JPH06189151A - 高圧水平トランス - Google Patents

高圧水平トランス

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JPH06189151A
JPH06189151A JP5193545A JP19354593A JPH06189151A JP H06189151 A JPH06189151 A JP H06189151A JP 5193545 A JP5193545 A JP 5193545A JP 19354593 A JP19354593 A JP 19354593A JP H06189151 A JPH06189151 A JP H06189151A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高圧水平トランスを、水平偏向電流において
発生する高調波の振幅が、特別な振動回路を使用するこ
となく許容される量に低減されるように構成する。 【構成】 巻線の軸線方向における長さLと、高圧巻線
6の外径Dとの比が1より小さく、仕切られたコイルボ
ビン4に、同じ軸線方向位置において周囲に分配されて
いる複数のダイオード7が配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1次巻線に対するコイ
ルボビンと、前記1次巻線を取り囲む、高圧巻線に対す
る仕切られたコイルボビンと、複数のダイオードとを有
する、テレビジョン受像機に対する高圧水平トランスに
関する。
【0002】
【産業上の利用分野】この形式の高圧トランスにおい
て、漂遊インダクタンスおよび漂遊キャパシタンスによ
って惹き起こされかつ1次回路に伝達される高周波振動
が、高圧整流ダイオードがもはや導通していないとき、
走査線の始めに高圧回路において生じる。水平偏向コイ
ルは、順方向掃引の前半の期間に導通しているスイッチ
ングトランジスタおよび順方向掃引の後半の期間に導通
しているフライバックダイオードによってトランスから
完全に減結合されていないので、これにより走査線周波
数に比べて高い周波数が、走査線の始めにおいて水平偏
向電流に生じる。これらの高調波は、画像の上縁に所謂
カーテン効果を招来する。更に、この高調波により巻線
およびトランスのコアのフェライトに損が生じる。更
に、その高い周波数のため高調波は、低い信号レベルに
おいて動作するとき、テレビジョン受像機の信号処理段
におけるスプリアス放射源として作用する。
【0003】これらの高調波の振幅の低減のために、所
謂Ri回路を、水平出力段に対する動作電圧路内に接続
することが周知である。これは、高調波の周波数に同調
されている並列な、減衰された振動回路から成ってい
る。Ri回路は、これらの周波数に対するトラップを形
成するので、水平偏向電流における高調波の振幅は低減
される。しかしこの形式のRi回路は、それを殊に、水
平出力段の完全な動作電流に対して形成しなければなら
ない場合には、高価である。
【0004】
【発明の課題】本発明の課題は、水平偏向電流において
生じる高調波の振幅が、上述の振動回路を使用すること
なく、許容できる量に低減されるように、高圧水平トラ
ンスを構成することである。
【0005】
【発明の概要】この課題は、請求項1の特徴部分に記載
の構成によって解決される。
【0006】本発明の有利な実施例はその他の請求項に
記載されている。
【0007】従って、本質的に、本発明は、優れた形式
の高圧トランスの幾何学的な選定にある。公知の高圧ト
ランスの場合、巻線の、軸線方向における全体の長さ
の、高圧巻線の外径に対する比は明らかに1より大きか
ったが、本発明によるトランスでは、この比は明らかに
1より小さいように設計されている。著しく小さな直径
を有する軸線方向において長いトランスとは異なって、
軸線方向において比較的短くかつ比較的大きな外径を有
するトランスが形成される。一見、この選定は、次の理
由から不都合であると思われるかもしれない:軸線方向
における構造長が比較的短いため、高圧巻線を保持する
ための仕切り室の総数は必然的に、例えば16から9へ
低減される。にも拘らず、所定の高圧の実現のためには
巻きの総数は同じに維持しなければならない。このこと
は、仕切り室当たりの巻数が増加し、即ち個々の仕切り
室が一層沢山巻き付けられることを意味する。それ故に
仕切り室内に存在する巻線の自己キャパシタンスは高め
