JPH06189789A - 臨界検体耐性試験法 - Google Patents

臨界検体耐性試験法

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JPH06189789A
JPH06189789A JP24543693A JP24543693A JPH06189789A JP H06189789 A JPH06189789 A JP H06189789A JP 24543693 A JP24543693 A JP 24543693A JP 24543693 A JP24543693 A JP 24543693A JP H06189789 A JPH06189789 A JP H06189789A
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    • C12Q1/00Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions
    • C12Q1/02Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions involving viable microorganisms
    • C12Q1/18Testing for antimicrobial activity of a material

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 感染性生物の処方薬に対する耐性を試験す
る、臨界検体耐性試験法を提供する。 【構成】 技術者または医師が微生物の存在を同定
し、その微生物の増殖を阻害する特定の抗菌薬を処方し
た後、患者から採取した液体検体を、増殖培地および樹
脂媒体を含む第1バイアルおよび増殖培地のみを含む第
2バイアルに注入する。第2バイアルには処方した抗菌
薬も注入し、そして両バイアルを攪拌およびインキュベ
ートして微生物の増殖を促進する。両バイアルにおける
増殖の比較に基づいて、処方した抗菌薬の微生物への影
響を決定する。さらに、処理を施したバイアルおよび未
処理のバイアルについて微生物の増殖を定期的にモニタ
ーし、増殖反応曲線を作製し、次いでその曲線を、既知
の抗菌薬で処理した既知の微生物の増殖反応曲線と比較
することにより、微生物の属および種も同定することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、臨界検体耐性試験法に
関する。特に、処方薬、薬剤、あるいは抗菌薬に対する
微生物の耐性に関係する初期情報を与える血液培養試験
の方法に関する。
【0002】
【従来の技術】臨床微生物学試験の当業者が認識してい
るように、患者が病院にいる長さを減らすような経済的
治療をより効果的に促進することは、長い間の目標であ
った。抗菌薬耐性試験はいまだその重要性を増してい
る。なぜなら、それが感染した生物が医師により処方さ
れた薬剤、あるいは抗生物質に耐性があるかどうかとい
う早急の適切な診断上の問題に情報を与えるからであ
る。
【0003】患者の診察と最初の診断の見解に基づい
て、医師は特定のバクテリアの増殖を阻害するために特
定の薬剤や抗生物質を処方する。医師が患者に最適の抗
生物質を選択することは重要である。しかし、医師が最
適の抗生物質を選択するためには、血液のような液体検
体中のバクテリアを試験所で単離して多数の抗生物質を
用いて試験する必要がある。これらの試験の結果は48
時間判明しない。したがって、処方された抗生物質がバ
クテリアの増殖を阻害するかどうかを可能なかぎり早
く、できるなら48時間以内に決定する方法に対する必
要性が存在する。
【0004】現在、検体中のバクテリアを殺すのに最適
な抗生物質を選択するのに有効な様々な試験がある。し
かし、上述したように、それらの試験は48時間かか
る。多くのそれらの試験は米国特許第4,448,53
4号、すなわち最小阻害濃度試験(MIC)と抗菌感受
性試験(AST)で述べられている。
【0005】感受性試験は、どの程度のバクテリアが選
択された抗菌試薬で阻害されるかを決定する試験所的処
