JPH06189671A - 魚処理機 - Google Patents
魚処理機Info
- Publication number
- JPH06189671A JPH06189671A JP5258943A JP25894393A JPH06189671A JP H06189671 A JPH06189671 A JP H06189671A JP 5258943 A JP5258943 A JP 5258943A JP 25894393 A JP25894393 A JP 25894393A JP H06189671 A JPH06189671 A JP H06189671A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fish
- cover
- processing
- path
- grid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A22—BUTCHERING; MEAT TREATMENT; PROCESSING POULTRY OR FISH
- A22C—PROCESSING MEAT, POULTRY, OR FISH
- A22C25/00—Processing fish ; Curing of fish; Stunning of fish by electric current; Investigating fish by optical means
- A22C25/08—Holding, guiding, or conveying fish before, during or after its preparation ; Devices for sizing fish; Automatically adapting conveyors or processing machines to the measured size
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Zoology (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Processing Of Meat And Fish (AREA)
- Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 第1処理部からそれとほぼ直行した向きに魚
を移動させる際に、正確に且つ魚を傷つけずに案内させ
て移動させる。 【構成】 第1処理部の終端部に、魚を第2処理部へ案
内するカバーが設けられている。そのカバーは魚の経路
の上方に配置されて、入口部分では魚の経路に対して弾
性的に変位可能に、出口端部では固定されたままに形成
されている。
を移動させる際に、正確に且つ魚を傷つけずに案内させ
て移動させる。 【構成】 第1処理部の終端部に、魚を第2処理部へ案
内するカバーが設けられている。そのカバーは魚の経路
の上方に配置されて、入口部分では魚の経路に対して弾
性的に変位可能に、出口端部では固定されたままに形成
されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】例えば頭及び/または尾を切断す
るため、魚がその長手方向軸線に直交する方向へ搬送さ
れる第1処理部と、前記第1処理部の終端部にカバーを
魚の経路の上方にその出口側をほぼ垂直方向に向けて配
置した移送部と、例えば内蔵の取り出し及び/または切
り身化を行うために前記第1処理部に対してある角度で
配置され、魚がその長手方向へ搬送される第2処理部と
を有している魚処理機に関するものである。
るため、魚がその長手方向軸線に直交する方向へ搬送さ
れる第1処理部と、前記第1処理部の終端部にカバーを
魚の経路の上方にその出口側をほぼ垂直方向に向けて配
置した移送部と、例えば内蔵の取り出し及び/または切
り身化を行うために前記第1処理部に対してある角度で
配置され、魚がその長手方向へ搬送される第2処理部と
を有している魚処理機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この形式の装置は長期に渡って実際に使
用されており、従って例えば基準形式の3/67のBA
ARDER 33及び5/89のBAARDER 32
等の、本出願人のパンフレット及び印刷物から入手でき
る従来技術の一部を構成している。これらのパンフレッ
トに記載されている形式の装置は、第1及び第2処理部
間の移送領域にカバーを有しており、このカバーは、第
1処理部内のコンベアの移動方向に延びるグリッドバー
を備えたカバーグリッドで構成されている。カバーグリ
ッドは、約90゜向きを変えるコンベアの偏向領域内で
魚の経路を包囲しており、カバーからコンベアの表面ま
での距離が入口端部から出口端部に向かって減少し、出
口部では平均寸法が処理する平均的魚の厚さにほぼ一致
するように構成されている。カバーグリッドは入口部分
でグリッドバーを横切る方向に延びている軸線回りに回
転可能であり、魚によってばねの力に逆らって回転する
構造になっている。その終端部は回収溝の上方に位置し
ており、その回収溝の底部には魚を泳いでいる姿勢で受
け取るコンベアが配置されている。
用されており、従って例えば基準形式の3/67のBA
ARDER 33及び5/89のBAARDER 32
等の、本出願人のパンフレット及び印刷物から入手でき
