JPH06189912A - 撮影装置 - Google Patents

撮影装置

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JPH06189912A
JPH06189912A JP4347026A JP34702692A JPH06189912A JP H06189912 A JPH06189912 A JP H06189912A JP 4347026 A JP4347026 A JP 4347026A JP 34702692 A JP34702692 A JP 34702692A JP H06189912 A JPH06189912 A JP H06189912A
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JP
Japan
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film
box
camera
switch
leds
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JP4347026A
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English (en)
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Takao Sugawara
孝夫 菅原
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Topcon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】複数台のカメラを用意することなく撮影の種類
に応じてフィルムを容易に交換でき、暗室内でも装填さ
れているフィルムの種類を容易に知ることができる撮影
装置を提供すること。 【構成】光学部品用ボックス2の後部にフイルムボック
ス3が交換可能に装着され、フイルムボックス3内のフ
ィルムについての内容表示をさせるLED8,9,10
がフイルムボックス3の裏蓋4a表面に設けられた撮影
装置であって、LED8,9,10への照明表示制御を
させる制御回路14およびこの制御回路14に電圧を供
給するバッテリー24がフイルムボックス3に設けられ
ていて、このフイルムボックス3を光学部品用ボックス
2から取り外しても、制御回路によりLED8,9,1
0に前記フィルムについての内容表示をさせることが可
能に設けられている撮影装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば眼底カメラや
スリットランプ等の眼科装置に装着しても使用できる撮
影装置を提供することを目的とするものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば眼底カメラやスリットラン
プ等の眼科装置においては、一眼レフタイプの35mmカ
メラを撮影装置として使用しているのが普通である。こ
の様な眼科装置による撮影にはカラー撮影や血管造影撮
影(蛍光撮影)等がある。
【0003】そして、眼底カメラ等で眼底のカラー撮影
を行う場合は通常一人の被検者について数枚程度撮影す
れば良いが、血管造影撮影では一人の被検者についてフ
ィルム一本全てが使用される。
【0004】このため、従来は、血管造影撮影前には、
35mmカメラに蛍光撮影用の白黒フイルムが入っている
か否かを確認する必要がある。
【0005】この確認において35mmカメラにフィルム
が入っていなければ新たなフィルムを35mmカメラに装
填し、35mmカメラにフイルムが入っていればフィルム
の撮影枚数が全撮影枚数の途中であるか否かを確認し、
撮影枚数が途中であれば新たな35mmカメラを用意する
必要がある。また、フィルムの撮影枚数が全撮影枚数に
達している場合には、フィルムを巻き戻して、新たなフ
ィルムと交換する必要がある。
【0006】この様な作業は面倒であるため、従来は、
カラー撮影用のフィルムが装填された35mmカメラと、
血管造影撮影用のフィルムが装填された35mmカメラの
2つを用意しておき、撮影の種類に応じて35mmカメラ
を眼底カメラに装着することも行われていた。
【0007】この場合、フィルム包装箱のフィルム種別
