JPH06189951A - 骨塩量測定装置 - Google Patents
骨塩量測定装置Info
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- JPH06189951A JPH06189951A JP4357977A JP35797792A JPH06189951A JP H06189951 A JPH06189951 A JP H06189951A JP 4357977 A JP4357977 A JP 4357977A JP 35797792 A JP35797792 A JP 35797792A JP H06189951 A JPH06189951 A JP H06189951A
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- 210000000988 bone and bone Anatomy 0.000 claims description 46
- 229910052500 inorganic mineral Inorganic materials 0.000 claims description 46
- 239000011707 mineral Substances 0.000 claims description 46
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- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 8
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Abstract
(57)【要約】
【目的】二重エネルギＸ線吸収法による骨塩量測定装置
において、分解能の低い骨塩量測定画像に加えて、画像
診断に使用可能な分解能をもつ通常のＸ線画像を、被測
定体を動かすことなく、かつ時間的に連続して得て、骨
塩量についての診断を骨塩量測定終了直後に行えるよう
にする。 【構成】Ｘ線管１と被測定体８の間にＸ線絞り機構６を
設けると共に、被測定体８のＸ線像の撮像手段７を設け
る。
において、分解能の低い骨塩量測定画像に加えて、画像
診断に使用可能な分解能をもつ通常のＸ線画像を、被測
定体を動かすことなく、かつ時間的に連続して得て、骨
塩量についての診断を骨塩量測定終了直後に行えるよう
にする。 【構成】Ｘ線管１と被測定体８の間にＸ線絞り機構６を
設けると共に、被測定体８のＸ線像の撮像手段７を設け
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、生体の骨塩量を測定す
る骨塩量測定装置に関するものである。
る骨塩量測定装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】生体の骨塩量を測定する方法の１つに、
２種のエネルギのＸ線を被測定体に照射してそのＸ線透
過量を測定し、その測定結果から骨塩量を算出する二重
エネルギＸ線吸収法がある。
２種のエネルギのＸ線を被測定体に照射してそのＸ線透
過量を測定し、その測定結果から骨塩量を算出する二重
エネルギＸ線吸収法がある。
【０００３】従来のこの種の方法を用いた骨塩量測定装
置を図３に示す。図３において、Ｘ線管１の管電圧の切
換え若しくは適宜のＸ線エネルギ弁別フィルタ５により
Ｘ線を２種のエネルギに分けて寝台３上の被測定体８に
照射し、その被測定体８の透過Ｘ線を骨塩量測定用検出
器２に入射し、骨塩量を算出する。測定の際、Ｘ線管１
及び検出器２は対向する位置にあり、被測定体８を走査
することにより骨塩量算出用データを得る。
置を図３に示す。図３において、Ｘ線管１の管電圧の切
換え若しくは適宜のＸ線エネルギ弁別フィルタ５により
Ｘ線を２種のエネルギに分けて寝台３上の被測定体８に
照射し、その被測定体８の透過Ｘ線を骨塩量測定用検出
器２に入射し、骨塩量を算出する。測定の際、Ｘ線管１
及び検出器２は対向する位置にあり、被測定体８を走査
することにより骨塩量算出用データを得る。
【０００４】このような従来装置では、２種のエネルギ
のＸ線により得られる画像による骨塩量算出後の画像
（測定画像）をモニタ表示できるが、この画像の分解能
は、検出器２の大きさ、Ｘ線管１の焦点サイズ、被測定
体８及び検出器２間の距離の投射倍率により決まり、通
常、０．１〜数ｍｍ程度である。
のＸ線により得られる画像による骨塩量算出後の画像
（測定画像）をモニタ表示できるが、この画像の分解能
は、検出器２の大きさ、Ｘ線管１の焦点サイズ、被測定
体８及び検出器２間の距離の投射倍率により決まり、通