置である。しかし、それらの試験は血液検体が培養さ
れ、そして検体中のバクテリアコロニーが単離されるま
では実行できない。これらの感受性試験の成果は質的結
果、あるいは量的結果を与える。質的結果はバクテリア
が特定の抗生物質に耐性か感受性かを示す。量的結果は
バクテリアが様々な濃度の抗生物質に対してどの程度感
受性であるかを示す。
【0006】最もよく用いられる感受性試験は質的試験
であるディスク拡散試験、そして量的試験である希釈試
験である。ディスク拡散試験は、一般的にカービー・バ
ウアー法(Kirby−Bauermethod)とし
て知られているが、ミューラー・ヒントン寒天培地(M
uller−Hinton agar plate)の
表面に標準量懸濁されたバクテリアを植え、フィルター
ペーパーディスクを乗せることにより実行される。それ
ぞれのディスクには、ある濃度のそれぞれ異なる抗菌試
薬、あるいは抗生物質が染み込ませてある。そして培地
を16から18時間培養してバクテリアを増殖させる。
そして、それぞれのディスクの回りの阻害領域を測定し
バクテリアのそれぞれの抗生物質に対する感受性を決定
する。
【0007】一方、希釈試験は量的試験であり、特定の
感染を処理するのに必要な濃度を技官や医師が正確に決
定することを可能にする。最小の濃度は最小阻害濃度
(MIC)と呼ばれる。MICを決定するのに用いられ
る最も一般的な希釈法は寒天希釈と培養液希釈である。
【0008】寒天希釈法は、寒天培地に様々な濃度の抗
生物質を加え、その培地に標準量懸濁したバクテリアを
スポットし、次に培地を一晩培養することが必要であ
る。培養液希釈法は、培養液の入ったウエルまたは試験
管に様々な濃度の抗生物質を加え、各ウエルまたは試験
管に標準量懸濁したバクテリアを加え、そしてその混合
物を16から20時間培養することが必要である。そし
て、どちらの方法においても培地、試験管またはウエル
のバクテリアの増殖を検査し、そしてバクテリアの増殖
が見られない、抗生物質の濃度が最小の容器を見つける
ことによりMICが決定される。
【0009】MIC試験の拡張したものがMIC/ID
試験である。そのMIC/ID試験は質的、量的結果を
与えるだけでなく、バクテリアの属と種を同定する。し
かし、MICやMIC/IDを用いるときは、バクテリ
アを単離し、そして培養して高濃度に増やさなければな
らない。そのためには48時間を要する。即ち、MIC
/IDも他の試験法の時間的遅れの問題を改善してはい
ない。
【0010】さらに、別の質的、量的感受性試験が米国
特許第4,448,534号に述べられている。
【0011】不幸なことに、上記のそれぞれの試験は実
行して結果を出すのに48時間を要する。それゆえ、バ
クテリアの特定の抗生物質に対する耐性に関する情報を
必要な早さで与えない。事実、48時間後には試験は確
認にしか過ぎない。なぜなら、その時点で得られる情報
は、それまでの48時間の治療に対する患者の反応によ
り明らかになる薬剤の効果を単に相補するだけであるか
らである。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】薬剤に対するバクテリ
アの耐性に関する唯一の情報源が患者の総体的な病状の
回復あるいは悪化であるということは極めて好ましくな
いので、出来る限り早くバクテリアが薬剤により阻害さ
れているかどうかを決定する試験に対する要求が存在す
る。
【0013】さらに、熟練者が認識しているように、上
記の試験には不正確な結果を出す可能性がある。それは
患者にとって深刻な意味をもつ。したがって、上記の試
験と平行して行い、大きな誤りが見逃されているという
可能性を減らす、バックアップするような試験、あるい
は第2のレベルの試験を知ることにおいても価値がある
はずである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、臨界検体耐性
試験法を提供することにより従来の技術にみられる問題
を解決する。その臨界検体耐性試験は、処方された抗菌
薬や抗生物質に対するバクテリアの耐性を早急に、それ