られる。逆に、これにより、それぞれの巻線の共振周波
数は、Hを水平周波数とした場合、今や例えば、高圧巻
線の、たった13Hへの同調しか可能でなく、21Hへ
の同調はもはや不可能である程に、低減される。にも拘
らず、低減された共振周波数のために、高調波の振幅は
またもや、フーリエの原理に従って増大する。結果とし
て最初は、新しい形式のトランスの構造のために、水平
偏向電流における干渉する高調波の振幅は一層増大する
ものと仮定しなければならない。
【0008】しかしながら驚くべきことに、高調波の振
幅は大きくなく、むしろ著しく小さいことが明らかにな
った。この驚くべき効果に対する理由は次の通りであ
る:仕切り室に存在する高圧巻線のそれぞれの部分巻線
の巻線キャパシタンスの他に、高圧巻線それぞれと1次
巻線との間に作用する結合キャパシタンスもある。仕切
り室当たりのこの結合キャパシタンスは、本発明による
構造によって本質的には変化しない。しかしながら仕切
り室の総数は、軸線方向における低減された長さのため
に著しく、例えば15から9で減少する。結果として、
1つの仕切り室におけるそれぞれの高圧巻線と1次巻線
との間の結合キャパシタンスの和は低減される。従って
高圧巻線と1次巻線との間の有効な容量的結合が低減さ
れる。このことは、2次巻線が1次巻線に対して作用す
る全体の影響も相応に低減されることを意味する。しか
しこの影響は、2次巻線において発生される高調波が共
振のために水平偏向電流に結合される程度に決定的であ
る。2次巻線の、1次巻線に対する容量的な影響は本発
明により著しく低減されるので、水平偏向電流における
高調波の振幅も相応に低減される。結果的に、たいして
コストをかけることなく、水平偏向電流における干渉す
る高調波の著しい低減が実現されるトランスが得られ
る。この低減は、水平偏向電流路におけるRi回路を省
略することができるほど十分に大きい。従って、驚くべ
き仕方において、2次巻線と1次巻線との間の低減され
る磁気結合によって惹き起こされる上述の欠点は、これ
らの巻線間における有効な容量結合が全体として低減さ
れるという驚くべき利点によって補償される。
【0009】30−35kVの特別高い高圧に対して分
割形ダイオードを利用する新しい形式の高圧トランスに
は、コイルボビンにおける仕切り室の壁または仕切り室
上に、軸線方向においてずれて配置されている、複数
の、近似的に12ないし15の高圧整流ダイオードが必
要である。本発明による軸線方向におけるコイルボビン
の短い構造長のために、この種の複数のダイオードをコ
イルボビン上に配することは困難であることがある。こ
の難点は、数個の、特に、4つのダイオードが、仕切ら
れたコイルボビンにそれぞれ同じ軸線方向の位置におい
て周囲に分配されて配置されているという特徴によって
克服される。この解決法により、軸線方向において短い
コイルボビンを用いて必要な数のダイオードを配する際
に困難はない。この種の解決法は、先願の特許出願第4
129678号明細書により詳しく記載されている。
【0010】本発明の別の実施例によれば、1次巻線の
高い方の縁と2次巻線の低い方の縁との間の空間は、電
界が生じないように出来るだけ離れて形成されている。
この解決法により、変位電流に基づく誘電損は著しく低
減される。この形式の電界のない空間は、1次巻線およ
び2次巻線が、近似的に同じ振幅および極性のパルスが
互いに向き合っている巻線の領域において生じるように
極性付けられかつ分配されている場合に実現することが
できる。コイルボビンの軸線方向における1次巻線の上
側の縁におけるパルスが、出来るだけ近似的に等しくか
つ高圧巻線の底における振幅に相応する振幅を有するよ
うにするために、1次巻線は有利には、半径方向に重畳
されている複数の層に分割されている。1次巻線が最も
外側の周囲において、高圧巻線の底におけるパルス電圧
と出来るだけ等しい振幅、周波数および位相のパルスを
伝達するために、動作電圧は低い方の端部、即ちコアに
向き合っている端部において1次巻線に供給される。1
次巻線と2次巻線との間に電界の生じない空間を含んで
いる、この形式の高圧トランスは、西独国特許出願公開
第4039673号明細書に一層完全に記載されてい
る。
【0011】
【実施例】次に本発明を図示の実施例につき図面を用い
て詳細に説明する。
【0012】図1には、コア1と、1次巻線3に対する