る従来技術の一部を構成している。これらのパンフレッ
トに記載されている形式の装置は、第1及び第2処理部
間の移送領域にカバーを有しており、このカバーは、第
1処理部内のコンベアの移動方向に延びるグリッドバー
を備えたカバーグリッドで構成されている。カバーグリ
ッドは、約90゜向きを変えるコンベアの偏向領域内で
魚の経路を包囲しており、カバーからコンベアの表面ま
での距離が入口端部から出口端部に向かって減少し、出
口部では平均寸法が処理する平均的魚の厚さにほぼ一致
するように構成されている。カバーグリッドは入口部分
でグリッドバーを横切る方向に延びている軸線回りに回
転可能であり、魚によってばねの力に逆らって回転する
構造になっている。その終端部は回収溝の上方に位置し
ており、その回収溝の底部には魚を泳いでいる姿勢で受
け取るコンベアが配置されている。
【0003】これらの装置では、カバー領域で魚を処理
する間に、すなわち魚を横方向から長手方向への搬送へ
移す時に重要な取扱い段階がある。短時間の間に各魚は
強制的に搬送されず、移送の完了が重力にまかされてい
るという事実から不規則性が生じる。このことから連続
的に処理される魚の自然に生じた大きく異なる特性、例
えば寸法、堅さ、表面の性質等に起因する位置決め誤差
及びタイミングの不正確さが現れ、この誤差及び不正確
さは処理の精度に影響し、従って性能に悪影響を与え
る。
する間に、すなわち魚を横方向から長手方向への搬送へ
移す時に重要な取扱い段階がある。短時間の間に各魚は
強制的に搬送されず、移送の完了が重力にまかされてい
るという事実から不規則性が生じる。このことから連続
的に処理される魚の自然に生じた大きく異なる特性、例
えば寸法、堅さ、表面の性質等に起因する位置決め誤差
及びタイミングの不正確さが現れ、この誤差及び不正確
さは処理の精度に影響し、従って性能に悪影響を与え
る。
【0004】この満足できない作業は、旋回領域での搬
送中に、魚が対応のばね力によって支持表面に押し付け
られている間にカバーグリッドプレートに接触して、そ
れを回転させることも原因になっている。このように、
魚の外腹にカバーグリッドが接触することによって発生
する制動効果を受けることによって魚がねじれ易いとい
うことから第1誤差が既に発生している可能性がある。
カバーグリッドの端部で魚が解放される瞬間に、やはり
ばね力が自由落下の開始を阻止するため、落下時間が異
なり、移送の際の魚の位置決めが不正確になる可能性が
ある。誤差の第3の原因は、魚が向きを変えるときの遠
心力の影響であり、これはカバーグリッドによる過剰回
転を発生する可能性があり、特に放出領域で魚が回収溝
の側壁に衝突して前進が妨げられるほどのグリッドのず
れを発生させる。この影響はカバーグリッドの下向きの
力の強度を増すことによって加減できるが、その場合に
は第1に挙げた誤差の影響が増大する。
送中に、魚が対応のばね力によって支持表面に押し付け
られている間にカバーグリッドプレートに接触して、そ
れを回転させることも原因になっている。このように、
魚の外腹にカバーグリッドが接触することによって発生
する制動効果を受けることによって魚がねじれ易いとい
うことから第1誤差が既に発生している可能性がある。
カバーグリッドの端部で魚が解放される瞬間に、やはり
ばね力が自由落下の開始を阻止するため、落下時間が異
なり、移送の際の魚の位置決めが不正確になる可能性が
ある。誤差の第3の原因は、魚が向きを変えるときの遠
心力の影響であり、これはカバーグリッドによる過剰回
転を発生する可能性があり、特に放出領域で魚が回収溝
の側壁に衝突して前進が妨げられるほどのグリッドのず
れを発生させる。この影響はカバーグリッドの下向きの
力の強度を増すことによって加減できるが、その場合に
は第1に挙げた誤差の影響が増大する。
【0005】上記問題点にはまた、第1処理部における
正確なタイミングが部分的に狂うため、第2処理部にお
いてそのタイミングに作動連結している処理具の処理が
不正確な結果となるという影響もある。
正確なタイミングが部分的に狂うため、第2処理部にお
いてそのタイミングに作動連結している処理具の処理が
不正確な結果となるという影響もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第1の目的
は、上記欠点を解決することである。本発明の別の目的
は、1つのコンベアから別のコンベアへ移送される間に
移動方向及び向きが変わる偏向領域内での魚の搬送を改
良することである。
は、上記欠点を解決することである。本発明の別の目的
は、1つのコンベアから別のコンベアへ移送される間に
移動方向及び向きが変わる偏向領域内での魚の搬送を改
良することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】魚がその長手方向軸線に
直交する方向へ搬送される第1処理部と、その第1処理
部の終端部にカバーを魚の経路の上に配置してその出口
側をほぼ垂直方向に向けた移送部と、前記第1処理部に
対して異なる方向へ向けて移送部に隣接して配置され
た、魚をその長手方向へ搬送する第2処理部とを有して
いる魚処理機において、驚くべきことに、カバーグリッ
ドを入口部分では魚の経路に対して弾性的に曲げること
ができるようにし、出口端部では固定する、すなわち曲
がらないようにすることによって、さらにグリッドと魚