も数時間以内に決定することを可能にする。さらに、本
発明は他の感受性試験が必要かどうかを決定する助けに
なり、他の感受性試験の結果を相補して大きな謝りが見
逃されている可能性を減らす。
【0015】本方法の好ましい態様は、患者の少量の血
液を密封したゴムの隔壁を通して増殖培地と樹脂培地の
入った第1の滅菌バイアルに注入し、そして別の少量の
患者の血液を増殖培地のみが入った第2の滅菌バイアル
に注入することからなる。そして第2のバイアルに処方
された抗菌薬を注入する。そして両バイアルを振盪培養
し、そしてバクテリアの増殖を監視する。両方のバイア
ル中の増殖の比較と第2のバイアル中の増殖の兆候に基
づき、処方された治療法が強められるべきか、あるいは
改良されるべきかを決定する。しかし、第2のバイアル
中に増殖が見られなかったり十分に阻害された増殖しか
見られない場合は、最初に処方された抗菌薬をそのまま
与え、処方をさらに変える必要はない。
【0016】あるいは、樹脂培地の入った第1の滅菌バ
イアルに多くの血液を注入し、培養し、そして血液中の
バクテリアを増殖させる。バクテリアの増殖がみられた
ら、第1のバイアル中の培養液の約半分を第2の滅菌バ
イアルに移して自然な状態で増殖させ、培養液の残りの
半分を処方された抗菌薬の入った第3のバイアルに移
す。そして、しばらくして2つのバイアル中のバクテリ
アの増殖の差により、処方された抗菌薬がバクテリアの
増殖を阻害しているか否かが示される。
【0017】さらに、処理したバイアルと処理していな
いバイアルのバクテリアの増殖を周期的に観測して増殖
反応曲線を作製し、そして処方された薬剤で処理されて
いる既知のバクテリアの増殖反応曲線と得られた曲線を
比較することによりバクテリアの属と種を同定する。
【0018】即ち、本発明は現在利用可能かまたは公知
の技術よりも早くて効果的な、血液サンプル中のバクテ
リアの処方された薬剤に対する耐性の試験法を提供す
る。本発明は迅速に結果を与える。そのため、患者の病
院での滞在の第1日目の”午後の回診”の前に薬剤耐性
が判明する。本発明はこの情報を早く与えるので、迅速
に効果的治療に貢献し、患者の回復を速め、バクテリア
の処方された薬剤に対する耐性による病状が長引くとい
う可能性を減らす。
【0019】本発明のこれらの側面、その他の側面、特
徴、利点は、図面を伴う下記の詳細な説明より明らかに
なる。
【0020】本発明の原理と概念を具体化するのに好適
な方法を遂行するための好適な装置の例が図1に示され
ている。ここではバイアル100の中で生物活性が測定
され、バイアル100は装置の中のx−yマトリックス
101に配置されている。装置の好適な態様において、
x−yマトリックス101は240個のバイアルを含
み、そして試験中にそれぞれのバイアルの中身をかき混
ぜるために振盪させる目的で装置中において動くように
はめ込まれている。
【0021】バイアル100は装置中では囲われてい
て、試験中は装置前面の二枚のちょうつがいの扉102
によって外界から保護されている。加熱装置(示されて
いない)も装置中において、扉102が閉まっている時
に微生物の代謝を誘導できる温度にて(例えば37℃)
x−yマトリックス101の中でバイアルを培養するた
めに備え付けられている。それゆえ装置はそれぞれのバ
イアルの中の細菌の増殖に理想的な環境となるようにバ
イアルのすべてを同時に振盪し培養することができる。
このような装置の一例はBACTEC 9240であ
り、これはBecton,Dickinson and
Companyによって発売されている不純物の入ら
ない血液培養装置である。
【0022】さらにディスプレー103が図1における
装置の前面にあり、装置の作動状態が示される。そして
コントロールパネル104には、装置を試験するかまた
は装置のスイッチを入れたり消したりするための複数の
スイッチが示される。電線105は装置を制御装置30
0につないでいる。装置全般の運転を制御する制御装置
300については以下に示す。
【0023】本発明で使用する好適なバイアル100の
側面図が図2に示されている。バイアル100は首の部
分201と底の部分202からなり、首の部分201は
