JPH06189319A - 電子カラー画像システムとアナログ信号プロセッサ - Google Patents
電子カラー画像システムとアナログ信号プロセッサInfo
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- JPH06189319A JPH06189319A JP5195834A JP19583493A JPH06189319A JP H06189319 A JPH06189319 A JP H06189319A JP 5195834 A JP5195834 A JP 5195834A JP 19583493 A JP19583493 A JP 19583493A JP H06189319 A JPH06189319 A JP H06189319A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N23/00—Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
- H04N23/80—Camera processing pipelines; Components thereof
- H04N23/84—Camera processing pipelines; Components thereof for processing colour signals
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N25/00—Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
- H04N25/10—Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof for transforming different wavelengths into image signals
- H04N25/11—Arrangement of colour filter arrays [CFA]; Filter mosaics
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
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- H04N25/10—Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof for transforming different wavelengths into image signals
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- H04N25/13—Arrangement of colour filter arrays [CFA]; Filter mosaics characterised by the spectral characteristics of the filter elements
- H04N25/133—Arrangement of colour filter arrays [CFA]; Filter mosaics characterised by the spectral characteristics of the filter elements including elements passing panchromatic light, e.g. filters passing white light
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- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
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- Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
- Color Television Image Signal Generators (AREA)
- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
- Processing Of Color Television Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高効率・低ノイズの電子カラー画像システム
を提供する。 【構成】 電子カラー画像システムは10、高効率CC
D画像装置12と複数のアナログ信号プロセッサ14を
有する。複数のアナログ信号プロセッサ14は協調し
て、シアン(C)、黄(Y)、緑(G)といった第1の
一連の色をCCD画像装置12から受信し、適切なホワ
イトバランスを有し、高精細度フルカラー画像へと結合
される、青(B)、赤(R)、緑(G)といった第2の
一連の色のそれぞれの出力画像信号を供給する。出力画
像信号の暗背景、すなわち、ゼロレベルは、共通の
“暗”参照電圧を参照し、結合カラー画像の暗背景変動
は最小化される。各アナログ信号プロセッサ14は集積
回路としての実現が容易な独特の構成を有する。アナロ
グ信号プロセッサ14のダイナミックレンジは8ビット
以上で、広範囲の信号サンプリング速度(たとえば、1
〜40MHz)を提供する。
を提供する。 【構成】 電子カラー画像システムは10、高効率CC
D画像装置12と複数のアナログ信号プロセッサ14を
有する。複数のアナログ信号プロセッサ14は協調し
て、シアン(C)、黄(Y)、緑(G)といった第1の
一連の色をCCD画像装置12から受信し、適切なホワ
イトバランスを有し、高精細度フルカラー画像へと結合
される、青(B)、赤(R)、緑(G)といった第2の
一連の色のそれぞれの出力画像信号を供給する。出力画
像信号の暗背景、すなわち、ゼロレベルは、共通の
“暗”参照電圧を参照し、結合カラー画像の暗背景変動
は最小化される。各アナログ信号プロセッサ14は集積
回路としての実現が容易な独特の構成を有する。アナロ
グ信号プロセッサ14のダイナミックレンジは8ビット
以上で、広範囲の信号サンプリング速度(たとえば、1
〜40MHz)を提供する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、改良された画像システ
ムとそのアナログ信号プロセッサ(ASP)、特に、た
とえば、電荷結合素子CCDおよびこれに類するものか
らのシアン、黄、緑の色構成画素画像信号を利用して、
広いダイナミックレンジと高精細度テレビジョン(HD
TV)標準との互換性を有する高品質のフルカラー画像
を提供する画像システムとそのアナログ信号プロセッサ
(ASP)に関する。
ムとそのアナログ信号プロセッサ(ASP)、特に、た
とえば、電荷結合素子CCDおよびこれに類するものか
らのシアン、黄、緑の色構成画素画像信号を利用して、
広いダイナミックレンジと高精細度テレビジョン(HD
TV)標準との互換性を有する高品質のフルカラー画像
を提供する画像システムとそのアナログ信号プロセッサ
(ASP)に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、光景の電子画像用感光性電荷結合
素子(CCD)の急速な開発が目覚ましい。これらは多
くの利点を有するため(小型、低電力、低コストな
ど)、CCDは、一般消費者向けの小型ビデオカメラの
ような多くの用途において使用される画像装置となっ
た。CCDの性能および品質が向上するにしたがい、こ
れらは、高精細度テレビジョン(HDTV)で要求され
たり、あるいは、入射光レベルが極端に低い天体観測に
使用される装置で必要とされる、高解像度、完全なカラ
ーバランス、広いダイナミックレンジ、低照度に対する
感度、高周波数応答を必要とする、様々な画像システム
においてますます使用されるようになっている。
素子(CCD)の急速な開発が目覚ましい。これらは多
くの利点を有するため(小型、低電力、低コストな
ど)、CCDは、一般消費者向けの小型ビデオカメラの
ような多くの用途において使用される画像装置となっ
た。CCDの性能および品質が向上するにしたがい、こ
れらは、高精細度テレビジョン(HDTV)で要求され
たり、あるいは、入射光レベルが極端に低い天体観測に
使用される装置で必要とされる、高解像度、完全なカラ
ーバランス、広いダイナミックレンジ、低照度に対する
感度、高周波数応答を必要とする、様々な画像システム
においてますます使用されるようになっている。
【0003】CCD光画像装置は、通常、光景の画像が
光学的に集束される所定の領域内に、感光セルがXおよ
びYパタンで配列した、水平の行と垂直の列を有する。
例えば、約1000またはそれ以上のこのようなセルが
それぞれの垂直の列とそれぞれの行に存在し、合計する
と100万あるいはそれ以上のセルが、1または数平方
cm足らずの領域内にある。各セルは、全体画像のうち
の画素と呼ばれる非常に小さい領域を形成し、CCD装
置内に画素が多く存在するほど、CCDによって再現さ
れる画像の解像度は高くなる。将来のHDTVで使用さ
れる場合には、CCDの画像領域当り約200万の画素
が使用され、画素信号が本装置内からサンプリングさ
れ、アナログ画像信号電圧として約40MHzの速度で
信号プロセッサに出力される。これは、たとえば、米国
テレビジョン標準方式検討委員会(NTSC)方式に準
拠して動作し、約25万の画素を有する現在のカラーテ
レビジョンシステムにおいて必要とされるよりも、非常
に高速である。この40MHzという高速は、ノイズを
非常に低くし、良好なカラーバランスを保ち、広いダイ
ナミックレンジに渡って直線性を維持したまま実現する
のは困難である。
光学的に集束される所定の領域内に、感光セルがXおよ
びYパタンで配列した、水平の行と垂直の列を有する。
例えば、約1000またはそれ以上のこのようなセルが
それぞれの垂直の列とそれぞれの行に存在し、合計する
と100万あるいはそれ以上のセルが、1または数平方
cm足らずの領域内にある。各セルは、全体画像のうち
の画素と呼ばれる非常に小さい領域を形成し、CCD装
置内に画素が多く存在するほど、CCDによって再現さ
れる画像の解像度は高くなる。将来のHDTVで使用さ
れる場合には、CCDの画像領域当り約200万の画素
が使用され、画素信号が本装置内からサンプリングさ
れ、アナログ画像信号電圧として約40MHzの速度で
信号プロセッサに出力される。これは、たとえば、米国
テレビジョン標準方式検討委員会(NTSC)方式に準
拠して動作し、約25万の画素を有する現在のカラーテ
レビジョンシステムにおいて必要とされるよりも、非常
に高速である。この40MHzという高速は、ノイズを
非常に低くし、良好なカラーバランスを保ち、広いダイ
ナミックレンジに渡って直線性を維持したまま実現する
のは困難である。
【0004】CCD光画像装置には、高品質画像を得る
ためにCCD装置によって生成されたビデオ信号を受信
して処理する電子アナログ信号回路によって補償され
る、ある一定の特性がある。CCD装置の各セルに蓄積
された電気信号は、特定のセルの領域における所定の瞬
時入射の画像の光の強度に関係づけられる。個々のセル
は、領域当りに多数の画素(たとえば、領域当り200
万)を獲得するため、非常に小さく作られている(たと
えば、約7平方ミクロン)。それぞれのセルのサイズが
小さいために、それぞれのセルからの電気信号(画像画
素を表す)は比較的小さい。したがって、CCD装置内
の熱ノイズやスイッチング遷移といったノイズが、装置
によって再現される画像の品質に影響する重大な要因と
なる。
ためにCCD装置によって生成されたビデオ信号を受信
して処理する電子アナログ信号回路によって補償され
る、ある一定の特性がある。CCD装置の各セルに蓄積
された電気信号は、特定のセルの領域における所定の瞬
時入射の画像の光の強度に関係づけられる。個々のセル
は、領域当りに多数の画素(たとえば、領域当り200
万)を獲得するため、非常に小さく作られている(たと
えば、約7平方ミクロン)。それぞれのセルのサイズが
小さいために、それぞれのセルからの電気信号(画像画
素を表す)は比較的小さい。したがって、CCD装置内
の熱ノイズやスイッチング遷移といったノイズが、装置
によって再現される画像の品質に影響する重大な要因と
なる。
【0005】CCD画像装置の詳細な説明と、これらに
伴う問題のいくつかは、M.H.Whiteらの“Char
acterization of Surface Channel CCD Image Arrays a
t Low Light Levels(低照度レベルにおける表面チャネ
ルCCD画像アレイの特性)”( IEEE Journal of Sol
id State Circuits, vol. SC-9, No. 1, February 197
4, pages 1-14)と題する記事に記載されている。この
記事は、CCD画像装置の理論と動作を記載しており、
“スイッチング遷移を除去し、リセットスイッチ/ノー
ドキャパシタンスの組合せに伴うナイキストノイズを消
去し、CCD装置の‘1/f’表面状態ノイズの寄与を
抑制するため”の相関二重サンプリング(CDS)と呼
ばれる方法を記載している。相関二重サンプリング法を
採用したCDS信号プロセッサの略図は、Whiteら
の記事の4頁の図5に示されている。
伴う問題のいくつかは、M.H.Whiteらの“Char
acterization of Surface Channel CCD Image Arrays a
t Low Light Levels(低照度レベルにおける表面チャネ
ルCCD画像アレイの特性)”( IEEE Journal of Sol
id State Circuits, vol. SC-9, No. 1, February 197
4, pages 1-14)と題する記事に記載されている。この
記事は、CCD画像装置の理論と動作を記載しており、
“スイッチング遷移を除去し、リセットスイッチ/ノー
ドキャパシタンスの組合せに伴うナイキストノイズを消
去し、CCD装置の‘1/f’表面状態ノイズの寄与を
抑制するため”の相関二重サンプリング(CDS)と呼
ばれる方法を記載している。相関二重サンプリング法を
採用したCDS信号プロセッサの略図は、Whiteら
の記事の4頁の図5に示されている。
【0006】アナログ画像信号のダイナミックレンジ
は、好都合なことに、2進ビット数として表現される。
したがって、8ビット数(10進法の256に相当)
は、信号を256の部分に正確に分割(ディジタル化)
する回路の能力を表す。これは、ノイズおよび歪みが、
総画像信号の256の部分中、1つより少ない部分(約
0.5%)に寄与することを示している。例えば、一般
消費者向けの小型ビデオカメラのダイナミックレンジは
約8ビットであり、高品質のカラーフィルムのダイナミ
ックレンジは、現在およそ12〜14ビットである(1
0進法の4096〜16,384に相当)。したがっ
て、HDTVシステムに望まれるように、高品質の電子
カラー画像を生成する際には、ダイナミックレンジが本
質的に8ビットより大きいCCD画像装置の出力に対し
て、アナログ信号プロセッサ(ASP)を提供すること
が望ましい。
は、好都合なことに、2進ビット数として表現される。
したがって、8ビット数(10進法の256に相当)
は、信号を256の部分に正確に分割(ディジタル化)