支持表面とカバーグリッドの間の距離を、入口側では処
理される最小の魚の厚さよりも小さく、出口側では処理
される最大の魚の厚さよりも大きくすることによって簡
単に上記目的を達成できることがわかった。
直交する方向へ搬送される第1処理部と、その第1処理
部の終端部にカバーを魚の経路の上に配置してその出口
側をほぼ垂直方向に向けた移送部と、前記第1処理部に
対して異なる方向へ向けて移送部に隣接して配置され
た、魚をその長手方向へ搬送する第2処理部とを有して
いる魚処理機において、驚くべきことに、カバーグリッ
ドを入口部分では魚の経路に対して弾性的に曲げること
ができるようにし、出口端部では固定する、すなわち曲
がらないようにすることによって、さらにグリッドと魚
支持表面とカバーグリッドの間の距離を、入口側では処
理される最小の魚の厚さよりも小さく、出口側では処理
される最大の魚の厚さよりも大きくすることによって簡
単に上記目的を達成できることがわかった。
【0008】これによって得られる利点として、特に魚
は破損させられることなく最大の可能な割合で移送され
る、すなわち正確なタイミングで正しく位置決めされ、
正確に処理され、それに対応して歩留まりが向上し、高
い生産量が可能である。本発明の特に簡単な実施例によ
れば、カバーがその出口端部において、第2処理部の魚
の経路に隣接した位置でそれにほぼ平行に配置された回
動軸回りに回動可能に取り付けられている。第1処理部
での魚の経路にほぼ平行に延びているグリッドバーを備
えたグリッド形のカバーにすることによって、魚はその
長手方向軸線に対する位置が維持される。これは、魚の
経路に面する内側表面にウェブ状のエレベーションを設
けたプレート状にしたカバーによっても達成できる。
は破損させられることなく最大の可能な割合で移送され
る、すなわち正確なタイミングで正しく位置決めされ、
正確に処理され、それに対応して歩留まりが向上し、高
い生産量が可能である。本発明の特に簡単な実施例によ
れば、カバーがその出口端部において、第2処理部の魚
の経路に隣接した位置でそれにほぼ平行に配置された回
動軸回りに回動可能に取り付けられている。第1処理部
での魚の経路にほぼ平行に延びているグリッドバーを備
えたグリッド形のカバーにすることによって、魚はその
長手方向軸線に対する位置が維持される。これは、魚の
経路に面する内側表面にウェブ状のエレベーションを設
けたプレート状にしたカバーによっても達成できる。
【0009】好適なさらなる実施例によれば、カバーの
出口側の終端部が、底部にコンベアを配置した溝形回収
装置の上方に位置しているため、カバーのガイド内側表
面は回収装置の側部バリアを形成しているか、別体のバ
リアに隣接している。本発明の他の目的は、本発明の好
適な実施例、その原理及び現時点においてその原理を用
いるのに最適な態様であると考えられるものを概略的に
示している添付の図面を参照した以下の詳細な説明から
明らかになるであろう。同一または同様な原理を具体化
した発明の他の実施例を用いることができ、また当業者
であれば本発明及び添付の請求項の範囲内で様々な構造
的変更を所望通りに加えることができるであろう。
出口側の終端部が、底部にコンベアを配置した溝形回収
装置の上方に位置しているため、カバーのガイド内側表
面は回収装置の側部バリアを形成しているか、別体のバ
リアに隣接している。本発明の他の目的は、本発明の好
適な実施例、その原理及び現時点においてその原理を用
いるのに最適な態様であると考えられるものを概略的に
示している添付の図面を参照した以下の詳細な説明から
明らかになるであろう。同一または同様な原理を具体化
した発明の他の実施例を用いることができ、また当業者
であれば本発明及び添付の請求項の範囲内で様々な構造
的変更を所望通りに加えることができるであろう。
【0010】
【実施例】本発明の以下の説明の基本となっている魚処
理機はほぼ直角に曲げられた構造になっており、例えば
頭の切り落とし、内蔵の取り出し及び切り身化によって
魚を処理する。この形式の装置は、トラフ3を設けた従
動コンベア2を含む第1処理部を有しており、トラフ3
内には魚が横向きに保持され、頭/尾及び腹/背の位置
が均一に整合されている。公知のように処理できるよう
に正確に位置決めされた後、魚はその長手方向軸線に直
交する方向で図示されていない処理具の作動領域を通過
するように搬送される。コンベア3は無端ベルトであ
り、向き変更手段、すなわち偏向手段によって案内され
る。出口側のディフレクタ4が図示されている。
理機はほぼ直角に曲げられた構造になっており、例えば
頭の切り落とし、内蔵の取り出し及び切り身化によって
魚を処理する。この形式の装置は、トラフ3を設けた従
動コンベア2を含む第1処理部を有しており、トラフ3
内には魚が横向きに保持され、頭/尾及び腹/背の位置
が均一に整合されている。公知のように処理できるよう
に正確に位置決めされた後、魚はその長手方向軸線に直
交する方向で図示されていない処理具の作動領域を通過
するように搬送される。コンベア3は無端ベルトであ
り、向き変更手段、すなわち偏向手段によって案内され
る。出口側のディフレクタ4が図示されている。
【0011】第1処理部に隣接して第2処理部5が設け
られており、それは第1処理部よりも低い位置で第1処
理部の移動方向とは異なる方向へ魚を移動させるように
配置されており、魚がその長手方向軸線方向へ搬送され