表示部分を35mmカメラの裏蓋に設けたポケットに装填
して、35mmカメラに装填されているフィルムの種類が
どの撮影のフィルムであるかを分かるようにしているも
のがある。
【0008】また、フィルムのパトローネのフィルム種
別表示部分を視認させるフィルム確認窓を35mmカメラ
の裏蓋に設けておき、このフィルム確認窓を通して装填
されているフィルムの種類を確認できるようにしたもの
もある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
場合にはポケットにフィルム包装箱のフィルム種別表示
部を入れ忘れた場合には、装填されているフィルムの種
類を知ることができないものであった。
【0010】また、眼底影撮影時には、眼底血管からの
光量が非常に少ないため、外部からの光の影響を除くた
めに暗室内等で血管造影撮影が行われる。このため、血
管造影撮影においては、前者のポケットにフィルム包装
箱のフィルム種別表示部や、後者のフィルム確認窓を通
じてのフィルムの種類等を暗室で確認しにくいものであ
り、不便であり、又、複数のカメラを用意しなければな
らず、装備が高価になるという問題もあった。
【0011】そこで、この発明は、複数台のカメラを用
意することなく撮影の種類に応じてフィルムを容易に交
換でき、暗室内でも装填されているフィルムの種類を容
易に知ることができる撮影装置を提供することを目的と
するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、この発明は、カメラ本体の後部にフィルムバックが
交換可能に装着され、前記フィルムバック内のフィルム
についての内容表示をさせる照明表示部が前記フィルム
バックの表面に設けられた撮影装置であって、前記照明
表示部への照明表示制御をさせる制御手段および前記制
御手段に電圧を供給する電源が前記フィルムバックに設
けられていて、前記フィルムバックを前記カメラ本体か
ら取り外しても、前記制御手段により前記照明表示部に
前記フィルムについての内容表示をさせることが可能に
設けられている撮影装置としたことを特徴とする。
【0013】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面に基づいて
説明する。
【0014】図1,図2において、1は眼底カメラに装
着して使用する撮影装置としての35mmカメラである。
この35mmカメラ1は、光学部品が内蔵された光学部品
用ボックス2(カメラ本体)と、光学部品用ボックス2
に着脱自在に嵌着されるフイルムボックス3(フィルム
バック)から構成されている。
【0015】この光学部品用ボックス2内には、クイッ
クリターンミラー2aと、図示しないクイックリターン
ミラー2a駆動用のモータ及びその制御回路と,図示し
ないフィールドレンズ及びプリズム,接眼レンズ(図示
せず)が内蔵された接眼部2b等を有する。図中、2c
は光学部品用ボックス2に設けられた撮影窓で、この撮
影窓2cはフイルムボックス3を光学部品用ボックス2
に装着したときに後述するシャッター収納部の図示しな
い撮影窓に対応させられる。
【0016】フイルムボックス3は、平面形状がコ字状
のボックス本体4と、ボックス本体4の裏面開口を開閉
する裏蓋4aを有する。ボックス本体4は、フィルム巻
戻機構(詳細図示略)の為に一側部に設けた第1の駆動
部品収納部5と、フィルム巻上機構(詳細図示略)の為
に他側部に設けた第2の駆動部品収納部6と、駆動部品
収納部5,6の後部間を連設しているシャッター収納部
7を有する。
【0017】この第1の駆動部品収納部5内には、フィ
ルム巻戻機構の一部である図3の巻戻モータ5aが収納
されている。
【0018】また、第2の駆動部品収納部6内には、フ
ィルム巻上機構の一部である図3の巻上モータ6aが収
納されていると共に、フィルム両側に沿って等ピッチで
穿設された係合孔列に係合するスプロケット(図示せ
ず)、及び、このスプロケットに連動してフィルムの巻
上移動量を検出する図3のロータリーエンコーダ6bが
配設されている。
【0019】このロータリーエンコーダ6bは、スプロ
ケットと一体のスリット円板6cと、スリット円板6c
のスリット(図示せず)を検出する光電検出部6dを有す
る。この光電検出部6dは、発光部6eと受光部6fを