する回路の能力を表す。これは、ノイズおよび歪みが、
総画像信号の256の部分中、1つより少ない部分(約
0.5%)に寄与することを示している。例えば、一般
消費者向けの小型ビデオカメラのダイナミックレンジは
約8ビットであり、高品質のカラーフィルムのダイナミ
ックレンジは、現在およそ12〜14ビットである(1
0進法の4096〜16,384に相当)。したがっ
て、HDTVシステムに望まれるように、高品質の電子
カラー画像を生成する際には、ダイナミックレンジが本
質的に8ビットより大きいCCD画像装置の出力に対し
て、アナログ信号プロセッサ(ASP)を提供すること
が望ましい。
【0007】CCD装置の個々のセルは、セルの上に施
されたそれぞれのカラーマスク(フィルタ)により、画
像の個々の色構成に応答するよう順応される。カラーテ
レビジョンに対するNTSC標準に従い、フルカラー画
像の色構成は、“赤”“緑”“青”であると定義され
る。過去においては、これらの赤(R)、緑(G)、青
(B)の色構成は、装置のあるセルをRマスクで覆い、
他のセルをGマスク、さらに他のセルをBマスクで覆う
ことにより、CCD装置から直接取得された。
されたそれぞれのカラーマスク(フィルタ)により、画
像の個々の色構成に応答するよう順応される。カラーテ
レビジョンに対するNTSC標準に従い、フルカラー画
像の色構成は、“赤”“緑”“青”であると定義され
る。過去においては、これらの赤(R)、緑(G)、青
(B)の色構成は、装置のあるセルをRマスクで覆い、
他のセルをGマスク、さらに他のセルをBマスクで覆う
ことにより、CCD装置から直接取得された。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来型の精細度では、
“シアン”という色(C)は、“緑”と“青”を足した
もの(G+B)であり、“黄”という色(Y)は、
“緑”と“赤”を足したもの(G+R)である。青色光
に対しては、シアンの色(C)のマスク(フィルタ)
は、青(B)のマスクよりも本質的に光透過性が高く、
同様に、黄色(Y)のマスクは、赤色光に対して赤
(R)のマスクよりも高い光透過性を有することが知ら
れている。したがって、より電気効率が高く、低ノイズ
であるという見地からは、CCDカラー画像装置のセル
は、R、G、Bのマスクよりも、C、Y、Gのマスクに
よって覆われることが望ましい。以前のシステムでは、
C、Y、Gの画像信号をR、G、Bの画像信号に変換す
るのが困難で、さらに複雑であったため、C、Y、Gの
色構成画素画像信号を出力するCCD装置の使用は、こ
のようなCCD装置がある意味では優れているにもかか
わらず、限定されてきた。
“シアン”という色(C)は、“緑”と“青”を足した
もの(G+B)であり、“黄”という色(Y)は、
“緑”と“赤”を足したもの(G+R)である。青色光
に対しては、シアンの色(C)のマスク(フィルタ)
は、青(B)のマスクよりも本質的に光透過性が高く、
同様に、黄色(Y)のマスクは、赤色光に対して赤
(R)のマスクよりも高い光透過性を有することが知ら
れている。したがって、より電気効率が高く、低ノイズ
であるという見地からは、CCDカラー画像装置のセル
は、R、G、Bのマスクよりも、C、Y、Gのマスクに
よって覆われることが望ましい。以前のシステムでは、
C、Y、Gの画像信号をR、G、Bの画像信号に変換す
るのが困難で、さらに複雑であったため、C、Y、Gの
色構成画素画像信号を出力するCCD装置の使用は、こ
のようなCCD装置がある意味では優れているにもかか
わらず、限定されてきた。
【0009】“緑”でマスクされたCCDカラー画像装
置のセルは、“シアン”または“黄”のセルよりも(所
定の“白”またはバランスのとれたカラー画像に対し
て)、異なる電気出力信号を生成する。したがって、電
子的に再現される画像において、より適切な“ホワイト
バランス”を得るために、これらのC、Y、Gの信号出
力の差を補償する必要がある。それぞれのセル(たとえ
ば、C、Y、G)が光を受けない場合(完全な暗黒)、
これらのセルは、実際には小さな最小の“暗”信号電圧
を生成する。セル自体はすべて同一であり(色マスクだ
けが異なる)、“暗”(光がない)信号は、本質的にC
CD装置の所定の水平行におけるセルのすべてに対して
同一である。後に詳細に説明するように、C、Y、Gセ
ルのこの“暗”信号特性が(それぞれの色のホワイトバ
ランスとともに)適切に補償されない限り、HDTVシ
ステムにおけるような高解像度カラー画像において、視
覚的に好ましくない“ストリーク”、すなわちカラー画
像の“暗い”背景における変動が出現する。
置のセルは、“シアン”または“黄”のセルよりも(所
定の“白”またはバランスのとれたカラー画像に対し
て)、異なる電気出力信号を生成する。したがって、電
子的に再現される画像において、より適切な“ホワイト
バランス”を得るために、これらのC、Y、Gの信号出
力の差を補償する必要がある。それぞれのセル(たとえ
ば、C、Y、G)が光を受けない場合(完全な暗黒)、
これらのセルは、実際には小さな最小の“暗”信号電圧
を生成する。セル自体はすべて同一であり(色マスクだ
けが異なる)、“暗”(光がない)信号は、本質的にC
CD装置の所定の水平行におけるセルのすべてに対して
同一である。後に詳細に説明するように、C、Y、Gセ
ルのこの“暗”信号特性が(それぞれの色のホワイトバ
ランスとともに)適切に補償されない限り、HDTVシ
ステムにおけるような高解像度カラー画像において、視
覚的に好ましくない“ストリーク”、すなわちカラー画
像の“暗い”背景における変動が出現する。
【0010】本発明は、上記従来技術の有する課題に鑑
みなされたものであり、適切なホワイトバランスと、暗
い背景の変動の軽減の問題に対し、非常に効果的な解答
を提供することを目的とし、具体的には、用途が広く、
以下のような特徴を有する電子画像システムとそのアナ
ログ信号プロセッサを提供することにある。
みなされたものであり、適切なホワイトバランスと、暗
い背景の変動の軽減の問題に対し、非常に効果的な解答
を提供することを目的とし、具体的には、用途が広く、
以下のような特徴を有する電子画像システムとそのアナ
ログ信号プロセッサを提供することにある。
【0011】(1)効率を改善するための、異なる一連
の色を有する色構成画素画像信号を出力するCCD画像
装置から導かれる一連の色を有する、色構成画像信号の
システム出力 (2)広範囲の信号サンプリング速度(たとえば、1〜
40MHz)での動作 (3)最小の暗い背景の変動と、フルカラー画像の構成
色の効果的な“ホワイトバランス” (4)定期的な“暗”画素の参照(線速度クランピン
グ) (5)低サンプリング速度において10ビットまたはそ
れ以上、40MHzにおいて8ビットを越えるダイナミ
ックレンジ (6)CCD画像装置の出力信号をより効率的に利用
し、信号対ノイズ比(S/N)をより高くするための、
改善されたクランプ、サンプリング、信号のホールド操
作(修正“相関二重サンプリング”) (7)効率的な温度補償による、非常に安定で、直線的
な操作 (8)集積回路としての実現の簡便性 (9)非常に小型の物理サイズ (10)低コスト
の色を有する色構成画素画像信号を出力するCCD画像
装置から導かれる一連の色を有する、色構成画像信号の
システム出力 (2)広範囲の信号サンプリング速度(たとえば、1〜
40MHz)での動作 (3)最小の暗い背景の変動と、フルカラー画像の構成
色の効果的な“ホワイトバランス” (4)定期的な“暗”画素の参照(線速度クランピン
グ) (5)低サンプリング速度において10ビットまたはそ
れ以上、40MHzにおいて8ビットを越えるダイナミ
ックレンジ (6)CCD画像装置の出力信号をより効率的に利用
し、信号対ノイズ比(S/N)をより高くするための、
改善されたクランプ、サンプリング、信号のホールド操
作(修正“相関二重サンプリング”) (7)効率的な温度補償による、非常に安定で、直線的
な操作 (8)集積回路としての実現の簡便性 (9)非常に小型の物理サイズ (10)低コスト
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の電子カラー画像システムは、光画像
装置が、第1の一連の色から成る複数の色構成画素画像
信号を提供し、第2の一連の色から成るカラー画像出力
信号を出力することを特徴とし、本質的に同一で、協調
して動作する複数のアナログ信号プロセッサから成り、
前記複数のアナログ信号プロセッサは、第1の一連の色
から成る色構成画素画像信号のそれぞれ1つを受信する
ために接続され、これらをホワイトバランスと均一の暗
背景レベルを有するフルカラー画像へと結合される、第
2の一連の色から成る同様の複数の増幅色構成出力画像
信号へと処理し、前記複数のアナログ信号プロセッサの
第1のアナログ信号プロセッサは、第1の色構成出力画
像信号を第1のアナログ信号プロセッサ自体から第2の
アナログ信号プロセッサへと印加するために接続され、
前記複数のアナログ信号プロセッサの第2のアナログ信
号プロセッサは、第1の色構成出力画像信号を、第2の
アナログ信号プロセッサで処理される異なる色構成画像
信号と結合し、第2の色構成出力画像信号を出力し、第
1の一連の色から成る色構成画素画像信号が、アナログ
信号プロセッサにより、第2の一連の色から成る色構成
出力画像信号として直接出力されることを特徴とする。
に、請求項1記載の電子カラー画像システムは、光画像
装置が、第1の一連の色から成る複数の色構成画素画像
信号を提供し、第2の一連の色から成るカラー画像出力
信号を出力することを特徴とし、本質的に同一で、協調
して動作する複数のアナログ信号プロセッサから成り、
前記複数のアナログ信号プロセッサは、第1の一連の色
から成る色構成画素画像信号のそれぞれ1つを受信する
ために接続され、これらをホワイトバランスと均一の暗
背景レベルを有するフルカラー画像へと結合される、第
2の一連の色から成る同様の複数の増幅色構成出力画像
信号へと処理し、前記複数のアナログ信号プロセッサの
第1のアナログ信号プロセッサは、第1の色構成出力画
像信号を第1のアナログ信号プロセッサ自体から第2の
アナログ信号プロセッサへと印加するために接続され、
前記複数のアナログ信号プロセッサの第2のアナログ信
号プロセッサは、第1の色構成出力画像信号を、第2の
アナログ信号プロセッサで処理される異なる色構成画像
信号と結合し、第2の色構成出力画像信号を出力し、第
1の一連の色から成る色構成画素画像信号が、アナログ
信号プロセッサにより、第2の一連の色から成る色構成
出力画像信号として直接出力されることを特徴とする。
【0013】また、上記目的を達成するために、請求項
2記載の電子カラー画像システムは、請求項1記載の電
子カラー画像システムにおいて、前記光画像装置は、シ
アン、黄、緑の第1の一連の色から成る色構成画素画像
信号を供給するCCD画像装置であり、前記CCD画像
装置は、異なる一連の色を供給する同様のCCD画像装
置よりも、向上した効率と低ノイズを有することを特徴
とする。
2記載の電子カラー画像システムは、請求項1記載の電
子カラー画像システムにおいて、前記光画像装置は、シ
アン、黄、緑の第1の一連の色から成る色構成画素画像
信号を供給するCCD画像装置であり、前記CCD画像
装置は、異なる一連の色を供給する同様のCCD画像装
置よりも、向上した効率と低ノイズを有することを特徴
とする。
【0014】また、上記目的を達成するために、請求項
3記載の電子カラー画像システムは、請求項2記載の電
子カラー画像システムにおいて、第1のアナログ信号プ
ロセッサは、シアンの画素画像信号を受信し、青の出力
画像信号を出力するために接続された第2のアナログ信
号プロセッサに緑の出力画像信号を印加し、前記第1の
アナログ信号プロセッサは、黄色の画素画像信号を受信
し、赤の出力画像信号を出力するために接続された第3
のアナログ信号プロセッサに緑の出力画像信号を印加
し、出力画像信号が、ただちにテレビジョン標準と互換
となることを特徴とする。
3記載の電子カラー画像システムは、請求項2記載の電
子カラー画像システムにおいて、第1のアナログ信号プ
ロセッサは、シアンの画素画像信号を受信し、青の出力
画像信号を出力するために接続された第2のアナログ信
号プロセッサに緑の出力画像信号を印加し、前記第1の
アナログ信号プロセッサは、黄色の画素画像信号を受信
し、赤の出力画像信号を出力するために接続された第3
のアナログ信号プロセッサに緑の出力画像信号を印加
し、出力画像信号が、ただちにテレビジョン標準と互換
となることを特徴とする。
【0015】また、上記目的を達成するために、請求項
4記載の電子カラー画像システムは、請求項1記載の電
子カラー画像システムにおいて、前記光画像装置は、
白、青、赤の第1の一連の色から成る色構成画素画像信
号を供給するCCD画像装置であり、前記CCD画像装
置は、異なる一連の色を供給する同様のCCD画像装置
よりも、向上した効率と低ノイズを有することを特徴と
する。
4記載の電子カラー画像システムは、請求項1記載の電
子カラー画像システムにおいて、前記光画像装置は、
白、青、赤の第1の一連の色から成る色構成画素画像信
号を供給するCCD画像装置であり、前記CCD画像装
置は、異なる一連の色を供給する同様のCCD画像装置
よりも、向上した効率と低ノイズを有することを特徴と
する。
【0016】また、上記目的を達成するために、請求項
5記載の電子カラー画像システムは、請求項4記載の電
子カラー画像システムにおいて、第2のアナログ信号プ
ロセッサは、第1のアナログ信号プロセッサに青の出力
画像信号を印加し、第3のアナログ信号プロセッサは、
第1のアナログ信号プロセッサに赤の出力画像信号を印
加し、第1のアナログ信号プロセッサは、白の画素画像
信号を受信し、緑の出力画像信号を出力するために接続
され、出力画像信号が、ただちにテレビジョン標準と互
換となることを特徴とする。
5記載の電子カラー画像システムは、請求項4記載の電
子カラー画像システムにおいて、第2のアナログ信号プ
ロセッサは、第1のアナログ信号プロセッサに青の出力
画像信号を印加し、第3のアナログ信号プロセッサは、
第1のアナログ信号プロセッサに赤の出力画像信号を印
加し、第1のアナログ信号プロセッサは、白の画素画像
信号を受信し、緑の出力画像信号を出力するために接続
され、出力画像信号が、ただちにテレビジョン標準と互
換となることを特徴とする。
【0017】また、上記目的を達成するために、請求項
6記載のアナログ信号プロセッサは、電子カラー画像シ
ステムのCCD画像装置とともに使用するものであっ
て、CCD画像装置から画素画像信号を受信し、アナロ
グ信号プロセッサ内で処理するために画素信号のサンプ
ル値をクランピングし、サンプリングし、保持するため
の入力手段と、画素信号のサンプル値を受信し、選択さ
れた利得により、広帯域に渡って低ノイズで画素信号を
増幅し、画像信号の第1の構成を取得する第1の入力
と、画像信号の第2の構成を受信し、第1の構成と第2
の構成を結合して所望の出力画像信号を取得する第2の
入力と、ある範囲において調整可能な利得と、出力画像
信号の直流レベルを所望の暗ゼロ値に設定するフィード
バック信号入力とを有する増幅手段と、画像信号を受信
し、増幅手段の利得設定とは無関係に出力画像信号の暗
ゼロ値を設定するための補償信号を、前記増幅手段のフ
ィードバック入力にフィードバックするフィードバック
手段とから成ることを特徴とする。