ながら図示しない処理具によって処理される。両処理部
1及び5間の連結部に移送部6が形成されており、そこ
で魚は横方向の搬送から長手方向搬送へ移される。これ
は、魚をトラフ3から回収装置7内へ投入することによ
って行われ、その装置によって魚が第2処理部5へ送ら
れる。回収装置7は溝形であり、互いに向き合わせてV
字形に配置された内側及び外側の側部バリア8及び9を
有している。その底部に従動コンベア10が設けられて
いる。これは、チェーンリンク11を有する無端チェー
ンであることが好ましく、適当な形状の窪み、好ましく
はプリズム形の窪みを形成して、移動方向に溝が延びる
ようにする。回収装置7は、トラフ3から投入された魚
が、その腹側が窪みを付けたチェーンリンク11に当接
するようにしてバリア8及び9間に載せられ、そのため
に魚が泳いでいる姿勢で第2処理部へ搬送されるよう
に、第1処理部1に対して配置されている。
られており、それは第1処理部よりも低い位置で第1処
理部の移動方向とは異なる方向へ魚を移動させるように
配置されており、魚がその長手方向軸線方向へ搬送され
ながら図示しない処理具によって処理される。両処理部
1及び5間の連結部に移送部6が形成されており、そこ
で魚は横方向の搬送から長手方向搬送へ移される。これ
は、魚をトラフ3から回収装置7内へ投入することによ
って行われ、その装置によって魚が第2処理部5へ送ら
れる。回収装置7は溝形であり、互いに向き合わせてV
字形に配置された内側及び外側の側部バリア8及び9を
有している。その底部に従動コンベア10が設けられて
いる。これは、チェーンリンク11を有する無端チェー
ンであることが好ましく、適当な形状の窪み、好ましく
はプリズム形の窪みを形成して、移動方向に溝が延びる
ようにする。回収装置7は、トラフ3から投入された魚
が、その腹側が窪みを付けたチェーンリンク11に当接
するようにしてバリア8及び9間に載せられ、そのため
に魚が泳いでいる姿勢で第2処理部へ搬送されるよう
に、第1処理部1に対して配置されている。
【0012】魚を移送部6の領域内で案内するため、ト
ラフ3の経路の上方にカバー13が設けられている。こ
れは、第1処理部における魚の経路に平行方向なディフ
レクタ4の上流側から回収装置7の外側バリア9のすぐ
上方位置まで延びており、トラフ3の経路に従って湾曲
しているグリッドバー14を有している。入口端部15
で、グリッドバー14はそり形になっている、すなわち
上向きに湾曲しており、入口端部から出口端部16まで
延びるのに伴って、トラフの経路からの距離が漸増して
いく。カバー13は出口端部16において、第2処理部
5における魚の経路に平行な方向に延びている一体状の
回転軸17回りに回動可能に取り付けられている。回動
軸17にクランクレバー18が設けられており、これに
引っ張りばね19を係合させることによって、カバー1
3をトラフ3の経路の方へ弾性的に旋回させている。カ
バーの休止位置は図示されていないストップによって決
定することができる。
ラフ3の経路の上方にカバー13が設けられている。こ
れは、第1処理部における魚の経路に平行方向なディフ
レクタ4の上流側から回収装置7の外側バリア9のすぐ
上方位置まで延びており、トラフ3の経路に従って湾曲
しているグリッドバー14を有している。入口端部15
で、グリッドバー14はそり形になっている、すなわち
上向きに湾曲しており、入口端部から出口端部16まで
延びるのに伴って、トラフの経路からの距離が漸増して
いく。カバー13は出口端部16において、第2処理部
5における魚の経路に平行な方向に延びている一体状の
回転軸17回りに回動可能に取り付けられている。回動
軸17にクランクレバー18が設けられており、これに
引っ張りばね19を係合させることによって、カバー1
3をトラフ3の経路の方へ弾性的に旋回させている。カ
バーの休止位置は図示されていないストップによって決
定することができる。
【0013】図面ではカバー13がグリッド構造として
示されているが、それはトラフに向き合った内側表面に
ウェブ状のエレベーションバーをグリッドバー14のよ
うに形成した一体状の湾曲プレートまたはシート材とし
て形成することもできることは容易に想像されるであろ
う。
示されているが、それはトラフに向き合った内側表面に
ウェブ状のエレベーションバーをグリッドバー14のよ
うに形成した一体状の湾曲プレートまたはシート材とし
て形成することもできることは容易に想像されるであろ
う。
【0014】装置の作用を説明すると、偏向部におい
て、カバーは、魚を後方から押すトラフ3の肩部がカバ
ー13の内側表面に軽く接触してそれを押し付けること
によって旋回するように配置されている。またトラフの
肩部の上方へ突出した魚がカバーの内側表面に接触して
も旋回させる。ディフレクタ4の周囲を通過する時、カ
バー13とトラフ3の経路との間の距離が漸増している
領域であることから、トラフ3がコンベア2の戻り経路
20に入る時点で、すなわちトラフが魚の落下経路から
離れる方向へ案内される時点で、魚は最終的にトラフ3
から自在に滑り落ちることができる。
て、カバーは、魚を後方から押すトラフ3の肩部がカバ
ー13の内側表面に軽く接触してそれを押し付けること
によって旋回するように配置されている。またトラフの
肩部の上方へ突出した魚がカバーの内側表面に接触して