底の部分202よりも直径が小さい。蓋203は首の部
分201の上の開いたところを塞ぎ、ゴムの隔壁204
によりバイアル100の中に液体試料を注入するために
バイアル100に針を刺すことができるようになってい
て、針を抜く時にバイアル100の開いた先端を再び閉
じることができる。バイアル100は増殖培地205を
含むものとして示されるが、該培地205はバイアルが
培養されたり振動された場合にバイアルに注入された液
体中に存在するかもしれない細菌の増殖を刺激する。
【0024】記述された態様において、蛍光に基づいた
二酸化炭素センサー206がバイアル100の中の二酸
化炭素の存在を障害なく検知するために基底部分202
の底についている。隔膜204を通ってバイアル100
に注入された液体検体中の細菌が増殖培地205の中で
増殖する時に細菌の代謝によって二酸化炭素が生じる。
それゆえセンサー206でバイアル100中の二酸化炭
素を検知することで細菌がバイアルの中で増殖している
ことが分かる。さらに加えて図2のバイアル100は任
意の樹脂培地207を含み、バイアル中に存在する可能
性のある抗生物質や薬剤を吸収する。このようなバイア
ルの例はBACTEC 9240で使うためにBect
on,Dickinson and Companyに
よって売られている。
【0025】さらに加えて、各々のバイアル100に独
立していて区別できるバーコードの表示208があり、
各々のバイアルが効率よく観察され、そして情報の間違
いを最小限にとどめるようにすることが望ましい。
【0026】各々のバイアル100に注入される液体検
体が血液ならば、装置はバイアルを定期的に同時に記録
し、振盪し、培養する不純物のない血液培養系を提供す
る。各々のバイアル100はバイアル中の血液培養液を
継続的に記録する蛍光発光に基づいた二酸化炭素検出器
206がついているので、以上に述べた装置に基づいた
血液培養系は各々のバイアル100の中での細菌の増殖
をいち早く検出することができる。さらに加えて、この
系は各々のバイアル100中の血液培養液の中での細菌
の増殖に関して、保存しておいて後で分析できる定期的
な情報源を間断なく提供する。
【0027】図3には、図1で示した装置の典型的な制
御装置300のブロック線図が示されている。制御装置
300はディスケットドライブ302とディスクドライ
ブ303とに連結している処理装置(プロセッサー)3
01からなる。これらの両ドライブ302と303は装
置を操作し制御するために使われるプログラムや情報を
保存したり検索したりするのに使われる。ドライブ30
2と303はどちらも従来のドライブであり、ディスケ
ットドライブ302は移動することのできる保存媒体を
持っていて、ディスクドライブ303はディスケットド
ライブ302の移動することのできる保存媒体よりも大
きな保存容量のある移動できない保存媒体を持ってい
る。制御装置300はまた、プロセッサー301によっ
て現在行われているプログラムやドライブ302や30
3や他の周辺装置、すなわち検出器305から受け取ら
れる情報を一時的に記憶しておく記憶装置(メモリー)
304も含んでいる。
【0028】プロセッサー301は記憶装置(メモリ
ー)304に記憶されている情報の命令に従って電線1
05を通じて図1の装置を制御する。操作する人はキー
ボード306あるいはバーコードリーダー307を用い
てプロセッサー301によって実行されるプログラムを
選択し、装置によって行われた試験の結果と装置全体の
状態についての情報はディスプレイ308に表示される
か、あるいはプリンター309に印刷される。バーコー
ドリーダー307はまた各々のバイアル100のバーコ
ード208を読むのに使われ、その情報を各々のバイア
ル100を追跡するプロセッサー301に与える。
【0029】図3に示したように、テストアセンブリー
310は各々のバイアル100A、100Bと連結して
いて二酸化炭素ガスの存在をそれぞれのバイアルについ
て調べる。好適には、各々のテストアセンブリー310
は、光源311、フィルター312、および発光ダイオ
ード検出器305を含み、ドライバーインターフェース