6記載のアナログ信号プロセッサは、電子カラー画像シ
ステムのCCD画像装置とともに使用するものであっ
て、CCD画像装置から画素画像信号を受信し、アナロ
グ信号プロセッサ内で処理するために画素信号のサンプ
ル値をクランピングし、サンプリングし、保持するため
の入力手段と、画素信号のサンプル値を受信し、選択さ
れた利得により、広帯域に渡って低ノイズで画素信号を
増幅し、画像信号の第1の構成を取得する第1の入力
と、画像信号の第2の構成を受信し、第1の構成と第2
の構成を結合して所望の出力画像信号を取得する第2の
入力と、ある範囲において調整可能な利得と、出力画像
信号の直流レベルを所望の暗ゼロ値に設定するフィード
バック信号入力とを有する増幅手段と、画像信号を受信
し、増幅手段の利得設定とは無関係に出力画像信号の暗
ゼロ値を設定するための補償信号を、前記増幅手段のフ
ィードバック入力にフィードバックするフィードバック
手段とから成ることを特徴とする。
【0018】また、上記目的を達成するために、請求項
7記載のアナログ信号プロセッサは、請求項6記載のア
ナログ信号プロセッサにおいて、本質的に同一の第2の
アナログ信号プロセッサの組合せにおいて、第1のアナ
ログ信号プロセッサは、CCD画像装置から第1の色構
成画素画像信号を受信するために接続され、第2のアナ
ログ信号プロセッサは、CCD画像装置から第2の色構
成画素画像信号を受信するために接続され、それぞれの
アナログ信号プロセッサの利得は、アナログ信号プロセ
ッサからのそれぞれの出力画像信号のレベルに等しくな
るように調整され、第1のアナログ信号プロセッサの出
力画像信号は、第2のアナログ信号プロセッサの増幅手
段の第2の入力に接続されることを特徴とする。
7記載のアナログ信号プロセッサは、請求項6記載のア
ナログ信号プロセッサにおいて、本質的に同一の第2の
アナログ信号プロセッサの組合せにおいて、第1のアナ
ログ信号プロセッサは、CCD画像装置から第1の色構
成画素画像信号を受信するために接続され、第2のアナ
ログ信号プロセッサは、CCD画像装置から第2の色構
成画素画像信号を受信するために接続され、それぞれの
アナログ信号プロセッサの利得は、アナログ信号プロセ
ッサからのそれぞれの出力画像信号のレベルに等しくな
るように調整され、第1のアナログ信号プロセッサの出
力画像信号は、第2のアナログ信号プロセッサの増幅手
段の第2の入力に接続されることを特徴とする。
【0019】また、上記目的を達成するために、請求項
8記載のアナログ信号プロセッサは、高インピーダンス
CCD画像装置から第1の色の画素画像信号を受信する
第1のセクションと、蓄積されたアナログ電圧を受信す
る第2のセクションと、第2のセクションから第1の色
信号を受信するための第1の入力と、第2の色信号を受
信し、第1の色信号と第2の色信号を結合して第3の色
の出力信号を供給するための第2の入力と、を有する第
3のセクションと、画像信号を受信し、第2のセクショ
ンのフィードバック入力に補償信号を印加する第4のセ
クションと、から成り、第1のセクションは、画素画像
信号を相関二重サンプリングするための回路手段を有
し、第1の色が粗信号の値と、第1の参照電圧の値を別
個の蓄積アナログ電圧として保持し、第2のセクション
は、蓄積されたアナログ電圧を差動的に結合し、第1の
色の出力信号を供給する増幅手段と、調整可能な利得制
御と、出力信号の直流ゼロ暗レベルを調整するためのフ
ィードバック入力と、を有し、第4のセクションは、第
2の参照電圧に対して画像信号のゼロレベルを参照し、
サーボ作用によって補償信号を調整し、第2の参照電圧
とゼロ暗レベル間の所望のバランスを維持し、広範囲の
サンプリング速度において画素画像信号が正確にサンプ
リングされ、第2のセクションの利得が調整可能で、第
3の色出力信号のゼロ暗レベルが、前記第2のセクショ
ンの利得とは無関係に決定されるためのフィードバック
手段を有し、アナログ信号プロセッサの前記4つのセク
ションは、単一の集積回路として容易に実現されること
を特徴とする。
8記載のアナログ信号プロセッサは、高インピーダンス
CCD画像装置から第1の色の画素画像信号を受信する
第1のセクションと、蓄積されたアナログ電圧を受信す
る第2のセクションと、第2のセクションから第1の色
信号を受信するための第1の入力と、第2の色信号を受
信し、第1の色信号と第2の色信号を結合して第3の色
の出力信号を供給するための第2の入力と、を有する第
3のセクションと、画像信号を受信し、第2のセクショ
ンのフィードバック入力に補償信号を印加する第4のセ
クションと、から成り、第1のセクションは、画素画像
信号を相関二重サンプリングするための回路手段を有
し、第1の色が粗信号の値と、第1の参照電圧の値を別
個の蓄積アナログ電圧として保持し、第2のセクション
は、蓄積されたアナログ電圧を差動的に結合し、第1の
色の出力信号を供給する増幅手段と、調整可能な利得制
御と、出力信号の直流ゼロ暗レベルを調整するためのフ
ィードバック入力と、を有し、第4のセクションは、第
2の参照電圧に対して画像信号のゼロレベルを参照し、
サーボ作用によって補償信号を調整し、第2の参照電圧
とゼロ暗レベル間の所望のバランスを維持し、広範囲の
サンプリング速度において画素画像信号が正確にサンプ
リングされ、第2のセクションの利得が調整可能で、第
3の色出力信号のゼロ暗レベルが、前記第2のセクショ
ンの利得とは無関係に決定されるためのフィードバック
手段を有し、アナログ信号プロセッサの前記4つのセク
ションは、単一の集積回路として容易に実現されること
を特徴とする。
【0020】また、上記目的を達成するために、請求項
9記載のアナログ信号プロセッサは、請求項8記載のア
ナログ信号プロセッサにおいて、第1のセクションが、
CCD画像装置からの第1の色画素信号を受信するため
に接続された第1の端子を有する一連の結合キャパシタ
と、結合キャパシタの第2の端子を、第1の参照電圧が
印加される電圧端子に瞬間的に接続するためのクランピ
ングスイッチと、第1と第2の蓄積キャパシタと、共に
作動する第1と第2のサンプリングスイッチと、第1と
第2の蓄積キャパシタに蓄積されたそれぞれのアナログ
電圧を第2のセクションに印加する回路手段と、第1と
第2のサンプリングスイッチが開放される際に瞬間的に
閉鎖され、第1と第2のサンプリングスイッチが閉鎖さ
れる際に開放されるよう調整されるクランピングスイッ
チと、から成り、前記第1のサンプリングスイッチは、
結合キャパシタの第2の端子から受信した画素信号の瞬
時サンプルを第1の蓄積キャパシタに印加するために接
続され、前記第2のサンプリングスイッチは、電圧端子
における第1の参照電圧を第2の蓄積キャパシタに印加
するために接続されており、前記第1と第2の蓄積キャ
パシタは、本質的に同一のキャパシタンスであり、高サ
ンプリング速度において8ビットより良好なダイナミッ
クレンジが得られ、低サンプリング速度において10ビ
ットより良好なダイナミックレンジが得られることを特
徴とする。
9記載のアナログ信号プロセッサは、請求項8記載のア
ナログ信号プロセッサにおいて、第1のセクションが、
CCD画像装置からの第1の色画素信号を受信するため
に接続された第1の端子を有する一連の結合キャパシタ
と、結合キャパシタの第2の端子を、第1の参照電圧が
印加される電圧端子に瞬間的に接続するためのクランピ
ングスイッチと、第1と第2の蓄積キャパシタと、共に
作動する第1と第2のサンプリングスイッチと、第1と
第2の蓄積キャパシタに蓄積されたそれぞれのアナログ
電圧を第2のセクションに印加する回路手段と、第1と
第2のサンプリングスイッチが開放される際に瞬間的に
閉鎖され、第1と第2のサンプリングスイッチが閉鎖さ
れる際に開放されるよう調整されるクランピングスイッ
チと、から成り、前記第1のサンプリングスイッチは、
結合キャパシタの第2の端子から受信した画素信号の瞬
時サンプルを第1の蓄積キャパシタに印加するために接
続され、前記第2のサンプリングスイッチは、電圧端子
における第1の参照電圧を第2の蓄積キャパシタに印加
するために接続されており、前記第1と第2の蓄積キャ
パシタは、本質的に同一のキャパシタンスであり、高サ
ンプリング速度において8ビットより良好なダイナミッ
クレンジが得られ、低サンプリング速度において10ビ
ットより良好なダイナミックレンジが得られることを特
徴とする。
【0021】また、上記目的を達成するために、請求項
10記載のアナログ信号プロセッサは、請求項8記載の
アナログ信号プロセッサにおいて、第2のセクション
が、差動電流入力段階に対する差動電圧と、ギルバート
利得セルと、シングルエンド電圧出力ドライバに対する
差動電流と、から成ることを特徴とする。
10記載のアナログ信号プロセッサは、請求項8記載の
アナログ信号プロセッサにおいて、第2のセクション
が、差動電流入力段階に対する差動電圧と、ギルバート
利得セルと、シングルエンド電圧出力ドライバに対する
差動電流と、から成ることを特徴とする。
【0022】また、上記目的を達成するために、請求項
11記載のアナログ信号プロセッサは、請求項8記載の
アナログ信号プロセッサにおいて、第3のセクションが
マルチプレクス装置と反転増幅器から成り、前記マルチ
プレクス装置は、第2のセクションから第1の色出力信
号を受信するための第1の入力端子と、第3の参照電圧
が印加される第2の端子と、CCD画像装置からの画素
信号の水平読出しの間に、反転増幅器に第1の色出力信
号を印加し、CCD画像装置の垂直から水平線への遷移
の間に反転増幅器に第3の参照電圧を印加するための出
力と、を有し、反転増幅器は、マルチプレックス装置の
出力に接続された第1の入力と、第2の色信号を受信す
るための第2の入力と、を有し、第1の色信号と第2の
色信号を適切な極性と増幅で結合し、第3の色の出力信
号を供給するよう調整されていることを特徴とする。
11記載のアナログ信号プロセッサは、請求項8記載の
アナログ信号プロセッサにおいて、第3のセクションが
マルチプレクス装置と反転増幅器から成り、前記マルチ
プレクス装置は、第2のセクションから第1の色出力信
号を受信するための第1の入力端子と、第3の参照電圧
が印加される第2の端子と、CCD画像装置からの画素
信号の水平読出しの間に、反転増幅器に第1の色出力信
号を印加し、CCD画像装置の垂直から水平線への遷移
の間に反転増幅器に第3の参照電圧を印加するための出
力と、を有し、反転増幅器は、マルチプレックス装置の
出力に接続された第1の入力と、第2の色信号を受信す
るための第2の入力と、を有し、第1の色信号と第2の
色信号を適切な極性と増幅で結合し、第3の色の出力信
号を供給するよう調整されていることを特徴とする。
【0023】また、上記目的を達成するために、請求項
12記載のアナログ信号プロセッサは、請求項8記載の
アナログ信号プロセッサにおいて、第4のセクション
が、出力を有する演算増幅器と、蓄積キャパシタと、前
記演算増幅器の出力と蓄積キャパシタの間に接続された
スイッチと、から成り、前記演算増幅器は、第3のセク
ションから出力信号を受信するために接続された入力
と、第2の参照電圧に接続された第2の入力と、を有
し、補償フィードバック信号に比例し、蓄積キャパシタ
に蓄積され、スイッチを瞬間的に閉鎖することによって
定期的にリフレッシュされるオフセット電圧を前記出力
に生成するように調整されていることを特徴とする。
12記載のアナログ信号プロセッサは、請求項8記載の
アナログ信号プロセッサにおいて、第4のセクション
が、出力を有する演算増幅器と、蓄積キャパシタと、前
記演算増幅器の出力と蓄積キャパシタの間に接続された
スイッチと、から成り、前記演算増幅器は、第3のセク
ションから出力信号を受信するために接続された入力
と、第2の参照電圧に接続された第2の入力と、を有
し、補償フィードバック信号に比例し、蓄積キャパシタ
に蓄積され、スイッチを瞬間的に閉鎖することによって
定期的にリフレッシュされるオフセット電圧を前記出力
に生成するように調整されていることを特徴とする。
【0024】さらに、上記目的を達成するために、請求
項13記載のアナログ信号プロセッサは、請求項8記載
のアナログ信号プロセッサにおいて、複数の同様のアナ
ログ信号プロセッサの組合せにおいて、各アナログ信号
プロセッサは、CCD画像装置から第1の一連の色から
成るそれぞれの色構成画素画像信号を受信するために接
続され、各アナログ信号プロセッサの利得は、各色構成
出力信号の最大輝度増幅がホワイトバランスに等しくな
るように設定され、それぞれのアナログ信号プロセッサ
に対し、第1の参照電圧と第2の参照電圧が供給され、
協調して動作され、アナログ信号プロセッサは、連係さ
れ、第2の一連の色から成るそれぞれの色構成出力画像
信号を出力することを特徴とする。
項13記載のアナログ信号プロセッサは、請求項8記載
のアナログ信号プロセッサにおいて、複数の同様のアナ
ログ信号プロセッサの組合せにおいて、各アナログ信号
プロセッサは、CCD画像装置から第1の一連の色から
成るそれぞれの色構成画素画像信号を受信するために接
続され、各アナログ信号プロセッサの利得は、各色構成
出力信号の最大輝度増幅がホワイトバランスに等しくな
るように設定され、それぞれのアナログ信号プロセッサ
に対し、第1の参照電圧と第2の参照電圧が供給され、
協調して動作され、アナログ信号プロセッサは、連係さ
れ、第2の一連の色から成るそれぞれの色構成出力画像
信号を出力することを特徴とする。
【0025】
【作用】本発明の電子カラー画像システムにおいて、出
力画像信号の暗背景、すなわち、ゼロレベルは、共通の
“暗”参照電圧を参照し、結合カラー画像の暗背景変動
は最小化される。各アナログ信号プロセッサは本質的に
同一であり、集積回路としての実現が容易な独特の構成
を有する。アナログ信号プロセッサのダイナミックレン
ジは8ビット以上で、広範囲の信号サンプリング速度
(たとえば、1〜40MHz)を提供する。また、CC
D画像装置自体にC、Y、Gといった色のマスクを使用
したことにより、R、G、Bといった色を使用するより
も、高効率・低ノイズの電子カラー画像システムが提供
される。
力画像信号の暗背景、すなわち、ゼロレベルは、共通の
“暗”参照電圧を参照し、結合カラー画像の暗背景変動
は最小化される。各アナログ信号プロセッサは本質的に
同一であり、集積回路としての実現が容易な独特の構成
を有する。アナログ信号プロセッサのダイナミックレン
ジは8ビット以上で、広範囲の信号サンプリング速度
(たとえば、1〜40MHz)を提供する。また、CC
D画像装置自体にC、Y、Gといった色のマスクを使用
したことにより、R、G、Bといった色を使用するより
も、高効率・低ノイズの電子カラー画像システムが提供
される。
【0026】
【実施例】本発明は、以下の詳細な説明を添付の図面お
よび請求項と照合して考慮することにより、より理解さ
れることであろう。なお、本発明は、本特許出願と同時
に出願され、“電子画像システム用改善型アナログ信号
プロセッサ”と題し、本特許出願と共通の被譲渡人を有
し、D.Boisvert、M.Gaboury、G.
Movergを発明者とする、米国特許出願第931,
245号に関連するものである。
よび請求項と照合して考慮することにより、より理解さ
れることであろう。なお、本発明は、本特許出願と同時
に出願され、“電子画像システム用改善型アナログ信号
プロセッサ”と題し、本特許出願と共通の被譲渡人を有
し、D.Boisvert、M.Gaboury、G.