コイルボビン2と、高圧巻線6に対する仕切られたコイ
ルボビン4とを含んでいるテレビジョン受像機に対する
高圧トランスが示されている。高圧巻線はコイルボビン
4の仕切り室5に配置されている。分割形ダイオード原
理に従って高圧巻線6に内部接続されている高圧整流ダ
イオード7は、仕切り室5を形成するコイルボビン4の
壁の上に配置されている。1次巻線3は、軸線方向にお
いて前後に配置されている、それぞれ8つの層を有する
2つの並列接続された成層化された巻線を有する。
【0013】巻線3,6の軸線方向における長さLの、
巻線6の外径Dに対する比は、明らかに1より小さくな
るように設計されておりかつ0.5ないし0.85の大
きさのオーダにある。軸線方向において短くかつ半径方
向において長いこの構造のため、1次巻線3と高圧巻線
6との間の全体の有効結合キャパシタンスは著しく低減
される。既述のように、このことは、その巻線がそれぞ
れ、1次巻線とともに固有結合キャパシタンスを形成す
る仕切り室5の数が低減されるという事実に基づいてい
る。2次巻線6と1次巻線3との間の全体の結合キャパ
シタンスを決定するこれら巻線間の表面領域は、公知の
トランスに比べて著しく低減される。低減された全体の
容量結合のため、水平偏向電流において生じる所望しな
い高調波の振幅を発生する容量的な電流の振幅も相応に
低減される。
【0014】図2には、動作方法を説明する電気的な等
価回路図が示されている。ここには、1次巻線3と、そ
れぞれ、図1に示されているように仕切り室5内にある
高圧巻線6とを含んでいる水平偏向トランスTrが略示
されている。実際には、この種の約6ないし10の高圧
巻線が設けられている。高圧整流ダイオード7は、巻線
6に直列に接続されている。発生された高圧UHは、受
像管8に供給される。その他に、水平周波切換電圧9に
よって制御されるスイッチングトランジスタ10、フラ
イバックダイオード11、タンジェンシャルコンデンサ
12および水平偏向コイル13が図示されている。高調
波iOWが重畳されている水平偏向電流iaが、偏向コ
イル13を流れる。高圧巻線6はそれぞれその巻線キャ
パシタンスCeとともに、水平周波数Hの奇数次の高調
波、例えば13Hに同調されている振動回路を形成す
る。結合キャパシタンスCkは、それぞれの高圧巻線6
と1次巻線3との間で作用する。従って、全体として、
n*CKの結合キャパシタンスが全体の高圧巻線6と1
次巻線3との間に作用し、ただしnは高圧巻線6、ひい
ては仕切り室5の数である。その際、軸線方向における
低減された構造長Lのために、nの値は著しく低減さ
れ、従って高圧巻線6間で作用する全体の容量結合が低
減される。
【0015】図3には、コイルボビン4におけるダイオ
ード7の特別な配置が示されている。仕切り室または仕
切り室の壁上に配置されている同じ軸線方向の位置にお
いてコイルボビン4の周囲にわたって均一に分配されて
いる4つのダイオード7a−7dがある。このようにし
て、例えば16のダイオードを、軸線方向における短い
構造長Lにも拘らず、図1に図示のダイオード装置を有
するトランスにおけるコイルボビン4に配することがで
きる。
【0016】図4には、4つのダイオード7a−7d、
即ち12のダイオードが一緒に、3つの幅広の仕切り室
壁14のそれぞれにわたって配置されている、図3の解
決法が図示されている。仕切られたコイルボビン4の仕
切り室5の数は有利には、6−10の大きさのオーダに
ある。1次巻線3または2つの部分巻線の層の数は有利
には、5−12の大きさのオーダにある。
【0017】本発明の更なる改良の目的は、新規な種類
のトランスの構造によって、しかも寸法を高めることな
しに、ダイオードおよび個々の高圧巻線の熱負荷を低減
することである。
【0018】この更なる改良によれば、ダイオードのす
べては、コイルボビンの2つの端部における2つの仕切
り室にのみ配置されている。これにより有利にも、コイ
ルボビンの2つの端部における2つの仕切り室には、そ
の他の仕切り室より短い範囲において部分巻線が充填さ
れており、有利には半分しか充填されていないかまたは
左側は完全に空でさえある。ダイオードのすべては、コ
イルボビンの端部における仕切り室のみに配置しなけれ
ばならないので、数個のダイオード、特に4つのダイオ
ードが、周囲の周りにそれぞれ分配されて1つの仕切り
室壁に配置されている。
【0019】ダイオードはすべてコイルボビンの端部に
