JPH06190349A - 除塵装置 - Google Patents

除塵装置

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Publication number
JPH06190349A
JPH06190349A JP34780892A JP34780892A JPH06190349A JP H06190349 A JPH06190349 A JP H06190349A JP 34780892 A JP34780892 A JP 34780892A JP 34780892 A JP34780892 A JP 34780892A JP H06190349 A JPH06190349 A JP H06190349A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brush body
shaft
dust
hood
rotary shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP34780892A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuhiro Motoi
光広 元井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP34780892A priority Critical patent/JPH06190349A/ja
Publication of JPH06190349A publication Critical patent/JPH06190349A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 吸引力のロスを可及的に抑制して集塵効率を
向上する。 【構成】 ブラシ体200は、周壁に多数の払毛70お
よびチューブ71を植設した中空回転軸60を備えてい
る。中空回転軸60内には、その両端に連結された排気
軸61,62およびフレキシブルホース67,68を介
して負圧が作用され、その結果、チューブ71の先端か
らエアが吸い込まれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば被塗装物の表面
に付着した塵埃の除去に使用される除塵装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図12は、下塗り塗装が施された自動車
のボデー1(以後ワークと記す)の表面に付着した塵埃
を除去する従来の除塵装置を示している。この除塵装置
は、周面に図示してない多数の払毛を植設したブラシ体
2と、該ブラシ体2の上半分を覆う態様で配設されたフ
ード3と、このフード3と排気ダクト4間に介在された
フレキシブルホース5とを備えている。
【0003】上記ブラシ体2が、図示してない動力源に
よって矢印方向に回転されると、その払毛によってワー
ク1の表面の塵埃6が払除される。上記ブラシ体2とフ
ード3間には、フレキシブルホース5およびダクト4を
介して負圧が作用しており、したがって、上記払除され
た塵埃6は排気ダクト4内に収集される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記フレキシブルホー
ス5の下端は、フード3の上部に開口しているので、こ
の開口とワーク1の表面との間にはブラシ体2の径以上
の距離がある。したがって、上記開口とワーク1間にお
ける吸引力のロスが大きく、このため、ダクト4に大き
な負圧を作用させないと、ブラシ体2で払った塵埃6を
十分に吸引除去できないという問題がある。
【0005】本発明の目的は、かかる実情に鑑み、吸引
力のロスを可及的に抑制して集塵効率を向上することが
できる除塵装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、中空回転軸の
周壁に多数の通気孔を貫通形成するとともに、上記周壁
の外面に多数の払毛を植設したブラシ体と、上記中空回
転軸を回転させる手段と、上記回転軸内に負圧を作用さ
せる手段とを備えている。
【0007】
【作用】中空回転軸内に負圧が作用すると、この軸の周
壁の通気孔を介して該軸に向かう吸引力が発生する。し
たがって、払毛によって払い除かれた塵埃は、上記通気
孔を介して上記中空回転軸内に取り込まれる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例を
説明する。本発明に係る除塵装置の実施例は、図1に示
すように、ゲート状の支持体100と、この支持体10
0に支持されたブラシ体200とを備えている。
【0009】上記支持体100の左右の脚部10,20
間には、支持ロッド30が横架されている。この支持ロ
ッド30の一端部および他端部は、上記脚部10,20
の内側面に設けられた案内穴11,21を貫通し、図2
に示すように、これらの端部には、それらに回動可能に
嵌合された軸受け部12,22(図3参照)を介して昇
降体13,23が取付けられている。したがって、支持
ロッド30は、昇降体13,23に対して回動可能であ
る。
【0010】図2に示すモータ40は、昇降体13に図
示してないブラケットを介して取付けられており、その
回動力は上記支持ロッド30に伝達される。
【0011】図2に示すように、上記左脚部10内に
は、図1に示した案内穴11に沿う一対のガイドレール
14が平行配置されており、上記昇降体13はこれらの
レール14に沿って移動できるように図示してない走行
輪が該レール14に嵌合されている。
【0012】上記昇降体13の上端および下端には、チ
ェーン15の一端および他端がそれぞれ接続されてい
る。このチェーン15は、ガイドレール14の上端上方
に位置されたスプロケット16と、該レール14の下端
下方に位置されたスプロケット17と、該スプロケット
17の側方に位置されたスプロケット18とに巻き掛け
られている。
【0013】スプロケット17の回転軸には、図3に示
すように、スプロケット19が設けられており、このス
プロケット19と減速機50の出力軸に設けられたスプ
ロケット51間にチェーン52が巻きがけられている。
