JPH0619000Y2 - ビニールハウス止め - Google Patents

ビニールハウス止め

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JPH0619000Y2
JPH0619000Y2 JP15758788U JP15758788U JPH0619000Y2 JP H0619000 Y2 JPH0619000 Y2 JP H0619000Y2 JP 15758788 U JP15758788 U JP 15758788U JP 15758788 U JP15758788 U JP 15758788U JP H0619000 Y2 JPH0619000 Y2 JP H0619000Y2
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JP
Japan
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longitudinal direction
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plate
stopper
engaging
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JP15758788U
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JPH0277258U (ja
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満吉 小松
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満吉 小松
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はテントまたは天蓋一般の分野に属し、主とし
て栽培ハウスのビニールシートを該ハウスの骨組みに固
着する固着具として利用される。
(従来の技術) 従来からビニールシートを使用した栽培ハウスにおいて
は、ビニールシートをパイプフレームに縦断面オメガ状
の固着具により固着していたが、繰り返し使用すること
により頂部の弾性度が低下して保持力が低下する欠点が
あつた。
そこで本願出願人は昭和63年実願第19,160号(以下、
先願という。)において、ビニールシートをパイプフレ
ームより解放する際には縦断面オメガ状の弾性体の頂部
に無理な曲げ応力が発生せず、しかも定着時には常に所
定の保持力で固着できる固着具を提案したものである
が、先願では本体の頂部での変形を本体の頂部に掘設し
たくさび状の係合溝と固定棒に配設した係止座とのスラ
イド嵌合により抑止したもので、固定棒の構造が複雑で
ある点がやや難点であつた。
(考案が解決しようとする課題) この考案は本体と該本体の頂部の変形を抑止する抑止手
段との嵌合をより簡便にしたビニールハウス止めの提供
をその目的とするものである。
(課題を解決するための手段) この考案は縦断面オメガ状で所要の長さの弾性体におけ
る長手方向所定個所の頂部に、所定幅の深い係合溝を開
口するようにそれぞれ左右に突起を立設し、該突起の頂
部にはストツパーを突設し、それぞれの突起の側面には
頂部から下方へ向けて未広がり状の傾斜面を配設すると
共に該傾斜面の下端に長手方向に小溝を横設して成る本
体と、長方形状板体の長手方向の所要の位置には左右に
おいて、前記小溝に係止される係止片を垂下すると共に
中央には前記係合溝に嵌入する係合子を垂下し、係止片
のそれぞれの内側と係合子の両側間においては板体に貫
通孔を配設し、該板体の長手方向前端には取手を配設し
て成る固定板とから成るものである。ここに本体と固定
板とから成るとはそれぞれ別個に組み合わされることは
もちろんのこと、バンドなどの接続手段で一体化されて
組み合わされるものをも含む。
(作用) 本体の係合溝には固定板を該本体に対して押圧するだけ
で該固定板の係合子を嵌入することができ、しかも固定
板の係止片は本体の突起の小溝に係止して抜け止めを図
り、突起の頂部のストツパーは固定板の貫通孔に嵌入し
て長手方向を位置決めしているので係合溝より係合子が
脱却しない。
(実施例) この考案を実施例により具体的に説明すると、第1図に
示すように所要の長さの縦断面オメガ状の所要肉厚の弾
性体において、前後端と中央部の縦断面に厚肉部1を配
設し、厚肉部1の頂部には底面に薄肉部2を配した所定
幅の深い係合溝3を開口するように左右にそれぞれ対称
に突起4を立設し、前部の突起4の頂部には山形のスト
ツパー5を突設し、それぞれの突起4の側面には頂部か
ら下方に向けて未広がり状の傾斜面6を配設すると共に
傾斜面6の下端に長手方向に厚肉部1にくい込んだ円弧
状の小溝7を横設して本体aを形成し、本体aに対して
長手方向の後端において接続バンド8を介して一体とな
る固定板bは長方形状板体9の長手方向の所要位置(本
体aの係合溝3と同位相)には左右において係止片10
が垂下され、係止片10の下端にはそれぞれ内側に円弧
状の膨らみのある係止部11が配設され、中央には前記
係合溝3に嵌入する幅と深さの係合子12を垂下し、係