Movergを発明者とする、米国特許出願第931,
245号に関連するものである。
【0027】図1について説明する。本発明の電子カラ
ー画像システム10が示されている。電子カラー画像シ
ステム10は、CCD画像装置12と、複数の、本質的
に同一のアナログ信号プロセッサ(ASP、これらのう
ちの3個が14A、14B、14Cとして示されてい
る)と、第1の水平信号シフトレジスタ22と、第2の
水平信号シフトレジスタ24と、から成る。CCD画像
装置12は、当該技術において周知のタイプのものであ
る。本CCD画像装置12は、領域に近接して行と列X
およびYで配列された多数の非常に小さい感光性セル2
0(これらのうち、一般的な3つの列が例として示され
ている)に光学的に集束される光景の画像を受光する。
それぞれのセル20は、全画像の個々の画素を形成す
る。それぞれのセル20は、別々のC、Y、Gの色マス
ク(図示せず)で覆われ、先に説明したように、それぞ
れの色構成画素画像信号を供給する。たとえば、CCD
画像装置12は、Cセル20(シアンのマスクで覆われ
たセル)またはYセル20(黄色のマスクで覆われたセ
ル)より2倍多いGセル20(G色マスクによって覆わ
れたセル)を含んでいる。当該技術において周知の構成
において、Gセル20の信号の水平の行は、“垂直から
水平への遷移”と呼ばれる単位長の間、CCD画像装置
12の第1の水平信号シフトレジスタ22に転送され、
一時的に一連のG画素画像信号として蓄積される。同様
に、交互のCセル信号とYセル信号の水平の行が第2の
水平信号シフトレジスタ24に転送され、一連のC、
Y、C、Y、といった画素画像信号として蓄積される。
“水平読出し”と呼ばれる単位長の間、G画素画像信号
は、負の極性(−G)で水平信号シフトレジスタ22か
らASP14Aの入力に接続されたリード30に1つず
つ出力される。同様に、水平信号シフトレジスタのC画
素画像信号とY画素画像信号は、C、Y、C、Y、とい
った順番で、負の極性で、ASP14Bの入力とASP
14Cの入力に接続されたリード32に出力される。後
に詳細に説明するように、ASP14A、14B、14
Cは、本質的に同一のものである。これらは、相互に協
調して、並列で動作され、共通のある制御信号と参照電
圧(双方とも図示せず)を受信し、それぞれ個々の他の
制御信号(図示せず)を受信する。ASP14A、14
B、14Cは、ホワイトバランスを実現し、“暗”背景
変動を除去するため、信号利得の設定と“暗”ゼロレベ
ルバイアスが個々に調整される。
ー画像システム10が示されている。電子カラー画像シ
ステム10は、CCD画像装置12と、複数の、本質的
に同一のアナログ信号プロセッサ(ASP、これらのう
ちの3個が14A、14B、14Cとして示されてい
る)と、第1の水平信号シフトレジスタ22と、第2の
水平信号シフトレジスタ24と、から成る。CCD画像
装置12は、当該技術において周知のタイプのものであ
る。本CCD画像装置12は、領域に近接して行と列X
およびYで配列された多数の非常に小さい感光性セル2
0(これらのうち、一般的な3つの列が例として示され
ている)に光学的に集束される光景の画像を受光する。
それぞれのセル20は、全画像の個々の画素を形成す
る。それぞれのセル20は、別々のC、Y、Gの色マス
ク(図示せず)で覆われ、先に説明したように、それぞ
れの色構成画素画像信号を供給する。たとえば、CCD
画像装置12は、Cセル20(シアンのマスクで覆われ
たセル)またはYセル20(黄色のマスクで覆われたセ
ル)より2倍多いGセル20(G色マスクによって覆わ
れたセル)を含んでいる。当該技術において周知の構成
において、Gセル20の信号の水平の行は、“垂直から
水平への遷移”と呼ばれる単位長の間、CCD画像装置
12の第1の水平信号シフトレジスタ22に転送され、
一時的に一連のG画素画像信号として蓄積される。同様
に、交互のCセル信号とYセル信号の水平の行が第2の
水平信号シフトレジスタ24に転送され、一連のC、
Y、C、Y、といった画素画像信号として蓄積される。
“水平読出し”と呼ばれる単位長の間、G画素画像信号
は、負の極性(−G)で水平信号シフトレジスタ22か
らASP14Aの入力に接続されたリード30に1つず
つ出力される。同様に、水平信号シフトレジスタのC画
素画像信号とY画素画像信号は、C、Y、C、Y、とい
った順番で、負の極性で、ASP14Bの入力とASP
14Cの入力に接続されたリード32に出力される。後
に詳細に説明するように、ASP14A、14B、14
Cは、本質的に同一のものである。これらは、相互に協
調して、並列で動作され、共通のある制御信号と参照電
圧(双方とも図示せず)を受信し、それぞれ個々の他の
制御信号(図示せず)を受信する。ASP14A、14
B、14Cは、ホワイトバランスを実現し、“暗”背景
変動を除去するため、信号利得の設定と“暗”ゼロレベ
ルバイアスが個々に調整される。
【0028】ASP14A、14B、14Cの動作は、
後に詳細に説明する。簡単に述べると、ASP14A
は、リード30のG画素画像信号をサンプリングし、増
幅し、反転し、正に変化するG色構成出力信号(+G)
をリード40に印加する。リード40は、後で詳細に説
明するように、特別に備えられたASP14Bの入力端
子(ここには図示せず)と、特別に備えられたASP1
4Cの入力端子に接続されている。ASP14Bは、リ
ード32によって印加されたC画素画像信号のみを抽
出、増幅、反転する。ASP14Bは、正に変化するB
色構成出力信号(+B)をリード42に印加する。同様
に、ASP14Cは、リード32によって印加されたY
画素画像信号のみを抽出、増幅、反転する。ASP14
Cは、正に変化するR色構成出力信号(+R)をリード
44に印加する。リード40、42、44は、当該技術
で周知のように、カラーディスプレイ装置(図示せず)
の“緑”、“青”、“赤”の信号入力にそれぞれ接続す
ることができる。電子カラー画像システム10は、AS
P14A、14B、14C内の独特の連係により、簡単
に、効率的に動作する。電子カラー画像システム10
は、画素画像信号の構成色(たとえば、C、Y、G)の
1組を、CCD画像装置12から受信し、たとえば、現
在のカラーテレビジョンの標準とそのまま互換性のあ
る、出力画像信号の構成色(たとえば、R、G、B)の
別の1組に直接変換する。
後に詳細に説明する。簡単に述べると、ASP14A
は、リード30のG画素画像信号をサンプリングし、増
幅し、反転し、正に変化するG色構成出力信号(+G)
をリード40に印加する。リード40は、後で詳細に説
明するように、特別に備えられたASP14Bの入力端
子(ここには図示せず)と、特別に備えられたASP1
4Cの入力端子に接続されている。ASP14Bは、リ
ード32によって印加されたC画素画像信号のみを抽
出、増幅、反転する。ASP14Bは、正に変化するB
色構成出力信号(+B)をリード42に印加する。同様
に、ASP14Cは、リード32によって印加されたY
画素画像信号のみを抽出、増幅、反転する。ASP14
Cは、正に変化するR色構成出力信号(+R)をリード
44に印加する。リード40、42、44は、当該技術
で周知のように、カラーディスプレイ装置(図示せず)
の“緑”、“青”、“赤”の信号入力にそれぞれ接続す
ることができる。電子カラー画像システム10は、AS
P14A、14B、14C内の独特の連係により、簡単
に、効率的に動作する。電子カラー画像システム10
は、画素画像信号の構成色(たとえば、C、Y、G)の
1組を、CCD画像装置12から受信し、たとえば、現
在のカラーテレビジョンの標準とそのまま互換性のあ
る、出力画像信号の構成色(たとえば、R、G、B)の
別の1組に直接変換する。
【0029】次に図2について説明する。図1のASP
14A、14B、14Cの任意の1つに相当するASP
14の回路図が示されている。ASP14は、第1(入
力)セクション50と、第2(増幅)セクション52
と、第3(出力)セクション54と、第4(フィードバ
ック)セクション56と、から成る。これらのセクショ
ン50、52、54、56のそれぞれが、それぞれの破
線のボックス内に示されている。ASP14の第1セク
ション50は、図1のCCDカラー画像装置12からそ
れぞれの色構成画像信号(たとえば、“−G”または
“−C”、“−Y”)を受信するのに適用される入力端
子58を有する。セクション50の入力端子58は、結
合キャパシタ60の第1の端子に接続されており、結合
キャパシタ60の端子は、リード62を介して緩衝増幅
器64の入力に接続され、リード66を介してクランピ
ングスイッチ68の第1の端子に接続されている。クラ
ンピングスイッチ68の第2の端子は、端子70に接続
されており、端子70には、参照電圧“Vクランプ1”
が印加され、リード72を介して緩衝増幅器74の入力
に接続されている。クランピングスイッチ68は、クラ
ンピングスイッチ68の入力(制御)と交差する破線7
1で示されたように、制御信号“φクランプ1”によっ
て活動状態にされる。入力画素画像信号に関するクラン
ピングスイッチ68の開閉については、後に説明する。
同一の緩衝増幅器64および74は、ASP14の低ノ
イズ・広レンジを向上させる差動回路の一部を成す。
14A、14B、14Cの任意の1つに相当するASP
14の回路図が示されている。ASP14は、第1(入
力)セクション50と、第2(増幅)セクション52
と、第3(出力)セクション54と、第4(フィードバ
ック)セクション56と、から成る。これらのセクショ
ン50、52、54、56のそれぞれが、それぞれの破
線のボックス内に示されている。ASP14の第1セク
ション50は、図1のCCDカラー画像装置12からそ
れぞれの色構成画像信号(たとえば、“−G”または
“−C”、“−Y”)を受信するのに適用される入力端
子58を有する。セクション50の入力端子58は、結
合キャパシタ60の第1の端子に接続されており、結合
キャパシタ60の端子は、リード62を介して緩衝増幅
器64の入力に接続され、リード66を介してクランピ
ングスイッチ68の第1の端子に接続されている。クラ
ンピングスイッチ68の第2の端子は、端子70に接続
されており、端子70には、参照電圧“Vクランプ1”
が印加され、リード72を介して緩衝増幅器74の入力
に接続されている。クランピングスイッチ68は、クラ
ンピングスイッチ68の入力(制御)と交差する破線7
1で示されたように、制御信号“φクランプ1”によっ
て活動状態にされる。入力画素画像信号に関するクラン
ピングスイッチ68の開閉については、後に説明する。
同一の緩衝増幅器64および74は、ASP14の低ノ
イズ・広レンジを向上させる差動回路の一部を成す。
【0030】緩衝増幅器64の出力は、スイッチ76の
第1の端子に接続され、緩衝増幅器74の出力は、同様
のスイッチ78の第1の端子に接続されている。双方の
スイッチ76および78は、破線79で示したように、
制御信号“φサンプルG”、“φサンプルC”、“φサ
ンプルY”のうちのそれぞれの1つ(1つのみ)によ
り、同時に作動される。ASP14A、14B、14C
の入力端子58における入力信号に関連した、これらの
制御信号のタイミングと、スイッチ76および78の開
閉については、後に説明する。スイッチ76の第2の端
子には、キャパシタ80の第1の端子が接続され、キャ
パシタ80は、接地された第2の端子を有する。キャパ
シタ80に蓄積された電荷の電圧レベルは、リード82
を介して、リード86に印加される出力を有する緩衝増
幅器84の入力に印加される。同様に、スイッチ78の
第2の端子はキャパシタ90の第1の端子に接続され、
キャパシタ90の第2の端子は接地されている。キャパ
シタ90に蓄積された電荷の電圧レベルは、リード92
を介して、リード96に印加される出力を有する緩衝増
幅器94の入力に印加される。キャパシタ80および9
0は、好都合に非常に小型(たとえば、それぞれ3p
F)で、互いに同一のものである。キャパシタ80およ
び90のキャパシタンスは、サンプリング速度に応じて
選択され、かなりの範囲に渡って変更可能である。端子
58に印加されるCCD画像装置12からの画素画像信
号を40MHzの高速でサンプリングする場合でも、キ
ャパシタ80は非常に小さいため、スイッチ76が閉鎖
されると、急速にフル入力信号レベルまで充電する。キ
ャパシタ80は(非常に小型ながら)、約25ナノ秒後
に再びスイッチ76が閉鎖されるまで、本質的にスイッ
チ76が開放された際のレベルで電荷を保持する。この
間に、キャパシタ90は、参照電圧“Vクランプ1”の
レベルまで充電される。キャパシタ80および90の双
方とも、同一の時定数を有し、経時的に、本質的に同一
速度でそれぞれの電荷を(漏れなどにより)消失する。
つまり、キャパシタ80とキャパシタ90に蓄積された
電圧は、経時的に共に“垂下”する。このような電圧の
垂下は、低サンプリング速度(たとえば1MHz)にお
いて、より著しいが、効果的に相殺される。これは、緩
衝増幅器84の出力を、リード86を介し、また、緩衝
増幅器94の出力を、リード96を介し、第2(増幅)
セクション52のそれぞれの差動入力に接続することに
よって実現される。これによって、ASP14は、端子
58における広範囲の画素入力信号サンプリング速度に
渡って、効果的に動作することができる。たとえば、結
合キャパシタ60は、2000pFの値を有していても
よく、セクション50の他の部品に対して外部にあって
もよい。結合キャパシタ60とスイッチ68は、前述の
Whiteらの記事の4頁の図5に示されたキャパシタ
“C1”とクランプスイッチ“1”に相当する。本発明
によって提供されるASP14は、“相関二重サンプリ
ング”(CDS)ノイズ低減を、差動ノイズと、エラー
相殺と、広範囲の信号サンプリング速度と結合する。
第1の端子に接続され、緩衝増幅器74の出力は、同様
のスイッチ78の第1の端子に接続されている。双方の
スイッチ76および78は、破線79で示したように、
制御信号“φサンプルG”、“φサンプルC”、“φサ
ンプルY”のうちのそれぞれの1つ(1つのみ)によ
り、同時に作動される。ASP14A、14B、14C
の入力端子58における入力信号に関連した、これらの
制御信号のタイミングと、スイッチ76および78の開
閉については、後に説明する。スイッチ76の第2の端
子には、キャパシタ80の第1の端子が接続され、キャ
パシタ80は、接地された第2の端子を有する。キャパ
シタ80に蓄積された電荷の電圧レベルは、リード82
を介して、リード86に印加される出力を有する緩衝増
幅器84の入力に印加される。同様に、スイッチ78の
第2の端子はキャパシタ90の第1の端子に接続され、
キャパシタ90の第2の端子は接地されている。キャパ
シタ90に蓄積された電荷の電圧レベルは、リード92
を介して、リード96に印加される出力を有する緩衝増
幅器94の入力に印加される。キャパシタ80および9
0は、好都合に非常に小型(たとえば、それぞれ3p
F)で、互いに同一のものである。キャパシタ80およ
び90のキャパシタンスは、サンプリング速度に応じて
選択され、かなりの範囲に渡って変更可能である。端子
58に印加されるCCD画像装置12からの画素画像信
号を40MHzの高速でサンプリングする場合でも、キ
ャパシタ80は非常に小さいため、スイッチ76が閉鎖
されると、急速にフル入力信号レベルまで充電する。キ
ャパシタ80は(非常に小型ながら)、約25ナノ秒後
に再びスイッチ76が閉鎖されるまで、本質的にスイッ
チ76が開放された際のレベルで電荷を保持する。この
間に、キャパシタ90は、参照電圧“Vクランプ1”の
レベルまで充電される。キャパシタ80および90の双
方とも、同一の時定数を有し、経時的に、本質的に同一
速度でそれぞれの電荷を(漏れなどにより)消失する。
つまり、キャパシタ80とキャパシタ90に蓄積された
電圧は、経時的に共に“垂下”する。このような電圧の
垂下は、低サンプリング速度(たとえば1MHz)にお
いて、より著しいが、効果的に相殺される。これは、緩
衝増幅器84の出力を、リード86を介し、また、緩衝
増幅器94の出力を、リード96を介し、第2(増幅)
セクション52のそれぞれの差動入力に接続することに
よって実現される。これによって、ASP14は、端子
58における広範囲の画素入力信号サンプリング速度に
渡って、効果的に動作することができる。たとえば、結
合キャパシタ60は、2000pFの値を有していても
よく、セクション50の他の部品に対して外部にあって
もよい。結合キャパシタ60とスイッチ68は、前述の
Whiteらの記事の4頁の図5に示されたキャパシタ
“C1”とクランプスイッチ“1”に相当する。本発明
によって提供されるASP14は、“相関二重サンプリ
ング”(CDS)ノイズ低減を、差動ノイズと、エラー
相殺と、広範囲の信号サンプリング速度と結合する。
【0031】ASP14の第2セクションは、リード8
6に接続された第1の入力端子102を有し、リード9
6に接続された第2の入力端子104を有する、可変利
得増幅器(“AV”)100から成る。可変利得増幅器
100は、出力端子108を有する。可変利得増幅器1
00の利得は、調節可能で、端子110に印加される外
部電圧“V利得”によって決定される。電圧“V利得”
は、リード112を介し、可変利得増幅器100内の適
切なノード(明確には図示せず)に印加される。出力端
子108における可変利得増幅器100の出力信号の
“暗”レベルは、端子114における電圧“Vオフセッ
ト”によって設定される。この電圧“Vオフセット”
は、リード116を介して、可変利得増幅器100の回
路(明確には図示せず)内の適切なポイントに印加され
る。可変利得増幅器100は、入力端子102と入力端
子104に印加されたそれぞれの信号を、差動的に増幅
し、適切に増幅されたシングルエンド出力信号を、出力
端子108に印加する。可変利得増幅器100は、3つ
の主要機能ブロックから成る。ここには示していない
が、これらは、差動電圧から差動電流入力への段階と、
ギルバート利得セルと、差動電流からシングルエンド電
圧出力ドライバである。これらの機能ブロックのそれぞ
れに対する回路は、当該技術において周知のものであ
る。たとえば、可変利得増幅器100は、本出願に含ま
れる“An Open Loop Programmable Amplifierwith Exte
nded Frequency Range (拡張周波数レンジを有するオ
ープンループプログラマブル増幅器)”と題するR.
