JPH06189272A - Muse音声のミュートデータ形成回路 - Google Patents

Muse音声のミュートデータ形成回路

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JPH06189272A
JPH06189272A JP4337361A JP33736192A JPH06189272A JP H06189272 A JPH06189272 A JP H06189272A JP 4337361 A JP4337361 A JP 4337361A JP 33736192 A JP33736192 A JP 33736192A JP H06189272 A JPH06189272 A JP H06189272A
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muse
signal
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sound
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Yoshihiko Morita
芳彦 森田
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 MUSE再生装置の通常再生終了時に発生す
るノイズ音を再生装置側で解消する。 【構成】 同期検出手段6にて検出したフレーム同期検
出出力Dをタイミングパルス発生手段8に入力し、ミュ
ート制御データのタイミングを含むタイミングパルスE
を形成し、通常再生の終了時に信号遅延手段7にて18
または24クロック分遅延した遅延同期信号とAD変換
出力とを置換し、通常再生終了前の一定期間ミュート制
御データを1に変更し、MUSEデコーダ側で音声をミ
ュートさせ音声データの途絶によって生じる音声ノイズ
を解消する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、MUSE信号再生装置
に設けるMUSE音声のミュートデータ形成回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】高品位映像信号を帯域圧縮したMUSE
信号に付いては、平成3年3月1日付の官報に開示され
ている。このMUSE信号はその垂直ブランキング期間
にMUSE音声データをフレーム同期データと共に2値
/3値変換して時間軸圧縮多重している。
【0003】規格化されたMUSEディスクレコード
は、この音声データを含むMUSE信号をFM変調して
固定周波数のパイロット信号を周波数多重して記録して
おり、再生MUSE信号はそのままMUSEデコーダ内
に入力され、MUSE音声データに基づき音声信号が、
またMUSE映像信号に基づき高品位映像信号がそれぞ
れ出力される。
【0004】また、MUSEデコーダは、MUSE信号
受信中に音声データが瞬間的に中断しても同期補償して
音声データをデコード処理することにより音声信号の途
絶を回避している。音声データはインターリーブ処理さ
れており、MUSEデコーダは、途絶期間の音声データ
をディインタリーブ処理して分散し、誤り訂正処理を施
すことにより音声信号を復元している。
【0005】しかし、MUSE再生装置の通常再生状態
をモード変更する場合、MUSEデコーダは再生MUS
E信号途絶後も同期補償してデコード処理を実行し、ノ
イズ音を発生することが知られている。そこで、出願人
は再生MUSE信号をデコード処理する場合に、同期補
償期間を短く設定する方法を先に提案した。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、MUSE再生
装置の都合で全てのMUSEデコーダにその様な構成を
追加することは、現実的に困難であり、MUSE再生装
置内でノイズ対策を施す必要がある。そこで、MUSE
再生装置側でMUSE音声データ中にミュート制御デー
タを変更することが一番望ましいが、ミュート制御デー
タ多重期間を正確に検出して2値/3値変換されている
ミュート制御データを変更する為には、複雑な構成を採
用しなければならない。
【0007】そこで、簡単な構成を付加するだけでミュ
ート制御データを変更する必要が生じる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、通常再生のモ
ード変更前に音声データ中のフレーム同期データを所定
量遅延した遅延フレーム同期データと音声データとを置
換することによりミュート制御データを変更することを
特徴とする。
【0009】
【作用】よって、本発明によれば、フレーム同期データ
の特定パターンを利用してミュート制御データが変更さ
れる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図示する実施例に従い説明す
る。本実施例に於て、MUSE音声データはフレーム同
期単位の音声フレームで区分されており、各音声フレー
ムの先頭16ビット分はフレーム同期期間として特別な
ビット配列のフレーム同期パターンが形成されている。
また、フレーム同期期間後の制御符号ビット領域の第1
4ビットは、36フレーム周期でビットが1となるマス
タフレームデータであり、第16ビットはミュート制御
時にのみ1となるミュート制御データである。尚、MU
SE音声データの音声フレームは毎秒1Kフレーム形成
され、MUSE映像信号のフィールド毎の各垂直ブラン
キング期間に16または17フレームづつ時間軸圧縮多
重されている。
【0011】時間軸圧縮多重されているMUSE音声デ
ータの周波数は18.225MHzに設定されており、
MUSEディスクレコード規格のパイロット信号はこの
1/8に設定されている。前述するMUSE音声データ
は、3ビットを単位として2値/3値変換されて12.
