印字
し(S75)、改行する(S76)。
【0031】中心位置であれば、「−」を印字範囲の最
小桁と最大桁の中点の1字手前まで印字し(S71)、
次に中点位置に「+」を印字し(S72)、後は再び
「−」を残り桁分印字し(S73)、改行する(S7
6)。この手順を1ページ分繰り返す(S77)。
小桁と最大桁の中点の1字手前まで印字し(S71)、
次に中点位置に「+」を印字し(S72)、後は再び
「−」を残り桁分印字し(S73)、改行する(S7
6)。この手順を1ページ分繰り返す(S77)。
【0032】この手順では印字範囲に含まれる文字列が
奇数の場合を示すが、文字列が偶数の場合は右または左
にずれても、印字範囲の中心をはさむ2列に印字するこ
とが可能である。
奇数の場合を示すが、文字列が偶数の場合は右または左
にずれても、印字範囲の中心をはさむ2列に印字するこ
とが可能である。
【0033】図12に補助線印刷の例を示す。図12
(a)は、2行のデータを含み斜線部の印字範囲を演算
し、次いでこの印字範囲について中心線と長方形の四隅
を示す線を演算して組み合わせて補助線とするものであ
る。図12(b)は、印字範囲を示す斜線部分を入力さ
れた3行のデータから演算し、次いで印字範囲の縦およ
び横の線を延長して形成される長方形を演算し、さらに
その外側に等間隔に拡大する長方形を演算し、前記中心
線と組み合わせて印字範囲を示す補助線とするものであ
る。台紙にこのような補助線を印刷することにより、台
紙に印刷用紙をかりに固定して、中心部分の補助線が隠
れてしまっても、その印刷位置をその延長線や外側の補
助線により認識することができ便利である。
(a)は、2行のデータを含み斜線部の印字範囲を演算
し、次いでこの印字範囲について中心線と長方形の四隅
を示す線を演算して組み合わせて補助線とするものであ
る。図12(b)は、印字範囲を示す斜線部分を入力さ
れた3行のデータから演算し、次いで印字範囲の縦およ
び横の線を延長して形成される長方形を演算し、さらに
その外側に等間隔に拡大する長方形を演算し、前記中心
線と組み合わせて印字範囲を示す補助線とするものであ
る。台紙にこのような補助線を印刷することにより、台
紙に印刷用紙をかりに固定して、中心部分の補助線が隠
れてしまっても、その印刷位置をその延長線や外側の補
助線により認識することができ便利である。
【0034】図13に長方形以外のカードを印刷用紙と
して利用するときに便利な補助線の例を示す。図13
(a)は円形のカードを印刷用紙とする場合に便利であ
り、図13(b)は、八角形のカードを印刷用紙とする
場合に便利であり、図13(c)は、菱形のカードを印
刷用紙とする場合に便利である。これらは図12の場合
と同様に印字範囲に対応する長方形を演算した後に、そ
の長方形を囲む円形、菱形、八角形などをその外側に順
次拡大するサイズになるように演算し、それを印刷範囲
を示す補助線として台紙に印刷するものである。
して利用するときに便利な補助線の例を示す。図13
(a)は円形のカードを印刷用紙とする場合に便利であ
り、図13(b)は、八角形のカードを印刷用紙とする
場合に便利であり、図13(c)は、菱形のカードを印
刷用紙とする場合に便利である。これらは図12の場合
と同様に印字範囲に対応する長方形を演算した後に、そ
の長方形を囲む円形、菱形、八角形などをその外側に順
次拡大するサイズになるように演算し、それを印刷範囲
を示す補助線として台紙に印刷するものである。
【0035】次に、図14を参照して台紙の上に印刷用
紙となるカードをかりに固定する位置について説明す
る。図14は台紙上に印刷用紙となるカードを固定する
位置をいくつかの例について実線で示す図である。台紙
一枚に印刷用紙一枚をかりに固定して印刷することがで
きるが、その他に、図14(a)に示すように複数列の
列上に印刷用紙をかりに固定して印刷する、図14
(b)に示すように長い紙に一列に複数の印刷用紙をか
りに固定して印刷する、などさまざまに行うことができ
る。また、台紙の幅がプリンタに設定可能であれば、長
尺の特殊な用紙を台紙として用いることもできる。
紙となるカードをかりに固定する位置について説明す