A.Blauschildによる記事( IEEE Journal
of Solid-State Circuits, Vol. SC-16, No. 6, Decemb
er 1981, pages 626-633)に詳細に記載されているもの
と本質的に同一のものである。完全な増幅回路(ICと
して提供される)の詳細な略図は、Blauschil
dの記事の631頁の図10に示されている。利得設定
制御電圧(ASP14の“Av”増幅器の“V利得”に
相当する)は、Blauschildの図10の“バイ
アス6”と同一の回路ノードに印加され、“ゼロ”電圧
(“Vオフセット”)は、“バイアス8”に印加され
る。可変利得増幅器100の帯域(およびノイズ)を限
定することにより、低サンプリング速度(たとえば、1
〜15MHz)におけるASP14のダイナミックレン
ジは、本質的に10ビットより高くなる。
6に接続された第1の入力端子102を有し、リード9
6に接続された第2の入力端子104を有する、可変利
得増幅器(“AV”)100から成る。可変利得増幅器
100は、出力端子108を有する。可変利得増幅器1
00の利得は、調節可能で、端子110に印加される外
部電圧“V利得”によって決定される。電圧“V利得”
は、リード112を介し、可変利得増幅器100内の適
切なノード(明確には図示せず)に印加される。出力端
子108における可変利得増幅器100の出力信号の
“暗”レベルは、端子114における電圧“Vオフセッ
ト”によって設定される。この電圧“Vオフセット”
は、リード116を介して、可変利得増幅器100の回
路(明確には図示せず)内の適切なポイントに印加され
る。可変利得増幅器100は、入力端子102と入力端
子104に印加されたそれぞれの信号を、差動的に増幅
し、適切に増幅されたシングルエンド出力信号を、出力
端子108に印加する。可変利得増幅器100は、3つ
の主要機能ブロックから成る。ここには示していない
が、これらは、差動電圧から差動電流入力への段階と、
ギルバート利得セルと、差動電流からシングルエンド電
圧出力ドライバである。これらの機能ブロックのそれぞ
れに対する回路は、当該技術において周知のものであ
る。たとえば、可変利得増幅器100は、本出願に含ま
れる“An Open Loop Programmable Amplifierwith Exte
nded Frequency Range (拡張周波数レンジを有するオ
ープンループプログラマブル増幅器)”と題するR.
A.Blauschildによる記事( IEEE Journal
of Solid-State Circuits, Vol. SC-16, No. 6, Decemb
er 1981, pages 626-633)に詳細に記載されているもの
と本質的に同一のものである。完全な増幅回路(ICと
して提供される)の詳細な略図は、Blauschil
dの記事の631頁の図10に示されている。利得設定
制御電圧(ASP14の“Av”増幅器の“V利得”に
相当する)は、Blauschildの図10の“バイ
アス6”と同一の回路ノードに印加され、“ゼロ”電圧
(“Vオフセット”)は、“バイアス8”に印加され
る。可変利得増幅器100の帯域(およびノイズ)を限
定することにより、低サンプリング速度(たとえば、1
〜15MHz)におけるASP14のダイナミックレン
ジは、本質的に10ビットより高くなる。
【0032】第2セクション52の可変利得増幅器10
0の出力端子108は、リード120を介して第3セク
ション54の入力端子122に接続されている。第3セ
クション54は、双方とも当該技術において周知のマル
チプレクス(MUX)装置124および反転増幅器12
6と、抵抗器142、フィードバック抵抗器150、抵
抗器158とから成る。MUX124は、破線129に
よって示されたように、制御信号“φブランク”によっ
て作動される単極双投スイッチ128から成る。単極双
投スイッチ128は、第1の端子130と、第2の端子
132と、共通の第3の端子134とを有する。端子1
30は入力端子122に接続され、端子132は、参照
電圧“Vブランク”が印加される第2の入力端子136
に接続されている。単極双投スイッチ128が、図示の
ように“アップ”ポジションにあると、入力端子122
の入力信号が単極双投スイッチ128の端子134に印
加され、単極双投スイッチ128が、“ダウン”ポジシ
ョン(図示せず)にあると、入力端子136の参照電圧
“Vブランク”が端子134に印加される。MUX12
4からの出力信号は、リード140を介して端子134
から、抵抗器142を介し、増幅器126の負(−)の
入力端子144に接続されている。増幅器126は、接
続された出力リード148に、端子144で負に変化す
る入力に対し、正に変化する出力信号“V out”を
印加する。出力リード148と増幅器126の入力端子
144との間には、フィードバック抵抗器150が接続
されている。負の入力端子144は、抵抗器152を介
し、第1の入力端子154にも接続されている。入力端
子154には、後に説明するように、第1の正に変化す
る画像信号(“+V green”として示した)が印
加される。破線で示された第2の入力端子および抵抗器
が、ターミナル154と抵抗器152と共に、端子14
4に接続されることも可能である。第2の正に変化する
画像信号(ここには図示せず)は、後に説明するよう
に、第2のターミナルに印加される。増幅器126は、
抵抗器158を介して接地に接続された、正(+)の入
力端子156を有する。抵抗器142、フィードバック
抵抗器150、抵抗器152の抵抗値は同一であり、そ
れぞれが抵抗器158の2倍の抵抗を有している。第3
セクション54の出力リード148は、図1に示された
リード40、42、44のそれぞれの1つに相当するこ
とに注意しなければならない。
0の出力端子108は、リード120を介して第3セク
ション54の入力端子122に接続されている。第3セ
クション54は、双方とも当該技術において周知のマル
チプレクス(MUX)装置124および反転増幅器12
6と、抵抗器142、フィードバック抵抗器150、抵
抗器158とから成る。MUX124は、破線129に
よって示されたように、制御信号“φブランク”によっ
て作動される単極双投スイッチ128から成る。単極双
投スイッチ128は、第1の端子130と、第2の端子
132と、共通の第3の端子134とを有する。端子1
30は入力端子122に接続され、端子132は、参照
電圧“Vブランク”が印加される第2の入力端子136
に接続されている。単極双投スイッチ128が、図示の
ように“アップ”ポジションにあると、入力端子122
の入力信号が単極双投スイッチ128の端子134に印
加され、単極双投スイッチ128が、“ダウン”ポジシ
ョン(図示せず)にあると、入力端子136の参照電圧
“Vブランク”が端子134に印加される。MUX12
4からの出力信号は、リード140を介して端子134
から、抵抗器142を介し、増幅器126の負(−)の
入力端子144に接続されている。増幅器126は、接
続された出力リード148に、端子144で負に変化す
る入力に対し、正に変化する出力信号“V out”を
印加する。出力リード148と増幅器126の入力端子
144との間には、フィードバック抵抗器150が接続
されている。負の入力端子144は、抵抗器152を介
し、第1の入力端子154にも接続されている。入力端
子154には、後に説明するように、第1の正に変化す
る画像信号(“+V green”として示した)が印
加される。破線で示された第2の入力端子および抵抗器
が、ターミナル154と抵抗器152と共に、端子14
4に接続されることも可能である。第2の正に変化する
画像信号(ここには図示せず)は、後に説明するよう
に、第2のターミナルに印加される。増幅器126は、
抵抗器158を介して接地に接続された、正(+)の入
力端子156を有する。抵抗器142、フィードバック
抵抗器150、抵抗器152の抵抗値は同一であり、そ
れぞれが抵抗器158の2倍の抵抗を有している。第3
セクション54の出力リード148は、図1に示された
リード40、42、44のそれぞれの1つに相当するこ
とに注意しなければならない。
【0033】ASP14の第4セクション56は、第2
セクション52の利得設定に関わらず、第3セクション
54からのリード148上の出力画像信号“V ou
t”を所望の“ゼロ”レベルに設定するためのフィード
バックサーボループとして機能する。さらに詳細につい
て説明するように、それぞれの第3セクション54から
の出力画像信号の“ゼロ”レベル(たとえば、図1のA
SP14A、14B、14Cのそれぞれ1つによって処
理されるそれぞれの色構成信号の暗レベル)は、それぞ
れの第2セクション52の利得設定に関わらず、同一で
ある。第4セクション56は、演算増幅器(OAMP)
160と、スイッチ162と、キャパシタ164と、緩
衝増幅器165と、から成る。OAMP160は、リー
ド167を介して第3セクション54の出力リード14
8に接続された負(−)の入力端子166を有する。O
AMP160は、参照電圧“Vクランプ2”が印加され
る正(+)の入力端子168を有する。端子166に印
加される画像信号(“V out”)と端子168の参
照電圧との電圧の差は、OAMP160により、増幅さ
れ、スイッチ162の第1の端子に接続されたリード1
70に適切な極性で出力される。本スイッチ162(開
放状態で図示)は、破線172で示したように、制御信
号“φクランプ2”によって作動される。スイッチ16
2の第2の端子は、リード174を介してキャパシタ1
64の第1の端子と、緩衝増幅器165の入力に接続さ
れている。キャパシタ164の第2の端子は、接地に接
続されている。スイッチ162が閉鎖されると、リード
170の電圧は、リード174を介してキャパシタ16
4に印加され、接地される。緩衝増幅器165は、リー
ド176を介して、キャパシタ164に蓄積された電圧
に比例して“Vオフセット”と呼ばれる電圧を受信する
端子114に接続されている。たとえば、キャパシタ1
64は、2000pFのキャパシタンスを有し、外部提
供される。キャパシタ164は、スイッチ162の開放
の1サイクルから次のスイッチ開放まで、電圧“Vオフ
セット”が本質的に一定になるよう、十分に大きなもの
である。第4(フィードバック)セクション56のサー
ボ作用の結果生成する電圧“Vオフセット”は、第2セ
クション52の利得設定に関わらず、直流“ゼロ”、す
なわちリード148の出力画像信号“V out”の暗
レベルを、電圧“Vクランプ2”を参照した設定値に、
自動的に維持する。もちろん、図1の電子カラー画像シ
ステム10では、電圧“Vクランプ2”がASP14
A、14B、14Cに(“Vクランプ1”および“Vブ
ランク”とともに)共通に印加されるものとする。従っ
て、フィードバック(第4)セクションをASP14の
可変利得増幅器(第2)セクションの後に配置すること
により、画像信号の色構成のホワイトバランスは、
“暗”レベルバランスに干渉しない。“ホワイトバラン
ス”についての詳細な説明は、前記継続中の米国特許出
願に示されており、その説明は参考文献により、本特許
出願に明確に含まれている。それぞれのスイッチ68、
76、78、128、162は、JFETトランジスタ
として、またはダイオードブリッジとして、容易に実現
される。CCD画像装置12からのそれぞれの制御信号
“φクランプ1”、“φサンプルG”、“φサンプル
C”、“φサンプルY”、“φブランク”、“φクラン
プ2”、G画素画像信号、C、Y画素画像信号の時間的
な関係については、後に説明する。各ASP14の新規
のアーキテクチャは、バイポーラ/JFET技術を使用
して、単一の集積回路として回路が容易に実現されるも
のである。2つの外部構成要素、キャパシタ60および
64のみが必要となるだけである。
セクション52の利得設定に関わらず、第3セクション
54からのリード148上の出力画像信号“V ou
t”を所望の“ゼロ”レベルに設定するためのフィード
バックサーボループとして機能する。さらに詳細につい
て説明するように、それぞれの第3セクション54から
の出力画像信号の“ゼロ”レベル(たとえば、図1のA
SP14A、14B、14Cのそれぞれ1つによって処
理されるそれぞれの色構成信号の暗レベル)は、それぞ
れの第2セクション52の利得設定に関わらず、同一で
ある。第4セクション56は、演算増幅器(OAMP)
160と、スイッチ162と、キャパシタ164と、緩
衝増幅器165と、から成る。OAMP160は、リー
ド167を介して第3セクション54の出力リード14
8に接続された負(−)の入力端子166を有する。O
AMP160は、参照電圧“Vクランプ2”が印加され
る正(+)の入力端子168を有する。端子166に印
加される画像信号(“V out”)と端子168の参
照電圧との電圧の差は、OAMP160により、増幅さ
れ、スイッチ162の第1の端子に接続されたリード1
70に適切な極性で出力される。本スイッチ162(開
放状態で図示)は、破線172で示したように、制御信
号“φクランプ2”によって作動される。スイッチ16
2の第2の端子は、リード174を介してキャパシタ1
64の第1の端子と、緩衝増幅器165の入力に接続さ
れている。キャパシタ164の第2の端子は、接地に接
続されている。スイッチ162が閉鎖されると、リード
170の電圧は、リード174を介してキャパシタ16
4に印加され、接地される。緩衝増幅器165は、リー
ド176を介して、キャパシタ164に蓄積された電圧
に比例して“Vオフセット”と呼ばれる電圧を受信する
端子114に接続されている。たとえば、キャパシタ1
64は、2000pFのキャパシタンスを有し、外部提
供される。キャパシタ164は、スイッチ162の開放
の1サイクルから次のスイッチ開放まで、電圧“Vオフ
セット”が本質的に一定になるよう、十分に大きなもの
である。第4(フィードバック)セクション56のサー
ボ作用の結果生成する電圧“Vオフセット”は、第2セ
クション52の利得設定に関わらず、直流“ゼロ”、す
なわちリード148の出力画像信号“V out”の暗
レベルを、電圧“Vクランプ2”を参照した設定値に、
自動的に維持する。もちろん、図1の電子カラー画像シ
ステム10では、電圧“Vクランプ2”がASP14
A、14B、14Cに(“Vクランプ1”および“Vブ
ランク”とともに)共通に印加されるものとする。従っ
て、フィードバック(第4)セクションをASP14の
可変利得増幅器(第2)セクションの後に配置すること
により、画像信号の色構成のホワイトバランスは、
“暗”レベルバランスに干渉しない。“ホワイトバラン
ス”についての詳細な説明は、前記継続中の米国特許出
願に示されており、その説明は参考文献により、本特許
出願に明確に含まれている。それぞれのスイッチ68、
76、78、128、162は、JFETトランジスタ
として、またはダイオードブリッジとして、容易に実現
される。CCD画像装置12からのそれぞれの制御信号
“φクランプ1”、“φサンプルG”、“φサンプル
C”、“φサンプルY”、“φブランク”、“φクラン
プ2”、G画素画像信号、C、Y画素画像信号の時間的
な関係については、後に説明する。各ASP14の新規
のアーキテクチャは、バイポーラ/JFET技術を使用
して、単一の集積回路として回路が容易に実現されるも
のである。2つの外部構成要素、キャパシタ60および
64のみが必要となるだけである。
【0034】前述のように、図1のCCD画像装置12
に光が到達しない場合、実際には、CCD画像装置12
のそれぞれのセル(たとえば、セル20)によって生成
された最小の“暗”(“極小暗”)信号レベルが存在す