313や検出器インターフェース314を通して電線1
05でプロセッサー301によって制御される。
【0030】操作において、光は光源311から発し各
々のバイアル100Aと100Bの基底部にある蛍光に
基づいた二酸化炭素センサー206の方向を向いている
ので蛍光に基づいたセンサー206はセンサー206に
よって感知された二酸化炭素の量に従ってさまざまな量
の光を発する。たとえば、バイアル中により多くの二酸
化炭素があればあるほどセンサー206によって発され
る蛍光は多くなる。放出された光はフィルター312を
通り検出器305によってとらえられ、それから検出器
インターフェース314にとらえられた光の程度に関す
る情報を伝える。
【0031】プロセッサー301はドライバーインター
フェース313を通して各々の光源311を動かし、そ
して検出器インターフェース314にて検出器305に
よって受け取られた測定値のデータをとる。検出器イン
ターフェース314から受け取られた情報に基づいて、
対応する光源311によって発せられた光に反応してプ
ロセッサー301は各々のバイアル100Aと100B
の中の二酸化炭素の相対量を決定し、これらの試験の結
果を記憶装置304あるいはドライブ302と303に
保存する。さらに加えて、プロセッサー301はどのテ
ストアセンブリー310を使うかを選択し、それゆえテ
ストアセンブリー310を連続してまたは平行して使い
ながら試験を行うことができる。
【0032】図3に示し、以上に論じた制御装置300
は単なる例示であり、本発明の範囲内において別の構造
を採用することが可能である。たとえば、プロセッサー
301、記憶装置304、表示308、インターフェー
ス313と314は制御装置300の中にあるよりもむ
しろ図1で示された装置の中に完全にまたは部分的に含
まれることも可能である。
【0033】図4には本発明に従って図1〜3に示した
装置を使った臨界検体耐性試験の好適な方法の流れ図を
示す。ステップ400で装置のスイッチが入れられる
と、装置をリセットし装置のあらゆる部品の現状を確か
めるステップ405で、プロセッサー301によってさ
まざまな初期化ルーチンがなされる。ステップ410
で、増殖培地205と樹脂培地207を含んだ第1の滅
菌バイアル100Aにバイアル100Aの開いた上方の
閉じたゴムの隔壁204を通して患者の少量の血液が注
入される。樹脂培地207は血液検体中に存在する可能
性のある抗生物質や薬剤を吸収して、抗菌薬が患者の血
液中に存在することにより細菌の増殖が妨害されないよ
うになっている。
【0034】ステップ415で、増殖培地205のみを
含む第2の滅菌バイアル100Bに患者の血液少量と、
血液検体を提供した患者を治療するために医者が処方し
た抗生物質が注入される。それからステップ420で両
バイアルがx−yマトリックス101に入れられ装置の
扉102が閉められる。
【0035】プロセッサー301は、臨界検体耐性試験
を、2つのバイアル100Aと100Bで行う。ステッ
プ425で両バイアルは撹拌され、微生物の代謝至適温
度であるる摂氏37度で培養され、細菌の増殖がモニタ
ーされる。100A、100Bのそれぞれのバイアル中
の細菌の増殖は、各種試験集合体310により監視され
るが、これら集合体310は各バイアルの底部に向けて
バイアルの底にある蛍光性の二酸化炭素センサー206
に光をあて、これを検出器305が検出する。ステップ
430に示すとおり、それぞれの検出器305から10
分間隔でデータが送られ、検出器インターフェース31
4を通してプロセッサー301で受信され、そしてメモ
リー304に記憶される。
【0036】それぞれの検出器305からプロセッサー
301が受信するデータは、バイアル中の細菌の増殖を
直接的に反映する各バイアル中の二酸化炭素の存在量を
示す。ステップ435では、プロセッサー301は、1
00A、100Bのそれぞれのバイアルと連結している
両検出器から送られたデータを比較する。そして、この
比較に基いて、処方された療法が微生物の増殖を阻害す
るかどうかを決定する。例えば、抗生物質を含まないバ
イアル100A中の細菌の増殖が抗生物質を含むバイア