のみ配置されているが、高圧巻線の部分巻線はコイルボ
ビンにおける仕切り室にわたって分布しておりかつ、回
路点の観点から、ダイオードは部分巻線間に配置されて
いるという事実のために、部分巻線の端部とダイオード
の端子との間に比較的長いフィードバックがある。その
結果その場合、巻き成端が軸線方向において既にフィー
ドバックされている仕切り室に巻き継ぐことはできな
い。通例、この形式の巻き成端は、既に巻かれている複
数の仕切り室にわたって延在しなければならない。この
形式の装置は、本発明の別の改良例によれば、コイルボ
ビンの軸線方向における相互に連続する仕切り室は、巻
線が1つのダイオードからまたは仕切り室に対する支持
点から、既にその前に巻き付けられている仕切り室にわ
たってのみ位置しているようなシーケンスにおいて巻き
付けられているとき、実現することができる。これによ
り、方向性は、個別仕切り室が連続的に巻き付けられて
いる軸線方向において、仕切り室の連続する群に対して
反対であるように形成されている。この形式の巻き付け
過程は、先願の特許出願第4129678号明細書に記
載されている。
【0020】この解決法は、次の考察に基づいている。
高圧巻線の部分巻線の隣接位置およびダイオードのた
め、巻線およびダイオードの著しい相互加熱が生じる。
この加熱は、軸線方向において見たとき、コイルボビン
の中央において部分的に大きい。結果として、ダイオー
ドは、コイルボビンの中心から、熱負荷が著しく低い、
コイルボビンのリムへ移される。この場合ダイオード
は、それらが特別に危険にさらされている領域から外へ
移されている、即ちそれらが危険な“発火線”から外さ
れている。これにより結果的に、部分巻線およびダイオ
ードによって形成される2つの加熱源の最適な減結合が
生じ、その際これらの加熱源は今や、シリンダにわたっ
て均一に分布している。
【0021】その場合全体として、ダイオードにおける
熱負荷の著しい低減が保証され、その結果ダイオードは
電圧および電流に関して一層強く駆動することができる
かまたは安価なダイオードを使用することができまたは
熱負荷によるダイオードのブレークダウンレートは低減
される。
【0022】次に、この別の改良例を図5ないし図7を
用いて説明する。
【0023】図5には、高圧巻線の部分巻線6が配置さ
れている仕切り室壁14によって形成されている複数の
仕切り室5を有しているコイルボビン4が図示されてい
る。コイルボビン4は一緒に8つの高圧整流ダイオード
7a−7hを保持している。ダイオード7a−7dは、
コイルボビン4の一方の端部における仕切り室壁14a
の周囲にわたって分配されておりかつダイオード7e−
7hは、コイルボビン4の他方の端部における仕切り室
壁14fに配置されている。結果的に、それらの間に位
置している仕切り室5または仕切り室壁14のすべて
は、いずれのダイオードも含んでいない。
【0024】図6には、ダイオード7a−7dが、コイ
ルボビン4の仕切り室壁14aにおいて、周囲に均一に
分配されて配置されていることが示されている。類似の
方法で、ダイオード7e−7hは、反対側の仕切り室1
4fに配置されている。
【0025】図7には、仕切り室壁14を含んでいるコ
イルボビン4、コイルボビン4の2つの端部における2
つの仕切り室壁14aおよび14f、仕切り室5、高圧
部分巻線6a−6hおよびダイオード7が、拡大された
一部断面図にて示されている。それぞれのダイオード7
が2つの部分巻線6の間に位置している電気的な等価回
路が図7の上側部分に示されている。しかし空間配置に
おいて、すべてのダイオード7a−7hは、2つの仕切
り室壁14aおよび14fにおいてのみ位置している。
【0026】コイルボビン4の2つの端部における2つ
の仕切り室5aおよび5hには、部分巻線6aおよび6
hが半分だけ充填されている。この解決法を用いて結果
的に、ダイオード7に対して一層の熱放出が実現され
る。というのは、これらのダイオードは今や巻線6aお
よび6hの上端からの隔離が増大されており、一方軸線
方向におけるそれぞれ次の連続する部分巻線に対する空
間が既に、ダイオード7の熱負荷がこれにより著しく低
減されている程大きいからである。
【0027】本発明の別の改良例の目的は、その電気磁
気特性を劣化することなくこの形式の高圧トランスのコ
ストおよび重量を低減することである。この目的は、フ
ェライトコアが、コア脚の開放端を有するワンピースコ