る。“Vダーク”と呼ばれるこの最小暗電圧について
は、前記継続中の米国特許出願に詳細に説明されてお
り、その説明は参考文献により、本特許出願に明確に含
まれている。簡単に説明すると、CCD画像装置12か
ら再現された画像中の暗い背景の変動を防止するため、
“ゼロ”またはASP14からの一定の直流レベル“V
out”画像信号を正確に参照する必要がある。これ
は、前述のように、第4(フィードバック)セクション
56によって実現される。しかしながら、図1に示され
たリード40、42、44におけるR、G、B出力画像
信号のそれぞれの色構成の“ホワイトバランス”を得る
ためには、これらR、G、B信号のそれぞれの最大明レ
ベルを等しくする必要がある。これは、ASP14A、
14B、14Cそれぞれの増幅(第2)セクション52
の利得を別々に調整することによって実現される。前記
継続中の特許出願の第4(フィードバック)セクション
440(図7)のようなフィードバックループが、AS
Pに採用されている。
に光が到達しない場合、実際には、CCD画像装置12
のそれぞれのセル(たとえば、セル20)によって生成
された最小の“暗”(“極小暗”)信号レベルが存在す
る。“Vダーク”と呼ばれるこの最小暗電圧について
は、前記継続中の米国特許出願に詳細に説明されてお
り、その説明は参考文献により、本特許出願に明確に含
まれている。簡単に説明すると、CCD画像装置12か
ら再現された画像中の暗い背景の変動を防止するため、
“ゼロ”またはASP14からの一定の直流レベル“V
out”画像信号を正確に参照する必要がある。これ
は、前述のように、第4(フィードバック)セクション
56によって実現される。しかしながら、図1に示され
たリード40、42、44におけるR、G、B出力画像
信号のそれぞれの色構成の“ホワイトバランス”を得る
ためには、これらR、G、B信号のそれぞれの最大明レ
ベルを等しくする必要がある。これは、ASP14A、
14B、14Cそれぞれの増幅(第2)セクション52
の利得を別々に調整することによって実現される。前記
継続中の特許出願の第4(フィードバック)セクション
440(図7)のようなフィードバックループが、AS
Pに採用されている。
【0035】次に図3について説明する。“G”CCD
出力信号と“C、Y”CCD出力信号と、それぞれの制
御信号“φクランプ1”、“φサンプルG”、“φサン
プルC”、“φサンプルY”、“φクランプ2”、“φ
ブランク”の相対的な時間および単位長を示したタイミ
ング図(スケールの通りではない)が示されている。時
間が水平軸に沿って示され、様々な信号の相対的な電圧
(上限または下限が各信号に対する“0”の値である)
が垂直線に沿って示されている。“G”CCD出力は、
300において、一連の負に変化するG信号パルス30
2(簡略化して同一の増幅率で示した)として、“暗”
レベル信号パルス302Aと共に示されている。これら
は、矢印304および306によって示された、CCD
画像装置12の画素の線(すなわち、図1の水平信号シ
フトレジスタ22に蓄積されたG画素の線)の水平読出
しの延長時間中に発生する。G信号パルス302の間の
短いリセットの単位長は、両端矢印308によって示さ
れている。G信号302の単位長とリセットの単位長3
08は、ほぼ等しいものとして示されており、当該技術
において周知の“信号”の単位長および“リセット”の
単位長に相当する。“C、Y”CCD出力は、310に
示されており、経時的に交互に変化する、一連の負に変
化するC信号パルス312と、負に変化するY信号パル
ス314として“暗”レベル信号パルス312Aおよび
314Aと共に示されている。この例では、同数のG信
号パルス302とC信号パルス312とY信号パルス3
14が共に存在する。水平読出しの各単位長の終りに
は、矢印316および318で示された“垂直から水平
への遷移”と呼ばれる単位長がある。この間に、CCD
画像装置12内のG画像画素の次の線と、C、Y画像画
素の次の線が、次の水平読出しのための位置(水平信号
シフトレジスタ22、24)にシフトされ、同様に継続
される。垂直から水平への遷移の間、好ましくないスイ
ッチング遷移が存在するが、これらは、簡単に説明する
ように、ASP14によって生成される出力画像信号
“V out”から“消去”される。
出力信号と“C、Y”CCD出力信号と、それぞれの制
御信号“φクランプ1”、“φサンプルG”、“φサン
プルC”、“φサンプルY”、“φクランプ2”、“φ
ブランク”の相対的な時間および単位長を示したタイミ
ング図(スケールの通りではない)が示されている。時
間が水平軸に沿って示され、様々な信号の相対的な電圧
(上限または下限が各信号に対する“0”の値である)
が垂直線に沿って示されている。“G”CCD出力は、
300において、一連の負に変化するG信号パルス30
2(簡略化して同一の増幅率で示した)として、“暗”
レベル信号パルス302Aと共に示されている。これら
は、矢印304および306によって示された、CCD
画像装置12の画素の線(すなわち、図1の水平信号シ
フトレジスタ22に蓄積されたG画素の線)の水平読出
しの延長時間中に発生する。G信号パルス302の間の
短いリセットの単位長は、両端矢印308によって示さ
れている。G信号302の単位長とリセットの単位長3
08は、ほぼ等しいものとして示されており、当該技術
において周知の“信号”の単位長および“リセット”の
単位長に相当する。“C、Y”CCD出力は、310に
示されており、経時的に交互に変化する、一連の負に変
化するC信号パルス312と、負に変化するY信号パル
ス314として“暗”レベル信号パルス312Aおよび
314Aと共に示されている。この例では、同数のG信
号パルス302とC信号パルス312とY信号パルス3
14が共に存在する。水平読出しの各単位長の終りに
は、矢印316および318で示された“垂直から水平
への遷移”と呼ばれる単位長がある。この間に、CCD
画像装置12内のG画像画素の次の線と、C、Y画像画
素の次の線が、次の水平読出しのための位置(水平信号
シフトレジスタ22、24)にシフトされ、同様に継続
される。垂直から水平への遷移の間、好ましくないスイ
ッチング遷移が存在するが、これらは、簡単に説明する
ように、ASP14によって生成される出力画像信号
“V out”から“消去”される。
【0036】制御信号“φクランプ1”は、それぞれが
“G”CCD出力300および“C、Y”CCD出力3
10のリセットの単位長308のほぼ中心に位置する一
連の短時間パルス、“φクランプ1”パルス320から
成る。それぞれの“φクランプ1”パルス320は、参
照電圧“Vクランプ1”がキャパシタ60に印加される
短時間の間、ASP14の第1セクション50(図2)
内のクランピングスイッチ68を閉鎖する。“φサンプ
ルG”制御信号は、一連の短時間パルス、“φサンプル
G”パルス(G制御信号パルス)322および322A
から成り、それぞれが“G”CCD出力300のそれぞ
れのG信号パルス302および“暗”レベル信号パルス
302Aのほぼ中心に位置する。“φサンプルG”パル
ス(G制御信号パルス)322は、“φクランプ1”パ
ルス320中に発生し、“φサンプルG”パルス(G制
御信号パルス)322Aは、それぞれの“暗”レベルパ
ルス302A中に発生することに注意しなければならな
い。“φサンプルC”制御信号は、一連の短時間パル
ス、“φサンプルC”パルス(C制御信号パルス)32
4および324Aから成り、それぞれが、“C、Y”C
CD出力310の各C信号パルス312と、“暗”レベ
ル信号パルス312Aおよび314Aの単位長内のほぼ
中心に位置する。“φサンプルC”(C制御信号パル
ス)324Aは、それぞれの“φサンプルG”パルス
(G制御信号パルス)322Aと同時に発生する。同様
に、“φサンプルY”制御信号は、それぞれが、各Y信
号パルス314と、“暗”レベル信号パルス312Aお
よび314Aの単位長内のほぼ中心に位置する、一連の
短時間パルス、“φサンプルY”パルス(Y制御信号パ
ルス)326および326Aから成る。各“φサンプル
Y”パルス326A(Y制御信号パルス)は、“φサン
プルG”パルス(G制御信号パルス)322Aおよび
“φサンプルC”パルス(C制御信号パルス)324A
と同時に発生する。“φサンプルG”制御信号はASP
14Aに印加され、“φサンプルC”制御信号はASP
14Bに印加され、“φサンプルY”制御信号はASP
14Cに印加される(図1参照)。“φサンプルG”制
御信号は、ASP14Aのスイッチ76および78(図
2参照)を作動させ、−G画素画像信号をサンプリング
する。“φサンプルC”制御信号は、ASP14Bのス
イッチ76および78を作動させ、印加された−C画素
画像信号のみをサンプリングする(−Yはサンプリング
しない)。“φサンプルY”制御信号は、ASP14C
のスイッチ76および78を作動させ、印加された−Y
画素画像信号のみをサンプリングする(−Cはサンプリ
ングしない)。“φサンプルG”パルス(G制御信号パ
ルス)322AはASP14Aのスイッチ76および7
8を、“φサンプルC”パルス(C制御信号パルス)3
24AはASP14Bのスイッチ76および78を、
“φサンプルY”パルス(Y制御信号パルス)326A
はASP14Cのスイッチ76および78を、それぞれ
同時に作動させ、前述のように、“暗”画素画像信号3
02A、312A、314Aをそれぞれサンプリングす
る。各ASP14A、14B、14Cのスイッチ76お
よび78は、クランピングスイッチ68が開放される際
に閉鎖され、クランピングスイッチ68が閉鎖される際
に開放される。
“G”CCD出力300および“C、Y”CCD出力3
10のリセットの単位長308のほぼ中心に位置する一
連の短時間パルス、“φクランプ1”パルス320から
成る。それぞれの“φクランプ1”パルス320は、参
照電圧“Vクランプ1”がキャパシタ60に印加される
短時間の間、ASP14の第1セクション50(図2)
内のクランピングスイッチ68を閉鎖する。“φサンプ
ルG”制御信号は、一連の短時間パルス、“φサンプル
G”パルス(G制御信号パルス)322および322A
から成り、それぞれが“G”CCD出力300のそれぞ
れのG信号パルス302および“暗”レベル信号パルス
302Aのほぼ中心に位置する。“φサンプルG”パル
ス(G制御信号パルス)322は、“φクランプ1”パ
ルス320中に発生し、“φサンプルG”パルス(G制
御信号パルス)322Aは、それぞれの“暗”レベルパ
ルス302A中に発生することに注意しなければならな
い。“φサンプルC”制御信号は、一連の短時間パル
ス、“φサンプルC”パルス(C制御信号パルス)32
4および324Aから成り、それぞれが、“C、Y”C
CD出力310の各C信号パルス312と、“暗”レベ
ル信号パルス312Aおよび314Aの単位長内のほぼ
中心に位置する。“φサンプルC”(C制御信号パル
ス)324Aは、それぞれの“φサンプルG”パルス
(G制御信号パルス)322Aと同時に発生する。同様
に、“φサンプルY”制御信号は、それぞれが、各Y信
号パルス314と、“暗”レベル信号パルス312Aお
よび314Aの単位長内のほぼ中心に位置する、一連の
短時間パルス、“φサンプルY”パルス(Y制御信号パ
ルス)326および326Aから成る。各“φサンプル
Y”パルス326A(Y制御信号パルス)は、“φサン
プルG”パルス(G制御信号パルス)322Aおよび
“φサンプルC”パルス(C制御信号パルス)324A
と同時に発生する。“φサンプルG”制御信号はASP
14Aに印加され、“φサンプルC”制御信号はASP
14Bに印加され、“φサンプルY”制御信号はASP
14Cに印加される(図1参照)。“φサンプルG”制
御信号は、ASP14Aのスイッチ76および78(図
2参照)を作動させ、−G画素画像信号をサンプリング
する。“φサンプルC”制御信号は、ASP14Bのス
イッチ76および78を作動させ、印加された−C画素
画像信号のみをサンプリングする(−Yはサンプリング
しない)。“φサンプルY”制御信号は、ASP14C
のスイッチ76および78を作動させ、印加された−Y
画素画像信号のみをサンプリングする(−Cはサンプリ
ングしない)。“φサンプルG”パルス(G制御信号パ
ルス)322AはASP14Aのスイッチ76および7
8を、“φサンプルC”パルス(C制御信号パルス)3
24AはASP14Bのスイッチ76および78を、
“φサンプルY”パルス(Y制御信号パルス)326A
はASP14Cのスイッチ76および78を、それぞれ
同時に作動させ、前述のように、“暗”画素画像信号3
02A、312A、314Aをそれぞれサンプリングす
る。各ASP14A、14B、14Cのスイッチ76お
よび78は、クランピングスイッチ68が開放される際
に閉鎖され、クランピングスイッチ68が閉鎖される際
に開放される。
【0037】“φクランプ2”制御信号は、垂直から水
平への遷移後に発生し、それぞれ3つずつの“φサンプ
ルG”パルス(G制御信号パルス)322Aと、“φサ
ンプルC”パルス(C制御信号パルス)324Aと、
“φサンプルY”パルス(Y制御信号パルス)326A
と、が発生する単位長の間継続するパルス、“φクラン
プ2”パルス328である。“φクランプ2”パルス3
28は、スイッチ162を制御し、次のG信号パルスと
Y信号パルス314が発生する前に終了する。“φブラ
ンク”制御信号は、垂直から水平への遷移の単位長が開
始され、この単位長が終了する直前に終了する“φブラ
ンク”制御信号パルス330である。“φブランク”制
御信号パルス330は、on(high)の時にMUX
124の単極双投スイッチ128を下げ、端子132と
接触させる。これによって、参照電圧“Vブランク”が
リード148の出力信号“V out”に挿入される。
MUX124の端子136に印加された参照電圧“Vブ
ランク”は、ここに図示したように、“φブランク”制
御信号パルス330中に、垂直から水平への遷移の単位
長内に、ゼロボルトのレベル(ノイズ無し)を挿入する
ように調整することができる。別法として、参照電圧
“Vブランク”は、ここに示されたゼロのものとは異な
る“ステップ”電圧レベルを挿入するように調整するこ
とができる。それぞれの制御信号を生成する回路は、当
該技術において周知のものである。それぞれの参照電圧
は(図示されていない供給電圧と共に)温度補償される
ため、ASP14の動作は広範囲の温度に渡って安定で
ある。
平への遷移後に発生し、それぞれ3つずつの“φサンプ
ルG”パルス(G制御信号パルス)322Aと、“φサ
ンプルC”パルス(C制御信号パルス)324Aと、
“φサンプルY”パルス(Y制御信号パルス)326A
と、が発生する単位長の間継続するパルス、“φクラン
プ2”パルス328である。“φクランプ2”パルス3
28は、スイッチ162を制御し、次のG信号パルスと
Y信号パルス314が発生する前に終了する。“φブラ
ンク”制御信号は、垂直から水平への遷移の単位長が開
始され、この単位長が終了する直前に終了する“φブラ
ンク”制御信号パルス330である。“φブランク”制
御信号パルス330は、on(high)の時にMUX
124の単極双投スイッチ128を下げ、端子132と
接触させる。これによって、参照電圧“Vブランク”が
リード148の出力信号“V out”に挿入される。
MUX124の端子136に印加された参照電圧“Vブ
ランク”は、ここに図示したように、“φブランク”制
御信号パルス330中に、垂直から水平への遷移の単位
長内に、ゼロボルトのレベル(ノイズ無し)を挿入する
ように調整することができる。別法として、参照電圧
“Vブランク”は、ここに示されたゼロのものとは異な
る“ステップ”電圧レベルを挿入するように調整するこ