したがって、モータ53によって減速機50の入力軸が
回転されると、チェーン52を介して昇降体13がレー
ル14に沿って昇降する。
【0014】なお、右脚部20内には、左脚部10内に
設けられたガイドレール14、チェーン15およびスプ
ロケット16,17,18に対応する各要素24,2
5,26,27および28が設けられている。
【0015】上記左脚部10のスプロケット16の軸1
6aは、図3に示すように、左右の脚部10,20間に
横架されており、右脚部20側のチェーン25はこの軸
16aを介して伝達される回動力によって駆動される。
【0016】上記ブラシ体200は、図4に示すよう
に、中空回転軸60と、この回転軸60内に連通する態
様で該回転軸60の一端および他端に連接された排気軸
61および62とを備えている。図3に示すように、上
記各排気軸61,62と前記支持ロッド30間には、そ
れぞれブラケット63,64が介在されており、ブラシ
体200は、これらのブラケット63,64を介して支
持ロッド30に吊り下げられている。
【0017】なお、上記ブラケット63,64の下端部
は、排気軸61,62に回動可能に嵌合されており、ま
た該ブラケット63,64の上端部は、上記支持ロッド
30に固着されている。
【0018】上記中空回転軸60の周壁外面全域には、
図5に示すような払毛70およびチューブ71が多数植
設されている。上記チューブ71は、中空回転軸60の
周壁外面を貫通する通気穴72にその基部が嵌合固着さ
れており、したがって、上記中空回転軸60内に連通し
ている。
【0019】上記各排気軸61,62の先端部には、カ
ップリング部65,66を介してフレキシブルホース6
7,68がそれぞれ連結されている。図6に示すよう
に、上記カップリング部65は、上記排気軸61の先端
部に形成されたフランジ61aと、上記フレキシブルホ
ース67の基端部に形成されたフランジ67aと、上記
両フランジ61a,67a間に介在されたスラストワッ
シャ69と、上記各要素61a、67aおよび69を内
包する態様で突合わせ結合された一対のカバープレート
80,81とで構成されている。なお、両カバープレー
ト80,81は、ボルト82によってその周縁部相互が
接合されている。このカップリング部65によれば、フ
レキシブルホース67に対して排気軸61が回転可能で
あり、かつ両者の結合部内外をシールすることができ
る。なお、他方のカップリング部66も上記カップリン
グ部65と同様の構成を有する。
【0020】図4に示したブラシ体200の周囲には、
図7に示すようなメインフード90と、一対のサブフー
ド91,92が設けられている。上記メインフード90
は、図8に示すように、蒲鉾状の外形を有している。そ
して、その一方および他方の側面には、軸受け部90
a,90bがそれぞれ突設されており、これらの軸受け
部90a,90bの軸線は、図4に示した中空回転軸6
0の軸線に一致している。上記軸受け部90aは、図6
に示すように、上記排気軸61にブッシュ93を介して
回動可能に嵌合されており、軸受け部90bも同様の態
様で上記排気軸62に回動可能に嵌合されている。な
お、上記軸受け部90a,90bの先端は、上記各ブラ
ケット63,64の下端部側面に接合固着されている。
【0021】上記サブフード91,92は、それぞれ両
端に扇状の側面を有し、フード91の一方の側面には軸
受け部91aが、またフード92の一方の側面には軸受
け部92aがそれぞれ突設されている。そして、軸受け
部91aは、前記メインフード90の軸受け部90aの
外周面に回動可能に嵌合され、また軸受け部92aは、
上記軸受け部91aの外周面に回動可能に嵌合されてい
る。なお、上記各サブフード91,92の他方の側面
は、メインフード90の軸受け部90bの外周面に回動
可能に嵌合されている。
【0022】上記軸受け部91a,92aは、その外周
面に沿って多数の歯91b,92bがそれぞれ刻設され
ており、これらの歯91b,92bには、図7に示した
ラッ94,95がそれぞれ噛合されている。ラック9
4,95の基部には、それぞれエアシリンダ96,97
のピストンロッドが連結されており、したがって、この
エアシリンダ96,97が伸張縮退動作されると、軸受
け部91a,92aに回動力が作用して、サブフード9
1,92が排気軸61および62を中心として揺動す
る。
【0023】図4に示すように、前記排気軸62にはス
プロケット110が固着されており、このスプロケット
110には、チェーン111を介してブラシ体駆動モー
タ112の回転動力が伝達される。
【0024】また、図1に示すように、前記フレキシブ
ルホース67,68の先端部は、前記支持体100の上
方に設けられた排気ダクト120に連結されている。
【0025】次に上記実施例の作用を説明する。上記実
施例の装置によって除塵を行う場合には、図4に示すブ
ラシ体駆動用モータ112を回動してブラシ体200を
矢印Aに示す方向に回転させる。また、図示していない
排気手段を運転して図1に示した排気ダクト120に負
圧を作用させるとともに、図7に示したエアシリンダ9
6,97を作動して前記サブフード91,92を図9に
示す位置まで揺動する。
【0026】上記排気ダクト120内の負圧は、排気軸
61,62およびフレキシブルホース67,68を介し
て中空回転軸60内に作用するので、図5に示すチュー
ブ71の先端には、吸引力が作用する。また、サブフー
ド91,92が図9に示す位置まで揺動されると、これ
らのフード91,92の先端下部が後述するワーク12
1の上面121aに接近した位置に置かれる。
【0027】図1において、ワーク(例えば、下塗り塗
装済みの自動車ボデー)は支持体100の背部側から矢
印Bで示した方向に搬入され、やがてその表面にブラシ
体200が接触する。図9には、ワーク121に対する
ブラシ体200の接触態様が示されている。
【0028】ブラシ体200が接触すると、該ブラシ体
200に設けられた図5に示す払毛70の先端によって
上記ワーク121の表面に付着した塵埃122が払わ
れ、この塵埃122は前記チューブ71の吸引力によっ
て中空回転軸60内に取り込まれた後、前記排気軸6
1,62、フレキシブルホース67,68および排気ダ
クト120を介して排出される。