も旋回させる。ディフレクタ4の周囲を通過する時、カ
バー13とトラフ3の経路との間の距離が漸増している
領域であることから、トラフ3がコンベア2の戻り経路
20に入る時点で、すなわちトラフが魚の落下経路から
離れる方向へ案内される時点で、魚は最終的にトラフ3
から自在に滑り落ちることができる。
【0015】このように、魚が一定区間は重力の力だけ
に頼りながらも、タイミング及び魚の位置合わせを高度
に維持して大事に移送を行うことができる。精度が非常
に高いため、第1処理部を通過する時に魚から取った測
定値及びそれから集めた値を第2処理部5で実施される
処理の直接制御に利用することができる。
に頼りながらも、タイミング及び魚の位置合わせを高度
に維持して大事に移送を行うことができる。精度が非常
に高いため、第1処理部を通過する時に魚から取った測
定値及びそれから集めた値を第2処理部5で実施される
処理の直接制御に利用することができる。
【図1】本発明の魚処理機の互いに角度を付けて配置さ
れた2つの処理部間の移送部の部分概略斜視図である。
れた2つの処理部間の移送部の部分概略斜視図である。
【図2】移送部の側面の簡略図である。
1 第1処理部 5 第2処理部 6 移送部 13 カバー 15 入口端部 16 出口端部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フーゴ・ポントウ ドイツ連邦共和国 23564 リューベッ ク・フンテンホルシュター ヴェーク・15
Claims (1)
- 【請求項1】 魚がその長手方向軸線に直交する方向
へ搬送される第1処理部(1)と、その第1処理部
(1)の終端部にカバー(13)を魚の経路の上に配置
してその出口側をほぼ垂直方向に向けた移送部(6)
と、前記第1処理部に対して異なる方向へ向けて移送部
に隣接して配置された魚を長手方向へ搬送する第2処理
部(5)とを有している魚処理機において、前記カバー
(13)が入口部分(15)で魚の経路に対して弾性的
に旋回し、出口端部(16)では旋回できない状態とさ
れ、かつそのカバーの魚支持表面からの間隔が、入口側
では処理される最小の魚の厚さよりも小さく、出口側で
は処理される最大の魚の厚さよりも大きくなっているこ
とを特徴とする魚処理機。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE9212788U DE9212788U1 (de) | 1992-09-23 | 1992-09-23 | Fischbearbeitungsmaschine |
DE9212788.6 | 1992-09-23 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06189671A true JPH06189671A (ja) | 1994-07-12 |
Family
ID=6884037
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5258943A Pending JPH06189671A (ja) | 1992-09-23 | 1993-09-24 | 魚処理機 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5354232A (ja) |
JP (1) | JPH06189671A (ja) |
DE (1) | DE9212788U1 (ja) |
RU (1) | RU2053675C1 (ja) |
SE (1) | SE505291C2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20180008428A (ko) * | 2015-04-02 | 2018-01-24 | 노르디셔 마시넨바우 루드. 바더 게엠베하 운트 코. 카게 | 운송 방향 tm으로 종 방향 연장부에 물고기를 횡 방향으로 운송하도록 디자인 및 구성된 트로프-타입 컨베이어 및 이러한 트로프-타입 컨베이어로부터 트로프-타입 컨베이어의 하류 운송 수단으로 물고기를 이송하는 배열 및 방법 |
CN111034774A (zh) * | 2019-12-19 | 2020-04-21 | 浙江大学 | 鱼体切片加工与智能分拣一体化装置及方法 |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5378194A (en) * | 1993-07-27 | 1995-01-03 | Royal Seafoods, Inc. | Device for processing flat fish |
DE19522238C2 (de) * | 1995-06-20 | 1999-08-26 | Nordischer Maschinenbau | Einrichtung zum Ausrichten von Fischen |
US5766066A (en) * | 1996-06-05 | 1998-06-16 | Ranniger; Richard L. | Skinning machine |
US6112280A (en) * | 1998-01-06 | 2000-08-29 | Hewlett-Packard Company | Method and apparatus for distinct instruction pointer storage in a partitioned cache memory |