る。図14は台紙上に印刷用紙となるカードを固定する
位置をいくつかの例について実線で示す図である。台紙
一枚に印刷用紙一枚をかりに固定して印刷することがで
きるが、その他に、図14(a)に示すように複数列の
列上に印刷用紙をかりに固定して印刷する、図14
(b)に示すように長い紙に一列に複数の印刷用紙をか
りに固定して印刷する、などさまざまに行うことができ
る。また、台紙の幅がプリンタに設定可能であれば、長
尺の特殊な用紙を台紙として用いることもできる。
【0036】次に、図15を参照して本発明第二実施例
を説明する。図15は本発明第二実施例装置の構成を示
すブロック図である。図16は本発明第二実施例装置の
動作を示すフローチャートである。本発明第二実施例装
置は、ハードウェア構成は従来のままで、ソフトウェア
のみの追加もしくは変更により本発明を実施できること
を特徴とする。
を説明する。図15は本発明第二実施例装置の構成を示
すブロック図である。図16は本発明第二実施例装置の
動作を示すフローチャートである。本発明第二実施例装
置は、ハードウェア構成は従来のままで、ソフトウェア
のみの追加もしくは変更により本発明を実施できること
を特徴とする。
【0037】図15に示す本発明第二実施例プリンタ制
御装置20は、インタフェース13を介してパーソナル
コンピュータ19に接続される。パーソナルコンピュー
タ19のCPU24はキーボードから入力されるコマン
ドにより、本発明第一実施例装置(図1で説明したも
の)に設けられたプレプリント釦12、リプリント釦1
4、オンライン釦16に相当する動作を行うように制御
される。CPU24はRAM上の印刷データから印字範
囲を演算し、その結果をRAM上に印字範囲の開始行、
開始列、終了行、終了列などとして記録する。印字範囲
を示す補助線の印字命令に相当するキーが押下される
と、CPU24は上記RAMに記録された開始行、開始
列、終了行、終了列などの情報をもとに、補助線の印刷
位置を演算しそれに基づく命令を発行する。
御装置20は、インタフェース13を介してパーソナル
コンピュータ19に接続される。パーソナルコンピュー
タ19のCPU24はキーボードから入力されるコマン
ドにより、本発明第一実施例装置(図1で説明したも
の)に設けられたプレプリント釦12、リプリント釦1
4、オンライン釦16に相当する動作を行うように制御
される。CPU24はRAM上の印刷データから印字範
囲を演算し、その結果をRAM上に印字範囲の開始行、
開始列、終了行、終了列などとして記録する。印字範囲
を示す補助線の印字命令に相当するキーが押下される
と、CPU24は上記RAMに記録された開始行、開始
列、終了行、終了列などの情報をもとに、補助線の印刷
位置を演算しそれに基づく命令を発行する。
【0038】図16(b)に示すメニューをパーソナル
コンピュータ19の画面に呼出して、印字範囲を示す補
助線の設定条件を入力し、プレプリントコマンドを入力
すると、その補助線が台紙の上に印刷される。その台紙
に印刷用紙となるカードなどを仮に固定し、再びプリン
タ装置に設定して、リプリントコマンドをパーソナルコ
ンピュータ19から入力する。これにより台紙上にかり
に固定された用紙に印刷が行われる。上記の手順を実現
するプログラムはRAM23上のプログラム領域(図示
せず)にハードディスク(図示せず)からロードされ、
そのプログラムが実行される。
コンピュータ19の画面に呼出して、印字範囲を示す補
助線の設定条件を入力し、プレプリントコマンドを入力
すると、その補助線が台紙の上に印刷される。その台紙
に印刷用紙となるカードなどを仮に固定し、再びプリン
タ装置に設定して、リプリントコマンドをパーソナルコ
ンピュータ19から入力する。これにより台紙上にかり
に固定された用紙に印刷が行われる。上記の手順を実現
するプログラムはRAM23上のプログラム領域(図示
せず)にハードディスク(図示せず)からロードされ、
そのプログラムが実行される。
【0039】上記実施例は文字を印刷するためのキャラ
クタラインプリンタを利用する例について説明したが、
ドットプリンタの場合も、上記開示した手順を各画素に