アとして形成されていることで、達成される。
【0028】ワンピースフェライトコア、即ち所定の狭
いエアギャップが積層化されたコア脚間に形成されてい
ないものは、比較的大きな有効エアギャップを有しかつ
それ故に初期には、テレビジョン受像機に対する高圧ト
ランスに対して不都合であるかまたは適していないもの
と思われていた。しかし、課せられた要求に、コアおよ
びコイルボビンの適当な幾何学的な選定によって応える
ことができることがわかってきた。この特別な選定は、
コイルボビンの軸線方向の長さの、外径に対する比が、
従来のトランスに比して1より著しく小さい点にある。
これにより、コア脚におけるコイルボビンが少なくとも
可能な軸線方向長さしか占めていないということが実現
される。このことは有利である。というのは、大きなエ
アギャップのため、コア効果、即ちコアにおける固有の
巻線のインダクタンスがコア脚の開放端に向かって著し
く減少するからである。これにより閉じたコアの最適な
条件に対する十分に緊密な近似が実現され、その際一方
において、コイルボビンを支持する中央脚は、コア脚に
配置されたコイルボビンの軸線方向の長さより著しく長
く、コイルボビンの外側に位置しているコア脚の長さは
同様に、コイルボビンの軸線方向の長さより著しく大き
く、かつ必要であれば、コイルボビンを支持する中央脚
の長さは同様に、コイルボビンの外側に位置しているコ
ア脚の長さより著しく大きい。
【0029】ワンピース開放コアを有するこの高圧トラ
ンスは複数の利点を有している。隣接するコア脚の間の
所定の小さなエアギャップは形成されていないので、コ
アの固有の表面の特別な洗浄は要求されない。ワンピー
スアッセンブリであるために、例えば、2つのコア半部
を一緒に保持するばねまたはクランプまたは固着過程の
ような2つのコア半部を保持する手段は必要ない。コ
ア、ひいては高圧トランス全体の重量は、15−25%
だけ低減することができる。2つのコア脚の隣接する端
部間の小さなエアギャップは消失するにも拘らず、磁気
的には、例えばトランスの要求される特性に対しては十
分小さいが、機械的には、即ちコイルボビンの導入に対
しては十分大きいエアギャップを、適当な選定によって
コア脚間に形成することができる。測定の結果は、トラ
ンスの外側における漂遊磁界は、公知のトランスに比べ
て著しく小さいことを示している。このトランスは、渦
電流、ひいては冷却フィンのような隣接する金属部分に
おける熱損を発生する可能性がある横方向のエアギャッ
プを有していない。更に、公知のトランスにおけるより
もエアギャップが著しく大きいという事実に基づいて、
安価なフェライト材料を使用することができる。フェラ
イトコアの一体設計のため、高圧トランスの製造期間に
コアを追跡、保管および処理するとき、別の利点が生じ
る。
【0030】コアの設計計画に対して種々の可能性があ
る。有利には、一体開放コアは、E字形コアとして形成
されている。U字形コアまたはポット形コアとしても形
成することができる。同様に、コイルボビンの受容に対
する円形の断面を有する中央脚脚と、複数のコア脚、例
えば円の周りに位置しているそれぞれ120°づつ離れ
ている3つの脚または90°づつ離れている4つの脚と
を有する形のコアを使用することができる。
【0031】次に、図8ないし14を用いて別の実施例
について説明する。
【0032】図8には、ベース脚20と、それぞれ矩形
の断面を有する2つの平行な外側脚15,16と、円形
の断面を有する中央脚1とを有するフェライトコアが図
示されている。全体のコイルボビンは、中央脚1に配置
されている。コイルボビンは、例えば受像管の加熱に対
して、作動電圧またはパルスに対して、リブ18によっ
て隔離されている補助巻線19が最初に巻き付けられて
いる内側のコイルボビン2を有している。その上に巻き
付けられている1次巻線3に対する平坦な巻き付け基体
を形成するスリーブ17が、補助巻線19上に位置して
いる。高圧巻線6を含んでいる仕切られたコイルボビン
4は、コイルボビン2の上に位置している。
【0033】中央脚1の長さは、コイルボビン2,4の
長さLより約40ないし50%だけ大きい。更に、中央
脚1の長さは、外側の脚15,16の長さより約10な
いし20%大きい。更に、コイルボビンの長さLの、全
体のコイルボビンの直径Dに対する比は、1より明らか
に小さいように選定されており、実際には近似的に0.