対向させたもので、スリット円板6cのスリットが発光
部6eと受光部6fとの間に来たとき、発光部6eから
の光を受光部6fで受けて、受光部6fからスリット検
出信号を出力する。この出力からフィルム移動量を知る
ことができる。
【0020】フイルムボックス3は、光学部品用ボック
ス2とボックス本体4の凹部4cとを互いに嵌着係合さ
せることにより、光学部品用ボックス2に取り付けられ
る。この際、ボックス本体4は光学部品用ボックス2に
図示しない移動操作可能な係止爪等を用いた周知の係脱
機構で互いに係脱可能に保持される。
【0021】このボックス本体4の光学部品用ボックス
2への取付時には、フイルムボックス3内の駆動機構と
光学部品用ボックス2のクイックリターンミラー2aの
動作とが図示しない連動手段で連動させられる。
【0022】フイルムボックス3の裏蓋4aの外表面に
は、フイルムボックス3内のフィルム室(図示せず)に配
設されてフィルムの巻上・巻取状態等の内容表示をさせ
るLED8が照明表示部として視認可能に設けられてい
る。
【0023】フイルムボックス3の裏蓋4aの外表面に
は、血管造影撮影用のフィルムがフイルムボックス3内
に装填されているときに血管造影撮影(蛍光撮影)用の
内容表示をさせるLED(発光ダイオード)9が照明表
示部として設けられていると共に、カラー撮影用のフィ
ルムがフイルムボックス3内に装填されているときにカ
ラー撮影用の内容表示をさせるLED(発光ダイオー
ド)10が照明表示部として視認可能に設けられてい
る。
【0024】さらに、フイルムボックス3の裏蓋4aの
外表面には、フィルム撮影枚数の表示をさせるフィルム
枚数表示部11が設けられていると共に、フィルム枚数
表示部11のON・OFF用のスイッチ26(後述)及びフィ
ルム巻上可能状態・巻戻選択用のスイッチ12が取り付
けられている。フィルム枚数表示部11には、2個の7
セグメントLED11a,11bが用いられている。
【0025】このスイッチ12は、図3に示した様に、
可動接点12aと、可動接点12aの操作ツマミ12b
と、巻上側の固定接点Wと,巻戻側の固定接点RWを有
する。この可動接点12aは、常時はフィルム巻上側の
固定接点W側に接続して使用されが、フィルム巻戻時に
は操作ツマミ12bを操作して固定接点RW側に接続す
る。
【0026】図3,図4において13はフイルムボック
ス3の各部の制御回路(制御手段)示したものである。
以下、この制御回路13について説明する。
【0027】この制御回路13は、CPU(中央演算処
理回路)を有する制御装置14(制御手段)を有する。
この制御装置14からはモータ制御信号がモータドライ
ブ回路15に入力される。このモータドライブ回路15
は、制御装置14からのモータ制御信号を受けてモータ
5a,6aを駆動制御させるようになっている。
【0028】また、ロータリーエンコーダ6bの受光部
6fからのスリット検出信号は制御装置14に入力され
る。この制御装置14は、受光部6fからのスリット検
出信号を受けて、フィルムの巻上駒数を演算し、メモリ
16に記憶させるようになっている。
【0029】さらに、制御装置14には、上記LED
8,9,10が接続されていると共に、LED8,9,
10の光量を調整するためのロータリースイッチや可変
抵抗等の光量調整手段17及びLED8,9,10を任
意に消灯するためのスイッチS8,S9,S10が接続
されている。これにより、制御装置14は、光量調整手
段17の操作によりLED8,9,10の光量を段階的
又は無段階に調整制御するともに、スイッチS8,S
9,S10の操作によりLED8,9,10をON・OFF制
御する様になっている。
【0030】制御装置14はデコーダ18にメモリ16
からのフィルム枚数信号を入力し、デコーダ18はこの
信号を受けてフィルム枚数表示部11にフィルム枚数を
表示させるようになっている。
【0031】スイッチ12の固定接点W,RWは、制御
装置14のフィルム巻上用入力端子(図示せず)及びフィ
ルム巻戻のための入力端子(図示せず)にそれぞれ接続さ
れている。
【0032】また、図3において、19はフィルム感度
設定用のディップスイッチ、19aはディップスイッチ
19の各スイッチレバー、20は駆動部品収納部5内の
図示しないフィルム室にフィルムが装填されたときにフ
ィルムのパトローネに設けられたDXコードを読み取る