とができる。それぞれの制御信号を生成する回路は、当
該技術において周知のものである。それぞれの参照電圧
は(図示されていない供給電圧と共に)温度補償される
ため、ASP14の動作は広範囲の温度に渡って安定で
ある。
【0038】図1の電子カラー画像システム10のAS
P14Bは、リード32を介して印加された−C画素画
像信号を処理する(−Yは処理しない)。ASP14B
の第1セクション50および第2セクション52は、−
C色構成信号を処理し、第3セクション54は、−C信
号を、ASP14Aからリード40を介してASP14
Bの入力端子154に印加された+G信号と適切な極性
で結合して増幅し、ASP14Bのリード42におい
て、+B色構成出力画像信号を取得する。同様に、AS
P14Cは、−Y色構成信号のみを処理し(−Cは処理
しない)、−Y信号を+G信号(ASP14Bの入力端
子154に印加)と結合し、リード44に+R色構成出
力画像信号を出力する。電子カラー画像システム10
は、第1の一連の色(たとえば、C、Y、G)の色構成
画素画像信号を、第2の一連の色(たとえば、R、G、
B)の色構成出力画像信号に単純且つ直接変換する。こ
れらの色構成出力画像信号は、ホワイトバランスと均一
な暗“ゼロ”レベルを有する。
P14Bは、リード32を介して印加された−C画素画
像信号を処理する(−Yは処理しない)。ASP14B
の第1セクション50および第2セクション52は、−
C色構成信号を処理し、第3セクション54は、−C信
号を、ASP14Aからリード40を介してASP14
Bの入力端子154に印加された+G信号と適切な極性
で結合して増幅し、ASP14Bのリード42におい
て、+B色構成出力画像信号を取得する。同様に、AS
P14Cは、−Y色構成信号のみを処理し(−Cは処理
しない)、−Y信号を+G信号(ASP14Bの入力端
子154に印加)と結合し、リード44に+R色構成出
力画像信号を出力する。電子カラー画像システム10
は、第1の一連の色(たとえば、C、Y、G)の色構成
画素画像信号を、第2の一連の色(たとえば、R、G、
B)の色構成出力画像信号に単純且つ直接変換する。こ
れらの色構成出力画像信号は、ホワイトバランスと均一
な暗“ゼロ”レベルを有する。
【0039】次に図4について説明する。本発明の電子
カラー画像システム400が示されている。電子カラー
画像システム400は、CCD画像装置402と、複数
の、本質的に同一のアナログ信号プロセッサ(ASP)
404A、404B、404Cと、第1の水平信号シフ
トレジスタ408と、第2の水平信号シフトレジスタ4
10と、から成る。CCD画像装置402は、図1のC
CD画像装置12と同様のものであるが、異なる一連の
色構成画素画像信号を供給する。CCD画像装置402
のあるセル406は、それぞれマスクによってまったく
覆われず、“白”(W)色構成信号を生成する。CCD
画像装置402のこれらのWセルの効率は、光フィルタ
によって覆われていないため、最大である。その他のセ
ル406は、“青”(B)マスクによって覆われ、B色
構成信号を生成し、さらに他のセルは“赤”(R)マス
クによって覆われ、R色構成信号を生成する。Wセル信
号の水平の行は、“垂直から水平への遷移”の間、第1
の水平信号シフトレジスタ408に転送され、一時的に
一連のW画素画像信号として蓄積される。同様に、交互
のBセル信号とRセル信号の水平の行が第2の水平信号
シフトレジスタ410に転送される。R信号とB信号
は、共にW信号と同数である。水平信号シフトレジスタ
408のW信号は、リード412を介して、−W画素画
像信号としてASP404Aの入力に出力される。同様
に、水平信号シフトレジスタ410のB、R、B、Rと
いった信号は、リード414を介して、−B、−R画素
画像信号としてASP404BおよびASP404Cの
入力に出力される。ASP404A、404B、404
Cは、前述のASP14A、14B、14Cとほとんど
同様で、本質的に同様に動作する。
カラー画像システム400が示されている。電子カラー
画像システム400は、CCD画像装置402と、複数
の、本質的に同一のアナログ信号プロセッサ(ASP)
404A、404B、404Cと、第1の水平信号シフ
トレジスタ408と、第2の水平信号シフトレジスタ4
10と、から成る。CCD画像装置402は、図1のC
CD画像装置12と同様のものであるが、異なる一連の
色構成画素画像信号を供給する。CCD画像装置402
のあるセル406は、それぞれマスクによってまったく
覆われず、“白”(W)色構成信号を生成する。CCD
画像装置402のこれらのWセルの効率は、光フィルタ
によって覆われていないため、最大である。その他のセ
ル406は、“青”(B)マスクによって覆われ、B色
構成信号を生成し、さらに他のセルは“赤”(R)マス
クによって覆われ、R色構成信号を生成する。Wセル信
号の水平の行は、“垂直から水平への遷移”の間、第1
の水平信号シフトレジスタ408に転送され、一時的に
一連のW画素画像信号として蓄積される。同様に、交互
のBセル信号とRセル信号の水平の行が第2の水平信号
シフトレジスタ410に転送される。R信号とB信号
は、共にW信号と同数である。水平信号シフトレジスタ
408のW信号は、リード412を介して、−W画素画
像信号としてASP404Aの入力に出力される。同様
に、水平信号シフトレジスタ410のB、R、B、Rと
いった信号は、リード414を介して、−B、−R画素
画像信号としてASP404BおよびASP404Cの
入力に出力される。ASP404A、404B、404
Cは、前述のASP14A、14B、14Cとほとんど
同様で、本質的に同様に動作する。
【0040】ASP404Bは、印加された−B信号を
処理し(−Rは処理しない)、+B色構成出力信号をリ
ード416に供給する。同様に、ASP404Cは、+
R色構成出力信号のみをリード418に供給する。リー
ド416はASP404Aの第1の端子154に接続さ
れ、リード418はASP404Aの破線で示された第
2の端子(図2参照)にそれぞれ接続されている。こう
して、+B色構成信号と+R色構成信号は、ASP40
4Aの第3セクション54に印加される。B信号とR信
号は、ASP404Aにおいて適切な極性と位相でW信
号と結合され、リード420で+G色構成出力信号を生
成する。リード420の+G信号と、リード416の+
B信号と、リード418の+R信号は、前述のように、
ホワイトバランスが調整され、均一の暗ゼロレベルを有
する。当業者は、図3のタイミング図と、そこに示され
た様々な信号を、電子カラー画像システム400に適用
することについては、容易に理解することであろう。
処理し(−Rは処理しない)、+B色構成出力信号をリ
ード416に供給する。同様に、ASP404Cは、+
R色構成出力信号のみをリード418に供給する。リー
ド416はASP404Aの第1の端子154に接続さ
れ、リード418はASP404Aの破線で示された第
2の端子(図2参照)にそれぞれ接続されている。こう
して、+B色構成信号と+R色構成信号は、ASP40
4Aの第3セクション54に印加される。B信号とR信
号は、ASP404Aにおいて適切な極性と位相でW信
号と結合され、リード420で+G色構成出力信号を生
成する。リード420の+G信号と、リード416の+
B信号と、リード418の+R信号は、前述のように、
ホワイトバランスが調整され、均一の暗ゼロレベルを有
する。当業者は、図3のタイミング図と、そこに示され
た様々な信号を、電子カラー画像システム400に適用
することについては、容易に理解することであろう。
【0041】ここに記載した画像システムおよびASP
は、本発明の一般的な原理を説明するためのものである
ことを理解しなければならない。修正は、本発明の精神
と範囲から逸脱することなく、当業者によって容易に考
案される。たとえば、本発明の画像システムは、説明し
た、特定のCCD画像装置や、色構成、あるいは特定の
色に限定されるものではない。さらに、ASPは、説明
した、特定の回路値や、特定の入力信号サンプリング速
度、あるいはセクションに限定されるものではない。A
SPはICとしての実施態様や、特定の工程技術による
製造法に限定されるものではない。
は、本発明の一般的な原理を説明するためのものである
ことを理解しなければならない。修正は、本発明の精神
と範囲から逸脱することなく、当業者によって容易に考
案される。たとえば、本発明の画像システムは、説明し
た、特定のCCD画像装置や、色構成、あるいは特定の
色に限定されるものではない。さらに、ASPは、説明
した、特定の回路値や、特定の入力信号サンプリング速
度、あるいはセクションに限定されるものではない。A
SPはICとしての実施態様や、特定の工程技術による
製造法に限定されるものではない。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電子カラ
ー画像システムによれば、出力画像信号の暗背景、すな
わち、ゼロレベルは、共通の“暗”参照電圧を参照し、
結合カラー画像の暗背景変動は最小化される。
ー画像システムによれば、出力画像信号の暗背景、すな
わち、ゼロレベルは、共通の“暗”参照電圧を参照し、
結合カラー画像の暗背景変動は最小化される。
【0043】また、本発明のアナログ信号プロセッサ
は、集積回路としての実現が容易な独特の構成を有して
おり、アナログ信号プロセッサのダイナミックレンジは
8ビット以上で、広範囲の信号サンプリング速度(たと
えば、1〜40MHz)を提供する。
は、集積回路としての実現が容易な独特の構成を有して
おり、アナログ信号プロセッサのダイナミックレンジは
8ビット以上で、広範囲の信号サンプリング速度(たと
えば、1〜40MHz)を提供する。
【0044】また、CCD画像装置自体にC、Y、Gと
いった色のマスクを使用したことにより、R、G、Bと
いった色を使用するよりも、高効率・低ノイズの電子カ
ラー画像システムが得られる。
いった色のマスクを使用したことにより、R、G、Bと
いった色を使用するよりも、高効率・低ノイズの電子カ
ラー画像システムが得られる。
【図1】本発明の電子カラー画像システムの略ブロック
図である。
図である。
【図2】本発明の図1のアナログ信号プロセッサ(AS
P)の略回路図である。
P)の略回路図である。
【図3】図1に示されたCCD画像装置からの画素画像
信号と図1および2のASPと共に使用される様々な制
御信号(φ)との間の時間関係を示すタイミング図であ
る。
信号と図1および2のASPと共に使用される様々な制
御信号(φ)との間の時間関係を示すタイミング図であ
る。
【図4】本発明の別の電子画像システムの略ブロック図
である。
である。
10 電子カラー画像システム 12 CCD画像装置 14A、14B、14C アナログ信号プロセッサ(A
SP) 20 セル 22、24 水平信号シフトレジスタ 30、32、40、42、44 リード 50 第1(入力)セクション 52 第2(増幅)セクション 54 第3(出力)セクション 56 第4(フィードバック)セクション 58 入力端子 60 結合キャパシタ 62 リード 64 緩衝増幅器 66 リード 68 クランピングスイッチ 70 端子 72 リード 74 緩衝増幅器 76、78 スイッチ 80 キャパシタ 82 リード 84 緩衝増幅器 86 リード 90 キャパシタ 92 リード 94 緩衝増幅器 96 リード 100 可変利得増幅器 102、104 入力端子 108 出力端子 110 端子 112 リード 114 端子 116 リード 120 リード 122 入力端子 124 マルチプレクス(MUX)装置 126 反転増幅器 128 単極双投スイッチ 130、132、134 端子 136 入力端子 140 リード 142 抵抗器 144 負の入力端子 148 出力リード 150 フィードバック抵抗器 152 抵抗器 154 入力端子 156 正の入力端子 158 抵抗器 160 演算増幅器(OAMP) 162 スイッチ 164 キャパシタ 165 緩衝増幅器 166 負(−)の入力端子 167 リード 168 正(+)の入力端子 170、174 リード 300 “G”CCD出力 302 G信号パルス 302A “暗”レベル信号パルス 308 リセットの単位長 310 “C、Y”CCD出力 312 C信号パルス 312A “暗”レベル信号パルス 314 Y信号パルス 314A “暗”レベル信号パルス 316、318 垂直から水平への遷移の単位長 320 “φクランプ1”パルス 322 “φサンプルG”パルス(G制御信号パルス) 322A “φサンプルG”パルス(G制御信号パル
ス) 324 “φサンプルC”パルス(C制御信号パルス) 324A “φサンプルC”パルス(C制御信号パル
ス) 326 “φサンプルY”パルス(Y制御信号パルス) 326A “φサンプルY”パルス(Y制御信号パル
ス) 328 “φクランプ2”パルス 330 “φブランク”制御信号パルス 400 電子カラー画像システム 402 CCD画像装置 404A、404B、404C アナログ信号プロセッ
サ(ASP) 408、410 水平信号シフトレジスタ 412、414、416、418 リード
SP) 20 セル 22、24 水平信号シフトレジスタ 30、32、40、42、44 リード 50 第1(入力)セクション 52 第2(増幅)セクション 54 第3(出力)セクション 56 第4(フィードバック)セクション 58 入力端子 60 結合キャパシタ 62 リード 64 緩衝増幅器 66 リード 68 クランピングスイッチ 70 端子 72 リード 74 緩衝増幅器 76、78 スイッチ 80 キャパシタ 82 リード 84 緩衝増幅器 86 リード 90 キャパシタ 92 リード 94 緩衝増幅器 96 リード 100 可変利得増幅器 102、104 入力端子 108 出力端子 110 端子 112 リード 114 端子 116 リード 120 リード 122 入力端子 124 マルチプレクス(MUX)装置 126 反転増幅器 128 単極双投スイッチ 130、132、134 端子 136 入力端子 140 リード 142 抵抗器 144 負の入力端子 148 出力リード 150 フィードバック抵抗器 152 抵抗器 154 入力端子 156 正の入力端子 158 抵抗器 160 演算増幅器(OAMP) 162 スイッチ 164 キャパシタ 165 緩衝増幅器 166 負(−)の入力端子 167 リード 168 正(+)の入力端子 170、174 リード 300 “G”CCD出力 302 G信号パルス 302A “暗”レベル信号パルス 308 リセットの単位長 310 “C、Y”CCD出力 312 C信号パルス 312A “暗”レベル信号パルス 314 Y信号パルス 314A “暗”レベル信号パルス 316、318 垂直から水平への遷移の単位長 320 “φクランプ1”パルス 322 “φサンプルG”パルス(G制御信号パルス) 322A “φサンプルG”パルス(G制御信号パル
ス) 324 “φサンプルC”パルス(C制御信号パルス) 324A “φサンプルC”パルス(C制御信号パル
ス) 326 “φサンプルY”パルス(Y制御信号パルス) 326A “φサンプルY”パルス(Y制御信号パル
ス) 328 “φクランプ2”パルス 330 “φブランク”制御信号パルス 400 電子カラー画像システム 402 CCD画像装置 404A、404B、404C アナログ信号プロセッ
サ(ASP) 408、410 水平信号シフトレジスタ 412、414、416、418 リード
Claims (13)
- 【請求項1】 電子カラー画像システムにおいて、 光画像装置が、第1の一連の色から成る複数の色構成画