15MHzのMUSE音声信号に変換されるが、変換位
相によりデータ配列が共通でもその信号波形は3タイプ
に変換される。
【0012】図2〜図4は、変換位相が異なる3タイプ
のフレーム同期信号Aを処理する場合の信号処理説明図
である。本実施例は、フレーム同期パターンが固定であ
り遅延によってマスタフレームデータおよびミュート制
御データのタイミングに所望のデータを当てはめ置換す
ることが可能であること、およびミューズ音声データ周
波数に等しいクロックを用いてクロック3周期分、即ち
2値/3値変換周期を単位としてフレーム同期信号を遅
延して置換すれば、2値/3値変換信号の連続性も保て
ることに着目して、MUSE信号の再生終了前一定期間
マスタフレームの周期性を確保したままミュート制御デ
ータを1に変更するものである。
【0013】本実施例に於て、フレーム同期信号を18
(=3×6)クロック周期分遅延した遅延信号Bは、2
値/3値変換の連続性を維持してマスタフレームデータ
を0としミュートデータを1とすることの出来る信号で
あり、フレーム同期信号を24(=3×8)クロック周
期分遅延した遅延信号Cは、2値/3値変換の連続性を
維持してマスタフレームデータを1としミュートデータ
を1とすることの出来る信号である。
【0014】そこで、本実施例は、MUSEディスクプ
レーヤに於て再生終了前のMUSE映像約5フィールド
期間に於て、制御符号ビット領域の第12ビット目より
第18ビット目迄のMUSE音声信号を前述する遅延信
号と適宜置換し、第16ビット目のミュート制御データ
を0から1に変更すると共に、第14ビット目のマスタ
ーフレームデータに36フレームの周期性を持たせ、再
生終了前にMUSEデコーダにて音声をミュート状態と
し、MUSE信号の途絶に伴い発生する音声ノイズを解
消するものである。
【0015】以下本実施例のMUSEプレーヤの回路動
作に付いて図1に従い説明する。まず、MUSEディス
クレコードをピックアップ1にて光学再生して得られる
再生出力はFM復調回路2にてFM復調され再生MUS
E信号に変換される。一方、再生パイロット信号はPL
L回路3に入力されて8逓倍出力が導出される。この8
逓倍出力は、中心周波数が音声データ周波数に一致し再
生MUSE信号と同様のジッタ成分を持ており、AD変
換回路4にて再生MUSE信号のサンプリングクロック
として利用されると同時に、ジッタ補正用のフレームメ
モリ5の書込クロックとして利用される。
【0016】その結果、フレームメモリ5に記憶された
1サンプル8ビットのAD変換データは、固定発振回路
が発生する固定クロック(18.225MHZ)にて読
み出され、同期検出手段6と信号遅延手段7に入力され
る。前記同期検出手段6は、まず異なる3タイプの同期
信号波形をそれぞれ検出すべく読み出しデータを中間値
より高い閾値と低い閾値を持つコンパレータ6aに供給
する。このコンパレータ6aは、高い閾値に基づく第1
コンパレータ出力と低い閾値に基づく第2コンパレータ
出力とを形成導出する。図5は、タイプ毎の同期信号波
形に対応するコンパレータ出力をそれぞれ示す。
【0017】本実施例では、クロックの位相に関係なく
各コンパレータ出力の値が不変となるタイミングが存在
することに着目してパターンマッチングにより同期検出
をしている。図5は、各コンパレータ出力に於てクロッ
クの位相に関係なくそのレベルが不変であタイミングに
対応してそのレベルに丸印を付しており、6個のパター
ン検出手段6b〜6gはそれぞれコンパレータ出力が丸
印のタイミングに於て所定レベルであるときマッチング
検出出力を発生している。このマッチング検出出力は、
信号波形毎に論理積演算されて同期検出出力として出力
される。
【0018】同期検出出力は、混入する虞れのある非周
期的なノイズを除去する為に1フレーム遅延手段6hに
入力される。この1フレーム遅延手段6hは、音声デー
タ多重期間中にのみクロックを1350周期分計数し、
同期検出出力を音声データ1フレーム分遅延している。
尚、この1フレーム遅延手段6hは、音声多重期間にの
みクロックを検出する為、音声ウインドパルスを入力し
ている。音声ウインドパルス発生手段6iは、MUSE
映像のフレーム同期パルスを起点にクロックを計数して
音声多重期間に対応する音声ウインドパルスを発生して
いる。本実施例では、この遅延した同期検出出力と非遅
延の同期検出出力の論理積出力を同期検出出力として導
出している。