常、０．１〜数ｍｍ程度である。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来技術
では、測定画像の分解能が低く、診断、特に関心領域に
ついての診断が骨塩量測定終了直後にでき難いという問
題点があった。本発明の目的は、骨塩量測定画像の分解
能の低さを補い、画像による骨塩量についての診断を骨
塩量測定終了直後に行える骨塩量測定装置を提供するこ
とにある。
では、測定画像の分解能が低く、診断、特に関心領域に
ついての診断が骨塩量測定終了直後にでき難いという問
題点があった。本発明の目的は、骨塩量測定画像の分解
能の低さを補い、画像による骨塩量についての診断を骨
塩量測定終了直後に行える骨塩量測定装置を提供するこ
とにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的は、Ｘ線管と被
測定体の間にＸ線絞り機構を設けると共に、前記被測定
体のＸ線像の撮像手段を設けることにより達成される。
測定体の間にＸ線絞り機構を設けると共に、前記被測定
体のＸ線像の撮像手段を設けることにより達成される。
【０００７】すなわち本発明では、装置構成からくる骨
塩量測定画像の分解能の低さを補うための画像を得る、
通常のＸ線撮影を、二重エネルギＸ線吸収法による測定
系の中で行えるようにした。二重エネルギＸ線吸収法の
測定系では、被測定体を挟んだ対向位置にＸ線管及び骨
塩量測定用検出器を設ける。また、Ｘ線エネルギ弁別フ
ィルタにより２種のエネルギのＸ線を発生する方式で
は、このフィルタはＸ線管のＸ線放射部近接位置に設け
る。この構成にて、例えば被測定体と検出器の間に出入
れ可能なＸ線フィルム保持機構を撮像手段として設け
る。
塩量測定画像の分解能の低さを補うための画像を得る、
通常のＸ線撮影を、二重エネルギＸ線吸収法による測定
系の中で行えるようにした。二重エネルギＸ線吸収法の
測定系では、被測定体を挟んだ対向位置にＸ線管及び骨
塩量測定用検出器を設ける。また、Ｘ線エネルギ弁別フ
ィルタにより２種のエネルギのＸ線を発生する方式で
は、このフィルタはＸ線管のＸ線放射部近接位置に設け
る。この構成にて、例えば被測定体と検出器の間に出入
れ可能なＸ線フィルム保持機構を撮像手段として設け
る。
【０００８】
【作用】Ｘ線絞り機構は、Ｘ線管と被測定体の間にあっ
て、Ｘ線管を、骨塩量測定とＸ線撮影の双方に使用可能
とする。また撮像手段は、Ｘ線絞り機構と共に使用して
被測定体のＸ線像を撮像する。
て、Ｘ線管を、骨塩量測定とＸ線撮影の双方に使用可能
とする。また撮像手段は、Ｘ線絞り機構と共に使用して
被測定体のＸ線像を撮像する。
【０００９】これにより、二重エネルギＸ線吸収法によ
る骨塩量測定画像の他に、また、骨塩量測定に連続し
て、通常のＸ線撮影像が得られる。したがって、分解能
の低い骨塩量測定画像での不明瞭な領域の診断、特に関
心領域の診断に当たり、通常のＸ線撮影像を比較対照で
き、骨塩量測定画像の分解能の低さが補われ、その画像
による骨塩量についての診断が骨塩量測定終了直後に行
えることになる。
る骨塩量測定画像の他に、また、骨塩量測定に連続し
て、通常のＸ線撮影像が得られる。したがって、分解能
の低い骨塩量測定画像での不明瞭な領域の診断、特に関
心領域の診断に当たり、通常のＸ線撮影像を比較対照で
き、骨塩量測定画像の分解能の低さが補われ、その画像
による骨塩量についての診断が骨塩量測定終了直後に行
えることになる。
【００１０】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図１は、本発明による骨塩量測定装置の一実施例
を示す構成図である。
する。図１は、本発明による骨塩量測定装置の一実施例
を示す構成図である。
【００１１】この図１において、１はＸ線管である。こ
のＸ線管１と対向する骨塩量測定用検出器２との間には
寝台３が設けられている。前記Ｘ線管１と寝台３上の被
測定体８の間には、Ｘ線絞り機構６及びＸ線照射域から
退避可能なＸ線エネルギ弁別フィルタ５が設けられてい
る。また、前記寝台３と検出器２との間には、被測定体
８のＸ線像の撮像手段、ここではＸ線フィルム撮影用の
Ｘ線フィルム保持機構７が設けられている。
のＸ線管１と対向する骨塩量測定用検出器２との間には
寝台３が設けられている。前記Ｘ線管１と寝台３上の被
測定体８の間には、Ｘ線絞り機構６及びＸ線照射域から
退避可能なＸ線エネルギ弁別フィルタ５が設けられてい
る。また、前記寝台３と検出器２との間には、被測定体
８のＸ線像の撮像手段、ここではＸ線フィルム撮影用の
Ｘ線フィルム保持機構７が設けられている。