止片10のそれぞれの内側と係合子12の両側間におい
ては板体9に貫通孔13を配設し、板体9の長手方向前
端には取手14を配設して成るものである。
このように本体aと固定板bとから成るビニールハウス
止めは第2図に示すように、パイプフレーム15の上面
に覆われたビニールシート16の上面から本体aの開口
部17を押し当て、押圧することによつて係合溝3の底
面薄肉部2を弾性変形させてパイプフレーム15に本体
aを着装し、しかる後に固定板bの係合子12を本体a
の係合溝3に位相を合わせて固定板bを本体aに対して
押圧すると、係止片10の下端の係止部11が突起4の
傾斜面6に案内され、係止部11が小溝7に係止される
と共に係合子12が係合溝3に嵌入し、抜け止めされる
と共に前端の突起4の頂部に突設したストツパー5が貫
通孔13に係止して長手方向が位置決めされる。この状
態でビニールハウス止めに対してパイプフレーム15よ
り脱却するような外力が作用しても、固定板bの係合子
12の背丈の高い両側が係合溝3の両内側に拘束されて
いるので係合溝3の底面の薄肉部2が変形できず、本体
aの開口部17はその口径を拡大できないのでパイプフ
レーム15に対して確実にビニールシート16を固着す
る。
次に、パイプフレーム15より脱却する場合は、取手1
4をつかんで固定板bを引き上げれば係止部11が小溝
7から外れ、係合子12は係合溝3より脱却するので、
本体aは引き抜き外力により係合溝3の底面薄肉部2が
弾性変形し、開口部17が開いてパイプフレーム15か
ら本体aを簡単に脱却できる。
(考案の効果) 以上のようにこの考案のビニールハウス止めによれば本
体aに対して固定板bの着脱が簡便で、かつ、深い係合
溝により固着時の薄肉部の弾性変形がより抑止されて確
実に固着できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るビニールハウス止めの斜視図、
第2図はパイプフレームに着装したときの同上の先端部
縦断面図である。 図中、1は厚肉部、2は薄肉部、3は係合溝、4は突
起、5はストツパー、6は傾斜面、7は小溝、8は接続
バンド、9は板体、10は係止片、11は係止部、12
は係合子、13は貫通孔、14は取手、15はパイプフ
レーム、16はビニールシート、17は開口部。 aは本体、bは固定板。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】縦断面オメガ状で所要の長さの弾性体にお
    ける長手方向所要個所の頂部に、所定幅の深い係合溝を
    開口するようにそれぞれ左右に突起を立設し、該突起の
    頂部にはストツパーを突設し、それぞれの突起の側面に
    は頂部から下方へ向けて末広がり状の傾斜面を配設する
    と共に該傾斜面の下端に長手方向に小溝を横設して成る
    本体と、長方形状板体の長手方向の所要位置には左右に
    おいて、前記小溝に係止される係止片を垂下すると共に
    中央には前記係合溝に嵌入する係合子を垂下し、係止片
    のそれぞれの内側と係合子の両側間においては板体に貫
    通孔を配設し、該板体の長手方向前端には取手を配設し
    て成る固定板とから成るビニールハウス止め。
  2. 【請求項2】本体と固定板が接続手段で一体化されて成
    る請求項(1)記載のビニールハウス止め。
JP15758788U 1988-12-01 1988-12-01 ビニールハウス止め Expired - Lifetime JPH0619000Y2 (ja)

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JP15758788U JPH0619000Y2 (ja) 1988-12-01 1988-12-01 ビニールハウス止め

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JP15758788U JPH0619000Y2 (ja) 1988-12-01 1988-12-01 ビニールハウス止め

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Publication Number Publication Date
JPH0277258U JPH0277258U (ja) 1990-06-13
JPH0619000Y2 true JPH0619000Y2 (ja) 1994-05-18

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ID=31437159

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JP15758788U Expired - Lifetime JPH0619000Y2 (ja) 1988-12-01 1988-12-01 ビニールハウス止め

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JPH0277258U (ja) 1990-06-13

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