DK174116B1 (da) * | 1998-07-30 | 2002-07-01 | Cp Food Machinery As | Appartur til opskæring af fisk, fiskefileter og lignende samt fremgangsmåde til opskæring af fisk/fileter samt anvendelse af fremgangsmåde og apparatur |
WO2017009685A1 (ru) * | 2015-04-30 | 2017-01-19 | Перуза, Сиа | Устройство для подачи рыбы к рабочим органам рыборазделочной машины |
IT202100005645A1 (it) * | 2021-03-10 | 2022-09-10 | Mc Mecc S A S Di Malagoli Mara & C | Macchina sfilettatrice di pesci. |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60232044A (ja) * | 1984-05-02 | 1985-11-18 | 東洋水産機械株式会社 | 魚体の背腹反転方法およびその装置 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SE307830B (ja) * | 1964-08-24 | 1969-01-20 | Masch Und Apparatebau Stralsun | |
US4551885A (en) * | 1983-03-21 | 1985-11-12 | Simnar, Inc. | Fish decapitator and eviscerator |
DE3333740A1 (de) * | 1983-09-17 | 1985-04-04 | Nordischer Maschinenbau Rud. Baader GmbH + Co KG, 2400 Lübeck | Vorrichtung zum gleichrichten von fischen |
DE3339631A1 (de) * | 1983-11-02 | 1985-05-09 | Nordischer Maschinenbau Rud. Baader GmbH + Co KG, 2400 Lübeck | Vorrichtung zum ausrichten von fischen |
FI72255C (fi) * | 1984-03-19 | 1987-05-11 | Agne Persson | Synkronisator foer matande av fisk vilken synkronisator anvaends i en fiskfileringsmaskin. |
DE3812870A1 (de) * | 1988-04-18 | 1989-10-26 | Aagne Persson | Anordnung zur orientierung von fisch hinsichtlich der lage von bauch und ruecken |
DE4135353A1 (de) * | 1991-10-26 | 1993-04-29 | Nordischer Maschinenbau | Anlage zum bearbeiten von flachfischen |
-
1992
- 1992-09-23 DE DE9212788U patent/DE9212788U1/de not_active Expired - Lifetime
-
1993
- 1993-09-14 SE SE9302977A patent/SE505291C2/sv not_active IP Right Cessation
- 1993-09-21 US US08/124,042 patent/US5354232A/en not_active Expired - Lifetime
- 1993-09-22 RU RU9393054512A patent/RU2053675C1/ru not_active IP Right Cessation
- 1993-09-24 JP JP5258943A patent/JPH06189671A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60232044A (ja) * | 1984-05-02 | 1985-11-18 | 東洋水産機械株式会社 | 魚体の背腹反転方法およびその装置 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20180008428A (ko) * | 2015-04-02 | 2018-01-24 | 노르디셔 마시넨바우 루드. 바더 게엠베하 운트 코. 카게 | 운송 방향 tm으로 종 방향 연장부에 물고기를 횡 방향으로 운송하도록 디자인 및 구성된 트로프-타입 컨베이어 및 이러한 트로프-타입 컨베이어로부터 트로프-타입 컨베이어의 하류 운송 수단으로 물고기를 이송하는 배열 및 방법 |