【００１２】ここで、前記Ｘ線エネルギ弁別フィルタ５
は、Ｘ線フィルム撮影用及びエネルギ弁別用のいずれか
を任意に選択可能である。またフィルム保持機構７は、
骨塩量測定時、検出器２に対応したＸ線４´にかからな
い位置に退避可能である。
は、Ｘ線フィルム撮影用及びエネルギ弁別用のいずれか
を任意に選択可能である。またフィルム保持機構７は、
骨塩量測定時、検出器２に対応したＸ線４´にかからな
い位置に退避可能である。
【００１３】このような構成において、Ｘ線管１から放
射されたＸ線４は、Ｘ線エネルギ弁別フィルタ５を通
り、Ｘ線絞り機構６に入射される。Ｘ線絞り機構６は、
骨塩量測定用に用いる検出器２に対応したＸ線４´（骨
塩量測定時）若しくは寝台３の背面に設けたＸ線フィル
ム保持機構７に対応したＸ線４（Ｘ線像撮影時）に照射
域を絞る。
射されたＸ線４は、Ｘ線エネルギ弁別フィルタ５を通
り、Ｘ線絞り機構６に入射される。Ｘ線絞り機構６は、
骨塩量測定用に用いる検出器２に対応したＸ線４´（骨
塩量測定時）若しくは寝台３の背面に設けたＸ線フィル
ム保持機構７に対応したＸ線４（Ｘ線像撮影時）に照射
域を絞る。
【００１４】Ｘ線絞り機構６を出たＸ線４若しくは４´
は、被測定体８及び寝台３を透過し、フィルム保持機構
７内のＸ線フィルム（図示せず）（Ｘ線像撮影）若しく
は検出器２（骨塩量測定時）に入射される。
は、被測定体８及び寝台３を透過し、フィルム保持機構
７内のＸ線フィルム（図示せず）（Ｘ線像撮影）若しく
は検出器２（骨塩量測定時）に入射される。
【００１５】骨塩量測定時には、被測定体８を載せた寝
台３を移動させるか、又は、被測定体８を載せた寝台３
を固定し、Ｘ線管１と検出器２、及びこれらＸ線管１，
検出器２に挟まれた寝台３を除く他の構造物を移動さ
せ、骨塩量測定を行う。
台３を移動させるか、又は、被測定体８を載せた寝台３
を固定し、Ｘ線管１と検出器２、及びこれらＸ線管１，
検出器２に挟まれた寝台３を除く他の構造物を移動さ
せ、骨塩量測定を行う。
【００１６】Ｘ線像撮影（フィルム撮影）を行う場合
は、フィルタ５及びＸ線絞り機構６をＸ線撮影用に切り
換え、フィルム保持機構７を寝台３及び検出器２間に挿
入し、Ｘ線単純撮影を行う。
は、フィルタ５及びＸ線絞り機構６をＸ線撮影用に切り
換え、フィルム保持機構７を寝台３及び検出器２間に挿
入し、Ｘ線単純撮影を行う。
【００１７】なお上述実施例では、被測定体８のＸ線像
の撮像手段としてフィルム保持機構７を用い、骨塩量測
定に加えてＸ線像撮影（フィルム撮影）を行えるように
したが、これのみに限定されることはない。
の撮像手段としてフィルム保持機構７を用い、骨塩量測
定に加えてＸ線像撮影（フィルム撮影）を行えるように
したが、これのみに限定されることはない。
【００１８】図２は、被測定体のＸ線像の撮像手段とし
てコンピューテッドトモグラフィ（以下、ＣＴと略
す。）装置を用い、骨塩量測定に加えてＸ線ＣＴ撮影を
行えるようにしたものである。
てコンピューテッドトモグラフィ（以下、ＣＴと略
す。）装置を用い、骨塩量測定に加えてＸ線ＣＴ撮影を
行えるようにしたものである。
【００１９】すなわちここでは、Ｘ線管１と被測定体８
の間に、ＣＴ撮影用と骨塩量測定用を任意に選択可能な
Ｘ線エネルギ弁別フィルタ５及びＸ線絞り機構６が設け
る。骨塩量測定用検出器２は、図示するように寝台３及
びＣＴ撮影用検出器９の間に、ＣＴ撮影時に退避可能に
設けてもよいし、ＣＴ用検出器９の外側に設けＣＴ用検
出器９を骨塩量測定時に退避可能としてもよい。また、
骨塩量測定用検出器２を、ＣＴ用検出器９で代用するよ
うにしてもよい。
の間に、ＣＴ撮影用と骨塩量測定用を任意に選択可能な
Ｘ線エネルギ弁別フィルタ５及びＸ線絞り機構６が設け
る。骨塩量測定用検出器２は、図示するように寝台３及
びＣＴ撮影用検出器９の間に、ＣＴ撮影時に退避可能に
設けてもよいし、ＣＴ用検出器９の外側に設けＣＴ用検
出器９を骨塩量測定時に退避可能としてもよい。また、
骨塩量測定用検出器２を、ＣＴ用検出器９で代用するよ
うにしてもよい。
【００２０】また上述実施例では、Ｘ線管１からのＸ線
を２種のエネルギに分ける手段として、Ｘ線エネルギ弁
別フィルタ５を用いたが、Ｘ線管１の管電圧を切り換え
る手段を用いてもよい。この場合は、Ｘ線エネルギ弁別
フィルタ５を省略できる。
を２種のエネルギに分ける手段として、Ｘ線エネルギ弁
別フィルタ５を用いたが、Ｘ線管１の管電圧を切り換え
る手段を用いてもよい。この場合は、Ｘ線エネルギ弁別
フィルタ５を省略できる。
【００２１】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、骨
塩量測定による分解能の低い画像の他に、単純撮影像