6と0.9との間にある。
【0034】一部分フェライトコアを有する図8の高圧
トランスは勿論、2つの隣接するコア半部によって形成
される所定の小さなエアギャップを有しておらず、むし
ろ中央脚1と外側の脚15,16との間に著しく大きな
磁気的な有効エアギャップを有している。しかし、中央
脚1、外側の脚15,16の既述の選定およびコイルボ
ビン2,4の選定のために、所望の磁気特性を得ること
ができることがわかっている。動作中、図8のトランス
における2つの有効エアギャップは、並列に接続され、
即ち第1に外側の脚15と中央脚1との間のエアギャッ
プが接続され、第2の外側の脚16と中央脚1との間の
エアギャップが接続される。既述の選定のために、脚
1,15,16間に形成される有効エアギャップは、ト
ランスの必要な磁気特性の実現のために磁気的に十分に
小さいが、他方において、中央脚1にコイルボビンを位
置させることができる程度には機械的に十分大きい。
【0035】コア脚1,15,16の開放端のため、中
央脚1に配置された巻線のインダクタンスは、コアの開
放端に向かう方向において著しく減少する。このインダ
クタンスが例えば、中央脚1とベース脚20との間の、
図8の交差点において100%であると仮定すれば、こ
のインダクタンスはコイルボビンの上端ではたった40
%になるにすぎない。中央脚1を通る磁束の、中央脚端
部に向かう減少によって説明することができるこの事実
を、次のようにして有効利用することができる。実際に
は、例えば、受像管の加熱のために、5Vの大きさのオ
ーダにある電圧は、この形式のトランスから取り出され
ている。この種の低い電圧に対しては僅か数巻しか必要
でない。巻きの総数を変えずに実現することしかできな
いので、ときとして所望の電圧に正確に追従することが
できない。そこで電圧の一層正確な調整は、巻線が軸線
方向においてずらされている場合に実現することができ
る。その場合磁束の減少のために、巻線内に誘起される
電圧は、コア脚1の開放端に向かって低下する。その場
合コア1における巻線を軸線方向においてずらすことに
よってまたはコア1における部分巻線の位置に差をつけ
ることによって、所望の電圧を正確に発生する巻線を実
現することができる。
【0036】図9には、この形式の構造が示されてい
る。種々の部分巻線19a−19bは、リブ18の間の
コイルボビン2に異なった軸線方向の位置において配置
されている。この形式の全体の巻線の分布およびコア1
における異なった軸線方向の位置決めによって、今日所
望される電圧を実現することができる。その都度の巻数
は等しくても、部分巻線19aは、脚1のベースにおけ
る巻線19bより著しく低いインダクタンス、ひいては
極めて低い誘導電圧を有する。
【0037】図10には、コアの形の変形例が示されて
いる。基本的に、コアは図8と同じように形成されてい
るが、相互に120°づつずれておりかつここでは円形
のベース脚20に配置されている3つの外側の脚15を
有している。コイルボビン2,4はここでも、中央脚1
と3つの外側の脚15との間に挿入されている。
【0038】図11において、円形の断面および、相互
に90°づつずれておりかつそれぞれが矩形の断面を有
する4つの外側の脚5を有する中央脚1は、ここでも円
形のベース脚20に配置されている。
【0039】図12において、コアはポットコアとして
形成されている。この場合外側の脚15aは、中央脚1
をリングのように取り囲みかつそれとともに、コイルボ
ビン2,4を受容するためのポット形状の空間を形成し
ている。
【0040】図13には、コイルボビン1を除いたコア
の別の形状が示されている。脚1の方の側において、コ
ア脚15bは、脚1と脚15bとの間の距離が等しくか
つ最適な遮蔽が実現される程度の半径を有する円くなっ
た断面を有している。更に、脚1,15bを連結するベ
ース脚20aは、脚1および15bより小さく形成され
ており、即ちいわば、ベース脚20aは頸部を有してい
る。これにより、材料を節約しかつ有効コア部分を有効