【0029】なお、上記フード90,91および92
は、上記チューブ71による塵埃122の吸引の作用を
高める作用と、該塵埃122がブラシ体200周辺に飛
散するのを防止する作用をなす。
【0030】ところで、上記ワーク121の機種によっ
ては、上記上面121aの高さが相違する。したがっ
て、上記ブラシ体200の高さはこのワーク121の上
面121aの高さに応じて変化させる必要があるが、上
記実施例によれば、これに対応することができる。
【0031】すなわち、図2に示すモータ53を作動さ
せると、チェーン15が駆動されて前記昇降体13,2
3がレールに沿って慴動されるので、支持ロッド30が
案内穴11,21に沿って移動されるため、ブラシ体2
00の高さが変化する。したがって、このブラシ体20
0をワーク121の上面121aの高さに適合させるこ
とが可能である。
【0032】なお、チェーン15には、バランスウエイ
ト130を取付けてあるので、ブラシ体200およびそ
の支持手段の荷重とバランスウエイト130の荷重が平
衡され、したがって、上記ブラシ体200の高さを変化
させる動作は極めて円滑に行われる。
【0033】上記ワーク121に、図10に示すような
形状の変曲点がある場合には、メインフード90および
サブフード91,92の姿勢を同図に示すように設定し
ないと、それらのフード90および91,92のいずれ
か一方がワーク121と接触することになる。
【0034】しかし、上記実施例では、上記メインフー
ド90およびサブ91,92の姿勢が変更可能であるか
ら、ワーク121の形状変化に対応することができる。
【0035】すなわち、図2に示したモータ40を作動
させると、支持ロッド30が回動してブラケット63,
64が揺動するので、メインフード90がブラシ体20
0と共にスイング動作し、これに伴ってフード姿勢が変
化する。また、サブフード91,92の姿勢は、図7に
示したシリンダ96,97を作動させることによって変
化させることができる。したがって、フード90および
91,92を図10に示すような姿勢に設定してワーク
121との干渉を防止できる。
【0036】この実施例の除塵装置では、図2に示すモ
ータ40の回動によって支持ロッド30が回動し、これ
に伴って、上記ブラシ体200の排気軸61,62に支
持されたメインフード90がスイングされる。
【0037】したがって、上記除塵装置では、上記メイ
ンフード90およびサブフード91,92とワーク12
1との干渉が防止されることとなる。
【0038】なお、上記実施例では、図5に示すチュー
ブ71を介して塵埃を吸引しているが、該チューブ71
を設けないで図11に示す通気孔72aを中空回転軸6
0に多数貫通形成して吸引を行うようにしてもよい。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、中空回転軸の周壁に設
けられた通気孔を介して該回転軸周辺に吸引力が作用す
るので、フードにエア吸引口を開口させた従来装置に比
して、ブラシ体のワーク接触部とエア吸引口間の距離が
短かく、したがって、従来装置よりも高い除塵作用を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示した斜視図。
【図2】支持体内に組み込まれた機構を示した側面図。
【図3】実施例の正面図。
【図4】ブラシ体の構成を示した斜視図。
【図5】払毛およびチューブの取り付け態様を示した部
分断面図。
【図6】フードの取り付け態様を示した断面図。
【図7】サブフードの作動機構を示した斜視図。
【図8】メインフードの全体斜視図。
【図9】除塵の態様を例示した概念図。
【図10】除塵の態様を例示した概念図。
【図11】本発明の他の実施例を示した部分断面図。
【図12】従来の除塵装置の除塵の態様を示した概念
図。
【符号の説明】
60…中空回転軸 61,62…排気軸 67,68…フレキシブルホース 70…払毛 72,72a…通気孔 100…支持体 110…スプロケット 111…チェーン 112…ブラシ体駆動用モータ 120…排気ダクト 200…ブラシ体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空回転軸の周壁に多数の通気孔を貫通
    形成するとともに、上記周壁の外面に多数の払毛を植設
    したブラシ体と、 上記中空回転軸を回転させる手段と、 上記回転軸内に負圧を作用させる手段とを備えたことを
    特徴とする除塵装置。
JP34780892A 1992-12-28 1992-12-28 除塵装置 Pending JPH06190349A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34780892A JPH06190349A (ja) 1992-12-28 1992-12-28 除塵装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34780892A JPH06190349A (ja) 1992-12-28 1992-12-28 除塵装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06190349A true JPH06190349A (ja) 1994-07-12

Family

ID=18392731

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34780892A Pending JPH06190349A (ja) 1992-12-28 1992-12-28 除塵装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH06190349A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103736694A (zh) * 2013-12-10 2014-04-23 周俊雄 圆轴件粉尘清除机

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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