センサ、21は裏蓋4aが開かれたときにONするスイッ
チである。このディップスイッチ19からのフィルム感
度設定信号、センサ20からのDXコード信号(フィル
ム感度信号)、スイッチ21からの信号は制御装置14
に入力される。
【0033】しかも、制御装置14,モータドライブ回
路15,ロータリーエンコーダ6bの光電検出部6d,
スイッチ12の可動接点12a,センサ20等の電源入
力側には、バッテリー及び電源回路等を含む回路駆動用
の電源22がダイオード23を介して接続されていると
共に、回路駆動用のバッテリー24がダイオード25を
介して接続されている。また、デコーダ18の電源入力
側には、電源22が接続されていると共に、バッテリー
24がダイオード25び表示ON・OFF用のスイッチ26
を介して接続されている。
【0034】さらに、フイルムボックス3にはモーター
ドライブ回路15の電圧入力端子15aが設けられ、光
学部品用ボックス2には電圧入力端子2d及び電圧出力
端子2eが設けられ、図示しない眼科装置の本体には内
部の電源回路27の電圧出力端子27aが設けられてい
る。この端子15a,2eはフイルムボックス3を光学
部品用ボックス2に装着したときに互いに接続され、端
子2d,27aは光学部品用ボックス2を眼科装置の本
体に装着したときに互いに接続されて、眼科装置内の電
源回路27からモータ駆動用の電圧がモータドライブ回
路15に印加されるようになっている。図中、28はフ
イルムボックス3内に設けられたフィルムエンド検出ス
イッチである。
【0035】次に、この様な構成の制御回路の機能を説
明する。
【0036】[I]制御回路等の駆動 回路駆動用の電源22及びバッテリー24は、ロータリ
ーエンコーダ6b,スイッチ12の可動接点12a,制
御装置14,モータドライブ回路15,メモリ16,セ
ンサ20等に作動電圧を印加している。
【0037】この状態に於て、スイッチ26をON操作す
ると、デコーダ18が作動させられる。この作動により
デコーダ18は、フィルム枚数表示部11を点灯させる
と共に、メモリ16から制御装置14が読み出したフィ
ルム枚数情報信号を受けて、フィルム枚数表示部11に
フィルム枚数を表示させる。また、スイッチ26をOFF
させればフィルム枚数表示部11の表示が消される。
【0038】また、光学部品用ボックス2を眼科装置に
装着して、眼科装置の電源回路27の電圧出力端子27
aを光学部品用ボックス2の電圧入力端子2dに接続さ
せると共に、この光学部品用ボックス2にフイルムボッ
クス3を装着して、光学部品用ボックス2の電圧出力端
子2eをモータドライブ回路15の電圧入力端子15a
に接続させると、電源回路27からモータドライブ回路
15にモータ駆動用の電圧が印加されて、このモータ駆
動用の電圧がモータ5a,6aに印加可能な状態とな
る。
【0039】[II]制御装置による各部の制御 (a)フィルム非装填時 フイルムボックス3内にフィルムが装填されていなけれ
ば、制御装置14はデコーダ18を制御してフィルム枚
数表示部11の数値を「0」にすると共に、LED8を
点灯させ、LED9,10を消灯させる。
【0040】(b)フィルム装填時 一方、フイルムボックス3内にフィルムが装填されてい
れば、フィルム種類判別用のセンサ20がフィルムのパ
トローネに設けられたDXコード表示部からフィルムの
ISO感度を読み取ってISO感度信号を出力し、この
ISO感度信号が制御装置14に入力される。
【0041】これにより制御装置14は、センサ20か
ら入力されるISO感度信号がディップスイッチ19で
設定されたフィルム感度以上であるか否かを判断して、
センサ20から入力されるISO感度信号がディップス
イッチ19で設定されたフィルム感度以上のときには血
管造影撮影用のLED9を点灯させ、センサ20から入
力されるISO感度信号がディップスイッチ19で設定
されたフィルム感度未満の場合にはカラー撮影用のLE
D10を点灯させる。
【0042】例えば、ディップスイッチ19で設定され
たフィルム感度がISO400の場合について説明す
る。この場合に制御装置14は、センサ20から入力さ
れるISO感度信号が400以上のときには血管造影撮
影用のLED9を点灯させ、センサ20から入力される
ISO感度信号が400未満の場合にはカラー撮影用の