磁界に一層良好に整合することができる。脚1の断面を
100%であると仮定すれば、脚15bおよび20aは
約50%の断面を有する。このことの他に、この構造に
より、脚1に配置されている巻線のインダクタンスの、
巻線を流れる電流に対する依存性を表す特性曲線の広が
りを実現することができる。
【0041】図14には、図13のコアの変形が示され
ており、ここでは単に脚15cは、円みなしに形成され
ており、即ちそれらは断面が矩形である。
【0042】コア脚1の開放端に向かって形成されるイ
ンダクタンスの示された減少のため、2つまたは複数の
平行な素線によって巻き付けられている2つの巻線が、
巻線の異なった軸線方向の位置のために異なったインダ
クタンスを有することが起こり得る。結果として、不都
合な変位電流が2つの巻線間に生じることがある。実際
にこのことは、これらの素線に対して所謂僅かによられ
た素線を使用することによって取り除くすることができ
る。これは、リッツ素線に類似しておりかつ近似的に5
0mmの比較的大きなよりを有する約3ないし5本の素線
から成る素線である。この種の僅かによられたリッツ素
線は、真のリッツ素線より著しく安価である。3つの隣
接する平行な素線を有する巻線に対して、3本の素線か
ら形成される巻線の種々のインダクタンスは、一層容易
に制御することができる。これは特に、層のように巻き
付けられる1次巻線3に使用される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の高圧トランスの断面図である。
【図2】作動法を説明するための等価回路図である。
【図3】高圧整流ダイオードの配置を示す、図1の側面
図である。
【図4】図3のトランスを上から見た平面図である。
【図5】仕切られたコイルボビンとダイオードの配置を
示す概略図である。
【図6】仕切り室壁におけるダイオードの配置を示す概
略図である。
【図7】コイルボビンと部分高圧巻線の配置関係を示す
概略図およびダイオードの等価回路図である。
【図8】コアとコイルボビンと種々の巻線の実施例を示
す概略図である。
【図9】図8の別の実施例の一部を示す概略図である。
【図10】コアの変形例を示す略図である。
【図11】コアの別の変形例を示す略図である。
【図12】ポットコアとして形成されている実施例を示
す略図である。
【図13】コアの別の形を、コイルボビンを除いて示す
略図である。
【図14】図13のコアの変形例を示す略図である。
【符号の説明】
K フェライトコア、 1 中央脚、 2,4 コイル
ボビン、 3 1次巻線、 6 高圧巻線、 7,7a
−7f ダイオード、 14a,14f 仕切り室、
20a ベース脚、 15a,15b 外側の脚、 L
巻線の軸線方向における全体の長さ、 D 高圧巻線
の外径
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヴァルター ゴーゼベルク ドイツ連邦共和国 ハノーヴァー コペン ハーゲナー シュトラーセ 81 (72)発明者 ハンス−ヴェルナー ザンダー ドイツ連邦共和国 ハノーヴァー フライ ディングシュトラーセ 16 (72)発明者 ロルフ ハイドリッヒ ドイツ連邦共和国 ハノーヴァー ウンテ レ ライエ 7デー

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1次巻線(3)に対するコイルボビン
    (2)と、前記1次巻線を取り囲む、高圧巻線(6)に
    対する仕切られたコイルボビン(4)と、複数のダイオ
    ード(7)とを有する、テレビジョン受像機に対する高
    圧水平トランスにおいて、 a)前記巻線の、軸線方向における全長(L)の、前記
    高圧巻線(6)の外径(D)に対する比は、明確に1よ
    り小さいようになされており、 b)前記仕切られたコイルボビン(4)上に、同じ軸線
    方向位置において周囲にわたって分配された複数個のダ
    イオード(7)がそれぞれ配置されていることを特徴と