ル100B中よりも多ければ、微生物が処方された抗生
物質に耐性があることにはならない(ステップ44
0)。しかし、もし細菌の増殖が両バイアル100Aと
100Bで同じ程度な場合や、処理したバイアル100
B中の増殖が、未処理のバイアル100A中の増殖より
大きい場合には、その微生物は処方された抗生物質に耐
性があると推論されうる(ステップ445)。比較の結
果はディスプレイ308に表示されるか、あるいはプリ
ンター309で記録される。処方する医者は、細菌の耐
性の可能性や、十分な感受性試験で得られた重要事項に
ついての情報を知ることができる。
【0037】上記の装置および臨界検体耐性試験法は、
10分間程度の短い時間内に細菌の増殖に関するデータ
を収集できるので、処方された抗菌薬に対する微生物の
耐性を比較的に短い時間内に検出することができる。ど
の様な場合でも、統計学的に同様の増殖が処理されたバ
イアル100Bと未処理のバイアル100Aに検出され
れば、即座に本装置は処方された抗菌薬への耐性の有無
の可能性を検出できる。それゆえに、上記の観点からす
ると、本発明は臨界データを提供し、それは、現在利用
可能な試験よりもはるかに速く治療に影響を与え、おそ
らく早い場合で患者の入院初日の”午後の回診”には結
果が判明するだろう。その結果として、上記の方法は、
患者の良好な治癒を早め、処方された薬に対する細菌の
耐性が原因で病気が長引くことを減らすことになる。
【0038】図5は本発明に従ったもうひとつの流れ図
である。装置のスイッチが入るとステップ500と50
5で初期化され、ステップ510で増殖培地および樹脂
培地を含む滅菌バイアル100Aに特定の量の血液を注
入する。そして、ステップ515でX−Yマトリックス
101にうつされ、次に撹拌されて微生物の代謝に適し
た37℃で培養される。そして、ステップ520で培養
される。そして、細菌の増殖が定期的にモニターされ
る。2〜3時間後にバイアル100A中の微生物量は飽
和する。その時にステップ525でバイアル100Aは
X−Yマトリックス101から取り外される。その後バ
イアル100A中の培養液はステップ530で最初のバ
イアル100Aと、2つ目の滅菌バイアル100Bに分
割され、ステップ535で、医者によって処方された抗
菌薬がバイアル100Bに注入される。
【0039】ステップ540では、バイアル100Aお
よび100BはX−Yマトリックス101にセットさ
れ、その後プロセッサー301がステップ545でバイ
アル100Aおよびバイアル100Bについて臨界検体
耐性試験を行うが、その間、両バイアルは混ぜられ、微
生物の代謝至適温度37℃で培養され、そして定期的に
細菌の増殖をモニターされる。その後、ステップ550
から565で、両バイアル中の微生物の増殖率の比較に
基づいて、プロセッサー301は、感染している微生物
が処方された抗菌薬に耐性であるか否かを、上記に示さ
れたステップ430〜445の手順で個々に決定する。
【0040】さらに理解されるべきことは、未処理の検
体用の元のバイアル100Aを続けて使うよりも、ステ
ップ540〜565の中では未処理の検体用のもう1つ
の滅菌バイアル100が使われ得るということである。
【0041】上記の方法はまた、細菌の属や種の同定に
有効である。最初に、上記の要領で処理したバイアル1
00Bおよび未処理のバイアル100Aにおける特定の
細菌の増殖を連続して監視し、そして、図6に示すとお
り、既知の種々の細菌がそれぞれ既知の種々の抗生物質
に対して描く増殖反応曲線を作製する。それぞれの増殖
反応曲線は、次に実際の臨界検体耐性試験の際に参照さ
れる、メモリー304の中のデータベースを創るのに使
われる。それ故に、上記の要領で臨界検体耐性試験を行
っている時に、実際の試験の最中に作製された増殖反応
曲線は、メモリー304に保存されている増殖反応曲線
と比較され、一致する曲線を見つけ、それによって細菌
の種を同定する。このシステムは、もし必要ならば、同
じデータベースを使って個々の同定された細菌に対する
最も良い増殖反応曲線をもつ抗生物質を探すことによ
り、他の抗生物質も提示する事もできる。