LED10を点灯させる。
【0043】また、制御装置14は、フイルムボックス
3内にフィルムが装填されていれば、ロータリーエンコ
ーダ6bの受光部6fからの信号をフィルム巻上毎に受
けて、巻上毎に撮影枚数を加算演算し、その結果をメモ
リ18にフィルム撮影枚数を記憶させる一方、メモリ1
8からのフィルム撮影枚数信号をデコーダ18に入力し
て、フィルム枚数表示部11にフィルム撮影枚数を表示
させる。
【0044】この状態で図示しない撮影スイッチをON操
作すると、光学部品用ボックス2のクイックリターンミ
ラーが最初に動作しその動作終了に連動して、制御装置
14はモータドライブ回路15を制御して、電源回路2
7からのモータ駆動用の電圧を巻き上げモータ6aに印
加して、巻上モータ6aを作動させ、一駒分だけフィル
ムを巻き上げる。
【0045】さらに、制御装置14は、フィルムの全撮
影枚数の途中にある場合にはフィルム状態表示用のLE
D8を常時消灯させる。また、モータ6aのアース側電
流は制御装置14の電流検出部に入力されていて、フィ
ルムが撮影のためにパトローネから引き出しができなく
なってモータ6aが停止すると、モータ14のアース側
に流れる電流が増大し、この増大電流が電流検出部によ
りフィルムエンド検出信号として入力される。これによ
り、制御装置14は、LED8を点滅させ、フィルム巻
戻及びフィルム交換の必要性を使用者に知らせる。
【0046】(c)フィルム巻戻 この様にLED8が点滅した場合にはフィルム巻戻用の
スイッチ12の操作ツマミ12aを操作して、可動接点
12aを接点RW側に切り換えて、接点RWからの巻戻
信号を制御装置14に入力する。これにより制御装置1
4は、モータドライブ回路15を制御して、電源回路2
7から巻戻モータ5aに駆動電圧を供給して、フィルム
の巻戻を開始させる。
【0047】この巻戻状態で制御装置14は、フィルム
枚数表示部11の表示を消すと共に、フィルム状態表示
用のLED8を点滅状態から常時点灯状態に切換て、撮
影可能状態からフィルム巻戻状態に切り替わったことを
使用者に知らせる。
【0048】そして、制御装置14は、フィルムが全て
巻き戻されると、フィルム端検出用のスイッチ28がOF
Fして、このOFF信号が制御装置14に入力され、制御装
置14はフィルム枚数表示部11に「0」の表示をさせ
て、フィルム巻戻が完了したことを使用者に知らせる。
【0049】(d)フィルム取り出し・交換等 この表示からフィルムが巻き戻されたのを確認して裏蓋
4aを開くと、裏蓋開検出用のスイッチ21がONして、
このON信号が制御装置14に入力される。これにより制
御装置14は、フィルム状態表示用のLED8を消灯さ
せる。この状態でフイルムボックス3内のフィルムを取
り出し、新たなフィルムをフイルムボックス3内に装填
し、裏蓋4aを閉じる。
【0050】このフィルム装填に際してはフィルムの先
端をフィルム巻上軸に手作業で行ってもよいし、フイル
ムボックス3内にフィルム先端をフィルム巻上軸に自動
的にセットするフィルム自動セット機構(イージーロー
ディング機構)を用いてもよい。
【0051】このフィルム自動セット機構を用いてのフ
ィルムセット時には制御装置14は、フィルム枚数表示
部11の表示を「0」にした状態にし、セットが完了
(ローディングが完了)するとフィルム枚数表示部11
の表示を「1」にする。この結果、裏蓋4aが閉じられ
ている状態で、LED8が点灯し、フィルム枚数表示部
11の表示が「0」になっていれば、フィルム交換がな
されていないか、フィルムがフイルムボックス3内に入
っていないかのいずれかであることが分かる。
【0052】[III]その他 従って、上述した様な構成の35mmカメラ1を装着した
眼底カメラやスリットランプ等の眼科装置に装着して、
この眼科装置による被検眼の撮影を外光による影響を無
くすために比較的に暗い場所(例えば暗室等)で行なっ
たとしても、フイルムボックス3の裏蓋4aに設けられ
たLED8,9,10(照明表示部)がフィルムの種類
や状態に応じて個別または複合的に点灯して、フィルム
の種類を使用者に視認させるので、35mmカメラ1の現
在のフィルムの設定や使用状況が暗闇のなかでも一目で
容易に確認できる。
【0053】また、ISO感度がディップスイッチ19
で設定されたフィルム感度以上の血管造影撮影用のフィ