適用することにより同様に実施することができる。その
場合には、印刷する補助線はさらに正確に印字範囲に関
連づけることができる。また公知の技術によって複数の
画素を同時に印刷することにより印刷速度を上げること
ができる。
クタラインプリンタを利用する例について説明したが、
ドットプリンタの場合も、上記開示した手順を各画素に
適用することにより同様に実施することができる。その
場合には、印刷する補助線はさらに正確に印字範囲に関
連づけることができる。また公知の技術によって複数の
画素を同時に印刷することにより印刷速度を上げること
ができる。
【0040】上記例ではキャラクタラインプリンタを利
用する例を説明し、縦線の代わりに「1」を印刷し、横
線の代わりに「−」を印刷するように説明したが、ドッ
トマトリクスプリンタを用いる場合には、縦線および横
線はどのような線種でも自由に作れるのでこの限りでな
い。
用する例を説明し、縦線の代わりに「1」を印刷し、横
線の代わりに「−」を印刷するように説明したが、ドッ
トマトリクスプリンタを用いる場合には、縦線および横
線はどのような線種でも自由に作れるのでこの限りでな
い。
【0041】また、上記実施例では本発明を説明するた
めに「用紙」あるいは「台紙」と表現したが、これらは
いわゆる「紙」に限らず、プラスチックフィルム、合成
紙などの薄いシート状のもので対象とするプリンタ装置
により印刷可能な材料であれば、同様に使用して本発明
を実施することができる。
めに「用紙」あるいは「台紙」と表現したが、これらは
いわゆる「紙」に限らず、プラスチックフィルム、合成
紙などの薄いシート状のもので対象とするプリンタ装置
により印刷可能な材料であれば、同様に使用して本発明
を実施することができる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
プリンタ装置で印刷できる最小規格よりさらに小さい用
紙、規格に合わない不定形な用紙などに印刷を行う場
合、あるいは用紙に斜めに印刷を行いたい場合などに、
その用紙をそのプリンタ装置で印刷できるサイズの適当
な台紙に一時的に固定して、そのプリンタ装置により印
刷するときに、その台紙上に用紙を固定する位置を目視
により判定しやすくして、印刷準備のためのめんどうな
手間を省くことができる。
プリンタ装置で印刷できる最小規格よりさらに小さい用
紙、規格に合わない不定形な用紙などに印刷を行う場
合、あるいは用紙に斜めに印刷を行いたい場合などに、
その用紙をそのプリンタ装置で印刷できるサイズの適当
な台紙に一時的に固定して、そのプリンタ装置により印
刷するときに、その台紙上に用紙を固定する位置を目視
により判定しやすくして、印刷準備のためのめんどうな
手間を省くことができる。
【0043】本発明により、自由なサイズのカード、ラ
ベル、形状な複雑な用紙などに簡単に印刷を行うことが
できるようになり、あるいは用紙に斜めに印刷を行うこ
とが簡単にできるようになる。これにより、値札、名
札、宛先用ステッカ、商品説明用タグ、客の注目を引く
チラシ、などを特殊なプリンタ装置を利用することな
く、標準的で安価なプリンタ装置を利用して手軽に印刷
することができるようになる。
ベル、形状な複雑な用紙などに簡単に印刷を行うことが
できるようになり、あるいは用紙に斜めに印刷を行うこ
とが簡単にできるようになる。これにより、値札、名
札、宛先用ステッカ、商品説明用タグ、客の注目を引く
チラシ、などを特殊なプリンタ装置を利用することな
く、標準的で安価なプリンタ装置を利用して手軽に印刷
することができるようになる。
【図1】本発明第一実施例装置のブロック図。
【図2】本発明第一実施例装置の全体構成図。
【図3】本発明第一実施例の全体的な動作を示す図。
【図4】本発明第一実施例装置のプリンタ装置の動作を
示すフローチャート。
示すフローチャート。
【図5】印字範囲演算を示すフローチャート。
【図6】行範囲チェックを示すフローチャート。
【図7】列範囲チェックを示すフローチャート。
【図8】カード印字可能領域を示す図。
【図9】補助線を示す図。
【図10】枠形状の補助線の印字を行う場合のフローチ