【0042】図6は処理したバイアル100Bおよび未
処理バイアル100Aの増殖反応曲線を詳細にプロット
したものを示す。未処理バイアル100Aの増殖反応曲
線は上の方のプロットで、処理済バイアル100Bの曲
線は下の方のプロットで、各曲線は時間に対するCO
の量の関係を表す。このプロットは又、典型的な増殖反
応曲線の特性を明らかにし、この特性は、処理済バイア
ルおよび未処理バイアルの増殖反応曲線を比較するのに
使うことができる。例えば、各曲線の、検出される二酸
化炭素量の最大値AおよびA、傾きmおよび
、あるいは、2つの曲線間の対数増殖期の時間差
(δt)が利用可能な曲線特性である。しかし、ここで
理解されるべきことは、図6中のプロットと明らかにさ
れた特性は、例示の目的の為だけであって、限定を目的
としたものではなく、他の適した曲線特性も、処理、未
処理の両バイアルの増殖反応曲線を比較するのに利用す
る事が可能である。
【0043】さらに、ある同定された細菌を含む未処理
バイアルに対する増殖反応曲線を作製してメモリー30
4に保存しておけば、耐性テストはただ1つの処理済バ
イアルを使えば行えるようになる。例えば、1つのバイ
アルしか使わない試験のそのような遂行方法は、バイア
ル中の細菌の増殖を「まぜる」、「培養する」そして
「定期的にモニターする」工程から成る。細菌の対数増
殖を検出する場合、処方された抗生物質をバイアルの中
に注入し、混ぜ、培養し、そして増殖を定期的にモニタ
ーする工程を続ける。保存した未処理バイアルの増殖反
応曲線の増殖特性、定期的に測定された処理済バイアル
の増殖特性を比較する事により、処方された抗生物質に
対する細菌の耐性が検出され得る。
【0044】本発明は、結果を出すのに最低48時間も
要する現在利用可能な感受性試験の確証も提供する。本
発明に基づいた上記の臨界検体耐性試験は、他の何れの
感受性試験の結果も高め、それらの他の試験から得られ
る不正確な結果により引き起こされる問題を回避するこ
とになるであろう。
【0045】従って、本発明は、処方された抗生物質に
対する細菌の耐性に関する必要とされる多くの情報をす
ばやく提供し、それによって、結果の良好な患者を増
し、処方された抗生物質に対する細菌の耐性がもとで起
こる病気を長引かせることを減らすことが認識されるで
あろう。
【0046】前記議論において理解されるべきことは、
上記の態様と実行の方法は、本発明による装置および臨
界検体耐性試験を行う方法の単なる例示である。他の適
した変更及び改変を本明細書で述べられた装置または方
法に施しながら本発明の範囲に収めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明を実施することのできる装置の
透視図である。
【図2】図2は、本発明を実施するにあたって用いられ
るバイアルの側面図である。
【図3】図3は、図1に示された装置の好適な制御系の
ブロック線図である。
【図4】図4は、本発明の好適な方法の流れ図である。
【図5】図5は、本発明の別の方法の流れ図である。
【図6】図6は、本発明を用いた時の、処理を施したバ
イアルと未処理のバイアルの増殖反応曲線を示すプロッ
トである。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液体検体の試料を、微生物の増殖を促進す
    る増殖培地を含む第1の滅菌バイアルに導入し;液体検
    体中に存在すると予想される微生物の増殖を阻害する抗
    菌薬を、第2の滅菌バイアルに導入し;微生物の代謝に
    適した条件で第1および第2のバイアルを振盪、および
    培養し;第1バイアル中のCO濃度を測定し;第2バ
    イアル中のCO濃度を測定し;第1バイアル中のCO
    濃度を、第2バイアル中のCO濃度と比較し;そし
    てCO濃度の比較の結果から、上記抗菌薬が上記予想
    される微生物の増殖を阻害しているか否かを決定する:
    工程から成る、液体検体中に存在すると予想される微生
    物の、抗菌薬に対する耐性を検定する方法。
  2. 【請求項2】第1および第2のバイアルの振とうおよび