ルムが装填されたフイルムボックス3と、ISO感度が
ディップスイッチ19で設定されたフィルム感度未満の
フィルムが装填されたフイルムボックス3を用意してお
いて、光学部品用ボックス2に装着したフイルムボック
ス3を予め用意しておいた別のフイルムボックス3と交
換する場合には、フイルムボックス3のスイッチ21をO
Nさせることで、上述したようにフイルムボックス3の裏
蓋4aに設けられたLED8,9,10(照明表示部)
がフィルムの種類や状態に応じて個別または複合的に点
灯して、フィルムの種類を使用者に視認させるので、3
5mmカメラ1の現在のフィルムの設定や使用状況が暗闇
のなかでも一目で容易に確認でき、暗闇でのフィルムの
交換が容易である。
【0054】また、上述したようにLED8,9,10
の光量を調整する光量調整手段17を設けて、LED
8,9,10等の表示明るさを調整することができるよ
うにしたり、LED8,9,10を任意に消灯させるた
めのスイッチS8,S9,S10を設けることで、この
LED8,9,10が撮影・診断の邪魔になる場合に
は、LED8,9,10の光量を低くしたり、LED
8,9,10を消灯させたりすることもできる。
【0055】
【効果】この発明は、以上説明したように、複数台のカ
メラを用意することなく撮影の種類に応じてフィルムを
容易に交換でき、暗室内でも装填されているフィルムの
種類を容易に知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる撮影装置の概略分解斜視図で
ある。
【図2】図1に示した各部品を組み付けた撮影装置の背
面図である。
【図3】図1,2に示した撮影装置の制御回路である。
【図4】図3に示した制御回路の一部詳細図である。
【符号の説明】
1…35mmカメラ 2…光学部品用ボックス(カメラ本体) 3…フイルムボックス(フィルムバック) 4…裏蓋 8,9,10…LED(照明表示部) 14…制御回路(制御手段) 22…電源

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラ本体の後部にフィルムバックが交
    換可能に装着され、前記フィルムバック内のフィルムに
    ついての内容表示をさせる照明表示部が前記フィルムバ
    ックの表面に設けられた撮影装置であって、 前記照明表示部への照明表示制御をさせる制御手段およ
    び前記制御手段に電圧を供給する電源が前記フィルムバ
    ックに設けられていて、前記フィルムバックを前記カメ
    ラ本体から取り外しても、前記制御手段により前記照明
    表示部に前記フィルムについての内容表示をさせること
    が可能に設けられていることを特徴とする撮影装置。
JP4347026A 1992-12-25 1992-12-25 撮影装置 Pending JPH06189912A (ja)

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JP4347026A JPH06189912A (ja) 1992-12-25 1992-12-25 撮影装置

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JP4347026A JPH06189912A (ja) 1992-12-25 1992-12-25 撮影装置

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JPH06189912A true JPH06189912A (ja) 1994-07-12

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002028134A (ja) * 2000-07-14 2002-01-29 Kowa Co 眼科測定装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002028134A (ja) * 2000-07-14 2002-01-29 Kowa Co 眼科測定装置
JP4527251B2 (ja) * 2000-07-14 2010-08-18 興和株式会社 眼科測定装置

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