JP2018510106A (ja) * | 2015-04-02 | 2018-04-12 | ノルデイシェル・マシーネンバウ・ルド・バアデル・ゲーエムベーハー・ウント・コンパニ・カーゲーNordischer Maschinenbau Rud.Baader Gesellschaft Mit Beschrankter Haftung+Compagnie Kommanditgesellschaft | 魚の長手方向に対して横断方向で搬送方向tmに魚を搬送するよう設計及び構成するトラフコンベヤ、及びかかるトラフコンベヤから該トラフコンベヤの下流にある搬送手段に魚を移送する装置及び方法 |
CN111034774A (zh) * | 2019-12-19 | 2020-04-21 | 浙江大学 | 鱼体切片加工与智能分拣一体化装置及方法 |
CN111034774B (zh) * | 2019-12-19 | 2022-01-28 | 浙江大学 | 鱼体切片加工与智能分拣一体化装置及方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE9212788U1 (de) | 1992-11-05 |
SE505291C2 (sv) | 1997-07-28 |
SE9302977L (sv) | 1994-03-24 |
RU2053675C1 (ru) | 1996-02-10 |
SE9302977D0 (sv) | 1993-09-14 |
US5354232A (en) | 1994-10-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5492502A (en) | Device for processing flat fish | |
US5520576A (en) | Fish filleting machine | |
JPH06189671A (ja) | 魚処理機 | |
US9687005B2 (en) | Skinning installation and method for removing skin from slaughtered poultry parts | |
US4353678A (en) | Mechanism for transferring cut-to-length wires out of a loose bundle of wires into a single layer of parallel wires | |
NL9201103A (nl) | Inrichting voor het met de kop in de transportrichting plaatsen van door een bandtransporteur aangevoerde vogels. | |
RU2104647C1 (ru) | Устройство позиционирования рыбы | |
EP0270143A1 (en) | Stripper device for a conveyor belt | |
US4645058A (en) | Apparatus for orienting eggs in a egg handling systems | |
KR101942553B1 (ko) | 패류 채취장치 | |
JPH0699018B2 (ja) | 試験片を検査装置へ搬送するための試験片搬送装置 | |
US4958409A (en) | Method and apparatus for turning over and stretching fish fillets | |
CA1199760A (en) | Method and device for beheading fish | |
JPH02182146A (ja) | 魚卵採取装置 | |
JPH01281029A (ja) | リブ除去装置 | |
US6109421A (en) | Corn transfer and alignment apparatus | |
JP2599803B2 (ja) | 魚を腹部及び背部に関して方向付ける装置 | |
CA1206711A (en) | Method and device for aligning fish | |
JP3491004B2 (ja) | 魚体処理装置 | |
SU1184429A3 (ru) | Устройство дл выправки подаваемой головой вперед рыбы относительно положени ее плоскости симметрии | |
DK168875B1 (da) | Apparat til indvinding af organer fra bughulen i fisk | |
US3550193A (en) | Fish gutting machine | |
SU839924A1 (ru) | Устройство дл передачи бревенС пОдАющЕгО КОНВЕйЕРА HA пРиЕМНый | |
CA2001145C (en) | Apparatus for orientation of fish with respect to the position of abdomen and dorsum | |
JPH0220925Y2 (ja) |