    培養を最低10分間実施する、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】第1および第2バイアル中のCO濃度の
    測定を定期的に行う、請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】第1バイアル中のCO濃度の各測定値を
    保存し、未処理のバイアルの増殖曲線を作製し;そして
    第2バイアル中のCO濃度の各測定値を保存し、処理
    を施したバイアルの増殖曲線を作製する:工程をさらに
    含み、上記比較の工程が、未処理のバイアルの増殖曲線
    と処理を施したバイアルの増殖曲線を比較することから
    成る、請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】第1および第2バイアル中のCO濃度の
    測定を最低10分毎実施する、請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】上記決定工程の結果を表示する工程をさら
    に含む、請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】第1バイアルが、液体検体から抗菌薬を吸
    収する樹脂媒体をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】抗菌薬が微生物の増殖を阻害していないか
    を決定する上記工程が、 a)第1バイアル中のCO濃度が第2バイアル中のC
    濃度よりも大きい場合は抗菌薬は微生物増殖を阻害
    しており;そして b)第1バイアル中のCO濃度が第2バイアル中のC
    濃度よりも小さいまたは等しい場合は抗菌薬は微生
    物増殖を阻害していない:ことを導き出す上記比較の工
    程の結果を分析することを含む、請求項1に記載の方
    法。
  9. 【請求項9】液体検体の試料を、微生物の増殖を促進す
    る増殖培地を含む第1の滅菌バイアルに導入し;微生物
    の代謝に適した条件で、液体検体中に存在すると予想さ
    れる微生物のバイオマスが第1バイアル中にある程度増
    殖してくるまで、第1バイアルを振盪および培養し;該
    バイオマスの一部を、第1バイアルから増殖培地を含む
    第2の滅菌バイアルに導入し;該バイオマスの別の一部
    を、第1バイアルから増殖培地を含む第3の滅菌バイア
    ルに導入し;予想される微生物の増殖を阻害する抗菌薬
    を第3バイアルに導入し;微生物の代謝に適した条件で
    第2および第3バイアルを振盪および培養し;第2バイ
    アル中のCO濃度を測定し;第3バイアル中のCO
    濃度を測定し;第2バイアル中のCO濃度を、第3バ
    イアル中のCO濃度と比較し;そしてCO濃度の比
    較の結果から、上記抗菌薬が上記予想される微生物の増
    殖を阻害していないかを決定する:工程から成る、液体
    検体中に存在すると予想される微生物の、抗菌薬に対す
    る耐性を検定する方法。
  10. 【請求項10】抗菌薬が予想される微生物の増殖を阻害
    しているか否かを決定する上記工程が、 a)第2バイアル中のCO濃度が第3バイアル中のC
    濃度よりも大きい場合は抗菌薬は微生物増殖を阻害
    しており;そして b)第2バイアル中のCO濃度が第3バイアル中のC
    濃度よりも小さいまたは等しい場合は抗菌薬は微生
    物増殖を阻害していない:ことを導き出す上記比較の工
    程の結果を分析することを含む、請求項9に記載の方
    法。
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BR9303952A (pt) 1994-04-05
EP0590918A1 (en) 1994-04-06
AU4756393A (en) 1994-04-14
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