    する高圧水平トランス。
  2. 【請求項2】 前記比(L/D)は近似的に0.5ない
    し0.85である請求項1記載の高圧水平トランス。
  3. 【請求項3】 周囲にわたって分配されている4つのダ
    イオード(7a−7d)のそれぞれの群は、前記仕切ら
    れたコイルボビン(4)の最も外側の周囲に同じ軸線方
    向位置において配置されている請求項1記載の高圧水平
    トランス。
  4. 【請求項4】 1次巻線(3)および2次巻線(6)
    は、前記巻線(3,6)の相対向している領域に近似的
    に同じ振幅および極性のパルスが生じかつ前記巻線
    (3,6)間に仮想に電界のない空間が形成されるよう
    に、極性付けられかつ分配されている請求項1記載の高
    圧水平トランス。
  5. 【請求項5】 1次巻線(3)は、複数の重畳された層
    を有する成層巻線として形成されておりかつ下側の層の
    巻線端部が、作動電圧(UB)への成端のために設けら
    れておりかつ上側の層の巻線端部が、周期的なスイッチ
    に対する接続のために設けられている請求項4記載の高
    圧水平トランス。
  6. 【請求項6】 周囲にわたって分配された複数のダイオ
    ード(7a−7d)はそれぞれ、前記コイルボビン
    (2)の2つの端部における仕切り室(14a,14
    f)の壁にのみ配置されている請求項1記載の高圧水平
    トランス。
  7. 【請求項7】 フェライトコア(K)は、コア脚(1,
    15,16)の開放端を有するワンピースコアとして形
    成されている請求項1記載の高圧水平トランス。
  8. 【請求項8】 フェライトコア(K)は、E字形コアとし
    て形成されている請求項7記載の高圧水平トランス。
  9. 【請求項9】 フェライトコア(K)は、ポットコアと
    して形成されている請求項7記載の高圧水平トランス。
  10. 【請求項10】 コアは、コイルボビン(2,4)を支
    持する円形部分を有する中央脚(1)と、異なった角度
    位置において前記中央脚の周りに位置する、複数の外側
    の脚(15)とを有する請求項7記載の高圧水平トラン
    ス。
  11. 【請求項11】 中央脚(1)および2つの直径方向に
    対向する外側の脚(15b)を連結するたベース脚(2
    0a)は、前記外側の脚(15b)より小さいように構
    成されている請求項10記載の高圧水平トランス。
  12. 【請求項12】 コイルボビン(2,4)を支持するフ
    ェライトコア(K)の中央脚(1)の長さは、外側の脚
    (15,16)の長さより10−30%大きい大きさの
    オーダにある請求項8から9までのいずれか1項記載の
    高圧水平トランス。
  13. 【請求項13】 コイルボビンを支持する中央脚(1)
    の軸線方向の長さは、コイルボビンの軸線方向の長さよ
    り40−60%大きい大きさのオーダにある請求項7記
    載の高圧水平トランス。
  14. 【請求項14】 1次巻線(3)は、50mmの大きさの
    オーダにある比較的長いよりを有する僅かによられたリ
    ッツ素線から成る請求項7記載の高圧水平トランス。
  15. 【請求項15】 巻線(19b)は、コア脚(1)の開
    放端から離れている、コイルボビンの軸線方向の長さの
    部分にわたってのみ延在している請求項7記載の高圧水
    平トランス。
  16. 【請求項16】 中央脚(1)に配置されている巻線
    (19)の固有インダクタンスまたは出力電圧は、前記
    脚(1)における巻線の軸線方向のずれまたは前記脚
    (1)の軸線方向の長さにわたって部分巻線(19a,
    19b)を分配することによって設定されている請求項
    10記載の高圧水平トランス。
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