（フィルム撮影像）若しくはＣＴ画像などの通常診断に
用いられる画像が、被測定体を動かすことなく同一装置
上で、時間的に連続して得られる。このため、分解能の
低い骨塩量測定画像での不明瞭な領域の診断、特に関心
領域の診断に当たり、通常のＸ線像を比較対照でき、骨
塩量測定画像の分解能の低さが補われ、その画像による
診断が骨塩量測定終了直後に行えるという効果がある。
塩量測定による分解能の低い画像の他に、単純撮影像
（フィルム撮影像）若しくはＣＴ画像などの通常診断に
用いられる画像が、被測定体を動かすことなく同一装置
上で、時間的に連続して得られる。このため、分解能の
低い骨塩量測定画像での不明瞭な領域の診断、特に関心
領域の診断に当たり、通常のＸ線像を比較対照でき、骨
塩量測定画像の分解能の低さが補われ、その画像による
診断が骨塩量測定終了直後に行えるという効果がある。
【図１】本発明装置の一実施例を示す構成図である。
【図２】同じく他の実施例を示す構成図である。
【図３】従来装置の構成図である。
１ Ｘ線管 ２ 骨塩量測定用検出器 ３ 寝台 ４ Ｘ線ビーム ４´ 骨塩量測定時のＸ線ビーム ５ Ｘ線エネルギ弁別フィルタ ６ Ｘ線絞り機構 ７ Ｘ線フィルム保持機構 ８ 被測定体 ９ ＣＴ用検出器
Claims (1)
- 【請求項１】２種のエネルギのＸ線を被測定体に照射し
てそのＸ線透過量を測定し、その測定結果から骨塩量を
算出する骨塩量測定装置において、Ｘ線管と前記被測定
体の間にＸ線絞り機構を設けると共に、前記被測定体の
Ｘ線像の撮像手段を設けたことを特徴とする骨塩量測定
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4357977A JPH06189951A (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 骨塩量測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4357977A JPH06189951A (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 骨塩量測定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06189951A true JPH06189951A (ja) | 1994-07-12 |
Family
ID=18456924
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4357977A Pending JPH06189951A (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 骨塩量測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06189951A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2017169312A1 (ja) * | 2016-03-28 | 2017-10-05 | 富士フイルム株式会社 | 放射線画像撮影システム、画像処理装置、放射線画像撮影装置、画像処理方法、及び画像処理プログラム |
-
1992
- 1992-12-25 JP JP4357977A patent/JPH06189951A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2017169312A1 (ja) * | 2016-03-28 | 2017-10-05 | 富士フイルム株式会社 | 放射線画像撮影システム、画像処理装置、放射線画像撮影装置、画像処理方法、及び画像処理プログラム |
| JPWO2017169312A1 (ja) * | 2016-03-28 | 2018-08-09 | 富士フイルム株式会社 | 放射線画像撮影システム、画像処理装置、放射線画像撮影装置、画像処理方法、及び画像処理プログラム |
| US10765390B2 (en) | 2016-03-28 | 2020-09-08 | Fujifilm Corporation | Radiography system, image processing apparatus, radiography apparatus, image processing method, and image processing program |
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