ャート。
ャート。
【図11】中心線による補助線の印字を行う場合のフロ
ーチャート。
ーチャート。
【図12】印字範囲を示す補助線の例を示す図。
【図13】長方形以外の特殊な形状のカードを印刷用紙
として利用する場合に便利な補助線の例を示す図。
として利用する場合に便利な補助線の例を示す図。
【図14】規格用紙の上に印字範囲を示す補助線を複数
印刷する例を示す図。
印刷する例を示す図。
【図15】本発明第二実施例装置のブロック図。
【図16】本発明第二実施例装置の動作を示すフローチ
ャート。
ャート。
2 データ転送制御部 4 ページメモリ 6 印字制御部(第一の印刷制御手段が含まれる) 6′補助線印字部(第二の印刷制御手段が含まれる) 8 プリンタ駆動部 10、11 制御部 12 プレプリント釦 14 リプリント釦 16 オンライン釦 18 ワードプロセッサ 19 パーソナルコンピュータ 20 プリンタ制御装置 21 プリンタ装置
Claims (4)
- 【請求項1】 ページメモリに保持されたデータを読出
しそのデータを文字または記号として用紙上に印刷させ
る第一の印刷制御手段を備えたプリンタ制御装置におい
て、 前記ページメモリに保持された一組のデータの前記用紙
上における印字範囲を演算して蓄えるとともに、この印
字範囲を示す補助線を前記用紙上に印刷させる第二の印
刷制御手段と、 前記第一の印刷制御手段およびまたは前記第二の印刷制
御手段を操作にしたがって有効にさせる手段とを備えた
ことを特徴とするプリンタ制御装置。 - 【請求項2】 前記第二の印刷制御手段には、前記印字
範囲をその中に包含するように前記補助線による枠を1
以上前記用紙上に印刷させる手段を含む請求項1記載の
プリンタ制御装置。 - 【請求項3】 前記印字範囲は長方形である請求項2記
載のプリンタ制御装置。 - 【請求項4】 前記用紙は規格用紙である請求項1記載
のプリンタ制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4291762A JPH06191115A (ja) | 1992-10-29 | 1992-10-29 | プリンタ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4291762A JPH06191115A (ja) | 1992-10-29 | 1992-10-29 | プリンタ制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06191115A true JPH06191115A (ja) | 1994-07-12 |
Family
ID=17773094
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4291762A Pending JPH06191115A (ja) | 1992-10-29 | 1992-10-29 | プリンタ制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06191115A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019059125A (ja) * | 2017-09-27 | 2019-04-18 | カシオ計算機株式会社 | 印刷装置、印刷方法及びプログラム |
-
1992
- 1992-10-29 JP JP4291762A patent/JPH06191115A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019059125A (ja) * | 2017-09-27 | 2019-04-18 | カシオ計算機株式会社 | 印刷装置、印刷方法及びプログラム |
JP2021169220A (ja) * | 2017-09-27 | 2021-10-28 | カシオ計算機株式会社 | 印刷装置、印刷方法及びプログラム |
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