素画像信号を提供し、第2の一連の色から成るカラー画
像出力信号を出力することを特徴とし、 本質的に同一で、協調して動作する複数のアナログ信号
プロセッサから成り、 前記複数のアナログ信号プロセッサは、第1の一連の色
から成る色構成画素画像信号のそれぞれ1つを受信する
ために接続され、これらを、ホワイトバランスと均一の
暗背景レベルを有するフルカラー画像へと結合される、
第2の一連の色から成る同様の複数の増幅色構成出力画
像信号へと処理し、 前記複数のアナログ信号プロセッサの第1のアナログ信
号プロセッサは、第1の色構成出力画像信号を第1のア
ナログ信号プロセッサ自体から第2のアナログ信号プロ
セッサへと印加するために接続され、 前記複数のアナログ信号プロセッサの第2のアナログ信
号プロセッサは、第1の色構成出力画像信号を、第2の
アナログ信号プロセッサで処理される異なる色構成画像
信号と結合し、第2の色構成出力画像信号を出力し、第
1の一連の色から成る色構成画素画像信号が、アナログ
信号プロセッサにより、第2の一連の色から成る色構成
出力画像信号として直接出力されることを特徴とする電
子カラー画像システム。 - 【請求項2】 請求項1記載の電子カラー画像システム
において、 前記光画像装置は、シアン、黄、緑の第1の一連の色か
ら成る色構成画素画像信号を供給するCCD画像装置で
あり、前記CCD画像装置は、異なる一連の色を供給す
る同様のCCD画像装置よりも、向上した効率と低ノイ
ズを有することを特徴とする電子カラー画像システム。 - 【請求項3】 請求項2記載の電子カラー画像システム
において、 第1のアナログ信号プロセッサは、シアンの画素画像信
号を受信し、青の出力画像信号を出力するために接続さ
れた第2のアナログ信号プロセッサに緑の出力画像信号
を印加し、前記第1のアナログ信号プロセッサは、黄色
の画素画像信号を受信し、赤の出力画像信号を出力する
ために接続された第3のアナログ信号プロセッサに緑の
出力画像信号を印加し、出力画像信号が、ただちにテレ
ビジョン標準と互換となることを特徴とする電子カラー
画像システム。 - 【請求項4】 請求項1記載の電子カラー画像システム
において、 前記光画像装置は、白、青、赤の第1の一連の色から成
る色構成画素画像信号を供給するCCD画像装置であ
り、前記CCD画像装置は、異なる一連の色を供給する
同様のCCD画像装置よりも、向上した効率と低ノイズ
を有することを特徴とする電子カラー画像システム。 - 【請求項5】 請求項4記載の電子カラー画像システム
において、 第2のアナログ信号プロセッサは、第1のアナログ信号
プロセッサに青の出力画像信号を印加し、第3のアナロ
グ信号プロセッサは、第1のアナログ信号プロセッサに
赤の出力画像信号を印加し、第1のアナログ信号プロセ
ッサは、白の画素画像信号を受信し、緑の出力画像信号
を出力するために接続され、出力画像信号が、ただちに
テレビジョン標準と互換となることを特徴とする電子カ
ラー画像システム。 - 【請求項6】 電子カラー画像システムのCCD画像装
置とともに使用するアナログ信号プロセッサにおいて、 CCD画像装置から画素画像信号を受信し、アナログ信
号プロセッサ内で処理するために画素信号のサンプル値
をクランピングし、サンプリングし、保持するための入
力手段と、 画素信号のサンプル値を受信し、選択された利得によ
り、広帯域に渡って低ノイズで画素信号を増幅し、画像
信号の第1の構成を取得する第1の入力と、画像信号の
第2の構成を受信し、第1の構成と第2の構成を結合し
て所望の出力画像信号を取得する第2の入力と、ある範
囲において調整可能な利得と、出力画像信号の直流レベ
ルを所望の暗ゼロ値に設定するフィードバック信号入力
と、を有する増幅手段と、 画像信号を受信し、増幅手段の利得設定とは無関係に出
力画像信号の暗ゼロ値を設定するための補償信号を、前
記増幅手段のフィードバック入力にフィードバックする
フィードバック手段と、 から成ることを特徴とするアナログ信号プロセッサ。 - 【請求項7】 請求項6記載のアナログ信号プロセッサ
において、 本質的に同一の第2のアナログ信号プロセッサの組合せ
において、第1のアナログ信号プロセッサは、CCD画
像装置から第1の色構成画素画像信号を受信するために
接続され、第2のアナログ信号プロセッサは、CCD画
像装置から第2の色構成画素画像信号を受信するために
接続され、それぞれのアナログ信号プロセッサの利得
は、アナログ信号プロセッサからのそれぞれの出力画像
信号のレベルに等しくなるように調整され、第1のアナ
ログ信号プロセッサの出力画像信号は、第2のアナログ
信号プロセッサの増幅手段の第2の入力に接続されるこ
とを特徴とするアナログ信号プロセッサ。 - 【請求項8】 アナログ信号プロセッサにおいて、 高インピーダンスCCD画像装置から第1の色の画素画
像信号を受信する第1のセクションと、 蓄積されたアナログ電圧を受信する第2のセクション
と、 第2のセクションから第1の色信号を受信するための第
1の入力と、第2の色信号を受信し、第1の色信号と第
2の色信号を結合して第3の色の出力信号を供給するた
めの第2の入力と、を有する第3のセクションと、 画像信号を受信し、第2のセクションのフィードバック
入力に補償信号を印加する第4のセクションと、 から成り、 第1のセクションは、画素画像信号を相関二重サンプリ
ングするための回路手段を有し、第1の色が粗信号の値
と、第1の参照電圧の値を別個の蓄積アナログ電圧とし
て保持し、 第2のセクションは、蓄積されたアナログ電圧を差動的
に結合し、第1の色の出力信号を供給する増幅手段と、
調整可能な利得制御と、出力信号の直流ゼロ暗レベルを
調整するためのフィードバック入力と、を有し、 第4のセクションは、第2の参照電圧に対して画像信号
のゼロレベルを参照し、サーボ作用によって補償信号を
調整し、第2の参照電圧とゼロ暗レベル間の所望のバラ
ンスを維持し、広範囲のサンプリング速度において画素
画像信号が正確にサンプリングされ、第2のセクション
の利得が調整可能で、第3の色出力信号のゼロ暗レベル
が、前記第2のセクションの利得とは無関係に決定され
るためのフィードバック手段を有し、 アナログ信号プロセッサの前記4つのセクションは、単
一の集積回路として容易に実現されることを特徴とする
アナログ信号プロセッサ。 - 【請求項9】 請求項8記載のアナログ信号プロセッサ
において、 第1のセクションが、 CCD画像装置からの第1の色画素信号を受信するため
に接続された第1の端子を有する一連の結合キャパシタ
と、 結合キャパシタの第2の端子を、第1の参照電圧が印加
される電圧端子に瞬間的に接続するためのクランピング
スイッチと、 第1と第2の蓄積キャパシタと、 共に作動する第1と第2のサンプリングスイッチと、 第1と第2の蓄積キャパシタに蓄積されたそれぞれのア
ナログ電圧を第2のセクションに印加する回路手段と、 第1と第2のサンプリングスイッチが開放される際に瞬
間的に閉鎖され、第1と第2のサンプリングスイッチが
閉鎖される際に開放されるよう調整されるクランピング
スイッチと、から成り、 前記第1のサンプリングスイッチは、結合キャパシタの
第2の端子から受信した画素信号の瞬時サンプルを第1
の蓄積キャパシタに印加するために接続され、前記第2
のサンプリングスイッチは、電圧端子における第1の参
照電圧を第2の蓄積キャパシタに印加するために接続さ
れており、 前記第1と第2の蓄積キャパシタは、本質的に同一のキ
ャパシタンスであり、高サンプリング速度において8ビ
ットより良好なダイナミックレンジが得られ、低サンプ
リング速度において10ビットより良好なダイナミック
レンジが得られることを特徴とするアナログ信号プロセ
ッサ。 - 【請求項10】 請求項8記載のアナログ信号プロセッ
サにおいて、 第2のセクションが、差動電流入力段階に対する差動電
圧と、ギルバート利得セルと、シングルエンド電圧出力
ドライバに対する差動電流と、から成ることを特徴とす
るアナログ信号プロセッサ。 - 【請求項11】 請求項8記載のアナログ信号プロセッ
サにおいて、 第3のセクションがマルチプレクス装置と反転増幅器か
ら成り、 前記マルチプレクス装置は、第2のセクションから第1
の色出力信号を受信するための第1の入力端子と、第3
の参照電圧が印加される第2の端子と、CCD画像装置
からの画素信号の水平読出しの間に、反転増幅器に第1
の色出力信号を印加し、CCD画像装置の垂直から水平
線への遷移の間に反転増幅器に第3の参照電圧を印加す
るための出力と、を有し、 反転増幅器は、マルチプレックス装置の出力に接続され
た第1の入力と、第2の色信号を受信するための第2の
入力と、を有し、第1の色信号と第2の色信号を適切な
極性と増幅で結合し、第3の色の出力信号を供給するよ
う調整されていることを特徴とするアナログ信号プロセ
ッサ。 - 【請求項12】 請求項8記載のアナログ信号プロセッ
サにおいて、 第4のセクションが、 出力を有する演算増幅器と、 蓄積キャパシタと、 前記演算増幅器の出力と蓄積キャパシタの間に接続され
たスイッチと、から成り、 前記演算増幅器は、第3のセクションから出力信号を受
信するために接続された入力と、第2の参照電圧に接続
された第2の入力と、を有し、補償フィードバック信号
に比例し、蓄積キャパシタに蓄積され、スイッチを瞬間
的に閉鎖することによって定期的にリフレッシュされる
オフセット電圧を前記出力に生成するように調整されて
いることを特徴とするアナログ信号プロセッサ。 - 【請求項13】 請求項8記載のアナログ信号プロセッ
サにおいて、 複数の同様のアナログ信号プロセッサの組合せにおい
て、各アナログ信号プロセッサは、CCD画像装置から
第1の一連の色から成るそれぞれの色構成画素画像信号
を受信するために接続され、各アナログ信号プロセッサ
の利得は、各色構成出力信号の最大輝度増幅がホワイト
バランスに等しくなるように設定され、それぞれのアナ
ログ信号プロセッサに対し、第1の参照電圧と第2の参
照電圧が供給され、協調して動作され、アナログ信号プ
ロセッサは、連係され、第2の一連の色から成るそれぞ
れの色構成出力画像信号を出力することを特徴とするア
ナログ信号プロセッサ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/930,137 US5235412A (en) | 1992-08-17 | 1992-08-17 | Electronic color imaging system and analog signal processor therefor |
US930,137 | 1992-08-17 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06189319A true JPH06189319A (ja) | 1994-07-08 |
Family
ID=25458967
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5195834A Pending JPH06189319A (ja) | 1992-08-17 | 1993-08-06 | 電子カラー画像システムとアナログ信号プロセッサ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5235412A (ja) |
JP (1) | JPH06189319A (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3612803B2 (ja) * | 1995-07-10 | 2005-01-19 | ソニー株式会社 | 固体撮像装置及び固体撮像素子の出力信号処理方法 |
US5757425A (en) * | 1995-12-19 | 1998-05-26 | Eastman Kodak Company | Method and apparatus for independently calibrating light source and photosensor arrays |
US5757440A (en) * | 1996-02-06 | 1998-05-26 | Analog Devices, Inc. | Method and apparatus for providing an offset level to an image signal |
JP3663973B2 (ja) * | 1999-05-06 | 2005-06-22 | 日本電気株式会社 | 画像信号処理装置および画像信号処理方法 |
US7524459B2 (en) * | 2002-01-24 | 2009-04-28 | California Institute Of Technology In Pasadena | Optoelectronic and microfluidic integration for miniaturized spectroscopic devices |
JP2007013932A (ja) * | 2005-06-02 | 2007-01-18 | Ricoh Co Ltd | 画像読取装置 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4549215A (en) * | 1983-04-07 | 1985-10-22 | Rca Corporation | Low noise black level reference for CCD imagers |
JPS6134798A (ja) * | 1984-07-25 | 1986-02-19 | Sharp Corp | 電荷転送素子の出力信号処理回路 |
US4862286A (en) * | 1986-11-14 | 1989-08-29 | Canon Kabushiki Kaisha | Image reading apparatus which adjusts image signals to improve signal balance |
US5010408A (en) * | 1989-09-25 | 1991-04-23 | Eastman Kodak Company | Doubly correlated sample and hold circuit |
US4987321A (en) * | 1989-09-25 | 1991-01-22 | Eastman Kodak Company | Processing circuit for image sensor |
US5047863A (en) * | 1990-05-24 | 1991-09-10 | Polaroid Corporation | Defect correction apparatus for solid state imaging devices including inoperative pixel detection |
US5105276A (en) * | 1990-11-15 | 1992-04-14 | Eastman Kodak Company | DC restoration of sampled imagery signals |
-
1992
- 1992-08-17 US US07/930,137 patent/US5235412A/en not_active Expired - Fee Related
-
1993
- 1993-08-06 JP JP5195834A patent/JPH06189319A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5235412A (en) | 1993-08-10 |
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