【0019】この同期検出出力は、タイミングパルス発
生手段8に入力される。このタイミングパルス発生手段
8は、制御符号ビットの第1ビット目に位置する同期検
出出力を入力し、同期検出出力を起点としてクロックを
計数して第12ビット目より第17ビット目迄の期間を
含むタイミングパルスEを発生する。このタイミングパ
ルスEに基づくミュート制御データの変更は、再生装置
が再生状態において停止操作等のモード変更操作をした
場合にモード変更の前にシスコン手段9が発生するミュ
ート指令信号発生期間にのみ為される必要がある。そこ
で、本実施例では、タイミングパルスEとミュート指令
信号と音声ウインドパルスの論理積出力を、スイッチン
グ制御出力として出力している。
【0020】このスイッチング制御出力を入力する信号
遅延手段7は、クロックによって読み出されたAD変換
データをメモリ7aに再記憶し、書込読出制御手段7b
にて18クロック遅延信号と24クロック遅延信号とを
選択的に読み出せる様構成しており、スイッチング制御
出力を1/36分周手段7cに入力して得られる分周出
力とスイッチング制御出力を前記書込読出制御手段7b
に入力して18クロック遅延信号が36フレームに1回
の割合で24クロック遅延出力に変わって出力される様
に構成されている。
【0021】この遅延によって得られる遅延信号はAD
変換出力と共に選択手段10に入力される。この選択手
段10は、スイッチング制御出力発生期間中AD変換出
力を遅延信号と置換しており、マスタフレームデータの
周期性を保ちミュート制御データを変更している。この
スイッチング出力はDA変換手段に入力されてアナログ
化された状態で再生信号として出力され、MUSEデコ
ーダに供給される。一方、シスコン手段9は、停止操作
等のモード変更操作をしてMUSE映像の5フィールド
期間に相当するミュート指令信号を発生した後停止指令
等のモード変更指令を発生する。
【0022】その結果、MUSEデコーダは、音声デー
タが不連続となるモード変更の直前にミュート状態とな
り、ノイズ音を解消する。尚、本実施と例に於て、マス
タフレームデータに周期性を持たせる理由は、MUSE
デコーダの中には、この周期性を利用してミュート制御
データの検出をするものが存在することを考慮したもの
であるが、必ずしも必須ではない。
【0023】本実施例では、ジッタ補正後に固定のクロ
ックにて同期信号を遅延したがジッタ補正前でも本発明
を採用できることは言うまでもない。また、クロック周
波数に付いても音声データ伝送周波数に一致させる必要
は必ずしもなく適当な周波数を選択出来る。
【0024】
【発明の効果】よって、本発明によれば、簡単な構成を
付加するだけで通常再生モードを変更して音声データが
途絶する場合に、事前にMUSEデコーダをミュート状
態として、音声ノイズの発生を阻止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示す回路ブロック図であ
る。
【図2】タイプ1の同期信号波形を処理する場合の信号
処理説明図である。
【図3】タイプ2の同期信号波形を処理する場合の信号
処理説明図である。
【図4】タイプ3の同期信号波形を処理する場合の信号
処理説明図である。
【図5】コンパレータ出力とパターンマッチングタイミ
ングの説明図である。
【符号の説明】
6 同期検出手段 7 信号遅延手段 8 タイミングパルス発生手段 10 選択手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2値/3値変換したMUSE音声信号を垂
    直ブランキング期間に時間軸圧縮多重したMUSE信号
    を再生するMUSE再生装置に於て、 再生MUSE音声信号中のフレーム同期信号を検出して
    フレーム同期検出出力を発生する同期検出手段と、 該同期検出手段の出力を所定のクロックにて遅延してミ
    ュート制御データ多重期間を含むタイミングパルスを出
    力するタイミングパルス発生手段と、 前記フレーム同期信号を前記クロックにて所定期間遅延
    して遅延フレーム同期信号を出力する信号遅延手段と、 前記タイミングパルスに同期して通常再生終了前一定期
    間に前記再生MUSE音声信号に代えて前記遅延信号を
    選択する選択手段とを、 それぞれ配して成るMUSE音声のミュートデータ形成
    回路。
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